JP2009199323A - キー入力装置、方法、プログラム及び移動通信端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】文字の入力を行うキー入力装置に、複数のキーを表示し、表示されたキーの指のタッチ後に、指の移動するX方向及びY方向の移動量を検出するタッチパネル102と、タッチパネルのキー、タッチパネル上で指のX方向及びY方向の移動量をパラメータとして、ひらがなの各行の文字、ひらがなの各行の文字の濁音文字、半濁音文字、小文字及び促音文字を含む属性文字をテーブルにして保存する指移動量/入力文字対応情報保存部105Aと、指がタッチしたキーの位置、指がキーにタッチした後指が移動したX方向の移動量及びY方向の移動量が検知された結果に基づき指移動量/入力文字対応情報保存部から対応する文字を読み出し読み出した文字を表示部に表示し、タッチパネル部から指を離すことで表示部に表示された文字を入力文字と確定する文字入力処理部107Aとを備える。
【選択図】図1
Description
現在主流の文字入力方法は、キーを1回押下すると、例えば、「あ」、押下するごとに、「い」、「う」、…と表示される(「あ行」の場合)方法で、この入力方法は1文字の入力に対してキーを複数回押すことになり、文字入力のために打鍵数が多くなるという問題点がある。
情報処理装置の多機能化に対処しながら、複数の項目のうちの任意の項目を容易に選択できるようにするため、項目選択装置は、表示装置一体型タッチパネルとともに用いられ、表示装置一体型タッチパネルの出力を所定のタイミングでサンプリングすることにより得られる位置情報に基づいて、表示装置一体型タッチパネル上における位置の指定箇所の軌跡に沿った指定箇所の移動距離Dを算出する距離算出装置と、算出された移動距離Dの関数として、文字集合(あ、い、う、え、お…)を構成する複数の項目のうちの一つを選択候補として選択する候補選択装置と、表示装置一体型タッチパネルから位置情報の出力が得られなくなった時に候補選択装置により選択されていた項目を特定する情報を出力する出力装置とを含むものがある(例えば、特許文献1参照)。
さらに、前記ひらがなの文字に代わり、カタカナの文字を用いる。
さらに、前記ひらがなの文字に代わり、アルファベットの文字を用いる。
さらに、前記文字入力処理部は、前記タッチパネル上で指のキータッチ後にX方向又はY方向に指を移動する際に、指がタッチしたキーが前記タッチパネルの端部に位置しX方向又はY方向に指を動かすスペースが小さい場合には、X方向又はY方向と逆方向に移動した量を移動量とする。
さらに、カタカナの文字、アルファベットの文字の入力操作を省力化することが可能となる。
図1は本発明に係る移動通信端末装置の外観を示す正面図である。本図に示すように、移動通信端末装置100の外観は、主に、表示部101及びタッチパネル部102で構成される。
表示部101はLCD(液晶表示)で構成され、画像、図形、文字、記号などの情報表示出力(映像信号処理)を行う。
送話部103はマイクロフォンで構成され、送話機能を有する。
メモリ105はROM、RAM、メモリキャッシュ等で構成され、電話帳情報、送受信メール情報、発着呼情報、コンテンツ情報、アプリケーションプログラム情報及び携帯通信端末100の諸設定等の情報を保存し、特に、指移動量/入力文字対応情報保存部105Aを有する。指移動量/入力文字対応情報保存部105Aは後述するタッチパネル部102への指のタッチ後の指移動量と入力文字の対応情報を保存する。
制御部107はCPU(中央処理装置)で構成され、特に文字入力処理部107Aを有し、移動通信端末装置100の全体の制御、具体的には、電話機能、メール機能、インターネット(Web)接続機能、コンテンツ再生機能、その他の端末の有する機能、各部の制御動作をプログラム制御で実行する。
さらに、「2」キーに対して、指移動量(mX=0、…、mX2、mY=0、…、mY4)をパラメータとして、3つのテーブルとしての「か行」の文字「かきくけこ」、属性文字の濁音の文字「がぎぐげご」、小文字「ヵ ヶ 」を保存する。
さらに、「4」キーに対して、指移動量(mX=0、…、mX2、mY=0、…、mY4)をパラメータとして、3つのテーブルとして「た行」の文字「たちつてと」、属性文字の濁音の文字「だぢづでど」、促音の文字「 っ 」を保存する。
さらに、「6」キーに対して、指移動量(mX=0、…、mX2、mY=0、…、mY4)をパラメータとして、3つのテーブルとして「は行」の文字「はひふへほ」、属性文字の濁音の文字「ばびぶべぼ」、半濁音の文字「ぱぴぷぺぽ」を保存する。
さらに、「8」キーに対して、指移動量(mX=0、mX1、mY=0、…、mY4)をパラメータとして、2つのテーブルとして「や行」の文字「やゆよ 」、属性文字の小文字「ゃゅょ」を保存する。
さらに、「0」キーに対して、指移動量(mX=0、mX1、mY=0、…、mY4)をパラメータとして、2つのテーブルとして「わ行」の文字、長音「わをんー 」、属性文字の小文字「ゎ 」を保存する。
なお、X方向とY方向を逆にして保存しても同様である。
ステップS202において、文字入力処理部107Aでは「1」キーへの指タッチがあることを確認した場合には、指移動量(mX、mY)をmX=0、mY=0に設定する。
ステップS204において、文字入力処理部107Aでは、指の移動を確認した場合にはタッチパネル部102からの指移動量(mX、mY)を入力する。
ステップS206において、文字入力処理部107Aでは、タッチパネル部102から指が離れたかを確認する。確認できない場合にはステップS203に戻り、上記処理を繰り返す。
ステップS208において、文字入力処理部107Aでは、タッチパネル部102の操作キー表示部102Aの「2」キーへの指タッチがあるかを確認する。確認できない場合にはステップS209に進み、確認できた場合にはステップS202に進み、前述した処理を繰り返す。
ステップS210において、文字入力処理部107Aでは、タッチパネル部102の操作キー表示部102Aの「4」キーへの指タッチがあるかを確認する。確認できない場合にはステップS211に進み、確認できた場合にはステップS202に進み、前述した処理を繰り返す。
ステップS212において、文字入力処理部107Aでは、タッチパネル部102の操作キー表示部102Aの「6」キーへの指タッチがあるかを確認する。確認できない場合にはステップS213に進み、確認できた場合にはステップS202に進み、前述した処理を繰り返す。
ステップS214において、文字入力処理部107Aでは、タッチパネル部102の操作キー表示部102Aの「8」キーへの指タッチがあるかを確認する。確認できない場合にはステップS215に進み、確認できた場合にはステップS202に進み、前述した処理を繰り返す。
ステップS216において、文字入力処理部107Aでは、タッチパネル部102の操作キー表示部102Aの「0」キーへの指タッチがあるかを確認する。確認できない場合には処理を終了し、確認できた場合にはステップS202に進み、前述した処理を繰り返す。
なお、X方向、Y方向の移動は指をタッチパネル部102から離すまで可変であり、X方向、Y方向の同時の指の移動を可能とすることで、文字種選択をより効率化することが可能となる。
本図(a)に示すように、従来では、「か行」の「2」キーを2回押下すると、文字「か」、「き」が表示され、「き」が確定文字とされる。
さらに、「や行」の「8」キーを押下し、文字「や」と表示し、さらに、小文字変換による押下により、文字「ゃ」が表示され、「ゃ」が確定文字とされる。
さらに、「あ行」の「1」キーを2回押下し、「あ」、「い」と表示し、小文字変換による押下により、文字「ぃ」が表示され、「ぃ」が確定文字とされる。
本図(b)に示すように、これに対して、本発明では、「か行」の「2」キーをタッチして「か」を表示し、指をY方向にmY1だけ移動すると、文字「き」が表示され、指タッチを離すと文字「き」が確定文字となる。
さらに、「た行」の「4」キーをタッチして「た」を表示し、指をX方向にmX1、Y方向にmY3だけ移動すると、文字「で」が表示され、指タッチを離すと文字「で」が確定文字となる。この場合、逆に、指をY方向にmY3、X方向にmX1だけ移動するようにしてもよい。
したがって、本発明によれば、文字入力の際に目的の文字が表示されるまでキーを複数回押下していた操作を指のタッチ後の移動で、ひらがなの各行の文字だけでなく、必要に応じて属性文字である濁音文字、半濁音文字、小文字、長音、促音の入力の省力化が可能になり、目的とする文字を選択できるため、1回の打鍵で従来数回の打鍵を必要としていたものと同じ情報を得ることが可能である。
本図に示すように、メモリ105の指移動量/入力文字対応情報保存部105Aには、タッチパネル部102の操作キー表示部102Aにおける「2」キーに対して、指移動量(mX=0、mX1、mY=0、mY1、mY2)をパラメータとして、2つのテーブルとして「ABC」、「abc」の文字を保存する。
さらに、「4」キーに対して、指移動量(mX=0、mX1、mY=0、mY1、mY2)をパラメータとして、2つのテーブルとして「GHI」、「ghi」の文字を保存する。
さらに、「5」キーに対して、指移動量(mX=0、mX1、mY=0、mY1、mY2)をパラメータとして、2つのテーブルとして「JKL」、「jkl」の文字を保存する。
さらに、「7」キーに対して、指移動量(mX=0、mX1、mY=0、mY1、mY2、mY3)をパラメータとして、2つのテーブルとして「PQRS」、「pqrs」の文字を保存する。
さらに、「9」キーに対して、指移動量(mX=0、mX1、mY=0、mY1、mY2、mY3)をパラメータとして、2つのテーブルとして「WXYZ」、「wxyz」の文字を保存する。
さらに、「*」キー、「0」キー、「♯」キーはY方向に移動するスペースが小さいので、これらのキーにつては、逆方向、すなわち、下側から上側にY方向を取るようにしてよい。
101…表示部
102…タッチパネル部
102A…操作キー表示部
103…送話部
104…受話部
105…メモリ
105A…指移動量/入力文字対応情報保存部
106…無線部
107…制御部
107A…文字入力処理部
Claims (8)
- 文字の入力を行うキー入力装置において、
複数のキーを表示し、表示されたキーの指のタッチ後に、指の移動するX方向及びY方向の移動量を検出するタッチパネルと、
前記タッチパネルのキー、前記タッチパネル上で指のX方向及びY方向の移動量をパラメータとして、ひらがなの各行の文字、さらに、ひらがなの各行の文字の濁音文字、半濁音文字、小文字及び促音文字を含む属性文字をテーブルにして保存する指移動量/入力文字対応情報保存部と、
前記タッチパネルで指がタッチしたキーの位置、指がキーにタッチした後指が移動したX方向の移動量及びY方向の移動量が検知された結果に基づき前記指移動量/入力文字対応情報保存部から対応する文字を読み出し、読み出した文字を表示部に表示し、前記タッチパネル部から指を離すことで前記表示部に表示された文字を入力文字と確定する文字入力処理部とを備えることを特徴とするキー入力装置。 - 前記属性文字に複合音の文字を含めることを特徴とする、請求項1に記載のキー入力装置。
- 前記ひらがなの文字に代わり、カタカナの文字を用いることを特徴とする、請求項1に記載の文字入力装置。
- 前記ひらがなの文字に代わり、アルファベットの文字を用いることを特徴とする、請求項1に記載の文字入力装置。
- 前記文字入力処理部は、前記タッチパネル上で指のキータッチ後にX方向又はY方向に指を移動する際に、指がタッチしたキーが前記タッチパネルの端部に位置しX方向又はY方向に指を動かすスペースが小さい場合には、X方向又はY方向と逆方向に移動した量を移動量とすることを特徴とする、請求項1に記載の文字入力装置。
- 文字の入力を行うキー入力方法において、
タッチパネル上の複数のキー、前記タッチパネル上で指のX方向及びY方向の移動量をパラメータとして、ひらがなの各行の文字、さらに、ひらがなの各行の文字の濁音文字、半濁音文字、小文字及び促音文字を含む属性文字をテーブルにして保存する工程と、
前記タッチパネル上に表示された複数のキーの任意の1つのキーへの指のタッチ後に、指の移動するX方向及びY方向の移動量を検出させる工程と、
前記タッチパネルで指がタッチしたキーの位置、指がキーにタッチした後指が移動したX方向の移動量及びY方向の移動量が検知された結果に前記テーブルから対応する文字を読み出し、読み出した文字を表示部に表示し、前記タッチパネル部から指を離すことで前記表示部に表示された文字を入力文字と確定させる工程とを備えることを特徴とするキー入力方法。 - 文字の入力を行うキー入力プログラムにおいて、
タッチパネル上の複数のキー、前記タッチパネル上で指のX方向及びY方向の移動量をパラメータとして、ひらがなの各行の文字、さらに、ひらがなの各行の文字の濁音文字、半濁音文字、小文字及び促音文字を含む属性文字をテーブルにして保存する手順と、
前記タッチパネル上に表示された複数のキーの任意の1つのキーへの指のタッチ後に、指の移動するX方向及びY方向の移動量を検出させる手順と、
前記タッチパネルで指がタッチしたキーの位置、指がキーにタッチした後指が移動したX方向の移動量及びY方向の移動量が検知された結果に前記テーブルから対応する文字を読み出し、読み出した文字を表示部に表示し、前記タッチパネル部から指を離すことで前記表示部に表示された文字を入力文字と確定させる手順とを備えることを特徴とするキー入力プログラム。 - 文字の入力を行う移動通信端末装置において、
複数のキーを表示し、表示されたキーの指のタッチ後に、指の移動するX方向及びY方向の移動量を検出するタッチパネルと、
前記タッチパネルのキー、前記タッチパネル上で指のX方向及びY方向の移動量をパラメータとして、ひらがなの各行の文字、さらに、ひらがなの各行の文字の濁音文字、半濁音文字、小文字及び促音文字を含む属性文字をテーブルにして保存する指移動量/入力文字対応情報保存部と、
前記タッチパネルで指がタッチしたキーの位置、指がキーにタッチした後指が移動したX方向の移動量及びY方向の移動量が検知された結果に基づき前記指移動量/入力文字対応情報保存部から対応する文字を読み出し、読み出した文字を表示部に表示し、前記タッチパネル部から指を離すことで前記表示部に表示された文字を入力文字と確定する文字入力処理部とを備えることを特徴とする移動通信端末装置。
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JP2008040127A JP2009199323A (ja) | 2008-02-21 | 2008-02-21 | キー入力装置、方法、プログラム及び移動通信端末装置 |
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---|---|---|---|---|
JP2011081569A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | Nec Corp | 携帯端末装置、文字入力方法、及び文字入力プログラム |
Citations (3)
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JP2000330704A (ja) * | 1999-05-20 | 2000-11-30 | Hitachi Ltd | 仮想キー式文字入力機能付き電子機器及び仮想キー式文字入力処理方法、及びその記録媒体 |
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JP2007316732A (ja) * | 2006-05-23 | 2007-12-06 | Sharp Corp | 項目選択装置、情報処理装置、及び項目選択のためのコンピュータプログラム |
-
2008
- 2008-02-21 JP JP2008040127A patent/JP2009199323A/ja active Pending
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