JP2009204037A - 物理量測定装置付転がり軸受ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上記各センサ11、11は、外輪1の軸方向内端部に支持固定したセンサケース10aの内側に保持する。上記ハーネス19aは、このセンサケース10aに着脱可能に組み付けた中継部材28を構成する、ナックル20の支持孔21よりも径方向外側に大きく張り出したハーネス引出し部38の先端面から外部に引き出す。この様な構成を採用する事により、上記課題を解決する。
【選択図】図1
Description
このうちの転がり軸受ユニットは、内周面に外輪軌道を有する外輪相当部材と、外周面に内輪軌道を有する内輪相当部材と、これら外輪軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数個の転動体とを備える。
又、上記エンコーダは、上記外輪相当部材と上記内輪相当部材とのうちで使用時に回転する回転部材に対し支持固定されており、この回転部材と同心の被検出面を有する。
又、上記少なくとも1個のセンサは、その検出部を上記エンコーダの被検出面に対向させた状態で、上記外輪相当部材と上記内輪相当部材とのうちで使用時にも回転しない静止部材に対し支持されている。
又、上記付随電子部品は、上記センサに接続した状態で使用される、このセンサを機能させる為に必要な、センサ基板やリードフレーム等である。
上記センサは、上記静止部材に支持固定されたセンサケースに保持されている。
又、上記付随電子部品は、上記センサケースに着脱可能な中継部材に保持されている。
又、この中継部材は、上記付随電子部品を介して上記センサの出力信号を取り出す為のハーネスを内部から外部に引き出した状態で非分離に結合した構造と、このハーネスの一端部に固定したプラグを着脱可能なコネクタ部を一部に設けた構造とのうちの、何れか一方の構造を有する。
又、上記センサと上記付随電子部品とは、上記センサケースに上記中継部材を取り付けた状態で、互いに接続される。
そして、上記外輪相当部材を、静止部材である外輪とする。この外輪は、使用時に、上記ナックルに形成した支持孔の内径側にその軸方向内端部を軸方向外側から挿入した状態で、このナックルに支持固定する。
又、上記内輪相当部材を、回転部材であるハブとする。このハブは、使用時に、その軸方向外端部に上記駆動輪を支持固定した状態で、この駆動輪と共に回転する。
又、上記センサケースは、上記駆動輪支持用軸受ユニットを組み立てた後、上記外輪を上記ナックルに支持固定する前に、この外輪の軸方向内端部に支持固定するものとする。
又、上記中継部材は、上記外輪を上記ナックルに支持固定した後、上記支持孔の軸方向内側から上記センサケースに取り付けるものとする。
図1〜3は、本発明の実施の形態の第1例を示している。尚、本例の特徴は、複数個(本例の場合には6個)のセンサ11、11を保持する部材と、これら各センサ11、11の出力信号を車体側に設置する演算器に送る為のハーネス19aの一端部を保持する部材とを、互いに別体とした点にある。その他の部分の構造及び作用は、前述の図5〜6に示した従来構造の場合とほぼ同様である。この為、同等部分には同一符号を付して、重複する説明を省略若しくは簡略にし、以下、本例の特徴部分、並びに、上記従来構造と異なる部分を中心に説明する。
図4は、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合、中継部材28aを構成する本体部36の軸方向内端部の円周方向一部分には、ハーネス19aを引き出す為のハーネス引出し部38(図1、3参照)を設けていない。その代わりに、上記円周方向一部分から径方向外方に向けて突出する状態で、少なくとも先端部を筒状に構成したコネクタ部48を設けている。そして、このコネクタ部48に、図示しないハーネスの一端部に固定したプラグを、(このコネクタ部48の内側にこのプラグを差し込む態様で)接続可能としている。又、この様に接続した状態で、上記ハーネスを構成する複数本の配線を、上記本体部36に包埋した図示しない付随電子部品に電気的に接続できる様にしている。その他の構成及び作用は、上述した実施の形態の第1例の場合と同様である。
2、2a ハブ
3、3a 転動体
4 固定側フランジ
5 円筒面部
6 小径段部
7 回転側フランジ
8 スプライン孔
9 エンコーダ
10、10a センサケース
11 センサ
12 芯金
13 エンコーダ本体
14 円筒部
15 円輪部
16、16a センサホルダ
17 センサ基板
18 リード端子
19、19a ハーネス
20 ナックル
21 支持孔
22 ボルト
23 スタッド
24 等速ジョイント用外輪
25、25a スプライン軸
26 ナット
27 付随電子部品
28、28a 中継部材
29 第一円筒部
30 第一円輪部
31 第二円筒部
32 第二円輪部
33 第三円筒部
34 内輪
35 通孔
36 本体部
37 円筒部
38 ハーネス引出し部
39 受側端子
40 配線
41a、41b 防水部材
42a〜42c シールリング
43 ボルト
44 雄ねじ部
45 ねじ孔
46 頭部
47 環状部材
48 コネクタ部
Claims (5)
- 内周面に外輪軌道を有する外輪相当部材と、外周面に内輪軌道を有する内輪相当部材と、これら外輪軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数個の転動体とを備えた転がり軸受ユニットと、上記外輪相当部材と上記内輪相当部材とのうちで使用時に回転する回転部材に対し支持固定された、この回転部材と同心の被検出面を有するエンコーダと、その検出部をこのエンコーダの被検出面に対向させた状態で、上記外輪相当部材と上記内輪相当部材とのうちで使用時にも回転しない静止部材に対し支持された、少なくとも1個のセンサと、このセンサに接続した状態で使用される、このセンサを機能させる為に必要な付随電子部品とを備えた物理量測定装置付転がり軸受ユニットに於いて、上記センサは、上記静止部材に支持固定されたセンサケースに保持されており、上記付随電子部品は、このセンサケースに着脱可能な中継部材に保持されており、この中継部材は、上記付随電子部品を介して上記センサの出力信号を取り出す為のハーネスを内部から外部に引き出した状態で非分離に結合した構造と、このハーネスの一端部に固定したプラグを着脱可能なコネクタ部を一部に設けた構造とのうちの、何れか一方の構造を有しており、上記センサと上記付随電子部品とは、上記センサケースに上記中継部材を取り付けた状態で互いに接続される事を特徴とする物理量測定装置付転がり軸受ユニット。
- センサから導出したリード端子の先端部を、センサケースの外部に突出する状態で設けると共に、付随電子部品に導通する受側端子を、中継部材の一部に設けており、上記センサケースに上記中継部材を取り付けた状態で、上記リード端子の先端部と上記受側端子とが互いに電気的に接触する、請求項1に記載した物理量測定装置付転がり軸受ユニット。
- センサケースに中継部材を取り付けた状態で、これらセンサケースと中継部材との間に存在する隙間を通じ、センサと付随電子部品との接続部が存在する空間内に外部から水分が侵入するのを防止する為に、上記隙間を塞ぐ防水部材を設けており、この防水部材は、上記センサケースから上記中継部材を取り外した状態で、これらセンサケースと中継部材とのうちの何れか一方の部材に組み付けられている、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載した物理量測定装置付転がり軸受ユニット。
- 転がり軸受ユニットは、自動車の駆動輪を懸架装置のナックルに対して回転自在に支持する為の駆動輪支持用軸受ユニットであり、
外輪相当部材は、使用時に、上記ナックルに形成した支持孔の内径側にその軸方向内端部を軸方向外側から挿入した状態でこのナックルに支持固定する、静止部材である外輪であり、
内輪相当部材は、使用時に、その軸方向外端部に上記駆動輪を支持固定した状態でこの駆動輪と共に回転する、回転部材であるハブであり、
センサケースは、上記駆動輪支持用軸受ユニットを組み立てた後、上記外輪を上記ナックルに支持固定する前に、この外輪の軸方向内端部に支持固定するものであり、
中継部材は、上記外輪を上記ナックルに支持固定した後、上記支持孔の軸方向内側から上記センサケースに取り付けるものである、
請求項1〜3のうちの何れか1項に記載した物理量測定装置付転がり軸受ユニット。 - センサの出力信号が、静止部材に対する回転部材の回転速度と、これら静止部材と回転部材との間の相対変位と、これら静止部材と回転部材との間に作用する外力とのうちの、少なくとも1種類の物理量を測定する為に利用されるものである、請求項1〜4のうちの何れか1項に記載した物理量測定装置付転がり軸受ユニット。
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2008
- 2008-02-27 JP JP2008045416A patent/JP5194879B2/ja active Active
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