JP2009198824A - 波長分散および波長分散スロープの可変補償器 - Google Patents

波長分散および波長分散スロープの可変補償器 Download PDF

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Abstract

【課題】波長分散および波長分散スロープの可変補償器を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態による波長分散および波長分散スロープの可変補償器は、複数の方向性結合器を備え、隣り合う方向性結合器間の2本の導波路長の差がΔLbである部分と、ΔLaである部分とが交互に形成されたラティス型回路を含む。ここで、導波路長差ΔLaの絶対値は、導波路長差ΔLbの絶対値よりも大きい。また、導波路長差がΔLbである部分は、少なくとも一方の導波路に位相調節手段を備えている。この構成において、導波路長差ΔLbの大きさおよび位相調節手段の位相を調節することによって、光の通過導波路長の波長依存性がWDMチャネル毎に変化し、光ファイバの波長分散スロープ特性を補償する特性を得ることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、波長分散および波長分散スロープの可変補償器に関する。特に、本発明は、光ファイバ中の波長分散スロープ特性(波長分散が波長によって異なる特性)によって歪みを受けた波長多重(Wavelength Division Multiplexing:WDM)信号を一括して波形整形可能であり、補償特性が可変な波長分散スロープ補償器に関する。
高速のWDW伝送用として、ファイバの最低損失波長帯である1.55μm帯において、数ps/nm/km程度の波長分散(群遅延時間の波長依存性)を有し、光非線形効果を抑圧可能な、ノンゼロ分散シフトファイバ(Non−Zero Dispersion Shifted Fiber:NZDSF)が広く用いられている。NZDSFにおいても、波長分散スロープ(0.06ps/nm2/km程度)の存在により、図1に示すように、各波長チャネルの波長分散が異なった値になる。そのため、各波長チャネルにおいて異なった信号パルスの歪が生じ、伝送容量、あるいは伝送(中継)距離が制限される。
波長分散スロープを有するファイバを伝搬して歪を受けたWDM信号を波形整形する波長分散スロープ補償法としては、従来、図2に示すように、伝送用ファイバ1の後段に分散補償ファイバ2を挿入する方法が用いられてきた(非特許文献1)。この方法では、分散補償ファイバの波長分散特性をファイバ伝送路とは逆の傾きを有するように設計することで波長分散特性が補償される。
A. M. Vengsarkar and W. A. Reed, "Dispersion-compensating single-mode fibers: efficient designs for first- and second-order compensation," Opt. Lett., vol.18, no.11, pp.924-926, 1993. K. Takiguchi, K. Jinguji, K. Okamoto and Y. Ohmori, "Variable group-delay dispersion equalizer using lattice-form programmable optical filter on planar lightwave circuit," J. Sel. Topics Quantum Electron., vol.2, no.2, pp.270-276, 1996 K. Takiguchi, K. Okamoto and K. Moriwaki, "Planar lightwave circuit dispersion equalizer," J. Lightwave Technol., vol.14, no.9, pp.2003-2011, 1996.
上述した従来の分散補償ファイバを用いた波長分散スロープ補償法では、NZDSF、DSFの補償の場合、1.55μm帯での波長分散スロープ補償は、分散補償ファイバの損失が大きくなりすぎるため、本質的に不可能である。また、図2の構成では、補償系の構成が煩雑でサイズが大きくなるという問題がある。さらに、分散補償ファイバの補償量が固定され、伝送用ファイバの交換、あるいは温度変化などによる波長分散や波長分散スロープの変動の補償には適用困難であるといった問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、波長分散および波長分散スロープの変動にも対応可能な波長分散および波長分散スロープの可変補償器を提供することにある。本発明によれば、波長分散および波長分散スロープを有するファイバを伝搬して歪を受けたWDM信号を小型の単一素子構成で波形整形することができる。また、異なる波長分散および波長分散スロープの補償に対しても1素子で対応することができる。
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、波長分散および波長分散スロープの可変補償器であって、複数の方向性結合器を備え、隣り合う方向性結合器間の2本の導波路長の差がΔLbである部分と、ΔLaである部分とが交互に形成されたラティス型回路を含み、|ΔLa|>|ΔLb|の条件を満たし、前記2本の導波路長の差がΔLbである部分は、少なくとも一方の導波路に位相調節手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、波長分散および波長分散スロープの可変補償器であって、複数の方向性結合器を備え、隣り合う方向性結合器間の2本の導波路長の差がΔLbである部分と、ΔLaまたはΔLcである部分とが交互に形成されたラティス型回路を含み、|ΔLa|=2|ΔLc|および|ΔLc|>|ΔLb|の条件を満たし、前記2本の導波路長の差がΔLbである部分は、少なくとも一方の導波路に位相調節手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の可変補償器であって、前記2本の導波路長の差がΔLbである部分は、前記ラティス型回路の両端に配置されていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の可変補償器であって、前記2本の導波路長の差がΔLaである部分は、前記ラティス型回路の両端に配置されていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の可変補償器であって、前記2本の導波路長の差がΔLcである部分は、前記ラティス型回路の両端に配置されていることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれかに記載の可変補償器であって、前記ラティス型回路は、その両側に2本の導波路長の差が等しい部分をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれかに記載の可変補償器であって、前記2本の導波路長の差がΔLbである部分は、ΔLbが可変であるように構成されたことを特徴とする。
本発明による波長分散および波長分散スロープの可変補償器を構成するラティス型回路において、結合率可変の方向性結合器として動作する対称マッハツェンダ型干渉計の振幅結合率を変化させることによって、チャネル帯域内で回路内の波長による通過長を変化させることができる。群遅延時間の波長微分特性が波長分散であるため、振幅結合率の変化によって波長分散補償値を変化させることができる。すなわち、可変波長分散補償を実現することができる。チャネル間隔をラティス型回路の自由スペクトルレンジ(Free Spectral Range:FSR)の整数倍に設定した場合、波長分散補償特性はいずれのチャネルにおいても同一となる。なお、この場合、波長分散の波長微分特性、すなわち波長によって波長分散が異なる波長分散スロープ特性を補償することはできない。
本発明による波長分散および波長分散スロープの可変補償器を構成するラティス型回路において、対称マッハツェンダ型干渉計の代わりに、アーム間に微小な長さの差を有する非対称マッハツェンダ型干渉計を用いた場合、干渉計の振幅結合率に波長依存性が付加されるために、可変波長分散補償に加えて波長分散スロープ補償も実現することができる。さらに、非対称マッハツェンダ型干渉計のアーム間の長さの差を可変にした場合、波長分散スロープ補償特性を可変にすることができる。
(第1の実施形態)
図3に、本発明の第1の実施形態による波長分散および波長分散スロープの可変補償器を構成するラティス型回路の構成例を示す。図3に示すように、このラティス型回路100は、2本の導波路10−1および10−2と、複数の方向性結合器11−1から11−Nと、複数の位相調節部12−1から12−(N−1)とを備えている。ここで、Nは4以上の偶数である。
ラティス型回路100は、図に示すように、2本の導波路10−1および10−2を複数の箇所で近接させることによって方向性結合器11−1〜Nを構成している。また、隣り合う方向性結合器の間では、導波路長に差が設けられており、小さい差(ΔLb)と、大きい差(ΔLa)(すなわち、|ΔLa|>|ΔLb|)とが交互に配置されている。図3の構成においては、方向性結合器11−1および11−2の間では、導波路長差がΔLbであり、方向性結合器11−2および11−3の間では、導波路長差がΔLaである。この導波路長差の大小が交互に繰り返され、方向性結合器11−(N−1)および11−Nとの間では、導波路長差がΔLbになっている。
このラティス型回路は、基板上に導波路10−1,10−2および方向性結合器11−1〜Nを形成することによって作製することができる。例えば、石英平面光波回路技術を用いてシリコン基板上でクラッドをSiO2とし、コアをSiO2−GeO2として石英導波路を作製する。これにより、回路としての安定および低損失化を図ることができる。位相調節部12−1〜N−1は、熱光学効果により導波光の位相調節を行うことができ、導波路上にCrやTa2N等の薄膜ヒータを形成することによって作製することができる。なお、石英導波路部分を、半導体導波路、LN等の強誘電体導波路、ポリマー導波路、光ファイバなど、またはこれらを複合した導波路構成で置き換えることももちろん可能である。この場合、位相調節手段はそれぞれの導波路に適したものが用いられる(例えば、強誘電体導波路には電気光学効果による位相調節手段を用いる)。
図3の構成において、導波路長差がΔLbの干渉計、すなわち、奇数番目の位相調節部12−j(j:1以上の奇数)を含む干渉計は、結合率可変の方向性結合器として動作する。まず、図3の結合率可変の方向性結合器が全て対称マッハツェンダ型干渉計(すなわち、導波路長差ΔLb=0)からなる特別な場合について説明する。
位相調節部12−jを調節することにより、導波路長差がΔLaの部分において、光の長波長成分は相対的に短い導波路を通り、短波長成分は相対的に長い導波路を通るようにすることができる。あるいは、その逆に、長波長成分は相対的に長い導波路を通り、短波長成分は相対的に短い導波路を通るようにすることができる。そのため、図3のラティス型回路は、可変の波長分散補償器として動作する。なお、このラティス型波長分散可変補償器の動作原理に関する詳細は、非特許文献2に記載されている。
本構成では、結合率可変の方向性結合器の結合率は波長依存性を持たないため、c/nΔLa(c:真空中の光速、n:導波路の等化屈折率)で表されるFSR毎に、すなわちWDMチャネル毎に、波長によらず同一の波長分散補償特性が生じる。そのため、本構成では、波長分散スロープの補償はできない。
図4に、結合率可変の方向性結合器が全て対称マッハツェンダ型干渉計(すなわち、導波路長差ΔLb=0)の場合において、位相調節部12−jでの位相シフト量φj(jによらず同じ値)と波長分散値との関係を示す。なお、導波路長差ΔLa(=2.06mm)を持つ非対称マッハツェンダ型干渉計数は14である。図4からわかるように、位相シフト量φjの変化に対して波長分散値はほぼ線形に変化する。
図3の構成において、結合率可変の方向性結合器が非対称マッハツェンダ型干渉計(導波路長差ΔLb≠0)の場合、結合率可変の方向性結合器の結合率は波長依存性を持つ。導波路長差ΔLbの大きさおよび位相調節部12−jの位相を調節することによって、光の通過導波路長の波長依存性がWDMチャネル毎に変化し、光ファイバの波長分散スロープ特性(例えば図1に示す特性)を補償する特性を図3のラティス型回路に持たせることができる。
方向性結合器11−j,11−(j+1)および位相調節部12−jで構成される非対称マッハツェンダ型干渉計、すなわち導波路長差ΔLbを持つ非対称マッハツェンダ型干渉計においては、干渉計アームの位相シフトの総計ψjおよび干渉計の振幅結合率kjはそれぞれ以下の(1)および(2)式であらわされる。
Figure 2009198824
ただし、nは導波路の屈折率、λは光の波長、φjは位相調節部12−jでの位相シフト量である。位相シフト量φjが波長分散値を決め、導波路長差ΔLbが波長分散スロープ値を決める。1550nm帯の光通信波長帯(C帯)は波長30nm程度の帯域を持つ。これは中心波長λ0と比較して1/50程度の充分小さい値である。従って、中心波長からの波長ずれをΔλとすると、(1)式は以下のように近似的に変形することができる。
Figure 2009198824
干渉計アームの位相シフトの総計ψjと中心波長からの波長ずれΔλとは線形関係で近似できる。結合率可変の方向性結合器が非対称マッハツェンダ型干渉計の場合、図4のφjはψjに置き換えられる。従って、この場合、波長分散値は波長に対して図5のように変化する。なお、1530nmにおいて約−500ps/nmの波長分散値を持つようにφjを調節している。図5からわかるように、図3の構成において、波長により波長分散値が変化する波長分散スロープ特性が得られ、ΔLbの長さを変化させることによって波長分散スロープ特性を可変にすることができる。波長分散値は、φjの値を変えることによって可変にすることができる。|ΔLa|>|ΔLb|という条件は、各WDMチャネル内において波長分散値が変化しないようにするために必要である。図5においても、ΔLa、ΔLbはそれぞれ、2.06mm(FSR=100GHz)、1〜5μm(FSR=200〜40THz)程度であり、上記の条件を満たしている。
(第2の実施形態)
図3のラティス型回路100において、結合率可変の方向性結合器の一部を対称マッハツェンダ型干渉計とし、その位相調節部の設定値をπ/2+Iπ(I:整数)のいずれかの値に固定し、波長無依存の強度結合率50%の方向性結合器とすることができる。本発明の第2の実施形態は、このような構成を特徴としている。
図6に、本発明の第2の実施形態による波長分散および波長分散スロープの可変補償器を構成するラティス型回路の構成例を示す。このラティス型回路200は、2本の導波路20−1および20−2と、複数の方向性結合器21−1から21−Kと、複数の位相調節部22−1から22−(K−1)とを備えている。ここで、Kは6以上の偶数である。
ラティス型回路200は、図に示すように、両端の対称マッハツェンダ型干渉計、すなわち、位相調節部22−1および22−(K−1)を含む対称マッハツェンダ型干渉計内の位相調節部22−1および22−(K−1)の位相を、π/2+Iπ(I:整数)のいずれかの値に固定したものである。図6の構成において、導波路長差がΔLaの非対称マッハツェンダ型干渉計の数およびΔLaの値が図3の場合と同一という条件で、導波路長差がΔLbの非対称マッハツェンダ型干渉計部の位相調節部を調節することによって図5の特性と同様の特性が得られる。
本実施形態においては、第1の実施形態と比較して、導波路長差がΔLbの部分の非対称マッハツェンダ干渉計の数が減らせるので、調節しなければならない位相調節部22−3〜(K−3)の数を削減することができる。
(第3の実施形態)
図3のラティス型回路100において、結合率可変の方向性結合器の一部を波長無依存の強度結合率50%の方向性結合器とすることができるので、この部分を強度結合率50%の導波路近接型の固定方向性結合器、あるいは強度分岐率50%のY分岐導波路で置き換えることもできる。本発明の第3の実施形態は、このような構成を特徴としている。
図7に、本発明の第3の実施形態による波長分散および波長分散スロープの可変補償器を構成するラティス型回路の構成例を示す。このラティス型回路300は、2本の導波路30−1および30−2と、複数の方向性結合器31−1から31−Pと、複数の位相調節部32−1から32−(P−1)とを備えている。ここで、Pは4以上の偶数である。
このラティス型回路300は、図に示すように、図6の両端の対称マッハツェンダ型干渉計を強度結合率50%の導波路近接型の固定の方向性結合器に置きかえたものである。なお、この部分を強度分岐率50%のY分岐導波路で置き換えることもできる。図7の構成において、導波路長差がΔLaの非対称マッハツェンダ型干渉計の数およびΔLaの値が図3の場合と同一という条件で、導波路長差がΔLbの非対称マッハツェンダ型干渉計部の位相調節部を調節することによって図5の特性と同様の特性が得られる。
本実施形態においては、第1の実施形態と比較して、導波路長差がΔLbの部分の非対称マッハツェンダ干渉計の数が減らせるので、調節しなければならない位相調節部32−2〜(P−2)の数を削減することができる。
(第4の実施形態)
図8に、本発明の第4の実施形態による波長分散および波長分散スロープの可変補償器を構成するラティス型回路の構成例を示す。このラティス型回路400は、2本の導波路40−1および40−2と、複数の方向性結合器41−1から41−Qと、複数の位相調節部42−1から42−(Q−1)とを備えている。ここで、Qは8以上の偶数である。
このラティス型回路400は、図に示すように、2本の導波路40−1および40−2を複数箇所で近接させることによって方向性結合器41−1〜Qを構成している。また、隣り合う方向性結合器の間では、両端の対称マッハツェンダ型干渉計を除き、導波路長に差が設けられており、小さい差ΔLbと、大きい差ΔLaと、中くらいの差ΔLcとで構成されている。ただし、ΔLcの絶対値は、ΔLaの絶対値の半分であり、ΔLbの絶対値よりも大きい(すなわち、|ΔLa|=2|ΔLc|、|ΔLc|>|ΔLb|)。
図8の構成において、方向性結合器41−1および41−2の間では、導波路長差が0であり、方向性結合器41−2および41−3の間では、導波路長差がΔLcであり、方向性結合器41−3および41−4の間では、導波路長差がΔLbであり、方向性結合器41−4および41−5の間では、導波路長差がΔLaである。その後、導波路長差がΔLbとΔLaとで交互に繰り返され、方向性結合器41−(Q−2)および41−(Q−1)の間では、導波路長差がΔLcであり、方向性結合器41−(Q−1)および41−Qの間では、導波路長差が0になっている。すなわち、ラティス型回路400の両端では、対称マッハツェンダ型干渉計が構成され、その内側では、導波路長差ΔLcの非対称マッハツェンダ型干渉計が構成され、さらにその内側では、導波路長差ΔLbの非対称マッハツェンダ型干渉計と導波路長差ΔLaの非対称マッハツェンダ型干渉計とが交互に配置されるように構成されている。また、両端の位相調節部42−1、42−(Q−1)の設定値をπ/2+Iπ(I:整数)のいずれかの値に固定し、波長無依存の強度結合率50%の方向性結合器としている。
図8に示す構成において、ΔLb=0の場合をまず考える。位相調節部42−j(j:1以上の奇数)を調節することにより、導波路長差がΔLaおよびΔLcの部分において、光の長波長成分は相対的に短い導波路を通り、短波長成分は相対的に長い導波路を通るようにすることができる。あるいは、その逆に、長波長成分は相対的に長い導波路を通り、短波長成分は相対的に短い導波路を通るようにすることができる。そのため、図8のラティス型回路は、WDMチャネル毎に同一の波長分散補償値を示す可変の波長分散補償器として動作する。なお、このラティス型波長分散可変補償器の動作原理に関する詳細は、非特許文献3に示されている。
このように、図8の構成においても、位相調節部42−jでの位相シフト量φj(jによらず同一値)と波長分散値との関係は、ΔLc=2.06mmと図4のΔLaと等しい場合には、図4の場合と同様になる。また、動作帯域も同様になる。ただし、ラティス型回路の波長分散値は、動作帯域が同じ場合、導波路長差が0以外の部分の導波路長差の総和によってほぼ決定されるため、導波路長差を持つ非対称マッハツェンダ型干渉計数は8に低減される効果を持つ(図3の場合は14必要)。
図8の構成において、対称マッハツェンダ型干渉計からなる結合率可変の方向性結合器の一部に導波路長差ΔLb(≠0)を与えた場合、結合率可変の方向性結合器の結合率は波長依存性を持つことになる。従って、図3と同様、図8の構成においても、導波路長差ΔLbの大きさおよび位相調節部42−jの位相を調節することによって、光の通過導波路長の波長依存性がWDMチャネル毎に変化し、光ファイバの波長分散スロープ特性(例えば図1に示す特性)を補償する特性を図8のラティス型回路に持たせることができる。
ΔLc=2.06mmとし、ΔLaまたはΔLcの導波路長差を持つ非対称マッハツェンダ型干渉計数が8の場合、図5と同様の波長分散スロープ特性が得られる。波長分散値は、φjの値を変えることによって可変にすることができる。|ΔLc|>|ΔLb|という条件は、各WDMチャネル内において波長分散値が変化しないようにするために必要である。図5においても、ΔLc、ΔLbはそれぞれ、2.06mm(FSR=100GHz)、1〜5μm(FSR=200〜40THz)程度であり、上記の条件を満たしている。
なお、図8において、両端の対称マッハツェンダ型干渉計、すなわち、位相調節部42−1および42−(Q−1)を含む干渉計を、強度結合率50%の導波路近接型の固定方向性結合器、あるいは強度分岐率50%のY分岐導波路で置き換えてもよい。この場合、他のパラメータが同じであれば、図8と同様の可変波長分散補償特性および可変波長分散スロープ補償特性を得ることができる。また、図8において、両端の対称マッハツェンダ型干渉計、すなわち、位相調節部42−1および42−(Q−1)を含む干渉計に、ΔLbの導波路長差を与え、位相調節部42−1および42−(Q−1)も他の位相調節部と同じ値に保ちつつ可変としてもよい。この場合、他のパラメータが同じであれば、図8と同様の可変波長分散補償特性および可変波長分散スロープ補償特性を得ることができる。
(第5の実施形態)
図8のラティス型回路400において、導波路長差ΔLbを与え、位相調節部を設けた部分を可変遅延線に置き換えることもできる。本発明の第5の実施形態は、このような構成を特徴としている。
図9に、本発明の第5の実施形態による波長分散および波長分散スロープの可変補償器を構成するラティス型回路の構成例を示す。このラティス型回路500は、2本の導波路50−1および50−2と、複数の方向性結合器51−1から51−2Rと、複数の位相調節部52−1から52−(R+1)と、複数の可変遅延線53−1から53−(R−2)とを備えている。ここで、Rは4以上の整数である。
図5に示す結果から、導波路長差ΔLbを各部で同じ値に保ちつつ変化させることによって波長分散スロープ特性を変化させることができることがわかる。従って、導波路長差ΔLbを可変遅延線53−1から53−(2R−2)で可変にすることにより、1つの回路で波長分散のみならず、波長分散スロープも任意に設定可能な補償器を実現することができる。なお、本明細書で説明した他の実施形態においても、導波路長差ΔLbを可変遅延線で可変にしても同様の効果が得られる。
図10は、本発明に使用することができる可変遅延線の構成例を示している。この可変遅延線600は、複数の2×2光スイッチ62−1から62−(S+1)を、非対称アーム対63a−1から63a−Sおよび63b−1から63b−Sで縦続接続して構成されている。ここで、Sは1以上の整数である。2×2光スイッチ62−1から62−(S+1)はそれぞれ対称マッハツェンダ型干渉計を構成し、一方のアームに位相調節部61−1から61−(S+1)を有している。可変遅延線600を構成する2本の導波路60−1および60−2は、いずれを入力導波路としてもよく、いずれを出力導波路としてもよい。
非対称アーム間の導波路長差ΔLSは、本構成例では、ΔLS=2S-1ΔL1と設定する。ここで、ΔL1は、非対称アーム63a−1および63b−1の間の導波路長差である。2×2光スイッチ62−1〜62−(S+1)のスイッチング状態を変化させることによって、可変遅延線の入出力間の特性として、0から(2S−1)ΔL1の範囲をΔL1刻みで可変可能な計2S通りの相対遅延を最小構成で実現することができる。たかだかS=10で、1024通りもの遅延時間を設定することが可能となる。なお、ΔLSは任意の値でよいが、上記のように2倍ずつ変化させる方法が最も効率的である。また、図10では左から右にΔLSを増加させているが、この順序も任意でよい。
なお、位相調節部61−(S+2)は、波長分散値を可変にするためのもの(例えば図8の42−3から42−Q−3に相当)であり、入力側または出力側のいずれに設置してもよい。なお、この位相調節部61−(S+2)は、図9の可変遅延線53−1から53−(R−2)が設けられていない方のアームに設置してもよい。また、導波路60−1および60−2のいずれかを可変遅延線の入力または出力として用いるのではなく、導波路60−1および60−2を方向性結合器51−Vおよび51−(V+1){V:3〜(2R−3)の奇数}の間でそれぞれの方向性結合器の2端に接続してもよい。
他の可変遅延線としては、図11や図12の構成例が考えられる。図11の可変遅延線700は、入力導波路70と、光分流器71と、T個の固定遅延線72−1から72−Tと、T個の2×2光スイッチ73−1から73−Tと、光合流器75と、出力導波路76と、位相調節部77とから構成されている。ここで、Tは2以上の整数である。固定遅延線72−1〜Tの長さをあらかじめそれぞれ変えておき、所望の光路長を得るため、光スイッチ73−1〜Tのいずれか1つのみをクロス状態にして、固定遅延線72−1〜Tを通過した光のうち1つのみを光合流器75に導くようにする。他の経路の光は、光スイッチ73がバー状態であるため光合流器75には出射されず、出力導波路76からは出射されない。このようにして、図9のラティス型回路に使用することができる可変遅延線を実現することができる。
光分流器71や光合流器75としては、良く知られているように、スターカプラ、多モード干渉(MMI)カプラ、2×2の方向性結合器を多段に縦続接続する構成、2×2の対称マッハツェンダ型干渉計を多段に縦続接続する構成、Y分岐導波路を多段に縦続接続する構成などが考えられる。位相調節部77は、波長分散値可変のためのものであり、入力導波路70上に設置してもよい。
図12の可変遅延線800は、入力導波路80−1,80−2と、複数の2×2光スイッチ81−1から81−Uと、光合流器82と、出力導波路83と、位相調節部84とから構成されている。ここで、Uは2以上の整数である。例として、所望の光路長を得るため光スイッチ81−1〜81−Uのいずれか1つのみをクロス状態にして入力導波路80−1から光を入射すると、この光は、クロス状態の光スイッチを介して、光合流器82に導かれ、出力導波路83から出射される。このようにして、光スイッチのいずれかをクロス状態にすることにより、入力導波路80−1から出力導波路83までの遅延量を可変にすることができる。なお、位相調節部84は、波長分散値可変のためのものであり、入力導波路80−1および80−2のいずれかの上に設置してもよい。
なお、上記の実施形態で例示した石英光導波路の熱光学効果を用いた位相調節では、2π/W(1波長/W)程度の位相シフトを発生させることができる。そのため、第1から第4の実施形態において、導波路長差ΔLbを与えた部分に位相調節部を付加するか、あるいはΔLb=0として導波路長差ΔLbを与えた部分を位相調節部に置き換えることによっても、分散ではなく分散スロープを変化させる長さの差を等価的に補填または付与することができる。これにより、図5に示す数μm程度の導波路長差を等価的に与えることができ、波長分散スロープ値を変化させることができる。
以上、本発明について、具体的にいくつかの実施形態について説明したが、本発明の原理を適用できる多くの実施可能な形態に鑑みて、ここに記載した実施形態は、単に例示に過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。ここに例示した実施形態は、本発明の趣旨から逸脱することなくその構成と詳細を変更することができる。さらに、説明のための構成要素および手順は、本発明の趣旨から逸脱することなく変更、補足、またはその順序を変えてもよい。
ノンゼロ分散シフトファイバにおいて、波長に対する波長分散の関係(波長分散スロープ特性)を示す図である。 従来の波長分散スロープ補償法の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態による波長分散および波長分散スロープの可変補償器を構成するラティス型回路の構成例を示す図である。 図3の構成例において、導波路長差ΔLb=0の場合、位相調節部の位相シフト量φjと波長分散値との関係を示す図である。 図3の構成例において、波長に対する波長分散の関係(波長分散スロープ補償特性)を示す図である。 本発明の第2の実施形態による波長分散および波長分散スロープの可変補償器を構成するラティス型回路の構成例を示す図である。 本発明の第3の実施形態による波長分散および波長分散スロープの可変補償器を構成するラティス型回路の構成例を示す図である。 本発明の第4の実施形態による波長分散および波長分散スロープの可変補償器を構成するラティス型回路の構成例を示す図である。 本発明の第5の実施形態による波長分散および波長分散スロープの可変補償器を構成するラティス型回路の構成例を示す図である。 本発明に使用することができる可変遅延線の構成例を示す図である。 本発明に使用することができる可変遅延線の構成例を示す図である。 本発明に使用することができる可変遅延線の構成例を示す図である。
符号の説明
1 伝送用ファイバ
2 分散補償ファイバ
10−1,2 導波路
11−1〜N 方向性結合器
12−1〜(N−1) 位相調節部
20−1,2 導波路
21−1〜K 方向性結合器
22−1〜(K−1) 位相調節部
30−1,2 導波路
31−1〜P 方向性結合器
32−1〜(P−1) 位相調節部
40−1,2 導波路
41−1〜Q 方向性結合器
42−1〜(Q−1) 位相調節部
50−1,2 導波路
51−1〜2R 方向性結合器
52−1〜(R+1) 位相調節部
53−1〜(R−2) 可変遅延線
60−1,2 導波路
61−1〜(S+2) 位相調節部
62−1〜(S+1) 2×2光スイッチ
63a−1〜S アーム
63b−1〜S アーム
70 入力導波路
71 光分流器
72−1〜T 固定遅延線
73−1〜T 2×2光スイッチ
75 光合流器
76 出力導波路
77 位相調節部
80−1,2 入力導波路
81−1〜U 2×2光スイッチ
82 光合流器
83 出力導波路
84 位相調節部
100,200,300,400,500 ラティス型回路
600,700,800 可変遅延線

Claims (7)

  1. 波長分散および波長分散スロープの可変補償器であって、
    複数の方向性結合器を備え、隣り合う方向性結合器間の2本の導波路長の差がΔLbである部分と、ΔLaである部分とが交互に形成されたラティス型回路を含み、
    |ΔLa|>|ΔLb|の条件を満たし、
    前記2本の導波路長の差がΔLbである部分は、少なくとも一方の導波路に位相調節手段を備えたことを特徴とする可変補償器。
  2. 波長分散および波長分散スロープの可変補償器であって、
    複数の方向性結合器を備え、隣り合う方向性結合器間の2本の導波路長の差がΔLbである部分と、ΔLaまたはΔLcである部分とが交互に形成されたラティス型回路を含み、
    |ΔLa|=2|ΔLc|および|ΔLc|>|ΔLb|の条件を満たし、
    前記2本の導波路長の差がΔLbである部分は、少なくとも一方の導波路に位相調節手段を備えたことを特徴とする可変補償器。
  3. 請求項1または2に記載の可変補償器であって、
    前記2本の導波路長の差がΔLbである部分は、前記ラティス型回路の両端に配置されていることを特徴とする可変補償器。
  4. 請求項1に記載の可変補償器であって、
    前記2本の導波路長の差がΔLaである部分は、前記ラティス型回路の両端に配置されていることを特徴とする可変補償器。
  5. 請求項2に記載の可変補償器であって、
    前記2本の導波路長の差がΔLcである部分は、前記ラティス型回路の両端に配置されていることを特徴とする可変補償器。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の可変補償器であって、
    前記ラティス型回路は、その両側に2本の導波路長の差が等しい部分をさらに備えたことを特徴とする可変補償器。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の可変補償器であって、
    前記2本の導波路長の差がΔLbである部分は、ΔLbが可変であるように構成されたことを特徴とする可変補償器。
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