JP2009197834A - 多層絶縁パイプの接続構造 - Google Patents

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Shogo Fujita
昇吾 藤田
Makoto Hamanoue
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Abstract

【課題】多層絶縁パイプの導体層の端部と金属製の継手本体との間を完全に絶縁したまま接続できる多層絶縁パイプの接続構造を提供する。
【解決手段】本発明の接続構造は、金属製の継手本体2と、この継手本体2の外周側に嵌合する内部に導体層1bを有する多層絶縁パイプ1と、前記継手本体2及び前記多層絶縁パイプ1の端面との間に介装される電気絶縁用リング4と、前記多層絶縁パイプ1を外側から締め付けて該多層絶縁パイプ1を前記継手本体2に固定する金属製スリーブ3とから構成され、前記電気絶縁用リング4は、前記多層絶縁パイプ1の導体層1bの端面全周を覆うように断面凹状としたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、内部に導体層を有する多層絶縁パイプの接続構造に関する。
従来より、電気温水器等では、給水配管、及び給湯配管の途中に、電気的絶縁性と耐熱性を有する絶縁パイプが接続されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−141777号公報
電気温水器等の水配管として用いる絶縁パイプとしては、内部にアルミニウム層(導体層)を有する多層構造のアルミ複合架橋ポリエチレン管が一般的に使用されている。
このアルミ複合架橋ポリエチレン管の両端部には、給水配管、あるいは給湯配管と接続するための金属製継手が接続される。このアルミ複合架橋ポリエチレン管と金属製継手との接続構造は、従来は、接続する金属製継手とアルミ複合架橋ポリエチレン管との間に電気絶縁用リングとしてOリングを挟み、接合させた状態で、アルミ複合架橋ポリエチレン管の端部をステンレス製のスリーブで覆って圧着させているものであった。
しかし、従来の接続構造では、圧着によりOリングが変形し、アルミ複合架橋ポリエチレン管のアルミニウム層(導体層)部分と金属製継手との絶縁距離2.5mmを完全に保つことが出来ず、絶縁性能が低下してしまう恐れがあるという問題があった。
本発明は、上記従来技術が有する問題点に鑑み、多層絶縁パイプの導体層の端部部分と金属製継手との間を完全に絶縁したまま接続できる多層絶縁パイプの接続構造を提供することを目的としている。
本発明の多層絶縁パイプの接続構造は、金属製の継手本体と、この継手本体の外周側に嵌合する内部に導体層を有する多層絶縁パイプと、前記継手本体及び前記多層絶縁パイプの端面との間に介装される電気絶縁用リングと、前記多層絶縁パイプを外側から締め付けて該多層絶縁パイプを前記継手本体に固定する金属製スリーブとから構成され、前記電気絶縁用リングは、前記多層絶縁パイプの導体層の端面全周を覆うように断面凹字状としたものである。
本発明の多層絶縁パイプの接続構造によれば、金属製継手と多層絶縁パイプとの間に断面凹形状の絶縁部材を挟み込むことによって、従来のOリングのように、圧着により変形することはなく、多層絶縁パイプの導体層の端面部分と金属製継手との絶縁距離2.5mmを完全に保つことが出来、絶縁性能が低下してしまう恐れがないので、接続すべき管同士を電気的に絶縁した状態で両管を一体に接続することができる。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1を図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態1を示す接続構造の接続完了後の状態を示す断面図で、図2は同じくカシメ前の状態を示す断面図である。
図1において、この実施の形態1で使用している多層絶縁パイプ1は、内側の架橋ポリエチレン層1aと中間のアルミニウム層1bと外側の架橋ポリエチレン層1cの三層構造からなるアルミ複合架橋ポリエチレン管で構成されている。内側の架橋ポリエチレン層1aと外側の架橋ポリエチレン層1cは電気的絶縁性を有する絶縁層であるが、中間のアルミニウム層1bは電気的に導通可能な導体層である。
金属製の継手本体2は、他部品との接続箇所となるもので、前記多層絶縁パイプ1の端面が当接するフランジ面2aと、前記多層絶縁パイプ1の端部が嵌合する嵌合部2bとを有し、前記嵌合部2bの外周面には複数個の凹部2cが形成されている。
ステンレス製スリーブ3は、多層絶縁パイプ1の端部外周に装着されており、電気絶縁用のリング4は、前記継手本体2及び前記多層絶縁パイプ1の端面との間に介装されている。
上記実施の形態1に示す接続構造は、電気絶縁用のリング4を介装して接続された継手本体2と多層絶縁パイプ1とがステンレス製スリーブ3によって圧着されている構造になっている。電気絶縁用のリング4は断面凹状になっており、多層絶縁パイプ1の端面よりも幅広な輪状帯面を有しており、継手本体2と多層絶縁パイプ1の接合面である継手本体2のフランジ面2aと多層絶縁パイプ1の端面との間に介装されていて、継手本体2、多層絶縁パイプ1の端面間を水密に接続するとともに、両面を電気的に絶縁するようになっている。
上記実施の形態1に示す接続構造の組立にあたっては、図2に示すように、まず、ステンレス製スリーブ3を多層絶縁パイプ1の端部に装着し、続けて継手本体2に電気絶縁用リング4を介装させた状態で、ステンレス製スリーブ3を装着した多層絶縁パイプ1を差し込み、最後に、矢印で示す部分、すなわち継手本体2の嵌合部2bに形成した凹部2cと相対する部分を外側からカシメることによって、ステンレス製スリーブ3を圧着する。この圧着により前記多層絶縁パイプ1の内面側が変形を起こし、継手本体2の凹部2cに食い込むことにより、多層絶縁パイプ1と継手本体2が一体的に固定され、図1に示す状態の接続構造が得られる。
したがって、上記実施の形態1に示す接続構造によれば、継手本体2と多層絶縁パイプ1との間に断面凹状の電気絶縁用リング4を挟み込むことによって、従来のOリングのように圧着により変形することはなく、多層絶縁パイプ1の導体層1bの端面部分と金属製の継手本体2のフランジ面2a部分との絶縁距離2.5mmを完全に保つことが出来、絶縁性能が低下してしまう恐れがないので、接続すべき管同士を電気的に絶縁した状態で両管を一体に接続することができる。
本発明の実施の形態1を示す接続構造の断面図である。 本発明の実施の形態1におけるカシメ前の接続構造を示す断面図である。
符号の説明
1 多層絶縁パイプ
1a 絶縁層
1b 導体層
1c 絶縁層
2 継手本体
2a フランジ面
2b 嵌合部
2c 凹部
3 ステンレス製スリーブ
4 電気絶縁用リング

Claims (3)

  1. 金属製の継手本体と、この継手本体の外周側に嵌合する内部に導体層を有する多層絶縁パイプと、前記継手本体及び前記多層絶縁パイプの端面との間に介装される電気絶縁用リングと、前記多層絶縁パイプを外側から締め付けて該多層絶縁パイプを前記継手本体に固定する金属製スリーブとから構成され、前記電気絶縁用リングは、前記多層絶縁パイプの導体層の端面全周を覆うように断面凹状としたことを特徴とする多層絶縁パイプの接続構造。
  2. 前記多層絶縁パイプは、内側に架橋ポリエチレン層、中間にアルミニウム層、外側に架橋ポリエチレン層の三層からなるアルミ複合架橋ポリエチレン管であることを特徴とする請求項1に記載の多層絶縁パイプの接続構造。
  3. 前記多層絶縁パイプが嵌合する継手本体の外周側には凹部が形成され、前記金属製スリーブを外側からカシメることにより、前記多層絶縁パイプの内面側が前記継手本体の凹部に食い込んで前記多層絶縁パイプが前記継手本体の外周側に固定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の多層絶縁パイプの接続構造。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01139193U (ja) * 1988-03-17 1989-09-22
JPH06286083A (ja) * 1993-04-07 1994-10-11 Sekisui Chem Co Ltd 複合管
JP2002206679A (ja) * 2001-01-11 2002-07-26 Inax Corp ホースアッセンブリ

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