JP2009207557A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】血液の漏れを有効に防止することが可能な吸収性物品を提供する。
【解決手段】体液透過性の表面シート2と、体液不透過性の裏面シート3と、前記表面シート2と前記裏面シート3の間に介在される吸収体4とからなり、前記吸収体4の幅方向両側部に長手方向に沿って設けられた一対の防漏壁5と、これら一対の防漏壁5間に、前記吸収体4の肌当接部Bの両側に設けられた防漏溝8とを備えた吸収性物品である。前記防漏溝8は、前記肌当接部Bの幅方向両側部で幅方向外側に向けて弧状に突出する部分を有し、前記吸収体4における前記防漏壁5と前記防漏溝8との間の領域9に、少なくとも一対の防漏溝8の肌当接部Bを含む領域より剛性が高い圧縮部位15を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、生理用ナプキン等の吸収性物品に関する。
特許文献1には、吸収体の左右両側に内側圧縮溝が縦方向に延びて形成され、内側圧縮溝の外側に間隔を空けて外側圧縮溝が縦方向に延びて形成された生理用ナプキンが開示されている。
特許文献2には、吸収体の左右両側に長手方向に延びる側方防漏溝が形成され、側方防漏溝を連結する連結防漏溝が吸収体の前後に形成され、吸収体の左右両側に弾性部材を有する防漏壁が設けられた生理用ナプキンが開示されている。この生理用ナプキンは、弾性部材による伸縮力がない部位を折曲部として折り畳んで包装材に個装するようになっている。
特許文献3には、吸収体の左右両側に防漏溝を設けると共に防漏溝の外側に防漏壁を設け、この防漏壁に長手方向に延びる弾性部材を伸長状態で設けた生理用ナプキンが開示されている。
特開2004−181084公報 特許第3824452号公報 特開2007−89906公報
しかしながら、特許文献1の生理用ナプキンでは、内側圧縮溝及び外側圧縮溝が前方中央領域から中間中央領域にかけて徐々に広がっている形状となっているため使用時に作用する大腿部からの圧力が前方中央領域一点に集中するため、女性の膣口に向けて吸収体が持ち上げられ、それにより膣口から排出される血液を確実に受け止めることができ易いが、ショーツ等の衣類に確実に装着できなかった場合には、一点でのピンポイントでのフィット状態となっているため、膣口との間に隙間が発生し、この隙間により血液漏れが発生する問題がある。
特許文献2の生理用ナプキンでは、防漏壁における弾性部材の伸縮力が作用している部分を折り畳むと、この折り畳みにより防漏壁が潰れて防漏効果がなくなる。このため、弾性部材の伸縮力が作用していない部位を折り畳まなければならず、折り畳み部分が制限されるため、防漏効果を有した部分が小さくなり、その結果防漏効果が低下して血液の漏れが発生する問題がある。
特許文献3の生理用ナプキンでは、弾性部材の伸縮力を高めて防漏壁の防漏効果を高める場合には、剛性が低いため防漏壁として起立し続けることができず、血液漏れを発生する。又、吸収体の左右両側に内側防漏溝及び外側防漏溝を2本形成して着用者の排泄部に対向する部分の防漏効果を高める場合には、防漏溝が1本追加されるため、その分排泄部に対向する部分の面積が小さくなって血液漏れが発生する問題がある。
そこで本発明は、血液の漏れを有効に防止することが可能な吸収性物品を提供することを目的とする。
請求項1の吸収性物品は、体液透過性の表面シートと、体液不透過性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートの間に介在される吸収体とからなり、前記吸収体の幅方向両側部に長手方向に沿って設けられた一対の防漏壁と、これら一対の防漏壁間に、前記吸収体の肌当接部の両側に設けられた防漏溝とを備えた吸収性物品であって、前記防漏溝は、前記肌当接部の幅方向両側部で幅方向外側に向けて弧状に突出する部分を有し、前記吸収体における前記防漏壁と前記防漏溝との間の領域に、少なくとも一対の防漏溝の肌当接部を含む領域より剛性が高い圧縮部位を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の吸収性物品であって、前記圧縮部位は、前記吸収体をエンボス加工にて圧縮形成したエンボス部であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品であって、前記圧縮部位は、長手方向において、折り畳まれて個装される際の吸収性物品の中央部における折曲部と前記吸収体の前端との間に連続的又は間欠的に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、防漏壁と防漏溝との間の領域に、一対の防漏溝の肌当接部を含む領域より剛性が高い圧縮部位を設けたため、使用時に体圧によって潰れ難くなり、しかも防漏壁の起立性が向上し、血液の漏れを確実に防止することができる。
以下、本発明を図示する一実施形態により具体的に説明する。図1は吸収性物品としての生理用ナプキンの実施形態の展開状態の平面図、図2は図1のM−M線断面図、図3は個装する場合の手順を示す平面図である。
生理用ナプキン(以下、ナプキン)1は、尾てい骨付近まで覆うような長手方向後方部に長い縦長形状となっている。図1及び図2に示すように、生理用ナプキン1は、液透過性の表面層としての表面シート2と、液不透過性の裏面層としての裏面シート3と、表面シート2と裏面シート3との間に介在する液保持性の吸収層としての吸収体4とを具備する。
表面シート2としては、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスティックシートを用いることができる。裏面シート3としては、疎水性の不織布、不透水性のプラスティックフィルム、不織布と不透水性プラスティックフィルムとのラミネートシート等を用いることができる。これに限らず、耐水性の高いメルトブローン不織布や強度の高いスパンボンド不織布で挟んだSMS不織布を用いても良い。
吸収体4としては、フラッフ状パルプ若しくはエアレイド不織布、高吸収ポリマーを用いることができる。フラッフ状パルプとしては、化学パルプ、セルロース繊維、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維を選択できる。エアレイド不織布としては、パルプと合成繊維とを熱融着させまたはバインダーで固着させた不織布を選択できる。高吸収ポリマーとしては、デンプン系、アクリル酸系、アミノ酸系の粒子状または繊維状のポリマーを選択できる。不織布としては、スパンレース、スパンボンド、サーマルボンド、メルトブローン、ニードルパンチ、エアースルー等の不織布を選択できる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができる。
ナプキン1の表面シート2側における左右両側部には、長手方向に沿って一対の防漏壁5、5が配置されている。防漏壁5、5は吸収体4の左右両側縁それぞれの近傍から起立している。
ナプキン1は、その着用時に着用者の排泄部に対向する部位である排泄部対向部Bと、排泄部対向部Bに隣接し且つナプキン1の前方及び後方にそれぞれ位置する前方部A及び第1後方部C、第2後方部Dとに区分される。これらの区分は、折曲部21,22,23によってなされるものであり、前方部Aと排泄部対向部Bとは折曲部21によって区分され、排泄部対向部Bと第1後方部Cとは折曲部22によって区分され、第1後方部Cと第2後方部Dとは折曲部23によって区分されている。排泄部対向部Bは、着用者の肌に接触する肌当接部となるものである。
裏面シート3は、吸収体4の側縁から外方に延出し、ナプキン1の排泄部対向部Bの位置において一対のウイング6を形成している。図示しないが、裏面シート3及びウイング6の着衣対向面には、ナプキン1を着衣に固定するための粘着層が形成されている。粘着層は図示していない剥離紙によって保護されている。表面シート2及び裏面シート3は、それぞれが吸収体4の前後端から延出しており、延出した表面シート2と裏面シート3とが互いに接合されて固定されることによりエンドシール部7が形成されている。
防漏壁5は、吸収体4の左右両側部に配置されている。防漏壁5は、一枚の帯状シート5aと複数の弾性部材5bにより構成される(図2参照)。防漏壁5の固定端は、一部が表面シート2と接合され、また、一部が吸収体4の側縁よりもやや外方の位置においてウイング6の根元部分から起立している。この実施形態における防漏壁5は、中空部5cを有する形状となっている。防漏壁5は中空部5cを有することにより、裏面シート3から盛り上がり易くなっている。なお、防漏壁5としては、基壁部を備えた形状であるΣ型やT型としても良い。帯状シート5aとしては、不織布を用いることができる。
弾性部材5bは、防漏壁5を構成する帯状シート5a内に伸長状態で固定されている。固定手段としては、ヒートシールやホットメルト接着剤などを用いることができる。弾性部材5bとしては、例えばポリオレフィン類及びポリウレタン類の発泡体並びに天然ゴム等のように吸収性物品に用いられるものであれば特に制限されない。弾性部材5bの形状は糸状、帯状、フィルム状等とすることができ、この実施形態においては、470dtexの太さの糸状のものが使用されている。
弾性部材5bは吸収体4の片側で6本以上が配置される。各弾性部材5bの伸長率は、略同様に高倍率となっており、この実施形態では、1.4倍以上で伸長されている。かかる伸長率は防漏壁5の形状に関係なく、一定となっている。
ナプキン1の表面シート2側には、その両側部にナプキン1の長手方向へ延びる防漏溝8、8がそれぞれ形成されている。各防漏溝8、8は、表面シート2と吸収体4とが表面シート2側からエンボス等の圧搾手段を行うことにより圧密化及び一体化されることにより形成されている。上記各防漏壁5は、各防漏溝8のそれぞれの外側に位置している。各防漏溝8は、ナプキン1の縦方向の中心線に関してほぼ対称な形状となっている。各防漏溝8は、れそらの前後端が互いに連結しており、これによって全体として閉じた形状をなしている。
各防漏溝8における排泄部対向部B(肌当接部)に位置する部分においては、ナプキン1の幅方向外方に向けて凸状に湾曲した中央湾曲部8aとなっている。中央湾曲部8aは肌当接部Bの幅方向両側部で幅方向外側に弧状に膨出している。中央湾曲部8aの前後は、ナプキン1の長手方向前後に延びて前方溝8b及び後方溝8cをそれぞれ形成している。中央湾曲部8a及びその前後から延びる前方溝8b及び後方溝8cからなる防漏溝8は、ナプキン1のほぼ全長にわたって延びている。又、後方溝8cからは、さらに長手方向の後方部に延びる後側溝8dが形成されている。後側溝8dはU字形となっており、第1後方部C及び第2後方部Dを縦断している。前方溝8b及び後溝8dは、中央湾曲溝8aと同様に、ナプキン1の幅方向外方に向けて凸状に湾曲している。
この実施形態において、中央湾曲部(肌当接部)8aの幅方向外側で中央湾曲溝8aにかからず且つ長手方向で折曲部21にかからない長さの一点鎖線で示す領域9は圧縮部位15が設けられている。圧縮部位15は、吸収体4上にエンボス等の圧搾手段を施すことによって圧密化されており、剛性が高い部位となっている。領域9に圧縮部位15を形成することにより、高倍率で伸長された防漏壁5の高収縮力による排泄部対向部Bの形状崩壊を阻止できる。これに加えて、中央湾曲溝8aを折曲の起点とした山折れのし易さも維持できる。これらにより、吸収面、すなわち表面シート2側の面が安定的に盛り上がって着用者の身体に密着できる。これにより、血液の横漏れを確実に防止することができる。
このような圧縮部位15を形成することにより、中央湾曲溝8aの幅方向外側に更に防漏溝を設ける必要がなくなり、2本の防漏溝によって硬質化された領域が増えることがなく、使用時に着用者が違和感を感じることがなくなる。さらに、生理用ナプキンにおいては、製造時に表面シート2と防漏壁5とを一体化した後に吸収体4とを接合するために、エンボスにより防漏溝8(ヒンジ)を形成するが、防漏溝8と防漏壁5の距離が小さいと、防漏壁5を巻き込んでエンボスすることがある。このため、防漏溝8と防漏壁5の距離は最低でも5mm程度必要となる。防漏壁5、5間の吸収体4の幅は一般的な女性の股間幅35〜45mmを覆うために、装着時の着けズレも考慮して55〜65mmに設計されている。上述したように、中央湾曲溝8aの幅方向外側に更に防漏溝を設けた場合には、中央湾曲溝8a間の距離がそれだけ狭くなり吸収面を広く確保できない。これに対して、この実施形態の圧縮部位15においては、吸収体4がエンボス等の圧搾手段によって圧密化されているため、違和感を感じることなくナプキン1のフィット性が高まり、これによって防漏効果が一層高まる。特に、吸収体4において盛り上がる部分は、閉じた形状の防漏溝8によって取り囲まれているので、面形状の安定性が一層高められている。
吸収面を一層安定的に盛り上げるためには、防漏溝8、8間に位置する吸収体4の坪量(目付け)を高めるのが効果的である。この場合、防漏溝8、8間に位置する吸収体4の坪量が300〜1500g/m、特に500〜1200g/mであると、吸収面を更に一層安定的に盛り上げることが可能となる。また、この範囲の坪量は、ナプキン1の側方から加わる圧力によって、中央湾曲溝8aを折曲の起点としてナプキン1が身体側へ押し上げられやすくなる点からも有利である。なお、坪量の範囲のうち300〜900g/mの範囲では、折曲の起点となる効果が主たるものであり、900〜1500g/mの範囲では、折曲の起点となる効果に加えて、中高部が太鼓状に若干変形して盛り上がり起こり易くなる効果も生じるものとなる。
防漏溝8、8間に位置する吸収体4の目付けは以上の通りであるが、防漏溝8の外側に位置する吸収体4の目付けは、100〜400g/m、特に150〜300g/mが良好である。吸収体4における防漏溝8の外側部分をこの範囲の目付けとすることにより、圧蜜化されても使用時に硬さの違和感を感じることなく、良好な使用感で且つ吸収面を一層安定的に盛り上げる点及び中央湾曲溝8aを折曲の起点としてナプキン1が身体側へ押し上げられやすくなる点から好ましい。
領域9においては、使用時の違和感を感じさせず、ナプキン1の剛性を維持する点からガーレー剛性値で1000〜2000mg、特に1200〜1800mgであることが好ましい。エンボス等の圧搾手段によって圧密化されていない部分は防漏溝8、8間に位置する吸収体4の目付けが高いため、ナプキン1が使用時によれてしまわない程度に使用感も考慮してガーレー剛性値で150〜800mg、特に300〜500mgであることが好ましい。
さらに同様の観点から、排泄部対向部Bに存在する中央湾曲溝8aは長手方向で長さ50〜120mm、特に70〜100mmが好ましい。第1後方部Cに存在する後方溝8c及び後側溝8dは身体の曲率が大きく変化し始めることによって斜め後ろ漏れを発生させ易い会陰から肛門部を確実にフィットさせるために50〜120mm、特に70〜100mmが好ましい。前方部Aに存在する前方溝8b、第2後方部Dに存在する後方溝8dは長手方向で長さ20〜70mm、特に30〜50mmが好ましい。
以上により、面形状でのフィット性を維持しながら、高倍率で伸長されている防漏壁5の収縮力の影響を受けず起立し続けるナプキン1とすることができる。以下、このナプキン1の個装構造を説明する。
図3に示すように、ナプキン1は包装シート10と共に長手方向に3回折り曲げられて折り畳まれる。包装シート10としては、不織布、フィルム等通常吸収性物品に用いられるものであれば特に制限されないが、剥離処理されているものが好ましい。
ナプキン1を折り畳む際には、図3(a)の状態から折曲部23を起点に第2後方部Dが第1後方部C上に重なるように折り畳まれて領域Eを形成する(図3(b))。次に、折曲部22を起点に領域Eが排泄部対向部B上に重なるように折り畳まれて領域Fを形成する(図3(c))。その後、折曲部21を起点に折り畳むことにより、図3(d)で示す個装体12を形成する。この折り畳みのとき、領域9は上述してあるように折曲部22にかかっていないため、折曲部22は左右各1本の防漏溝8しか存在していない。このためナプキン1の剛性も低く、より折り畳まれ易くなっている。防漏壁5の前後固定部、排泄部対向部(領域9)は起立性を確保する上で吸収体4上にエンボス等の圧搾手段によって圧密化し剛性を高めることが必須であるが、吸収体4における前方部Aの目付け、第2後方部Dの目付けよりも高い排泄部対向部Bの折曲部21、折曲部22はエンボス等の圧搾手段によって圧密化されるとナプキン1を折り畳み難くなるため外すのが望ましい。領域F上に前方部Aが重なって図3に示す個装構造となる。なお、弾性部材5bの伸縮力が作用している領域は折曲部21、折曲部22と折曲部23、ナプキン1の長手方向前端部から後端部まで特に規定されない。
このような実施形態では、防漏壁5と防漏溝8との間の領域9に、一対の防漏溝8の排泄部対向部Bを含む領域より剛性が高い圧縮部位15を設けたため、使用時に体圧によって潰れ難くなり、しかも防漏壁5の起立性が向上し、血液の漏れを確実に防止することが可能となる。
又、剛性の低い中央湾曲部8aの内側は、体圧等の外側からの力を受けることにより、中央湾曲部8aを折れ起点として山折れして身体に密着する一方、剛性の高い中央湾曲部8aの外側の圧縮部位15は外側からの力を受けてもよれ難い。そして、防漏壁5は開封後もつぶれていないため、弾性部材5bの高収縮力により、体圧等によりつぶれ難くなり、起立性も向上する。このため、横漏れ防止効果を強化することができる。
本発明の一実施形態を示す展開状態の平面図である。 図1のM−M線断面図である。 個装の手順を示す平面図である。
符号の説明
1 生理用ナプキン
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 防漏壁
8 防漏溝
15 圧縮部位
A 前方部
B 排泄部対向部
C 第1後方部
D 第2後方部

Claims (3)

  1. 体液透過性の表面シートと、体液不透過性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートの間に介在される吸収体とからなり、前記吸収体の幅方向両側部に長手方向に沿って設けられた一対の防漏壁と、これら一対の防漏壁に、前記吸収体の肌当接部の両側に設けられた防漏溝とを備えた吸収性物品であって、
    前記防漏溝は、前記肌当接部の幅方向両側部で幅方向外側に向けて弧状に突出する部分を有し、
    前記吸収体における前記防漏壁と前記防漏溝との間の領域に、少なくとも一対の防漏溝の肌当接部を含む領域より剛性が高い圧縮部位を設けたことを特徴とする吸収性物品。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品であって、
    前記圧縮部位は、前記吸収体をエンボス加工にて圧縮形成したエンボス部であることを特徴とする吸収性物品。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品であって、
    前記圧縮部位は、長手方向において、折り畳まれて個装される際の吸収性物品の中央部における折曲部と前記吸収体の前端との間に連続的又は間欠的に形成されていることを特徴とする吸収性物品。
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