JP2009204259A - ターボ冷凍機 - Google Patents

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泰士 長谷川
Kenji Ueda
憲治 上田
Sota Yoshii
宗太 吉井
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Abstract

【課題】排油性およびスペース効率が良い位置に潤滑油タンクを配置したターボ冷凍機を提供することを目的とする。
【解決手段】凝縮器5および蒸発器9は、それぞれが略円筒形状とされるとともに、軸線を略水平方向に延在させた状態で、互いに側方に隣り合うようにかつ凝縮器5が蒸発器9に対して高い位置となるように配置されている。ターボ圧縮機3は、その軸線を略水平方向に延在させた状態で、蒸発器9の上方に配置されている。潤滑油タンク8は、相対的に高い位置に配置された凝縮器5の下方に配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ターボ冷凍機に関し、特に潤滑油タンクの配置に関するものである。
半導体製造工場に用いられる冷却水の冷却用として、または地域冷暖房の熱源用としてターボ冷凍機が用いられている。このターボ冷凍機は、ターボ圧縮機によって冷媒を圧縮する構成となっているが、このターボ圧縮機は、軸受や増速歯車等を潤滑するための潤滑油を貯留する潤滑油タンクをケーシング内に備えている(例えば特許文献1参照)。しかし、潤滑油タンクを圧縮機のケーシング内に設けることとすると、ケーシングが大きくなり、ひいてはターボ冷凍機全体の高さが高くなってしまうという問題がある。
これに対して、圧縮機ケーシングの大型化を回避するために、特許文献2及び3に示されているように、潤滑油タンクをターボ圧縮機とは別に配置する構成もある。
特開平11−166770号公報 実開平2−118192号公報 実開平3−73869号公報
しかし、特許文献2及び3は、潤滑油タンクをターボ圧縮機の直下に配置しているにすぎず、大きな高低差をとることによって排油を円滑に行うという技術思想がない。
また、ターボ圧縮機および潤滑油タンクとともに、凝縮器および蒸発器も近傍に配置し、これらを一体としてユニット化したターボ冷凍機に対しては、スペースを有効に利用しつつ、潤滑油タンクを配置することが求められる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、排油性およびスペース効率が良い位置に潤滑油タンクを配置したターボ冷凍機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のターボ冷凍機は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかるターボ冷凍機は、冷媒を圧縮するターボ圧縮機と、圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、凝縮された冷媒を膨張させる膨張弁と、膨張された冷媒を蒸発させる蒸発器と、前記ターボ圧縮機用の潤滑油を貯留する潤滑油タンクとを備え、これらターボ圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器および潤滑油タンクを近傍に配置して一体としたターボ冷凍機において、前記凝縮器および前記蒸発器は、それぞれが略円筒形状とされるとともに、軸線を略水平方向に延在させた状態で、互いに側方に隣り合うようにかつ一方が他方に対して高さが異なるように配置され、前記ターボ圧縮機は、その軸線を略水平方向に延在させた状態で、前記凝縮器または前記蒸発器の上方に配置され、前記潤滑油タンクは、相対的に高い位置に配置された前記凝縮器または前記蒸発器の下方に配置されていることを特徴とする。
凝縮器と蒸発器の高さを異なるように配置することにより、相対的に高い位置とした凝縮器または蒸発器の下方にはスペースが形成される。この下方のスペースに潤滑油タンクを配置したので、潤滑油タンクを下方に位置させることができ、潤滑油タンクとターボ圧縮機との高低差を大きくとることによってターボ圧縮機からの排油を円滑に行うことができる。
なお、潤滑油タンクは、高い位置に配置された凝縮器または蒸発器の下面に対して固定されていることが好ましい。これにより、潤滑油タンクを固定するためのフレーム等を別途設ける必要がなくなり、簡便な構成が実現される。
さらに、本発明のターボ冷凍機では、前記ターボ圧縮機は、相対的に低い位置に配置された前記凝縮器または前記蒸発器の上方に配置されていることを特徴とする。
ターボ圧縮機を、相対的に低い位置に配置された凝縮器または蒸発器の上方に設けることとしたので、ターボ冷凍機の全高を抑えることができる。
さらに、本発明のターボ冷凍機では、前記ターボ圧縮機は、2台とされ、これらは、相対的に低い位置に配置された前記凝縮器または蒸発器の上方の一側および他側に配置され、前記潤滑油タンクは、2台とされた前記ターボ圧縮機に対して共通に設けられた1台とされ、相対的に高い位置に配置された前記凝縮器または前記蒸発器の下方に配置されていることを特徴とする。
ターボ圧縮機が2台設けられたパラレル機の場合には、相対的に低い位置に配置された凝縮器または蒸発器の上方の一側に一方のターボ圧縮機を配置するとともに、他側に他方のターボ圧縮機を配置する。これにより、凝縮器または蒸発器の上方に2台のターボ圧縮機をスペース効率良く配置する。そして、潤滑油タンクを、2台のターボ圧縮機に共通する1台とし、相対的に高い位置に配置された凝縮器または蒸発器の下方に配置した。このように潤滑油タンクを共通化することによって部品点数を減らすことができる。
また、本発明のターボ冷凍機は、冷媒を圧縮するターボ圧縮機と、圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、凝縮された冷媒を膨張させる膨張弁と、膨張された冷媒を蒸発させる蒸発器と、前記ターボ圧縮機用の潤滑油を貯留する潤滑油タンクとを備え、これらターボ圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器および潤滑油タンクを近傍に配置して一体としたターボ冷凍機において、前記凝縮器および前記蒸発器は、それぞれが略円筒形状とされるとともに、軸線を略水平方向に延在させた状態で、互いに側方に隣り合うようにかつ前記蒸発器が前記凝縮器に対して高い位置となるように配置され、前記ターボ圧縮機は、その軸線を略水平方向に延在させた状態で、相対的に高い位置に配置された前記蒸発器の上方に配置され、前記潤滑油タンクは、相対的に高い位置に配置された前記蒸発器の下方に配置され、前記蒸発器と前記潤滑油タンクとの間には、蒸発器内の潤滑油を該潤滑油タンクへと吸引して導くためのエダクタ配管が設けられ、該エダクタ管は、前記蒸発器内の液面よりも高い位置に折り返し部を備えていることを特徴とする。
相対的に高い位置とした蒸発器の下方にはスペースが形成される。この下方のスペースに潤滑油タンクを配置したので、潤滑油タンクを下方に位置させることができ、潤滑油タンクとターボ圧縮機との高低差を大きくとることによってターボ圧縮機からの排油を円滑に行うことができる。
潤滑油タンクを蒸発器の下方に配置したうえで、蒸発器内の液面よりも高い位置に折り返し部を備えたエダクタ配管を設けることとしたので、蒸発器内の液体(冷媒および潤滑油)が下方の潤滑油タンクへと過剰に流れ込むことがない。
また、本発明のターボ冷凍機は、冷媒を圧縮するターボ圧縮機と、圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、凝縮された冷媒を膨張させる膨張弁と、膨張された冷媒を蒸発させる蒸発器と、前記ターボ圧縮機用の潤滑油を貯留する潤滑油タンクとを備え、これらターボ圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器および潤滑油タンクを近傍に配置して一体としたターボ冷凍機において、前記凝縮器および前記蒸発器は、それぞれが略円筒形状とされるとともに、軸線を略水平方向に延在させた状態で、互いに側方に隣り合うようにかつ前記蒸発器が前記凝縮器に対して高い位置となるように配置され、前記ターボ圧縮機は、その軸線を略水平方向に延在させた状態で、相対的に高い位置に配置された前記蒸発器の上方に配置され、前記潤滑油タンクは、相対的に低い位置に配置された前記凝縮器の上方に配置されていることを特徴とする。
潤滑油タンクを、相対的に低い位置に配置された凝縮器の上方に配置したので、ターボ冷凍機の全高を抑えることができる。また、ターボ圧縮機を相対的に高い位置に配置された蒸発器の上方に配置しているので、ターボ圧縮機と潤滑油タンクとの高低差をとることができ、排油を円滑に行うことができる。
また、本発明のターボ冷凍機は、冷媒を圧縮するターボ圧縮機と、圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、凝縮された冷媒を膨張させる膨張弁と、膨張された冷媒を蒸発させる蒸発器と、前記ターボ圧縮機用の潤滑油を貯留する潤滑油タンクとを備え、これらターボ圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器および潤滑油タンクを近傍に配置して一体としたターボ冷凍機において、前記凝縮器および前記蒸発器は、軸線を略水平方向に延在させた状態で配置された1つの円筒容器内に設けられ、前記ターボ圧縮機は、その軸線を略水平方向に延在させた状態で前記円筒容器の上方に配置され、前記潤滑油タンクは、前記円筒容器の側方下部に配置されていることを特徴とする。
凝縮器および蒸発器が1つの円筒容器内に設けられたいわゆる単胴式のターボ冷凍機の場合には、個別の凝縮器や蒸発器に比べて円筒容器が大きくなるので、円筒容器の側方下部にスペースが形成される。この位置に、潤滑油タンクを配置することとしたので、全体としてコンパクトにターボ冷凍機を構成することができる。また、ターボ圧縮機を円筒容器の上方に設けることとしたので、潤滑油タンクとの高低差を大きくとることができ、排油を円滑に行うことができる。
また、本発明のターボ冷凍機は、冷媒を圧縮するターボ圧縮機と、圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、凝縮された冷媒を膨張させる膨張弁と、膨張された冷媒を蒸発させる蒸発器と、前記ターボ圧縮機用の潤滑油を貯留する潤滑油タンクとを備え、これらターボ圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器および潤滑油タンクを近傍に配置して一体としたターボ冷凍機において、前記凝縮器および前記蒸発器は、それぞれが略円筒形状とされるとともに、軸線を略水平方向に延在させた状態で、互いに側方に隣り合うように配置され、
前記ターボ圧縮機は、その軸線を略水平方向に延在させた状態で、前記凝縮器または前記蒸発器の上方に配置され、前記潤滑油タンクは、前記凝縮器と前記蒸発器との間に形成された空間の下部に配置されていることを特徴とする。
凝縮器および蒸発器を互いに側方に隣り合うように配置することによって、これらの間には空間が形成される。この空間に潤滑油タンクを配置することとしたので、スペース効率良く配置することができる。
また、このように形成された空間の下部に潤滑油タンクを配置することとしたので、潤滑油タンクを下方に配置することができる。これに加えて、凝縮器または蒸発器の上方にターボ圧縮機を配置することとしたので、潤滑油タンクとの高低差を大きくとることができ、円滑に排油することができる。
本発明によれば、凝縮器と蒸発器の高さを異なるように配置することにより、相対的に高い位置とした凝縮器または蒸発器の下方にはスペースが形成し、このスペースに潤滑油タンクを配置したので、潤滑油タンクを下方に位置させることができ、潤滑油タンクとターボ圧縮機との高低差を大きくとることによってターボ圧縮機からの排油を円滑に行うことができる。
以下に、本発明にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1乃至図3を用いて説明する。
図1乃至図3には、本実施形態にかかるターボ冷凍機1の概略構成図が示されている。図1は平面図、図2は正面図、図3は側面図となっている。
ターボ冷凍機1は、ガス冷媒を圧縮するターボ圧縮機3と、ターボ圧縮機3で圧縮されたガス冷媒を凝縮液化させる凝縮器5と、凝縮器5において凝縮された液冷媒に対して過冷却をつけるサブクーラ7と、サブクーラ7から導かれた液冷媒を膨張させる高圧膨張弁4aと、高圧膨張弁から導かれる液冷媒を一時貯留して中間冷却を行う中間冷却器6と、中間冷却器6から導かれる液冷媒を膨張させる低圧膨張弁4bと、低圧膨張弁4bにおいて膨張させられた液冷媒を蒸発させる蒸発器9とを備えている。
さらに、ターボ冷凍機1は、ターボ圧縮機3に供給される潤滑油を貯留する潤滑油タンク8と、前記ターボ圧縮機へ駆動電力を供給するインバータユニット10と、制御部を備えた操作盤(制御盤)12を備えている。
ターボ冷凍機1は、ターボ圧縮機3、凝縮器5、サブクーラ7、中間冷却器6、高圧膨張弁4a、低圧膨張弁4b、蒸発器9、潤滑油タンク8、インバータユニット10、操作盤12といった機器が近傍に一体に配置され、ユニット化されている。
ターボ圧縮機3は、遠心羽根車を備えており、この遠心羽根車によってガス冷媒は圧縮される。ターボ圧縮機3は、インバータユニット10によって駆動される電動機11を備えており、遠心羽根車は電動機11によって増速機(図示せず)を介して回転駆動される。電動機11の回転数は、操作盤12の指令によって決定される。この操作盤12は、高圧膨張弁4aおよび低圧膨張弁4bの開度、ターボ圧縮機3のガス冷媒吸込口に設けたインレットガイドベーン(図示せず)等を制御する。
ターボ圧縮機3は、その軸線を略水平方向に延在させた状態で蒸発器9の上方に配置されている(例えば図2及び図3参照)。また、図3から分かるように、ターボ圧縮機3は、ターボ冷凍機1の一側(図2では右側)に配置されている。
ターボ圧縮機3には、圧縮後の吐出冷媒を凝縮器5へと導くための吐出配管30と、蒸発器からのガス冷媒を吸い込む吸込配管32が接続されている。
吐出配管30は、図3に示されているように、ターボ圧縮機3の下部から下方を向く吐出口34に接続され、略直角に屈曲する屈曲配管36と、凝縮器側吐出配管38とを備えている。凝縮器側吐出配管38は、凝縮器5の側部に設けられ、略水平方向に側方を向くように取り付けられている。凝縮器側吐出配管38と屈曲配管36との間、及び、屈曲配管36と吐出口34との間は、フランジ継手40a,40bによって接続されている。
凝縮器5は、略円筒形状とされるとともに、軸線を略水平方向に延在させた状態で配置されている。凝縮器5は、軸線方向における両側に設けられた管板25によって支持されるようになっている。管板25は、支持脚29(図3参照)によって下方から支持されている。
凝縮器5の一端(図1及び図2において左端)には、冷却水ノズル15(図1及び図2参照)が設けられており、この冷却水ノズル15から導かれる冷却水によって凝縮器5内の冷媒から凝縮熱が除去される。冷却水ノズル15からさらに冷却水を分岐するように、サブクーラ用冷却水配管17が設けられている。このサブクーラ用冷却水配管17によって冷却水がサブクーラ7へも導かれるようになっている。
蒸発器9は、略円筒形状とされるとともに、軸線を略水平方向に延在させた状態で配置されている。蒸発器9は、軸線方向における両側に設けられた管板26によって支持されるようになっている。
図1に示されているように、蒸発器9と凝縮器5は、互いに隣り合うように配置されている。また、図3に示されているように、蒸発器9は、凝縮器5に対して相対的に低い位置に配置されている。したがって、ターボ圧縮機3は、相対的に低い位置に配置された蒸発器9の上方に配置されていることになる。
蒸発器9の一端(図1及び図2において左端)には、冷水ノズル13が設けられている。この冷水ノズル13から導かれた冷水を蒸発器9内に挿入された伝熱管に流通させ、蒸発器9において得られる冷熱によって伝熱管内を流れる水が冷却されることにより、冷水が得られるようになっている。得られた冷水は、空調に用いられる場合には、建物内の各居室に設置された室内機へと送られ、当該居室内の室内空調に利用される。
サブクーラ7は、図2及び図3に示されているように、凝縮器5の下方に配置されている。また、サブクーラ7には、上述したサブクーラ用冷却水配管17が接続されている。サブクーラ7には、凝縮器5から液冷媒を導く液冷媒配管19と、高圧膨張弁4aを介して中間冷却器6へと冷媒を導くサブクール液配管20が接続されている。
図1から分かるように、サブクーラ7、サブクーラ用冷却水配管17、液冷媒配管19、サブクール液配管20、高圧膨張弁4aは、凝縮器5の下方に収容されており、凝縮器5の側部によって形成されるターボ冷凍機1の側部から外側にはみ出すことがないようになっている。
中間冷却器6は、図1乃至図3に示されているように、凝縮器5の下方に配置されている。中間冷却器6には、図1に示されているように、高圧膨張弁4aによって膨張された後の冷媒を導くサブクール液配管20と、低圧膨張弁4bを介して蒸発器9へと液冷媒を導く中間冷却器用液冷媒配管22と、中間冷却器6の気相部からガス冷媒をターボ圧縮機3の中間段へと導く中間冷却器用ガス冷媒配管24(図1参照)が接続されている。
図1から分かるように、中間冷却器6、低圧膨張弁4b、中間冷却器用液冷媒配管22は、凝縮器5の下方に収容されており、凝縮器5の側部によって形成されるターボ冷凍機1の側部から外側にはみ出すことがないようになっている。
インバータユニット10は、図3に示されているように、凝縮器5の上方に配置されている。
インバータユニット10は、内部にインバータ素子等のパワー素子を備えており、内部に設けられた冷却ファン(図示せず)によって強制対流冷却されるようになっている。したがって、インバータユニット10の筐体の側面には吸気口27(図3参照)が設けられ、さらに、筐体の上面には排気口28(図1参照)が設けられている。
図2に示されているように、インバータユニット10の筐体は、正面視した場合に縦寸法よりも横寸法が長い形状とされている。すなわち、インバータユニット10は、従来のような縦配置と異なり、横配置とされている。
インバータユニット10と、ターボ圧縮機3の接続端子台(動力配線接続部)42との間には、電力を供給するための動力配線44が設けられている。図1に示されているように、インバータユニット10の動力配線接続部と、ターボ圧縮機3の接続端子台42とが対向して近い位置に配置されているので、動力配線44が短くて済み、取り回しが簡便なようになっている。
図3に示されているように、ターボ冷凍機1を側面視すると、インバータユニット10の上端と、ターボ圧縮機3の上端とが略同じ高さとなっている。これにより、ターボ冷凍機1の形状を直方体形状に近づけることができる。
操作盤12は、図1に示されているように、蒸発器9の上方に配置されている。また、操作盤12は、インバータユニット10から遠い位置になるように、蒸発器9の左端側でかつ外側方に位置されている。このように、操作盤12をインバータユニット10から遠ざけることにより、インバータユニット10から発生するノイズが操作盤12内に入り込まない配置とされている。したがって、インバータユニット10についても、図1に示したように、凝縮器5の外側方に位置させることが好ましい。
潤滑油タンク8は、図2に示されているように、凝縮器5の下方に位置されており、ブラケット48を介して凝縮器5に対して固定されている。
潤滑油タンク8には、ターボ圧縮機3の下部から潤滑油を排油する排油配管50と、ターボ圧縮機3の軸受や増速機へと潤滑油を供給する給油配管52(図1参照)が接続されている。排油配管50は、図3に示されているように、凝縮器5と蒸発器9との間を通過するように設けられている。
図1及び図3から分かるように、潤滑油タンク8は凝縮器5の下方に収容されており、排油配管50、給油配管52は、凝縮器5及び蒸発器9の外形状を包囲する外形領域の内側に設けられており、ターボ冷凍機1の側部から外側にはみ出すことがないようになっている。
次に、上記構成のターボ冷凍機1の動作について説明する。
図1に示すように、冷媒は、ターボ圧縮機3によって圧縮され、凝縮器5に送られる。凝縮器5へと送られた冷媒は、冷却水ノズル15から導入される冷却水によって冷却されて凝縮する。
凝縮器5において凝縮された液冷媒は、液冷媒配管19を介してサブクーラ7へと送られ、サブクーラ用冷却水配管17によって導かれた冷却水によって冷却されて過冷却が付けられる。サブクーラ7にて過冷却が付けられた液冷媒は、高圧膨張弁4aによって絞られた後に、中間冷却器6へと送られる。絞られて蒸発したガス冷媒は、中間冷却器用ガス冷媒配管24を介して中間冷却器6から圧縮機3の中間段へと送られる。一方、蒸発せずに中間冷却器6内に貯留された液冷媒は、低圧膨張弁4bによって膨張させられ、蒸発器9へと送られる。蒸発器9へと送られた冷媒は、蒸発器9において蒸発する。冷媒が蒸発する際に持ち去る熱量によって冷熱が得られる。この冷熱は、蒸発器9の伝熱管内を流れる冷水に与えられ、この冷水は冷却されることになる。冷水ノズル13から得られる冷水は、7℃程度の温度である。この冷水は、例えば、各室内機へと供給され、室内空調に用いられる。
蒸発器9において蒸発した冷媒は、吸込配管32を介してターボ圧縮機3へと戻り再び圧縮される。
本実施形態のターボ冷凍機1によれば、以下の効果を奏する。
凝縮器5と蒸発器9の高さを異なるように配置することにより、相対的に高い位置とした凝縮器5の下方にはスペースが形成される。この下方のスペースに潤滑油タンク8を配置したので、潤滑油タンク8をターボ冷凍機1の全体の下方に位置させることができ、潤滑油タンク8とターボ圧縮機3との高低差を大きくとることによってターボ圧縮機3からの排油を円滑に行うことができる。
また、潤滑油タンク8は、凝縮器5の下面に対してブラケット48によって固定されているので、潤滑油タンク8を固定するためのフレーム等を別途設ける必要がなくなり、簡便な構成が実現される。
また、ターボ圧縮機3を、相対的に低い位置に配置された蒸発器9の上方に設けることとしたので、ターボ冷凍機の全高を抑えることができる。
なお、本実施形態では、蒸発器9の上方にターボ圧縮機3を配置し、凝縮器5の上方にインバータユニット10を配置するとともに、凝縮器5の下方にサブクーラ7、中間冷却器6及び潤滑油タンク8を配置する構成としたが、凝縮器5と蒸発器9の位置を互いに入れ替えた構成としてもよい。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、図4乃至図6を用いて説明する。図4は平面図、図5は正面図、図6は側面図となっている。
本実施形態は、第1実施形態に比べて、ターボ圧縮機3が2台とされたパラレル機である点で異なる。従って、共通する構成については同一符号を付し、その説明を省略する。
図4に示されているように、2台のターボ圧縮機3は、蒸発器9の上方に設けられている。一方のターボ圧縮機3は蒸発器9の一側(右側)に、他方のターボ圧縮機3は蒸発器の他側(左側)に配置されている。これらのターボ圧縮機3は、互いの吸込口32が向き合うように配置されている。
各ターボ圧縮機3には、インバータユニット10がそれぞれ設けられている。インバータユニット10は、凝縮器5の上方でかつ外側に設けられている。インバータユニット10とターボ圧縮機3は、第1実施形態と同様に、動力配線44が短くなるように、互いの接続部を近くに対向させた状態で配置されている。
操作盤12は、図4に示されているように、蒸発器9の上方でかつ外側に設けられている。さらに、操作盤12は、インバータユニット10に対してターボ圧縮機3を挟んだ状態で配置されている。なお、操作盤12の位置は、図4の符号12Bで示したように、蒸発器9の長手方向における略中央に配置しても良い。
潤滑油タンク8は、各ターボ圧縮機3に共通して設け、1台とされている。したがって、潤滑油タンク8には、各ターボ圧縮機3から排油配管50が接続されているとともに、各ターボ圧縮機3に対して給油配管52が設けられている。
なお、凝縮器5の下方にサブクーラ7、中間冷却器6、潤滑油タンク8を配置する点は、第1実施形態と同様である。
このように、本実施形態によれば、ターボ圧縮機3およびインバータユニット10をそれぞれ2台としたパラレル機について、潤滑油タンク8を、2台のターボ圧縮機3に共通する1台とし、相対的に高い位置に配置された凝縮器の下方に配置した。このように潤滑油タンク8を共通化することによって部品点数を減らすことができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について、図7及び図8を用いて説明する。
図7に示されているように、本実施形態のターボ冷凍機1Bは、凝縮器60に対して蒸発器62が斜め上方に配置された構成となっている。
凝縮器60は、略円筒形状とされるとともに、軸線を略水平方向に延在させた状態で配置されている。
蒸発器62は、略円筒形状とされるとともに、軸線を略水平方向に延在させた状態で配置されている。蒸発器62は、凝縮器60に対して隣り合うように配置されており、この凝縮器60の斜め上方に配置されている。
ターボ圧縮機64は、その軸線を略水平方向に延在させた状態で、蒸発器62の上方に配置されている。ターボ圧縮機64と蒸発器62との間には、吸込配管65が設けられている。
図8に示されているように、潤滑油タンク66が、蒸発器62の下方でかつ蒸発器62と凝縮器60との間に設けられている。ターボ圧縮機64に接続された排油配管67が、潤滑油タンク66に接続されている。
潤滑油タンク66と蒸発器62との間には、蒸発器内の潤滑油を潤滑油タンク66へと吸引して導くためのエダクタ配管68が設けられている。エダクタ配管68には、蒸発器内の液面よりも高い位置に、折り返し部69が設けられている。この折り返し部69により、蒸発器内の液体(冷媒および潤滑油)が下方の潤滑油タンク66へと過剰に流れ込むことを防止する。
本実施形態によれば、相対的に高い位置とした蒸発器62の下方にはスペースが形成される。この下方のスペースに潤滑油タンク66を配置したので、潤滑油タンク66を全体の下方に位置させることができ、潤滑油タンク66とターボ圧縮機64との高低差を大きくとることによってターボ圧縮機64からの排油を円滑に行うことができる。
また、潤滑油タンク66を蒸発器62と凝縮器60との間に設けることとしたので、空いているスペースを有効に利用することができる。
また、蒸発器62の下方に潤滑油タンク66を設けることによって、蒸発器62内から潤滑油を回収する際に冷媒および潤滑油を過剰に回収してしまう恐れがあるが、エダクタ配管68に設けた折り返し部69により、蒸発器内の液体が潤滑油タンク66へと過剰に流れ込むことを防止することができる。
なお、図8に示した潤滑油タンク66の配置構成に代えて、図9に示した位置に潤滑油タンク66を設けることとしてもよい。つまり、相対的に低い位置に配置された凝縮器60の上方に潤滑油タンク66を配置する。これにより、ターボ冷凍機1Bの全高を抑えることができる。また、ターボ圧縮機64を相対的に高い位置に配置された蒸発器62の上方に配置しているので、ターボ圧縮機64と潤滑油タンク66との高低差をとることができ、排油を円滑に行うことができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態について、図10及び図11を用いて説明する。
本実施形態にかかるターボ冷凍機1Cは、凝縮器および蒸発器が1つの円筒容器70内に設けられた単胴式のターボ冷凍機である。円筒容器70内には仕切板が設けられ、凝縮器と蒸発器が形成されている。円筒容器70は、軸線を略水平方向に延在させた状態で配置されている。
円筒容器70の上方には、その軸線を略水平方向に延在させた状態でターボ圧縮機72が設けられている。ターボ圧縮機72と円筒容器70内の蒸発器との間は、吸込配管74によって接続されている。
円筒容器70の側方下部には、潤滑油タンク76が設けられている。ターボ圧縮機72と潤滑油タンク76との間には、排油配管78が設けられている。
このように、凝縮器および蒸発器が1つの円筒容器70内に設けられたいわゆる単胴式のターボ冷凍機1Cの場合には、個別の凝縮器や蒸発器に比べて円筒容器70が大きくなるので、円筒容器70の側方下部にスペースが形成される。この位置に、潤滑油タンク76を配置することとしたので、全体としてコンパクトにターボ冷凍機1Cを構成することができる。
また、ターボ圧縮機72を円筒容器70の上方に設ける構成となっているので、潤滑油タンク76との高低差を大きくとることができ、排油を円滑に行うことができる。
なお、図11に破線で示したように、同図において右方に潤滑油タンク76を配置しても良く、他の機器との関係で好ましい側部に設けることとすればよい。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態について、図12及び図13を用いて説明する。
本実施形態にかかるターボ冷凍機1Dは、凝縮器80と蒸発器82が略同じ高さ位置に配置されている。
凝縮器80は、略円筒形状とされるとともに、軸線を略水平方向に延在させた状態で配置されている。
蒸発器82は、略円筒形状とされるとともに、軸線を略水平方向に延在させた状態で配置されている。蒸発器82と凝縮器80とは互いに隣り合うように配置されており、図13に示されているように、これらは略同じ高さに設置されている。
ターボ圧縮機84は、その軸線を略水平方向に延在させた状態で、蒸発器82の斜め上方に配置されている。ターボ圧縮機84と蒸発器82とは、吸込配管86によって接続されている。ターボ圧縮機84と凝縮器80とは、吐出配管88によって接続されている。なお、ターボ圧縮機84は、蒸発器82の直上に設けても良いし、凝縮器80の直上または斜め上方に設けることとしても良い。
図13に示されているように、凝縮器80と蒸発器82との間に形成された空間の下部には、潤滑油タンク90が設けられている。潤滑油タンク90とターボ圧縮機84との間には、排油配管92が設けられている。この排油配管92は、凝縮器80と蒸発器82との間を通過するように設けられている。
このように、本実施形態によれば、凝縮器80および蒸発器82を互いに側方に隣り合うように配置することによって、これらの間には空間が形成される。この空間に潤滑油タンク90を配置することとしたので、スペース効率良く配置することができる。
また、このように形成された空間の下部に潤滑油タンク90を配置することとしたので、潤滑油タンク90をターボ冷凍機1Dの下方に配置することができる。これに加えて、凝縮器80または蒸発器82の上方にターボ圧縮機84を配置することとしたので、潤滑油タンク90との高低差を大きくとることができ、円滑に排油することができる。
本発明の第1実施形態にかかるターボ冷凍機を示した平面図である。 本発明の第1実施形態にかかるターボ冷凍機を示した正面図である。 本発明の第1実施形態にかかるターボ冷凍機を示した側面図である。 本発明の第2実施形態にかかるターボ冷凍機を示した平面図である。 本発明の第2実施形態にかかるターボ冷凍機を示した正面図である。 本発明の第2実施形態にかかるターボ冷凍機を示した側面図である。 本発明の第3実施形態にかかるターボ冷凍機を示した斜視図である。 本発明の第3実施形態にかかるターボ冷凍機を示した概略側面図である。 第3実施形態の変形例を示した概略側面図である。 本発明の第4実施形態にかかるターボ冷凍機を示した斜視図である。 本発明の第4実施形態にかかるターボ冷凍機を示した概略正面図である。 本発明の第5実施形態にかかるターボ冷凍機を示した斜視図である。 本発明の第5実施形態にかかるターボ冷凍機を示した概略側面図である。
符号の説明
1,1B,1C,1D ターボ冷凍機
3 ターボ圧縮機
4a 高圧膨張弁
4b 低圧膨張弁
5 凝縮器
6 中間冷却器
7 サブクーラ
8 潤滑油タンク
9 蒸発器
50 排油配管
52 給油配管
60 凝縮器
62 蒸発器
64 ターボ圧縮機
66 潤滑油タンク
68 エダクタ配管
69 折り返し部
70 円筒容器
72 ターボ圧縮機
76 潤滑油タンク
78 排油配管
80 凝縮器
82 蒸発器
84 ターボ圧縮機
90 潤滑油タンク
92 排油配管

Claims (7)

  1. 冷媒を圧縮するターボ圧縮機と、圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、凝縮された冷媒を膨張させる膨張弁と、膨張された冷媒を蒸発させる蒸発器と、前記ターボ圧縮機用の潤滑油を貯留する潤滑油タンクとを備え、これらターボ圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器および潤滑油タンクを近傍に配置して一体としたターボ冷凍機において、
    前記凝縮器および前記蒸発器は、それぞれが略円筒形状とされるとともに、軸線を略水平方向に延在させた状態で、互いに側方に隣り合うようにかつ一方が他方に対して高さが異なるように配置され、
    前記ターボ圧縮機は、その軸線を略水平方向に延在させた状態で、前記凝縮器または前記蒸発器の上方に配置され、
    前記潤滑油タンクは、相対的に高い位置に配置された前記凝縮器または前記蒸発器の下方に配置されていることを特徴とするターボ冷凍機。
  2. 前記ターボ圧縮機は、相対的に低い位置に配置された前記凝縮器または前記蒸発器の上方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のターボ冷凍機。
  3. 前記ターボ圧縮機は、2台とされ、これらは、相対的に低い位置に配置された前記凝縮器または蒸発器の上方の一側および他側に配置され、
    前記潤滑油タンクは、2台とされた前記ターボ圧縮機に対して共通に設けられた1台とされ、相対的に高い位置に配置された前記凝縮器または前記蒸発器の下方に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のターボ冷凍機。
  4. 冷媒を圧縮するターボ圧縮機と、圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、凝縮された冷媒を膨張させる膨張弁と、膨張された冷媒を蒸発させる蒸発器と、前記ターボ圧縮機用の潤滑油を貯留する潤滑油タンクとを備え、これらターボ圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器および潤滑油タンクを近傍に配置して一体としたターボ冷凍機において、
    前記凝縮器および前記蒸発器は、それぞれが略円筒形状とされるとともに、軸線を略水平方向に延在させた状態で、互いに側方に隣り合うようにかつ前記蒸発器が前記凝縮器に対して高い位置となるように配置され、
    前記ターボ圧縮機は、その軸線を略水平方向に延在させた状態で、相対的に高い位置に配置された前記蒸発器の上方に配置され、
    前記潤滑油タンクは、相対的に高い位置に配置された前記蒸発器の下方に配置され、
    前記蒸発器と前記潤滑油タンクとの間には、蒸発器内の潤滑油を該潤滑油タンクへと吸引して導くためのエダクタ配管が設けられ、
    該エダクタ管は、前記蒸発器内の液面よりも高い位置に折り返し部を備えていることを特徴とするターボ冷凍機。
  5. 冷媒を圧縮するターボ圧縮機と、圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、凝縮された冷媒を膨張させる膨張弁と、膨張された冷媒を蒸発させる蒸発器と、前記ターボ圧縮機用の潤滑油を貯留する潤滑油タンクとを備え、これらターボ圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器および潤滑油タンクを近傍に配置して一体としたターボ冷凍機において、
    前記凝縮器および前記蒸発器は、それぞれが略円筒形状とされるとともに、軸線を略水平方向に延在させた状態で、互いに側方に隣り合うようにかつ前記蒸発器が前記凝縮器に対して高い位置となるように配置され、
    前記ターボ圧縮機は、その軸線を略水平方向に延在させた状態で、相対的に高い位置に配置された前記蒸発器の上方に配置され、
    前記潤滑油タンクは、相対的に低い位置に配置された前記凝縮器の上方に配置されていることを特徴とするターボ冷凍機。
  6. 冷媒を圧縮するターボ圧縮機と、圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、凝縮された冷媒を膨張させる膨張弁と、膨張された冷媒を蒸発させる蒸発器と、前記ターボ圧縮機用の潤滑油を貯留する潤滑油タンクとを備え、これらターボ圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器および潤滑油タンクを近傍に配置して一体としたターボ冷凍機において、
    前記凝縮器および前記蒸発器は、軸線を略水平方向に延在させた状態で配置された1つの円筒容器内に設けられ、
    前記ターボ圧縮機は、その軸線を略水平方向に延在させた状態で前記円筒容器の上方に配置され、
    前記潤滑油タンクは、前記円筒容器の側方下部に配置されていることを特徴とするターボ冷凍機。
  7. 冷媒を圧縮するターボ圧縮機と、圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、凝縮された冷媒を膨張させる膨張弁と、膨張された冷媒を蒸発させる蒸発器と、前記ターボ圧縮機用の潤滑油を貯留する潤滑油タンクとを備え、これらターボ圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器および潤滑油タンクを近傍に配置して一体としたターボ冷凍機において、
    前記凝縮器および前記蒸発器は、それぞれが略円筒形状とされるとともに、軸線を略水平方向に延在させた状態で、互いに側方に隣り合うように配置され、
    前記ターボ圧縮機は、その軸線を略水平方向に延在させた状態で、前記凝縮器または前記蒸発器の上方に配置され、
    前記潤滑油タンクは、前記凝縮器と前記蒸発器との間に形成された空間の下部に配置されていることを特徴とするターボ冷凍機。
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