JP2009198641A - ワークチャック、ワーク保持方法及び露光装置 - Google Patents

ワークチャック、ワーク保持方法及び露光装置 Download PDF

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Abstract

【課題】カラーフィルタの多面取り露光等ワークが大型化した状態においも、カラーフィルタの露光パターンにおける色むら等を防止して、高精度、高スループットの露光を達成するためのワークチャック、ワーク保持方法及び露光装置を提供する。
【解決手段】仕切り壁811と突起812との間隔Lは、突起812同士の間隔Lに等しくなるので、保持したワークWの下面WVの撓み量は、仕切り壁811と突起812との間、及び隣接する突起812同士の間でほぼ等しくなる。これにより仕切り壁811と突起812と、突起812同士の間隔とをほぼ等しく調整することができ、ワークWの平面度を向上させて、露光ムラを抑制することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば液晶カラーディスプレイやプラズマカラーディスプレイに使用されるカラーフィルター等の製造装置とその方法に関し、より具体的にはガラス等からなる基板であるワーク上にマスクのマスクパターンを露光転写する際、好適に使用出来る露光装置用のワークチャック、ワーク保持方法及び露光装置に関する。
近接露光装置において、表面に感光剤を塗布した透光性のワーク(基板)をワークステージ上に載置されたワークチャック上に吸着保持すると共に、該ワークをマスクステージに保持されたマスクに接近させて両者のすき間を数10μm〜数100μmにし、かかる状態で、マスクのワークから離間する側から照射装置によってワーク上に露光用の光を照射することにより、該ワーク上に該マスクに描かれたマスクパターンを露光転写している。
ところで、近年、大型の液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等に用いる大型のパネルを製造すべく、大面積のワークが用いられることが多くなった。このように大面積のワークをワークチャックに吸着保持する上での問題の一つは、いかにして平面度を高く維持しつつ保持するかである。保持したワークの平面度が悪いと、高精度のパターン転写を実現できない恐れがある。しかしながら、ワークを吸着保持する場合、十分な面積の吸着領域が必要になるため、ある程度はワークの平面度が悪化することは避けられないという実状がある。
これに対し、特許文献1には、ワーク載置面において少なくとも隣接して設けられている吸着領域の境界にある領域壁を、平面形状で波型状に形成することで、ワークがワーク載置面に吸着固定されたときに発生する吸着歪が一様になるようにし、ワーク被露光面に露光されるマスクパターンの精度低下をまねいたり、色むら等を起こすことを防止している。
特許第3960429号明細書
しかしながら、本発明者らの検討結果によれば、領域壁を波型状に形成することによって、領域壁とランドとの間隔が、隣接するランド間より広がり、ワークがワーク載置面に吸着固定されたときに発生する吸着歪が増大する恐れがあることが判明した。かかる問題は、特に板厚の薄いワークを使用する際に顕在化しやすいといえる。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、カラーフィルタの多面取り露光等ワークが大型化した状態においも、カラーフィルタの露光パターンにおける色むら等を防止して、高精度、高スループットの露光を達成するためのワークチャック、ワーク保持方法及び露光装置を提供することを目的とする。
第1の本発明のワークチャックは、露光すべきパターンを有するマスクに対向配置され、被露光材としてのワークを保持することにより、前記ワーク上に前記マスクのパターンを露光する露光装置用のワークチャックにおいて、
前記ワークを保持する保持面において、吸着領域の少なくとも一部を囲うように配置され前記ワークの裏面に当接する仕切り壁と、前記吸着領域において前記ワークの裏面に当接する複数の突起とを有し、
前記吸着領域を負圧状態にしたときに、前記仕切り壁と前記突起とにより支持される前記ワークにおける、前記突起同士の間の最大変形量と、前記突起と仕切り壁との間とにおける最大変形量とを略等しくしたことを特徴とする。
第2の本発明のワーク保持方法は、露光すべきパターンを有するマスクに対向配置され、被露光材としてのワークを保持することにより、前記ワーク上に前記マスクのパターンを露光する露光装置用のワーク保持方法において、
前記ワークを保持する保持面において、吸着領域の少なくとも一部を囲うように配置され前記ワークの裏面に当接する仕切り壁と、前記吸着領域において前記ワークの裏面に当接する複数の突起とを有し、
前記吸着領域を負圧状態にしたときに、前記仕切り壁と前記突起とにより支持される前記ワークにおける、前記突起同士の間の最大変形量と、前記突起と仕切り壁との間とにおける最大変形量とを略等しくしたことを特徴とする。
第3の本発明の露光装置は、露光すべきパターンを有するマスクに対向配置され、被露光材としてのワークを保持することにより、前記ワーク上に前記マスクのパターンを露光する露光装置において、
前記ワークを保持する保持面において、吸着領域の少なくとも一部を囲うように配置され前記ワークの裏面に当接する仕切り壁と、前記吸着領域において前記ワークの裏面に当接する複数の突起とを有し、
前記吸着領域を負圧状態にしたときに、前記仕切り壁と前記突起とにより支持される前記ワークにおける、前記突起同士の間の最大変形量と、前記突起と仕切り壁との間とにおける最大変形量とを略等しくしたことを特徴とする。
本発明によれば、前記吸着領域を負圧状態にしたときに、前記仕切り壁と前記突起とにより支持される前記ワークにおける、前記突起同士の間の最大変形量と、前記突起と仕切り壁との間とにおける最大変形量とを略等しくしたので、ワークが保持面に吸着固定されたときに発生する吸着歪を抑えることにより、ワーク被露光面に露光されるマスクパターンの精度低下や色むら等を抑制している。
前記突起同士の間隔と、前記突起と仕切り壁との間隔を略等しくすると好ましい。
前記突起同士の間隔を、前記突起と仕切り壁との間隔以下とすると好ましい。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施の形態にかかるワークチャックが使用される分割逐次近接露光装置の一部を分解した概略斜視図、図2は、図1のマスクステージ部分の拡大斜視図である。図3(a)は、本実施の形態におけるワークチャックのワーク保持面を示す平面図であり,図3(b)は、図3(a)のIIIB−IIIB断面におけるワークチャックのワーク載置面近傍の断面図であり、図4は、図3(a)にある矢印IV部を拡大して示す図である。図5は、ワークチャックの吸着領域を選択的に正圧、負圧及び大気圧状態に制御する正負圧制御装置の1例を示すブロック図である。
まず、本発明の実施形態における分割逐次近接露光装置に付いて、その構成と作動について簡単に説明する。図1、2において、符号1はマスクMを保持するマスクステージ、2はワークW(以下被露光材である基板を単にワークWと言う)を保持するワークステージ、3はパターン露光用の照射手段としての照明光学系、4はマスクステージ1及びワークステージ2を支持する装置ベースであり、ワークWは、マスクMに対向配置されて該マスクMに描かれたマスクパターンPを露光転写すべく表面(マスクMの対向面)に感光剤(レジスト)が塗布されている。
ここで、説明の便宜上、照明光学系3から説明すると、照明光学系3は、紫外線照射用の光源である例えば高圧水銀ランプ31と、該高圧水銀ランプ31から照射された光を集光する凹面鏡32と、凹面鏡32の焦点近傍に切替え自在に配置された二種類のオプチカルインテグレータ33a,33bと、平面ミラー35,36及びこれらを経由して入射する光束を平行な光束として露光面に導く曲面ミラー37と、平面ミラー36とオプチカルインテグレータ33a,33bとの間に配置されて照射光路を開閉制御する露光制御用シャッター34とを備えている。
露光時に露光制御用シャッター34を開制御されると、高圧水銀ランプ31から照射された光が、図1に示す光路Lを経て、マスクステージ1に保持されるマスクMひいてはワークステージ2に配設又は載置固定されたワークチャック8に保持されるワークW(図1では共に図示せず)の表面に対して垂直にパターン露光用の平行光として照射され、これにより、マスクMのマスクパターンPがワークW上に露光転写されるようになっている。
次に、マスクステージ1及びワークステージ2の順に説明する。マスクステージ1はマスクステージベース11を備えており、該マスクステージベース11は装置ベース4から突設されたマスクステージ支持台12に支持されてワークステージの上方に配置されている。マスクステージベース11は、図2に示すように、長方形状とされて中央部に開口111を有しており、該開口111にはマスク保持枠13がX,Y方向に移動可能に装着されている。
ワークチャック8を載置しているワークステージ2は、装置ベース4上に設置されており、マスクMとワークWとの対向面間のすき間を所定量に調整するZ軸送り台6と、該Z軸送り台6上に配設されてワークステージ2をY軸方向に移動させるワークステージ送り機構7とを備えている。Z軸送り台6は、装置ベース4上に立設された上下粗動装置61によってZ軸方向に粗動可能に支持されたZ軸粗動ステージ62と、該Z軸粗動ステージ62の上に上下微動装置63を介して支持されたZ軸微動ステージ64とを備えている。上下粗動装置61には例えば空圧シリンダが用いられ、単純な上下動作を行うことによりZ軸粗動ステージ62を予め設定した位置までマスクMと基板Wとのすき間の計測を行うことなく昇降させる。
一方、上下微動装置63は、モータとボールねじとくさびとを組み合わせてなる可動くさび機構を備えており、この実施の形態では、例えばZ軸粗動ステージ62の上面に設置したモータ631によってボールねじのねじ軸632を回転駆動させるようにすると共にボールねじナット633をくさび状に形成してそのくさび状ナット633の斜面をZ軸微動ステージ64の下面に突設したくさび641の斜面と係合させ、これにより、可動くさび機構を構成している。
ここで、ボールねじのねじ軸632を回転駆動させると、くさび状ナット633がY軸方向に水平微動し、この水平微動運動が両くさび633,641の斜面作用により高精度の上下微動運動に変換される。この可動くさび機構からなる上下微動装置63は、Z軸微動ステージ64のY軸方向の一端側(図1の手前側)に2台、他端側に1台合計3台設置され、それぞれが独立に駆動制御されるようになっており、これにより、上下微動装置63は、マスクMと基板Wとのすき間を計測しつつ目標値までZ軸微動ステージ64の高さを微調整する機能に加えて、水平面に対する傾斜の微調整を行うチルト機能をも有するものになっている。
ワークステージ送り機構7は、Z軸微動ステージ64の上面にX軸方向に互いに離間配置されてそれぞれY軸方向に沿って延設された二組のリニアガイド71と、該リニアガイド71のスライダ(図示せず)に取り付けられたY軸送り台72と、Y軸送り台72をY軸方向に移動させるY軸送り駆動装置73とを備えており、Y軸送り駆動装置73のモータ731によって回転駆動されるボールねじ軸732に螺合されたボールねじナット(図示せず)にY軸送り台72が連結されている。
更に、このY軸送り台72の上には、ワークステージ2が取り付けられ、また、該ワークステージ2のY軸送り誤差を検出する送り誤差検出手段74としてのレーザ干渉計743,744のミラー741,742が設置されている。ミラー741はY軸送り台72の幅方向の一側でY軸方向に沿って延びており、ミラー742はY軸送り台72のY軸方向の一端側にX軸方向に互いに離間して二か所配置されている。
送り誤差検出手段74は、ミラー741に対向配置されて装置ベース4に支持された真直度検出用のレーザ干渉計743と、2個のミラー742にそれぞれ対向配置されて装置ベース4支持された2台の傾斜及びY軸方向距離検出用のレーザ干渉計744とを備えている。各レーザ干渉計743,744よりY軸送り台72ひいては第1の分割パターンの露光に続いて第2の分割パターンをつなぎ露光する際に基板Wを次のエリアに送る段階で発生するワークステージ2の送り誤差を検出してその検出信号を補正制御手段(図示せず)に出力するようにしている。補正制御手段はこの検出信号に基づいてつなぎ露光のための位置決め補正量を算出して、その算出結果をマスク位置調整手段14(及び必要に応じて上下微動装置63)の駆動回路に出力し、これにより、該補正量に応じてマスク位置調整手段14等が駆動されて位置ずれが補正される。
ワークチャック8を載置固定したワークステージ2は、マスクMに対し上下粗動装置61と上下微動装置63とによってZ方向に位置調整され、またY軸方向にはワークステージ送り機構7によって位置調整が成されるようになっている。そしてマスクMはマスク保持枠13によってXY方向に位置調整が行われる。
図1,2の露光装置によれば、マスクパターンPを有するマスクMをマスクステージ1に載置して、Y方向に位置調整されるワークチャック8上に載置されたワークWの被露光面上に、XY方向に位置調整されるマスクMのマスクパターンPを相対的に移動させながら、照明光学系3によって露光光を照射することで多面取り露光や、多層の露光を行うことができる。
次に、本実施の形態のワークチャック8に係る実施の形態を、図3,4を参照して説明する。図3(a)において、符号81a、81b、81c、81dはワーク保持面WSにおいて、X−Y軸の軸対称位置に配設されている独立した4つの吸着領域を示している。また図3(a)の左右対称位置(X方向で)にあるフォーク溝85は、ワークWをワーク保持面WSと一定の位置関係に保たれているプリアライメントテーブル(図示せず)から、フォークによってワーク保持面WS上にワークWを載置する際に、フォークの進退、上下に必要なスペースとして設けられたものである。
ここで、ワークチャック8のワーク保持面WSに設けられた吸着領域81a〜81dは、その設けられている位置、大きさ等は異なるが、基本構造は全て同じなので、中央の吸着領域81aを代表例としてその構成を説明する。
中央の吸着領域81aは四角状に連続した仕切り壁811で囲まれ、この仕切り壁811で囲まれた領域の内側には、平面側から見ると図4で例示されるように、規則的に行列状に配置された複数の四角状の突起812(突起812についての詳細は後述する)が設けられ、吸着領域81aの仕切り壁811と突起812を除く部分は、ワーク保持面WS内でつながった低部813となっている。仕切り壁811と突起812は、同じ高さ(紙面に垂直なZ方向で)に仕上げられ、これらの上端面はワークWを吸着支持する際のワーク支持部となる。また図3(b)によって示されるように、低部813は、仕切り壁811と突起812よりZ方向において低く、そしてワーク保持面WS内で互いにつながって形成されている。
この吸着領域81aの低部813とワークWの裏面と仕切り壁811とで囲われる空間は、ワークWを吸着する時には負圧(真空)になり、またワークWをローディングする等の際、ワーク被吸着面(ワークの裏面)WVに清浄な圧縮空気を吹き付けてワークWに帯電している静電気を除去しつつ除塵したり、同様にアンローディングする時には仕切り壁811及び突起812の上端面からワークWを離しやすくするため、低部813に正圧の圧縮空気を導入するためのものである。又、大気圧状態にしてワークWに正圧力や負圧力を及ぼさないようにすることもできる。
このため、図3(b)に示すように、外部から正負圧配管814aをワークチャック8の内部を通って吸着領域81aの下まで導き、この正負圧配管814aと低部813を連通する正負圧孔815が突起812と干渉しない様に低部813の表面に開口されている。このように低部813上を負圧や正圧又は大気圧状態にするため、この低部813の表面から、仕切り壁811又は突起812のワーク支持部までの距離(深さ)は、ワークWがワークチャック8のワーク支持部に吸着固定されたとき、その弾性変形によって低部813の表面に接触しない程度以上有ればよく、またワークチャック8のワーク支持部(即ち仕切り壁811と突起812)をホトエッチング法等で製作する場合は、小さいほうが製作コストを低減するため望ましいので、これらを考慮すれば0.5〜1.0mm程度が好ましい。
次に吸着領域81aを、低部813を介して選択的且つ独立に正、負圧及び大気圧状態にするための正負圧制御装置86について、図5のブロック図を用い説明する。
図5中、吸着領域81aの低部813上の空間を負圧にする負圧配管路865は、負圧発生源である真空ポンプ861、手動で負圧配管路865の開閉をするストップバルブ862v、負圧配管路865の圧力又は流量を調整するエアーレギュレータ863vを連結する配管回路で構成され、3位置、3ポートの電磁切換弁867aの入力ポートP1に配管接続されている。
一方、吸着領域81aの低部813を正圧にする正圧配管路866は、圧縮空気源(図示せず)から正圧配管路866を手動で開閉するストップバルブ862p、正圧配管路866の圧力を調整するエアーレギュレータ863p、そして導かれた圧縮空気を清浄にろ過するフィルタ864を連結する配管回路で構成され、この正圧配管路866は3位置、3ポート電磁切換弁867aのもう一方の入力ポートP2に配管接続されている。
ここで、電磁切換弁867aの出力ポートP3は中央の吸着領域81aの低部813上を正圧、負圧にするための正負圧配管814aに配管接続されている。電磁切換弁867aの中央位置は、スプリングS1、S2により(スプリングセンタ)中立位置となっており、この時は励起により負圧位置869にする電磁ソレノイド869Vも、同じく励起により正圧位置870にする電磁ソレノイド870Pも非励起状態となっており、この位置では負圧の入力ポートP1と正圧の入力ポートP2のどちらも出力ポートP3とはブロック状態となっている。この状態では吸着領域81aを大気圧状態(正、負圧状態のどちらでもない)にすることが出来る。そして正負圧配管814aを負圧状態にするには、上述の電磁切換弁867aの電磁ソレノイド869vの励起によって負圧位置869に切換えて行われ(この時電磁ソレノイド870pは非励起状態)、同様に正圧状態にするには、電磁ソレノイド870pの励起によって正圧位置870に切換えられて(この時電磁ソレノイド869vは非励起状態)行われる。このような、電磁ソレノイド869v、870pの励起、非励起及び中立状態は、これらが接続されている制御装置896によって制御されるようになっている。
以上の様にして、中央の吸着領域81aにおける正負圧状態の制御をすることが出来るのである。図3(a)に示す他の吸着領域81b〜81dに付いても吸着領域81aと同様に、各々の正負圧配管814b〜814dに接続して設けた、電磁切換弁867b〜867dを制御装置896の指令に基づいて、各々選択的且つ独立の正負圧又は大気圧状態となるよう制御が出来るので説明は省略する。
また、図3(a)において吸着領域81b及び81dには、それぞれ正負圧配管814bと814dが各2本導かれている例を示しているが、これらの本数に限定されるものではなく、要はこれら複数の正負圧配管814bと814dが幾本あっても、各々独立した配管系として1本に統合されそれぞれの結合先が、電磁切換弁867bと867dの出力ポートP3に接続され、制御装置896によって吸着領域81b及び81dの正負圧及び大気圧状態を独立に制御すれば良い。
同様にX軸の軸対称位置にY方向に離間して2か所設けられた吸着領域81cについても、正負圧配管814C1と これに開口端が止めネジSBで閉鎖された814C2の2本が交わって結合された状態が図示されているが、この例も2つの正負圧配管を統合し1本の正負圧配管814C1とし、電磁切換弁867Cの出力ポートP3に接続しさえすれば、同様の制御を行うことが出来る。
尚、複数ある吸着領域を独立の正負圧及び大気圧状態とするため、その正負圧配管の配管本数や配管方法を制限するものではない。
次に、ワークWに変形、歪を与えない様、制御装置896により、吸着領域81a〜81dをどのように正圧、負圧及び大気圧状態にして使用するかの正負圧制御方法の1例について説明する。
上述したように、ワークWはプリアライメントステージから搬送ロボットのフォークによって運ばれ,(ワークチャック8の)ワーク保持面WSの所定位置に載置される。この状態ではまだワークWを固定する吸着力が作用していないので、僅かの外力や振動でワークWの載置位置がずれてしまう恐れがある。これを防止するためワークWの載置が終わると、まず中央の吸着領域81aを負圧状態にし、ワークWをワーク保持面WSに仮止めする。
次に、この仮止め状態でワークステージ送り機構7によりワークステージ2を露光位置へ移動させる。その際、大型のワークステージ2の移動により、わずかであるがワークステージ2、ひいてはワークチャック8のワーク保持面WSが変形をきたす。従ってワークWがこの時点で全面吸着されていると、ワークチャック8に比べて剛性の低いワークWもこれに倣って変形してしまう。しかし本実施形態では、中央の吸着領域81aのみが吸着された状態であるため、このようなワークWの変形を防止することが出来る。
このとき、ワークWが静電気を帯電していると、吸着させたくない周辺領域が、この静電気により吸着してしまったり、周囲の異物をワーク被吸着面WVに吸着したり、或いは最初からワーク被吸着面WVに異物が付着していると、この異物のためワークWがワーク保持面WSで吸着固定されたとき、変形や歪を受け露光されたパターンの色むらなどの原因となる場合がある。このような原因を取り除くためワーク被吸着面WVの除電や除塵を行うエアーブローを行うことがより好ましいが、図3(a)のワークチャック8を例として次の様に行うことが出来る。
中央の吸着領域81aを負圧(吸着)状態のままにして、それ以外の吸着領域81b〜81dを圧力、時間等を調整した正圧状態にして、ワーク被吸着面WVに対しエアーブローを行う。このことにより、ワークWの吸着領域領81b〜81dに対向しているワーク被吸着面WVが、この時点でワークWに静電気により吸着してしまうことを防止できるとともに、ワーク被吸着面WVがクリーニングされ、それによって除電、除塵をすることが出来る。なおこの時、中央の吸着領域81aのみの負圧状態でエヤーブローを行うと、ワークWを変形させるなどの危険性がある場合は、吸着領域81aの他に吸着領域81bも同様に負圧状態にし、他の吸着領域81c、81dは上に述べた様に正圧状態にしてエヤーブローを行うことも出来る。
最後に先にクリーニングのため正圧状態、あるいは正圧も負圧にもなっていない大気圧状態であった吸着領域81b〜81dを負圧状態にして、ワークWの周辺を吸着状態にして全面を吸着させる。なおこの後一旦中央の吸着領域81aを正圧状態に切換えてエアーブローを行い、中央部の真空破壊を行い、その後再度中央の吸着領域81aを負圧に切換え、全面吸着させるようにしても良い。この様にワーク保持面WSにある、選択的且つ独立に正負及び大気圧状態に出来る各吸着領域を上の様な順序で、その正負圧状態を制御すれば、ワークWが移動等に際して所定の位置からずれることもない。また大型化したワークWであっても、ワークチャック8が移動に際に僅かに変形したとしても、この時点でワークWが吸着されているのは、比較的小面積の中央部のみで、周辺部はワークチャック8の変形の影響(例えば吸着力によって作用するせん断力の影響等)を回避できる。そしてワークWを露光位置等に移動後、安定した状態でワークWをワーク被吸着面WV全面に吸着すれば、ワークWの変形、歪を抑制することが出来る。特に先に述べた様にエアーブローを併用することにより更にこれらの効果は向上させることが出来る。またエアーブローによりワーク被吸着面WVの全面をクリーニングする様に使用することが出来る。
次にワークチャック8の露光位置等への移動時、ワークWの変形等が問題にならない場合であってもワークWが反ったり、波打っている場合も、上に述べたようにワークWに露光されたパターンの色むら等の原因になる。このような場合の、ワークWを変形矯正しながら、ワークWをワーク保持面WSに吸着固定させる方法について、クリーニング方法と同様、図3(a)の吸着領域81a〜81dを用いて説明する。ワークWに変形があるとき、吸着領域81a〜81dを一度に負圧状態にし吸着固定したり、或いはワーク保持面WSの周辺にある吸着領域81cや81dを、中央の吸着領域81aや81bより先に負圧状態にすると、ワークWの変形がかえってワーク保持面WSに拘束された状態になり、せっかく平坦度が良好に仕上げられているワーク保持面WSにワークWの被吸着面WVを習わせて,変形の少ない吸着固定することができ難くなる。このためまず中央の吸着領域81aのみを負圧状態にし、他の吸着領域81b〜81dを非吸着状態とする。次いで吸着領域81bを負圧状態にした後、ワーク保持面WS周囲にある吸着領域81c又は81dのいずれかを、先に負圧状態にしてから、最後に残りの吸着領域を負圧するように負圧制御する。
このようにすれば、ワークWの変形を、ワーク保持面の中心から、周縁辺88に向け追い出すように矯正しながら、最後にワークWをワークW保持面に習わせた均一な吸着ができるので、マスクMのマスクパターンPをワーク被露光面WEに色むら等が生じることがなく、また精度の良いパターンを露光することが出来る。
以上説明した様に本発明のワークチャック8では、そのワーク保持面WSに独立して正負圧及び大気圧状態に制御出来る複数の吸着領域を有しているので、小型のワークWに比べ取り扱いの困難な大型化したワークWにおいても、ワーク保持面WSでワークWの位置がずれないように仮止めることや、またワークWのワーク被吸着面WVの全面をクリーニングする様に使用することも、さらにワークWの変形を矯正しながら、最後にワークW保持面に倣わせた均一な吸着できる等の操作が単独または組み合わせて行うことが出来、ワークWのワーク被吸着面WVをワーク保持面WSに吸着する際発生する変形や歪を防止して、ワークWの被露光面に露光されるパターンの色むら等が生じることがなく、また精度の良いパターンを露光することが出来る様にしたものである。
以上説明した様に図3(a)では、ワークチャック8の保持面WSに設けた4つの吸着領域を用い説明した。これらの複数の吸着領域を設け、ワークWをワーク保持面WSに均一に吸着する点から見れば、ワーク保持面WS上のX軸又はY軸の軸対称位置に設けることが望ましいが、これに限るものではなく、またワークWのサイズによりその数も適宜選択することが出来る。
次に、本発明における第1の実施形態のワークチャック8にある吸着領域を構成する、仕切り壁811、突起812、低部813の例を、図6の比較例と比較して説明する。以後これら仕切り壁811、突起812、低部813で形成される吸着領域の平面形状を総称し吸着領域パターンVPと言う。
まず、比較例のワークチャックについて説明すると、図6(a)に示すように蛇行する仕切り壁811の両側に、四角形状の突起812を行列的に等間隔に整列して配置している。ここで、図6(b)に示す断面において、仕切り壁811と突起812との間隔Lを等しくおくと、点線で示すように、保持したワークWの下面WVの撓み量は、仕切り壁811と突起812との間、及び隣接する突起812同士の間でほぼ等しくなる。
ところが、図6(c)に示す突起812の隣行における断面においては、仕切り壁811に対し左側の突起812との間隔L”はLより大きくなり、逆に仕切り壁811に対し右側の突起812との間隔L’はLより小さくなる。すると、保持したワークWの下面WVの撓み量は、仕切り壁811と左側の突起812との間で最大となり、仕切り壁811と左側の突起812との間で最小となり、ワークWの平面度が悪化するので、露光ムラを招く恐れがある。
これに対し、本実施の形態にかかるワークチャックによれば、図4(a)に示すように蛇行する仕切り壁811の両側において、仕切り壁811の凸部に対向する突起812と、仕切り壁811の凹部に対向する突起812とを千鳥状にずらして配置しており、仕切り壁811の凸部と突起812との間隔、及び仕切り壁811の凹部と突起812との間隔を略等しくしている。尚、行方向(左右方向)における突起812同士の間隔は、図6に示す比較例と同様に等しくなっている。
本実施の形態によれば、図4(b)に示す断面においても、図4(c)に示す断面においても、仕切り壁811と突起812との間隔Lは、突起812同士の間隔Lと等しくなるので、点線で示すように、保持したワークWの下面WVの撓み量は、仕切り壁811と突起812との間、及び隣接する突起812同士の間でほぼ等しくなる。これにより仕切り壁811と突起812と、突起812同士の間隔とをほぼ等しく調整することができ、ワークWの平面度を向上させて、露光ムラを抑制することができる。
尚、突起812の形状を四角くすることで、ワーク保持面の面積を均一に分配配置でき、且つ保持面積も大きく出来るので、ワークWの吸着時の変形や歪を小さく出来るが、図4のように突起812を列方向(上下方向)に千鳥状に配置すると、ミーリング加工等を用い低部813を加工する際に邪魔になる可能性がある。更に、比較例である図6に示す構成でも、間隔LとL’との差が小さくなれば、それに応じて変形量も近づくので、必ずしも仕切り壁811と突起812との間隔と、隣接する突起812同士の間隔とを等しくする必要はないが、L≦L’の範囲で差が少ないことが望ましい。
図7は、別な変形例にかかるワークチャックの平面拡大図である。本変形例においては、突起218を行列的に配置することに加え、仕切り壁811の凹部に対向して、同じ形状の突起812aを他の突起812から等間隔に離して補助的に配置している。かかる構成によれば、仕切り壁811の凸部に対向する突起812との間隔と、仕切り壁811の凹部に対向する突起812aの間隔とは厳密に等しくならないが、図6の従来例に比べ、ワークWの下面WVの撓み量は均一化されることとなる。又、突起812、812aの間隔は、突起812同士の間隔に等しいので、矢印に示すように上下・左右方向及び仕切り壁811に沿った方向に、ミーリング加工用の工具の通過が許容され、短時間で効率よく加工を行うことができる。
図8は、更に別な変形例にかかるワークチャックの平面図である。本変形例においては、仕切り壁811の延在方向と、突起812,812aの行列の並び方向とを45度傾けたものである。本変形例においても、突起812と仕切り壁811の凹部に対向する突起812aとの間隔は、突起812同士の間隔に等しくなっているので、矢印に示すように斜め45度方向及び仕切り壁811に沿った方向に、ミーリング加工用の工具の通過が許容され、短時間で効率よく加工を行うことができる。
尚、図9に示すように、仕切り壁811’を直線状に形成し、それに平行して並んだ突起812までの距離Lを、突起812同士の距離Lと等しくすることでも、同様の効果を得ることができる。
以上、本発明を実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。突起の形状は、正面から見て矩形状でなく丸形でも楕円形状でも良い。又、複数の吸着領域を囲う仕切り壁の全部と突起との関係を上述のようにしても良いが、仕切り壁の一部と突起との関係を上述のようにしても良く、かかる場合、徳地中央の吸着領域を囲う仕切り壁の全部と突起との関係を、上述のようにすることが望ましい。
本実施の形態にかかるワークチャックが使用される分割逐次近接露光装置の一部を分解した概略斜視図である。 図1のマスクステージ部分の拡大斜視図である。 図3(a)は、本実施の形態におけるワークチャックのワーク保持面を示す平面図であり,図3(b)は、図3(a)のIIIB−IIIB断面におけるワークチャックのワーク載置面近傍の断面図である。 図3(a)にある矢印IV部を拡大して示す図である。 ワークチャックの吸着領域を選択的に正圧、負圧及び大気圧状態に制御する正負圧制御装置の1例を示すブロック図である。 比較例にかかるワークチャックの図4と同様な図である。 別な変形例にかかるワークチャックの平面拡大図である。 別な変形例にかかるワークチャックの平面拡大図である。 別な変形例にかかるワークチャックの平面拡大図である。
符号の説明
1 マスクステージ
2 ワークステージ
3 照明光学系
4 装置ベース
6 Z軸送り台
7 機構
8 ワークチャック
11 マスクステージベース
12 マスクステージ支持台
13 マスク保持枠
14 マスク位置調整手段
31 高圧水銀ランプ
32 凹面鏡
33a オプチカルインテグレータ
34 露光制御用シャッター
35 平面ミラー
36 平面ミラー
37 曲面ミラー
61 上下粗動装置
62 Z軸粗動ステージ
63 上下微動装置
64 Z軸微動ステージ
71 リニアガイド
72 Y軸送り台
73 駆動装置
74 誤差検出手段
81a 吸着領域
81b 吸着領域
81c 吸着領域
85 フォーク溝
86 正負圧制御装置
88 周縁辺
111 開口
218 突起
631 モータ
632 軸
633 ナット
731 モータ
732 ボールねじ軸
741 ミラー
742 ミラー
743 レーザ干渉計
744 レーザ干渉計
811 仕切り壁
812 突起
812a 突起
813 低部
814C1 正負圧配管
814b〜814d 正負圧配管
815 正負圧孔
861 真空ポンプ
862p ストップバルブ
862v ストップバルブ
863p エアーレギュレータ
863v エアーレギュレータ
864 フィルタ
865 負圧配管路
866 正圧配管路
867C 電磁切換弁
867a ポート電磁切換弁
867b〜867d 電磁切換弁
869 負圧位置
869V 電磁ソレノイド
870 正圧位置
870P 電磁ソレノイド
896 制御装置
L 光路
M マスク
P マスクパターン
P1 入力ポート
P2 入力ポート
P3 出力ポート
S1 スプリング
SB ネジ
VP 吸着領域パターン
W ワーク
WE ワーク被露光面
WS ワーク保持面
WV ワーク被吸着面

Claims (9)

  1. 露光すべきパターンを有するマスクに対向配置され、被露光材としてのワークを保持することにより、前記ワーク上に前記マスクのパターンを露光する露光装置用のワークチャックにおいて、
    前記ワークを保持する保持面において、吸着領域の少なくとも一部を囲うように配置され前記ワークの裏面に当接する仕切り壁と、前記吸着領域において前記ワークの裏面に当接する複数の突起とを有し、
    前記吸着領域を負圧状態にしたときに、前記仕切り壁と前記突起とにより支持される前記ワークにおける、前記突起同士の間の最大変形量と、前記突起と仕切り壁との間とにおける最大変形量とを略等しくしたことを特徴とするワークチャック。
  2. 前記突起同士の間隔と、前記突起と仕切り壁との間隔を略等しくしたことを特徴とする請求項1に記載のワークチャック。
  3. 前記突起同士の間隔を、前記突起と仕切り壁との間隔以下としたことを特徴とする請求項1に記載のワークチャック。
  4. 露光すべきパターンを有するマスクに対向配置され、被露光材としてのワークを保持することにより、前記ワーク上に前記マスクのパターンを露光する露光装置用のワーク保持方法において、
    前記ワークを保持する保持面において、吸着領域の少なくとも一部を囲うように配置され前記ワークの裏面に当接する仕切り壁と、前記吸着領域において前記ワークの裏面に当接する複数の突起とを有し、
    前記吸着領域を負圧状態にしたときに、前記仕切り壁と前記突起とにより支持される前記ワークにおける、前記突起同士の間の最大変形量と、前記突起と仕切り壁との間とにおける最大変形量とを略等しくしたことを特徴とするワーク保持方法。
  5. 前記突起同士の間隔と、前記突起と仕切り壁との間隔を略等しくしたことを特徴とする請求項4に記載のワーク保持方法。
  6. 前記突起同士の間隔を、前記突起と仕切り壁との間隔以下としたことを特徴とする請求項4に記載のワーク保持方法。
  7. 露光すべきパターンを有するマスクに対向配置され、被露光材としてのワークを保持することにより、前記ワーク上に前記マスクのパターンを露光する露光装置において、
    前記ワークを保持する保持面において、吸着領域の少なくとも一部を囲うように配置され前記ワークの裏面に当接する仕切り壁と、前記吸着領域において前記ワークの裏面に当接する複数の突起とを有し、
    前記吸着領域を負圧状態にしたときに、前記仕切り壁と前記突起とにより支持される前記ワークにおける、前記突起同士の間の最大変形量と、前記突起と仕切り壁との間とにおける最大変形量とを略等しくしたことを特徴とする露光装置。
  8. 前記突起同士の間隔と、前記突起と仕切り壁との間隔を略等しくしたことを特徴とする請求項7に記載の露光装置。
  9. 前記突起同士の間隔を、前記突起と仕切り壁との間隔以下としたことを特徴とする請求項7に記載の露光装置。
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