JP2009204763A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】移動可能な中間転写ベルトを介して感光ドラムに対向する位置に固定された転写部材が、シート部材32aを有し、このシート部材32aの前記ベルトと接触する接触面に設けた凹凸が、多数の凹部33aと、前記各凹部33aを取り囲む網目状の凸部34aとから形成されている。
【選択図】 図3
Description
本発明に係る実施例1について、図面を用いて説明する。図1は、画像形成装置の全体構成の概略図である。ここでは、画像形成装置として、複数の画像形成部(画像形成ステーション)を備えたカラープリンタを例示している。
実施例2で用いたシート部材32aの中間転写ベルトと摺擦する表面(接触面)の凹凸形状について具体的に説明する。図3に示すように、シート部材32aの中間転写ベルトと摺擦する表面の凹凸形状において、凹部33aは一辺の長さLaが200μmの上部正方形と、一辺の長さLbが100μmの底部正方形からなるテーパー形状である。また凹部33aは、隣り合う凹部33a,33aの中心間距離Lを260μmとして規則的に配置している。前記各凹部33aを取り囲む凸部34aは線幅tが60μmの網目状に形成されており、シート部材32aの中間転写ベルトと摺擦する表面に占める凸部34aの面積率は40%である。
実施例3で用いたシート部材32aの中間転写ベルトと摺擦する表面(接触面)の凹凸形状について具体的に説明する。図3に示すように、シート部材32aの中間転写ベルトと摺擦する表面の凹凸形状において、凹部33aは一辺の長さLaが200μmの上部正方形と、一辺の長さLbが100μmの底部正方形からなるテーパー形状である。また凹部33aは、隣り合う凹部33a,33aの中心間距離Lを320μmとして規則的に配置している。前記各凹部33aを取り囲む凸部34aは線幅tが120μmの網目状に形成されており、シート部材32aの中間転写ベルトと摺擦する表面に占める凸部34aの面積率は60%である。
実施例4で用いたシート部材32aの中間転写ベルトと摺擦する表面(接触面)の凹凸形状について具体的に説明する。図3に示すように、シート部材32aの中間転写ベルトと摺擦する表面の凹凸形状において、凹部33aは一辺の長さLaが200μmの上部正方形と、一辺の長さLbが100μmの底部正方形からなるテーパー形状である。また凹部33aは、隣り合う凹部33a,33aの中心間距離Lを450μmとして規則的に配置している。前記各凹部33aを取り囲む凸部34aは線幅tが250μmの網目状に形成されており、シート部材32aの中間転写ベルトと摺擦する表面に占める凸部34aの面積率は80%である。
まず、図4を用いて、シート部材が湾曲(カール)するメカニズムについて説明する。図4は、図3(b)と同様の、シート部材のX−X断面図である。なお、図中、42aはシート部材、43aは凹部、44aは凸部である。
上述した実施例の効果を調べるため、プロセススピード100mm/secの画像形成装置を用いて、以下に示す比較例と共に転写不良の有無ついて評価した。図5は、比較例で用いた一次転写部材を説明する断面図であり、図中、dはシート部材42aのカール量を示す。図6は、比較例で用いた転写部材表面の凹凸形状を説明する図である。
比較例1は、図5に示すように、一次転写部材10aが、弾性部材31aとシート部材42aを有している。シート部材42aは、中間転写ベルト13と弾性部材31aの間に挟持され、弾性部材31aにより中間転写ベルト13の裏面に押圧されて該ベルト13に接触している。このシート部材42aの中間転写ベルト13との接触面(接触領域Aと接触領域B)には、図6に示すようにプレス成型による多数の凸部44aと前記凸部44aを取り囲む網目状の凹部43aから形成されている。
比較例2で用いたシート部材42aの中間転写ベルトと摺擦する表面(接触面)の凹凸形状について具体的に説明する。図6に示すように、シート部材42aの中間転写ベルトと摺擦する表面の凹凸形状において、凸部44aは一辺の長さLaが200μmの底部正方形と、一辺の長さLbが100μmの上部正方形からなるテーパー形状である。また凸部44aは、隣り合う凸部44a,44aの中心間距離Lは320μmである。前記各凸部44aを取り囲む凹部43aは線幅tが120μmの網目状に形成されており、シート部材42aの中間転写ベルトと摺擦する表面に占める凸部44aの面積率は40%である。
比較例3で用いたシート部材42aの中間転写ベルトと摺擦する表面(接触面)の凹凸形状について具体的に説明する。図6に示すように、シート部材42aの中間転写ベルトと摺擦する表面の凹凸形状において、凸部44aは一辺の長さLaが200μmの底部正方形と、一辺の長さLbが100μmの上部正方形からなるテーパー形状である。また凸部44aは、隣り合う凸部44a,44aの中心間距離Lは260μmである。前記各凸部44aを取り囲む凹部43aは線幅tが60μmの網目状に形成されており、シート部材42aの中間転写ベルトと摺擦する表面に占める凸部44aの面積率は60%である。
比較例4で用いたシート部材42aの中間転写ベルトと摺擦する表面(接触面)の凹凸形状について具体的に説明する。図6に示すように、シート部材42aの中間転写ベルトと摺擦する表面の凹凸形状において、凸部44aは一辺の長さLaが200μmの底部正方形と、一辺の長さLbが100μmの上部正方形からなるテーパー形状である。また凸部44aは、隣り合う凸部44a,44aの中心間距離Lは225μmである。前記各凸部44aを取り囲む凹部43aは線幅tが25μmの網目状に形成されており、シート部材42aの中間転写ベルトと摺擦する表面に占める凸部44aの面積率は80%である。
上記実施例及び比較例のシート部材のカール量と転写不良の評価結果を図7に示す。転写不良の有無はベタ画像、50%印刷ハーフトーンで評価した。評価紙はXerox社製4200 坪量75g/m2を用いた。なお、図7において、○、△、×は転写不良のレベルを表しており、○は無し、△は軽微、×は悪いを表している。
前述した実施例の他に、図8に示す凹凸形状を、シート部材32aの中間転写ベルトと摺擦する表面に形成することでも、シート部材32aのカールによる転写不良を防ぐことができる。
1(1a,1b,1c,1d) …感光ドラム
10(10a,10b,10c,10d) …一次転写部材
22(22a,22b,22c,22d) …一次転写電源
13 …中間転写ベルト
31a …弾性部材
32a …シート部材
33a …凹部
34a …凸部
Claims (8)
- トナー像を担持する像担持体と、移動可能なベルトと、前記ベルトを介して前記像担持体に対向する位置に固定された転写部材と、を有し、
前記転写部材は、前記ベルトと接触する接触面に凹凸を有し、前記ベルトの移動時に前記接触面で前記ベルトと摺擦し、前記像担持体の前記接触面と対向する位置から前記ベルトに向けてトナー像を転写する画像形成装置であって、
前記転写部材が有する凹凸は、多数の凹部と、前記各凹部を取り囲む網目状の凸部とから形成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記各凹部の大きさは、最大で直径1000μmの円内に収納でき、且つ最小で直径100μmの円を収納できる範囲とすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記転写部材の前記接触面に占める凸部の面積率が20%以上、80%以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記多数の凹部は前記転写部材の前記接触面に略均一に分布していることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記転写部材が有する凹凸は、前記凹部の底部から上部に向かって拡がるテーパー形状であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記転写部材は弾性部材とシート部材を有し、前記シート部材が前記ベルトと前記弾性部材の間に挟持されて前記ベルトと接触しており、前記シート部材の前記ベルトとの接触面に前記凹部と前記凸部が形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記転写部材は前記像担持体のトナー像を前記ベルトに転写することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記ベルトは記録材を担持し、前記転写部材は前記像担持体のトナー像を、前記ベルトに担持された記録材へ転写することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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