JP2009202740A - パワーステアリング装置 - Google Patents

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【課題】 ラックガイドを用いてラック軸とピニオンの噛み合わせの安定を図るに際し、ラックガイドの防振性と摺動性を向上すること。
【解決手段】 電動パワーステアリング装置10において、ラックガイド20の外周に弾性体25を設け、弾性体25がラックガイド20の外周からラックガイド20の軸方向に沿う反ピニオン15側に向けて次第に拡張する習性を備えた摩擦リップ26を有し、該摩擦リップ26をシリンダ部18の内周に摺接させてなるもの。
【選択図】 図3

Description

本発明は電動パワーステアリング装置、油圧パワーステアリング装置等のパワーステアリング装置に関する。
パワーステアリング装置では、特許文献1に記載の如く、ステアリング軸に接続されたピニオンをギヤボックス内でラック軸に噛み合わせ、ラック軸をピニオンに押し付けるラックガイドをギヤボックスに設けたシリンダ部に収挿したものがある。ラックガイドにより、ピニオンとラック軸の噛み合わせ部の遊びをなくし、ステアリング操作の安定を図るものである。図5は、ギヤボックスのシリンダ部1内に設けたラック軸2、ラックガイド3を模式的に示すものであり、アジャストボルト4により背面支持される圧縮ばね5により、ラックガイド3を不図示のピニオンに押し付けるものである。
このパワーステアリング装置では、ラックガイド3の外周に設けたOリング6をシリンダ部1の内周に摺接させ、路面振動等に起因して振動するラックガイド3の外周がシリンダ部1の内周に衝突するガタ音(微振動音)の発生を防止している。
実開平5-56744
ラックガイド3の外周に設けたOリング6は、シリンダ部1の内周に対し、ラックガイド3がピニオンから離れる方向と、ラックガイド3がピニオンに近づく方向の双方向で、概ね同一の摺動抵抗を発生する。Oリング6はラックガイド3がピニオンから離れる方向に対して生ずる摺動抵抗によりラックガイド3をラック軸2から離れずらくする。逆に、Oリング6はラックガイド3がピニオンに近づく方向に対して生ずる摺動抵抗によりラックガイド3をラック軸2に押し付け難くする。このため、ラック軸2がピニオンとの正常な噛み合い位置から離れ、その後ラックガイド3がラック軸2をピニオンに押し付けようとするとき、ラックガイド3の動きがOリング6の摺動抵抗により遅れてしまう。
即ち、ステアリング操作時の路面反力がラック軸2を真直状態から撓ませ、ラック軸2がピニオンとの正常な噛み合い位置から離れようとし、ラックガイド3が圧縮ばね5のばね力によりラック軸2をピニオンとの正常な噛み合い位置に維持させようとするとき、Oリング6はシリンダ部1との摺動抵抗によりラックガイド3をラック軸2に押し付け易くし、結果としてラック軸2はラックガイド3によりピニオンとの正しい噛み合わせを保持される。
ところが、ラック軸2が大きな路面反力によりピニオンとの正常な噛み合い位置から離れた後、ラックガイド3が圧縮ばね5のばね力によりラック軸2をピニオンとの正常な噛み合い位置に押し戻そうとするとき、Oリング6はシリンダ部1との摺動抵抗によりラックガイド3のラック軸2に押し付け難くし、結果としてラック軸2はピニオンとの正しい噛み合い位置にスムースに復帰し難くなる。
本発明の課題は、ラックガイドを用いてラック軸とピニオンの噛み合わせの安定を図るに際し、ラックガイドの防振性と摺動性を向上することにある。
請求項1の発明は、ステアリング軸に接続されたピニオンをギヤボックス内でラック軸に噛み合わせ、ラック軸をピニオンに押し付けるラックガイドをギヤボックスに設けたシリンダ部に収挿したパワーステアリング装置において、ラックガイドの外周に弾性体を設け、弾性体がラックガイドの外周からラックガイドの軸方向に沿う反ピニオン側に向けて次第に拡張する習性を備えた摩擦リップを有し、該摩擦リップをシリンダ部の内周に摺接させてなるようにしたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記弾性体がラックガイドの外周の環状溝に設けられる環状をなし、弾性体の環状の周方向に直交する断面の内周部分をラックガイドの環状溝に係着される取付部とし、該断面の外周部分を摩擦リップとするようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項2の発明において更に、前記弾性体の環状の周方向に直交する断面をU字形またはV字形とするようにしたものである。
(請求項1)
(a)ラックガイドの外周に設けた弾性体が、ラックガイドの外周からラックガイドの軸方向に沿う反ピニオン側に向けて次第に拡張する習性を備えた摩擦リップを有し、該摩擦リップをシリンダ部の内周に摺接させた。
ラックガイドの外周に設けた弾性体は、(1)ラックガイドがピニオンから離れる方向では、シリンダ部の内周が弾性体の摩擦リップに及ぼす摺動抵抗が摩擦リップを拡径させる力になり、その摺動抵抗はより増大するものになり、その増大する摺動抵抗によりラックガイドをラック軸に押し付け易くする。他方、(2)ラックガイドがピニオンに近づく方向では、シリンダ部の内周が弾性体の摩擦リップに及ぼす摺動抵抗が摩擦リップを縮径させる力になり、その摺動抵抗はより低減するものになり、その低減する摺動抵抗によりラックガイドをラック軸に押し付け易くする。
従って、ステアリング操作時の路面反力がラック軸を真直状態から撓ませ、ラック軸がピニオンとの正常な噛み合い位置から離れようとし、ラックガイドが圧縮ばねのばね力によりラック軸をピニオンとの正常な噛み合い位置に維持させようとするとき、弾性体はシリンダ部との上述(1)の摺動抵抗によりラックガイドをラック軸に押し付け易くするから、結果としてラック軸はラックガイドによりピニオンとの正しい噛み合わせを保持される。
他方、ラック軸が大きな路面反力によりピニオンとの正常な噛み合い位置から離れた後、ラックガイドが圧縮ばねのばね力によりラック軸をピニオンとの正常な噛み合い位置に押し戻そうとするとき、弾性体はシリンダ部との上述(2)の摺動抵抗によりラックガイドをラック軸に押し付け易くし、結果としてラック軸はピニオンとの正しい噛み合い位置にスムースに復帰できる。
(b)ラックガイドの外周に設けた弾性体の摩擦リップがシリンダの内周に摺接するから、ラックガイドの防振性を向上できる。路面振動等に起因して振動するラックガイドの外周がシリンダ部の内周に衝突するガタ音(微振動音)の発生を防止する。
(請求項2)
(c)弾性体がラックガイドの外周の環状溝に設けられる環状をなし、弾性体の環状の周方向に直交する断面の内周部分をラックガイドの環状溝に係着される取付部とし、該断面の外周部分を摩擦リップとすることにより、ラックガイドの外周に設ける上述(a)、(b)の弾性体を簡易に構成できる。
(請求項3)
(d)上述(c)の弾性体の環状の周方向に直交する断面をU字形又はV字形とすることにより、上述(c)の弾性体を単純形状化して簡易に構成できる。
図1は電動パワーステアリング装置を示す全体図、図2は図1のII−II線に沿う断面図、図3はラックガイドに設けた弾性体を示す模式断面図、図4はラックガイドに設けた弾性体の変形例を示す模式断面図、図5はラックガイドに設けた弾性体の従来例を示す模式断面図である。
電動パワーステアリング装置10は、図1、図2に示す如く、不図示のブラケットにより車体フレーム等に固定されるギヤボックス11(第1〜第2のギヤボックス11A〜11B)を有する。そして、ステアリングホイールが結合されるステアリング軸12にトーションバー13を介してピニオン軸14を連結し、このピニオン軸14にピニオン15を設け、このピニオン15に噛合うラック16Aを備えたラック軸16を第1ギヤボックス11A内に左右動可能に支持している。ラック軸16の両端部は第1ハウジング11Aの左右に突出し、それらの端部にはタイロッド17A、17Bが連結し、ラック軸16の左右動によりタイロッド17A、17Bを介して左右の車輪を操舵可能にする。尚、ステアリング軸12とピニオン軸14は軸受12A、14A、14Bを介してギヤボックス11に支持される。
電動パワーステアリング装置10は、第1ハウジング11A内でラック軸16の一端を挟んでピニオン15と相対する部分に設けられているシリンダ部18に、図2に示す如く、ラックガイド20を収挿する。ラックガイド20(シート21)はシリンダ部18に螺着されるアジャストボルト22により背面支持される圧縮ばね23によりラック軸16の側に弾発され、ラック軸16のラック16Aをピニオン15に押し付けるとともに、ラック軸16の一端を摺動自在に支持する。24はボルト22のためのロックナットである。尚、ラック軸16の他端側は不図示の軸受により第1ハウジング11Aに支持される。
電動パワーステアリグ装置10は、ステアリング軸12とピニオン軸14の間に、操舵トルク検出装置30を設けてある。操舵トルク検出装置30は、図2に示す如く、ステアリング軸12、ピニオン軸14に係合している円筒状のコア33を囲む2個の検出コイル31、32を第2ハウジング11Bに設けている。コア33は、ピニオン軸14のガイドピン34に係合する縦溝35を備えて軸方向にのみ移動可能とされるとともに、ステアリング軸12のスライダピン36に係合するスパイラル溝37を備える。これにより、ステアリングホイールに加えた操舵トルクがステアリング軸12に付与され、トーションバー13の弾性ねじり変形により、ステアリング軸12とピニオン軸14の間に回転方向の相対変位を生ずると、ステアリング軸12とピニオン軸14の回転方向の変位がコア33を軸方向に変位させるものとなり、このコア33の変位による検出コイル31、32の周辺の磁気的変化に起因する検出コイル31、32のインダクタンスが変化する。即ち、コア33がステアリング軸12側へ移動すると、コア33が近づく方の検出コイル31のインダクタンスが増加し、コア33が遠ざかる方の検出コイル32のインダクタンスが減少し、このインダクタンスの変化により操舵トルクを検出できる。
電動パワーステアリング装置10は、第1ハウジング11Aの一端側に電動モータ40のモータハウジング41を介装している。電動モータ40は、モータハウジング41の内周に組込まれて固定される不図示の固定子と、固定子の内周側に回転自在に配置される不図示の回転子とを有する。回転子はモータハウジング41の長手方向に渡ってラック軸16の周囲に配置される不図示の中空回転軸を有し、回転軸の一端部に固定される不図示のボールナットがラック軸16に設けてある不図示のボールねじとの間にスチールボールを保持する。電動モータ40は、ボールナットの回転をボールねじによりラック軸16の直線運動に変換する。
従って、電動パワーステアリング装置10は以下の如くに動作する。
(1)操舵トルク検出装置30が検出した操舵トルクが所定値より低いとき、操舵アシスト力は不要であり、電動モータ40は駆動されない。
(2)操舵トルク検出装置30が検出した操舵トルクが所定値を越えるとき、操舵アシスト力を必要とするから、電動モータ40が駆動される。電動モータ40では、必要な操舵アシスト力を発生するように固定子のコイルに通電し、固定子に発生する磁界によって回転子が回転するように駆動される。モータ40の発生トルクは回転子から回転軸を介してボールナットに伝えられ、ボールナットの回転をボールねじによりラック軸16の直線運動とし、ラック軸16に連動する車輪に操舵アシスト力として付与される。
以下、ラックガイド20を用いてラック軸16とピニオン15の噛み合わせの安定を図るに際し、ギヤボックス11のシリンダ部18に対するラックガイド20の防振性と摺動性を向上する構造について詳述する。
ラックガイド20は、図3に示す如く、シリンダ部18に収挿される円柱状をなし、先端面にはラック軸16の外周に沿う円弧状のシート21が装填される凹面20Aを備え、後端面には圧縮ばね23の一端が挿入される凹孔20Bを備え、外周面には弾性体25が設けられる環状溝20Cを備える。
弾性体25は、ゴム系、樹脂系等からなり、ラックガイド20の外周からラックガイド20の軸方向に沿う反ピニオン15側(ピニオン15から遠ざかる側)に向けて次第に拡径する傘状をなし、反ピニオン15側に向けて次第に拡張する習性を備えた摩擦リップ26を有し、摩擦リップ26をシリンダ部18の内周に弾発的に摺接させる。本実施例の弾性体25は、ラックガイド20の外周の環状溝20Cに装填される円環状をなし、弾性体25の環状の周方向に直交する断面をU字形とし、U字形断面の内周部分をラックガイド20の環状溝20Cに係着される取付部25Aとし、該断面の外周部分を摩擦リップ26とする。弾性体25はU字形断面の内周部分と外周部分のつながり部分をピニオン15側に向け、その内周部分である取付部25Aをラックガイド20の環状溝20Cに嵌め込んで係着され、ラックガイド20とともにシリンダ部18の内周に収挿されるとき、U字形断面の外周部分である摩擦リップ26の先端部をシリンダ部18の内周に押し込まれて弾性的に縮径変形され、結果としてこの弾性的縮径変形のばね反力に起因する、前述の如くの反ピニオン15側に向けて次第に拡張する習性を付与される。
本発明の弾性体25は、図4に示す如く、ラックガイド20の外周の環状溝20Cに装填される円環状をなし、弾性体25の環状の周方向に直交する断面をV字形とし、V字形断面の内周部分をラックガイド20の環状溝20Cに係着される取付部25Aとし、該断面の外周部分を摩擦リップ26とするものでも良い。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)ラックガイド20の外周に設けた弾性体25が、ラックガイド20の外周からラックガイド20の軸方向に沿う反ピニオン15側に向けて次第に拡張する習性を備えた摩擦リップ26を有し、該摩擦リップ26をシリンダ部18の内周に摺接させた。
ラックガイド20の外周に設けた弾性体25は、(1)ラックガイド20がピニオン15から離れる方向では、シリンダ部18の内周が弾性体25の摩擦リップ26に及ぼす摺動抵抗が摩擦リップ26を拡径させる力になり、その摺動抵抗はより増大するものになり、その増大する摺動抵抗によりラックガイド20をラック軸16から離れずらくする。他方、(2)ラックガイド20がピニオン15に近づく方向では、シリンダ部18の内周が弾性体25の摩擦リップ26に及ぼす摺動抵抗が摩擦リップ26を縮径させる力になり、その摺動抵抗はより低減するものになり、その低減する摺動抵抗によりラックガイド20をラック軸16に押し付け易くする。
従って、ステアリング操作時の路面反力がラック軸16を真直状態から撓ませ、ラック軸16がピニオン15との正常な噛み合い位置から離れようとし、ラックガイド20が圧縮ばねのばね力によりラック軸16をピニオン15との正常な噛み合い位置に維持させようとするとき、弾性体25はシリンダ部18との上述(1)の摺動抵抗によりラックガイド20をラック軸16に押し付け易くするから、結果としてラック軸16はラックガイド20によりピニオン15との正しい噛み合わせを保持される。
他方、ラック軸16が大きな路面反力によりピニオン15との正常な噛み合い位置から離れた後、ラックガイド20が圧縮ばねのばね力によりラック軸16をピニオン15との正常な噛み合い位置に押し戻そうとするとき、弾性体25はシリンダ部18との上述(2)の摺動抵抗によりラックガイド20をラック軸16に押し付け易くし、結果としてラック軸16はピニオン15との正しい噛み合い位置にスムースに復帰できる。
(b)ラックガイド20の外周に設けた弾性体25の摩擦リップ26がシリンダの内周に摺接するから、ラックガイド20の防振性を向上できる。路面振動等に起因して振動するラックガイド20の外周がシリンダ部18の内周に衝突するガタ音(微振動音)の発生を防止する。
(c)弾性体25がラックガイド20の外周の環状溝20Cに設けられる環状をなし、弾性体25の環状の周方向に直交する断面の内周部分をラックガイド20の環状溝20Cに係着される取付部25Aとし、該断面の外周部分を摩擦リップ26とすることにより、ラックガイド20の外周に設ける上述(a)、(b)の弾性体25を簡易に構成できる。
(d)上述(c)の弾性体25の環状の周方向に直交する断面をU字形又はV字形とすることにより、上述(c)の弾性体25を単純形状化して簡易に構成できる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明の弾性体はラックガイドの外周の周方向複数か所に設けられるものでも良く、またラックガイドの外周に接着等されて一体結合されるものでも良い。
また、本発明は、電動パワーステアリング装置に限らず、油圧パワーステアリング装置にも適用できる。
図1は電動パワーステアリング装置を示す全体図である。 図2は図1のII−II線に沿う断面図である。 図3はラックガイドに設けた弾性体を示す模式断面図である。 図4はラックガイドに設けた弾性体の変形例を示す模式断面図である。 図5はラックガイドに設けた弾性体の従来例を示す模式断面図である。
符号の説明
10 電動パワーステアリング装置
11 ギヤボックス
12 ステアリング軸
15 ピニオン
16 ラック軸
18 シリンダ部
20 ラックガイド
20C 環状溝
25 弾性体
25A 取付部
26 摩擦リップ

Claims (3)

  1. ステアリング軸に接続されたピニオンをギヤボックス内でラック軸に噛み合わせ、ラック軸をピニオンに押し付けるラックガイドをギヤボックスに設けたシリンダ部に収挿したパワーステアリング装置において、
    ラックガイドの外周に弾性体を設け、
    弾性体がラックガイドの外周からラックガイドの軸方向に沿う反ピニオン側に向けて次第に拡張する習性を備えた摩擦リップを有し、該摩擦リップをシリンダ部の内周に摺接させてなることを特徴とするパワーステアリング装置。
  2. 前記弾性体がラックガイドの外周の環状溝に設けられる環状をなし、弾性体の環状の周方向に直交する断面の内周部分をラックガイドの環状溝に係着される取付部とし、該断面の外周部分を摩擦リップとする請求項1に記載のパワーステアリング装置。
  3. 前記弾性体の環状の周方向に直交する断面をU字形またはV字形とする請求項2に記載のパワーステアリング装置。
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