JP2009196602A - 重荷重用空気入りタイヤ - Google Patents

重荷重用空気入りタイヤ

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Abstract

【課題】他性能を悪化させずに高い安定性を得ることのできる重荷重用空気入りタイヤを提供すること。
【解決手段】標準空気圧の10%の内圧を充填したときの断面形状において、リム径とカーカスの本体部14Aの外径との差の1/2をカーカス断面高さ寸法SHとしたときに、本体部14Aの最大幅位置Cをタイヤ回転中心からタイヤ径方向外側へ0.6〜0.7SHの範囲内とし、標準空気圧の10%の内圧を充填したときの断面形状においてタイヤ赤道面から最大幅位置Cまでのタイヤ回転軸に沿って計測した距離をW、標準空気圧の100%の内圧を充填したときのタイヤ赤道面からカーカスの本体部14Aの最大幅位置Bまでのタイヤ回転軸に沿って計測した距離をWとしたときに、0.90×W≦W≦0.96×Wを満たすことで、部材の追加や重量増を伴うことなく内圧充填時の前後ばねを高め、タイヤの安定性を高めることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、重荷重用空気入りタイヤに係り、特には、安定性を向上させた重荷重用空気入りタイヤに関する。
例えば、ローダー等の建設車両の安定性には、タイヤの前後ばねの寄与が大きい。タイヤの前後ばねをアップさせる手段としては例えば以下のような方法がある。
(1)カーカスに補強層を配置する。
(2)サイド部にインナーパッドを配置する。すでにインナーパッドが配置されている場合にはゲージをアップする(例えば、特許文献1参照)。
(3) カーカスコードの剛性をアップする。
(4) タイヤ断面積を大きくすることでエアボリュームをアップする。
特開2002−264616号公報
ローダー用の重荷重用空気入りタイヤでは、車両の作業時(積荷の上げ下げ、移動等)に車両に揺れ等の問題が発生すると作業性が悪化するという問題があり、その問題を解決すべく上記の手段にて車両の安定性を向上させる構造が発明されたが、いずれも、部材あるいは重量増を伴う問題がある。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、部材、及び重量アップに伴うコストアップ、あるいは燃費悪化を回避しつつ、高い安定性を得ることのできる重荷重用空気入りタイヤを提供することが目的である。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであって、請求項1に記載の発明は、タイヤ赤道面を挟んで一方のビードコアと他方のビードコアをトロイド状に跨るカーカス、及び前記カーカスのタイヤ径方向外側に配置されたベルトを備えた重荷重用空気入りタイヤであって、前記カーカスは、前記一方のビードコアから前記他方のビードコアへ延びる本体部と、前記ビードコアをタイヤ径方向内側から外側へ向けて折り返す折返し部とを備え、標準リムに組み付けて標準空気圧の10%の内圧を充填したときのタイヤ回転軸に沿った断面形状において、前記標準リムのリム径と前記カーカスの本体部の外径との差の1/2をカーカス断面高さ寸法SHとしたときに、前記カーカスの本体部の最大幅位置Cは、タイヤ回転中心からタイヤ径方向外側へ0.6〜0.7SHの範囲内にあり、前記標準リムに組み付けて前記標準空気圧の10%の内圧を充填したときのタイヤ回転軸に沿った断面形状においてタイヤ赤道面から前記カーカスの本体部の最大幅位置Cまでのタイヤ回転軸に沿って計測した距離をW、前記標準リムに組み付けて前記標準空気圧の100%の内圧を充填したときのタイヤ回転軸に沿った断面形状においてタイヤ赤道面から前記カーカスの本体部の最大幅位置Bまでのタイヤ回転軸に沿って計測した距離をWとしたときに、0.90×W≦W≦0.96×Wを満たす、ことを特徴としている。
次に、請求項1に記載の重荷重用空気入りタイヤの作用を説明する。
一般に、タイヤサイド部の剛性を高めることで空気入りタイヤの前後ばねを高められることが知られているが、タイヤサイド部に補強を加えたり、ゲージを厚くするのでは、部材が増加したり、タイヤ重量が増える問題がある。
請求項1に記載の重荷重用空気入りタイヤでは、カーカスの断面形状を上記のように最適化することで、タイヤサイド部において内圧充填時のタイヤ幅方向外側への膨出変形量が多くなる。このため、内圧を零から標準空気圧の100%にすると、タイヤサイド部のカーカスに大きな張力が作用してタイヤサイド部の剛性が高くなり、タイヤの重量を増やすことなくタイヤの前後ばねを増大できる。
なお、カーカスの本体部の最大幅位置Cが、タイヤ回転中心からタイヤ径方向外側へ0.6SH未満になると、タイヤの前後ばねを十分に増大できない(ビード部の曲率が小さくなるため)。
一方、カーカスの本体部の最大幅位置Cが、タイヤ回転中心からタイヤ径方向外側へ0.7SHよりも超えてしまうと、ベルト耐久性が低下する(ベルト張力減少のため。)。
また、0.9×W>Wになると、タイヤの前後ばねを十分に増大できない(エアボリュームが小さくなるため。)。
一方、W>0.96×Wになると、タイヤの前後ばねを十分に増大させることが出来なくなる(ビード部の曲率が小さくなるため。)。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の重荷重用空気入りタイヤにおいて、前記標準リムに組み付けてタイヤ回転軸に沿った断面で見た時に、タイヤ回転軸からタイヤ径方向外側へリム径の1/2離間した位置を通ると共に前記タイヤ回転軸に平行な基準仮想線をL、前記標準空気圧の10%の内圧を充填したときの前記カーカスの本体部の厚み中心線上において、前記基準仮想線Lからタイヤ径方向外側へ0.29SH離間した点をA、前記標準空気圧の100%の内圧を充填したときの前記カーカスの本体部の厚み中心線上において、前記基準仮想線Lからタイヤ径方向外側へ0.29SH離間した点をA’、前記最大幅位置Bを通り前記タイヤ回転軸に平行な仮想線と、前記標準空気圧の100%の内圧を充填したときの前記カーカスの本体部の厚み中心線とが交差する点をBc、前記最大幅位置Cを通り前記タイヤ回転軸に平行な仮想線と、前記標準空気圧の10%の内圧を充填したときの前記カーカスの本体部の厚み中心線とが交差する点をCc、前記標準空気圧の100%の内圧を充填したときの前記ベルトの幅方向端部を通る前記カーカスの本体部の法線と、前記標準空気圧の100%の内圧を充填したときの前記カーカスの本体部の厚み中心線とが交差する点をDa、前記標準空気圧の10%の内圧を充填したときの前記ベルトの幅方向端部を通る前記カーカスの本体部の法線と、前記標準空気圧の10%の内圧を充填したときの前記カーカスの本体部の厚み中心線とが交差する点をDb、前記標準空気圧の100%の内圧を充填したときの前記ビードコアの径方向外側端を通り前記タイヤ回転軸に平行な仮想線と、前記標準空気圧の100%の内圧を充填したときの前記カーカスの本体部の厚み中心線とが交差する点をE、前記標準空気圧の100%の内圧を充填したときの前記点Da、前記点Bc、及び前記点Eを通る仮想円弧の曲率半径をRa、前記標準空気圧の10%の内圧を充填したときの前記点Ccと前記点Aとの間における前記カーカスの本体部の厚み中心線の平均曲率半径をR、前記標準空気圧の10%の内圧を充填したときの前記点Ccと前記点Dbとの間における前記カーカスの本体部の厚み中心線の平均曲率半径をRとしたときに、Ra<R、R<Raを満足する、ことを特徴としている。
次に、請求項2に記載の重荷重用空気入りタイヤの作用を説明する。
請求項2に記載の重荷重用空気入りタイヤでは、Ra<R、R<Raを同時に満足しているので、内圧を標準空気圧の100%にした際にタイヤの前後ばねを増大させるに十分な剛性をタイヤサイド部に持たせることができる。
以上説明したように本発明の重荷重用空気入りタイヤによれば、部材、及び重量アップに伴うコストアップ、あるいは燃費悪化を回避しつつ、高い安定性を得ることができる、という優れた効果を有する。
以下に、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤ10を図1乃至図7に従って説明する。
図1に示す本実施形態の空気入りタイヤ10は建設車両用タイヤであり、1対のビードコア12を備え、一方のビードコア12から他方のビードコア12(なお、図1では、タイヤ赤道面CLの反対側の図示を省略している。)にカーカス14がトロイド状に跨っている。
カーカス14は、1枚以上のカーカスプライ16から構成されており、カーカスプライ16の端部は、タイヤ内側から外側へ向けてビードコア12を折り返している。
一方のビードコア12から他方のビードコア12へ延びるカーカス14の本体部16Aと、ビードコア12を折り返している折返し部16Bとの間には、断面略三角形のビードフィラー18が配置されている。
カーカス14のタイヤ径方向外側には、複数枚のベルトプライ20からなるベルト22が配置されている。
ベルト22のタイヤ径方向外側にはトレッドゴム層24が配置され、カーカス14のタイヤ軸方向外側にはサイドゴム層26が配置されている。
また、空気入りタイヤ10の内面には、インナーライナー28が配置されている。
ここで、図2には、タイヤ回転軸に沿った断面で見たときのカーカス14が記載されており、実線は、空気入りタイヤ10を標準リム(図示省略)に装着して標準空気圧の10%内圧を付与したときのカーカス14を示しており、点線は標準空気圧の100%内圧を付与した時のカーカス14を示している。
ここで、日本において、「標準リム」とはJATMA(日本自動車タイヤ協会)のYear Book2008年度版で規定のリムであり、「標準空気圧」とはJATMA(日本自動車タイヤ協会)のYear Book2008年度版の最大負荷能力(内圧−負荷能力対応表の太字荷重)に対応する空気圧(最大空気圧)である。
日本以外では、「標準空気圧」とは下記規格に記載されている単輪の最大荷重(最大負荷能力)に対応する空気圧のことであり、「標準リム」とは下記規格に記載されている適用サイズにおける標準リム(または、”Approved Rim" 、”Recommended Rim")のことである。
規格は、タイヤが生産又は使用される地域に有効な産業規格によって決められており、例えば、アメリカ合衆国では、”The Tire and Rim Association Inc. のYear Book ”であり、欧州では”The European Tire and Rim Technical OrganizationのStandards Manual”である。
図2示すように、本実施形態の空気入りタイヤ10は、上記標準空気圧の100%内圧を充填したときのタイヤ回転軸(図示省略)に沿ったカーカス14の断面形状(点線で図示)においてタイヤ赤道面CLからカーカス14の最大幅位置Bまでのタイヤ回転軸に沿って計測した距離をW、標準リムに組み付けて標準空気圧の10%の内圧を充填したときのタイヤ回転軸に沿ったカーカス14の断面形状(実線で図示)においてタイヤ赤道面CLからカーカス14の最大幅位置Cまでのタイヤ回転軸に沿って計測した距離をWとしたときに、0.90×W≦W≦0.96×Wを満たすようになっている。
また、空気入りタイヤ10は、標準リムに組み付けて標準空気圧の10%の内圧を充填したときのタイヤ回転軸に沿った断面形状において、標準リムのリム径とカーカス14の本体部14Aの外径との差の1/2をカーカス断面高さ寸法SHとしたときに、カーカス14の本体部14Aの最大幅位置Cは、タイヤ回転中心からタイヤ径方向外側へ0.6〜0.7SHの範囲内にある。
さらに空気入りタイヤ10は、標準リムに組み付けてタイヤ回転軸に沿った断面で見た時に、タイヤ回転軸からタイヤ径方向外側へリム径の1/2離間した位置を通ると共にタイヤ回転軸に平行な基準仮想線をL、標準空気圧の10%の内圧を充填したときのカーカス14の本体部14Aの厚み中心線上において、基準仮想線Lからタイヤ径方向外側へ0.29SH離間した点をA(図3参照)、標準空気圧の100%の内圧を充填したときのカーカス14の本体部14Aの厚み中心線上において(カーカス14が複数枚のカーカスプライ14からなる場合は図4参照)、基準仮想線Lからタイヤ径方向外側へ0.29SH離間した点をA’(図3参照)、最大幅位置Bを通りタイヤ回転軸に平行な仮想線と標準空気圧の100%の内圧を充填したときのカーカス14の本体部14Aの厚み中心線とが交差する点をBc(図5参照)、最大幅位置Cを通りタイヤ回転軸に平行な仮想線と標準空気圧の10%の内圧を充填したときのカーカス14の本体部14Aの厚み中心線とが交差する点をCc(図6参照)、標準空気圧の100%の内圧を充填したときのベルト22の幅方向端部を通るカーカス14の本体部14Aの法線と標準空気圧の100%の内圧を充填したときのカーカス14の本体部14Aの厚み中心線とが交差する点をDa(図7参照)、標準空気圧の10%の内圧を充填したときのベルト22の幅方向端部を通るカーカス14の本体部14Aの法線と標準空気圧の10%の内圧を充填したときのカーカス14の本体部14Aの厚み中心線とが交差する点をDb(図示省略)、標準空気圧の100%の内圧を充填したときのビードコア12の径方向外側端を通りタイヤ回転軸に平行な仮想線と標準空気圧の100%の内圧を充填したときのカーカス14の本体部14Aの厚み中心線とが交差する点をE(図2参照)、標準空気圧の100%の内圧を充填したときの点Da、点Bc、及び点Eを通る仮想円弧の曲率半径をRa(図2参照)、標準空気圧の10%の内圧を充填したときの点Ccと点Aとの間におけるカーカス14の本体部14Aの厚み中心線の平均曲率半径をR(図2参照)、標準空気圧の10%の内圧を充填したときの点Ccと点Dbとの間におけるカーカス14の本体部14Aの厚み中心線の平均曲率半径をR(図2参照)としたときに、Ra<R、R<Raを同時に満足することが好ましい。
なお、上述した様にカーカス14の断面形状を決めるためには、例えば、サイドゴム層26の厚さ及び剛性(ゴム硬度)、トレッドゴム層24の厚さ及び剛性(ゴム硬度)、ベルト22の幅及び剛性(コードの太さ、打ち込み数、タイヤ周方向に対する角度、プライの枚数等)、ビード部からトレッドへ渡っての補強部材、加硫モールドの内面形状等を種々決定することで行うことが出来る。
また、リムに装着した空気入りタイヤ10のカーカス14の形状は、例えば、X線による撮影(CTスキャン等)によって測定できる。
(作用)
次に、本実施形態の空気入りタイヤ10の作用を説明する。
本実施形態の空気入りタイヤ10では、カーカス14の断面形状を上記のように最適化したので、タイヤサイド部において内圧充填時のタイヤ幅方向外側への膨出変形量を多くでき、内圧を標準空気圧の100%にすることで、タイヤサイド部のカーカス14に大きな張力を発生させてタイヤサイド部の剛性を高くでき、これにより、タイヤの重量を増やすことなくタイヤの前後ばねを増大することができる。
なお、カーカスの最大幅位置Cが、タイヤ回転中心からタイヤ径方向外側へ0.6SH未満になると、空気入りタイヤ10の前後ばねを十分に増大できない(ビード部の曲率が小さくなるため)。
一方、カーカスの最大幅位置Cが、タイヤ回転中心からタイヤ径方向外側へ0.7SHよりも超えてしまうと、ベルト耐久性が低下する(ベルト22の張力減少のため。)。
また、0.90×W>Wになると、空気入りタイヤ10の前後ばねを十分に増大できない(エアボリュームが小さくなるため。)。
一方、W>0.96×Wになると、タイヤの前後ばねを十分に増大させることが出来なくなる(ビード部の曲率が小さくなるため。)。
[その他の実施形態]
上記実施形態では、本発明を建設車両用タイヤに適用した例を示したが、本発明は他の種類のタイヤに適用することも出来る。
(試験例)
本発明の効果を確かめるために、従来例の空気入りタイヤ、及び本発明の適用された実施例の空気入りタイヤを試作し、タイヤの前後ばね(定数)、安定性実車フィーリングの比較を行った。
従来例と実施例とでは、下記の表1に記載した通り、カーカスの形状(最大幅位置Cの高さ、及びタイヤ赤道面〜最大幅位置Cの距離W)が異なっている他は、全て同等の構造である。
タイヤの前後ばね(定数)の試験方法:一般的に知られている様に、標準リムに装着して標準空気圧を充填したタイヤを路面上で荷重をかけ、リムを回転しないように固定し、路面またはタイヤを前後方向に移動させ、そのときの前後力Fと移動量Xから前後ばね(=F/X)が求められる。なお、試験は、タイヤを19.50/2.5のリムに装着して内圧を500kPa、荷重を12.15tonとして行った。
評価は、従来例の前後ばねを100とする指数表示とし、数値が大きいほど前後ばねが大きいことを表している。
安定性実車フィーリング:実作業を行ってフィーリングを確かめた。なお、試験は、タイヤを19.50/2.5のリムに装着して内圧を500kPa、荷重を12.15tonとして行った。
評価は、従来例を基準とするフィーリング相対評価とした。
Figure 2009196602
本発明の一実施形態に係る重荷重用空気入りタイヤの断面図である。 カーカスを示す断面図である。 点A付近のカーカスの拡大断面図である。 点A付近の他の実施形態に係るカーカスの拡大断面図である。 B付近のカーカスの拡大断面図である。 C付近のカーカスの拡大断面図である。 ベルト端付近の拡大断面図である。
符号の説明
10 重荷重用空気入りタイヤ
12 ビードコア
14 カーカス
16 カーカスプライ
18 ビードフィラー
22 ベルト
24 トレッドゴム層
26 サイドゴム層
A 点
B 最大幅位置
Bc 点
C 最大幅位置
Cc 点
CL タイヤ赤道面
Da 点
Db 点
E 点
基準仮想線
SH 寸法

Claims (2)

  1. タイヤ赤道面を挟んで一方のビードコアと他方のビードコアをトロイド状に跨るカーカス、及び前記カーカスのタイヤ径方向外側に配置されたベルトを備えた重荷重用空気入りタイヤであって、
    前記カーカスは、前記一方のビードコアから前記他方のビードコアへ延びる本体部と、前記ビードコアをタイヤ径方向内側から外側へ向けて折り返す折返し部とを備え、
    標準リムに組み付けて標準空気圧の10%の内圧を充填したときのタイヤ回転軸に沿った断面形状において、前記標準リムのリム径と前記カーカスの本体部の外径との差の1/2をカーカス断面高さ寸法SHとしたときに、前記カーカスの本体部の最大幅位置Cは、タイヤ回転中心からタイヤ径方向外側へ0.6〜0.7SHの範囲内にあり、
    前記標準リムに組み付けて前記標準空気圧の10%の内圧を充填したときのタイヤ回転軸に沿った断面形状においてタイヤ赤道面から前記カーカスの本体部の最大幅位置Cまでのタイヤ回転軸に沿って計測した距離をW、前記標準リムに組み付けて前記標準空気圧の100%の内圧を充填したときのタイヤ回転軸に沿った断面形状においてタイヤ赤道面から前記カーカスの本体部の最大幅位置Bまでのタイヤ回転軸に沿って計測した距離をWとしたときに、
    0.90×W≦W≦0.96×Wを満たす、ことを特徴とする重荷重用空気入りタイヤ。
  2. 前記標準リムに組み付けてタイヤ回転軸に沿った断面で見た時に、タイヤ回転軸からタイヤ径方向外側へリム径の1/2離間した位置を通ると共に前記タイヤ回転軸に平行な基準仮想線をL
    前記標準空気圧の10%の内圧を充填したときの前記カーカスの本体部の厚み中心線上において、前記基準仮想線Lからタイヤ径方向外側へ0.29SH離間した点をA、
    前記標準空気圧の100%の内圧を充填したときの前記カーカスの本体部の厚み中心線上において、前記基準仮想線Lからタイヤ径方向外側へ0.29SH離間した点をA’、
    前記最大幅位置Bを通り前記タイヤ回転軸に平行な仮想線と、前記標準空気圧の100%の内圧を充填したときの前記カーカスの本体部の厚み中心線とが交差する点をBc、
    前記最大幅位置Cを通り前記タイヤ回転軸に平行な仮想線と、前記標準空気圧の10%の内圧を充填したときの前記カーカスの本体部の厚み中心線とが交差する点をCc、
    前記標準空気圧の100%の内圧を充填したときの前記ベルトの幅方向端部を通る前記カーカスの本体部の法線と、前記標準空気圧の100%の内圧を充填したときの前記カーカスの本体部の厚み中心線とが交差する点をDa、
    前記標準空気圧の10%の内圧を充填したときの前記ベルトの幅方向端部を通る前記カーカスの本体部の法線と、前記標準空気圧の10%の内圧を充填したときの前記カーカスの本体部の厚み中心線とが交差する点をDb、
    前記標準空気圧の100%の内圧を充填したときの前記ビードコアの径方向外側端を通り前記タイヤ回転軸に平行な仮想線と、前記標準空気圧の100%の内圧を充填したときの前記カーカスの本体部の厚み中心線とが交差する点をE、
    前記標準空気圧の100%の内圧を充填したときの前記点Da、前記点Bc、及び前記点Eを通る仮想円弧の曲率半径をRa、
    前記標準空気圧の10%の内圧を充填したときの前記点Ccと前記点Aとの間における前記カーカスの本体部の厚み中心線の平均曲率半径をR
    前記標準空気圧の10%の内圧を充填したときの前記点Ccと前記点Dbとの間における前記カーカスの本体部の厚み中心線の平均曲率半径をRとしたときに、
    Ra<R、R<Raを満足する、ことを特徴とする請求項1に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
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