JP2000330704A - 仮想キー式文字入力機能付き電子機器及び仮想キー式文字入力処理方法、及びその記録媒体 - Google Patents

仮想キー式文字入力機能付き電子機器及び仮想キー式文字入力処理方法、及びその記録媒体

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JP2000330704A
JP2000330704A JP11140476A JP14047699A JP2000330704A JP 2000330704 A JP2000330704 A JP 2000330704A JP 11140476 A JP11140476 A JP 11140476A JP 14047699 A JP14047699 A JP 14047699A JP 2000330704 A JP2000330704 A JP 2000330704A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の仮想キー式文字入力機能付き電子機器
は、仮想キーの操作性が悪い、仮想キーの表示エリアが
大きいなどの問題点があった。本発明の目的は、仮想キ
ーの操作性向上、仮想キーの表示エリアの縮小、及びこ
れらの両立を図り、仮想キー式文字入力機能の使い勝手
の向上、を実現することである。 【解決手段】 文字入力を行うための仮想的な文字キー
である仮想文字キーによる文字入力を制御する仮想キー
制御手段において、仮想文字キーの文字情報を変更する
ための文字変更操作を検出する文字変更操作検出手段を
設け、文字情報設定手段は、文字変更操作の検出を確認
した場合、仮想文字キーの文字情報を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仮想キー式文字入
力機能付き電子機器における仮想キーの制御に関する。
また、本発明は、仮想キーを用いた各種設定項目の入力
機能を有する電子機器における項目入力機能の選択型設
定制御に関する。ここで、各種設定項目入力とは、テレ
ビのチャネル、音量、色合いなどの設定、エアコンの温
度、動作モードの設定、電話の電話帳登録情報の選択設
定などであり、機器内の各種項目の選択肢から選択する
ことである。上記仮想キー式文字入力機能付き電子機器
とは、パーソナルコンピュータ、情報端末、通信端末、
電話、テレビ、インターネットテレビ、IRD、VT
R、MDレコーダ、メール専用機などの据え置き型、携
帯型などにおいて、仮想キー式文字入力機能を有する機
器のことである。
【0002】
【従来の技術】従来の仮想キー式文字入力機能付き電子
機器における仮想キー制御手段には、以下のものがあ
る。周知の仮想キーによる仮想キー制御手段の従来技術
では、文字入力のための仮想キーとして、字種毎に全文
字分の仮想文字キーをもっている。また、この仮想文字
キーとは別に、文字入力属性制御のためのキーとして、
濁点など属性変更などの仮想制御キーを持っている。し
たがって、実際のキーボードと同じ感覚で使用できる。
特開平6−102985号公報記載の技術では、文字入
力のための仮想キーとして、平仮名の子音分の仮想文字
キーを持ち、かつ、この仮想文字キーに対する5方向の
線分を入力するという5つのジェスチャにより、母音を
決定する。なお、仮想文字キーとは別に、文字入力モー
ド設定のためのキーとして、濁点など属性変更などの仮
想制御キーを持っている。したがって、全文字分の仮想
文字キーを表示する必要がなく、仮想キーの表示エリア
を小さくできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術には、以
下の問題がある。周知の仮想キーによる仮想キー制御手
段の従来技術では、仮想文字キーの表示を字種毎に全文
字数分行うので、意図する仮想文字キーの指示操作を容
易にするためには、1つ1つの仮想文字キーの表示サイ
ズを大きくする必要があるが、表示サイズを大きくする
と仮想キー全体の表示エリアが大きくなる。これによ
り、仮想キー以外のアプリケーションなどの表示エリア
が小さくなってしまう。また、意図する仮想文字キーの
指示操作に大きな動きが必要になる、という問題があ
る。特開平6−102985号公報記載の技術では、仮
想文字キーの表示を子音数分だけ行うので、上記問題は
解決される。しかし、母音指定のための5つのジェスチ
ャはあまり直感的でないことに加え、ジェスチャは線分
入力であるのでジェスチャが完了しないと、入力した文
字が何であるか分からない、という問題がある。また、
濁点など属性変更などのためには、仮想文字キーとは別
な位置に表示された仮想制御キーを操作する必要がある
こと自体や、この際、仮想文字キーから仮想制御キーの
指示操作に大きな動きが必要になる、という問題があ
る。さらに、仮想文字キーに対しては、実際のキーボー
ドのようなタッチ入力ができない、という問題がある。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
省み、仮想キ−の操作性の向上、仮想キ−の表示エリア
の縮小、及びこれらの両立を図り、仮想キ−式文字入力
機能の使い勝手の向上を図る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的を達成
するため、(1)本発明の文字入力を行うための仮想的
な文字キーである仮想文字キーによる文字入力を制御す
る仮想キー制御手段に、仮想文字キーに文字情報を設定
する文字情報設定手段、仮想文字キーに対する操作を検
出する仮想文字キー操作検出手段、仮想文字キーの文字
情報を表示する文字情報表示手段、を設けた仮想キー式
文字入力機能付き電子機器は、仮想文字キー操作検出手
段に、仮想文字キーの文字情報を変更するための文字変
更操作を検出する文字変更操作検出手段を設け、文字情
報設定手段は、文字変更操作の検出を確認した場合、仮
想文字キーの文字情報を変更する構成を具備する。
【0006】さらに、下記の構成を具備する。 ・ 文字情報設定手段は、文字変更操作の検出を確認し
た場合、文字変更操作の検出を確認した仮想文字キーの
文字情報を変更する。 ・ 文字情報設定手段は、文字変更操作の検出を確認し
た場合、文字変更操作の検出を確認した仮想文字キー以
外の仮想文字キーの文字情報を変更する。 ・ 文字情報設定手段は、仮想文字キーに設定する文字
情報として、仮想文字キーで入力可能な文字情報を連想
できる文字連想情報を設定する。 ・ 文字情報表示手段は、全ての仮想文字キーに設定さ
れた文字情報を表示する。 ・ 文字情報表示手段は、文字変更操作の検出を確認し
た場合、文字変更操作の検出を確認した仮想文字キーに
設定された文字情報のみを表示する。 ・ 仮想文字キー操作検出手段に、文字入力のために使
用する仮想文字キーを選択するためのキー選択操作を検
出するキー選択操作検出手段、を設け、 ・ 文字情報表示手段は、キー選択操作の検出を確認し
た場合、キー選択操作の検出を確認した仮想文字キーに
設定された文字情報のみを表示する。 ・ 仮想文字キー操作検出手段に、字種属性以外の文字
変更操作の終了により、仮想文字キーに設定された文字
情報を入力文字として確定するための文字確定操作の有
無を検出する文字確定操作検出手段、を設け、 仮想キー制御手段に、文字確定操作を検出した仮想文字
キーの文字情報を出力する文字情報出力手段、を有する
情報出力手段、を設ける。 ・ 仮想文字キー操作検出手段に、文字入力のために使
用する仮想文字キーを選択するためのキー選択操作を検
出するキー選択操作検出手段、を設け、仮想キー制御手
段に、キー選択操作の検出を確認した場合、キー選択操
作を検出した仮想文字キーの文字情報を出力する文字情
報出力手段、文字情報出力手段の出力する文字情報の変
化を示す文字変化情報を出力する文字変化情報出力手
段、を有する情報出力手段、を設ける。
【0007】・ 仮想文字キー操作検出手段に、仮想文
字キーに設定された文字情報の表示サイズを変更するた
めの表示サイズ変更操作を検出する表示サイズ変更操作
検出手段を設け、文字情報設定手段は、表示サイズ変更
操作の検出を確認した場合、仮想文字キーに設定された
文字情報の表示サイズを変更する。 ・ 仮想文字キー操作検出手段に、仮想文字キーに設定
された文字情報を入力文字として確定するための文字確
定操作を検出する文字確定操作検出手段、を設け、 文
字変化情報出力手段は、文字確定操作の検出を確認した
場合、文字確定操作の検出を確認した仮想文字キーの文
字情報と、次のキー選択操作を検出した仮想文字キーの
文字情報との間において、文字変化情報の出力を禁止す
る。 ・ 文字情報設定手段は、仮想文字キーに、文字入力の
ための文字情報として、文字入力自体のための入力用文
字情報と、文字入力のための表示用文字情報と、を設定
し、文字情報表示手段は、仮想文字キーに設定された表
示用文字情報を表示し、文字情報出力手段は、仮想文字
キーに設定された入力用文字情報を出力する。 ・ 文字情報設定手段は、仮想文字キーに、文字入力の
ための表示用文字情報として、仮想文字キーで入力可能
な文字情報を連想できる文字連想情報を設定する。
【0008】(2) 本発明の文字入力を行うための仮
想的な文字キーである仮想文字キーによる文字入力を制
御する仮想キー制御手段に、仮想文字キーに文字情報を
設定する文字情報設定手段、仮想文字キーに対する操作
を検出する仮想文字キー操作検出手段、を設けた、仮想
キー式文字入力機能付き電子機器は、仮想文字キー操作
検出手段に、文字入力のために使用する仮想文字キーを
選択するためのキー選択操作を検出するキー選択操作検
出手段、を設け、仮想キー制御手段に、キー選択操作の
検出を確認した場合、キー選択操作を検出した仮想文字
キーの文字情報を出力する文字情報出力手段、文字情報
出力手段の出力する文字情報の変化を示す文字変化情報
を出力する文字変化情報出力手段、を有する情報出力手
段、を具備する。
【0009】さらに、下記の構成を具備する。 ・ 仮想文字キー操作検出手段に、仮想文字キーに設定
された文字情報を入力文字として確定するための文字確
定操作を検出する文字確定操作検出手段を設け、文字変
化情報出力手段は、文字確定操作の検出を確認した場
合、文字確定操作の検出を確認した仮想文字キーの文字
情報と、次のキー選択操作を検出した仮想文字キーの文
字情報との間において、文字変化情報の出力を禁止す
る。 ・ 仮想文字キー操作検出手段に、仮想文字キーに設定
された文字情報を変更するための文字変更操作を検出す
る文字変更操作検出手段を設け、文字情報設定手段は、
文字変更操作の検出を確認した場合、仮想文字キーに設
定する文字情報を変更する。 ・ 文字情報設定手段は、文字変更操作の検出を確認し
た場合、文字変更操作の検出を確認した仮想文字キーに
設定する文字情報を変更する。 ・ 文字情報変更手段は、文字変更操作を検出した場
合、文字変更操作の検出を確認した仮想文字キー以外の
仮想文字キーの文字情報を変更する。 ・ 文字情報設定手段は、文字変更操作の検出を確認し
ない場合、キー確定操作の検出を確認しない仮想文字キ
ーに設定する文字情報として、仮想文字キーで入力可能
な文字情報を連想できる文字連想情報を設定する。
【0010】さらに、本発明の上記(1),(2)構成
の仮想キ−式文字入力機能付き電子機器において、下記
の構成を具備する。 ・ 文字情報設定手段は、仮想文字キーに、文字入力の
ための文字情報として、1文字の文字情報を設定する。 ・ 文字情報設定手段は、仮想文字キーに、文字入力の
ための文字情報として、複数文字からなる文字列の文字
情報を設定する。 ・ 仮想文字キー操作検出手段に、仮想文字キーに設定
された文字情報の属性を変更するための文字属性変更操
作を検出する文字属性変更操作検出手段を設け、文字情
報設定手段は、文字属性変更操作の検出を確認した場
合、仮想文字キーの文字情報の属性を変更する。 ・ 文字属性変更操作検出手段に、仮想文字キーに設定
された文字情報の母音属性(例:平仮名:“か”、
“き”、“く”、“け”、“こ”;カタカナ:“カ”、
“キ”、“ク”、“ケ”、“コ”)を変更するための母
音属性変更操作を検出する母音属性変更操作検出手段、
を設け、文字情報設定手段は、母音属性変更操作の検出
を確認した場合、仮想文字キーに設定する文字情報の母
音属性を変更する。 ・ 文字属性変更操作検出手段に、仮想文字キーに設定
された文字情報の濁音等属性(例:平仮名:“か”、
“が”;片仮名:“ハ”、“バ”、“パ”)を変更する
ための濁音等属性変更操作を検出する濁音等属性変更操
作検出手段、を設け、文字情報設定手段は、濁音等属性
変更操作の検出を確認した場合、仮想文字キーに設定す
る文字情報の濁音等属性を変更する。 ・ 文字属性変更操作検出手段に、仮想文字キーに設定
された文字情報の大文字/小文字属性(例:平仮名:
“あ“、“ぁ“;片仮名:“ツ“、“ッ“;英字:“A
“、“a“)を変更するための大文字/小文字属性変更
操作を検出する大文字/小文字属性変更操作検出手段、
を設け、文字情報設定手段は、大文字/小文字属性変更
操作の検出を確認した場合、仮想文字キーに設定する文
字情報の大文字/小文字属性を変更する。 ・ 文字属性変更操作検出手段に、仮想文字キーに設定
された文字情報の全角文字/半角文字属性(例:片仮
名:“ア”、“ア”;英字:“A”、“A”;数字:
0”、“0”;記号:“#”、“#”)を変更するための
全角文字/半角文字属性変更操作を検出する全角文字/
半角文字属性変更操作検出手段、を設け、文字情報設定
手段は、全角文字/半角文字属性変更操作の検出を確認
した場合、仮想文字キーに設定する文字情報の全角文字
/半角文字属性を変更する。 ・ 文字属性変更操作検出手段に、仮想文字キーに設定
された文字情報の母音属性(例:平仮名:“あ”、
“か”、“さ”、...;片仮名:“イ”、“キ”、
“シ”、...)を変更するための子音属性変更操作を
検出する子音属性変更操作検出手段、を設け、文字情報
設定手段は、子音属性変更操作の検出を確認した場合、
仮想文字キーに設定する文字情報の子音属性を変更す
る。 ・ 文字属性変更操作検出手段に、仮想文字キーに設定
された文字情報の字種属性(例:“あ”、“ア”、
“A”、“0”、“#”)を変更するための字種属性変
更操作を検出する字種属性変更操作検出手段、を設け、
文字情報設定手段は、字種属性変更操作の検出を確認し
た場合、仮想文字キーに設定する文字情報の字種属性を
変更する。
【0011】・ 文字属性変更操作検出手段に、仮想文
字キーに設定された文字情報の開始/終了属性(例:記
号:「 、 」( 、))を変更するための開始/終了
属性変更操作を検出する開始/終了属性変更操作検出手
段、を設け、文字情報設定手段は、開始/終了属性変更
操作の検出を確認した場合、仮想文字キーに設定する文
字情報の開始/終了属性を変更する。 ・ 文字属性変更操作検出手段に、仮想文字キーに設定
された文字情報のつなぎ/終了属性(例:平仮名/片仮
名の場合 、 。;英字 , .)を変更するためのつな
ぎ/終了属性変更操作を検出するつなぎ/終了属性変更
操作検出手段、を設け、文字情報設定手段は、つなぎ/
終了属性変更操作の検出を確認した場合、仮想文字キー
に設定する文字情報のつなぎ/終了属性を変更する。 ・ 文字属性変更操作検出手段に、仮想文字キーに設定
された文字情報の連結属性(例:平仮名:“っ”、“っ
た”、“って”;平仮名:“ょ”、“ょう”;英字:
“e”、“er”)を変更するための連結属性変更操作
を検出する連結属性変更操作検出手段、を設け、文字情
報設定手段は、連結属性変更操作の検出を確認した場
合、仮想文字キーに設定する文字情報の連結属性を変更
する。 ・ 文字属性変更操作検出手段に、仮想文字キーに設定
された文字情報の選択型設定属性(例:テレビのチャネ
ル、音量、色合い、エアコンの温度、動作モード、電話
の電話帳登録情報、かな漢字変換結果の候補情報、など
の選択肢による設定)を変更するための選択型設定属性
変更操作を検出する選択型設定属性変更操作検出手段、
を設け、文字情報設定手段は、選択型設定属性変更操作
の検出を確認した場合、仮想文字キーに設定する文字情
報の選択型設定属性を変更する。
【0012】・ 文字変更操作検出手段は、マウス、タ
ッチパネル、カーソルの座標入力操作における座標を取
得し、座標入力操作の開始座標を原点とした操作ベクト
ルを生成し、操作ベクトルにより文字変更操作の有無を
検出する。 ・ 文字変更操作検出手段は、操作ベクトルによる文字
変更操作の有無を検出において、X軸の正方向、負方
向、Y軸の正方向、負方向の4つの方向の内、少くとも
1つの方向に対する操作ベクトルに対し、文字変更操作
の有無を検出する。 ・ 文字変更操作検出手段は、操作ベクトルによる文字
変更操作の有無を検出において、X軸の正方向、負方
向、Y軸の正方向、負方向の4つ方向の内、少くとも2
つの方向に対する操作ベクトルに対し、それぞれ別々の
文字属性変更操作の有無を検出する。 ・ 文字変更操作検出手段は、マウスやカーソルキーの
座標指示操作などによる文字変更操作における座標を取
得し、この座標により文字変更操作の有無を検出する。 ・ キー選択操作検出手段は、マウスやカーソルキーの
座標指示操作などによるキー選択操作における座標を取
得し、この座標によりキー選択操作の有無を検出する。 ・ 文字変更操作中は、カーソルを表示を禁止する。 ・ 文字変更操作中は、文字情報を音声や効果音などの
音で出力する。 ・ 文字情報設定手段は、文字情報として、文字入力を
制御する文字入力制御情報を設定する。 ・ 文字情報設定手段は、文字情報として、かな漢変換
の候補文字の文字情報を設定する。 ・ 仮想文字キー操作検出手段に、文字入力を制御する
文字入力制御情報を入力するための文字制御操作を検出
する文字制御操作検出手段を設け、文字情報設定手段
は、文字制御操作の検出を確認した場合、文字制御操作
の検出を確認した仮想文字キーの文字情報として、文字
入力制御情報を設定する。
【0013】・ 仮想文字キー操作検出手段に、字種属
性(英文の場合は、大文字小文字属性、全角半角属性も
ある)以外の属性の文字変更操作の終了により、仮想文
字キーに設定された文字情報を入力文字として確定する
ための文字確定操作の有無を検出する文字確定操作検出
手段、を設け、仮想キー制御手段が、文字確定操作の検
出を確認した場合、文字確定操作を検出した仮想文字キ
ーの文字情報を出力する文字情報出力手段、を有する情
報出力手段、を設ける。 ・ 仮想文字キー操作検出手段に、字種属性(英文の場
合は、大文字小文字属性、全角半角属性もある)の属性
以外の文字変更操作の終了により、仮想文字キーに設定
された文字情報を入力文字として確定するための文字確
定操作の有無を検出する文字確定操作検出手段、を設
け、文字情報設定手段は、文字確定操作の検出を確認し
た場合、文字確定操作の検出を確認した仮想文字キーの
文字情報の字種属性を所定のものに設定する。
【0014】また、本発明の情報の制御を行うための仮
想的なキーである仮想キーによる情報を制御する仮想キ
ー制御処理に、仮想キーに情報を設定する情報設定処
理、仮想キーに対する操作を検出する仮想キー操作検出
処理、仮想キーの情報を表示する情報表示処理、を設け
た、仮想キー式情報制御処理方法は、仮想キー操作検出
処理に、仮想キーの情報を変更するための情報変更操作
を検出する情報変更操作検出処理を設け、情報設定処理
は、情報変更操作の検出を確認した場合、仮想キーの情
報を変更する構成を具備する。
【0015】また、本発明の情報の制御を行うための仮
想的なキーである仮想キーによる情報を制御する仮想キ
ー制御処理に、仮想キーに情報を設定する情報設定処
理、仮想キーに対する操作を検出する仮想キー操作検出
処理、仮想キーの情報を表示する情報表示処理、を設け
た、仮想キー式情報制御処理方法をコンピュータに実行
させるためのプログラムを記憶させた記録媒体は、仮想
キー操作検出処理が、仮想キーの情報を変更するための
情報変更操作を検出する情報変更操作検出処理をし、情
報設定処理は、情報変更操作の検出を確認した場合、仮
想キーの情報を変更する処理を実行する構成を具備す
る。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明による仮想文字キ−式
入力処理方法をコンピュータに実行させるためのプログ
ラムを記憶させた記録媒体を搭載させた電子機器の実施
の形態を図面を参照して説明する。
【0017】実施の形態1 本発明の実施の形態1の仮想キー式文字入力機能付き電
子機器を説明する。図1は、本発明の実施の形態1の仮
想キー式文字入力機能付き電子機器における機能ブロッ
ク図を示す。電子機器1は操作のための操作空間を有
し、操作空間上に対する操作を入力する操作入力手段1
1と、表示のための表示空間を有し、表示空間上に表示
情報を表示する表示手段12と、文字入力を行うための
仮想的な文字キーである仮想文字キーによる文字入力を
制御する仮想キー制御手段14、を有している。また、
仮想キー制御手段14は、図に示す実施例では10個の
仮想キーを有し、仮想文字キーに文字情報を設定する文
字情報設定手段141と、文字入力操作のための仮想文
字キー操作空間を有し、仮想文字キー操作空間上に仮想
文字キーを配置し、仮想文字キーに対する文字入力操作
を検出する仮想文字キー操作検出手段142と、仮想文
字キーの表示のための仮想文字キー表示空間を有し、仮
想文字キー表示空間上に仮想文字キーを配置し、仮想文
字キーの文字情報を表示する文字情報表示手段143、
を設けている。さらに、仮想文字キー操作検出手段14
2には、仮想文字キーの文字情報を変更するための文字
変更操作を検出する文字変更操作検出手段1421を設
けている。そして、文字情報設定手段141は、文字変
更操作検出手段1421が文字変更操作の検出を確認し
た場合、仮想文字キーの文字情報を変更する。また、電
子機器1は文字入力のための文字表示空間を有し、文字
表示空間上に仮想キー制御手段14からの文字情報を表
示するアプリケーション表示手段131を有するアプリ
ケーション処理手段13を設けている。
【0018】仮想文字キー操作検出手段142には、字
種属性以外の文字変更操作の終了により、仮想文字キー
に設定された文字情報を入力文字として確定するための
文字確定操作の有無を検出する文字確定操作検出手段1
422を設けている。この他、仮想文字キー操作検出手
段142に設ける文字確定操作検出手段1422は、英
文入力の場合は、大文字小文字属性変更操作、あるいは
全角属性変更操作が終了したとき、文字情報を入力文字
として確定する操作の有無を検出しない。そして、仮想
キー制御手段14は、文字確定操作検出手段1422が
文字確定操作を検出した仮想文字キーの文字情報を、ア
プリケーション処理手段13へ出力する文字情報出力手
段1441を有する情報出力手段144を設ける。さら
に、操作入力手段11は、マウスにおけるボタンダウン
状態での座標指示操作や、タッチパネルにおけるタッチ
状態での座標指示操作などの座標入力操作による入力を
行う座標入力手段である。文字変更操作検出手段142
1は、操作入力手段11の座標入力操作における座標を
取得し、座標入力操作の開始座標を原点とした操作ベク
トルを求め、操作ベクトルにより文字変更操作の有無を
検出する。さらに、文字変更操作検出手段1421は、
操作ベクトルの、Y成分の正方向の値、X成分の正方向
の値、X成分の負方向の値、Y成分の負方向の値、によ
り、それぞれ、母音属性、濁点等属性、大文字小文字属
性、全角半角属性、字種属性等、属性の変更操作の有無
を検出する。
【0019】文字情報設定手段141は、字種属性以外
の文字変更操作の検出を確認した場合、文字変更操作の
検出を確認した仮想文字キーのみの文字情報を変更す
る。また、文字情報設定手段141は、字種属性の文字
変更操作の検出を確認した場合、全ての仮想文字キーの
文字情報を変更する。さらに、文字情報設定手段141
は、仮想文字キーに設定する文字情報として、仮想文字
キーで入力可能な文字情報を連想できる文字連想情報、
文字情報のサイズ変更情報、文字入力制御情報等の情報
を設定する。ここで、文字入力制御情報とは、文字情報
設定手段が設定するかな漢変換の変換指示、無変換指
示、後退指示、削除指示、挿入指示、コピ−指示等であ
る。そして、仮想文字キ−の文字情報を文字制御情報に
置き換える文字制御の操作を実行する。
【0020】図2は、本発明の実施の形態1の仮想キー
式文字入力機能付き電子機器における各空間の状態を示
す。この実施例では日本語の文字入力を説明する。文字
情報設定手段141は、10個の仮想文字キーに文字情
報「あ、か、...、わ」を設定する。この実施例では
標準として平仮名の「あ、か、...わ」を設定してい
る。仮想文字キー操作検出手段142が、操作空間11
a上の仮想文字キー操作空間142aに10個の仮想文
字キーを配置する。そして、文字情報表示手段143
は、表示空間12a上の仮想文字キー表示空間143a
に10個の仮想文字キーを配置し、10個の仮想文字キ
ーの文字情報“あ”、“か”、...、“わ”が表示さ
れている。
【0021】図3は、本発明の実施の形態1の仮想キー
式文字入力機能付き電子機器における母音属性変更操作
による各表示空間上の表示状態遷移を示す。なお、図に
おいて、操作入力手段11による座標入力操作に関する
表示として、はマウスによるボタンダウン、ボタンア
ップ、またはタッチパネルへのタッチ動作による座標入
力操作の開始位置を示し、は座標入力操作の終了位置
を示し、実線は座標入力操作の軌跡、を示す。
【0022】ステップS1では、何ら座標入力を確認し
ていない文字変更操作検出手段1421が、操作ベクト
ルを生成せず、文字変更操作の無しを検出し、これを確
認した文字情報設定手段141は、10個の仮想文字キ
ーの文字情報“あ”、“か”、...、“わ”を変更せ
ず、さらに、これを確認した文字情報表示手段143
は、10個の仮想文字キーの文字情報“あ”、
“か”、...、“わ”を表示している。この段階では
カ−ソルの表示を実行している。ステップS2では、
位置での座標入力の開始を確認した文字変更操作検出手
段1421が、の座標に対応する“あ”の仮想文字キ
ーに対する操作の有りを検出する。そして、を原点と
した操作ベクトル(0、0)を生成する。操作ベクトル
により文字変更操作検出手段1421は文字変更操作
“無し”を検出する。文字情報設定手段141及び文字
情報表示手段143は、ステップS1と同じ状態であ
る。ステップS3では、からへの座標入力を確認し
た文字変更操作検出手段1421は、を原点とした操
作ベクトル(0,−Y2)を生成する。操作ベクトルの
Y成分の負方向の値により“あ”の仮想文字キーに対す
る母音属性の文字変更操作の有りを検出する。母音属性
の文字変更を確認した文字情報設定手段141は、文字
情報を“い”に変更し、さらに、これを確認した文字情
報表示手段143は、文字情報設定手段141での文字
情報変更内容を表示に反映する。ステップS4では、さ
らにからの座標入力を確認した文字変更操作検出手
段1421は、を原点とした操作ベクトル(0,−Y
3)を生成し、操作ベクトルのY成分の負方向の値によ
り“い”の仮想文字キーに対する母音属性の文字変更操
作の有りを検出する。これを確認した文字情報設定手段
141が、文字情報を“う”に変更し、さらに、これを
確認した文字情報表示手段143が、文字情報設定手段
141での文字情報変更内容を表示に反映する。ステッ
プS5では、この位置でのの座標入力終了を確認した
文字確定操作検出手段1422は、字種属性以外の母音
属性の文字変更操作の終了により文字確定操作の有りを
検出し、これを確認した文字情報設定手段141が、文
字情報をデフォルトの“あ”に変更する。さらに、これ
を確認した文字情報表示手段143が、文字情報設定手
段141での文字情報変更内容を表示に反映する。ま
た、文字確定操作を確認した文字情報出力手段1421
は、文字情報“う”をアプリケーション処理手段13へ
出力し、これを確認したアプリケーション表示手段13
1が、文字情報出力手段1441からの文字情報“う”
を表示に反映する。以上のように、この実施例において
は、母音属性の変更操作はY軸負方向に対する操作ベク
トルにより検出される。また、この機器1においてはス
テップS2からステップS4までの変更操作中はカ−ソ
ル表示を禁止している。
【0023】図4は、本発明の実施の形態1の仮想キー
式文字入力機能付き電子機器における濁音等属性変更操
作による各表示空間上の表示状態遷移を示す。ステップ
S1では、何ら座標入力を確認していない文字変更操作
検出手段1421が、操作ベクトルを生成せず、文字変
更操作の無しを検出し、これを確認した文字情報設定手
段141は、10個の仮想文字キーの文字情報“あ”、
“か”、...、“わ”を変更せず、さらに、これを確
認した文字情報表示手段143は、10個の仮想文字キ
ーの文字情報“あ”、“か”、...、“わ”を表示し
ている。ステップS2では、文字情報「は」の位置にお
いての座標入力の開始を確認した文字変更操作検出手
段1421は、の座標に対応する“は”の仮想文字キ
ーに対する操作の有りを検出し、を原点とした操作ベ
クトル(0、0)を生成する。操作ベクトルにより文字
変更操作の無しを検出し、文字情報設定手段141及び
文字情報表示手段143は、ステップS1と同じ状態で
ある。ステップS3では、の座標入力を確認した文字
変更操作検出手段1421が、を原点とした操作ベク
トル(X2,0)を生成し、操作ベクトルのX成分の正
方向の値により“は”の仮想文字キーに対する濁音等属
性の文字変更操作の有りを検出する。これを確認した文
字情報設定手段141は、文字情報を“ば”に変更し、
さらに、これを確認した文字情報表示手段143が、文
字情報設定手段141での文字情報変更内容を表示に反
映する。ステップS4では、からへの座標入力を確
認した文字変更操作検出手段1421が、を原点とし
た操作ベクトル(X3,0)を生成し、操作ベクトルの
X成分の正方向の値により“ば”の仮想文字キーに対す
る濁音等属性の文字変更操作の有りを検出し、これを確
認した文字情報設定手段141が、文字情報を“ぱ”に
変更し、さらに、これを確認した文字情報表示手段14
3が、文字情報設定手段141での文字情報変更内容を
表示に反映する。ステップS5では、の座標入力終了
を確認した文字確定操作検出手段1422が、字種属性
以外の濁音等属性の文字変更操作の終了により文字確定
操作の有りを検出し、これを確認した文字情報設定手段
141が、文字情報をデフォルトの“は”に変更する。
さらに、これを確認した文字情報表示手段143が、文
字情報設定手段141での文字情報変更内容を表示に反
映する。また、文字確定操作を確認した文字情報出力手
段1441は、文字情報“ぱ”をアプリケーション処理
手段13へ出力し、これを確認したアプリケーション表
示手段131が、文字情報出力手段1441からの文字
情報“ぱ”を表示に反映する。以上のように、この実施
例においては、濁音等属性の変更操作はX軸正方向に対
する操作ベクトルにより検出される。
【0024】図5は、本発明の実施の形態1の仮想キー
式文字入力機能付き電子機器における大文字小文字属性
変更操作による各表示空間上の表示状態遷移を示す。ス
テップS1では、何ら座標入力を確認していない文字変
更操作検出手段1421が、操作ベクトルを生成せず、
文字変更操作の無しを検出し、これを確認した文字情報
設定手段141は、10個の仮想文字キーの文字情報
“あ”、“か”、...、“わ”を変更せず、さらに、
これを確認した文字情報表示手段143は、10個の仮
想文字キーの文字情報“あ”、“か”、...、“わ”
を表示している。ステップS2では、の座標入力の開
始を確認した文字変更操作検出手段1421が、の座
標に対応する“あ”の仮想文字キーに対する操作の有り
を検出し、を原点とした操作ベクトル(0、0)を生
成するが、操作ベクトルにより文字変更操作の無しを検
出し、文字情報設定手段141及び文字情報表示手段1
43は、ステップ1と同じ状態である。ステップS3で
は、の座標入力を確認した文字変更操作検出手段14
21が、を原点とした操作ベクトル(0,−Y2)を
生成し、操作ベクトルのY成分の負方向の値により
“あ”の仮想文字キーに対する母音属性の文字変更操作
の有りを検出し、これを確認した文字情報設定手段14
1が、文字情報を“い”に変更し、さらに、これを確認
した文字情報表示手段143が、文字情報設定手段14
1での文字情報変更内容を表示に反映する。ステップS
4では、の座標入力を確認した文字変更操作検出手段
1421が、を原点とした操作ベクトル(X3,−Y
2)を生成し、操作ベクトルのX成分の正方向の値によ
り“い”の仮想文字キーに対する大文字小文字属性の文
字変更操作の有りを検出し、これを確認した文字情報設
定手段141が、文字情報を“ぃ”に変更し、さらに、
これを確認した文字情報表示手段143が、文字情報設
定手段141での文字情報変更内容を表示に反映する。
ステップS5では、の座標入力終了を確認した文字確
定操作検出手段1422が、字種属性以外の大文字小文
字属性の文字変更操作の終了により文字確定操作の有り
を検出し、これを確認した文字情報設定手段141が、
文字情報をデフォルトの“あ”に変更し、さらに、これ
を確認した文字情報表示手段143が、文字情報設定手
段141での文字情報変更内容を表示に反映する。ま
た、文字確定操作を確認した文字情報出力手段1422
が、文字情報“ぃ”をアプリケーション処理手段13へ
出力し、これを確認したアプリケーション表示手段13
1が、文字情報出力手段141からの文字情報“ぃ”を
表示に反映する。以上のように、この実施例において
は、大文字小文字属性の変更操作はX軸正方向に対する
操作ベクトルにより検出される。
【0025】図6は、本発明の実施の形態1の仮想キー
式文字入力機能付き電子機器における字種属性変更操作
による各表示空間上の表示状態遷移を示す。ステップS
1では、何ら座標入力を確認していない文字変更操作検
出手段1421が、操作ベクトルを生成せず、文字変更
操作の無しを検出し、これを確認した文字情報設定手段
141は、10個の仮想文字キーの文字情報“あ”、
“か”、...、“わ”を変更せず、さらに、これを確
認した文字情報表示手段143は、10個の仮想文字キ
ーの文字情報“あ”、“か”、...、“わ”を表示し
ている。ステップS2では、の座標入力の開始を確認
した文字変更操作検出手段1421が、の座標に対応
する“あ”の仮想文字キーに対する操作の有りを検出
し、を原点とした操作ベクトル(0、0)を生成する
が、操作ベクトルにより文字変更操作の無しを検出し、
文字情報設定手段141及び文字情報表示手段143
は、ステップ1と同じ状態である。ステップS3では、
の座標入力を確認した文字変更操作検出手段1421
が、を原点とした操作ベクトル(0,Y2)を生成
し、操作ベクトルのY成分の正方向の値により“あ”の
仮想文字キーに対する字種属性文字変更操作の有りを検
出し、これを確認した文字情報設定手段141が、全て
の文字情報を“ア”、“カ”、...、“ワ”に変更
し、さらに、これを確認した文字情報表示手段143
が、文字情報設定手段141での文字情報変更内容を表
示に反映する。ステップS4では、の座標入力を確認
した文字変更操作検出手段1421が、を原点とした
操作ベクトル(0,Y3)を生成し、操作ベクトルのY
成分の正方向の値により“ア”の仮想文字キーに対する
字種属性文字変更操作の有りを検出し、これを確認した
文字情報設定手段141が、全ての仮想文字キーに対し
仮想文字キーで入力可能な文字情報を連想できる文字連
想情報である文字情報“abc”、“de
f”、...、“;:”に変更する。さらに、これを確認
した文字情報表示手段143が、文字情報設定手段14
1での文字情報変更内容を表示に反映する。ステップS
5では、の座標入力終了を確認した文字確定操作検出
手段1422が、字種属性の文字変更操作の終了により
文字確定操作の無しを検出し、これを確認した文字情報
設定手段141は、10個の仮想文字キーの文字情報
“abc”、“def”、...、“;:”を変更せず、さら
に、これを確認した文字情報表示手段143は、10個
の仮想文字キーの文字情報““abc”、“de
f”、...、“;:”を表示している。なお、文字確定
操作の無しを確認した文字情報出力手段1441は、文
字情報をアプリケーション処理手段13へ出力しない。
以上説明したように、字種属性文字変更の操作はY成分
の正方向のベクトルの値により検出される。また、字種
属性文字変更の操作の終了により文字確定操作検出手段
1422は文字確定操作無しを検出する。
【0026】図7は、本発明の実施例1の仮想キー式文
字入力機能付き電子機器における全角半角属性変更操作
による各表示空間上の表示状態遷移を示す。最初に字種
属性文字変更操作を実行し、全ての文字情報を片仮名
“ア”、“カ”、...、“ワ”とする。ステップS1
では、何ら座標入力を確認していない文字変更操作検出
手段1421が、操作ベクトルを生成せず、文字変更操
作の無しを検出し、これを確認した文字情報設定手段1
41は、10個の仮想文字キーの文字情報“ア”、
“カ”、...、“ワ”を変更せず、さらに、これを確
認した文字情報表示手段143は、10個の仮想文字キ
ーの文字情報“ア”、“カ”、...、“ワ”を表示し
ている。ステップS2では、の座標入力の開始を確認
した文字変更操作検出手段1421が、の座標に対応
する“ア”の仮想文字キーに対する操作の有りを検出
し、を原点とした操作ベクトル(0、0)を生成する
が、操作ベクトルにより文字変更操作の無しを検出し、
文字情報設定手段141及び文字情報表示手段143
は、ステップ1と同じ状態である。ステップS3では、
の座標入力を確認した文字変更操作検出手段1421
が、を原点とした操作ベクトル(0,−Y2)を生成
し、操作ベクトルのY成分の負方向の値により“ア”の
仮想文字キーに対する母音属性の文字変更操作の有りを
検出し、これを確認した文字情報設定手段141が、文
字情報を“イ”に変更し、さらに、これを確認した文字
情報表示手段143が、文字情報設定手段141での文
字情報変更内容を表示に反映する。ステップS4では、
の座標入力を確認した文字変更操作検出手段1421
が、を原点とした操作ベクトル(−X3,−Y2)を
生成し、操作ベクトルのX成分の負方向の値により
“イ”の仮想文字キーに対する全角半角属性の文字変更
操作の有りを検出し、これを確認した文字情報設定手段
141が、文字情報を半角文字“イ”に変更する。さら
に、これを確認した文字情報表示手段143が、文字情
報設定手段141での文字情報変更内容を表示に反映す
る。ステップS5では、の座標入力終了を確認した文
字確定操作検出手段1422が、字種属性以外の全角半
角属性の文字変更操作の終了により文字確定操作の有り
を検出し、これを確認した文字情報設定手段141が、
文字情報をデフォルトの“ア”に変更し、さらに、これ
を確認した文字情報表示手段143が、文字情報設定手
段141での文字情報変更内容を表示に反映する。ま
た、文字確定操作を確認した文字情報出力手段1441
が、文字情報“イ”をアプリケーション処理手段13へ
出力し、これを確認したアプリケーション表示手段13
1が、文字情報出力手段141からの文字情報半角文字
“イ”を表示に反映する。
【0027】図8は、本発明の実施の形態1の仮想キー
式文字入力機能付き電子機器における文字連想情報表示
時の文字変更操作による各表示空間上の表示状態遷移を
示す。先ず、図6に示す字種属性変更操作によって文字
情報を文字連想情報である英文字としておく。ステップ
S1では、何ら座標入力を確認していない文字変更操作
検出手段1421が、操作ベクトルを生成せず、文字変
更操作の無しを検出し、これを確認した文字情報設定手
段141は、10個の仮想文字キーで入力可能な文字情
報を連想できる文字連想情報である文字情報“abc”、
“def”、...、“;:”を変更せず、さらに、これを
確認した文字情報表示手段143は、10個の仮想文字
キーの文字情報“abc”、“def”、...、“;:”を表
示している。ステップS2では、の座標入力の開始を
確認した文字変更操作検出手段1421が、の座標に
対応する文字連想情報“pqrs”の仮想文字キーに対する
文字変更操作の有りを検出し、これを確認した文字情報
設定手段141が、文字連想情報である文字情報“pqr
s”から文字情報を“p”に変更し、さらに、これを確認
した文字情報表示手段143が、文字情報設定手段14
1での文字情報変更内容を表示に反映する。ステップS
3では、の座標入力を確認した文字変更操作検出手段
1421が、を原点とした操作ベクトル(0,−Y
2)を生成し、操作ベクトルのY成分の負方向の値によ
り“p”の仮想文字キーに対する文字変更操作の有りを
検出し、これを確認した文字情報設定手段141が、文
字情報を“q”に変更し、さらに、これを確認した文字
情報表示手段143が、文字情報設定手段141での文
字情報変更内容を表示に反映する。ステップS4では、
の座標入力を確認した文字変更操作検出手段1421
が、を原点とした操作ベクトル(0,−Y3)を生成
し、操作ベクトルのY成分の負方向の値により“q”の
仮想文字キーに対する文字変更操作の有りを検出し、こ
れを確認した文字情報設定手段141が、文字情報を
“r”に変更し、さらに、これを確認した文字情報表示
手段143が、文字情報設定手段141での文字情報変
更内容を表示に反映する。ステップS5では、の座標
入力終了を確認した文字確定操作検出手段1422が、
字種属性以外の文字変更操作の終了により文字確定操作
の有りを検出し、これを確認した文字情報設定手段14
1が、文字情報をデフォルトの“pqrs”に変更し、さら
に、これを確認した文字情報表示手段143が、文字情
報設定手段141での文字情報変更内容を表示に反映す
る。また、文字確定操作を確認した文字情報出力手段1
441が、文字情報“r”をアプリケーション処理手段
13へ出力し、これを確認したアプリケーション表示手
段131が、文字情報出力手段141からの文字情報
“r”を表示に反映する。このように、1個の仮想文字
キ−に複数の文字情報が設定されている場合、Y軸負方
向のベクトルにより変更を検出する。
【0028】さらに、文字属性変更操作検出手段が検出
する属性変更操作としては、下記の手段等がある。仮想
文字キーに設定された文字情報の開始/終了属性(例:
記号:「 、 」( 、))を変更するための開始/終
了属性変更操作を検出する開始/終了属性変更操作検出
手段、を設ける。そして、文字情報設定手段は、開始/
終了属性変更操作の検出を確認した場合、仮想文字キー
に設定する文字情報の開始/終了属性を変更する。文字
属性変更操作検出手段に、仮想文字キーに設定された文
字情報のつなぎ/終了属性(例:平仮名/片仮名の場合
、 。;英字 , .)を変更するためのつなぎ/終
了属性変更操作を検出するつなぎ/終了属性変更操作検
出手段、を設ける。そして、文字情報設定手段は、つな
ぎ/終了属性変更操作の検出を確認した場合、仮想文字
キーに設定する文字情報のつなぎ/終了属性を変更す
る。文字属性変更操作検出手段に、仮想文字キーに設定
された文字情報の連結属性(例:平仮名:“っ”、“っ
た”、“って”;平仮名:“ょ”、“ょう”;英字:
“e”、“er”)を変更するための連結属性変更操作
を検出する連結属性変更操作検出手段、を設ける。そし
て、文字情報設定手段は、連結属性変更操作の検出を確
認した場合、仮想文字キー・に設定する文字情報の連結
属性を変更する。文字属性変更操作検出手段に、仮想文
字キーに設定された文字情報の選択型設定属性(例:テ
レビのチャネル、音量、色合い、エアコンの温度、動作
モード、電話の電話帳登録情報、かな漢字変換結果の候
補情報、などの選択肢による設定)を変更するための選
択型設定属性変更操作を検出する選択型設定属性変更操
作検出手段、を設ける。そして、文字情報設定手段は、
選択型設定属性変更操作の検出を確認した場合、仮想文
字キーに設定する文字情報の選択型設定属性を変更す
る。また、この実施例では情報を文字情報としている
が、情報を音声や効果音で出力する設定とすることによ
り、ハンデキャップの人々に入力操作を容易とすること
ができる。
【0029】以上説明したように、本実施の形態1によ
れば、仮想キー式文字入力機能付き電子機器において、
以下の効果がある。 (1)仮想キーの操作性向上を図れる。 (2)仮想キーの表示エリアの縮小を図れる。 (3)仮想キーの操作性向上と表示エリア縮小の両立を
図れる。
【0030】具体的には、以下の効果がある。 1.仮想文字キー操作検出手段に、仮想文字キーの文字
情報を変更するための文字変更操作を検出する文字変更
操作検出手段を設け、文字情報設定手段は、文字変更操
作の検出を確認した場合、仮想文字キーの文字情報を変
更することで、仮想文字キーに設定された文字情報を変
更するための文字変更操作を可能とすることで、全文字
数分の仮想文字キーを表示する必要をなくすことができ
る。また、変更中の文字情報を逐次表示することで、文
字変更操作の状態を操作者にフィードバックすることが
できる。 2.文字情報設定手段は、文字変更操作の検出を確認し
た場合、文字変更操作の検出を確認した仮想文字キーの
文字情報を変更することで、文字変更操作を行った仮想
文字キーの文字変更操作の状態のみを操作者にフィード
バックすることができる。 3.文字情報設定手段は、文字変更操作の検出を確認し
た場合、文字変更操作の検出を確認した仮想文字キー以
外の仮想文字キーの文字情報を変更することで、全ての
仮想文字キーの文字変更操作の状態を操作者にフィード
バックすることができる。 4.文字情報設定手段は、仮想文字キーに設定する文字
情報として、仮想文字キーで入力可能な文字情報を連想
できる文字連想情報を設定することで、文字変更操作が
ない仮想文字キーの文字情報として、その仮想文字キー
で入力可能な文字情報を連想できる文字連想情報で、操
作者にフィードバックすることができる。 5.文字情報表示手段は、全ての仮想文字キーに設定さ
れた文字情報を表示することで、全ての仮想文字キーに
設定された文字情報を、作者にフィードバックすること
ができる。
【0031】6.文字情報設定手段は、仮想文字キー
に、文字入力のための文字情報として、1文字の文字情
報を設定することで、実際のキーボードに近い感覚を実
現することができる。 7.仮想文字キー操作検出手段に文字変更操作検出手段
を設け、文字変更操作検出手段は仮想文字キーに設定さ
れた文字情報の属性を変更するための文字属性変更操作
を検出する文字属性変更操作検出手段を有し、文字情報
設定手段は、文字属性変更操作の検出を確認した場合、
仮想文字キーの文字情報の属性を変更することで、従来
の技術では行えない1つのキー操作による文字属性変更
操作を可能とすることができる。 8.文字属性変更操作検出手段に、仮想文字キーに設定
された文字情報の母音属性を変更するための母音属性変
更操作を検出する母音属性変更操作検出手段、を設け、
文字情報設定手段は、母音属性変更操作の検出を確認し
た場合、仮想文字キーに設定する文字情報の母音属性を
変更することで、従来の技術では行えない1つのキー操
作による母音属性変更操作を可能とすることができる。 例:平仮名“か行”:“か”、“き”、“く”、“け”、“こ” カタカナ“カ行”:“カ”、“キ”、“ク”、“ケ”、“コ” 9.文字属性変更操作検出手段に、仮想文字キーに設定
された文字情報の濁音等属性を変更するための濁音等属
性変更操作を検出する濁音等属性変更操作検出手段、を
設け、文字情報設定手段は、濁音等属性変更操作の検出
を確認した場合、仮想文字キーに設定する文字情報の濁
音等属性を変更することで、文字属性変更操作検出手段
に、仮想文字キーに設定された文字情報の濁音等属性変
更操作を可能とすることができる。 10.文字属性変更操作検出手段に、仮想文字キーに設
定された文字情報の大文字/小文字属性を変更するため
の大文字/小文字属性変更操作を検出する大文字/小文
字属性変更操作検出手段、を設け、文字情報設定手段
は、大文字/小文字属性変更操作の検出を確認した場
合、仮想文字キーに設定する文字情報の大文字/小文字
属性を変更することで、従来の技術では行えない1つの
キー操作による大文字/小文字属性変更操作を可能とす
る。
【0032】11.文字属性変更操作検出手段に、仮想
文字キーに設定された文字情報の全角文字/半角文字属
性を変更するための全角文字/半角文字属性変更操作を
検出する全角文字/半角文字属性変更操作検出手段、を
設け、文字情報設定手段は、全角文字/半角文字属性変
更操作の検出を確認した場合、仮想文字キーに設定する
文字情報の全角文字/半角文字属性を変更することで、
従来の技術では行えない1つのキー操作による全角文字
/半角文字属性変更操作を可能とすることができる。 12.文字属性変更操作検出手段に、仮想文字キーに設
定された文字情報の字種属性(例えば、平仮名:片仮
名:英文字:数字:記号等)を変更するための字種属性
変更操作を検出する字種属性変更操作検出手段、を設
け、文字情報設定手段は、字種属性変更操作の検出を確
認した場合、仮想文字キーに設定する文字情報の字種属
性を変更することで、従来の技術では行えない1つのキ
ー操作による字種属性変更操作を可能とすることができ
る。
【0033】13.文字変更操作検出手段は、マウス、
タッチパネル、カーソルの座標入力操作において座標を
取得し、座標入力操作の開始座標を原点とした操作ベク
トルを生成し、操作ベクトルにより何れかの文字変更操
作の有無を検出できる構成とすることにより、マウスな
どのドラッグ操作による文字変更操作を可能にすること
ができる。 14.文字変更操作検出手段は、操作ベクトルによる文
字変更操作の有無の検出において、X軸の正方向、負方
向、Y軸の正方向、負方向の4つ方向の内、1つの方向
に対する操作ベクトルに対し、文字変更操作の有無を検
出できる構成とすることで、マウスなどのドラッグ操作
の1方向のベクトルで文字変更操作を可能にすることが
できる。 15.文字変更操作検出手段は、操作ベクトルによる文
字変更操作の有無の検出において、X軸の正方向、負方
向、Y軸の正方向、負方向の4つ方向の内、少なくても
2つの方向に対する操作ベクトルに対し、それぞれ別々
の種類の文字属性変更操作の有無を検出する構成とする
ことで、マウスなどのドラッグ操作の各方向のベクトル
により、少くとも2種類の文字属性変更操作を可能にす
ることができる。
【0034】16.文字変更操作中は、カーソルを表示
を禁止することで、文字変更操作中は、文字情報の表示
を見やすくすることができる。 17.仮想文字キー操作検出手段に、字種属性以外の文
字変更操作の終了により、仮想文字キーに設定された文
字情報を入力文字として確定するための文字確定操作の
有無を検出する文字確定操作検出手段を設けると共に、
仮想キー制御手段に、文字確定操作検出手段が検出を確
認した場合、文字確定操作を検出した仮想文字キーの文
字情報を出力する文字情報出力手段、を有する情報出力
手段、を設けることで、字種属性の文字属性変更のため
の操作以外の文字確定操作の検出を確認した場合、すな
わち文字入力のための文字変更操作を、文字情報を出力
するための文字確定操作とすることができる。 18.仮想文字キー操作検出手段に、字種属性以外の文
字変更操作の終了により、仮想文字キーに設定された文
字情報を入力文字として確定するための文字確定操作の
有無を検出する文字確定操作検出手段、を設け、文字情
報設定手段は、文字確定操作の検出を確認した場合、文
字確定操作の検出を確認した仮想文字キーの文字情報の
字種属性を所定のものに設定することで、字種属性変更
のための操作以外、すなわち文字入力のための文字変更
操作を文字確定操作とし、文字確定操作の検出を確認し
た仮想文字キーの文字情報を元に戻すことができる。
【0035】19.この実施の形態の仮想キ−式情報制
御処理方法は仮想キー操作検出処理に、仮想キーの情報
を変更するための情報変更操作を検出する情報変更操作
検出処理を設け、情報設定処理は、情報変更操作の検出
を確認した場合、仮想キーの情報を変更することで、仮
想キーに設定された情報を変更するための情報変更操作
を可能とすることで、全情報数分の仮想キーを表示する
必要をなくす。また、変更中の情報を逐次表示すること
で、文字変更操作の状態を操作者にフィードバックす
る。
【0036】20.この実施の形態の仮想キ−式情報制
御処理方法をコンピュータに実行させるプログラムを記
憶する記録媒体は、仮想キー操作検出処理ステップにお
いて、仮想キーの情報を変更するための情報変更操作を
検出する情報変更操作検出処理ステップを有し、情報設
定処理ステップは、情報変更操作の検出を確認した場
合、仮想キーの情報を変更することで、仮想キーに設定
された情報を変更するための情報変更操作を可能とし、
全情報数分の仮想キーを表示する必要をなくす。また、
変更中の情報を逐次表示させることで、文字変更操作の
状態を操作者にフィードバックさせる。
【0037】実施の形態2 次に、本発明の実施の形態2の仮想キー式情報制御処理
方法をコンピュータに実行させるプログラムを記憶させ
た記録媒体を搭載する仮想キー式文字入力機能付き電子
機器を説明する。
【0038】図9は、本発明の実施の形態2の仮想キー
式文字入力機能付き電子機器における機能を示すブロッ
ク図である。実施の形態2は前述の実施の形態1の仮想
キー式文字入力機能付き電子機器における機能ブロック
図に対して、以下の点が異なる。仮想キー制御手段14
は、仮想文字キー表示空間上に仮想文字キーを配置し、
仮想文字キーの文字情報を表示する文字情報表示手段を
設けていない。また、仮想文字キー操作検出手段142
には、文字入力のために使用する仮想文字キーを選択す
るためのキー選択操作を検出するキー選択操作検出手段
1423、を設けている。さらに、情報出力手段144
には、文字情報出力手段の出力する文字情報の変化を示
す文字変化情報を出力する文字変化情報出力手段144
2、を設ける。さらに、文字変化情報出力手段1442
は、文字確定操作の検出を確認した場合、文字確定操作
の検出を確認した仮想文字キーの文字情報と、次のキー
選択操作を検出した仮想文字キーの文字情報との間にお
いて、文字変化情報の出力を禁止する構成となってい
る。さらに、操作入力手段11は、マウスにおけるボタ
ンダウン状態での座標指示操作などの座標入力操作、マ
ウスにおけるボタンアップ状態での座標指示操作などの
座標選択操作、の入力を行う座標入力手段である。
【0039】図10は、本発明の実施例2の仮想キー式
文字入力機能付き電子機器における各空間の構成説明図
である。文字情報設定手段141が、図に示す実施例に
おいては10個の仮想文字キーに文字情報「あ、
か、...、わ」を設定し、仮想文字キー操作検出手段
142が、操作空間11a上の仮想文字キー操作空間1
42aに10個の仮想文字キーを配置する。なお、電子
機器の筐体10の仮想文字キー操作空間142a付近
に、10個の仮想文字キーの文字情報“あabc”、“かe
fg”、...、“わ;:”が印刷されている。
【0040】図11は、本発明の実施の形態2の仮想キ
ー式文字入力機能付き電子機器における母音属性変更操
作による各表示空間上の表示状態遷移を示す。なお、図
において、操作入力手段11による座標入力操作に関す
る記述として、は座標入力操作の開始位置、は座標
入力操作の終了位置、実線は座標入力操作の軌跡、破線
は座標選択操作の軌跡、を示す。ステップS1では、何
ら座標選択を確認していないキー選択操作検出手段14
23が、キー選択操作の無しを検出し、何ら座標入力を
確認していない文字変更操作検出手段1421が、操作
ベクトルを生成せず、文字変更操作の無しを検出し、こ
れを確認した文字情報設定手段141は、10個の仮想
文字キーの文字情報“あ”、“か”、...、“わ”を
変更しない。ステップS2では、の座標選択の開始を
確認したキー選択操作検出手段1423が、の座標に
対応する“あ”の仮想文字キーに対するキー選択操作の
有りを検出し、何ら座標入力を確認していない文字変更
操作検出手段1421が、文字変更操作の無しを検出す
る。、これを確認した文字情報設定手段141は、10
個の仮想文字キーの文字情報“あ”、“か”、...、
“わ”を変更しない。また、キー操作を確認した文字情
報出力手段1441が、文字情報“あ”をアプリケーシ
ョン処理手段13へ出力し、これを確認したアプリケー
ション表示手段131が、文字情報出力手段1441か
らの文字情報“あ”を表示に反映する。ステップS3で
は、の座標選択を確認したキー選択操作検出手段14
23が、の座標に対応する“か”の仮想文字キーに対
するキー選択操作の有りを検出し、座標入力の開始を確
認した文字変更操作検出手段1421が、の座標に対
応する“か”の仮想文字キーに対する操作の有りを検出
し、を原点とした操作ベクトル(0、0)を生成する
が、操作ベクトルにより文字変更操作の無しを検出し、
これを確認した文字情報設定手段141は、10個の仮
想文字キーの文字情報“あ”、“か”、...、“わ”
を変更しない。また、これらを確認すると、文字変化情
報出力手段1442が、文字情報出力手段144の出力
する文字情報の変化を示す文字変化情報として、バック
スペース1つをアプリケーション処理手段13へ出力し
た後、文字情報出力手段144が、文字情報“か”をア
プリケーション処理手段13へ出力する。これらを確認
したアプリケーション表示手段131が、情報出力手段
144からの文字変化情報バックスペース1つ及び文字
情報“か”を表示に反映する。
【0041】ステップS4では、の座標入力を確認し
た文字変更操作検出手段1421が、()を原点と
した操作ベクトル(0,−Y3)を生成し、操作ベクト
ルのY成分の負方向の値により“か”の仮想文字キーに
対する母音属性の文字変更操作の有りを検出し、これを
確認した文字情報設定手段141が、文字情報を“き”
に変更する。また、これらを確認すると、文字変化情報
出力手段1442が、文字情報出力手段1441の出力
する文字情報の変化を示す文字変化情報として、バック
スペース1つをアプリケーション処理手段13へ出力し
た後、文字情報出力手段1441が、文字情報“き”を
アプリケーション処理手段13へ出力し、これらを確認
したアプリケーション表示手段131が、文字情報出力
手段141からの文字変化情報バックスペース1つ及び
文字情報“き”を表示に反映する。ステップS5では、
の座標入力終了を確認した文字確定操作検出手段14
22が、字種属性以外の母音属性の文字変更操作の終了
により文字確定操作の有りを検出し、これを確認した文
字情報設定手段141が、文字情報をデフォルトの
“か”に変更する。また、文字確定操作を確認した文字
情報出力手段1441が、文字情報“き”をアプリケー
ション処理手段13へ出力し、これを確認したアプリケ
ーション表示手段131が、文字情報出力手段141か
らの文字情報“き”を表示に反映する。また、これらを
確認すると、文字変化情報出力手段1442が、文字情
報出力手段1441の出力する文字情報の変化を示す文
字変化情報として、バックスペースのアプリケーション
処理手段13へ出力せず、この後、文字情報出力手段1
422が、文字情報“か”をアプリケーション処理手段
13へ出力し、これらを確認したアプリケーション表示
手段131が、文字情報出力手段141からの文字情報
“か”を表示に反映する。この実施例においては、カ−
ソル表示を実行している。
【0042】図12は、本発明の実施の形態2の仮想キ
ー式文字入力機能付き電子機器における字種属性変更操
作による各表示空間上の表示状態遷移を示す。ステップ
S1では、何ら座標選択を確認していないキー選択操作
検出手段1423が、キー選択操作の無しを検出し、何
ら座標入力を確認していない文字変更操作検出手段14
21が、操作ベクトルを生成せず、文字変更操作の無し
を検出し、これを確認した文字情報設定手段141は、
10個の仮想文字キーの文字情報“あ”、
“か”、...、“わ”を変更しない。ステップS2で
は、の座標選択の開始を確認したキー選択操作検出手
段1423が、の座標に対応する“あ”の仮想文字キ
ーに対するキー選択操作の有りを検出し、座標入力の開
始を確認した文字変更操作検出手段1421が、の座
標に対応する“あ”の仮想文字キーに対する操作の有り
を検出し、を原点とした操作ベクトル(0、0)を生
成するが、操作ベクトルにより文字変更操作の無しを検
出し、これを確認した文字情報設定手段141は、10
個の仮想文字キーの文字情報“あ”、“か”、...、
“わ”を変更しない。また、キー操作を確認した文字情
報出力手段1441が、文字情報“あ”をアプリケーシ
ョン処理手段13へ出力し、これを確認したアプリケー
ション表示手段131が、文字情報出力手段1412か
らの文字情報“あ”を表示に反映する。ステップS3で
は、の座標入力を確認した文字変更操作検出手段14
21が、を原点とした操作ベクトル(0,Y2)を生
成し、操作ベクトルのY成分の正方向の値により“あ”
の仮想文字キーに対する字種属性文字変更操作の有りを
検出し、これを確認した文字情報設定手段141が、全
ての文字情報を“ア”、“カ”、...、“ワ”に変更
する。また、これらを確認すると、文字変化情報出力手
段1442が、文字情報出力手段1441の出力する文
字情報の変化を示す文字変化情報として、バックスペー
ス1つをアプリケーション処理手段13へ出力した後、
文字情報出力手段1441が、文字情報“ア”をアプリ
ケーション処理手段13へ出力し、これらを確認したア
プリケーション表示手段131が、文字情報出力手段1
41からの文字変化情報バックスペース1つ及び文字情
報“ア”を表示に反映する。
【0043】ステップS4では、の座標入力を確認し
た文字変更操作検出手段1421が、を原点とした操
作ベクトル(0,−Y3)を生成し、操作ベクトルのY
成分の正方向の値により“ア”の仮想文字キーに対する
字種属性文字変更操作の有りを検出し、これを確認した
文字情報設定手段141が、全ての文字情報を“ab
c”、“def”、...、“;:”に変更する。また、これ
らを確認すると、文字変化情報出力手段1442が文字
情報出力手段1441の出力する文字情報の変化を示す
文字変化情報として、バックスペース1つをアプリケー
ション処理手段13へ出力した後、文字情報出力手段1
441が、文字情報“abc”をアプリケーション処理手
段13へ出力し、これらを確認したアプリケーション表
示手段131が、文字情報出力手段141からの文字変
化情報バックスペース1つ及び文字情報“abc”を表示
に反映する。ステップS5では、の座標入力終了を確
認した文字確定操作検出手段1422が、字種属性の文
字変更操作の終了により文字確定操作の無しを検出し、
これを確認した文字情報設定手段141は、10個の仮
想文字キーの文字情報“abc”、“de
f”、...、“;:”を変更しない。
【0044】次に、仮想文字キ−の文字情報が文字連想
情報の場合における仮想文字キ−入力操作を図13によ
り説明する。図13は、文字連想情報表示時の文字変更
操作による各表示空間上の表示状態遷移を示す。この実
施例では、図12で字種属性文字変更した仮想キ−によ
る。ステップS1では、何ら座標選択を確認していない
キー選択操作検出手段1423が、キー選択操作の無し
を検出し、何ら座標入力を確認していない文字変更操作
検出手段1421が、操作ベクトルを生成せず、文字変
更操作の無しを検出し、これを確認した文字情報設定手
段141は、10個の仮想文字キーの文字情報“ab
c”、“def”、...、“;:”を変更しない。ステップ
S2では、の座標選択の開始を確認したキー選択操作
検出手段1423が、の座標に対応する“abc”の仮
想文字キーに対するキー選択操作の有りを検出し、何ら
座標入力を確認していない文字変更操作検出手段142
1が、操作ベクトルを生成せず、文字変更操作の無しを
検出し、これを確認した文字情報設定手段141は、1
0個の仮想文字キーの文字情報“abc”、“de
f”、...、“;:”を変更しない。また、キー操作を
確認した文字情報出力手段1441が、文字情報“ab
c”をアプリケーション処理手段13へ出力し、これを
確認したアプリケーション表示手段131が、文字情報
出力手段1441からの文字情報“abc”を表示に反映
する。ステップS3では、の座標入力の開始を確認し
た文字変更操作検出手段1421が、の座標に対応す
る文字連想情報“abc”の仮想文字キーに対する文字変
更操作の有りを検出し、これを確認した文字情報設定手
段141が、文字連想情報である文字情報“abc”から
文字情報を“a”に変更する。また、これらを確認する
と、文字変化情報出力手段1442が、文字情報出力手
段1441の出力する文字情報の変化を示す文字変化情
報として、バックスペース3つをアプリケーション処理
手段13へ出力した後、文字情報出力手段1441が、
文字情報“a”をアプリケーション処理手段13へ出力
し、これらを確認したアプリケーション表示手段131
が、文字情報出力手段1441からの文字変化情報とし
てバックスペース3つ及び文字情報“a”を表示に反映
する。
【0045】ステップS4では、の座標入力を確認し
た文字変更操作検出手段1421が、を原点とした操
作ベクトル(0,−Y3)を生成し、操作ベクトルのY
成分の負方向の値により“a”の仮想文字キーに対する
文字変更操作の有りを検出し、これを確認した文字情報
設定手段141が、文字情報を“b”に変更する。ま
た、これらを確認すると、文字変化情報出力手段144
2が、文字情報出力手段1441の出力する文字情報の
変化を示す文字変化情報として、バックスペース1つを
アプリケーション処理手段13へ出力した後、文字情報
出力手段1441が、文字情報“b”をアプリケーショ
ン処理手段13へ出力し、これらを確認したアプリケー
ション表示手段131が、文字情報出力手段141から
の文字変化情報バックスペース1つ及び文字情報“b”
を表示に反映する。ステップS5では、の座標入力終
了を確認した文字確定操作検出手段1422が、字種属
性以外の文字変更操作の終了により文字確定操作の有り
を検出し、これを確認した文字情報設定手段141が、
文字情報をデフォルトの“abc”に変更する。また、こ
れらを確認すると、文字変化情報出力手段1442が、
文字情報出力手段1441の出力する文字情報の変化を
示す文字変化情報として、バックスペースのアプリケー
ション処理手段13へ出力せず、この後、文字情報出力
手段1441が、文字情報“abc”をアプリケーション
処理手段13へ出力し、これらを確認したアプリケーシ
ョン表示手段131が、文字情報出力手段1441から
の文字情報“abc”を表示に反映する。
【0046】この実施の形態に示す仮想キー式文字入力
機能付き電子機器においても、実施の形態1に記載する
この他の文字属性変更操作検出手段、文字情報の開始/
終了属性変更、つなぎ/終了属性変更、連結属性変更、
選択型設定属性変更等に対する検出手段を有する。また
文字情報設定手段が備える設定情報も同様である。ま
た、必要に応じて、小文字入力、半角入力のみに設定し
たい場合は、仮想文字キ−操作検出手段に大文字小文字
属性、あるいは全角半角属性の文字変更が検出された場
合、文字確定操作を検出しない設定とすることにより処
理できる。
【0047】この実施の形態2によれば、仮想キー式文
字入力機能付き電子機器において、以下の効果がある。 (1)仮想キーの操作性向上を図れる。 (2)仮想キーの表示エリアの縮小を図れる。 (3)仮想キーの操作性向上と表示エリア縮小の両立を
図れる。
【0048】具体的には、以下の効果がある。 1.仮想文字キー操作検出手段に、文字入力のために使
用する仮想文字キーを選択するためのキー選択操作を検
出するキー選択操作検出手段、を設け、仮想キー制御手
段に、キー選択操作の検出を確認した場合、キー選択操
作を検出した仮想文字キーの文字情報を出力する文字情
報出力手段、文字情報出力手段の出力する文字情報の変
化を示す文字変化情報を出力する文字変化情報出力手
段、を有する情報出力手段、を設けることで、文字入力
のために使用する仮想文字キーを選択するためのキー選
択操作を可能とし、文字入力中のアプリケーションに対
して、キー選択操作を行った仮想文字キーの文字情報を
出力するとともに、出力する文字情報の変化を示す文字
変化情報を出力することにより、文字入力中のアプリケ
ーション上で、キー選択操作の内容を操作者にフィード
バックし、仮想文字キー自体の表示の必要をなくすこと
ができる。 2.仮想文字キー操作検出手段に、仮想文字キーに設定
された文字情報を入力文字として確定するための文字確
定操作を検出する文字確定操作検出手段、を設け、文字
変化情報出力手段は、文字確定操作の検出を確認した場
合、文字確定操作の検出を確認した仮想文字キーの文字
情報と、次のキー選択操作を検出した仮想文字キーの文
字情報との間において、文字変化情報の出力を禁止する
ことで、文字確定操作の検出を確認した場合、文字確定
操作による文字情報を文字入力中のアプリケーションに
出力することができる。 3.仮想文字キー操作検出手段に、仮想文字キーに設定
された文字情報を変更するための文字変更操作を検出す
る文字変更操作検出手段を設け、文字情報設定手段は、
文字変更操作の検出を確認した場合、仮想文字キーに設
定する文字情報を変更することで、仮想文字キーに設定
された文字情報を変更するための文字変更操作を可能と
して、全文字数分の仮想文字キーを表示する必要をなく
す。また、変更中の文字情報を逐次アプリケーションに
出力することで、文字変更操作の状態を操作者にアプリ
ケーション上でフィードバックすることができる。
【0049】4.仮想文字キー操作検出手段に、仮想文
字キーに設定された文字情報の属性を変更するための文
字属性変更操作を検出する文字属性変更操作検出手段を
設け、文字情報設定手段は、文字属性変更操作の検出を
確認した場合、仮想文字キーの文字情報の属性を変更す
ることで、従来の技術では行えない1つのキー操作によ
る文字属性変更操作を可能とすることができる。 5.文字属性変更操作検出手段に、仮想文字キーに設定
された文字情報の母音属性を変更するための母音属性変
更操作を検出する母音属性変更操作検出手段、を設け、
文字情報設定手段は、母音属性変更操作の検出を確認し
た場合、仮想文字キーに設定する文字情報の母音属性を
変更することで、従来の技術では行えない1つのキー操
作による母音属性変更操作を可能とすることができる。 例:“あ行”:“あ”、“い”、“う”、“え”、“お” “カ行”:“カ”、“キ”、“ク”、“ケ”、“コ” 6.文字属性変更操作検出手段に、仮想文字キーに設定
された文字情報の字種属性を変更するための字種属性変
更操作を検出する字種属性変更操作検出手段、を設け、
文字情報設定手段は、字種属性変更操作の検出を確認し
た場合、仮想文字キーに設定する文字情報の字種属性を
変更することで、従来の技術では行えない1つのキー操
作による字種属性変更操作を可能とすることができる。
【0050】7.文字変更操作検出手段は、マウスにお
けるボタンダウン状態での座標指示操作や、タッチパネ
ルにおけるタッチ状態での座標指示操作、あるいはカー
ソルによる座標指示操作などのドラッグ操作などによる
座標入力操作における座標を取得し、座標入力操作の開
始座標を原点とした操作ベクトルを生成し、操作ベクト
ルにより文字変更操作の有無を検出することで、マウ
ス、タッチパネル、カーソルなどの操作による文字変更
操作を可能にすることができる。 8.文字変更操作検出手段は、操作ベクトルによる文字
変更操作の有無の検出において、X軸の正方向、負方
向、Y軸の正方向、負方向の4つ方向の内、1つの方向
に対する操作ベクトルに対し、文字変更操作の有無を検
出することで、マウスなどのドラッグ操作の1方向のベ
クトルで文字変更操作を可能にすることができる。 9.文字変更操作検出手段は、操作ベクトルによる文字
変更操作の有無の検出において、X軸の正方向、負方
向、Y軸の正方向、負方向の4つ方向の内、2つの方向
に対する操作ベクトルに対し、それぞれ別々の文字属性
変更操作の有無を検出することで、マウスなどのドラッ
グ操作の2方向のベクトルにより、2種類の文字属性変
更操作を可能にすることができる。 10.文字変更操作検出手段は、マウスにおけるボタン
アップ状態での座標指示操作などによる文字変更操作に
おける座標を取得し、この座標により文字変更操作の有
無を検出することで、マウスなどの座標指示操作による
文字変更操作を可能にすることができる。
【0051】11.仮想文字キー操作検出手段に、字種
属性(あるいは、大文字小文字属性、全角半角属性)の
属性以外の文字変更操作の終了により、仮想文字キーに
設定された文字情報を入力文字として確定するための文
字確定操作の有無を検出する文字確定操作検出手段、を
設け、仮想キー制御手段に、文字確定操作の検出を確認
した場合、文字確定操作を検出した仮想文字キーの文字
情報を出力する文字情報出力手段、を有する情報出力手
段、を設けることで、字種属性(あるいは大文字小文字
属性、全角半角属性)の文字属性変更のための操作と共
に、すなわち文字入力のための文字変更操作を文字情報
を出力するための文字確定操作とすることができる。 12.仮想文字キー操作検出手段に、字種属性(あるい
は大文字小文字属性、全角半角属性)の属性以外の文字
変更操作の終了により、仮想文字キーに設定された文字
情報を入力文字として確定するための文字確定操作の有
無を検出する文字確定操作検出手段、を設け、文字情報
設定手段は、文字確定操作の検出を確認した場合、文字
確定操作の検出を確認した仮想文字キーの文字情報の字
種属性(あるいは大文字小文字属性、全角半角属性)の
属性以外の属性を所定のものに設定することで、字種属
性(あるいは大文字小文字属性、全角半角属性)の文字
属性変更のための操作以外、すなわち文字入力のための
文字変更操作を文字確定操作とし、文字確定操作の検出
を確認した仮想文字キーの文字情報を元に戻すことがで
きる。
【0052】13.仮想キー操作検出処理に、仮想キー
の情報を変更するための情報変更操作を検出する情報変
更操作検出処理を設け、情報設定処理は、情報変更操作
の検出を確認した場合、仮想キーの情報を変更すること
で、情報入力のために使用する仮想キーを選択するため
のキー選択操作を可能とし、情報入力中のアプリケーシ
ョンに対して、キー選択操作を行った仮想キーの情報を
出力するとともに、出力する情報の変化を示す変化情報
を出力することにより、情報入力中のアプリケーション
上で、キー選択操作の内容を操作者にフィードバック
し、仮想キー自体の表示の必要をなくすことができる。
【0053】14.仮想キー操作検出処理ステップに、
仮想キーの情報を変更するための情報変更操作を検出す
る情報変更操作検出処理ステップを設け、情報設定処理
ステップは、情報変更操作の検出を確認した場合、仮想
キーの情報を変更することで、情報入力のために使用す
る仮想キーを選択するためのキー選択操作を可能とし、
情報入力中のアプリケーションに対して、キー選択操作
を行った仮想キーの情報を出力するとともに、出力する
情報の変化を示す変化情報を出力することにより、情報
入力中のアプリケーション上で、キー選択操作の内容を
操作者にフィードバックし、仮想キー自体の表示の必要
をなくすことができる。以上説明した本発明の実施の形
態1、2においては、日本語での文字入力を意識した仮
想キーを例に挙げたが、英文など文字入力を意識した仮
想キーでも同様な事が可能である。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、仮想キー式文字入力機
能付き電子機器において、以下の効果がある。 (1)仮想キーの操作性向上を図れる。 (2)仮想キーの表示エリアの縮小を図れる。 (3)仮想キーの操作性向上と表示エリア縮小の両立を
図れる。
【0055】具体的には、以下の効果がある。 1.文字入力を行うための仮想的な文字キーである仮想
文字キーによる文字入力を制御する仮想キー制御手段
に、仮想文字キーに文字情報を設定する文字情報設定手
段、仮想文字キーに対する操作を検出する仮想文字キー
操作検出手段、仮想文字キーの文字情報を表示する文字
情報表示手段、を設けた、仮想キー式文字入力機能付き
電子機器において、仮想文字キー操作検出手段に、仮想
文字キーの文字情報を変更するための文字変更操作を検
出する文字変更操作検出手段を設け、文字情報設定手段
は、文字変更操作の検出を確認した場合、仮想文字キー
の文字情報を変更することで、仮想文字キーに設定され
た文字情報を変更するための文字変更操作を可能とする
ことで、全文字数分の仮想文字キーを表示する必要をな
くすことができる。また、変更中の文字情報を逐次表示
することで、文字変更操作の状態を操作者にフィードバ
ックすることができる。 2.効果1記載の仮想キー式文字入力機能付き電子機器
において、文字情報設定手段は、文字変更操作の検出を
確認した場合、文字変更操作の検出を確認した仮想文字
キーの文字情報を変更することで、文字変更操作を行っ
た仮想文字キーの文字変更操作の状態のみを操作者にフ
ィードバックすることができる。 3.効果1記載の仮想キー式文字入力機能付き電子機器
において、文字情報設定手段は、文字変更操作の検出を
確認した場合、文字変更操作の検出を確認した仮想文字
キー以外の仮想文字キーの文字情報を変更することで、
全ての仮想文字キーの文字変更操作の状態を操作者にフ
ィードバックすることができる。 4.効果1記載の仮想キー式文字入力機能付き電子機器
において、文字情報設定手段は、仮想文字キーに設定す
る文字情報として、仮想文字キーで入力可能な文字情報
を連想できる文字連想情報を設定することで、文字変更
操作がない仮想文字キーの文字情報として、その仮想文
字キーで入力可能な文字情報を連想できる文字連想情報
で、操作者にフィードバックすることができる。 5.効果1記載の仮想キー式文字入力機能付き電子機器
において、文字情報表示手段は、全ての仮想文字キーに
設定された文字情報を表示することで、全ての仮想文字
キーに設定された文字情報を、作者にフィードバックす
ることができる。 6.効果1記載の仮想キー式文字入力機能付き電子機器
において、文字情報表示手段は、文字変更操作の検出を
確認した場合、文字変更操作の検出を確認した仮想文字
キーに設定された文字情報のみを表示することで、文字
変更操作を行った仮想文字キーの文字情報のみを操作者
にフィードバックすることができる。
【0056】7.効果1記載の仮想キー式文字入力機能
付き電子機器において、仮想文字キー操作検出手段に、
文字入力のために使用する仮想文字キーを選択するため
のキー選択操作を検出するキー選択操作検出手段、を設
け、文字情報表示手段は、キー選択操作の検出を確認し
た場合、キー選択操作の検出を確認した仮想文字キーに
設定された文字情報のみを表示することで、文字入力の
ために使用する仮想文字キーを選択するためのキー選択
操作を可能とし、キー選択操作を行った仮想文字キーの
文字情報のみを操作者にフィードバックすることができ
る。 8.効果1記載の仮想キー式文字入力機能付き電子機器
において、仮想文字キー操作検出手段に、字種属性以外
の文字変更操作の終了により、仮想文字キーに設定され
た文字情報を入力文字として確定するための文字確定操
作の有無を検出する文字確定操作検出手段、を設け、仮
想キー制御手段に、文字確定操作を検出した仮想文字キ
ーの文字情報を出力する文字情報出力手段、を有する情
報出力手段、を設けることで、仮想文字キーに設定され
た文字情報を入力文字として確定するための文字確定操
作を可能とし、文字確定操作を行った仮想文字キーの文
字情報のみを文字入力中のアプリケーションに出力する
ことができる。
【0057】9.効果1記載の仮想キー式文字入力機能
付き電子機器において、仮想文字キー操作検出手段に、
文字入力のために使用する仮想文字キーを選択するため
のキー選択操作を検出するキー選択操作検出手段、を設
け、仮想キー制御手段に、キー選択操作の検出を確認し
た場合、キー選択操作を検出した仮想文字キーの文字情
報を出力する文字情報出力手段、文字情報出力手段の出
力する文字情報の変化を示す文字変化情報を出力する文
字変化情報出力手段、を有する情報出力手段、を設ける
ことで、文字入力のために使用する仮想文字キーを選択
するためのキー選択操作を可能とし、文字入力中のアプ
リケーションに対して、キー選択操作を行った仮想文字
キーの文字情報を出力するとともに、出力する文字情報
の変化を示す文字変化情報を出力することにより、文字
入力中のアプリケーション上で、キー選択操作の内容を
操作者にフィードバックすることができる。 10.効果9記載の仮想キー式文字入力機能付き電子機
器において、仮想文字キー操作検出手段に、仮想文字キ
ーに設定された文字情報を入力文字として確定するため
の文字確定操作を検出する文字確定操作検出手段、を設
け、文字変化情報出力手段は、文字確定操作の検出を確
認した場合、文字確定操作の検出を確認した仮想文字キ
ーの文字情報と、次のキー選択操作を検出した仮想文字
キーの文字情報との間において、文字変化情報の出力を
禁止することで、文字確定操作の検出を確認した場合、
文字確定操作の検出を確認した仮想文字キーの文字情報
と、次のキー選択操作を検出した仮想文字キーの文字情
報との間において、文字変化情報の出力を禁止すること
とで、文字確定操作による文字情報を文字入力中のアプ
リケーションに出力することができる。
【0058】11.文字入力を行うための仮想的な文字
キーである仮想文字キーによる文字入力を制御する仮想
キー制御手段に、仮想文字キーに文字情報を設定する文
字情報設定手段、仮想文字キーに対する操作を検出する
仮想文字キー操作検出手段、を設けた、仮想キー式文字
入力機能付き電子機器において、仮想文字キー操作検出
手段に、文字入力のために使用する仮想文字キーを選択
するためのキー選択操作を検出するキー選択操作検出手
段、を設け、仮想キー制御手段に、キー選択操作の検出
を確認した場合、キー選択操作を検出した仮想文字キー
の文字情報を出力する文字情報出力手段、文字情報出力
手段の出力する文字情報の変化を示す文字変化情報を出
力する文字変化情報出力手段、を有する情報出力手段、
を設けることで、文字入力のために使用する仮想文字キ
ーを選択するためのキー選択操作を可能とし、文字入力
中のアプリケーションに対して、キー選択操作を行った
仮想文字キーの文字情報を出力するとともに、出力する
文字情報の変化を示す文字変化情報を出力することによ
り、文字入力中のアプリケーション上で、キー選択操作
の内容を操作者にフィードバックし、仮想文字キー自体
の表示の必要をなくすことができる。
【0059】12.効果11記載の仮想キー式文字入力
機能付き電子機器において、仮想文字キー操作検出手段
に、仮想文字キーに設定された文字情報を入力文字とし
て確定するための文字確定操作を検出する文字確定操作
検出手段、を設け、文字変化情報出力手段は、文字確定
操作の検出を確認した場合、文字確定操作の検出を確認
した仮想文字キーの文字情報と、次のキー選択操作を検
出した仮想文字キーの文字情報との間において、文字変
化情報の出力を禁止することで、文字確定操作の検出を
確認した場合、文字確定操作の検出を確認した仮想文字
キーの文字情報と、次のキー選択操作を検出した仮想文
字キーの文字情報との間において、文字変化情報の出力
を禁止することとで、文字確定操作による文字情報を文
字入力中のアプリケーションに出力することができる。 13.効果11記載の仮想キー式文字入力機能付き電子
機器において、仮想文字キー操作検出手段に、仮想文字
キーに設定された文字情報を変更するための文字変更操
作を検出する文字変更操作検出手段を設け、文字情報設
定手段は、文字変更操作の検出を確認した場合、仮想文
字キーに設定する文字情報を変更することで、仮想文字
キーに設定された文字情報を変更するための文字変更操
作を可能とすることで、全文字数分の仮想文字キーを表
示する必要をなくす。また、変更中の文字情報を逐次ア
プリケーションに出力することで、文字変更操作の状態
を操作者にアプリケーション上でフィードバックするこ
とができる。
【0060】14.効果13記載の仮想キー式文字入力
機能付き電子機器において、文字情報設定手段は、文字
変更操作の検出を確認した場合、文字変更操作の検出を
確認した仮想文字キーに設定する文字情報を変更するこ
とで、文字変更操作を行った仮想文字キーの文字変更操
作の状態のみを操作者にフィードバックすることができ
る。 15.効果13記載の仮想キー式文字入力機能付き電子
機器において、文字情報変更手段は、文字変更操作を検
出した場合、文字変更操作の検出を確認した仮想文字キ
ー以外の仮想文字キーの文字情報を変更することで、任
意の仮想文字キーに対する文字変更操作で、全ての仮想
文字キーに設定する文字情報を変更することができる。 16.効果13記載の仮想キー式文字入力機能付き電子
機器において、文字情報設定手段は、文字変更操作の検
出を確認しない場合、キー確定操作の検出を確認しない
仮想文字キーに設定する文字情報として、仮想文字キー
で入力可能な文字情報を連想できる文字連想情報を設定
することで、文字変更操作がない仮想文字キーの文字情
報として、その仮想文字キーで入力可能な文字情報を連
想できる文字連想情報で、操作者にフィードバックする
ことができる。
【0061】17.効果1、11記載の仮想キー式文字
入力機能付き電子機器において、文字情報設定手段は、
仮想文字キーに、文字入力のための文字情報として、1
文字の文字情報を設定することで、実際のキーボードに
近い感覚を実現することができる。 18.効果1、11記載の仮想キー式文字入力機能付き
電子機器において、文字情報設定手段は、仮想文字キー
に、文字入力のための文字情報として、複数文字からな
る文字列の文字情報を設定することで、実際のキーボー
ドでは行えない1つのキー操作による文字列入力を可能
とすることができる。 19.効果1記載の仮想キー式文字入力機能付き電子機
器において、文字情報設定手段は、仮想文字キーに、文
字入力のための文字情報として、文字入力自体のための
入力用文字情報と、文字入力のための表示用文字情報
と、を設定し、文字情報表示手段は、仮想文字キーに設
定された表示用文字情報を表示し、文字情報出力手段
は、仮想文字キーに設定された入力用文字情報を出力す
ることで、仮想文字キーに、文字入力のための文字情報
として、入力用文字情報とは別の表示用文字情報を設定
することで、その仮想文字キーで入力可能な文字情報
を、全て表示できない場合やイメージ情報で表示したい
場合などに対応することができる。 20.効果19記載の仮想キー式文字入力機能付き電子
機器において、文字情報設定手段は、仮想文字キーに、
文字入力のための表示用文字情報として、仮想文字キー
で入力可能な文字情報を連想できる文字連想情報を設定
することで、文字変更操作がない仮想文字キーの文字情
報として、その仮想文字キーで入力可能な文字情報を連
想できる文字連想情報で、操作者にフィードバックする
ことができる。
【0062】21.効果1、13記載の仮想キー式文字
入力機能付き電子機器において、仮想文字キー操作検出
手段に、仮想文字キーに設定された文字情報の属性を変
更するための文字属性変更操作を検出する文字属性変更
操作検出手段を設け、文字情報設定手段は、文字属性変
更操作の検出を確認した場合、仮想文字キーの文字情報
の属性を変更することで、従来の技術では行えない1つ
のキー操作による文字属性変更操作を可能とすることが
できる。 22.効果21記載の仮想キー式文字入力機能付き電子
機器において、文字属性変更操作検出手段に、仮想文字
キーに設定された文字情報の母音属性を変更するための
母音属性変更操作を検出する母音属性変更操作検出手
段、を設け、文字情報設定手段は、母音属性変更操作の
検出を確認した場合、仮想文字キーに設定する文字情報
の母音属性を変更することで、従来の技術では行えない
1つのキー操作による母音属性変更操作を可能とするこ
とができる。 (例:平仮名“あ行”:“あ”、“い”、“う”、
“え”、“お”;カタカナ“カ行”:“カ”、“キ”、
“ク”、“ケ”、“コ”) 23.効果21記載の仮想キー式文字入力機能付き電子
機器において、文字属性変更操作検出手段に、仮想文字
キーに設定された文字情報の濁音等属性を変更するため
の濁音等属性変更操作を検出する濁音等属性変更操作検
出手段、を設け、文字情報設定手段は、濁音等属性変更
操作の検出を確認した場合、仮想文字キーに設定する文
字情報の濁音等属性を変更することで、文字属性変更操
作検出手段に、仮想文字キーに設定された文字情報の濁
音等属性操作を可能とすることができる。 (例:平仮名“か”:“か”、“が”;片仮名“ハ”:
“ハ”、“バ”、“パ”) 24.効果21記載の仮想キー式文字入力機能付き電子
機器において、文字属性変更操作検出手段に、仮想文字
キーに設定された文字情報の大文字/小文字属性を変更
するための大文字/小文字属性変更操作を検出する大文
字/小文字属性変更操作検出手段、を設け、文字情報設
定手段は、大文字/小文字属性変更操作の検出を確認し
た場合、仮想文字キーに設定する文字情報の大文字/小
文字属性を変更することで、従来の技術では行えない1
つのキー操作による大文字/小文字属性変更操作を可能
とする。 (例:平仮名“あ”:“あ“、“ぁ“;片仮名“ツ”:
“ツ“、“ッ“;英字“A”:“A“、“a“)
【0063】25.効果21記載の仮想キー式文字入力
機能付き電子機器において、文字属性変更操作検出手段
に、仮想文字キーに設定された文字情報の全角文字/半
角文字属性を変更するための全角文字/半角文字属性変
更操作を検出する全角文字/半角文字属性変更操作検出
手段、を設け、文字情報設定手段は、全角文字/半角文
字属性変更操作の検出を確認した場合、仮想文字キーに
設定する文字情報の全角文字/半角文字属性を変更する
ことで、従来の技術では行えない1つのキー操作による
全角文字/半角文字属性変更操作を可能とすることがで
きる。 (例:片仮名“ア”:“ア”、“ア”;英字“A”:
“A”、“A”;数字“0”:0”、“0”;記号
“#”:“#”、“#”) 26.効果21記載の仮想キー式文字入力機能付き電子
機器において、文字属性変更操作検出手段に、仮想文字
キーに設定された文字情報の子音属性を変更するための
子音属性変更操作を検出する子音属性変更操作検出手
段、を設け、文字情報設定手段は、子音属性変更操作の
検出を確認した場合、仮想文字キーに設定する文字情報
の子音属性を変更することで、従来の技術では行えない
1つのキー操作による子音属性変更操作を可能とするこ
とができる。 (例:平仮名“あ行”:“あ”、“か”、
“さ”、...;片仮名“イ行”:“イ”、“キ”、
“シ”、...) 27.効果21記載の仮想キー式文字入力機能付き電子
機器において、文字属性変更操作検出手段に、仮想文字
キーに設定された文字情報の字種属性を変更するための
字種属性変更操作を検出する字種属性変更操作検出手
段、を設け、文字情報設定手段は、字種属性変更操作の
検出を確認した場合、仮想文字キーに設定する文字情報
の字種属性を変更することで、従来の技術では行えない
1つのキー操作による字種属性変更操作を可能とするこ
とができる。 (例:平仮名“あ”:“あ”、“ア”、“A”、
“0”、“#”;平仮名“か”:“か”、“カ”、
“D”、“1”、“*”) 28.効果21記載の仮想キー式文字入力機能付き電子
機器において、文字属性変更操作検出手段に、仮想文字
キーに設定された文字情報の開始/終了属性を変更する
ための開始/終了属性変更操作を検出する開始/終了属
性変更操作検出手段、を設け、文字情報設定手段は、開
始/終了属性変更操作の検出を確認した場合、仮想文字
キーに設定する文字情報の開始/終了属性を変更するこ
とで、従来の技術では行えない1つのキー操作による開
始/終了属性変更操作を可能とすることができる。 (例:記号“(”:“「”、“」”;記
号“(”:“(”、“)”)
【0064】29.効果21記載の仮想キー式文字入力
機能付き電子機器において、文字属性変更操作検出手段
に、仮想文字キーに設定された文字情報のつなぎ/終了
属性を変更するためのつなぎ/終了属性変更操作を検出
するつなぎ/終了属性変更操作検出手段、を設け、文字
情報設定手段は、つなぎ/終了属性変更操作の検出を確
認した場合、仮想文字キーに設定する文字情報のつなぎ
/終了属性を変更することで、従来の技術では行えない
1つのキー操作によるつなぎ/終了属性変更操作を可能
とすることができる。 (例:平仮名/片仮名: 、 。 英字: , .) 30.効果21記載の仮想キー式文字入力機能付き電子
機器において、文字属性変更操作検出手段に、仮想文字
キーに設定された文字情報の連結属性を変更するための
連結属性変更操作を検出する連結属性変更操作検出手
段、を設け、文字情報設定手段は、連結属性変更操作の
検出を確認した場合、仮想文字キーに設定する文字情報
の連結属性を変更することで、従来の技術では行えない
1つのキー操作による連結属性変更操作を可能とするこ
とができる。 (例:平仮名“っ”:“っ”、“った”、“って”;平
仮名“ょ”:“ょ”、“ょう”;英字“e”:“e”、
“er”)
【0065】31.効果1記載の仮想キー式文字入力機
能付き電子機器において、文字属性変更操作検出手段
に、仮想文字キーに設定された文字情報の選択型設定属
性を変更するための選択型設定属性変更操作を検出する
選択型設定属性変更操作検出手段、を設け、文字情報設
定手段は、選択型設定属性変更操作の検出を確認した場
合、仮想文字キーに設定する文字情報の選択型設定属性
を変更することで、従来の技術では行えない1つのキー
操作による選択型設定属性変更操作を可能とすることが
できる。 (例:テレビのチャネル、音量、色合い、エアコンの温
度、動作モード、電話の電話帳登録情報、かな漢字変換
結果の候補情報、などの選択肢による設定)
【0066】32.効果1記載の仮想キー式文字入力機
能付き電子機器において、仮想文字キー操作検出手段
に、仮想文字キーに設定された文字情報の表示サイズを
変更するための表示サイズ変更操作を検出する表示サイ
ズ変更操作検出手段を設け、文字情報設定手段は、表示
サイズ変更操作の検出を確認した場合、仮想文字キーに
設定された文字情報の表示サイズを変更することで、従
来の技術では行えない仮想文字キーの表示サイズを変更
するための表示サイズ変更操作を可能とすることができ
る。 33.効果1、11記載の仮想キー式文字入力機能付き
電子機器において、文字変更操作検出手段は、マウスに
おけるボタンダウン状態での座標指示操作やタッチパネ
ルにおけるタッチ状態での座標指示操作、あるいはカー
ソルでの座標指示操作などのドラッグ操作などによる座
標入力操作における座標を取得し、座標入力操作の開始
座標を原点とした操作ベクトルを生成し、操作ベクトル
により文字変更操作の有無を検出することで、マウスな
どのドラッグ操作による文字変更操作を可能にすること
ができる。 34.効果33記載の仮想キー式文字入力機能付き電子
機器において、文字変更操作検出手段は、操作ベクトル
による文字変更操作の有無を検出において、X軸、Y軸
の正方向、負方向の4つ方向の内、少なくても1つの方
向に対する操作ベクトルに対し、文字変更操作の有無を
検出することで、マウスなどのドラッグ操作の1方向の
ベクトルで文字変更操作を可能にすることができる。 35.効果33記載の仮想キー式文字入力機能付き電子
機器において、文字変更操作検出手段は、操作ベクトル
による文字変更操作の有無を検出において、X軸、Y軸
の正方向、負方向の4つ方向の操作ベクトルは、それぞ
れ別々の文字属性変更操作の有無を検出することで、マ
ウスなどのドラッグ操作の各方向のベクトルにより、複
数種類の文字属性変更操作を可能にすることができる。
【0067】36.効果1、11記載の仮想キー式文字
入力機能付き電子機器において、文字変更操作検出手段
は、マウス、カーソルの座標指示操作などによる文字変
更操作操作における座標を取得し、この座標により文字
変更操作の有無を検出することで、マウスなどの座標指
示操作による文字変更操作を可能にすることができる。 37.効果7、9、11記載の仮想キー式文字入力機能
付き電子機器において、キー選択操作検出手段は、マウ
ス、カーソルの座標指示操作などによるキー選択操作に
おける座標を取得し、この座標によりキー選択操作の有
無を検出することで、マウスなどの座標指示操作による
キー選択操作を可能にすることができる。 38.効果1記載の仮想キー式文字入力機能付き電子機
器において、文字変更操作中は、カーソルを表示を禁止
することで、文字変更操作中は、文字情報の表示を見や
すくすることができる。 39.効果1、11記載の仮想キー式文字入力機能付き
電子機器において、文字変更操作中は、文字情報を音声
や.効果音などの音で出力することで、文字変更操作中
は、文字情報の音出力を可能にすることができる。 40.効果1、11記載の仮想キー式文字入力機能付き
電子機器において、文字情報設定手段は、文字情報とし
て、文字入力を制御する文字入力制御情報を設定するこ
とで、文字変更操作により、かな漢変換の「変換指
示」、「無変換指示」を可能とすることができる。 41.効果1、11記載の仮想キー式文字入力機能付き
電子機器において、文字情報設定手段は、文字情報とし
て、かな漢変換の候補文字の文字情報を設定すること
で、文字変更操作により、かな漢変換の候補文字の選択
を可能にすることができる。 42.効果9、11記載の仮想キー式文字入力機能付き
電子機器において、仮想文字キー操作検出手段に、文字
入力を制御する文字入力制御情報を入力するための文字
制御操作を検出する文字制御操作検出手段を設け、文字
情報設定手段は、文字制御操作の検出を確認した場合、
文字制御操作の検出を確認した仮想文字キーの文字情報
として、文字入力制御情報を設定することで、仮想文字
キーの文字情報を文字を制御する文字制御情報(例:か
な漢変換指示やかな漢無変換指示、後退指示、削除指
示、挿入指示)に置き換えるための文字制御操作可能に
することができる。
【0068】43.効果1、7記載の仮想キー式文字入
力機能付き電子機器において、仮想文字キー操作検出手
段に、字種属性(あるいは大文字小文字属性、全角半角
属性)の属性以外の文字変更操作の終了により、仮想文
字キーに設定された文字情報を入力文字として確定する
ための文字確定操作の有無を検出する文字確定操作検出
手段、を設け、仮想キー制御手段に、文字確定操作の検
出を確認した場合、文字確定操作を検出した仮想文字キ
ーの文字情報を出力する文字情報出力手段、を有する情
報出力手段、を設けることで、字種属性(あるいは大文
字小文字属性、全角半角属性)の文字属性変更のための
操作以外、すなわち文字入力のための文字変更操作を文
字情報を出力するための文字確定操作とすることができ
る。 44.効果1、7記載の仮想キー式文字入力機能付き電
子機器において、仮想文字キー操作検出手段に、字種属
性(あるいは、大文字小文字属性、全角半角属性)の属
性以外の文字変更操作の終了により、仮想文字キーに設
定された文字情報を入力文字として確定するための文字
確定操作の有無を検出する文字確定操作検出手段、を設
け、文字情報設定手段は、文字確定操作の検出を確認し
た場合、文字確定操作の検出を確認した仮想文字キーの
文字情報の字種属性(あるいは大文字小文字属性、全角
半角属性)の属性以外の属性を所定のものに設定するこ
とで、字種属性(あるいは大文字小文字属性、全角半角
属性)の文字属性変更のための操作以外、すなわち文字
入力のための文字変更操作を文字確定操作とし、文字確
定操作の検出を確認した仮想文字キーの文字情報を元に
戻すことができる。
【0069】45.情報の制御を行うための仮想的なキ
ーである仮想キーによる情報を制御する仮想キー制御処
理に、仮想キーに情報を設定する情報設定処理、仮想キ
ーに対する操作を検出する仮想キー操作検出処理、仮想
キーの情報を表示する情報表示処理、を設けた、仮想キ
ー式情報制御処理方法において、仮想キー操作検出処理
に、仮想キーの情報を変更するための情報変更操作を検
出する情報変更操作検出処理を設け、情報設定処理は、
情報変更操作の検出を確認した場合、仮想キーの情報を
変更することで、仮想キーに設定された情報を変更する
ための情報変更操作を可能とすることで、全情報数分の
仮想キーを表示する必要をなくす。また、変更中の情報
を逐次表示することで、文字変更操作の状態を操作者に
フィードバックする。さらに、情報入力のために使用す
る仮想キーを選択するためのキー選択操作を可能とし、
情報入力中のアプリケーションに対して、キー選択操作
を行った仮想キーの情報を出力するとともに、出力する
情報の変化を示す変化情報を出力することにより、情報
入力中のアプリケーション上で、キー選択操作の内容を
操作者にフィードバックし、仮想キー自体の表示の必要
をなくすことができる。
【0070】46.情報の制御を行うための仮想的なキ
ーである仮想キーによる情報を制御する仮想キー制御処
理に、仮想キーに情報を設定する情報設定処理、仮想キ
ーに対する操作を検出する仮想キー操作検出処理、仮想
キーの情報を表示する情報表示処理、を設けた、仮想キ
ー式情報制御処理方法をコンピュータに実行させるため
のプログラムを記憶させた記録媒体は、仮想キー操作検
出処理ステップに、仮想キーの情報を変更するための情
報変更操作を検出する情報変更操作検出処理ステップを
設け、情報設定処理ステップは、情報変更操作の検出を
確認した場合、仮想キーの情報を変更することで、仮想
キーに設定された情報を変更するための情報変更操作を
可能とし、全情報数分の仮想キーを表示する必要をなく
す。また、変更中の情報を逐次表示させることで、文字
変更操作の状態を操作者にフィードバックする。さら
に、情報入力のために使用する仮想キーを選択するため
のキー選択操作を可能とし、情報入力中のアプリケーシ
ョンに対して、キー選択操作を行った仮想キーの情報を
出力するとともに、出力する情報の変化を示す変化情報
を出力することにより、情報入力中のアプリケーション
上で、キー選択操作の内容を操作者にフィードバック
し、仮想キー自体の表示の必要をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の仮想キー式文字入力機能付
き電子機器における機能ブロック図。
【図2】本発明の実施例1の仮想キー式文字入力機能付
き電子機器における各空間の状態を示す説明図。
【図3】本発明の実施例1の仮想キー式文字入力機能付
き電子機器における母音属性変更操作による各表示空間
上の表示状態遷移を示す説明図。
【図4】大文字小文字属性変更操作による各表示空間上
の表示状態遷移を示す説明図。
【図5】本発明の実施例1の仮想キー式文字入力機能付
き電子機器における大文字小文字属性変更操作による各
表示空間上の表示状態遷移を示す説明図。
【図6】本発明の実施例1の仮想キー式文字入力機能付
き電子機器における字種属性変更操作による各表示空間
上の表示状態遷移を示す説明図。
【図7】本発明の実施例1の仮想キー式文字入力機能付
き電子機器における全角半角属性変更操作による各表示
空間上の表示状態遷移を示す説明図。
【図8】本発明の実施例1の仮想キー式文字入力機能付
き電子機器における文字連想情報表示時の文字変更操作
による各表示空間上の表示状態遷移を示す説明図。
【図9】本発明の実施例2の仮想キー式文字入力機能付
き電子機器における機能ブロック図。
【図10】本発明の実施例2の仮想キー式文字入力機能
付き電子機器における各空間の状態を示す説明図。
【図11】本発明の実施例2の仮想キー式文字入力機能
付き電子機器における母音属性変更操作による各表示空
間上の表示状態遷移を示す説明図。
【図12】本発明の実施例2の仮想キー式文字入力機能
付き電子機器における字種属性変更操作による各表示空
間上の表示状態遷移を示す説明図。
【図13】本発明の実施例2の仮想キー式文字入力機能
付き電子機器における文字連想情報表示時の文字変更操
作による各表示空間上の表示状態遷移を示す説明図。
【符号の説明】
1 電子機器 11 操作検出手段 12 表示手段 13 アプリケーション処理手段 14 仮想キー制御手段 141 文字情報設定手段 142 仮想キー操作検出手段 143 文字情報表示手段 144 情報出力手段 1421 文字変更操作検出手段 1422 文字確定操作検出手段 1423 キー選択操作検出手段 1441 文字情報出力手段 1442 文字変化情報出力手段

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字入力を行うための仮想的な文字キー
    である仮想文字キーによる文字入力を制御する仮想キー
    制御手段に、仮想文字キーに文字情報を設定する文字情
    報設定手段、仮想文字キーに対する操作を検出する仮想
    文字キー操作検出手段、仮想文字キーの文字情報を表示
    する文字情報表示手段、を配設した仮想キー式文字入力
    機能付き電子機器において、 仮想文字キー操作検出手段は、仮想文字キーの文字情報
    を変更するための文字変更操作を検出する文字変更操作
    検出手段を備え、文字情報設定手段は、文字変更操作検
    出手段が文字変更操作の検出を確認した場合、仮想文字
    キーの文字情報を変更する、ことを特徴とする仮想キー
    式文字入力機能付き電子機器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の仮想キー式文字入力機能
    付き電子機器において、 文字情報設定手段は、文字変更操作検出手段が文字変更
    操作の検出を確認した場合、検出が確認された仮想文字
    キーの文字情報を変更する、ことを特徴とする仮想キー
    式文字入力機能付き電子機器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の仮想キー式文字入力機能
    付き電子機器において、 文字情報設定手段は、文字変更操作検出手段が文字変更
    操作の検出を確認した場合、検出を確認した仮想文字キ
    ー以外の仮想文字キーの文字情報を変更する、ことを特
    徴とする仮想キー式文字入力機能付き電子機器。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の仮想キー式文字入力機能
    付き電子機器において、 文字情報設定手段は、仮想文字キーに設定する文字情報
    として、仮想文字キーで入力可能な文字情報を連想でき
    る文字連想情報を設定する、ことを特徴とする仮想キー
    式文字入力機能付き電子機器。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の仮想キー式文字入力機能
    付き電子機器において、 文字情報表示手段は、文字変更操作検出手段が文字変更
    操作の検出を確認した場合、検出を確認した仮想文字キ
    ーに設定された文字情報のみを表示する、ことを特徴と
    する仮想キー式文字入力機能付き電子機器。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の仮想キー式文字入力機能
    付き電子機器において、 仮想文字キー操作検出手段に、文字入力のために使用す
    る仮想文字キーを選択するためのキー選択操作を検出す
    るキー選択操作検出手段、を設け、 文字情報表示手段は、キー選択操作検出手段がキー選択
    操作の検出を確認した場合、検出を確認した仮想文字キ
    ーに設定された文字情報のみを表示する、ことを特徴と
    する仮想キー式文字入力機能付き電子機器。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の仮想キー式文字入力機能
    付き電子機器において、 仮想キ−制御手段は、仮想キ−操作検出手段が検出を確
    認した文字情報を出力する文字情報出力手段を設け、 文字情報設定手段は、仮想文字キーに、文字入力のため
    の文字情報として、文字入力自体のための入力用文字情
    報と、文字入力のための表示用文字情報と、を設定し、 文字情報表示手段は、仮想文字キーに設定された表示用
    文字情報を表示し、 文字情報出力手段は、仮想文字キーに設定された入力用
    文字情報を出力する、ことを特徴とする仮想キー式文字
    入力機能付き電子機器。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の仮想キー式文字入力機能
    付き電子機器において、 文字変更操作中は、カーソルの表示を禁止する、ことを
    特徴とする仮想キー式文字入力機能付き電子機器。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の仮想キー式文字入力機能
    付き電子機器において、 仮想文字キー操作検出手段に、仮想文字キーに設定され
    た文字情報の表示サイズを変更するための表示サイズ変
    更操作を検出する表示サイズ変更操作検出手段を設け、 文字情報設定手段は、表示サイズ変更操作検出手段が検
    出を確認した場合、仮想文字キーに設定された文字情報
    の表示サイズを変更する、ことを特徴とする仮想キー式
    文字入力機能付き電子機器。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の仮想キー式文字入力機
    能付き電子機器において、 文字情報設定手段は、文字情報として、文字入力を制御
    する文字入力制御情報を設定する、ことを特徴とする仮
    想キー式文字入力機能付き電子機器。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の仮想キー式文字入力機
    能付き電子機器において、 文字情報設定手段は、文字情報として、かな漢変換の候
    補文字の文字情報を設定する、ことを特徴とする仮想キ
    ー式文字入力機能付き電子機器。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の仮想キー式文字入力機
    能付き電子機器において、 仮想文字キー操作検出手段に、文字入力を制御する文字
    入力制御情報を入力するための文字制御操作を検出する
    文字制御操作検出手段を設け、 文字情報設定手段は、文字制御操作検出手段が文字制御
    操作の検出を確認した場合、検出を確認した仮想文字キ
    ーの文字情報として、文字入力制御情報を設定する、こ
    とを特徴とする仮想キー式文字入力機能付き電子機器。
  13. 【請求項13】 文字入力を行うための仮想的な文字キ
    ーである仮想文字キーによる文字入力を制御する仮想キ
    ー制御手段に、仮想文字キーに文字情報を設定する文字
    情報設定手段、仮想文字キーに対する操作を検出する仮
    想文字キー操作検出手段、を設けた、仮想キー式文字入
    力機能付き電子機器において、 仮想文字キー操作検出手段に、文字入力のために使用す
    る仮想文字キーを選択するためのキー選択操作を検出す
    るキー選択操作検出手段、を設け、 仮想キー制御手段は、キー選択操作検出手段がキー選択
    操作の検出を確認した場合、検出した仮想文字キーの文
    字情報を出力する文字情報出力手段、文字情報出力手段
    の出力する文字情報の変化を示す文字変化情報を出力す
    る文字変化情報出力手段、を有する情報出力手段、を設
    ける、ことを特徴とする仮想キー式文字入力機能付き電
    子機器。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の仮想キー式文字入力
    機能付き電子機器において、 仮想文字キー操作検出手段に、仮想文字キーに設定され
    た文字情報を入力文字として確定するための文字確定操
    作を検出する文字確定操作検出手段、を設け、 文字変化情報出力手段は、文字確定操作検出手段が文字
    確定操作の検出を確認した場合、検出を確認した仮想文
    字キーの文字情報と、次のキー選択操作を検出した仮想
    文字キーの文字情報との間において、文字変化情報の出
    力を禁止する、ことを特徴とする仮想キー式文字入力機
    能付き電子機器。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の仮想キー式文字入力
    機能付き電子機器において、 仮想文字キー操作検出手段に、仮想文字キーに設定され
    た文字情報を変更するための文字変更操作を検出する文
    字変更操作検出手段を設け、 文字情報設定手段は、文字変更操作検出手段が文字変更
    操作の検出を確認した場合、仮想文字キーに設定する文
    字情報を変更する、ことを特徴とする仮想キー式文字入
    力機能付き電子機器。
  16. 【請求項16】 請求項1、または13記載の仮想キー
    式文字入力機能付き電子機器において、 仮想文字キー操作検出手段に、仮想文字キーに設定され
    た文字情報の属性を変更するための文字属性変更操作を
    検出する文字属性変更操作検出手段を設け、 文字情報設定手段は、文字属性変更操作検出手段が検出
    を確認した場合、仮想文字キーの文字情報の属性を変更
    する、ことを特徴とする仮想キー式文字入力機能付き電
    子機器。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の仮想キー式文字入力
    機能付き電子機器において、 文字属性変更操作検出手段は、仮想文字キーに設定され
    た文字情報の母音属性を変更するための母音属性変更操
    作を検出する母音属性変更操作検出手段、仮想文字キー
    に設定された文字情報の濁音等属性を変更するための濁
    音等属性変更操作を検出する濁音等属性変更操作検出手
    段、仮想文字キーに設定された文字情報の大文字/小文
    字属性を変更するための大文字/小文字属性変更操作を
    検出する大文字/小文字属性変更操作検出手段、仮想文
    字キーに設定された文字情報の全角文字/半角文字属性
    を変更するための全角文字/半角文字属性変更操作を検
    出する全角文字/半角文字属性変更操作検出手段、仮想
    文字キーに設定された文字情報の子音属性を変更するた
    めの子音属性変更操作を検出する子音属性変更操作検出
    手段、仮想文字キーに設定された文字情報の字種属性を
    変更するための字種属性変更操作を検出する字種属性変
    更操作検出手段、仮想文字キーに設定された文字情報の
    開始/終了属性を変更するための開始/終了属性変更操
    作を検出する開始/終了属性変更操作検出手段、仮想文
    字キーに設定された文字情報のつなぎ/終了属性を変更
    するためのつなぎ/終了属性変更操作を検出するつなぎ
    /終了属性変更操作検出手段、仮想文字キーに設定され
    た文字情報の連結属性を変更するための連結属性変更操
    作を検出する連結属性変更操作検出手段、仮想文字キー
    に設定された文字情報の選択型設定属性を変更するため
    の選択型設定属性変更操作を検出する選択型設定属性変
    更操作検出手段、の少なくとも1つの属性の変更検出手
    段を設け、 文字情報設定手段は、母音属性変更操作の検出を確認し
    た場合、仮想文字キーに設定する文字情報の母音属性を
    変更し、濁音等属性変更操作の検出を確認した場合、仮
    想文字キーに設定する文字情報の濁音等属性を変更し、
    大文字/小文字属性変更操作の検出を確認した場合、仮
    想文字キーに設定する文字情報の大文字/小文字属性を
    変更し、全角文字/半角文字属性変更操作の検出を確認
    した場合、仮想文字キーに設定する文字情報の全角文字
    /半角文字属性を変更し、子音属性変更操作の検出を確
    認した場合、仮想文字キーに設定する文字情報の子音属
    性を変更し、字種属性変更操作の検出を確認した場合、
    仮想文字キーに設定する文字情報の字種属性を変更し、
    開始/終了属性変更操作の検出を確認した場合、仮想文
    字キーに設定する文字情報の開始/終了属性を変更し、
    つなぎ/終了属性変更操作の検出を確認した場合、仮想
    文字キーに設定する文字情報のつなぎ/終了属性を変更
    し、連結属性変更操作の検出を確認した場合、仮想文字
    キーに設定する文字情報の連結属性を変更し、選択型設
    定属性変更操作の検出を確認した場合、仮想文字キーに
    設定する文字情報の選択型設定属性を変更する、ことを
    特徴とする仮想キー式文字入力機能付き電子機器。
  18. 【請求項18】 請求項1、または13記載の仮想キー
    式文字入力機能付き電子機器において、 文字変更操作検出手段は、マウス、タッチパネル、カー
    ソルキーの座標入力操作における座標を取得し、座標入
    力操作の開始座標を原点とした操作ベクトルを生成する
    と共に、生成された操作ベクトルにより文字変更操作の
    有無を検出する、ことを特徴とする仮想キー式文字入力
    機能付き電子機器。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の仮想キー式文字入力
    機能付き電子機器において、 文字変更操作検出手段は、操作ベクトルによる文字変更
    操作の有無の検出において、X軸、Y軸の正方向、負方
    向の4つ方向の内、少なくても1つの方向に対する操作
    ベクトルに対し、文字変更操作の有無を検出する、こと
    を特徴とする仮想キー式文字入力機能付き電子機器。
  20. 【請求項20】 請求項18記載の仮想キー式文字入力
    機能付き電子機器において、 文字変更操作検出手段は、操作ベクトルによる文字変更
    操作の有無の検出において、X軸、Y軸の正方向、負方
    向の4つ方向の内、少なくても2つの方向に対する操作
    ベクトルに対し、それぞれ別々の文字属性変更操作の有
    無を検出する、ことを特徴とする仮想キー式文字入力機
    能付き電子機器。
  21. 【請求項21】 請求項1、または13記載の仮想キー
    式文字入力機能付き電子機器において、 文字変更操作検出手段は、マウスやカーソルキーの座標
    指示操作などによる文字変更操作における座標を取得
    し、取得した座標により文字変更操作の有無を検出す
    る、ことを特徴とする仮想キー式文字入力機能付き電子
    機器。
  22. 【請求項22】 請求項13記載の仮想キー式文字入力
    機能付き電子機器において、 キー選択操作検出手段は、マウスやカーソルキーの座標
    指示操作などによるキー選択操作における座標を取得
    し、取得した座標によりキー選択操作の有無を検出す
    る、ことを特徴とする仮想キー式文字入力機能付き電子
    機器。
  23. 【請求項23】 請求項1、または13記載の仮想キー
    式文字入力機能付き電子機器において、 文字変更操作中は、文字情報を音声や効果音などの音で
    出力する、ことを特徴とする仮想キー式文字入力機能付
    き電子機器。
  24. 【請求項24】 請求項1、または13記載の仮想キー
    式文字入力機能付き電子機器において、 仮想文字キー操作検出手段に、字種属性以外の文字変更
    操作の終了により、仮想文字キーに設定された文字情報
    を入力文字として確定するための文字確定操作の有無を
    検出する文字確定操作検出手段、を設け、 仮想キー制御手段は、文字確定操作検出手段が文字確定
    操作の検出を確認した場合、検出した仮想文字キーの文
    字情報を出力する文字情報出力手段、を有する情報出力
    手段、を設ける、ことを特徴とする仮想キー式文字入力
    機能付き電子機器。
  25. 【請求項25】 請求項1、または13記載の仮想キー
    式文字入力機能付き電子機器において、 仮想文字キー操作検出手段に、字種属性以外の文字変更
    操作の終了により、仮想文字キーに設定された文字情報
    を入力文字として確定するための文字確定操作の有無を
    検出する文字確定操作検出手段、を設け、 文字情報設定手段は、文字確定操作検出手段が文字確定
    操作の検出を確認した場合、検出を確認した仮想文字キ
    ーの文字情報の字種属性以外の属性を所定のものに設定
    する、ことを特徴とする仮想キー式文字入力機能付き電
    子機器。
  26. 【請求項26】 文字入力を行うための仮想的な文字キ
    ーである仮想文字キーによる文字入力を制御する仮想キ
    ー制御処理に、仮想文字キーに文字情報を設定する文字
    情報設定処理、仮想文字キーに対する操作を検出する仮
    想文字キー操作検出処理、仮想文字キーの文字情報を表
    示する文字情報表示処理、を設けた、仮想キー式文字入
    力処理方法において、 仮想文字キー操作検出処理に、仮想文字キーの文字情報
    を変更するための文字変更操作を検出する文字変更操作
    検出処理を設け、 文字情報設定処理は、文字変更操作の検出を確認した場
    合、仮想文字キーの文字情報を変更する、ことを特徴と
    する仮想キー式文字入力処理方法。
  27. 【請求項27】 請求項26記載の仮想キー式文字入力
    処理方法において、 文字情報設定処理は、文字変更操作の検出を確認した場
    合、文字変更操作の検出を確認した仮想文字キーの文字
    情報を変更する、ことを特徴とする仮想キー式文字入力
    処理方法。
  28. 【請求項28】 請求項26記載の仮想キー式文字入力
    処理方法において、 文字情報設定処理は、仮想文字キーに、文字入力のため
    の文字情報として、文字入力自体のための入力用文字情
    報と、文字入力のための表示用文字情報と、を設定し、 文字情報表示処理は、仮想文字キーに設定された表示用
    文字情報を表示し、 文字情報出力処理は、仮想文字キーに設定された入力用
    文字情報を出力する、ことを特徴とする仮想キー式文字
    入力処理方法。
  29. 【請求項29】 請求項26記載の仮想キー式文字入力
    処理方法において、 文字変更操作中は、カーソルの表示を禁止する、ことを
    特徴とする仮想キー式文字入力処理方法。
  30. 【請求項30】 請求項26記載の仮想キー式文字入力
    処理方法において、 仮想文字キー操作検出処理に、文字入力を制御する文字
    入力制御情報を入力するための文字制御操作を検出する
    文字制御操作検出処理を設け、 文字情報設定処理は、文字制御操作の検出を確認した場
    合、文字制御操作の検出を確認した仮想文字キーの文字
    情報として、文字入力制御情報を設定する、ことを特徴
    とする仮想キー式文字入力処理方法。
  31. 【請求項31】 文字入力を行うための仮想的な文字キ
    ーである仮想文字キーによる文字入力を制御する仮想キ
    ー制御処理に、仮想文字キーに文字情報を設定する文字
    情報設定処理、仮想文字キーに対する操作を検出する仮
    想文字キー操作検出処理、を設けた、仮想キー式文字入
    力処理方法において、 仮想文字キー操作検出処理は、文字入力のために使用す
    る仮想文字キーを選択するためのキー選択操作を検出す
    るキー選択操作検出処理、を有し、 仮想キー制御処理は、キー選択操作検出処理がキー選択
    操作の検出を確認した場合、検出した仮想文字キーの文
    字情報を出力する文字情報出力処理、文字情報出力処理
    の出力する文字情報の変化を示す文字変化情報を出力す
    る文字変化情報出力処理、を有する情報出力処理、を実
    行する、ことを特徴とする仮想キー式文字入力処理方
    法。
  32. 【請求項32】 請求項31記載の仮想キー式文字入力
    処理方法において、 仮想文字キー操作検出処理に、仮想文字キーに設定され
    た文字情報を入力文字として確定するための文字確定操
    作を検出する文字確定操作検出処理、を設け、 文字変化情報出力処理は、文字確定操作の検出を確認し
    た場合、検出を確認した仮想文字キーの文字情報と、次
    のキー選択操作を検出した仮想文字キーの文字情報との
    間において、文字変化情報の出力を禁止する、ことを特
    徴とする仮想キー式文字入力処理方法。
  33. 【請求項33】 請求項31記載の仮想キー式文字入力
    処理方法において、 仮想文字キー操作検出処理に、仮想文字キーに設定され
    た文字情報を変更するための文字変更操作を検出する文
    字変更操作検出処理を設け、 文字情報設定処理は、文字変更操作の検出を確認した場
    合、仮想文字キーに設定する文字情報を変更する、こと
    を特徴とする仮想キー式文字入力処理方法。
  34. 【請求項34】 請求項26、または31記載の仮想キ
    ー式文字入力処理方法において、 仮想文字キー操作検出処理に、仮想文字キーに設定され
    た文字情報の属性を変更するための文字属性変更操作を
    検出する文字属性変更操作検出処理を設け、 文字情報設定処理は、文字属性変更操作の検出を確認し
    た場合、仮想文字キーの文字情報の属性の変更を実行す
    る、ことを特徴とする仮想キー式文字入力処理方法。
  35. 【請求項35】 請求項26、または31記載の仮想キ
    ー式文字入力処理方法において、 文字変更操作検出処理は、マウス、タッチパネル、カー
    ソルキーの座標入力操作における座標を取得し、座標入
    力操作の開始座標を原点とした操作ベクトルの生成を実
    行し、生成した操作ベクトルにより文字変更操作の有無
    の検出を実行する、ことを特徴とする仮想キー式文字入
    力処理方法。
  36. 【請求項36】 請求項26、または31記載の仮想キ
    ー式文字入力処理方法において、 文字変更操作検出処理は、マウスやカーソルキーの座標
    指示操作による文字変更操作における座標を取得し、取
    得した座標により文字変更操作の有無の検出を実行す
    る、ことを特徴とする仮想キー式文字入力処理方法。
  37. 【請求項37】 請求項31記載の仮想キー式文字入力
    処理方法において、 キー選択操作検出処理は、マウスやカーソルキーの座標
    指示操作によるキー選択操作における座標を取得し、取
    得した座標によりキー選択操作の有無の検出を実行す
    る、ことを特徴とする仮想キー式文字入力処理方法。
  38. 【請求項38】 請求項26、または31記載の仮想キ
    ー式文字入力処理方法において、 仮想文字キー操作検出処理に、字種属性以外の文字変更
    操作の終了により、仮想文字キーに設定された文字情報
    を入力文字として確定するための文字確定操作の有無を
    検出する文字確定操作検出処理、を設け、 仮想キー制御手段に、文字確定操作の検出を確認した場
    合、文字確定操作を検出した仮想文字キーの文字情報を
    出力する文字情報出力処理、を有する情報出力処理、を
    設ける、ことを特徴とする仮想キー式文字入力処理方
    法。
  39. 【請求項39】 請求項26、または31記載の仮想キ
    ー式文字入力処理方法において、 仮想文字キー操作検出処理に、字種属性以外の文字変更
    操作の終了により、仮想文字キーに設定された文字情報
    を入力文字として確定するための文字確定操作の有無を
    検出する文字確定操作検出処理、を設け、 文字情報設定処理は、文字確定操作の検出を確認した場
    合、文字確定操作の検出を確認した仮想文字キーの文字
    情報の字種属性以外の属性を所定のものに設定する、こ
    とを特徴とする仮想キー式文字入力処理方法。
  40. 【請求項40】 情報の制御を行うための仮想的なキー
    である仮想キーによる情報を制御する仮想キー制御処理
    に、仮想キーに情報を設定する情報設定処理、仮想キー
    に対する操作を検出する仮想キー操作検出処理、仮想キ
    ーの情報を表示する情報表示処理、を設けた、仮想キー
    式情報制御処理方法において、 仮想キー操作検出処理に、仮想キーの情報を変更するた
    めの情報変更操作を検出する情報変更操作検出処理を設
    け、 情報設定処理は、情報変更操作の検出を確認した場合、
    仮想キーの情報を変更する、ことを特徴とする仮想キー
    式情報制御処理方法。
  41. 【請求項41】 文字入力を行うための仮想的な文字キ
    ーである仮想文字キーによる文字入力を制御する仮想キ
    ー制御処理に、仮想文字キーに文字情報を設定する文字
    情報設定処理、仮想文字キーに対する操作を検出する仮
    想文字キー操作検出処理、仮想文字キーの文字情報を表
    示する文字情報表示処理、を設けた、仮想キー式文字入
    力処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラ
    ムを記憶させた記録媒体において、 仮想文字キー操作検出処理は、仮想文字キーの文字情報
    を変更するための文字変更操作を検出する文字変更操作
    検出処理をし、 文字情報設定処理は、文字変更操作の検出を確認した場
    合、仮想文字キーの文字情報を変更する処理を実行す
    る、ことを特徴とする記録媒体。
  42. 【請求項42】 文字入力を行うための仮想的な文字キ
    ーである仮想文字キーによる文字入力を制御する仮想キ
    ー制御処理に、仮想文字キーに文字情報を設定する文字
    情報設定処理、仮想文字キーに対する操作を検出する仮
    想文字キー操作検出処理、を設けた、仮想キー式文字入
    力処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラ
    ムを記憶させた記録媒体において、 仮想文字キー操作検出処理は、文字入力のために使用す
    る仮想文字キーを選択するためのキー選択操作を検出す
    るキー選択操作検出処理をし、 仮想キー制御処理は、キー選択操作検出処理がキー選択
    操作の検出を確認した場合、検出した仮想文字キーの文
    字情報を出力する文字情報出力処理、文字情報出力処理
    の出力する文字情報の変化を示す文字変化情報を出力す
    る文字変化情報出力処理、に対して情報出力処理、を実
    行する、ことを特徴とする記録媒体。
  43. 【請求項43】 情報の制御を行うための仮想的なキー
    である仮想キーによる情報を制御する仮想キー制御処理
    に、仮想キーに情報を設定する情報設定処理、仮想キー
    に対する操作を検出する仮想キー操作検出処理、仮想キ
    ーの情報を表示する情報表示処理、を設けた、仮想キー
    式情報制御処理方法をコンピュータに実行させるための
    プログラムを記憶させた記録媒体において、 仮想キー操作検出処理は、仮想キーの情報を変更するた
    めの情報変更操作を検出する情報変更操作検出処理を
    し、 情報設定処理は、情報変更操作の検出を確認した場合、
    仮想キーの情報を変更処理する、ことを特徴とする記録
    媒体。
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