JP2009197451A - 水切り材 - Google Patents

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Abstract

【課題】両面テープの離型紙を円滑に剥離すると共にシートを両面テープにより堅固に固定する。
【解決手段】長尺の水切り材(10)が、土台(60)に取付けるのに使用される取付部(12)と、取付部の下端から前方へ屈曲されて形成された雨水案内部(14)と、雨水案内部の先端から下方へ屈曲されて形成された前垂れ部(16)とを少なくとも含んでいる。さらに、取付部の前方面には、水切り材を土台に取付けるための釘が打付けられる釘打ち領域(36)と、水切り材の長手方向に配置された両面テープ(30)とが備えられている。両面テープに貼付けられるべき通気用シート(45)を両面テープに沿って切断するための指標(35)が備えられているのが好ましい。さらに両面テープには、両面テープに沿って複数の貫通孔(39)が形成されているのが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物の外装板の下端などに取付けられる水切り材に関する。
従来から、建物の外装板を伝って流下してきた雨水を外方に導いて滴下させるために、種々の形態の水切り材が提案されている。例えば特許文献1においては、本体と基体との二部材から構成されていて、本体を基体の複数箇所に選択的に固定できるようにした水切り材が開示されている。さらに、特許文献2においては、防鼠および防虫のための通気板が着脱自在に設けられた水切り材が開示されている。さらに、特許文献3には、透湿シートを貼付けるための粘着テープ(両面テープ)が上端に沿って配置された水切り材が開示されている。
特開2002−206288号公報 特開2002−206289号公報 特許第3749900号明細書
典型的な水切り材は一枚の金属板を折曲げ加工することにより形成されている。図10(a)から図11(b)は従来技術における水切り材を土台に取付ける状態を示す図である。図10(a)に示されるように、コンクリート基礎540の上面には、基礎パッキン550が載置されており、さらにその上には、木製の土台560が載置されている。土台560は、図示しないアンカーボルトにナットを螺合させて緊縮されている。
また、図示されるように、水切り材510は、土台560に水切り材510を取付けるのに用いられる取付部512と、取付部512の下端から前方へ屈曲されて形成された雨水案内部514と、雨水案内部514の先端から下方へ屈曲されて形成された前垂れ部516と、前垂れ部516の下端に設けられた底面部518とを含んでいる。さらに、水切り材510の取付部512には、離型紙310を備えた両面テープ300が貼付けられている。図から分かるように、この両面テープ300は水切り材510の上端部522に沿って貼付けられている。
次いで、図10(b)に示されるように、水切り材510の取付部512を釘570で打付けることにより、水切り材510は土台560の外面に固定される。次いで、図11(a)に示されるように、両面テープ300の離型紙310を剥離する。その後、図11(b)に示されるように、透湿テープ650を両面テープ300の露出した粘着面に貼付ける。
しかしながら、釘570を用いて水切り材510を土台560に固定した後においては、両面テープ300の離型紙310を円滑に剥離するのが困難である。このため、離型紙310が途中で破断し、度々その破断端縁を爪で引っかけて離型紙310を摘む部分を捲り上げる必要がある。また、このように苦労して離型紙310の全部を剥したとしても、図11(a)に示されるように、離型紙310が釘570の頭部周りに部分的に残る場合がある。そのように残存した離型紙310付近においては、両面テープ300の貼付力が部分的に弱くなり、透湿シート650がこの部分から剥離する事態が生じうる。
また、離型紙310を残存することなしに剥離できた場合であっても、釘570の頭部に対応する透湿シート650の一部分は単に釘570の頭部に接触しているだけであり、両面テープ300に固定されているわけではない。従って、この部分からも透湿シート650が剥離される可能性がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、両面テープの離型紙を円滑に剥離すると共にシートを両面テープにより堅固に固定することのできる水切り材を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために1番目の発明によれば、土台に取付けるのに使用される取付部と、該取付部の下端から前方へ屈曲されて形成された雨水案内部と、該雨水案内部の先端から下方へ屈曲されて形成された前垂れ部とを少なくとも含む長尺の水切り材において、前記取付部の前方面には、前記水切り材を土台に取付けるための釘が打付けられる釘打ち領域と、前記水切り材の長手方向に配置された両面テープとが備えられている、水切り材が提供される。
すなわち1番目の発明においては、釘打ち領域を両面テープの箇所とは別個に設けているので、釘の頭部が障害物となることなしに、両面テープの離型紙を剥離することができる。また、両面テープ自体に直接的に釘を打付ける必要はないので、シートを両面テープによって堅固に固定することができる。
2番目の発明によれば、1番目の発明において、さらに、別の両面テープが前記水切り材の長手方向に配置されており、前記釘打ち領域は、前記両面テープと前記別の両面テープとの間に位置している。
すなわち2番目の発明においては、外気に含まれる湿気が施工後に土台と外装材との間に流入する可能性をさらに低下させられる。
3番目の発明によれば、1番目の発明において、前記両面テープには、複数の貫通孔が前記両面テープに沿って形成されており、前記両面テープの前記貫通孔が前記釘打ち領域を形成している。
4番目の発明によれば、3番目の発明において、前記貫通孔の形状は、円形、三角形、正方形、六角形、長方形および長円形から選択される。
すなわち3番目または4番目の発明においては、取付部の寸法が比較的小さい場合であっても、釘打ち領域を確保することができる。なお、貫通孔は釘の頭部よりも十分に大きく、離型紙の剥離時に離型紙が釘の頭部によって残存することはない。また、貫通孔の形状が他の多角形であってもよい。
5番目の発明によれば、1番目から4番目のいずれかの発明において、さらに、前記両面テープに貼付けられる通気用シートを前記両面テープに沿って切断するための指標が備えられている。
6番目の発明によれば、5番目の発明において、前記指標は、前記取付部の前記前方面に印刷された印刷線、前記前方面に形成された凸部、前記前方面に形成された凹部および前記前方面と前記雨水案内部との間に形成された段部から選択される。
すなわち5番目または6番目の発明においては、作業者が指標に基づいてシートを両面テープに沿って良好に切断することができる。また、指標として印刷線を採用した場合には、水切り材の形状が複雑になるのを防止して、水切り材を容易に作成できる。なお。他の指標を採用するようにしてもよい。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同様の部材には同様の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1は、本発明の第一の実施形態に係る水切り材の斜視図である。水切り材10はガルバリウム鋼板(登録商標)(以下、単に「鋼板」ともいう)から構成されている。水切り材10は、水切り材を土台に取付けるのに使用される取付部12と、取付部12の下端から前方へ屈曲されて形成された雨水案内部14と、雨水案内部14の先端から下方へ屈曲されて形成された前垂れ部16と、前垂れ部16の下端に設けられた底面部18とを含んでいる。図1に示されるように、前垂れ部16と底面部18との間には、前垂れ部16に沿って延びる突起19が形成されている。この突起19は雨水をさらに下方に案内する役目を果たす。
図から分かるように、底面部18には、防鼠または防虫に適した寸法の複数の通気孔26が形成されている。また、底面部18の切断部28は、内側に向けられて折返し処理されている。なお、取付部12の上方端部22に対して同様な処理が施されていてもよい(図2(a)等を参照されたい)。また、取付部12の上方端部22を覆うようにホットメルト接着剤による樹脂皮膜層を形成することにより、取扱い時に取付部12の上方端部22により手を切ったりする怪我を防止するようにしても良い。
なお、本発明においては、水切り材の材質は鋼板に限定されず、鉄板、ステンレス鋼板等の鉄合金板、銅板、銅合金板、アルミニウム板、アルミニウム合金板、チタン板、チタン合金板等の各種の金属板を採用することができる。
図1に示されるように、取付部12の前方面には、釘打ち領域36が上方端部22に隣接して上方端部22全体に沿って設けられている。釘打ち領域36は取付部12の一部分であり、取付部12を土台60(図1には示さない)に取付けるための複数の釘が打付けられる場所である。図1に示される釘打ち領域36おいては、円形の印が釘が打付けられる場所に印刷されている。なお、釘打ち領域36におけるこれら円形の印は必ずしも必要でないことに注意されたい。
釘打ち領域36の下方には、両面テープ30が釘打ち領域36に隣接して配置されている。図示されるように、両面テープ30は水切り材10の長手方向に沿って配置されている。作業者が両面テープ30を取付部12から区別するのを容易にするために、両面テープ30の離型紙31は取付部12とは異なる色であるのが好ましい。
さらに、両面テープ30の下方には、両面テープ30に隣接して指標35が設けられている。この指標35は、作業者が透湿シート45(図1には示さない)を切断する目印としての役目を果たす。図1に示される実施形態においては、指標35は、レーザプリンタ等で印刷された印刷線であり、この場合には鋼板を折曲げ加工することなしに、指標35を容易に形成することができる。
水切り材の略側面図である図2(b)から図2(d)には、他の指標35が示されている。例えば図2(b)においては、指標35は、取付部12と雨水案内部14との間に形成された段差部である。また、図2(c)においては、指標35は、取付部12の前方面において水切り材10の長手方向に延びる凸部である。図2(d)においては、指標35は、取付部12の前方面において水切り材10の長手方向に延びる凹部である。図2(b)から図2(d)に示される指標35を形成する場合には、水切り材10の作成時に鋼板を折曲げ加工するのが好ましい。なお、単純にする目的で、図2(a)から図2(d)に示される水切り材10には両面テープ30を示していないことに注意されたい。
図3(a)から図5(b)のそれぞれは、本発明の第一の実施形態に基づく水切り材の取付方法を説明するための側面図である。理解を容易にする目的で、これら図面においては、凸部としての指標35が表されている。以下、これら図面を参照して、水切り材10を土台60に取付ける取付方法について説明する。
図3(a)に示されるように、コンクリート基礎40の上面には、基礎パッキン50が載置されており、さらにその上には、土台60が載置されている。土台60は、図示しないアンカーボルトにナットを螺合させて緊縮されている。そして、図3(a)に示されるように、水切り材10の取付部12の後方面を土台60の表面に押当てる。
次いで、図3(b)に示されるように、釘70を取付部12の釘打ち領域36に打付ける。このとき、図1に示されるような円形の印の箇所に釘70をそれぞれ打付けるのが好ましい。これにより、水切り材10が土台60の表面に固定されるようになる。次いで、図4(a)に示されるように、両面テープ30の離型紙31を剥離して、両面テープ30の粘着面を露出させる。本発明においては釘70は釘打ち領域36においてのみ打付けられていて、両面テープ30には打付けられていない。このため、本発明においては、離型紙31が釘70周りで部分的に残存することなしに、両面テープ30の離型紙31を極めて円滑に剥離することが可能である。
その後、図4(b)に示されるように、透湿シート45を土台60の表面および水切り材10の取付部12上に位置決めする。次いで、図5(a)から分かるように、透湿シート45を取付部12に押付ける。ここで、透湿シート45は、通気壁工法の際に壁の内側に貼付けられる通気用のシートである。次いで、作業者はカッタなどの切断工具により透湿シート45を切断する。切断時に生じた切断片45aは廃棄される。
透湿シート45の切断時には、作業者は、取付部12の指標35、例えば凸部に沿ってカッタを押付けて切断するのが好ましい。この場合には、作業者は指標35に基づいて透湿シート45を良好に切断することが可能になる。これにより、透湿シート45の下方端部は取付部12の指標35に整列することになり、施工後における透湿シート45の美観を高めることも可能となる。なお、他の指標35、例えば凹部、段部または印刷線であっても、同様な効果が得られるのは明らかであろう。
透湿シート45は、図5(b)に示されるように土台60の表面および水切り材10の取付部12に貼付けられるようになる。本発明においては、両面テープ30の粘着面の領域には釘70が打付けられていないので、透湿シート45を両面テープ30全体に均等な貼付力で貼付けることが可能である。従って、貼付後に透湿シート45が両面テープ30から剥離される可能性も大幅に低下させられる。最終的に、図5(b)に示されるように、外装材80を透湿シート45に隣接して配置する。
このように本発明においては、両面テープ30の箇所とは別個に、釘打ち領域36を取付部12に設けている。従って、前述したように釘70の頭部が障害物となることなしに、両面テープ30の離型紙31を円滑に剥離することが可能である。さらに、本発明においては、両面テープ30に直接的に釘70を打付ける必要はないので、透湿シート45が釘70の箇所から剥離するような事態にはならない。つまり、本発明においては、透湿シート45を両面テープ30全体に堅固に貼付けることが可能である。
また、水切り材10は図1に示した形状に限定されない。例えば図2(b)に示されるように、水切り材10の底面部18が取付部12を越えて突出していてもよい。また、図2(c)に示されるように、水切り材10が底面部18を含んでいなくてもよい。さらに、図2(d)に示されるように、前垂れ部16と底面部18との間に突起19が形成されていなくてもよい。このような水切り材10であっても前述したのと同様の効果が得られるのは明らかであろう。
また、図1等から分かるように、釘打ち領域36は両面テープ30の上方に位置するのが好ましい。この場合には、外気に含まれる湿気が施工後に土台60と外装材80との間に流入する可能性を低下することができる。ただし、本発明の第二の実施形態に係る水切り材の斜視図である図6に示されるように、両面テープ30が釘打ち領域36よりも上方に位置決めされていてもよい。この場合にも、前述したのと概ね同様な効果が得られることが分かるであろう。なお、釘打ち領域36を取付部12の中央部乃至下部に設けた場合には、水切り材10を安定して土台60に取付けることができる。
第二の実施形態においては、指標35は両面テープ30と釘打ち領域36との間に配置される。また、釘70を打付けるときに作業者の手が水切り材10の雨水案内部14に干渉するのを避けるために、釘打ち領域36は図1に示した場合よりも幅広に設定するのが好ましい。
図7は本発明の第三の実施形態に係る水切り材の斜視図である。図7においては、両面テープ30に対して幅狭の二つの両面テープ30a、30bが取付部12の前方面に貼付けられている。図示されるように、離型紙31aを備えた第一の両面テープ30aは取付部12の上方端部22からわずかながら離間して配置されている。なお、図面には示さないものの、第一の両面テープ30aが上方端部22に隣接して配置されていてもよい。
さらに、離型紙31bを備えた第二の両面テープ30bが第一の両面テープ30aの下方に離間して取付部12の前方面に貼付けられている。図示されるように、これら両面テープ30a、30bは互いに平行であるのが好ましい。また、指標35は第二の両面テープ30bの下方においてのみ第二の両面テープ30bに隣接して配置されている。そして、これら両面テープ30a、30bの間には、釘打ち領域36が設けられている。
このような第二の実施形態においては、外気に含まれる湿気は、第二の両面テープ30bおよび第一の両面テープ30aの両方を通過する必要がある。言い換えれば、第二の実施形態においては、外気に含まれる湿気が施工後に土台60と外装材80との間に流入する可能性がさらに少なくできる。なお、第二の実施形態において取付部12の高さを高くした場合には、図1等に示したのと同一の幅の両面テープ30を使用できることが分かるであろう。また、両面テープ30a、30bの幅が互いに異なっている場合であっても本発明の範囲に含まれるものとする。
図8(a)から図9(c)のそれぞれは別の実施形態における取付部の正面図である。図8(a)においては、複数の正方形状の貫通孔39が両面テープ30に形成されている。これら貫通孔39は両面テープ30の中央領域において両面テープ30に沿って形成されている。それぞれの貫通孔39は釘70の頭部の外形よりも十分に大きいものとする。なお、これら貫通孔39は両面テープ30にのみ形成されていて、水切り材10の取付部12には形成されていないことに注意されたい。
これら貫通孔39のそれぞれは釘打ち領域36としての役目を果たす。すなわち、作業者は貫通孔39のそれぞれを介して釘70を取付部12に打付け、それにより、水切り材10を土台60に固定する。このため、図8(a)に示される実施形態においては、釘打ち領域36を敢えて設ける必要はなく、両面テープ30の上方に位置する釘打ち領域36を省略することも可能である。言い換えれば、図8(a)に示される実施形態においては、取付部12の寸法(高さ)が比較的小さい場合であっても、釘打ち領域36を確保することが可能である。従って、水切り材10の材料費を抑えることも可能である。なお、当然のことながら、全ての貫通孔39に釘70を打付ける必要はなく、釘70を一つおきの貫通孔39に打付けるようにしてもよい。
さらに、貫通孔39は図8(a)に示される正方形状に限定されるものではなく、他の形状の貫通孔39を採用した場合であっても前述したのと同様な効果が得られるのが分かるであろう。例えば貫通孔39は、図8(b)に示されるような円形であってもよく、図8(c)に示されるような三角形状であってもよく、図9(a)に示されるように六角形状であってもよい。さらに他の形状、例えば他の多角形の貫通孔39を採用することも可能である。
図8(c)に示されるように三角形状の貫通孔39を採用する場合には、隣接する貫通孔39の向きを互いに180°だけ転向させるようにするのが好ましい。これにより、三角形の底辺に対応する両面テープ30の一部分が局所的に脆弱になるのを避けることが可能である。
さらに、図9(b)および図9(c)にそれぞれ示されるように、長方形および長円形の貫通孔39を採用することも可能である。この場合には、一つの貫通孔39に複数の「釘70を打付けることができる。また、図9(b)および図9(c)に示される場合には、貫通孔39の数が少なくて済むので、貫通孔39を比較的短時間で形成できるが分かるであろう。また、複数種類の形状の貫通孔39が両面テープ30に形成されている構成であっても、本発明の範囲に含まれるものとする。
また、本明細書においては単一の金属板からなる水切り材について説明したが、複数の部品を組み合わせて形成された水切り材であっても本発明の範囲に含まれるものとする。また、前述した実施形態のいくつかを適宜組み合わせることが本発明の範囲に含まれるのは、当業者であれば明らかであろう。
本発明の第一の実施形態に係る水切り材の斜視図である。 (a)水切り材の略側面図である。(b)他の指標を備えた水切り材の略側面図である。(c)別の指標を備えた水切り材の略側面図である。(d)さらに別の指標を備えた水切り材の略側面図である。 (a)本発明の第一の実施形態に基づく水切り材の取付方法を説明するための第一の側面図である。(b)本発明の第一の実施形態に基づく水切り材の取付方法を説明するための第二の側面図である。 (a)本発明の第一の実施形態に基づく水切り材の取付方法を説明するための第三の側面図である。(b)本発明の第一の実施形態に基づく水切り材の取付方法を説明するための第四の側面図である。 (a)本発明の第一の実施形態に基づく水切り材の取付方法を説明するための第五の側面図である。(b)本発明の第一の実施形態に基づく水切り材の取付方法を説明するための第六の側面図である。 本発明の第二の実施形態に係る水切り材の斜視図である。 本発明の第三の実施形態に係る水切り材の斜視図である。 (a)別の実施形態における取付部の第一の正面図である。(b)別の実施形態における取付部の第二の正面図である。(c)別の実施形態における取付部の第三の正面図である。 (a)別の実施形態における取付部の第四の正面図である。(b)別の実施形態における取付部の第五の正面図である。(c)別の実施形態における取付部の第六の正面図である。 (a)従来技術における水切り材を土台に取付ける状態を示す第一の図である。(b)従来技術における水切り材を土台に取付ける状態を示す第二の図である。 (a)従来技術における水切り材を土台に取付ける状態を示す第三の図である。(b)従来技術における水切り材を土台に取付ける状態を示す第四の図である。
符号の説明
10 水切り材
12 取付部
14 雨水案内部
16 前垂れ部
18 底面部
19 突起
22 上方端部
26 通気孔
28 切断部
30、30a、30b 両面テープ
31、31a、31b 離型紙
35 指標
36 釘打ち領域
39 貫通孔
40 コンクリート基礎
45 透湿シート
45a 切断片
50 基礎パッキン
60 土台
70 釘
80 外装材

Claims (6)

  1. 土台に取付けるのに使用される取付部と、該取付部の下端から前方へ屈曲されて形成された雨水案内部と、該雨水案内部の先端から下方へ屈曲されて形成された前垂れ部とを少なくとも含む長尺の水切り材において、
    前記取付部の前方面には、前記水切り材を土台に取付けるための釘が打付けられる釘打ち領域と、
    前記水切り材の長手方向に配置された両面テープとが備えられている、水切り材。
  2. さらに、別の両面テープが前記水切り材の長手方向に配置されており、
    前記釘打ち領域は、前記両面テープと前記別の両面テープとの間に位置している請求項1に記載の水切り材。
  3. 前記両面テープには、複数の貫通孔が前記両面テープに沿って形成されており、
    前記両面テープの前記貫通孔が前記釘打ち領域を形成している、請求項1に記載の水切り材。
  4. 前記貫通孔の形状は、円形、三角形、正方形、六角形、長方形および長円形から選択される請求項3に記載の水切り材。
  5. さらに、前記両面テープに貼付けられる通気用シートを前記両面テープに沿って切断するための指標が備えられている請求項1から4のいずれか一項に記載の水切り材。
  6. 前記指標は、前記取付部の前記前方面に印刷された印刷線、前記前方面に形成された凸部、前記前方面に形成された凹部および前記前方面と前記雨水案内部との間に形成された段部から選択される請求項5に記載の水切り材。
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