JP2009201028A - 配信システム及びセンター装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車載器と、前記車載器と無線通信を用いて接続する路側無線装置と、前記路側無線装置を介して前記車載器にコンテンツを配信するセンター装置とを有する配信システムであって、前記センター装置は、前記車載器に対して配信すべき前記コンテンツを一意に識別する識別情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された識別情報に対応付けられた前記コンテンツを配信するか否かを制御する制御手段と、を備え、前記車載器は、予め指定された前記コンテンツを受信した際に当該コンテンツが更新された旨の通知を行う通知手段を備える。
【選択図】図9
Description
車載器と、前記車載器と無線通信を用いて接続する路側無線装置と、前記路側無線装置を介して前記車載器にコンテンツを配信するセンター装置とを有する配信システムであって、
前記センター装置は、
前記車載器に対して配信すべき前記コンテンツを一意に識別する識別情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された識別情報に対応付けられた前記コンテンツを配信するか否かを制御する制御手段と、
を備え、
前記車載器は、
予め指定された前記コンテンツを受信した際に当該コンテンツが更新された旨の通知を行う通知手段を備えることを特徴としている。
コンテンツを記憶及び再生することのできる車載器と無線通信を用いて接続する路側無線装置を介して接続されたセンター装置であって、
前記車載器に対して配信すべき前記コンテンツを一意に識別する識別情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された識別情報に対応付けられた前記コンテンツを配信するか否かを制御する制御手段と、
を備えることを特徴としている。
前記識別情報は前記コンテンツが更新された時間を示す情報を含むことを特徴としている。
前記記憶手段は、前記車載器に対して配信した前記コンテンツを識別する配信情報を記憶し、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記識別情報と前記配信情報をもとに前記コンテンツを配信するか否かを制御することを特徴としている。
前記制御手段は、前記コンテンツを配信した際に前記記憶手段に記憶された前記配信情報を更新することを特徴としている。
前記車載器が記憶している前記コンテンツを示す情報であるログ情報を取得するログ情報取得手段を更に備え、
前記制御手段は、前記ログ情報取得手段によって取得された前記ログ情報と前記記憶手段に記憶された前記識別情報をもとに前記コンテンツを配信するか否かを制御することを特徴としている。
前記コンテンツは当該コンテンツが更新されているか否かを示す更新フラグを含み、
前記車載器が記憶している前記コンテンツを示す情報であるログ情報を取得するログ情報取得手段を更に備え、
前記制御手段は、前記ログ情報取得手段によって取得された前記ログ情報、前記記憶手段に記憶された前記識別情報と前記更新フラグをもとに前記コンテンツを配信するか否かを制御することを特徴としている。
前記車載器から駐車した日時を示す立寄り情報を取得する立寄り情報取得手段を更に備え、
前記制御手段は、前記立寄り情報取得手段によって取得された前記立寄り情報と前記識別情報をもとに前記コンテンツを配信するか否かを制御することを特徴としている。
まず、構成を説明する。
図1に、本実施形態における配信システム100を示す。
配信システム100は、図1に示すように、車両Cに搭載された車載器10、路側無線装置20、センター装置30を含んで構成される。センター装置30は路側無線装置20を介して車載器10にコンテンツを配信する。
路側無線装置20は路上や駐車場等に複数設置され、各路側無線装置20はネットワークNを介してセンター装置30と接続されている。路側無線装置20と、車両Cの車載器10とは無線通信が可能である。
他にも、コンテンツとして、当該コンテンツの通知を行うためのポップアップを再生を行うべき再生地点(例えば、ポップアップの再生地点を示す緯度経度、ポップアップを再生する道路種別や車両の進入方向を指定する情報等)、コンテンツの表示画面の遷移情報(次に表示する画面を指定する情報等)、嗜好情報等を含む情報が格納されていてもよい。
路側無線装置20は、図2に示すように本体装置20aとアンテナ20bとから構成されている。路側無線装置20は、道路脇や道路上方に設置されたアンテナ20bから、到達距離が限定されたDSRCの電波を放射して、路側無線装置20近傍に路側エリアZを形成する。この路側エリアZ内にある車両Cの車載器10とだけ双方向狭域無線通信が可能となる。以下、路側無線装置20と車載器10間の狭域無線通信を路車間通信という場合がある。
車載器10は、図3に示すように、カーナビ部1、通信モジュール2、DSRC部3、制御部4を備えて構成されている。
例えば、路側無線装置20との路車間通信を行う際にはDSRC部3の通信動作を制御する。なお、DSRC部3の制御にあたってはDSRC部3のDSRC制御部3aとの協働により制御を行う。また、DSRC部3を介してセンター装置30から受信したコンテンツの保存、再生制御等を行う再生手段としても機能する。
カーナビ制御部1aは、現在地検出部1bから取得した現在地の情報及び地図記憶部1cに記憶された地図情報等に基づいて、車両Cの現在地から入力部1dを介して設定された目的地までの案内経路を算出する。そして、地図記憶部1cに記憶されている地図情報を用いて算出した案内経路へ誘導するための地図画面を生成し、表示部1eにより表示させる。
表示部1eは、モニタを備え、制御部4の制御に従ってモニタ上に各種情報を表示する。例えば、設定画面や地図画面、センター装置30から受信したコンテンツの表示画面等である。
また、記憶部1fは、センター装置30に提供するアップリンク情報を記憶するとともに、センター装置30から受信したコンテンツを記憶する。ユーザがコンテンツの配信について契約をした配信事業者(以下、正規の配信事業者という。)が複数ある場合には、アップリンク情報は各配信事業者に応じた内容で制御部4によりそれぞれ生成され、記憶部1fに記憶される。アップリンク情報は最新の内容となるように制御部4が常に更新を行って記憶部1fに保存させる。アップリンク情報の詳細については後述する。
DSRC部3は、図3に示すようにDSRC制御部3a、通信部3b、記憶部3c、ETC処理部3e、ICカードI/F3fを備えて構成されている。
例えば、ETCによる決済を行う際には、通信部3bの通信動作を制御してETC基地局(ETC決済を行うためにETCゲート付近等に設けられる無線基地局)と決済情報の送受信を行わせる。また、ETC処理部3eにより決済情報の書込処理を行わせる。
また、センター装置30からコンテンツを受信する際には、制御部4の指示に従って記憶部3cのアップリンク情報記憶領域Mに記憶されている情報を、通信部3bにより路側無線装置20に送信させる一方、通信部3bにより路側無線装置20を介してコンテンツを受信した場合にはこれを制御部4に出力する。
また、記憶部3cにはアップリンク情報記憶領域Mが設けられている。アップリンク情報記憶領域Mは、センター装置30に対してユーザが欲する情報を提供するためのアップリンク情報専用に設けられた記憶領域であり、車載器10の特性情報が記憶される。
ICカードI/F3fは、上記クレジットカード等のスロットを備え、このスロットに挿入されたクレジットカード等のICとETC処理部3eの間で情報のやりとりを仲介する。
センター装置30は、コンテンツを記憶し、これを路側無線装置20を介して車載器10に配信する。
なお、図1では1台のセンター装置30のみ示したが、コンテンツを配信する配信事業者は複数あり、センター装置30は配信事業者毎に備えられるものである。
図5に示すように、センター装置30は制御部31、入力部32、表示部33、記憶部34、通信部35を備えて構成されている。
例えば、制御部31は記憶部34に保存されているコンテンツを読み出して編成したり、編成したコンテンツの配信制御を行う。なお、編成とは配信するコンテンツを選択し、選択したコンテンツを図5及び図6に示す配信用のフォーマットに合わせてデータを構築することを言う。
表示部33はディスプレイを備え、制御部31の表示制御に従ってディスプレイ上に各種画面を表示する。
ここで、図6における情報グループ1、2、・・nのそれぞれが1つのコンテンツであり、車載器10においてはコンテンツを単位として再生処理が行われる。
図7に示すように、コンテンツには、個々にIDが付された情報、例えば区分情報、事業者、コンテンツ詳細、有効期限、時間提供、対象地点、再生地点、遷移情報、駐車場情報、運転支援情報、嗜好情報等が含まれている。
また、その他にも、区分情報は識別番号に対応する情報のデータ量等を示す。
また、識別番号は、ID00〜ID255まで割り振られており、例えばID10は対象地点情報、ID40は詳細情報であることを示す。
なお、コンテンツに含まれる各IDに対応する情報にはヘッダ情報(図示せず)が含まれており、各IDに含まれている情報量を示す情報バイト等、各IDに対応する内容を示す情報やフラグ等がヘッダ情報として格納されている。
以下、識別番号に対応する各情報について説明する。
ID02のコンテンツ詳細はコンテンツに関する詳細な情報であり、例えば当該コンテンツの情報提供元を特定することのできる情報提供企業コード、サービス事業者がコンテンツに対し個別に割り付けた情報コード、コンテンツが属する嗜好情報のカテゴリ、再生を即時に行うか蓄積するかを示す即時/蓄積コード等である。
他にも、サービス事業者が配信するコンテンツの提供元を示すコード、当該企業を通知するテキスト、コンテンツを検索、並び替え、及び削除等するための情報表示テキスト等をID02のコンテンツ詳細として格納してもよい。
ID05の時間提供は後述する対象地点においてサービスを提供できる営業時間等の情報である。
詳細情報は、当該コンテンツの内容の説明をするためのテキスト情報等が格納される。
表示用文字データは、サービス対象地点や画面遷移の案内を行う情報等、ユーザを補助するための情報である。表音文字列は音声によってユーザに伝達するための情報を格納している。
図8に示すように、DSRC接続が確立されると路側システムから車載器10に対してコンテンツが配信される(ステップS801)。なお、路側システムと車載器10とのDSRC接続が確立された際に、車載器10から路側システムに対して車載器10ごとに一意に割り振られた車載器IDが送信されている。本処理におけるステップS801で配信されるコンテンツは、車載器10の表示部1eに表示される初期表示画面等であり、車載器10は当該コンテンツが受信され、実行される(ステップS802)。次いで、当該コンテンツのサービス事業者コードが車載器10の制御部4において保持される(ステップS803)。そして、コンテンツを受信した旨を示す応答が車載器10から路側システムに対して送信される(ステップS804)。
コンテンツ配信処理は、コンテンツ送信の指示がセンター装置30の制御部31に対して入力された際に制御部31と記憶部34に記憶されたプログラムとの協働によるソフトウェア処理により実現される。当該コンテンツ配信処理では、更新されていると判断されたコンテンツのみを車載器10に対して送信する。コンテンツ配信処理によって制御部31は制御手段として機能する。
そして、嗜好ジャンルテーブルT3に指定されたカテゴリに属する未送信のコンテンツが配信コンテンツ管理テーブルF1から選択される(ステップS907)。
配信コンテンツ管理テーブルF1は、配信すべきコンテンツを一意に識別する識別情報が記憶されており、センター装置30から車載器10に対して配信すべきコンテンツを管理するテーブルであり、図11に示すように、配信コンテンツ管理テールF1は、「サービス事業者コード」フィールド、「企業コード」フィールド、「情報コード」フィールド、「嗜好データカテゴリ」フィールド、「コンテンツ識別」フィールド、及び「更新日時」フィールドから構成される。「サービス事業者」フィールドは、当該レコードに該当するコンテンツを提供する事業者のサービス事業者コードが格納される。「企業コード」フィールドは、当該レコードに該当するコンテンツに関する企業の企業コードが格納される。「情報コード」フィールドは、当該レコードに該当するコンテンツの情報コードが格納される。「嗜好データカテゴリ」フィールドは、当該レコードに該当するコンテンツの嗜好データのカテゴリが格納される。「コンテンツ識別」フィールドは、当該レコードに属するコンテンツを識別するための情報(情報提供企業コード等)が格納される。「更新日時」フィールドは、当該レコードに該当するコンテンツが更新された日時(年月月日時分秒含む)が格納される。
ステップS907では、「嗜好データカテゴリ」フィールドが参照され、嗜好ジャンルテーブルT3に指定されたカテゴリに属するレコードに該当するコンテンツが抽出されることになる。
図12に示すように、配信情報管理テーブルF2は、「配信先車載器ID」フィールド、「サービス事業者コード」フィールド、「企業コード」フィールド、「情報コード」フィールド、及び「コンテンツ配信日時」フィールドから構成される。「配信先車載器ID」フィールドは、過去にコンテンツを配信した車載器IDが格納されている。「サービス事業者」フィールドは、当該レコードに該当するコンテンツを提供する事業者のサービス事業者コードが格納される。「企業コード」フィールドは、当該レコードに該当するコンテンツに関する企業の企業コードが格納される。「情報コード」フィールドは、当該レコードに該当するコンテンツの情報コードが格納される。「コンテンツ配信日時」フィールドは、当該レコードに該当するコンテンツが配信された日時(年月月日時分秒含む)が格納される。
センター装置30は、コンテンツを車載器10に対して送信するたびに新たなレコードとして当該コンテンツに関する情報を配信情報管理テーブルF2に保存する。
このように、配信情報管理テーブルF2の各レコードを参照することにより、センター装置30から車載器10に対して過去に送信されたコンテンツを特定することができる。
各コードが一致しているレコードが存在する場合(ステップS909;YES)、当該レコードのコンテンツの更新日時が、配信情報管理テーブルF2に登録されているコンテンツ配信日時以降であるか否か判断される(ステップS910)。具体的には、ステップS909で配信コンテンツ管理テーブルF1の情報コードが一致していると判断されたレコードの「更新日時」フィールドの情報と、配信管理テーブルF2の当該情報コードに該当するレコードの「コンテンツ配信日時」が比較される。
次いで、車載器10から応答コマンドが受信されたか否かが判断される(ステップS912)。応答コマンドが受信された場合(ステップS912;YES)、配信情報管理テーブルF2の情報が記録/上書きされる(ステップS913)。具体的には、配信情報管理テーブルF2のサービス事業者コード、企業コード、情報コード、コンテンツ配信日時が記録/上書きされる。
そして、全コンテンツの送信が完了したか否か判断される(ステップS914)。全コンテンツの送信が完了していない場合(ステップS914;NO)、ステップS907に戻る。全コンテンツの送信が完了している場合(ステップS914;YES)、処理は終了する。
次に図13から図15を参照しつつ、本発明に係る配信システム100の第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態は、主にコンテンツ配信処理が第1の実施の形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施の形態と異なる点について説明する。
図13に示すように、広告受信/再生ログF3は「サービス事業者コード」フィールドと、「受信情報コード」フィールド、及び「受信年月日」フィールドから構成される。「サービス事業者コード」フィールドには、車載器10が受信したコンテンツのサービス事業者コードが格納される。「受信情報コード」フィールドには、受信したコンテンツの情報コードが格納される。「受信年月日」フィールドには、当該レコードに対応するコンテンツを受信した時間(年月日時分秒を含む)が格納される。車載器10はコンテンツを受信すると、その受信した時間を当該コンテンツと対応付けて記憶することになる。
路側システムでは、広告受信/再生ログF3を受信することにより、車載器10がどのコンテンツをいつ受信しているかを判断することができる。
コンテンツ配信処理Bは、コンテンツ送信の指示が入力された際に制御部31と記憶部34に記憶されたプログラムとの協働によるソフトウェア処理により実現される。当該コンテンツ配信処理では、更新されているコンテンツのみを車載器10に対して送信する。
一方、ステップS1409で選択されたコンテンツの各コードと一致するレコードが広告受信/再生ログF3内に存在しない場合(ステップS1409;NO)、ステップS1411へと移行し、ステップS1408で選択されたコンテンツが車載器10に対して送信される。
全コンテンツの送信が完了していない場合(ステップS1413;NO)、ステップS1408に戻る。全コンテンツの送信が完了している場合(ステップS1414;YES)、処理は終了する。
次に図16及び図18を参照しつつ、本発明に係る配信システム100の第3の実施の形態について説明する。なお、第3の実施の形態は、情報コードの構成とコンテンツ配信処理が第2の実施の形態と異なるものであるため、以下においては、特に第2の実施の形態と異なる点について説明する。
図16に示すように、本実施の形態においては、情報コードは更新フラグと情報識別コードから構成される。更新フラグは、後述するコンテンツ配信処理によって、当該コンテンツが更新されたか否かを示す情報である。情報識別コードは、コンテンツに一意に割り振られたコードであり、コンテンツを識別するための情報である。したがって、本実施の形態においてはセンター端末30及び車載器10は、情報コードの下位のビットである情報識別コードを参照することによって、コンテンツを特定することができる。
なお、図16の例では、情報コードを24ビット、更新フラグを3ビット、情報識別コードを21ビットとするが、情報コード、更新フラグ、及び情報識別コードの構成はこれに限られない。例えば、更新フラグに割り当てる領域が図16の例よりも多くてもよいし少なくてもよい。
例えば、更新フラグを0とし、情報識別コードが25の値が付与されたコンテンツが更新された場合、センター端末30は当該更新されたコンテンツの更新フラグを1とし、情報識別コードを25として値を付与しコンテンツを配信する。
コンテンツ配信処理Cは、コンテンツ送信の指示がセンター端末30に対して入力された際に制御部31と記憶部34に記憶されたプログラムとの協働によるソフトウェア処理により実現される。当該コンテンツ配信処理Cでは、更新されているコンテンツのみを車載器10に対して送信する。
全コンテンツの送信が完了していない場合(ステップS1713;NO)、ステップS1708に戻る。全コンテンツの送信が完了している場合(ステップS1714;YES)、処理は終了する。
次に図19から図21を参照しつつ、本発明に係る配信システム100の第1の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態は、主にコンテンツ配信処理が第1の実施の形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施の形態と異なる点について説明する。
図19に示すように、過去立寄り地点テーブルF4は、「No」フィールド、「立寄り地点」フィールド、及び「立寄り年月日」フィールド等から構成される。
「No」フィールドには、各レコードに連番で割り当てられた値が格納される。図19に示す例では、過去立寄り地点テーブルF4は83のレコードを保持することができる。「立寄り地点」フィールドには、車両Cが過去に立寄った場所を示す緯度、経度情報が格納される。「立寄り年月日」フィールドには、当該レコードに該当する場所に立寄った年月日(年月日時分秒含む)が格納される。
コンテンツ配信処理Dは、コンテンツ送信の指示が入力された際に制御部31と記憶部34に記憶されたプログラムとの協働によるソフトウェア処理により実現される。当該コンテンツ配信処理では、更新されているコンテンツのみを車載器10に対して送信する。
10 車載器
1 カーナビ部
1d 入力部
1e 表示部
1f 記憶部
3 DSRC部
3a DSRC制御部
3b 通信部
3c 記憶部
M アップリンク情報記憶領域
4 制御部
20 路側無線装置
30 センター装置
31 制御部
34 記憶部
Claims (8)
- 車載器と、前記車載器と無線通信を用いて接続する路側無線装置と、前記路側無線装置を介して前記車載器にコンテンツを配信するセンター装置とを有する配信システムであって、
前記センター装置は、
前記車載器に対して配信すべき前記コンテンツを一意に識別する識別情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された識別情報に対応付けられた前記コンテンツを配信するか否かを制御する制御手段と、
を備え、
前記車載器は、
予め指定された前記コンテンツを受信した際に当該コンテンツが更新された旨の通知を行う通知手段を備えることを特徴とする配信システム。 - コンテンツを記憶及び再生することのできる車載器と無線通信を用いて接続する路側無線装置を介して接続されたセンター装置であって、
前記車載器に対して配信すべき前記コンテンツを一意に識別する識別情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された識別情報に対応付けられた前記コンテンツを配信するか否かを制御する制御手段と、
を備えることを特徴とするセンター装置。 - 前記識別情報は前記コンテンツが更新された時間を示す情報を含むことを特徴とする請求項2に記載のセンター装置。
- 前記記憶手段は、前記車載器に対して配信した前記コンテンツを識別する配信情報を記憶し、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記識別情報と前記配信情報をもとに前記コンテンツを配信するか否かを制御することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のセンター装置。 - 前記制御手段は、前記コンテンツを配信した際に前記記憶手段に記憶された前記配信情報を更新することを特徴とする請求項4に記載のセンター装置。
- 前記車載器が記憶している前記コンテンツを示す情報であるログ情報を取得するログ情報取得手段を更に備え、
前記制御手段は、前記ログ情報取得手段によって取得された前記ログ情報と前記記憶手段に記憶された前記識別情報をもとに前記コンテンツを配信するか否かを制御することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のセンター装置。 - 前記コンテンツは当該コンテンツが更新されているか否かを示す更新フラグを含み、
前記車載器が記憶している前記コンテンツを示す情報であるログ情報を取得するログ情報取得手段を更に備え、
前記制御手段は、前記ログ情報取得手段によって取得された前記ログ情報、前記記憶手段に記憶された前記識別情報と前記更新フラグをもとに前記コンテンツを配信するか否かを制御することを特徴とする請求項2に記載のセンター装置。 - 前記車載器から駐車した日時を示す立寄り情報を取得する立寄り情報取得手段を更に備え、
前記制御手段は、前記立寄り情報取得手段によって取得された前記立寄り情報と前記識別情報をもとに前記コンテンツを配信するか否かを制御することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のセンター装置。
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