JP2005134707A - 広告配信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 路側装置から車載装置に対して、ユーザの関心が高いと思われる広告情報を効率良くかつ確実に配信することができる広告配信システムを提供する。
【解決手段】 ユーザの関心が高い事柄を記載した嗜好情報D1を予め車載装置1に登録しておき、路側装置2から広告情報D3を配信するのに先立って、この嗜好情報D1を車載装置1から路側装置2へ送信する。そして、路側装置2において、車載装置1に対して配信可能な広告情報D3の内からユーザの関心が高いと思われる広告内容を選別した上で、その選別した広告情報D3を車載装置1に転送する。
【選択図】 図1
【解決手段】 ユーザの関心が高い事柄を記載した嗜好情報D1を予め車載装置1に登録しておき、路側装置2から広告情報D3を配信するのに先立って、この嗜好情報D1を車載装置1から路側装置2へ送信する。そして、路側装置2において、車載装置1に対して配信可能な広告情報D3の内からユーザの関心が高いと思われる広告内容を選別した上で、その選別した広告情報D3を車載装置1に転送する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、狭域通信(DSRC)により路側装置から車載装置に対して広告情報を配信するための広告配信システムに関する。
近年普及が著しい、自動料金収受(Electronic Toll Collection:ETC)システムでは、狭域通信(Dedicated Short Range Communication:DSRC)システムを利用して料金所における有料道路の利用料金の決済を行っている。これに合わせて、狭域通信(DSRC)をETC以外の目的に適用する方式も検討されつつある。
このような狭域通信を利用したシステムとして、従来、例えば広告配信システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この広告配信システムでは、ETCの料金所において通行料金の決済を行う際に、路側装置より広告情報を車載装置に配信することにより、ETCの利用促進を図っている。
また、別の応用例として駐車場の決済システムがある。この駐車場の決済システムでは、駐車場契約時に取り決めた車の所有者を識別するためのユーザIDの情報を予め車載装置に書き込んでおき、車載装置から路側装置へ上記のユーザIDを伝えることによって駐車場の登録車輌であるを証明して、駐車場の管理や駐車料金の決済等を行っている(例えば、非特許文献1参照)。
ところで、一般に車載装置と路側装置との間で狭域通信(DSRC)を使ってデータを送受信する場合、狭域通信の通信可能領域と、車載装置を搭載している車両が、路側装置と通信が可能な領域を通過する際の所要時間とによって、転送できる情報量が大きな制約を受ける。つまり、車両速度が比較的速くて、路側装置との通信可能領域を通過する所要時間が短い場合には、車載装置に送信できる情報量は限られたものとなる。
しかし、上記の特許文献1に記載されているような従来技術では、このように車両が路側装置を通過する際の所要時間に応じて情報量が制限を受ける点については何ら考慮されておらず、路側装置で車両の存在が確認された場合には、路側装置から車載装置に対して各種大量の広告情報を一度に送信するようにしている。
このため、所要時間が短いときには大量の広告情報の内の一部しか車載装置に送信できず、残りの広告情報は途中で途切れてしまって、結局、広告内容がどのようなものか分からなくなったり、ユーザにとっては全く関心のない広告内容だけが配信されて、広告に対する興味がなくなって広告効果が希薄になるなどの不都合を生じる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、路側装置から車載装置に対して、ユーザの関心が高いと思われる広告情報を効率良くかつ確実に配信することができる広告配信システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、狭域通信(DSRC)により路側装置から車載装置に広告情報を配信するためのシステムであって、上記車載装置は、予め設定されたユーザの嗜好情報を保持する嗜好情報保持手段と、上記路側装置の要求に応じて当該装置に上記嗜好情報保持手段で保持されている嗜好情報を通知する嗜好情報通知手段と、上記路側装置から送られる広告情報を再生する広告情報再生手段とを有する一方、上記路側装置は、各種の広告情報を記憶する広告情報記憶手段と、この広告情報記憶手段に記憶されている広告情報の内から上記車載装置より受け取った嗜好情報に応じた広告情報を選別する情報選別手段と、この情報選別手段で選別された広告情報のみを上記車載装置に送信する広告情報送信手段とを備えている。
本発明の広告配信システムによれば、ユーザの関心が高い事柄を記載した嗜好情報を予め車載装置に登録しておき、広告情報の配信に先立ってこの嗜好情報を車載装置から路側装置へ送信することにより、車載装置に対して配信可能な広告情報の内からユーザが高い関心をもっている広告内容のみを選別した上で車載装置に転送する。
したがって、従来のように路側装置から車載装置に対して各種大量の広告情報を一度に送信することはないので、狭域通信(DSRC)を使用するような通信領域が限られている環境下においてもユーザが求める広告情報のみを路側装置から車載装置に向けて効率良くかつ確実に転送することができる。
また、本発明では、車載装置から路側装置に送信する際、嗜好情報を暗号化すれば、嗜好情報が第三者によって盗聴されるのを確実に防止することができるため、プライバシー保護に役立つ。
実施の形態1.
図1はこの実施の形態1の広告配信システムを示すブロック図で、同図(a)は車載装置の構成を示し、同図(b)は路側装置の構成を示している。
図1はこの実施の形態1の広告配信システムを示すブロック図で、同図(a)は車載装置の構成を示し、同図(b)は路側装置の構成を示している。
車載装置1は、全体の動作を集中的に司るマイクロコンピュータ等からなる車載制御部11、予め設定されたユーザの嗜好情報を保持するメモリ12、このメモリ12に格納される嗜好情報を管理する嗜好情報管理部13、DSRC通信を処理する無線制御部14、および、ユーザとの間でマンマシンインタフェイスの役目を果たすユーザI/F部15を備える。なお、メモリ12は、例えばCD−ROM、メモリカード、ROM等で構成される。また、ユーザI/F部15は広告情報を再生するLCDやスピーカ等を備えている。
そして、上記のメモリ12が特許請求の範囲の嗜好情報保持手段に対応し、無線制御部14が特許請求の範囲の嗜好情報通知手段に対応し、ユーザI/F部15が特許請求の範囲の広告情報再生手段に対応している。
図2(a)に示すように、車載装置1から路側装置2に対してユーザの嗜好を表現する嗜好情報D1を通知する際には、無線制御部14によって嗜好情報D1の伝送誤りの有無を検出する冗長符号D2が付加される。
ここに、メモリ12に記憶される嗜好情報D1は、図2(b)に示すように、例えば年齢、性別を始めとした広告情報を選別するに必要なデータをコード化した構造を有している。そして、この嗜好情報D1は、例えば車載装置1の購入時、または路側装置2を管理する業者との契約時等において、必要に応じてアンケートなどによりユーザの嗜好を調査した上で広告配信システムを管理する業者が予めメモリ12に登録しておくことができる。
なお、嗜好情報D1に付加される冗長符号D2についての生成アルゴリズムは、CRC(Cyclic Redundancy Check)やパリティチェックなどが一般に知られているが、特にアルゴリズムの種類に対する制約はない。
一方、路側装置2は、全体の動作を集中的に司るパーソナルコンピュータ等からなる路側制御部21、各種の広告情報が蓄積されたハードディスク等からなるメモリ22、車載装置2に対して配信する広告情報の管理を行う広告管理部23、およびDSRC通信を処理する無線制御部24を含む。
そして、上記のメモリ22が特許請求の範囲の広告情報記憶手段に対応し、広告管理部23が特許請求の範囲の情報選別手段に対応し、無線制御部14が特許請求の範囲の広告情報送信手段に対応している。
メモリ22に格納される広告情報D3は、図3に示すように、例えば嗜好情報D1との対応をとるための傾向インデックスD31、およびこの傾向インデックスD31に対応する具体的な広告内容D32を一つのレコードとしたデータベースである。この場合の嗜好情報D1と傾向インデックスD31との対応構造は、広告選別のアルゴリズムによって様々な形態が考えられる。
例えば、広告情報D3の傾向インデックスD31の内、インデックス1〜3には「趣味」が“音楽鑑賞”とした項目が割り当てられており、「好きな音楽」のジャンルとしてインデックス1には“演歌”が、インデックス2には“ポップス”が、インデックス3には“クラシック”が、それぞれ割り当てられる。なお、これはあくまで一例であって、このような態様に限定されるものではない。
次に、上記構成の広告配信システムにおいて、車載装置1に広告情報を配信する場合の動作について説明する。
車両の走行により、車載装置1が路側装置2との無線通信が可能な領域内に進入すると、最初に車載装置1と路側装置2の無線制御部14,24間で装置1,2間のDSRC通信の接続を確立する。その後、車載装置1が通信可能領域を離脱するまで車載装置1と路側装置2との間でのデータ通信が可能となる。
このデータ通信可能状態の下で、まず、路側装置2の無線制御部24は、路側制御部21の指示によって車載装置1に対して嗜好情報D1を通知するように要求を出す。
この要求を受け取った車載装置1は、嗜好情報D1を路側装置2に通知する。すなわち、嗜好情報管理部13は、車載制御部11の指示によりメモリ12に予め登録されている嗜好情報D1を読み出して無線制御部14に送出する。そして、無線制御部14は、この嗜好情報D1に冗長符号D2を付加した後に、その情報を路側装置2に向けて送信する。
路側装置2で受信された信号は、無線制御部24で嗜好情報D1が抽出され、この嗜好情報D1が広告管理部23へ送られる。広告管理部23は、この通知された嗜好情報D1に基づいてユーザが最も関心が高いと思われる広告情報D3を選別する。例えば、嗜好情報D1に含まれる「趣味」の項目が“音楽鑑賞”であり、「好きな音楽」の項目が“演歌”であったとする。一方、広告情報D3の傾向インデックスD31の内、インデックス1〜3は「趣味」が“音楽鑑賞”の項目で、インデックス1には「好きな音楽」のジャンルとして“演歌”が、インデックス2には「好きな音楽」のジャンルとして“ポップス”が、インデックス1には「好きな音楽」のジャンルとして“クラシック”が、それぞれ割り当てられているとすると、広告情報D3の内から“演歌”に関する広告内容D32が選択される。
このようにして選別された広告情報D3(実際は広告内容D32)は、無線制御部24に送出されて車載装置1に向けて送信される。車載装置1では、こうして受け取った広告情報D3をユーザI/F部15で例えば画像や音声等により再生する。
なお、上記の実施の形態1において、車載装置1のメモリ12内の嗜好情報D1は、路側装置2が持つ秘密鍵に対応した公開鍵で暗号化された状態で登録する一方、路側装置2は、広告管理部23によって車載装置1から受け取った暗号化されている嗜好情報D1を秘密鍵で復号するようにしてもよい。
このように、車載装置1から路側装置2に対して暗号化した嗜好情報D1を通知するようにすれば、嗜好情報D1が通信途中で第三者によって盗聴されるのを確実に防止することができ、プライバシー保護に役立つので都合がよい。
実施の形態2.
図4はこの実施の形態2の広告配信システムを示すブロック図であり、同図(a)は車載装置の構成を示し、同図(b)は路側装置の構成を示している。なお、図1に示した実施の形態1と対応する構成部分には同一の符号を付している。
図4はこの実施の形態2の広告配信システムを示すブロック図であり、同図(a)は車載装置の構成を示し、同図(b)は路側装置の構成を示している。なお、図1に示した実施の形態1と対応する構成部分には同一の符号を付している。
この実施の形態2の広告配信システムにおいて、車載装置1は、車載制御部11、メモリ12、嗜好情報管理部13、無線制御部14、およびユーザI/F部15を備える。また、路側装置2は、路側制御部21、メモリ22、広告管理部23、および無線制御部24を備えるとともに、さらに、ユーザIDの情報が登録されたユーザIDメモリ25、およびユーザIDの情報を管理するユーザID管理部26を含む。
車載装置1において、嗜好情報保持手段としてのメモリ22には、嗜好情報D1と共にユーザ識別用としてユーザIDの情報D4が登録されている。このユーザIDの情報D4は、嗜好情報D1をメモリ12に登録する際に同時に登録しておくことができる。また、嗜好情報通知手段としての無線制御部14は、図5に示すように、路側装置2からの要求に応じて当該装置2に対して嗜好情報D1と共にユーザIDの情報D4を冗長符号D2を付加した上で通知するようになっている。
一方、路側装置のユーザID管理部26は、車載装置1から嗜好情報D1と共に受け取ったユーザIDの情報D4をユーザIDメモリ25に登録されているユーザIDと比較してその正当性の有無を認証するようになっている。したがって、この実施の形態2において、ユーザID管理部26が特許請求の範囲における認証手段に対応している。
その他の構成は、実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
その他の構成は、実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
上記構成において、車載装置1が路側装置2との無線通信が可能な領域内に進入すると、最初に車載装置1と路側装置2の無線制御部14,24間で装置1,2間のDSRC通信の接続を確立し、次に路側装置2は車載装置1に対して嗜好情報D1およびユーザIDの情報D4を通知するように要求する。
この通知要求を受信した車載装置1は、嗜好情報D1と共にユーザIDの情報D4を路側装置2に通知する。路側装置2に通知された両D1,D4の内、ユーザIDの情報D4は、ユーザID管理部26へ送られ、また、嗜好情報D1は広告管理部23へ送られる。
ユーザID管理部26は、この受信したユーザIDの情報D4とユーザIDメモリ25に登録されているユーザIDと比較してその正当性の有無を認証する。そして、両ユーザIDが一致しておれば、路側制御部2は、ユーザに応じた各種サービスを実行する。例えば、駐車場の登録車輌であることがユーザIDによって証明されれば、駐車場の管理や駐車料金の決済等を行う。
また、広告管理部23では、受信した嗜好情報D1に基づいてユーザが最も高い関心をもっていると思われる広告情報D3を選別する。そして、選別した広告情報D3を車載装置1に送信する。車載装置1では受け取った広告情報D3を外部I/F部15で再生する。この場合の動作は実施の形態1の場合と同様である。
このように、この実施の形態2では、路側装置2の通知要求に応じて車載装置1から嗜好情報D1と共にユーザIDの情報D4を送信するので、ユーザに対して広告配信を効率良く行えるだけでなく、有料道路の料金所における利用料金の決済や、駐車場の管理や駐車料金の決済等を行うことが可能になるなど、広告配信システムの付加価値をさらに高めることができる。
なお、この実施の形態2においても、車載装置1のメモリ12内の嗜好情報D1は、路側装置2が持つ秘密鍵に対応した公開鍵で暗号化された状態で登録する一方、路側装置2は、広告管理部23によって車載装置1から受け取った暗号化されている嗜好情報D1を秘密鍵で復号するようにすれば、嗜好情報D1が第三者によって盗聴されるのを防止することができる。
実施の形態3.
上記の実施の形態1,2では、嗜好情報D1やユーザIDの情報D4は、例えば車載装置1の購入時、または路側装置2を管理する業者との契約時等において広告配信システムの管理業者が予めメモリ12に登録するようにしているが、ユーザがこれらの情報D1,D4を自ら設定入力するようにすることもできる。
上記の実施の形態1,2では、嗜好情報D1やユーザIDの情報D4は、例えば車載装置1の購入時、または路側装置2を管理する業者との契約時等において広告配信システムの管理業者が予めメモリ12に登録するようにしているが、ユーザがこれらの情報D1,D4を自ら設定入力するようにすることもできる。
図6は、このようにユーザが自ら嗜好情報D1やユーザIDの情報D4を入力するための外部端末機の構成を示すブロック図である。
この外部端末機3は、嗜好情報D1を構成する各種の項目(例えば図2(b)に示した年齢、性別、…等)を選択するための項目データベース31、ユーザとの間でマンマシンインタフェイスの役目を果たす操作パネル等からなるユーザI/F部32、ユーザから入力される嗜好やユーザIDの情報を、所定のデータフォーマットに変換する情報生成部33、および車載装置1とのインタフェースをとる車載I/F部34からなる。
嗜好情報D1やユーザIDの情報D4を書き換える時には、外部端末機3の車載I/F34と車載装置1のユーザI/F部15とを互いに接続する。そして、ユーザは外部端末機3のユーザI/F部32を操作して項目データベース31を利用して自分の嗜好項目やユーザIDの情報を入力する。
こうして入力された嗜好やユーザIDの情報は、情報生成部33で所定のデータフォーマットに変換された後、車載I/F部34から車載装置1のユーザI/F部15を通じてメモリ12に送られて嗜好情報D1やユーザIDの情報D4として格納される。
なお、この実施の形態3において、外部端末機3は独立した一つの装置としたが、これに限らず、例えばパーソナルコンピュータ(PC)やカーナビゲーション装置に同機能を実現するソフトウェアをインストールすることにより実現することもできる。また、この実施の形態3の外部端末機3において、情報生成部33は嗜好情報D1を公開鍵により暗号化する機能を持つようにしてもよい。
1 車載装置
12 メモリ(嗜好情報保持手段)
14 無線制御部(嗜好情報通知手段)
15 ユーザI/F部(広告情報再生手段)
2 路側装置
22 メモリ(広告情報記憶手段)
23 広告管理部(情報選別手段)
24 無線制御部(広告情報送信手段)
26 ユーザID管理部(認証手段)
3 外部端末機
D1 嗜好情報
D3 広告情報
D4 ユーザIDの情報
12 メモリ(嗜好情報保持手段)
14 無線制御部(嗜好情報通知手段)
15 ユーザI/F部(広告情報再生手段)
2 路側装置
22 メモリ(広告情報記憶手段)
23 広告管理部(情報選別手段)
24 無線制御部(広告情報送信手段)
26 ユーザID管理部(認証手段)
3 外部端末機
D1 嗜好情報
D3 広告情報
D4 ユーザIDの情報
Claims (5)
- 狭域通信(DSRC)により路側装置から車載装置に対して広告情報を配信するためのシステムであって、
上記車載装置は、予め設定されたユーザの嗜好情報を保持する嗜好情報保持手段と、上記路側装置の要求に応じて当該装置に上記嗜好情報保持手段で保持されている嗜好情報を通知する嗜好情報通知手段と、上記路側装置から送られる広告情報を再生する広告情報再生手段とを有する一方、
上記路側装置は、各種の広告情報を記憶する広告情報記憶手段と、この広告情報記憶手段に記憶されている広告情報の内から上記車載装置より受け取った嗜好情報に応じた広告情報を選別する情報選別手段と、この情報選別手段で選別された広告情報のみを上記車載装置に送信する広告情報送信手段と、を備えることを特徴とする広告配信システム。 - 上記嗜好情報保持手段には、上記嗜好情報に対してユーザ識別用のユーザIDが付加されており、上記嗜好情報通知手段は、上記路側装置の要求に応じて当該装置に上記嗜好情報と共に上記ユーザIDを通知するものである一方、上記路側装置は、上記車載装置から受け取ったユーザIDの正当性を認証する認証手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の広告配信システム。
- 上記嗜好情報保持手段に記憶されている嗜好情報は、路側装置が持つ秘密鍵に対応した公開鍵で暗号化された状態で保持される一方、上記情報選別手段は、上記車載装置から受け取った暗号化された嗜好情報を復号した上で広告情報を選別するものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の広告配信システム。
- 上記車載装置に接続されて、上記嗜好情報保持手段に保持される嗜好情報およびユーザIDの少なくとも一方の書き換えを行う外部端末機を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の広告配信システム。
- 上記外部端末機は、予め指定した公開鍵で上記嗜好情報を暗号化してから上記嗜好情報保持手段に書き込むものであることを特徴とする請求項4記載の広告配信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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- 2003-10-31 JP JP2003371810A patent/JP2005134707A/ja active Pending
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