JP2009206052A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 透明基板と、該透明基板上に形成された透明電極と、該透明電極上に形成された有機化合物からなる発光層と、該発光層上に形成された電極とを有する有機ＥＬ素子において、
   前記透明基板の表面に、凹凸のピッチが０．７μｍ〜３０μｍでランダムな値をとり、凹凸の高さが０．７μｍ〜２０μｍでランダムな値をとる複数の凹凸構造が設けられたことを特徴とする有機ＥＬ素子。
2. 前記複数の凹凸構造が、非平面スペックル構造を含むことを特徴とする請求項１記載の有機ＥＬ素子。
3. 透明基板が、平板ガラス又は樹脂平板と、該平板ガラス又は樹脂平板上に設けられた表面層とを含み、
   前記表面層に、前記複数の凹凸構造が設けられたことを特徴とする請求項１又は請求項２記載の有機ＥＬ素子。
4. 透明基板が、平板ガラス又は樹脂平板と、該平板ガラス又は樹脂平板上に設けられた透明樹脂フィルムとを含み、
   前記透明樹脂フィルムに、前記複数の凹凸構造が設けられたことを特徴とする請求項１又は請求項２記載の有機ＥＬ素子。
5. 前記透明基板は、前記発光層の光を入射する入光面と、前記光を出射する出光面とを有し、その拡散角度が下記式（１）を満たすために十分な形状を有することを特徴とする請求項１から請求項４のいずれかに記載の有機ＥＬ素子。
   ０．０１５≦πｔａｎ（α／２）ｔａｎ（β／２）≦３５・・・・（１）
   α：基板の最小拡散角、０°＜α＜１８０°
   β：最小拡散角αを与える測定方向に略直交する測定方向での拡散角、０°＜β＜１８０°
6. 前記透明基板は、前記発光層の光を入射する入光面と、前記光を出射する出光面とを有し、その拡散角度が下記式（２）を満たすために十分な形状を有することを特徴とする請求項１から請求項４のいずれかに記載の有機ＥＬ素子。
   ０．０１５≦４ｔａｎ（α／２）ｔａｎ（β／２）≦３５・・・・（２）
   α：基板の最小拡散角、０°＜α＜１８０°
   β：最小拡散角αを与える測定方向に略直交する測定方向での拡散角、０°＜β＜１８０°
7. 有機ＥＬ素子の出光最表面に積層される透明樹脂フィルムであって、
   該透明樹脂フィルムの表面に、凹凸のピッチが０．７μｍ〜３０μｍでランダムな値をとり、凹凸の高さが０．７μｍ〜２０μｍでランダムな値をとる複数の凹凸構造が設けられたことを特徴とする透明樹脂フィルム。
8. 前記複数の凹凸構造が非平面スペックル構造を含むことを特徴とする請求項７記載の透明樹脂フィルム。
9. 光を入射する入光面と、光を出射する出光面とを有し、その拡散角度が下記式（３）を満たすために十分な形状を有することを特徴とする請求項７又は請求項８記載の透明樹脂フィルム。
   ０．０１５≦πｔａｎ（α／２）ｔａｎ（β／２）≦３５・・・・（３）
   α：透明樹脂フィルムの最小拡散角、０°＜α＜１８０°
   β：最小拡散角αを与える測定方向に略直交する測定方向での拡散角、０°＜β＜１８０°
10. 光を入射する入光面と、光を出射する出光面とを有し、その拡散角度が下記式（４）を満たすために十分な形状を有することを特徴とする請求項７又は請求項８記載の透明樹脂フィルム。
    ０．０１５≦４ｔａｎ（α／２）ｔａｎ（β／２）≦３５・・・・（４）
    α：透明樹脂フィルムの最小拡散角、０°＜α＜１８０°
    β：最小拡散角αを与える測定方向に略直交する測定方向での拡散角、０°＜β＜１８０°