JP2009198000A - 潤滑装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1ショットのオイル吐出量が極めて微量の潤滑油を安定的に供給することができ、且つ潤滑油を供給する配管長さや配管材料が制約されることのない潤滑装置を提供する。
【解決手段】圧縮空気を供給する圧縮空気供給源19と、潤滑油を圧送する潤滑ポンプ11と、潤滑油を圧縮空気中に混合させる混合部15と、潤滑ポンプ11と混合部15との間の潤滑油経路12,14を開閉して、圧縮空気内へ吐出する潤滑油量をコントロールする開閉バルブ13とを備え、圧縮空気と潤滑油とを混合させて潤滑点50に供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、潤滑装置に関し、より詳細には、簡単な構造で、1ショットのオイル吐出量が極めて微量の潤滑油を吐出可能な潤滑装置に関する。
工作機械のスピンドル等に対して行われる潤滑方式としては、圧縮空気中に間欠的に微量の潤滑油を混合させて搬送し、吐出ノズルから噴霧状の潤滑油を軸受に吹き付けるオイルエア潤滑方式や、微量の潤滑油を間欠的に高速度で軸受内に直接噴射する直接噴射方式等がある。
オイルエア潤滑方式では、微量の潤滑油を所定の時間間隔でエアと混合させるため、内蔵されるピストンの往復運動を利用して定量の油を蓄積・吐出する定量弁が使用されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載の定量弁は、ピストンの内外周にそれぞれOリングを装着しており、潤滑油を供給する加圧時にピストンのシール性を損なうことなく、Oリングの収縮や変形を抑制して吐出精度の向上を図っている。
また、直接噴射方式としては、潤滑油ポンプとノズルとを接続する油送管の途中に切換弁を設け、切換弁によって微量の潤滑油を軸受に供給するようにした潤滑装置が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2002−130592号公報 特開2002−130593号公報
ところで、いずれの潤滑方式においても、1ショットに供給する潤滑油が多いと、供給された潤滑油の攪拌に伴う発熱等によって軸受の温度が脈動し、あるいはトルク変動が生じて安定した回転が得られにくいという問題がある。
例えば、従来のオイルエア潤滑方式の場合、1ショットの給油量が0.01〜0.03mlで、4〜16分の間隔で給油される。給油された油は、給油配管内でさらに小さな油滴となって壁面を伝わり、ノズルを介して軸受内に到達する。仮に、給油間隔が4分の最短の場合であっても、次の給油時までに軸受に油が補給されない時間がある。この結果、軸受の温度に脈動が生じ、特に高速回転時においては、潤滑油不足によって焼付き等の不具合が生じる可能性がある。
特許文献1に記載の定量弁は、1ショットの最小オイル吐出量を、0.005ml程度まで低減することができるが、軸受温度の脈動や微小トルク変動を防止するためには必ずしも十分ではない場合もあり、加工精度の高い工作機械のスピンドル等の潤滑装置としてはさらなる改善の余地が必要であった。
また、通常、定量弁には、圧縮空気の逆流を防止するための逆止弁が油路中に配設されているが、圧縮空気が逆流する危険性が皆無となったわけではなく、潤滑油の吐出不良を生じる可能性があった。
特許文献2に記載の潤滑装置は、1ショットのオイル吐出量が0.0005ml程度の極めて微量の潤滑油を供給可能であるが、潤滑油の供給経路が潤滑油の圧力によって膨張すると、極めて微量の潤滑油供給は困難となる。このため、潤滑装置から潤滑点までの配管には、圧力による変形が大きいOリングや樹脂チューブ等を用いることができず、ステンレス等の金属管を用いて配管する必要があり、経済性や組立作業性に問題がある。また、同様の理由から、配管長さが制約されるので、潤滑装置を潤滑点(軸受)の近くに配置しなければならず、配管設計の自由度が低く、また可動部を設けて配管することも困難であった。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、1ショットのオイル吐出量が極めて微量の潤滑油を安定的に供給することができ、且つ潤滑油を供給する配管長さや配管材料が制約されることのない潤滑装置を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 圧縮空気に混合された潤滑油を前記圧縮空気の流れによって潤滑点に供給する潤滑装置であって、
前記圧縮空気を供給する圧縮空気供給源と、
前記潤滑油を圧送する潤滑ポンプと、
前記潤滑油を前記圧縮空気内に吐出して前記潤滑油を前記圧縮空気に混合させる混合部と、
前記潤滑ポンプと前記混合部との間に配設されて、前記圧縮空気内へ吐出する潤滑油量をコントロールする給油量コントロール機構と、
を備えることを特徴とする潤滑装置。
(2) 前記給油量コントロール機構は、
前記潤滑ポンプと前記混合部との間の潤滑油経路を開閉する開閉バルブであることを特徴とする(1)に記載の潤滑装置。
本発明の潤滑装置によれば、潤滑油を圧送する潤滑ポンプと、潤滑油を圧縮空気に混合させる混合部との間に、圧縮空気内へ吐出する潤滑油の給油量をコントロールする給油量コントロール機構を備えるので、例えば、0.0005ml程度の極めて微量の潤滑油を圧縮空気内へ混合させてオイルエア潤滑を行うことができ、例えば、軸受の温度の脈動やトルク変動が抑制された安定した潤滑が可能となる。更に、混合部から潤滑点までの配管においては、圧力による配管部材等の膨張が潤滑油量に影響を及ぼすことがないので、配管長さや配管材料の制約がなく、潤滑装置を自由な位置に設置することができる。
また、潤滑油経路を開閉する開閉バルブを使用することで、混合部に従来の逆止弁を設ける必要がなく、油路への圧縮空気逆流のリスクがなく、安定した潤滑油供給が可能となる。
本発明の第1実施形態である潤滑装置の概略構成図である。 (a)は、図1の給油量コントロール機構(開閉バルブ)のII−II線における左断面図であり、(b)は、その右断面図である。 (a)は、図1の混合部の右側面図であり、(b)は、その下面図である。 (a)は、図3(b)におけるIV−IV線に沿った断面図であり、(b)は、図4(a)におけるIV´−IV´線に沿った断面図である。 第2実施形態の開閉バルブの概略平面図である。 第3実施形態の開閉バルブの要部縦断面図である。 第1変形例の軸受装置の要部縦断面図である。 第2変形例の軸受装置の要部縦断面図である。 第3変形例の軸受装置の要部縦断面図である。 第4変形例の軸受装置の要部縦断面図である。 第5変形例の軸受装置の要部縦断面図である。 第6変形例の軸受装置の要部縦断面図である。 本考案品と従来品での、軸受回転数と軸受外輪温度上昇との関係を示す。 本考案品と従来品での、30,000min−1で連続回転している時の軸受外輪温度の脈動を比較した結果を示す。 本考案品の運転時間における回転数及び軸受外輪温度上昇を示す。 従来品の運転時間における回転数及び軸受外輪温度上昇を示す。 本考案品と従来品の40,000min−1で運転した時点からの運転時間と軸受外輪温度上昇の関係を示す。
以下、本発明の各実施形態に係る潤滑装置を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態に係る潤滑装置について、図1〜図4を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態の潤滑装置1は、潤滑油を圧送する潤滑ポンプ11と、潤滑ポンプ11の潤滑油吐出口に潤滑油配管(ポンプ側配管)12を介して接続される給油量コントロール機構である開閉バルブ13と、開閉バルブ13の吐出側に潤滑油配管(混合部側配管)14を介して接続される混合部15と、混合部15に圧縮空気を供給する圧縮空気供給源19と、混合部15にオイルエア配管16を介して接続される潤滑ノズル17と、を備え、潤滑ノズル17から圧縮空気と共に潤滑油を軸受18に噴射して軸受18を潤滑する。
潤滑ポンプ11は、潤滑油を貯留する潤滑油タンク(図示せず)に付設されて、軸受18に供給する潤滑油を潤滑油タンクから圧送する通常の油圧ポンプであり、ピストン式ポンプ、ギヤポンプ、ペーンポンプ等の各種形式の油圧ポンプが使用可能である。
給油量コントロール機構である開閉バルブ13は、潤滑ポンプ11と混合部15との間の潤滑油経路(潤滑油配管12、14)に配設され、該潤滑油経路を開閉して潤滑ポンプ11から混合部15に供給される潤滑油の給油量をコントロールする。図2も参照して、開閉バルブ13は、固定摺接面21aを有する固定部材21と、固定摺接面21aに密接する移動摺接面22aを有し、且つ固定摺接面21aに垂直な中心軸線Cを中心に移動摺接面22aを摺接回転させる可動部材としての回転部材22と、を備える。固定部材21は、ハウジング20に締結固定されており、回転部材22は、ロータ24の一端に嵌合固定されている。
固定部材21には、一端が固定摺接面21aの中心軸線Cまわりの円周上に開口し、混合部15に接続される複数の送油孔26と、一端が固定摺接面21aの中心軸線C位置に開口し、潤滑ポンプ11に接続される吐出孔27と、が形成されている。複数の送油孔26の他端には、混合部側配管14の一端に接続された金属配管継手14aがそれぞれ固定されている。また、吐出孔27の他端には、ポンプ側配管12の端部に接続された金属配管継手12aが固定されている。
また、回転部材22の移動摺接面22aには、中心軸線C位置から半径方向に沿って送油孔26の位置まで延びるスリット28が形成されている。回転部材22が固定されるロータ24は、一対のアンギュラ玉軸受23a,23bを介してハウジング20に回転可能に支持されており、速度コントロールが可能なステッピングモータ29にカップリング30を介して連結されて、回転部材22と一体回転する。また、一対のアンギュラ玉軸受23a,23b間には、バネ25が配置されており、アンギュラ玉軸受23b、ロータ24を介して、固定部材21の固定摺接面21aと回転部材22の移動摺接面22aとを密接させている。
固定部材21に対して回転部材22が回転して、固定部材21の固定摺接面21aに設けられた送油孔26と、回転部材22の移動摺接面22aに設けられたスリット28との位相が一致すると、この瞬間だけ開閉バルブ13が開き、ポンプ側配管12と混合部側配管14とが連通して、潤滑ポンプ11からの潤滑油が一定時間だけ混合部15に供給される。
送油孔26は円周上に複数設けられているので、回転部材22が一回転するごとに、それぞれの送油孔26に吐出孔27からの潤滑油を供給することができ、回転部材22の一回転で複数箇所への潤滑油の供給が可能になる。本実施形態においては、1入力4出力となっており、回転部材22が1回転したとき、4本の混合部側配管14に順次、潤滑油が供給される。なお、ポンプ側配管12及び混合部側配管14には、圧力による変形が少ないステンレス等の金属管が使用されている。また、主軸装置に使用されている軸受の個数によって、固定部材21に設ける送油孔26の個数を変更することにより、出力数を任意に設定することができる。
図3および図4も参照して、混合部15には、略直方体形状のミキシングブロック31に穿設されたメインエア流路32と、このメインエア流路32から分岐する4本の分岐流路33とが設けられている。メインエア流路32は、エア配管継手34aに接続されたエア配管34を介してコンプレッサ等の圧縮空気供給源19に接続されている。また、分岐流路33は、それぞれ樹脂配管継手16aによって、ポリエステルチューブ等の樹脂配管からなるオイルエア配管16に接続されている。これにより、圧縮空気供給源19から供給される圧縮空気は、メインエア流路32、4本の分岐流路33およびオイルエア配管16を介して潤滑ノズル17から軸受18に吐出する。なお、本実施形態では、オイルエア配管16の他端に設けられた樹脂配管継手16bが、潤滑ノズル17に直接接続されている。
ミキシングブロック31には、それぞれの分岐流路33中に先端部を露出させた状態で、複数の微量吐出ノズル39がボルト40によって固定されている。微量吐出ノズル39の外周面とミキシングブロック31の内周面との間には、Oリング41が配置されており、分岐流路33のエアのもれを防止している。微量吐出ノズル39には、一端にオイルエア配管16側に向って開口する開口部37を有する潤滑油孔38が形成されている。開口部37の反対側となる潤滑油孔38の他端は、金属配管継手14bによって混合部側配管14に接続されている。これにより、開閉バルブ13の送油孔26と、混合部15の潤滑油孔38とが接続される。
次に、本実施形態の潤滑装置1の作用について説明する。まず、図1に示すように、潤滑ポンプ11を作動させて潤滑油タンクから潤滑油を圧送し、開閉バルブ13から混合部15の微量吐出ノズル39までの給油経路内(吐出孔27、スリット28、送油孔26、混合部側配管14、潤滑油孔38)を潤滑油で満たすと共に、潤滑ポンプ11から開閉バルブ13までの潤滑油を加圧した状態とする。
次いで、圧縮空気供給源19から圧縮空気をメインエア流路32に供給し、4本の分岐流路33に分岐させてオイルエア配管16を介して潤滑ノズル17から軸受18に向けて連続的に吐出させる。
これと同時に、ステッピングモータ29を駆動して回転部材22を回転させると、固定部材21の固定摺接面21aに開口する送油孔26と、回転部材22の移動摺接面22aに設けられたスリット28との位相が一致し、この瞬間だけ開閉バルブ13が開いてポンプ側配管12と混合部側配管14とが連通して、潤滑油が金属製の混合部側配管14を通って混合部15の開口部37から圧縮空気中に吐出される。
このとき、開閉バルブ13の1回の開閉動作によって混合部15に供給される潤滑油の量は、軸受18の使用条件等に応じてステッピングモータ29の回転速度を適宜制御することによって任意の量に設定することができ、例えば0.0005ml〜0.01mlの潤滑油量の制御が可能である。また、開閉バルブ13と混合部15とを接続する混合部側配管14はステンレス等の金属管であるため、混合部側配管14内の増圧による混合部側配管14の膨張はほとんどなく、極微量の潤滑油の吐出を可能としている。
また、送油孔26が円周上に複数設けられているので、回転部材22が一回転するごとに、それぞれの送油孔26に吐出孔27からの潤滑油を供給することができ、回転部材22の一回転で複数箇所(本実施形態では4箇所)への潤滑油を供給することができる。
なお、混合部15の開口部37には、常に圧縮空気の圧力、例えば0.2〜0.6MPa程度の圧力が作用しているが、潤滑油供給時以外は、開口部37に連通する開閉バルブ13が閉じられているので、圧縮空気が開口部37から微量吐出ノズル39の潤滑油孔38に逆流することはない。また、開閉バルブ13が開いている間は、潤滑油が圧縮空気圧より高い、例えば1.5MPa程度に加圧されているので、このときも圧縮空気の逆流は生じない。これにより、潤滑油孔38への圧縮空気逆流による潤滑油の吐出不良が防止される。
分岐流路33からオイルエア配管16に向って流れる圧縮空気中に吐出された潤滑油は、樹脂配管からなるオイルエア配管16の内壁に付着し、圧縮空気の流れによって徐々に軸受18に向って移動し、最終的に潤滑ノズル17から軸受18に1ショット量が0.0005ml〜0.01mlのオイルエアとして供給される。
従って、本実施形態の潤滑装置1によれば、潤滑油を圧送する潤滑ポンプ13と、潤滑油を圧縮空気に混合させる混合部15との間に、圧縮空気内へ吐出する潤滑油の油量をコントロールする開閉バルブ13を備えるので、1ショットのオイル吐出量が、例えば0.0005ml程度の極めて微量の潤滑油を圧縮空気内へ混合させて、オイルエア潤滑を行うことができる。また、これにより給油に伴う軸受発熱やトルク変動を抑制して安定した潤滑が可能となる。更に、潤滑油が圧縮空気に混合された状態で搬送される混合部15より下流側の配管においては、圧力による配管部材等の膨張による影響が潤滑油量に影響を及ぼすことがないので、配管長さや配管材料の制約がなく、潤滑装置を自由な位置に設置することができる。
また、潤滑油経路を開閉する開閉バルブ13を使用することで、混合部15に従来の逆止弁を設ける必要がなく、油路への圧縮空気逆流のリスクがなく、安定した潤滑油供給が可能となる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る開閉バルブ(給油量コントロール機構)について図5を参照して説明する。
図5に示すように、本実施形態の開閉バルブ50は、直線運動を利用した開閉バルブであり、固定摺接面51aを有する固定部材51と、固定摺接面51aに密接する移動摺接面52aを有し、且つ固定摺接面51aに対して移動摺接面52aを直線方向に摺接往復する可動部材としてのスライド部材52とを備える。
固定部材51の固定摺接面51aには、所定の間隔で互いに平行に形成された縦長状の複数(本実施例では3つ)のスリット54が形成されている。このスリット54中には、潤滑ポンプ11に接続される吐出孔53がそれぞれ形成されている。また、スライド部材52の移動摺接面52aには、固定部材51のスリット54と同一間隔とされて互いに平行に形成された縦長状のスリット56が形成されている。このスリット56中には、混合部側配管14に接続される送油孔55がそれぞれ穿設される。
そして、固定部材51とスライド部材52とが、相対的に直線方向に往復移動すると、固定部材51の固定摺接面51aに設けられた複数の吐出孔53と、スライド部材52の移動摺接面52aに設けられた複数の送油孔55とが同時に連通又は遮断される。これによって、開閉バルブ50が開くことで、潤滑ポンプ11から圧送される潤滑油は、混合部15へと供給され、混合部15の開口部37から分岐流路33を流れる圧縮空気中に間欠的に噴射され、該圧縮空気と共に潤滑ノズル17から軸受18に供給される(図1参照)。
本実施形態の開閉バルブ50は、スライド部材52が直線方向に摺接して往復移動して駆動されるので、駆動源としてソレノイドの可動子や、シリンダ等の直線駆動装置がそのまま使用可能になる。
本実施形態の開閉バルブ50は、3入力3出力であるが、潤滑を要する潤滑点の数に合わせて、スリット54,56、吐出孔53および送油孔55を適宜増減することにより、対応することができる。また、それぞれのスリット54,56の太さ、吐出孔53および送油孔55の孔径を変更することで、混合部15への1ショットの給油量を変更することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る開閉バルブ(給油量コントロール機構)について図6を参照して説明する。
図6に示すように、本実施形態の開閉バルブ60は、内周面に固定摺接面61aを有する固定部材としての円筒状のステータ61と、固定摺接面61aに密接する移動摺接面としての回転摺接面62aを外周面に有し、且つ固定摺接面61aに対して回転摺接面62aを摺接させながら回転する回転部材としてのロータ62とを備える。
ステータ61の固定摺接面61aには、円周方向に所定の間隔で離間し、半径方向に穿設された複数の送油孔63が穿設されている。この送油孔63は、混合部側配管14を介して混合部15の開口部37に接続されている。一方、ロータ62の回転摺接面62aには、潤滑ポンプ11に接続される吐出孔64が半径方向に穿設されている。この吐出孔64は、送油孔63の円周方向間隔と同一の間隔で穿設されている。
そして、ステータ61の内部でロータ62が回転駆動され、ステータ61とロータ62との相対位相に応じて、ステータ61の固定摺接面61aに設けられた複数の送油孔63が、ロータ62の回転摺接面62aに設けられた吐出孔64に一致すると、この瞬間だけ開閉バルブ60が開く。そして、潤滑ポンプ11から圧送される潤滑油は、混合部15の開口部37から分岐流路33を流れる圧縮空気中に間欠的に噴射され、該圧縮空気と共に潤滑ノズル17から軸受18に供給される(図1参照)。
ステータ61とロータ62との嵌合は、すきま嵌めにすることができ、低トルクでの高速切替えが容易に行えるので、例えばロータリーソレノイド等の使用が可能になって高速応答特性が得られる。これにより、通常のモータに比べて駆動回路が簡略化でき、アクチュエータの低コスト化が可能になる。
本実施形態の開閉バルブ60は、ロータ62の動作角度範囲(90°)内で多くの出力が得られるように、1入力4出力のロータリーバルブとして構成されている。即ち、ロータ62はθ1位置からθ2位置、またはθ2位置からθ1位置に回転駆動され、初期位置からの回転角が約40〜50°の位置で吐出孔64と送油孔63が連通し、この瞬間に混合部15の開口部37から潤滑油が間欠的に吐出される。
尚、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。
例えば、本実施形態では、潤滑油が供給される潤滑点を軸受として説明したが、これに限定されるものではなく、潤滑を必要とする任意の装置にも適用することができ、同様の効果を奏する。
また、本実施形態では、オイルエア配管16の他端に設けられた樹脂配管継手16bが、潤滑ノズル17に直接接続されているが、以下に示す各変形例のように、工作機械のハウジングに接続して、ハウジング内に形成された供給路を介してオイルエアを供給するようにしてもよい。
(第1変形例)
図7に示す第1変形例では、潤滑点として、主軸72をハウジング73に対して相対回転可能に支持するアンギュラ玉軸受71が、オイルエア潤滑される。アンギュラ玉軸受71は、ハウジング73に内嵌される外輪74と、主軸72に外嵌される内輪75と、外輪74の外輪軌道面74aと内輪75の内輪軌道面75aとの間に転動自在に配置された転動体である複数の玉76と、複数の玉76を周方向に等間隔に保持する保持器77とを備える。
内輪75は外輪74より幅広に形成されており、内輪間座78と軸方向に対向する内輪75の一端75bは、外輪74の一端74bより軸方向に延設されている。延設された内輪75の一端側の外周面には、内輪軌道面75aに向かって次第に大径とされて、内輪軌道面75aと連続するテーパ部75cが形成されている。
外輪74の側方には、外輪間座79が外輪74の一端74bと当接しており、外輪間座79は、内輪75のテーパ部75cと径方向から見てオーバーラップするようにハウジング73に内嵌されている。外輪間座79は、内輪75のテーパ部75cと略同一の傾斜角度を有し、テーパ部75cと僅かな隙間を以って対向配置される傾斜部79aを備えている。テーパ部75cと傾斜部79aとの隙間は、内輪75と主軸72との嵌合、内輪75の温度上昇による膨張等を考慮して、運転中に接触しない程度に設定されている。
また、外輪間座79には、外周面から径方向内方に向かって設けられたオイルエア供給口79bと、オイルエア供給口79bと連通して傾斜部79aに開口する小径のノズル孔79cが設けられており、潤滑ノズルを構成する。ノズル孔79cは、吐出したオイルエアが直接テーパ部75cに吹き付けられるように、その吐出方向が軸線に対して所定の傾斜角度でテーパ部75cに向けられている。また、ハウジング73には、外輪間座79のオイルエア供給口79bと連通するオイルエア供給路73aが形成されている。オイルエア供給路73aには、オイルエア配管16が接続される。
即ち、図7に示すように、混合部15から圧縮空気と共に搬送された潤滑油は、オイルエア供給路73a、オイルエア供給口79b、ノズル孔79cを介して傾斜部79aとテーパ部75cとの隙間に噴射される。テーパ部75cにオイル粒子となって付着した潤滑油は、回転する内輪75の遠心力作用によって、テーパ部75cに沿って大径側、即ち内輪軌道面75aの方向へ移動して、アンギュラ玉軸受71の内部を潤滑する。
ここで、オイル粒子となってテーパ部75cに付着した潤滑油は、テーパ部75cに滞留することなく、小さな粒子の状態で直ちにアンギュラ玉軸受71の内部に向かって搬送される。これによりオイル粒子は、少量ずつ安定してアンギュラ玉軸受71の内部に供給される。従って、潤滑油の攪拌に伴う温度上昇やトルク変動が防止されて、安定した潤滑を行うことができる。
(第2変形例)
また、図8に示す第2変形例では、潤滑点として、単列円筒ころ軸受81がオイルエア潤滑される。単列円筒ころ軸受81は、ハウジング73に内嵌される外輪82と、主軸72に外嵌される内輪83と、外輪82の外輪軌道面82aと内輪83の内輪軌道面83a間に転動自在に配置された転動体である複数のころ84と、複数のころ84を周方向に等間隔に保持する保持器85とを備える。
内輪83の形状は、第1変形例の内輪73と同様、内輪間座78と軸方向に対向する一端83bが、外輪82の一端82bより軸方向に延設されており、延設された内輪83の一端側の外周面には、内輪軌道面83aに向かって次第に大径とされるテーパ部83cが形成されている。
その他の構成及び作用については、第1変形例と同様である。
(第3変形例)
次に、図9に示す第3変形例では、潤滑点として、図8に示す単列円筒ころ軸受81と内輪形状の異なる単列円筒ころ軸受91がオイルエア潤滑される。単列円筒ころ軸受91では、内輪92は軸方向両側に延設されている。延設された両端部の外周面には、内輪軌道面92aに向かうに従って次第に大径とされたテーパ部92bが形成されている。外輪82の軸方向両側には、第1変形例の外輪間座79と同様の構造(左右対称とされた構造)を有する一対の外輪間座79A,79Bが配置されている。
その他の構成及び作用については、第1変形例と同様である。
(第4変形例)
次に、図10に示す第4変形例では、潤滑点として、単列円筒ころ軸受100がオイルエア潤滑される。単列円筒ころ軸受100は、鍔なし外輪101と、鍔102aを両端に設けた内輪102と、外内輪101,102間に転動自在に配置された複数の転動体であるころ103と、ころ103を保持する保持器104とを有している。
単列円筒ころ軸受100の側方には、潤滑油を供給するための潤滑ノズルとしての外輪間座105が隣接して設けられている。外輪間座105には、外周面から径方向内方に向かって設けられたオイルエア供給口105aと、オイルエア供給口105aと連通して単列円筒ころ軸受100の側方から内部に向けて開口する小径のノズル孔105bが設けられている。オイルエア供給口105aは、オイルエア配管16に接続され、オイルエア配管16を介して圧縮空気と共に供給される潤滑油が、ノズル孔105bから単列円筒ころ軸受100の内部に向けて噴出可能となっている。
保持器104は、外輪101の内周に対して位置決めされる、いわゆる外輪案内型保持器であり、内輪102の鍔102aの外周面102bと、保持器104の内周面104bとの間に比較的大きな隙間を有する。外輪間座105のノズル孔105bから噴射された潤滑油は、矢印で示すように、この比較的広いスキマから確実に単列円筒ころ軸受100の内部に導入され、内輪102ところ103との接触部を潤滑した後、遠心力によって半径方向外方に飛ばされて外輪101ところ103との接触部を潤滑する。
(第5変形例)
次に、図11に示す第5変形例では、潤滑点として、アンギュラ玉軸受110がオイルエア潤滑される。アンギュラ玉軸受110は、外周面に内輪軌道面111aを有する内輪111と、内周面に外輪軌道面112a及びカウンタボア112bを有する外輪112と、内輪軌道面111aと外輪軌道面112aとの間に転動自在に設けられ、径方向に対してゼロでない接触角αを有する複数の転動体である玉113と、複数の玉113を周方向に等間隔に保持する保持器114とを備える。
外輪112には、玉113と外輪112との接触部115から軸方向反対側、且つ玉113とオーバーラップするカウンタボア112bの外輪軌道面112aに隣接する位置に開口するノズル孔112cが形成されている。ノズル孔112cは、例えば直径0.1mm〜5mmの円形穴である。ノズル孔112cには、オイルエア配管16が接続されており、圧縮空気と共にオイルエア配管16中を搬送される潤滑油が、ノズル孔112cから供給されて潤滑する。なお、ノズル孔112cは、外輪112の周方向に間隔をあけて複数個所設けてもよい。
その他の構成及び作用については、第1変形例と同様である。
(第6変形例)
次に、図12に示す第6変形例では、潤滑点として、単列円筒ころ軸受120がオイルエア潤滑される。単列円筒ころ軸受120は、鍔なし内輪121と、両端に鍔122aを備える鍔付外輪122との間に、複数の円筒ころ123が外輪案内型の樹脂製保持器124によって周方向に転動可能に配設されたである。
外輪122の外輪軌道面122bと鍔122aとの間に設けられた逃げ部125には、外輪122の外周面から径方向内方に向かって設けられたオイルエア供給口126が連通して形成されている。オイルエア供給口126には、これに接続されるオイルエア配管16を介して圧縮空気と共に潤滑油が供給されるので、逃げ部125の開口から円筒ころ123の端面と鍔面122aを潤滑することができ、鍔122aの焼付きを抑制することができる。
また、外輪122の外輪軌道面122bの軸方向幅は、円筒ころ123の直径より狭く、且つ該円筒ころ123の軸方向長さは、保持器124の軸方向幅の1/2以下とされている。これにより、外輪122の外輪軌道面122b及び保持器124のポケット面と円筒ころ123との接触部分を少なくして、摩擦を低減することができる。更に、保持器124に加わる力も低減して保持器124の変形が抑えられ、潤滑油量が少なくても低発熱で高速回転が可能となる。
ここで、図1に示すような本考案の潤滑装置(本考案品)と、従来のオイルエア潤滑装置(従来品)を用いて、運転時の軸受の温度上昇を測定した。以下、試験条件について列挙する。
<試験条件>
(1)主軸軸受形式:アンギュラ玉軸受
・ 軸受主要寸法:軸受内径60mm、軸受外径90mm
(3)試験時のスピンドル回転数:最高40,000min−1(軸受dmn値:3×10
(4)潤滑方法:
・本考案品:0.0007ml/1ショットで、5秒に1回給油
・従来品:0.03ml/1ショットで、4分に1回給油
図13は、本考案品と従来品での、軸受回転数と軸受外輪温度上昇との関係を示す。図13からわかるように、従来品に対して本考案品は、軸受外輪の温度上昇値が回転数上昇に伴い低く推移しており、特に、20,000min−1以上の高速回転において、約6〜8℃前後低くなっている。
給油量自体の比較では、従来品では0.450ml/1時間当たりであり、本考案品では0.504ml/1時間当たりと略同量(むしろ、本考案品の方が多い)であるが、本考案品の方が温度上昇値が低い。これは、0.0007ml/1ショットという極微量給油を実現した本考案品を用いることにより、軸受内部への潤滑油の供給がさらに平滑化されると共に、必要最小限の油量制御が可能となり、軸受内部の攪拌熱が極限まで抑えられたことによるものである。この効果により、軸受の発熱量(動トルク)も連続給脂を行わないグリース潤滑に匹敵するレベルまで低下させることができ、省エネ効果が期待できる。また、温度上昇値が低いことでスピンドルの熱変位が小さくなり、加工精度を向上することができる。
図14は、30,000min−1で連続回転している時の軸受外輪温度の脈動を比較した結果を示している。従来品では、約0.8℃前後の温度のばらつきが発生しているが、本考案品では、約半分の0.4℃程度の温度のばらつきしか発生していないことがわかる。この結果、同一回転数で連続回転しながら仕上げ加工を行う場合には、温度脈動が小さいほどスピンドルの熱変位が抑えられ、加工中の工具先端部位の刃先変位(工具送りの軌跡のばらつき)を小さくすることができるので、高精度加工が可能となる。
次に、上記試験条件の下、本考案品と従来品の潤滑装置を用いて、スピンドルを低速回転状態から徐々に回転数を増加させ、焼付きに至るまでの最高回転数を検証した。図15は、本考案品の運転時間における回転数及び軸受外輪温度上昇を示し、図16は、従来品の運転時間における回転数及び軸受外輪温度上昇を示す。また、図17は、本考案品と従来品の40,000min−1で運転した時点からの運転時間と軸受外輪温度上昇の関係を示す。
この結果、従来品では、40,000min−1に増速後、わずか約8分で軸受外輪温度が約250℃まで昇温して焼付きに至った。一方、本考案品では、40,000min−1に増速後、約100分間連続運転させたが、焼付きは発生せず、一定温度にサチレートした。
これは、0.0007ml/1ショットという極微量給油を実現した本発明の潤滑装置を用いることにより、軸受内部への潤滑油の供給が平滑化されると共に、高速運転条件下において転がり接触部や保持器と玉及び内輪(または外輪)案内面間での油膜切れを生じさせない安定した必要最小限の油量制御が可能となり、軸受内部の攪拌熱が極限まで抑えられたことによるものである。
つまり、高速運転時において潤滑油の攪拌抵抗から異常発熱が生じ、焼付きに至るリスクを軽減することができる。また、本考案品では、給油が5秒間隔という短時間で行われることにより、給油してから次の給油までの給油間に生じる潤滑油不足が解消されることによるものである。
この結果、安定した高速回転での加工が可能となる。
1 潤滑装置
11 潤滑ポンプ
12 ポンプ側配管(潤滑油経路)
13,50,60 開閉バルブ(給油量コントロール機構)
14 混合部側配管(潤滑油経路)
15 混合部
19 圧縮空気供給源
70,80,90,100,110,120 軸受装置(潤滑点)

Claims (2)

  1. 圧縮空気に混合された潤滑油を前記圧縮空気の流れによって潤滑点に供給する潤滑装置であって、
    前記圧縮空気を供給する圧縮空気供給源と、
    前記潤滑油を圧送する潤滑ポンプと、
    前記潤滑油を前記圧縮空気内に吐出して前記潤滑油を前記圧縮空気に混合させる混合部と、
    前記潤滑ポンプと前記混合部との間に配設されて、前記圧縮空気内へ吐出する前記潤滑油の給油量をコントロールする給油量コントロール機構と、
    を備えることを特徴とする潤滑装置。
  2. 前記給油量コントロール機構は、
    前記潤滑ポンプと前記混合部との間の潤滑油経路を開閉する開閉バルブであることを特徴とする請求項1に記載の潤滑装置。
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