JP5088190B2 - 配信システム、センター装置、及び車載器 - Google Patents
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車載器と、前記車載器と無線通信で接続される路側無線装置と、前記路側無線装置を介して前記車載器にコンテンツを配信するセンター装置とを有する配信システムであって、
前記センター装置は、前記コンテンツの内容を記憶させるか否かを識別する識別情報を当該コンテンツとともに配信し、
前記車載器は、
前記路側無線装置を介して前記センター装置に送信すべきアップリンク情報を記憶する記憶手段と、
前記識別情報に基づいて前記コンテンツの内容を前記アップリンク情報に記憶させるか否かを判断する制御手段と、
を備えることを特徴としている。
コンテンツを記憶及び再生することのできる車載器と無線通信で接続される路側無線装置を介して接続されたセンター装置であって、
前記コンテンツの内容を記憶させるか否かを識別する識別情報を前記路側無線装置を介して当該コンテンツとともに前記車載器に配信することを特徴としている。
路側無線装置と無線通信で接続され、前記路側無線装置を介してセンター装置から配信されるコンテンツの内容を記憶させるか否かを識別する識別情報を受信する車載器であって、
前記路側無線装置を介して前記センター装置に送信すべきアップリンク情報を記憶する記憶手段と、
前記識別情報に基づいて前記コンテンツの内容を前記アップリンク情報に記憶させるか否かを判断する制御手段と、
を備えることを特徴としている。
前記コンテンツの内容が記憶された前記アップリンク情報を前記路側無線装置を介して前記センター装置に対して送信することを特徴としている。
前記アップリンク情報を編集するための編集手段を更に有し、
前記記憶手段は、前記制御手段によって前記アップリンク情報に記憶させると判断された前記コンテンツの内容を管理するテーブルを記憶し、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記テーブルに基づいて前記アップリンク情報に記憶させた前記コンテンツの内容を前記編集手段によって編集させないように制御することを特徴としている。
前記判断手段によって記憶させるか否かが判断される前記コンテンツの内容は当該コンテンツを構成する汎用的なデータ領域に含まれる詳細情報データであることを特徴としている。
まず、構成を説明する。
図1に、本実施形態における配信システム100を示す。
配信システム100は、図1に示すように、車両Cに搭載された車載器10、路側無線装置20、センター装置30を含んで構成される。センター装置30は路側無線装置20を介して車載器10にコンテンツを配信する。
路側無線装置20は路上や駐車場等に複数設置され、各路側無線装置20はネットワークNを介してセンター装置30と接続されている。路側無線装置20と、車両Cの車載器10とは無線通信が可能である。
他にも、コンテンツとして、当該コンテンツの通知を行うためのポップアップを行うべき再生地点(例えば、ポップアップの再生地点を示す緯度経度、ポップアップを再生する道路種別や車両の進入方向を指定する情報等)、コンテンツの表示画面の遷移情報(次に表示する画面を指定する情報等)、嗜好情報等を含む情報が格納されていてもよい。
路側無線装置20は、図2に示すように本体装置20aとアンテナ20bとから構成されている。路側無線装置20は、道路脇や道路上方に設置されたアンテナ20bから、到達距離が限定されたDSRCの電波を放射して、路側無線装置20近傍に路側エリアZを形成する。この路側エリアZ内にある車両Cの車載器10とだけ双方向狭域無線通信が可能となる。以下、路側無線装置20と車載器10間の狭域無線通信を路車間通信という場合がある。
車載器10は、図3に示すように、カーナビ部1、通信モジュール2、DSRC部3、制御部4を備えて構成されている。
例えば、路側無線装置20との路車間通信を行う際にはDSRC部3の通信動作を制御する。なお、DSRC部3の制御にあたってはDSRC部3のDSRC制御部3aとの協働により制御を行う。また、DSRC部3を介してセンター装置30から受信したコンテンツの保存、再生制御等を行う再生手段としても機能する。
カーナビ制御部1aは、現在地検出部1bから取得した現在地の情報及び地図記憶部1cに記憶された地図情報等に基づいて、車両Cの現在地から入力部1dを介して設定された目的地までの案内経路を算出する。そして、地図記憶部1cに記憶されている地図情報を用いて算出した案内経路へ誘導するための地図画面を生成し、表示部1eにより表示させる。
表示部1eは、モニタを備え、制御部4の制御に従ってモニタ上に各種情報を表示する。例えば、設定画面や地図画面、センター装置30から受信したコンテンツの表示画面等である。
また、記憶部1fは、センター装置30に提供するアップリンク情報m1を記憶するとともに、センター装置30から受信したコンテンツを記憶する。ユーザがコンテンツの配信について契約をした配信事業者(以下、正規の配信事業者という。)が複数ある場合には、アップリンク情報m1は各配信事業者に応じた内容で制御部4によりそれぞれ生成され、記憶部1fに記憶される。アップリンク情報m1は最新の内容となるように制御部4が常に更新を行って記憶部1fに保存させる。アップリンク情報m1の詳細については後述する。
なお、通信モジュール2は他にもWiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等のDSRC以外の通信手段を使用することにより、インターネット等の情報を入手することもできる。
DSRC部3は、図3に示すようにDSRC制御部3a、通信部3b、記憶部3c、ETC処理部3e、ICカードI/F3fを備えて構成されている。
例えば、ETCによる決済を行う際には、通信部3bの通信動作を制御してETC基地局(ETC決済を行うためにETCゲート付近等に設けられる無線基地局)と決済情報の送受信を行わせる。また、ETC処理部3eにより決済情報の書込処理を行わせる。
また、センター装置30からコンテンツを受信する際には、制御部4の指示に従って記憶部3cのアップリンク情報記憶領域Mに記憶されている情報を、通信部3bにより路側無線装置20に送信させる一方、通信部3bにより路側無線装置20を介してコンテンツを受信した場合にはこれを制御部4に出力する。
また、記憶部3cにはアップリンク情報記憶領域Mが設けられている。アップリンク情報記憶領域Mは、センター装置30に情報を提供するために専用に設けられた記憶領域であり、アップリンク情報m1の他、車載器10の特性情報(図示せず)が記憶される。
ICカードI/F3fは、上記クレジットカード等のスロットを備え、このスロットに挿入されたクレジットカード等のICとETC処理部3eの間で情報のやりとりを仲介する。
センター装置30は、コンテンツを記憶し、これを路側無線装置20を介して車載器10に配信する。
なお、図1では1台のセンター装置30のみ示したが、コンテンツを配信する配信事業者は複数あり、センター装置30は配信事業者毎に備えられるものである。また、図1ではセンター装置30がネットワークNを介して路側無線装置20と接続されている例を示したが、センター装置30の一部又は全部の機能を路側無線装置20が所有していてもよい。この場合、複数の路側無線装置20が保持するセンター装置30の機能を管理するサーバとしてのセンター装置30が存在し、当該サーバとしての役割を果たすセンター装置30がネットワークNを介して路側無線装置20と接続されていてもよい。
図4に示すように、センター装置30は制御部31、入力部32、表示部33、記憶部34、通信部35を備えて構成されている。
例えば、制御部31は記憶部34に保存されているコンテンツを読み出して編成したり、編成したコンテンツの配信制御を行う。なお、編成とは配信するコンテンツを選択し、選択したコンテンツを図5及び図6に示す配信用のフォーマットに合わせてデータを構築することをいう。
表示部33はディスプレイを備え、制御部31の表示制御に従ってディスプレイ上に各種画面を表示する。
ここで、図5における情報グループ1、2、・・nのそれぞれが1つのコンテンツであり、車載器10においてはコンテンツを単位として再生処理が行われる。
図6に示すように、コンテンツには、個々にIDが付された情報、例えば区分情報、事業者、コンテンツ、有効期限、提供時間、対象地点、情報提供地点、遷移情報、詳細情報、嗜好データ等が含まれている。
また、識別番号は、ID00〜ID255まで割り振られており、例えばID10は対象地点、ID40は詳細情報であることを示す。
なお、コンテンツに含まれる各IDに対応する情報にはヘッダ情報(図示せず)が含まれており、各IDに含まれている情報量を示す情報バイト等、各IDに対応する内容を示す情報やフラグ等がヘッダ情報として格納されている。
以下、識別番号に対応する各情報について説明する。
ID02、ID03のコンテンツは、コンテンツに関する詳細な情報であり、例えば当該コンテンツの情報提供元を特定することのできる企業コード、サービス事業者がコンテンツに対し個別に割り付けた情報コード、コンテンツの内容を示すための情報表示用テキスト、コンテンツが属する嗜好データのカテゴリ、再生を即時に行うか蓄積するかを示す即時/蓄積コード等である。
他にも、企業コードに対応する企業を通知するためのテキスト等をID02のコンテンツとして格納してもよい。
ID05の提供時間は後述する対象地点においてサービスを提供できる営業時間等の情報である。
対象地点座標が存在するコンテンツの場合は、他にも対象地点名称等を示す対象地点表示用テキスト、例えば対象地点の説明等に係るコンテンツであるテキスト、画像、音声等や、対象地点の情報をIP通信により提供する際のURL、対象地点を地図上に表示する際に使用されるアイコン画像、提携駐車場情報等からなる。
コピーコントロールフラグは、車載器10がコンテンツを受信した際に詳細情報データをアップリンク情報m1の会員情報に書き込むか否かを示すフラグであり、識別情報としての役割を果たす。後述するコピーコントロール判別処理によって、コピーコントロールフラグがオン(値が「1」の場合)の場合には、ID40の詳細情報データをアップリンク情報m1の会員情報に書き込み、コピーコントロールフラグがオフ(値が「0」の場合)の場合には、ID40の詳細情報データをアップリンク情報m1の会員情報に書き込まないよう制御されることになる。
したがって、コピーコントロールフラグがオンになっている場合は、詳細情報データには会員情報が格納されていることになるので、上記の例では情報内容フラグは「2」の値をとることになる。
表示用文字データは、サービス対象地点や画面遷移の案内を行う情報や、検索のための検索用語等等、表示部1eに表示させてユーザを補助するための情報である。表音文字列は音声によってユーザに伝達するための情報を格納している。
なお、表示用文字データや表音文字列は、通常詳細情報データに関連するものである。
本実施の形態においては、図7に示すように1つのコンテンツにつき、ID40の詳細情報を8つまで格納することができる。つまり、ID40に対応するデータ領域には、図7に示す詳細情報1〜8が格納されており、使用しない詳細情報にはデータは格納されない。例えば、ID40の詳細情報のうち、詳細情報1〜3のみ使用したい場合には詳細情報4〜8にはデータは格納しないことになる。
アップリンク情報m1には、配信事業者の特定情報、車両Cの目的地情報、経由地情報、累計走行距離情報、過去の立ち寄り地情報、ユーザの嗜好情報、広告視聴履歴情報、会員情報等が含まれる。図8に例を示すように、アップリンク情報m1は配信事業者A、Bの配信事業者毎に生成され、アップリンク情報記憶領域Mに記憶される。
目的地情報は、カーナビ部1で設定された目的地の緯度、経度の情報であり、経由地情報はカーナビ部1で設定された目的地までの誘導経路において経由する地点の緯度、経度の情報である。例えば、目的地として設定されたID10の対象地点座標が格納される。
過去の立ち寄り地情報は、過去に車両Cが停車した(つまり車載器10の電源がON又はOFFされた)地点の緯度、経度の情報及び時刻情報である。
本実施の形態においては、1つのアップリンク情報m1につき、8つの会員情報が保持できる構成を例として説明する。つまり、サービス事業者は車載器からアップリンク情報m1を受信すると最大8つの会員情報を得ることができる。
図9に、コンテンツを配信する際におけるセンター装置30、路側無線装置20、車載器10の各装置における処理の流れを示す。
図9に示すように、まず車両Cのエンジンが起動し、車載器10の電源が投入されると(ステップS1)、車載器10の特性情報が生成され、記憶部3cのアップリンク情報記憶領域Mの特性情報領域m2に書き込まれる(ステップS2)。特性情報は、予めセンター装置30との間で取り決められている項目について制御部4が表示部1e等の各部に問い合わせて取得したり、予め記憶部1fに記憶されている情報を読み出す等して取得する。そして、取得された情報を制御部4がコード化し、アップリンク情報記憶領域Mの特性情報領域m2に当該コードが書き込まれる。なお、実際には書込を指示する制御情報がDSRC制御部3aに出力され、このDSRC制御部3aがアップリンク情報記憶領域Mの特性情報領域m2に書き込まれる。
センター装置30では、DSRC接続時に取得される車載器ID等をもとに、車載器10のユーザが配信サービスの会員か否かが判断される(ステップS6)。
一方、一致する車載器IDがあれば会員であると判断され(ステップS6;Y)、配信事業者のサービス事業者コードの通知情報が路側無線装置20に送信される(ステップS7)。なお、ステップS7においては、サービス事業者コードと共に他の情報(例えば、Welcome画面を表示部1eに表示させるためにID10を配信する等)のコンテンツを含むようにしても良い。
各レコードには、会員情報に関する情報が格納され、「サービス事業者コード」フィールドには、当該レコードの会員情報に対応するサービス事業者コードが格納される。「コピーコントロールフラグ」フィールドには、当該レコードの会員情報に対応するコピーコントロールフラグが格納される。具体的には、後述するコピーコントロール判別処理のステップS123によってID40の詳細情報のコピーコントロールフラグの値が格納されることになる。
「会員情報」フィールドには、当該レコードに対応する会員情報の内容が格納される。
サービス事業者コードと一致するアップリンク情報に会員情報が格納されていると判断された場合(ステップS9;Y)、当該会員情報がアップリンク情報m1に書き込まれる(ステップS10)。サービス事業者コードと一致するアップリンク情報に会員情報が格納されていないと判断された場合(ステップS9;N)、処理はステップS11に移行する。
車載器10では、配信された当該コンテンツに対して、コピーコントロール判別処理が行われる(ステップS14)。
また、センター装置30では車載器10に対し、アップリンク情報記憶領域Mに書き込まれたアップリンク情報m1の送信を要求する(ステップS15)。以降は、車載器がエリアアウトするまで(車載器との無線通信が途切れるまで)、センター装置30は車載器10に対し、定期的にアップリンク情報m1のポーリングを行う。
図10に示すように、センター装置30では、送信されたアップリンク情報m1より会員の趣向に適したコンテンツが編成され、当該コンテンツが車載器10に配信される(ステップS17)。車載器10では、配信された当該コンテンツに対して、後述するコピーコントロール判別処理が行われる(ステップS18)。
図12に、本実施の形態におけるコピーコントロール判別処理を示す。
コピーコントロール判別処理では、配信されたコンテンツのID40に含まれるコピーコントロールフラグを参照することによって、当該コンテンツのID40の詳細情報データを会員情報テーブルT1に格納させる。
コンテンツを受信したと判断された場合(ステップS121;YES)、当該コンテンツのID40に格納されているコピーコントロールフラグがオンとなっているか否かが判断される(ステップS122)。コピーコントロールフラグがオンとなっていると判断された場合(ステップS122;YES)、受信したコンテンツに基づいて会員情報テーブルT1が更新される(ステップS123)。具体的には、ステップS122で受信されたコンテンツのID40の詳細情報1〜8のうち、コピーコントロールフラグがオンになっている詳細情報データの内容が抽出され、当該コンテンツのID01のサービス事業者コード、コピーコントロールフラグ、及び会員情報(抽出された詳細情報データ)と共に会員情報テーブルT1に格納されることになる。本実施の形態では、先述のように会員情報として保持できる情報は8つまでとしているので、会員情報テーブルT1の、サービス事業者コードに対応する会員情報に既に8つの会員情報が存在する場合は、当該会員情報が順次上書きされることになる。
ステップS124においては、車載器10が受信したコンテンツを記憶又は再生させ(ステップS124)、処理はステップS121に戻る。具体的には、蓄積型のコンテンツであれば記憶部1fに記憶され、即時型のコンテンツであれば所定のタイミングで再生されることになる。
会員情報編集可否制御処理は、入力部1dからの入力により、サービス事業者コードが指定され、当該サービス事業者コードと対応するアップリンク情報m1の会員情報の変更指示の入力がされた際に、記憶部1fに記憶されたプログラムと制御部4との協働により実現される。
会員情報編集可否制御処理では、会員情報テーブルT1を参照することにより、コピーコントロールフラグがオンになっている会員情報を編集させないようにし、他の会員情報については車載器10のユーザの入力によって編集が可能にする。
サービス事業者コード表示欄Gaは、会員情報編集可否制御処理が実行される際に指定されたサービス事業者コードと一致するサービス事業者コードが表示される。
会員情報表示欄Gb1〜Gb8には、当該サービス事業者コードと会員情報テーブルT1に格納された「サービス事業者コード」フィールドの値が一致したレコードの「会員情報」フィールドの値が表示される。
また、会員情報編集可否制御処理における「i列目」のiの数値は、会員情報表示画面G1における会員情報表示欄Gb1〜Gb8及び編集ボタンGc1〜Gc8の符号の数値と対応している。例えば、iが3の場合は会員情報表示欄Gb3及び編集ボタンGc3の処理を実行していることになる。
次いで、当該i列目に「編集」ボタンが表示される(ステップS136)。具体的には、図14に示す編集ボタンGc4〜Gc5のように、「編集」の文字が表示されユーザからの入力が待ち受けられることになる。
次いで、当該i列目に「入力」ボタンが表示される(ステップS138)。具体的には、図14に示す編集ボタンGc6〜Gc8のように、「入力」の文字が表示されユーザからの入力が待ち受けられることになる。
変数iが9となっていると判断された場合(ステップS140;NO)、処理はステップS132に戻る。変数iが9となっていないと判断された場合(ステップS140;YES)、処理は終了する。
他にも、会員情報テーブルT1に格納されている会員情報のうち、車載器10のユーザが上書きさせてもよい会員情報と上書きさせたくない会員情報を指定できる構成としてもよい。同様に、サービス事業者はコンテンツを配信させる際に、車載器10の会員情報テーブルT1のコピーコントロールフラグがオンとなっている会員情報でいっぱいであった場合に、当該配信するコンテンツのID40の詳細情報データを会員情報テーブルに格納させる/させないを判別させるような情報を当該コンテンツに含ませるようにしてもよい。
10 車載器
1 カーナビ部
1d 入力部
1e 表示部
1f 記憶部
3 DSRC部
3a DSRC制御部
3b 通信部
3c 記憶部
M アップリンク情報記憶領域
4 制御部
20 路側無線装置
30 センター装置
31 制御部
34 記憶部
Claims (6)
- 車載器と、前記車載器と無線通信で接続される路側無線装置と、前記路側無線装置を介して前記車載器にコンテンツを配信するセンター装置とを有する配信システムであって、
前記センター装置は、前記コンテンツの内容を記憶させるか否かを識別する識別情報を当該コンテンツとともに配信し、
前記車載器は、
前記路側無線装置を介して前記センター装置に送信すべきアップリンク情報を記憶する記憶手段と、
前記識別情報に基づいて前記コンテンツの内容を前記アップリンク情報に記憶させるか否かを判断する制御手段と、
を備えることを特徴とする配信システム。 - コンテンツを記憶及び再生することのできる車載器と無線通信で接続される路側無線装置を介して接続されたセンター装置であって、
前記コンテンツの内容を記憶させるか否かを識別する識別情報を前記路側無線装置を介して当該コンテンツとともに前記車載器に配信することを特徴とするセンター装置。 - 路側無線装置と無線通信で接続され、前記路側無線装置を介してセンター装置から配信されるコンテンツの内容を記憶させるか否かを識別する識別情報を受信する車載器であって、
前記路側無線装置を介して前記センター装置に送信すべきアップリンク情報を記憶する記憶手段と、
前記識別情報に基づいて前記コンテンツの内容を前記アップリンク情報に記憶させるか否かを判断する制御手段と、
を備えることを特徴とする車載器。 - 前記コンテンツの内容が記憶された前記アップリンク情報を前記路側無線装置を介して前記センター装置に対して送信することを特徴とする請求項3に記載の車載器。
- 前記アップリンク情報を編集するための編集手段を更に有し、
前記記憶手段は、前記制御手段によって前記アップリンク情報に記憶させると判断された前記コンテンツの内容を管理するテーブルを記憶し、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記テーブルに基づいて前記アップリンク情報に記憶させた前記コンテンツの内容を前記編集手段によって編集させないように制御することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の車載器。 - 前記判断手段によって記憶させるか否かが判断される前記コンテンツの内容は当該コンテンツを構成する汎用的なデータ領域に含まれる詳細情報データであることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の車載器。
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