JP2009206893A - パケット送信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のスロットで構成された伝送フレームを伝送する際に、スロットごとに異なる符号化率の誤り訂正符号を用いることが可能なパケット送信装置を提供する。
【解決手段】パケット送信装置5は、等間隔に配置されたパケット信号列をスロットに配置するパケット配置手段51と、PCRを再設定するPCR再設定手段52と、パケットをスロットに定められた誤り訂正符号方式により符号化する誤り保護符号化手段54と、符号化された符号化パケットを搬送波の変調軸上にマッピングするマッピング手段58と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、デジタル放送で伝送されるパケットを送信するパケット送信装置に関する。
現在、デジタル信号を伝送する方式として、種々の伝送方式が規格化されている。例えば、衛星デジタル放送においては、日本で開発されたISDB−S(Integrated Services Digital Broadcasting for Satellite;非特許文献1参照)が存在する。
ISDB−Sは、複数のスロットで構成された伝送フレームにおいて、スロット単位で信号を伝送するものである。このISDB−Sでは、変調方式としてBPSK/QPSK/TCM8PSK、誤り訂正符号(内符号)として符号化率可変なビタビ符号、誤り訂正符号(外符号)として符号化率固定なRS(188,204)〔リードソロモン〕符号を採用している。なお、ISDB−Sでは、伝送フレーム内のスロットごとに異なる変調方式を用いることができる。
ここで、図12を参照して、ISDB−Sにおける複数の変調方式を使用する際の伝送フレームの構成について説明する。図12は、従来のISDB−Sにおける異なる変調方式のスロットの配置例を示すフレーム構成図である。
図12に示すように、ISDB−Sでは、スロット(#1〜#48)ごとに、異なる変調方式(BPSK、QPSK、TCM8PSK)を用いることができる。なお、ISDB−Sでは、一定のデータレートのインタフェース信号を維持するため、各変調方式により1以上のスロット(スロット群)が予め割り当てられている。例えば、TC8PSKでは伝送単位あたり1スロットが割り当てられる。これに対し、例えば、QPSK(r〔符号化率〕=1/2)では、2つのスロットが割り当てられ、1つを有効スロット、他をダミー(無効)スロットとしている。また、例えば、BPSK(r=1/2)では、4つのスロットが割り当てられ、1つを有効スロット、他の3つをダミースロットとしている。
そして、ISDB−Sでは、複数の変調方式を用いる場合、位相数の多い変調方式の順で、かつ、符号化率の高い順に、伝送フレーム内の先頭スロットから順に配置することとしている。さらに、ISDB−Sでは、ダミースロットを使用する場合、割り当てられたスロット群の先頭に有効スロットを配置し、その後にダミースロットを配置することとしている。
この規則に基づいて、ISDB−Sでは、例えば、図12(a)に示すように、QPSK(r=1/2)のスロットは、TC8PSKのスロットの後ろに配置され、QPSKに割り当てられたスロット群である2つのスロット(#47、#48)のうち、最初のスロット#47にQPSKの有効スロットが配置され、スロット#48にダミースロットが配置される。
また、例えば、図12(b)に示すように、BPSK(r=1/2)のスロットは、TC8PSKのスロットの後ろに配置され、BPSKに割り当てられたスロット群である4つのスロット(#45〜#48)のうち、最初のスロット#45にBPSKの有効スロットが配置され、他のスロット#46〜#48にダミースロットが配置される。
また、例えば、図12(c)に示すように、QPSK(r=1/2)のスロット群を2つ配置する場合、1つ目のQPSKに割り当てられたスロット群である2つのスロット(#45、#46)のうち、最初のスロット#45にQPSKの有効スロットが配置され、スロット#46にダミースロットが配置される。また、2つ目のQPSKに割り当てられたスロット群である2つのスロット(#47、#48)のうち、最初のスロット#47にQPSKの有効スロットが配置され、スロット#48にダミースロットが配置される。
ISDB−S:ARIB(Association of Radio Industries and Businesses;社団法人電波産業会) STD−B20,「衛星デジタル放送の伝送方式」,平成13年5月31日,3.0版
従来のISDB−Sでは、変調方式や符号化率によるデータレートの調整をダミースロットにより行っていた。また、従来のISDB−Sでは、1つのパケット(MPEG−2のTSパケット〔188バイト〕)にRS符号を付加して、1つのスロットに配置して伝送していた。
一方では、近年、LDPC(Low Density Parity Check)符号のような誤り訂正能力が非常に高い特性を有する誤り訂正符号が注目を集めている。
しかし、LDPC符号は長大(例えば、数万ビット)な符号長を有し、その情報ビットには、複数のパケットが配置され、しかも符号化率すなわちパケット数を選択可能な誤り訂正符号であるため、1スロット1パケットで扱うことができない。言い換えれば、ダミースロットだけでは一定の周期でパケットを扱うことができず、従来のISDB−Sの技術では、対応することができないという問題がある。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、複数のスロットで構成された伝送フレームを伝送する際に、スロットごとに異なる符号化率となる誤り訂正符号を用いることを可能にし、一定の周期でパケットを扱うことが可能なパケット送信装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために創案されたものであり、まず、請求項1に記載のパケット送信装置は、複数のスロットで構成された伝送フレームのスロットに複数のパケットストリームを構成する固定長のパケットを配置して送信するパケット送信装置において、パケット配置手段と、PCR再設定手段と、誤り保護符号化手段と、シンボルマッピング手段と、を備える構成とした。
かかる構成において、パケット送信装置は、パケット配置手段によって、複数のパケットストリームを構成し、かつ、パケット間が等間隔のパケット信号列を、複数の誤り訂正符号方式の最も大きい符号化率でパケットを配置した際の最大パケット数以上の領域を有する一時記憶手段に、当該一時記憶手段に予め定められた誤り訂正符号化方式により特定される数だけ配置する。このように、複数のパケットストリームを構成する信号列の各パケットをパケット候補位置ごとに等間隔で配置するインタフェース信号を用いるため、異なる符号化率の誤り訂正符号方式を用いる場合であっても、パケット位置を固定にした状態でパケットを扱うことができる。
そして、パケット送信装置は、パケット配置手段で一時記憶手段に配置されたパケットに対し、PCR再設定手段によって、PCRを再設定し、誤り保護符号化手段によって、当該一時記憶手段に予め定められた誤り訂正符号方式により符号化する。そして、パケット送信装置は、シンボルマッピング手段によって、誤り保護符号化手段で符号化された符号化データのシンボルのデータを前記伝送フレームの搬送波の変調軸上にマッピングする。
なお、請求項1に記載のパケット送信装置において、PCR再設定手段は、パケットストリームの伝送制御情報に含まれるTS識別情報に基づいて、PCR設定対象のパケットストリームとそれ以外のパケットストリームを識別し、PCR設定対象のパケットストリームのパケットのみからPCRを取得し、PCR設定対象以外のパケットストリームのパケットを無効パケットとみなすとともに、PCR設定対象のパケットストリームのパケットに対してPCRを再設定することとする。
また、請求項2に記載のパケット送信装置は、請求項1に記載のパケット送信装置において、パケット信号列のパケットは、隣接する一時記憶手段間を含めて等間隔のパケット候補位置に配置され、当該パケット候補位置の周期は、変調シンボルあたりの伝送ビット数の最大値の整数倍であることを特徴とする。
かかる構成において、パケット送信装置は、複数のパケットストリームを構成するパケットの候補位置の周期として、変調シンボルあたりの伝送ビット数の最大値の整数倍のクロックを使用することで、同一のクロックを基準として用いることができる。
本発明は、以下に示す優れた効果を奏するものである。
請求項1に記載の発明によれば、パケット送信装置は、異なる符号化率の誤り訂正符号を用いる場合であっても、等間隔のパケット候補位置に配置された、複数のパケットストリームを構成するパケットをPCRを再設定して送信するため、同一の周期でパケットを送信することができる。また、パケット送信装置は、動的に誤り訂正符号を切り替えて使用することが可能になる。
さらに、請求項1に記載の発明によれば、パケット送信装置は、複数のパケットストリームを構成するパケットを伝送する場合であっても、各々のパケットストリームについて、個別にPCRの再設定を行うことができる。これによって、パケット送信装置は、複数のパケットストリームを構成するパケットを統一的な手順で伝送することが可能となり、さらに装置構成を簡略化することができる。
請求項2に記載の発明によれば、パケット送信装置は、異なる符号化率の誤り訂正符号や、変調シンボルあたりの伝送ビット数が異なる変調方式を用いる場合であっても、パケット候補位置やスロット周期が一定となり、同一のクロック周波数で動作させることができる。これによって、パケット送信装置は、動的に誤り訂正符号や変調方式を切り替えて使用することが可能となり、さらに装置構成を簡略化することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[伝送システムの構成]
まず、図1を参照して、本発明に係るパケット送信装置を適用した伝送システムの構成について説明を行う。図1は、本発明に係るパケット送信装置を適用した伝送システムの構成を示すブロック図である。
伝送システム1は、映像、音声、データ等の情報源を符号化した複数のMPEG−2 TSを、デジタル放送の伝送方式により変調したデジタル変調信号で伝送するものである。
デジタル変調信号を送信する送信側のシステムは、複数の情報源符号化装置2と、複数の多重化装置3と、複数の再多重化装置4と、パケット送信装置5とで構成されている。
情報源符号化装置2は、入力された映像、音声、データ等の情報源(ベースバンドデータ)を符号化するものである。この情報源符号化装置2は、図示を省略した映像符号化部、音声符号化部およびデータ符号化部を備え、入力された情報源をMPEG−2の信号に符号化する。この情報源符号化装置2は、多重化されるパケットストリームごと、および、情報源ごとに複数存在し、それぞれの情報源符号化装置2(2a,2a,…,2a,2b,2b,…,2b,…)で符号化されたMPEG−2の信号は、多重化装置3(3,3,…,3)に出力される。
多重化装置3は、複数の情報源符号化装置2(2a,2a,…,2a,2b,2b,…,2b,…)で符号化されたMPEG−2の信号を多重化するものである。この多重化装置3は、多重化されるパケットストリームごとに複数存在し、それぞれの多重化装置3(3,3,…,3)で多重化されたMPEG−2トランスポートストリーム(以下、TSという)は、再多重化装置4(4,4,…,4)に出力される。
再多重化装置4は、複数の多重化装置3(3,3,…,3)で多重化されたTSを、編成チャンネルごとに再多重化するとともに、パケット送信装置5のTSのタイミングに合わせてPCR(Program Clock Reference)を再設定するものである。この再多重化装置4は、多重化されるパケットストリームごとに複数存在する。これによって、複数の編成チャンネルのTSが多重化されるパケットストリームごとの複数のTSに合成されることになる。この合成された複数のTSは、パケット送信装置5に出力される。
パケット送信装置5は、複数のTSを伝送路符号化し、複数のスロットで構成された伝送フレームのスロットにパケットを配置してデジタル変調信号として送信するものである。このパケット送信装置5から送信されるデジタル変調信号は、受信側のパケット受信装置6で受信される。なお、パケット送信装置5については、後で詳細に説明を行うことにする。
デジタル変調信号を受信する受信側のシステムは、パケット受信装置6と、複数の多重分離装置7と、複数の情報源復号化装置8とで構成されている。
パケット受信装置6は、パケット送信装置5から送信されたデジタル変調信号を受信し、伝送フレームに配置されたTSを復号するものである。このパケット受信装置6で復号された複数のTSは、複数の多重分離装置7に出力される。なお、パケット受信装置6については、後で詳細に説明を行うことにする。
多重分離装置7は、パケット受信装置6から出力される多重化されたTSを、要素信号ごとに分離するものである。この多重分離装置7は、TSごとに複数存在し、それぞれの多重分離装置7(7,7,…,7)で分離された要素信号は、多重化されたTSごと、および、情報源ごとに情報源復号化装置8(8a,8a,…,8a,8b,8b,…,8b,…)に出力される。
情報源復号化装置8は、多重分離装置7で分離された要素信号を映像、音声、データ等の情報源に復号するものである。この情報源復号化装置8は、TSごとおよび情報源ごとに複数存在し、多重分離装置7(7,7,…,7)で分離された要素信号を、多重化されたTSごと、および、情報源ごとに、情報源復号化装置8(8a,8a,…,8a,8b,8b,…,8b,…)で復号する。
なお、ここでは、受信側に、TSごとおよび情報源ごとに複数の多重分離装置7(7,7,…,7)および情報源復号化装置8(8a,8a,…,8a,8b,8b,…,8b,…)を備える構成としているが、例えば、受信側のシステムを一般家庭用のデジタル放送用テレビジョン受像機とした場合、多重分離装置7は受信対象のTS用の1つ、また、情報源復号化装置8については、映像、音声、データ用の3つを備えることになる。また、仮に音声放送専用の特殊な受信機とした場合には、視聴者が選択したチャンネルの音声のみを復号する情報源復号化装置8を1つだけ備える場合もある。
[各部信号の構成]
次に、図2を参照(適宜図1参照)して、本発明の実施形態に係る伝送システムにおけるパケット送信装置5およびパケット受信装置6において、複数のTS(TS,TS,…,TS)を伝送路符号化しデジタル変調信号として送信し、そのデジタル変調信号を複数のTS(TS,TS,…,TS)に復号するまでの各種信号の構成について説明する。図2は、本発明の実施形態に係る伝送システムの信号の構成を示した模式図である。なお、ここでは、5つのスロットSでスロット群SAを構成した例を示している。また、図2(a)(b)(c)において、信号は、最初に左から右へ(スロット)、次に(スロットを単位として)上から下へ、の時間順に表現している。そして、(a)(b)(c)それぞれの図が、ある1つのフレームを表現している。また、(b)と(c)の図の間では、(b)の1スロット群(SA)が、多値変調され(c)の1行に対応している。
パケット送信装置5は、図2(a)に示すように、パケットPが等間隔のパケット候補位置PAに配置されたインタフェース信号を入力(ここでは、再多重化装置から入力)する。なお、インタフェース信号のパケット信号列(TS)は、パケット間に隙間があっても、隙間がなくても構わない。
そして、パケット送信装置5は、パケットPをスロットに配置した後、符号化率に応じて、ダミーパケットPD(ヌルパケット)をさらにスロットに配置する。これによって、パケット送信装置5は、誤り訂正符号の符号化率の変化(実行伝送レートの変化)があってもパケットの伝送レートを一定に保つことができる。
なお、パケット送信装置5は、スロット群SAごとに変調方式が異なる場合、変調方式に応じて、ダミースロットSDに対応するインタフェース信号には、ダミーパケットPDを配置することとする。これによって、一定の伝送レートを保持することができる。
また、図示は省略するが、パケット送信装置5は、パケットPが等間隔のパケット候補位置PAに配置された状態で、PCRを設定することとする。これによって、PCRの位置を特定することで、時刻情報を送信することができる。
また、PCRを設定する際、スロット群SAに複数のTSが混在している場合、パケット送信装置5は、PCRの再設定を行うTSのPCRのみに着目し、その他のTSのPCRについては、ヌルパケット(無効パケット)とみなしてPCRの再設定を行うこととする。これを各TSについて行うことで、各TSのPCR再設定が完了する。
そして、パケット送信装置5は、図2(b)に示すように、インタフェース信号をスロットSごとに誤り訂正符号により符号化して誤り保護符号とし、同期・制御信号等(キャリア同期やフレーム同期のための同期信号、振幅や位相の基準となるパイロット信号、TMCCと呼ばれる制御信号等)を付加することで内部処理信号(論理フレーム)を生成する。このとき、各スロットSは、符号化率に応じて、パケットPが符号化された情報ビットと、冗長ビットとが含まれることになる。なお、ここでは、誤り訂正符号、誤り検出符号などを総称して、誤り保護符号という名称を用いている。
そして、パケット送信装置5は、図2(c)に示すように、図2(b)の論理フレームを、位相数の多い変調方式の順で、かつ、符号化率の高い順に、伝送フレーム内の先頭スロットから順に配置して変調することで、変調信号(物理フレーム)を生成し送信する。
なお、スロットを配置する順は、あくまで従来のISDB−Sに倣った例であり、本発明の本質ではなく、これに限定されるものではない。また、ここでは、変調方式として、32APSK、16APSK、8PSK、QPSKを例示しているが、この変調方式に限定されるものではない。
一方、パケット受信装置6は、図2(c)に示した変調信号を受信し、パケット送信装置5が行った信号変換の逆変換を行うことで、複数のTSを再生する。
このように、本発明によれば、スロット群単位で変調方式を変化させ、さらに、スロット単位で誤り訂正符号の符号化率を変化させることができる。
[信号条件]
ここで、伝送システム1における各種信号の条件について列挙して説明する。
≪条件1≫
複数の変調方式において、伝送ビット数/変調シンボルの最大値をMmaxとしたとき、シンボルクロックfsymをMmax倍したビットクロックを使用する。Mmaxは変調シンボルあたりの変調ビット数(変調ビット数/変調シンボル)の最大値であるため、このビットクロックを使用すれば、すべての変調方式においてビット伝送を行うことができる。
≪条件2≫
変調期間分のスロットをMmaxで等分に分割し、Mmax個のスロットSでスロット群SAを構成する。このとき、実際に変調ビットが存在するM個のスロットを有効なスロットとし、残りのMmax個−M個のスロットをデータの存在しないダミースロットSDとする。
≪条件3≫
パケットPが伝送される可能性のある位置、すなわち、パケット候補位置PAを一定数とする。このパケット候補位置PAのうち、実際にパケットPを配置する割合を変えることで、符号化率の変化(実効伝送レートの変化)に対応できる。
≪条件4≫
パケット候補位置PAの間隔は、隣接するスロット間を含めて等間隔とする。このとき、パケット候補位置PAは、周期的に現れることになる。なお、1スロットあたりのパケット候補位置数Np(パケット/スロット)は、実際に1スロットに配置され得るパケットの最大数以上とする。
≪条件5≫
前記≪条件4≫のもとで、パケット候補位置PAの周期が、ビットクロックの整数倍となるようにパケット候補位置数Npを設定する。すなわち、ビットクロックを単位としたスロット周期(スロット長に同期・制御符号等を付加したもの)をLs、同じくビットクロックを単位としたパケット候補位置周期をLpとしたとき、パケット候補位置数Npは、Ls=Np×Lp(ただし、Lp=N〔N:整数〕)の関係をもつこととする。
≪条件6≫
パケット候補位置周期(パケット周期)Lpが、パケットのビット数Bpよりも少なくなると、転送クロックで処理(転送)が完了しないため、Lp≧Bpとする。
≪条件7≫
なお、必須の条件ではないが、Lp=8N〔N:整数〕の関係が成り立てば、バイトクロック(転送クロックをバイト単位にしたもの)に対しても整数倍の関係になるため、さらによい条件といえる。
[信号の具体例]
ここで、図3〜図5を参照して、前記各条件を満たすための伝送システム1の前提について説明する。図3は、伝送システムにおけるスロットの配置例を示すフレーム構成図である。図4は、伝送システムにおけるスロットの構成を示すスロット構成図である。図5は、伝送システムにおける変調信号の形式を示す図である。
図3に示すように、伝送システム1では、スロット長を44880ビット(5610バイト)とし、ダミースロットを含めて120スロットで構成している。また、同期信号・制御信号(TMCC)等を1600ビット(200バイト)で構成している。なお、同期信号・制御信号等は、変調方式の組み合わせに応じて24〜120の範囲で変化する。
図3に示したフレーム構成において、各スロット(#1〜#120)は、外符号としてBCH符号、内符号としてLDPC符号(符号化率可変)で符号化されている。
また、図4に示すように、伝送システム1が扱うスロットには、内符号符号化率に応じて、TSパケットを、8/10/12/15/18/20/22/24/25/26/27個伝送するモードがある。
そして、伝送システム1は、図4に示した構成を有するスロットを、ダミースロットを除いて変調することで、図5に示すような変調信号を生成する。なお、図3に示した200バイトの同期信号、パイロット信号および制御信号(TMCC等)は、データ中に分散されて伝送される。
このような伝送システム1において、≪条件1≫〜≪条件6≫を満たす具体的な例としては、スロット群のスロット数Max=5(スロット)、スロット周期Ls=46480(ビット)〔5810バイト〕、パケット候補位置数Np=28(個)、パケット候補位置周期Lp=1660(ビット)〔207.5バイト〕、パケットビット数Bp=1504(ビット)〔188バイト〕となる。なお、この例では、≪条件7≫を満たしていないが、パケット候補位置周期Lp(207.5バイト)は、2倍すればバイトクロックの整数倍となるため、≪条件7≫の趣旨も考慮したものとなっている。
以下、これらの条件を満たした伝送システム1を実現するためのパケット送信装置5およびパケット受信装置6について、前記の具体的なパラメータの場合を例に詳細に説明する。
[パケット送信装置の構成]
まず、図6を参照して、本発明の実施形態に係るパケット送信装置の構成について説明する。図6は、本発明の実施形態に係るパケット送信装置の構成を示すブロック図である。ここでは、パケット送信装置5は、クロック発生・分配手段Cと、速度変換手段50と、パケット配置手段51と、PCR再設定手段52と、制御情報生成手段53と、誤り保護符号化手段54(54a,54b)と、インタリーバ55と、バッファ56(56a,56b)と、同期信号生成手段57と、マッピング手段58(58a,58b,58c)と、変調手段59とを備えている。
クロック発生・分配手段Cは、内部クロックを発生させ、シンボルクロック、ビットクロックおよびTSクロックを生成し、それぞれ各手段に分配するものである。
ここで、シンボルクロックは、変調方式において、変調されたシンボルの基準となるクロックである。また、ビットクロックは、ビットクロックは、シンボルクロック(fsym)を、スロット群のスロット数(Mmax)倍したクロック(Mmax×fsym)とする。なお、Mmaxは変調ビット数/シンボルの最大値であるため、ビットクロックをビット伝送の基準クロックとすることにより、すべての変調方式においてビット伝送が可能となる。
また、TSクロックは、パケット(TSパケット)を転送する基準となるクロックである。ここでは、TSクロックは、ビットクロック(Mmax×fsym)を、パケットビット数(Bp)/パケット候補位置周期(Lp)倍したクロック((Bp/LP)×Mmax×fsysm)とする。
速度変換手段50は、入力された信号列(TS,TS,…,TS)を1本の信号ストリームに変換した後に速度変換するものである。ここでは、速度変換手段50は、TSクロックで伝送された隙間のないパケット信号列を時分割多重して1本の信号ストリームに変換し、ビットクロックで伝送されるパケット信号列(パケット間に隙間がある)に速度変換する。
この速度変換手段50は、入力信号として隙間を持たないパケット信号列(TSパケットの場合、厳密な定義によるTS)を扱うためのインタフェース機能ブロックである。例えば、再多重化装置4(図1参照)が、一定の隙間のあるパケット信号列でインタフェース可能な場合には、この速度変換手段50は省略することができる。なお、パケット信号列の隙間の有無にかかわらず、パケットを等間隔に扱うためのパケットの時間管理には変化はないため、本発明の効果には影響はない。
パケット配置手段51は、パケットを一時記憶手段(図示せず)に配置するものである。パケットを配置する際、同期バイトなど固定のデータが含まれる場合は、固定データを削除して配置する場合もある。
PCR再設定手段52は、パケット配置手段51によって一時記憶手段(図示せず)に配置されたパケットの周期に応じてパケットのPCRを再設定するものである。このとき、PCR再設定手段52は、後記する制御情報生成手段53により生成されるTS識別情報に基づいて、PCR設定対象のパケットストリームとそれ以外のパケットストリームを識別し、PCR設定対象のパケットストリームのパケットのみからPCRを取得し、PCR設定対象以外のパケットストリームのパケットを無効パケットとみなすとともに、PCR設定対象のパケットストリームのパケットに対してPCRを再設定する。なお、PCRの再設定を行わない場合、PCR再設定手段52を省略して構成することも可能である。
制御情報生成手段53は、スロット数や、変調方式等の制御情報を示す伝送制御信号(TMCC:Transmission and Multiplexing Configuration Control)を生成するものである。この信号の中には、複数のTSから個々のTSを識別するためのTS識別情報も含まれる。この制御情報生成手段53は、生成した伝送制御信号を誤り保護符号化手段54bに出力する。
誤り保護符号化手段54は、データを、スロットに予め定められた誤り訂正符号方式により符号化するものである。ここでは、誤り保護符号化手段54aは、パケット配置手段51で配置されたスロットのデータを、当該スロットに予め定められた誤り訂正符号方式により符号化する。この誤り保護符号化手段54aで符号化されたスロットのデータは、インタリーバ55に出力される。
また、誤り保護符号化手段54bは、制御情報生成手段53で生成された伝送制御信号を入力し、当該スロットに予め定められた誤り訂正符号方式により符号化する。この誤り保護符号化手段54bで符号化されたデータ(符号化制御信号)は、バッファ56bに一時的に記憶される。
インタリーバ55は、誤り保護符号化手段54aで符号化されたデータを、スロットごとにビットインタリーブするものである。なお、ビットインタリーブは、データを一定の規則で入れ替える動作である。データを、送信側で予め一定の規則で入れ替え、受信側で元に戻すことで、誤り(あるいは訂正能力)を拡散し、誤り訂正符号の訂正能力を十分に引き出すことができる。
バッファ56は、一時的にデータを記憶するものであって、メモリ等の一般的な記憶手段である。ここでは、バッファ56aは、ビットクロックを基準にして、インタリーバ55からデータを入力し、シンボルクロックを基準にして、マッピング手段58aにシンボルのデータを出力する。また、バッファ56bは、ビットクロックを基準にして、誤り保護符号化手段54bからデータを入力し、シンボルクロックを基準にして、マッピング手段58bにシンボルのデータを出力する。なお、このバッファ56a,56bは、誤り保護符号化手段54a,54bの前段に配置される構成であっても構わない。
同期信号生成手段57は、シンボルクロックを基準にして、同期信号を生成するものである。この同期信号は、伝送フレームの同期用の信号である。この同期信号生成手段57は、生成した同期信号をマッピング手段58cに出力する。
マッピング手段(シンボルマッピング手段)58は、予め設定されたスロットの変調方式に合わせて、送信したいシンボルのデータを変調するI/Q軸、位相/振幅軸など、直交軸(変調軸)上にマッピングするものである。
ここでは、マッピング手段58aは、シンボルクロックを基準にして、バッファ56aからデータ(符号化パケット)を読み出して、I/Q軸上などにマッピングする。また、マッピング手段58bは、シンボルクロックを基準にして、バッファ56bからデータ(符号化制御信号)を読み出して、I/Q軸上などにマッピングする。また、マッピング手段58cは、シンボルクロックを基準にして、同期信号生成手段57から出力されるデータ(同期信号)を、I/Q軸上などにマッピングする。
変調手段59は、マッピング手段58(58a,58b,58c)でマッピングされたI/Q軸、位相/振幅軸など、直交軸の信号により搬送波を変調するものである。
このようにパケット送信装置5を構成することで、パケット送信装置5は、複数のスロットで構成された伝送フレームを伝送する際に、一定の間隔でパケットをスロットに配置した信号でインタフェースされるため、スロットごとに異なる符号化率となる誤り訂正符号を用いても、一定の信号レート(ヌルパケットを含むパケットレート)でパケットを扱うことができる。
なお、パケットが配置された周期に応じてパケットのPCRを再設定するPCR再設定機能は、再多重化装置4の一機能として行ってもよい。パケットの周期は等間隔であるため、容易にPCRを再設定することができる。
[パケット送信装置の動作]
次に、図7を参照(構成については適宜図6参照)して、本発明の実施形態に係るパケット送信装置の動作について説明する。図7は、本発明の実施形態に係るパケット送信装置の動作を示すフローチャートである。なお、ここでは、本発明の主要な動作であるTSの配置および送信動作について説明することとする。
まず、パケット送信装置5は、速度変換手段50によって、入力された信号列(TS,TS,…,TS)を時分割多重して1本の信号ストリームに変換し、さらに、パケットの周期が、スロット周期Ls/パケットビット数Bpの周期となるように速度変換する(ステップS1)。
そして、パケット送信装置5は、パケット配置手段51によって、パケットをスロットに配置する(ステップS2)。
そして、パケット送信装置5は、誤り保護符号化手段54aによって、ステップS2までの動作によって配置されたスロットに対し、当該スロットに予め定められた誤り訂正符号方式により符号化を行う(ステップS3)。
そして、パケット送信装置5は、インタリーバ55によって、ステップS3で符号化されたデータをビットインタリーブし(ステップS4)、マッピング手段58aによって、予め設定されたスロットの変調方式に合わせて、送信したいシンボルのデータを変調するI/Q軸、位相/振幅軸など、直交軸上にマッピングする(ステップS5)。
その後、パケット送信装置5は、変調手段59によって、ステップS5でマッピングされたI/Q軸、位相/振幅軸など、直交軸の信号により、搬送波を変調する(ステップS6)。
以上の動作によって、パケット送信装置5は、複数のスロットで構成された伝送フレームを伝送する際に、異なる符号化率となる誤り訂正符号を用いても、一定の周期でパケットを扱うことができる。
以上、本発明の実施形態に係るパケット送信装置5の構成について説明したが、本発明は、この構成限定されるものではない。例えば、ここでは、図示を省略したが、パケット配置手段51や誤り保護符号化手段54に対して、スロットごとの誤り訂正符号化方式を外部から設定する符号化方式設定手段を備えることで、動的に誤り符号化方式を変化させる構成としてもよい。また、変調手段59に対して、スロット群ごとの変調方式を外部から設定する変調方式設定手段を備えることで、動的に誤り変調方式を変化させる構成としてもよい。
なお、パケット送信装置5は、このように誤り符号化方式や変調方式を変化させる場合であっても、一定の信号レート(ヌルパケットを含むパケットレート)でパケットを扱うことができる。
[パケット受信装置の構成]
次に、図8を参照して、参考例であるパケット受信装置の構成について説明する。図8は、参考例であるパケット受信装置の構成を示すブロック図である。ここでは、パケット受信装置6は、クロック再生手段CAと、クロック分配手段CBと、復調手段60と、尤度情報抽出手段61(61a,61b,61c)と、バッファ62(62a,62b)と、同期再生手段63と、デインタリーバ64と、誤り保護手段65(65a,65b)と、制御情報復号化手段66と、パケット再配置手段67と、速度変換手段68とを備えている。
クロック再生手段CAは、後記する復調手段60に入力されるデジタル変調信号に同期したクロックを再生するものである。このクロック再生手段CAで再生されたクロックは、クロック分配手段CBに出力される。
クロック分配手段CBは、クロック再生手段CAで再生されたクロックに基づいて、シンボルクロック、ビットクロック、TSクロックを生成し、それぞれ各手段に分配するものである。なお、シンボルクロック、ビットクロックおよびTSクロックは、図6で説明したクロック発生・分配手段Cが分配するクロックと対応している。
復調手段60は、パケット送信装置5(図6参照)から送信されたデジタル変調信号を、I/Q軸などで復調するものである。この復調手段60で復調された復調信号は、尤度情報抽出手段61に出力される。
尤度情報抽出手段61は、予め設定されたスロットの変調方式に合わせて、復調された直交成分から、シンボルを構成するビットの尤度情報を抽出するものである。
ここでは、尤度情報抽出手段61aは、シンボルクロックを基準にして、復調信号上にマッピングされている尤度情報(符号化パケット〔誤り訂正符号で符号化されたスロット上の誤り保護符号〕の尤度情報)を抽出し、バッファ62aに出力する。
また、尤度情報抽出手段61bは、シンボルクロックを基準にして、復調信号上にマッピングされている尤度情報(符号化制御信号の尤度情報)を抽出し、バッファ62bに出力する。
また、尤度情報抽出手段61cは、シンボルクロックを基準にして、復調信号上にマッピングされている同期信号の尤度情報を抽出し、同期再生手段63に出力する。
なお、尤度情報抽出手段61は、後段の同期再生手段63あるいは誤り保護手段65において、軟判定を行うことを前提にした機能ブロックである。硬判定を行う場合には、尤度情報抽出手段61は、シンボルデマッピング手段になる。
バッファ62は、一時的にデータを記憶するものであって、メモリ等の一般的な記憶手段である。ここでは、バッファ62aは、シンボルクロックを基準にして、尤度情報抽出手段61aからシンボル単位でデータを入力し、ビットクロックを基準にして、デインタリーバ64にそのデータを出力する。
また、バッファ62bは、シンボルクロックを基準にして、尤度情報抽出手段61bからシンボル単位でデータを入力し、ビットクロックを基準にして、誤り保護手段65bにそのデータを出力する。なお、このバッファ62a,62bは、後記する誤り保護手段65a,65bの後段に配置される構成であっても構わない。
同期再生手段63は、シンボルクロックを基準にして、尤度情報抽出手段61cからシンボル単位で同期信号を入力し、再生するものである。なお、同期再生手段63が出力する同期信号は、図示を省略するが、外部に出力されることで、パケット受信装置6が出力する信号列(TS)のスロット単位の同期に使用される。
デインタリーバ64は、ビットクロックを基準にして、バッファ62aからデータの尤度情報を入力し、スロットごとにデインタリーブするものである。このデインタリーバ64は、図6で説明したインタリーバ55で行ったビットインタリーブと逆の変換を行うことで、符号化パケットが連続して配置されたスロットのデータの尤度情報の並びを元に戻す処理を行う。
誤り保護手段65は、スロットに予め定められた誤り訂正符号方式により符号化されたデータを復号するものである。
ここでは、誤り保護手段65aは、ビットクロックを基準にして、デインタリーバ64からデータの尤度情報を入力し、スロットに予め定められた誤り訂正符号により復号する。この誤り保護手段65aで復号されたデータ(パケット)は、パケット再配置手段67に出力される。
また、誤り保護手段65bは、ビットクロックを基準にして、バッファ62bからデータの尤度情報(符号化制御信号の尤度情報)を入力し、当該スロットに予め定められた誤り訂正符号方式により復号する。この誤り保護手段65bで復号されたデータ(制御信号)は、制御情報復号化手段66に出力される。
制御情報復号化手段66は、ビットクロックを基準にして、誤り保護手段65bから復号されたデータ(制御信号)を入力し、制御信号の構成を解析することで、スロット数や、変調方式等の制御情報に復号するものである。なお、制御情報復号化手段66が出力する制御情報は、図示を省略するが、外部に出力されることで、パケット受信装置6が出力する信号列(TS)のスロット単位の情報としても使用される。
パケット再配置手段67は、誤り保護手段65aで復号されたパケットを、スロットごとにパケット周期で等間隔のパケット候補位置に再配置するものである。
ここで、図9を参照(適宜図8参照)して、パケット再配置手段67の構成について説明する。図9は、パケット再配置手段の構成を示すブロック図である。
図9に示すように、パケット再配置手段67は、等間隔パケット配置手段67aと、ダミーパケット配置手段67bと、ダミースロット配置手段67cと、再配置用記憶手段67dとを備えている。
等間隔パケット配置手段67aは、TSを、再配置用記憶手段67dにおいて、等間隔のパケット候補位置に配置するものである。ここでは、等間隔パケット配置手段67aは、パケット候補位置周期Lp=1660(ビット)ごとに、1504ビット(188バイト)のTSパケットと156ビット(19.5バイト)のヌルデータとを配置する。
ダミーパケット配置手段67bは、再配置用記憶手段67dに配置するパケット数が、複数の誤り訂正符号方式の最も大きい符号化率のパケットを配置した際の予め定めた最大パケット数に満たない場合、パケットが配置されないパケット候補位置にダミーパケットを配置するものである。ここでは、ダミーパケット配置手段67bは、ダミーパケットとして、1504ビット(188バイト)のヌルパケットと156ビット(19.5バイト)のヌルデータとを再配置用記憶手段67dに配置する。
ダミースロット配置手段67cは、変調方式ごとに予め割り当てられたスロット数が、予め定めた最大スロット数(ここでは、Mmax=5)に満たない場合、その満たないスロットに、有効なパケットを割り当てないダミースロットを配置するものである。ここでは、ダミースロット配置手段67cは、ダミースロットとして、スロット周期分のヌルパケットおよびヌルデータを再配置用記憶手段67dに配置する。
再配置用記憶手段(一時記憶手段)67dは、スロット群のデータを一時的に記憶するものであって、メモリ等の一般的な記憶手段である。この再配置用記憶手段67dは、パケット送信装置5で扱う複数の誤り訂正符号方式の最も大きい符号化率においてパケットを配置した際の最大パケット数を、Mmax(変調ビット数/シンボルの最大値)倍した以上の記憶容量を有している。ここでは、再配置用記憶手段67dは、スロット周期Lsとして、一時的に46480(ビット)のデータ(図2(a)で説明したインタフェース信号)を記憶することとする。
図8に戻って、パケット受信装置6の構成について説明を続ける。
速度変換手段(出力手段)68は、パケットの信号列を、速度変換するものである。ここでは、速度変換手段68は、ビットクロックを基準にして、パケットを、パケット周期(パケット候補位置周期Lpクロック)/パケット長(パケットビット数Bp)の周期で読み出して、TSクロックでパケット長のデータ(TS,TS,…,TS)を出力する。このときの出力信号は、TS,TS,…,TSを時分割多重した信号となっている。そこで、速度変換手段68は、出力対象のTSでないパケットについては、すべてヌルパケット(無効パケット)で置換してから出力する。例えば、TSが出力対象であれば、TS,…,TSのパケットについてはすべてヌルパケットに置換してから出力する。なお、どのTSが出力対象であるか否かは、図示を省略したキーボードやEPG(電子番組ガイド)等の入力手段を介して予め設定されるものとする。
この速度変換手段68は、出力信号として隙間を持たないパケット信号列(TSパケットの場合、厳密な定義によるTS)を出力するためのインタフェース機能ブロックである。例えば、多重分離装置7(図1参照)が、一定の隙間のあるパケット信号列でインタフェース可能な場合には、この速度変換手段68は省略することができる。なお、パケット信号列の隙間の有無にかかわらず、パケットを等間隔に扱うためのパケットの時間管理には変化はないため、本発明の効果には影響はない。
このようにパケット受信装置6を構成することで、パケット受信装置6は、パケット送信装置5から、伝送フレームのスロットに所定の間隔で配置されたパケットの符号化率を考慮することなく、一定の信号レート(ヌルパケットを含むパケットレート)でパケットを出力することができる。
[パケット受信装置の動作]
次に、図10を参照(構成については適宜図8、図9参照)して、参考例であるパケット受信装置の動作について説明する。図10は、参考例であるパケット受信装置の動作を示すフローチャートである。なお、ここでは、本発明の主要な動作であるTSの受信動作について説明することとする。
まず、パケット受信装置6は、復調手段60によって、デジタル変調信号を復調する(ステップS11)。
そして、パケット受信装置6は、尤度情報抽出手段61aによって、ステップS11で復調された復調信号から、シンボルを構成する各ビットの尤度情報を抽出する(ステップS12)。
そして、パケット受信装置6は、デインタリーバ64によって、ステップS12で抽出されたデータの尤度情報をデインタリーブする(ステップS13)。
その後、パケット受信装置6は、誤り保護手段65aによって、ステップS13でデインタリーブされたデータを、スロットに予め定められた符号化率の誤り訂正符号により復号する(ステップS14)。
そして、パケット受信装置6は、パケット再配置手段67によって、ステップS14で復号されたデータからパケットを抽出し、再配置用記憶手段67dにおいて等間隔のパケット候補位置に配置する(ステップS15)。
そして、パケット受信装置6は、速度変換手段68によって、ステップS15で配置されたパケットを、パケット周期(パケット候補位置周期Lp)/パケット長(パケットビット数Bp)の周期で読み出すことによって速度変換し、パケット信号列(TS,TS,…,TS)を、出力対象でないTSのパケットについてはヌルパケットに置換してから出力する(ステップS16)。
以上の動作によって、パケット受信装置6は、伝送フレームのスロットに配置された誤り訂正符号の符号化率が異なる場合であっても、TSを一定の周期で出力することができる。
[MPEG2−TSの送受信の流れ]
次に、図11を参照(構成については適宜図1、図6、図8および図9参照)して、伝送システム1(図1参照)において送受信されるMPEG−2 TSの送受信の流れについて具体的に説明する。なお、ここでいうMPEG−2 TSとは、特に複数のTSを伝送する場合、先に説明したTS,TS,…,TSが時分割多重された信号である。図11は、MPEG−2TSがパケット送信装置に入力され、パケット受信装置から出力されるまでの一連の流れを説明するための説明図である。なお、信号条件は、前記した≪条件1≫〜≪条件6≫を満たすものである。
また、ここでは、スロットが16APSKで変調されるものとする。この場合、5つのスロット群に対し、4つのスロットが有効スロット、1つのスロットがダミースロットとなる。また、ここでは、スロットがLDPC符号で符号化されるものとする。この場合、図4に示したように、符号化率(内符号符号化率)は1/4〜9/10の間で変化し、スロット内に格納されるパケット数は8〜27の間で変化する。そこで、ここでは、パケット数が10となった場合について例示する。
図11(a)は、多重化装置3と再多重化装置4の間におけるTSの信号列の時間関係、図11(b)は、パケット送信装置5において、速度変換手段50とパケット配置手段51の間における信号列の時間関係、図11(c)は、TSを伝送フレームに格納するための信号列の時間関係であり、パケット送信装置5においては、パケット配置手段51〜バッファ56a間の、パケット受信装置6においては、バッファ62a〜パケット再配置手段67間のそれぞれの信号列の時間関係、図11(d)は、パケット受信装置6において、パケット再配置手段67と速度変換手段68の間における信号列の時間関係をそれぞれ示している。
ここでは、図11(a)で示したTS(188バイトのTSパケット)が、図11(b)に示した1スロットが28個のパケット候補位置数で区分された領域に、1スロットにつき10個ずつ配置される。また、1スロット内における残りのパケットは、ダミーパケットPDが配置される。さらに、TSが配置されなかったスロットは、ダミースロットSDが配置される。なお、パケット候補位置数で区分された領域(1スロット内の28個の領域)は、188バイト+19.5バイトの固定長とし、すべてのパケットが等間隔に配置される。また、再多重化装置4によって(a)から(b)の信号列に変換される際、これらのパケットには、パケットが配置された間隔にしたがってPCRが再設定される。また、PCRを設定する際、複数のTSが混在している場合には、PCRの再設定を行うTSのPCRのみに着目し、その他のTSのPCRについては、ヌルパケットとみなしてPCRの再設定を行う。これを各TSについて行うことで、各TSのPCR再設定が完了する。
この図11(b)のように配置されたパケットは、パケット配置手段51によって配列され、図11(c)のように配列されて、誤り保護符号化手段54aによって誤り保護符号化され、インタリーバ55によってインタリーブされ(インタリーブは省略される場合もある)、最後にバッファ56aによって変調信号のタイミングに合わされる。なお、図11(c)において、188バイトのTSパケットのうち、先頭の同期バイトを省略して187バイトでスロットに格納している。
そして、パケット受信装置6では、バッファ62aによって変調信号のタイミングが図11(c)の時間関係に変換され、デインタリーバ64によってインタリーブが戻され(インタリーブは省略される場合もある)、誤り保護手段65aによって誤り訂正など誤りの保護がなされ、パケット再配置手段67によって配列され、図11(d)のように配置される。なお、図11(d)は、図11(b)と同様の配置(188バイト+19.5バイト)となっている。また、出力対象でないTSのパケットについてはヌルパケットに置換されて出力される。
このように、前記した信号の条件を満たすことで、パケット送信装置5およびパケット受信装置6は、内部処理において、符号化率に関係なく、同一のパケット周期(ここでは、ビットクロックを単位に188+19.5バイト周期のTSパケット)で処理を行うことができる。
以上、本発明に係るパケット送信装置5(および参考例であるパケット受信装置6)について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
ここでは、フレームの全スロットで1つのパケットストリーム(TS)を構成する場合を基準に説明したが、一部のスロットで1つのパケットストリーム(TS)を構成することとしてもよい。この場合、全スロットの数をNall、一部のスロットの数をNpartとしたとき、パケット送信装置5では、Nall/Npart倍の速度変換、パケット受信装置6では、Npart/Nall倍の速度変換を行う変換手段を追加すればよい。
また、ここでは、有効なパケットをスロット前半に配置し、ヌルパケットをスロット後半に配置した例を説明したが、本発明はこの配置に限定されるものではない。例えば、有効なパケットをスロット後半にヌルパケットをスロット前半に配置してもよい。また、スロット中で有効なパケットがなるべく均等に分布するように、有効なパケットを配置するパケット候補位置を選択することとしてもよい。さらに、パケット送信装置5のバッファ56aや、パケット受信装置6のバッファ62aによる一時記憶時間が最も少なくてすむパケット候補位置を選択することとしてもよい。
さらに、ダミースロットも含めてスロット群を1つの固まりとして、前記と同様にパケット候補位置を選択することとしてもよい。すなわち、スロット群中で有効なパケットがなるべく均等に分布するように、有効なパケットを配置するパケット候補位置を選択することとしてもよいし、パケット送信装置5のバッファ56aや、パケット受信装置6のバッファ62aによる一時記憶時間が最も少なくてすむパケット候補位置を選択することとしてもよい。
本発明の実施形態に係る伝送システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る伝送システムの信号の構成を示した模式図である。 本発明の実施形態に係る伝送システムにおけるスロットの配置例を示すフレーム構成図である。 本発明の実施形態に係る伝送システムにおけるスロットの構成を示すスロット構成図である。 本発明の実施形態に係る伝送システムにおける変調信号の形式を示す図である。 本発明の実施形態に係るパケット送信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るパケット送信装置の動作を示すフローチャートである。 参考例であるパケット受信装置の構成を示すブロック図である。 参考例であるパケット再配置手段の構成を示すブロック図である。 参考例であるパケット受信装置の動作を示すフローチャートである。 本発明において、MPEG−2TSがパケット送信装置に入力され、パケット受信装置から出力されるまでの一連の流れを説明するための説明図である。 従来のISDB−Sにおける異なる変調方式のスロットの配置例を示すフレーム構成図である。
符号の説明
1 伝送システム
2 情報源符号化装置
3 多重化装置
4 再多重化装置
5 パケット送信装置
50 速度変換手段
51 パケット配置手段
52 PCR再設定手段
53 制御情報生成手段
54 誤り保護符号化手段
55 インタリーバ
56 バッファ
57 同期信号生成手段
58 マッピング手段(シンボルマッピング手段)
59 変調手段
C クロック発生・分配手段
6 パケット受信装置
60 復調手段
61 尤度情報抽出手段
62 バッファ
63 同期再生手段
64 デインタリーバ
65 誤り保護手段
66 制御情報復号化手段
67 パケット再配置手段
67a 等間隔パケット配置手段
67b ダミーパケット配置手段
67c ダミースロット配置手段
67d 再配置用記憶手段(一時記憶手段)
68 速度変換手段(出力手段)
CA クロック再生手段
CB クロック分配手段
7 多重分離装置
8 情報源復号化装置

Claims (2)

  1. 複数のスロットで構成された伝送フレームのスロットに複数のパケットストリームを構成する固定長のパケットを配置して送信するパケット送信装置において、
    前記複数のパケットストリームを構成し、かつ、パケット間が等間隔のパケット信号列を、複数の誤り訂正符号方式の最も大きい符号化率でパケットを配置した際の最大パケット数以上の領域を有する一時記憶手段に、前記パケットストリームごと、および、当該一時記憶手段に予め定められた誤り訂正符号化方式により特定される数のパケットごとに配置するパケット配置手段と、
    前記パケットが配置された周期に応じて前記パケットのPCRを再設定するPCR再設定手段と、
    前記パケット配置手段で一時記憶手段に配置されたパケットを、当該一時記憶手段に予め定められた誤り訂正符号方式により符号化する誤り保護符号化手段と、
    この誤り保護符号化手段で符号化された符号化データのシンボルのデータを前記伝送フレームの搬送波の変調軸上にマッピングするシンボルマッピング手段と、を備え、
    前記PCR再設定手段は、前記パケットストリームの伝送制御情報に含まれるTS識別情報に基づいて、PCR設定対象のパケットストリームとそれ以外のパケットストリームを識別し、PCR設定対象のパケットストリームのパケットのみからPCRを取得し、PCR設定対象以外のパケットストリームのパケットを無効パケットとみなすとともに、PCR設定対象のパケットストリームのパケットに対してPCRを再設定することを特徴とするパケット送信装置。
  2. 前記パケット信号列のパケットは、隣接するスロット間を含めて等間隔のパケット候補位置に配置され、当該パケット候補位置の周期は、変調シンボルあたりの伝送ビット数の最大値の整数倍であることを特徴とする請求項1に記載のパケット送信装置。
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