JP2009197318A - 常温溶融塩浴を用いた電気Al−Zr−Mn合金めっき浴、そのめっき浴を用いためっき方法及びAl−Zr−Mn合金めっき皮膜 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、A)アルミニウムハロゲン化物、(B)N−アルキルピリジニウムハライド類、N−アルキルイミダゾリウムハライド類、N,N’−アルキルイミダゾリウムハライド類、N−アルキルピラゾリウムハライド類、N,N’−アルキルピラゾリウムハライド類、N−アルキルピロリジニウムハライド類及びN,N−アルキルピロリジニウムハライド類からなる群より選ばれる1種又は2種以上の化合物、(C)ジルコニウムハロゲン化物並びに(D)マンガンハロゲン化物を含む電気Al−Zr−Mn合金めっき浴であって、(A)アルミニウムハロゲン化物と(B)化合物とのモル比が1:1〜3:1である、電気Al−Zr−Mn合金めっき浴を提供する。
【選択図】なし
Description
また、本発明は前記電気Al−Zr−Mn合金めっき浴を用いる電気めっき方法を提供する。
さらに、本発明は皮膜中のZrとMnの合計共析率が1〜40重量%であるAl−Zr−Mn合金めっき皮膜を提供する。
本発明で用いる(A)アルミニウムハロゲン化物は、AlX3で表され、Xはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素などのハロゲンであり、塩素もしくは臭素が好ましい。経済性を考慮すると塩素が最も好ましい。
具体的なN−アルキルピリジニウムハライド類としては、例えばN−メチルピリジニウムクロライド、N−メチルピリジニウムブロマイド、N−エチルピリジニウムクロライド、N−エチルピリジニウムブロマイド、N−ブチルピリジニウムクロライド、N−ブチルピリジニウムブロマイド、N−ヘキシルピリジニウムクロライド、N−ヘキシルピリジニウムブロマイド、2−メチル−N−プロピルピリジニウムクロライド、2−メチル−N−プロピルピリジニウムブロマイド、3−メチル−N−エチルピリジニウムクロライド、3−メチル−N−エチルピリジニウムブロマイドなどが挙げられる。
具体的なN−アルキルイミダゾリウムハライド類及びN,N’−アルキルイミダゾリウムハライド類としては、例えば1−メチルイミダゾリウムクロライド、1−メチルイミダゾリウムブロマイド、1−エチルイミダゾリウムクロライド、1−エチルイミダゾリウムブロマイド、1−プロピルイミダゾリウムクロライド、1−プロピルイミダゾリウムブロマイド、1−オクチルイミダゾリウムクロライド、1−オクチルイミダゾリウムブロマイド、1−メチル−3−エチルイミダゾリウムクロライド、1−メチル−3−エチルイミダゾリウムブロマイド、1,3−ジメチルイミダゾリウムクロライド、1,3−ジメチルイミダゾリウムブロマイド、1,3−ジエチルイミダゾリウムクロライド、1,3−ジエチルイミダゾリウムブロマイド、1−メチル−3−プロピルイミダゾリウムクロライド、1−メチル−3−プロピルイミダゾリウムブロマイド、1−ブチル−3−ブチルイミダゾリウムクロライド、1−ブチル−3−ブチルイミダゾリウムブロマイドなどが挙げられる。
具体的なN−アルキルピラゾリウムハライド類及びN,N’−アルキルピラゾリウムハライド類としては、例えば1−メチルピラゾリウムクロライド、1−メチルピラゾリウムブロマイド、1−プロピルピラゾリウムクロライド、1−プロピルピラゾリウムブロマイド、1−ブチルピラゾリウムクロライド、1−ブチルピラゾリウムブロマイド、1−ヘキシルピラゾリウムクロライド、1−ヘキシルピラゾリウムブロマイド、1−メチル−2−エチルピラゾリウムクロライド、1−メチル−2−エチルピラゾリウムブロマイド、1−メチル−2−プロピルピラゾリウムクロライド、1−メチル−2−プロピルピラゾリウムブロマイド、1−プロピル−2−メチルピラゾリウムクロライド、1−プロピル−2−メチルピラゾリウムブロマイド、1−ブチル−2−メチルピラゾリウムクロライド、1−ブチル−2−メチルピラゾリウムブロマイド、1−へキシル−2−メチルピラゾリウムクロライド、1−へキシル−2−メチルピラゾリウムブロマイド、1,2−ジメチルピラゾリウムクロライド、1,2−ジメチルピラゾリウムブロマイド、1,2−ジエチルピラゾリウムクロライド、1,2−ジエチルピラゾリウムブロマイドなどが挙げられる。
具体的なN−アルキルピロリジニウムハライド類及びN,N−アルキルピロリジニウムハライド類としては、例えば1−メチルピロリジニウムクロライド、1−メチルピロリジニウムブロマイド、1,1−ジメチルピロリジニウムクロライド、1−エチル−1−メチルピロリジニウムクロライド、1−エチルピロリジニウムクロライド、1−プロピルピリジニウムクロライド、1−メチル−1−プロピルピリジニウムクロライド、1−ブチル−1−メチルピロリジニウムクロライド、1−エチル−1−プロピルピリジニウムクロライド、1−メチル−1−ヘキシルピリジニウムクロライド、1−ブチルピロリジニウムクロライド、1−エチル−1−メチルピリジニウムクロライドなどが挙げられる。
ジルコニウムハロゲン化物の浴中濃度は、好ましくは4×10-4〜4×10-1モル/lであり、より好ましくは4×10-3〜2×10-1モル/lである。このような浴中濃度とすることで、Al−Zr−Mn合金めっき皮膜中のZr共析率を適切な範囲とすることができ、黒色の粉末として析出することもない。
マンガンハロゲン化物の浴中濃度は、好ましくは8×10-4〜8×10-1モル/lであり、より好ましくは8×10-3〜4×10-1モル/lであり、さらに好ましくは8×10-3〜8×10-2モル/lである。このような浴中濃度とすることで、Al−Zr−Mn合金めっき皮膜中のMn共析率を適切な範囲とすることができ、黒色の粉末として析出することもない。
本発明で(F)有機重合体として用いる脂肪族ジエン系ポリマーとしては、ブタジエン、イソプレン、ペンタジエンなどの重合体などが挙げられる。好ましくは、1,2又は3,4構造の分枝鎖を有する重合体、又はこれらと他の重合性ビニル系モノマーとのコポリマーである。前記ビニル系モノマーとしては、上記スチレン系ポリマーについて記載したものと同様のものが挙げられる。
(F)有機重合体の重量平均分子量は、200〜80000の範囲が好ましい。特に、重量平均分子量が300〜5000程度の低中分子量のポリスチレン及びポリ−α−メチルスチレンは、溶融塩溶解性が良く最も好ましい。その浴中濃度は、0.1〜50g/lの範囲が好ましく、より好ましくは1〜10g/lの範囲である。(F)有機重合体をこのような範囲で用いると、デンドライド析出を防止し、表面平滑効果を発揮し、めっきやけが発生するのを防止できる。
脂肪族アルデヒドは、例えば炭素数2〜12の脂肪族アルデヒドであり、具体的にはトリブロモアセトアルデヒド、メタアルデヒド、2−エチルヘキシルアルデヒド、ラウリルアルデヒドなどが挙げられる。
芳香族アルデヒドは、例えば炭素数7〜10の芳香族アルデヒドであり、具体的には0−カルボキシベンズアルデヒド、ベンズアルデヒド、0−クロルベンズアルデヒド、p−トルアルデヒド、アニスアルデヒド、p−ジメチルアミノベンズアルデヒド、テレフタルアルデヒドなどが挙げられる。
芳香族ケトンとしては、例えば炭素数8〜14の芳香族ケトンであり、具体的にはベンザルアセトン、ベンゾフェノン、アセトフェノン、塩化テレフタロイルベンジルなどが挙げられる。
含窒素不飽和複素環化合物は、例えば炭素数3〜14の窒素複素環化合物であり、具体的にはピリミジン、ピラジン、ピリダジン、s−トリアジン、キノキサリン、フタラジン、1,10−フェナントロリン、1,2,3−ベンゾトリアゾール、アセトグアナミン、塩化シアヌル、イミダゾール−4−アクリル酸などが挙げられる。
S含有複素環化合物は、例えば炭素数3〜14のS含有複素環化合物であり、具体的にはチオウラシル、チオニコチン酸アミド、s−トリチアン、2−メルカプト−4,6−ジメチルピリミジンなどが挙げられる。
S含有置換基を有する芳香族炭化水素は、例えば炭素数7〜20のS含有置換基を有する芳香族炭化水素であり、具体的にはチオ安息香酸、チオインジゴ、チオインドキシル、チオキサンテン、チオキサントン、2−チオクマリン、チオクレゾール、チオジフェニルアミン、チオナフトール、チオフェノール、チオベンズアミド、チオベンズアニリド、チオベンズアルデヒド、チオナフテンキノン、チオナフテン、チオアセトアニリドなどが挙げられる。
芳香族カルボン酸及びその誘導体は、例えば炭素数7〜15の芳香族カルボン酸及びその誘導体であり、具体的には安息香酸、テレフタル酸、安息香酸エチルなどが挙げられる。
二重結合を有する脂肪族カルボン酸及びその誘導体は、例えば炭素数3〜12の二重結合を有する脂肪族カルボン酸及びその誘導体であり、具体的にはアクリル酸、クロトン酸、メタクリル酸、アクリル酸−2−エチルヘキシル、メタクリル酸−2−エチルヘキシルなどが挙げられる。
アセチレンアルコール化合物としては、例えばプロパギルアルコールなどが挙げられる。
フッ素樹脂としては、例えば平均分子量が500〜1300の三フッ化塩化エチレン樹脂などが挙げられる。
(G)光沢剤の浴中濃度は、好ましくは0.001〜0.1モル/lの範囲であり、より好ましくは0.002〜0.02モル/lの範囲である。本発明の電気Al−Zr−Mn合金めっき浴においては、(G)光沢剤をこのような範囲で用いると、平滑効果が得られ、高電流密度でめっきを施した場合でも、黒色スマット状の析出を生じることはない。
本発明の電気Al−Zr−Mn合金めっき浴においては、(E)芳香族炭化水素溶媒、(F)有機重合体及び(G)光沢剤のうちの2種を併用しもてよく、これら3種のすべてを併用してもよい。
ただし、複雑な形状部品をめっきする場合は、着き回り性をよくするために攪拌を行わないか弱くし、0.5〜1A/dm2の低い陰極電流密度で長時間めっきを行うことが望ましい。陽極としては、AlとMnとZr板の組み合わせが望ましいが、Al板又は不溶性陽極でも構わない。ただし、この場合は、アルミニウムハロゲン化物、ジルコニウムハロゲン化物及びマンガンハロゲン化物を補給して浴組成を一定に保持する必要がある。
本発明の電気Al−Zr−Mn合金めっき浴を用いて得られるAl−Zr−Mn合金めっき皮膜中のZrとMnの合計共析率は、好ましくは2〜40重量%(Alは98〜60重量%)であり、より好ましくは3〜35重量%であり、最も好ましくは15〜35重量%である。このようなZrとMnの合計共析率とすることにより、Al−Zr−Mn合金めっき皮膜の耐食性が良好となる。また、好ましくはAl−Zr−Mn合金めっき皮膜中において、Zr共析率は1〜39重量%であり、より好ましくは5〜30重量%であり、さらに好ましくは10〜30重量%であり、最も好ましくは10〜25重量%である。また、好ましくはMnの共析率は1〜39重量%であり、より好ましくは2〜25重量%であり、最も好ましくは3〜20重量%である。鉄素地の防錆、特に疵付き部からの赤さび発生を抑制し、耐食性を良好にする。
本発明の電気Al−Zr−Mn合金めっき浴を用いて得られるAl−Zr−Mn合金めっき皮膜の厚さは、通常2〜40μmであり、好ましくは5〜15μmである。
AlCl3と1−メチル−3プロピルイミダゾリウムブロマイドとを2:1のモル比に混合溶融してなる浴に、芳香族炭化水素溶媒のトルエンを35容量%混合し、塩化マンガン及び塩化ジルコニウムを下記表1の通り添加して電気Al−Zr−Mn合金めっき浴を調製した。次に陰極として用いる鉄板(板厚0.5mm)に対し、前処理として、アルカリ脱脂、アルカリ電解洗浄及び酸洗し、水洗後エチルアルコール洗浄し乾燥を行った。前記鉄板を陰極、アルミニウム板(純度99.9%)を陽極として、乾燥窒素ガス雰囲気中で、60℃に保った前記電気Al−Zr−Mn合金めっき浴に5分間浸漬し、同じめっき浴でパルス電流(デューティー比:1/1、ON時間:10ms、OFF時間:10ms)にてAl−Zr−Mn合金めっきを行った。尚、めっき浴はスターラーで強く攪拌した。表1に、塩化マンガン、塩化ジルコニウムの浴中濃度、電解条件及び得られたAl−Zr−Mn合金めっき皮膜のMnとZrの共析率(%)、耐食性の評価結果を示す。
AlCl3と1−メチル−3プロピルイミダゾリウムブロマイドとを2:1のモル比に混合溶融してなる浴に、塩化マンガン0.02モル/l及び塩化ジルコニウム0.015モル/lを添加した。さらに、下記表2の通り各種添加剤を添加して電気Al−Zr−Mn合金めっき浴を調製した。次に陰極として用いる鉄板(板厚0.5mm)に対し、前処理として、アルカリ脱脂、アルカリ電解洗浄及び酸洗し、水洗後エチルアルコール洗浄し乾燥を行った。前記鉄板を陰極、アルミニウム板(純度99.9%)を陽極として、乾燥窒素ガス雰囲気中で、50℃に保った前記電気Al−Zr−Mn合金めっき浴に5分間浸漬し、同じめっき浴で直流にてAl−Zr−Mn合金めっきを行った。尚、めっき浴はスターラーで攪拌した。表2に、添加剤の浴中濃度、電解条件及び得られたAl−Zr−Mn合金めっき皮膜のMnとZrの共析率(%)、耐食性の評価結果を示す。
溶剤、添加剤未使用の場合の実施例を以下に示す。
AlCl3と1−メチル−3プロピルイミダゾリウムブロマイドとを2:1のモル比に混合溶融してなる浴に、塩化マンガン及び塩化ジルコニウムを下記表3の通り添加して電気Al−Zr−Mn合金めっき浴を調製した。次に陰極として用いる鉄板(板厚0.5mm)に対し、前処理として、アルカリ脱脂、アルカリ電解洗浄及び酸洗し、水洗後エチルアルコール洗浄し乾燥を行った。前記鉄板を陰極、アルミニウム板(純度99.9%)を陽極として、乾燥窒素ガス雰囲気中で、80℃に保った前記電気Al−Zr−Mn合金めっき浴に5分間浸漬し、同じめっき浴でパルス電流(デューティー比:1/1、ON時間:10ms、OFF時間:10ms)にてAl−Zr−Mn合金めっきを行った。尚、めっき浴はスターラーでゆるく攪拌した。表3に、Mn、Zrの浴中濃度、電解条件及び得られたAl−Zr−Mn合金めっき皮膜のMnとZrの共析率(%)、耐食性の評価結果を示す。
AlCl3と1−メチル−3プロピルイミダゾリウムブロマイドとを2:1のモル比に混合溶融してなる浴に、下記表3の通り各種添加剤を添加して電気Alめっき浴を調製した。次に陰極として用いる鉄板(板厚0.5mm)に対し、前処理として、アルカリ脱脂、アルカリ電解洗浄及び酸洗し、水洗後エチルアルコール洗浄し乾燥を行った。前記鉄板を陰極、アルミニウム板(純度99.9%)を陽極として、乾燥窒素ガス雰囲気中で、50℃に保った前記電気Alめっき浴に5分間浸漬し、同じめっき浴で直流にてAlめっきを行った。尚、めっき浴はスターラーで攪拌した。表3に、添加剤の浴中濃度、電解条件及び得られたAlめっき皮膜の耐食性の評価結果を示す。
AlCl3と1−メチル−3プロピルイミダゾリウムブロマイドとを2:1のモル比に混合溶融してなる浴に、塩化マンガンを下記表4の通り添加して電気Al−Mn合金めっき浴を調製した。次に陰極として用いる鉄板(板厚0.5mm)に対し、前処理として、アルカリ脱脂、アルカリ電解洗浄及び酸洗し、水洗後エチルアルコール洗浄し乾燥を行った。前記鉄板を陰極、アルミニウム板(純度99.9%)を陽極として、乾燥窒素ガス雰囲気中で、50℃に保った前記電気Al−Mn合金めっき浴に5分間浸漬し、同じめっき浴で直流にてAl−Mn合金めっきを行った。尚、めっき浴はスターラーで攪拌した。表4に、塩化マンガンの浴中濃度、電解条件及び得られたAl−Mn合金めっき皮膜のMnの共析率(%)、耐食性の評価結果を示す。
Al合金めっき皮膜のMn及びZr共析率(%)並びに厚さは、蛍光X線分析装置(エスアイアイ・ナノテクノロジー(株)製、マイクロエレメントモニターSEA5120)を用いて測定した。
SSTでの赤錆発生時間は、塩水噴霧試験方法(JIS Z2371)に従って測定した。
Claims (10)
- (A)アルミニウムハロゲン化物、(B)N−アルキルピリジニウムハライド類、N−アルキルイミダゾリウムハライド類、N,N’−アルキルイミダゾリウムハライド類、N−アルキルピラゾリウムハライド類、N,N’−アルキルピラゾリウムハライド類、N−アルキルピロリジニウムハライド類及びN,N−アルキルピロリジニウムハライド類からなる群より選ばれる1種又は2種以上の化合物、(C)ジルコニウムハロゲン化物並びに(D)マンガンハロゲン化物を含む電気Al−Zr−Mn合金めっき浴であって、(A)アルミニウムハロゲン化物と(B)化合物とのモル比が1:1〜3:1である、電気Al−Zr−Mn合金めっき浴。
- (C)ジルコニウムハロゲン化物の浴中濃度が4×10-4〜4×10-1モル/lであり、(D)マンガンハロゲン化物の浴中濃度が8×10-4〜8×10-1モル/lである、請求項1記載の電気Al−Zr−Mn合金めっき浴。
- (E)芳香族炭化水素溶媒を、50容量%を超えない範囲で含有する、請求項1又は2記載の電気Al−Zr−Mn合金めっき浴。
- (F)スチレン系ポリマー及び脂肪族ジエン系ポリマーからなる群より選ばれる1種又は2種以上の有機重合体を0.1〜50g/l含有する、請求項1〜3のいずれか1項記載の電気Al−Zr−Mn合金めっき浴。
- (G)光沢剤を0.001〜0.1モル/l含有する、請求項1〜4のいずれか1項記載の電気Al−Zr−Mn合金めっき浴。
- 請求項1〜5のいずれか1項記載の電気Al−Zr−Mn合金めっき浴を用いる電気めっき方法。
- 電気めっきをパルス電流及び/又は強制攪拌下で行う請求項6記載のめっき方法。
- 皮膜中のZrとMnの合計共析率が2〜40重量%であるAl−Zr−Mn合金めっき皮膜。
- 皮膜中のZr共析率が1〜39重量%であり、Mnの共析率が1〜39重量%であるAl−Zr−Mn合金めっき皮膜。
- 鉄素地上に被覆された請求項9記載のAl−Zr−Mn合金めっき皮膜。
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