JP2009196485A - ハイブリッド車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハイブリッド車両の引きずり損失の測定の際に、車速に対する引きずり損失を線形に近づける。
【解決手段】ハイブリッド車両10の制御部50は、シャシ台61における引きずり損失測定の際に、車速に応じたドライブシャフト32の回転数が所定の回転数よりも高い場合には、第2モータジェネレータ22への電流を遮断するシャットダウン運転モードから第2モータジェネレータ22で発生する逆起電力と同等の電力を第2モータジェネレータ22に供給して第2モータジェネレータ22に流れる電流を略ゼロとするゼロ電流運転モードに変更する。
【選択図】図1
【解決手段】ハイブリッド車両10の制御部50は、シャシ台61における引きずり損失測定の際に、車速に応じたドライブシャフト32の回転数が所定の回転数よりも高い場合には、第2モータジェネレータ22への電流を遮断するシャットダウン運転モードから第2モータジェネレータ22で発生する逆起電力と同等の電力を第2モータジェネレータ22に供給して第2モータジェネレータ22に流れる電流を略ゼロとするゼロ電流運転モードに変更する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ハイブリッド車両のモータジェネレータの運転に関する。
ハイブリッド車両は、エンジンとモータの2種類の動力源を組み合わせて走行するもので、エンジンで発電機を駆動し、発電した電力によってモータが車輪を駆動するシリーズハイブリッドシステムを搭載したものと、エンジンとモータが車輪を駆動する方式で、二つの駆動力を状況に応じて使うことができるパラレルハイブリッドシステムを搭載したものと、この双方の特徴を組み合わせたシリーズ・パラレルハイブリッドシステムを搭載したものがある。このようなハイブリッド車両は、モータ又はモータジェネレータを駆動するために充電、放電の可能な二次電池を備えており、要求動力が小さいときや始動の際など車速が低いときには、二次電池の電力を用いてモータ又はモータジェネレータのみで車両を駆動する場合が多い。モータジェネレータの回転数は、インバータ等により自在に制御することができるため、ハイブリッド車両では車両駆動軸とモータジェネレータの出力軸との間には従来のエンジン車のようなクラッチが設けられていない場合が多い。
このように、車両駆動軸とモータジェネレータとの間にクラッチがない場合、車両が高速走行状態となると、車両駆動軸の回転数の上昇に伴ってモータジェネレータの回転数も上昇してしまう。一方、車両のシフトポジションがニュートラルの場合には、インバータを遮断して電流がモータジェネレータに流れないようにするシャットダウン制御が行われる。ところが、車両が高速走行状態において、インバータのシャットダウン制御によってインバータとモータジェネレータとを遮断すると、高速回転しているモータジェネレータによって高圧の逆起電力が発生することがある。このような高い逆起電力が発生するとモータジェネレータのコイルの温度の上昇等によってモータジェネレータの寿命を縮めてしまう原因となる。
そこで、シフトポジションがニュートラルで、モータジェネレータの回転数が所定の回転数以上になった場合には、モータジェネレータの制御をシャットダウン制御からモータの出力トルクがゼロとなるようにモータジェネレータに電流を流すゼロトルク制御に変更する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、ハイブリッド車両では、シフトポジションがニュートラルの場合でもエンジンをリーン限界または燃焼限界で運転することがある。限界点近傍でエンジンを運転した場合にはエンジンにトルク変動が生じ、そのトルク変動によって車両駆動軸に接続されているモータジェネレータに動力が伝達される場合がある。シフトポジションがニュートラルの場合に車両駆動軸に動力が伝達されてしまうと運転者の意図と異なる動きとなるため、運転者に不快感を与える場合があった。このため、エンジンのトルク変動に合わせて車両駆動軸に接続されているモータジェネレータにトルク反力を出力させるようにして、シフトポジションがニュートラルの場合に車両駆動軸に伝達される動力を低減する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
ところで、車両は、燃費等の走行試験を行う場合が多い。このような試験は精密な測定を行うため、実際に車両を走行させて燃費を測定するのではなく、各種の測定装置が備え付けられたシャシ台の上で車両の車輪を回転させ、その消費燃料や走行抵抗から燃費を算出することが行われている。走行抵抗は、車両の速度に比例する機械的ロスである引きずり損失と、車両の走行速度の2乗に比例する空気抵抗とがあり、引きずり損失はシャシ台の試験によって測定し、空気抵抗については風洞などを使って測定する場合が多い。
従来のガソリン車両のように車両駆動軸とエンジンとの間にクラッチを備える車両では、引きずり損失を測定する場合にクラッチによってエンジンと変速機との間を切り離し、シフトポジションをニュートラルとしてエンジンを除く駆動系の抵抗を測定することができるが、ハイブリッド車両では、車両駆動軸とモータジェネレータとの間にクラッチが無いので、シフトポジションがニュートラルの場合でもモータジェネレータの回転抵抗を含めた引きずり損失を測定することが行われる。この場合、モータジェネレータはシャットダウン制御によりインバータと遮断されるが、モータジェネレータの回転数が所定の回転数よりも高い回転数となった場合には、モータジェネレータに高圧の逆起電力がかかることを防止するためにゼロトルク制御に切り換えられる方法が用いられることがある。
しかし、高速走行状態においてシャットダウン制御からゼロトルク制御に切り換えた際には、それまでマイナスであったモータジェネレータのトルクを急にゼロにするように電流が流れることとなる。このため図4に示すように、モータジェネレータの抵抗が急に低下し、測定している引きずり損失が車速に対して線形から外れてくる場合がある。一方、走行抵抗試験においては、別々に測定された引きずり損失、空気抵抗による損失などを総合して走行抵抗を算出するので、各損失は数式で近似された後、1つの抵抗計算式に統合される。この場合、引きずり損失は線形近似として扱っているため、測定された車速に対する引きずり損失が線形からずれた場合には、全体の走行抵抗計算に誤差が生じ、燃費の計算に誤差が生じてしまうという問題があった。
本発明は、ハイブリッド車両の引きずり損失の測定の際に、車速に対する引きずり損失を線形に近づけることを目的とする。
エンジンとモータジェネレータとが遊星歯車装置を介して接続され、モータジェネレータが車両駆動軸と接続されるハイブリッド駆動機構と、モータジェネレータへの供給電力を増減する制御部と、を含むハイブリッド車両であって、制御部は、シフトポジションをニュートラルとして車速に応じた回転数で外部から車両駆動軸を回転させることによって車速に対するハイブリッド駆動機構の回転損失を測定する際に、車速に応じた車両駆動軸の回転数が所定の回転数よりも高い場合には、モータジェネレータへの電流を遮断するシャットダウン運転モードからモータジェネレータで発生する逆起電力と同等の電力をモータジェネレータに供給してモータジェネレータに流れる電流を略ゼロとするゼロ電流運転モードに変更するモータジェネレータ運転モード変更手段を備えること、を特徴とする。
本発明のハイブリッド車両において、モータジェネレータに供給する電力を調整するインバータと、モータジェネレータに流れる電流を検出する電流センサを備え、シャットダウン運転モードは、インバータの各素子を遮断状態としてモータジェネレータへの電力供給を遮断し、ゼロ電流運転モードは、モータジェネレータに流れる電流を略ゼロとするようにインバータからモータジェネレータへの供給電流を増減させること、としても好適である。
本発明のハイブリッド車両において、制御部は、車速に応じた回転数で外部から車両駆動軸を回転させ、車速に対するハイブリッド駆動機構の回転損失特性を取得するハイブリッド車両用回転損失測定装置からの指令によって、モータジェネレータへの電力供給をシャットダウン運転モードからゼロ電流運転モードに切り換えること、としても好適である。
本発明は、ハイブリッド車両の引きずり損失の測定の際に、車速に対する引きずり損失を線形に近づけることができるという効果を奏する。
以下本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に示すように、ハイブリッド車両10は、エンジン12と、第1モータジェネレータ16(発電機)と、第2モータジェネレータ22(モータ)と、動力分割機構20および減速ギヤ26,30,31を備えている。エンジン12の出力は、動力分割機構20により2分され、その出力の一方は第2モータジェネレータ22(モータ)と車輪に、他方は第1モータジェネレータ16(発電機)に伝達され、エンジン12の動力は機械的なものと電気的なものとの2つの経路によって車輪34に伝達される。
動力分割機構20は、遊星歯車(プラネタリーギヤ)によって構成されており、各構成ギヤの比率でエンジン12のトルクを動力出力軸19と第1モータジェネレータ16(発電機)に分割している。歯車機構内部のキャリア20cの回転軸は、回転変動を吸収するダンパ装置14を介してエンジン12と連結され、ピニオンギヤ20pを通じて外周のリングギヤ20rおよび内側のサンギヤ20sに動力を伝達する。サンギヤ20sの回転軸24は第1モータジェネレータ16(発電機)に連結され、リングギヤ20rは第2モータジェネレータ22(モータ)の回転子22rに直結され、、回転子22rの回転軸18は第2モータジェネレータ22(モータ)と動力出力軸19に直結している。動力出力軸19は減速ギヤ26,30,31を介してディファレンシャル33に駆動力を伝達するように構成され、ディファレンシャル33は車両駆動軸であるドライブシャフト32を介して車輪34に接続されている。このように、第2モータジェネレータ22(モータ)によるリングギヤ20rの回転が減速ギヤ26,30,31を介しドライブシャフト32と車輪34を駆動している構成となっている。ドライブシャフト32と第2モータジェネレータ22(モータ)との間にはクラッチは設けられていない。また、ハイブリッド車両10の車室内には、シフトレバー47が設けられている。
ハイブリッド車両10は、充放電可能な二次電池40の直流電力を各モータジェネレータ16,22駆動用の交流電力に変換すると共に、各モータジェネレータ16,22の交流の発電電力を二次電池40に充電するために直流電力に変換する第1、第2インバータ36,37と、二次電池40からの電圧を駆動用電圧に昇圧すると共に発電電圧を二次電池40への充電電圧に降圧するDC/DCコンバータ39と、電流を平滑化するコンデンサ35,38とが設けられている。各インバータ36,37は互いに2本の接続線で接続され、この2本の接続線の間にコンデンサ35が設けられている。そして、これら2本の接続線にはDC/DCコンバータ39が接続され、DC/DCコンバータ39にはコンデンサ38と二次電池40が並列に接続されている。
第2インバータ37と第2モータジェネレータ22との間の給電ケーブルには第2モータジェネレータ22への電流を検出する電流センサ42が設けられている。また、エンジン12と第1モータジェネレータ16、第2モータジェネレータ22にはそれぞれの回転数を検出する回転数センサ43,44,45が取付けられており、第2モータジェネレータ22の動力出力軸19には第2モータジェネレータ22の出力トルクを検出するトルクセンサ41が取り付けられている。また、車輪34の回転軸には車輪34の回転数を取得する回転数センサ46が設けられている。本実施形態では、車輪34の回転数とドライブシャフト32の回転数は同一回転数なので、回転数センサ46は車輪34の回転数を検出すると共にドライブシャフト32の回転数を検出する。
ハイブリッド車両10は、エンジン12の出力と各モータジェネレータ16,22の回転数、トルクを設定する制御部50を備えている。制御部50は内部にCPUとメモリ等の記憶装置とを備えるコンピュータである。そして、エンジン12、回転数センサ43,44,45,46、トルクセンサ41、電流センサ42、各インバータ36,37、DC/DCコンバータ39、二次電池40、シフトレバー47はそれぞれ制御部50に接続され、各センサ41〜46の検出信号及びシフトレバー47のポジション信号は制御部50に入力され、エンジン12及び第1、第2モータジェネレータ16,22は制御部50の指令によって回転数、トルクの制御が行なわれるよう構成されている。なお、図1の一点鎖線は信号線を示している。
図1に示すように、引きずり損失の測定を行う際には、ハイブリッド車両10は回転損失測定装置60の上にセットされる。回転損失測定装置60は、車両外部から車輪34を回転させるシャシ台61と、シャシ台61を回転駆動するモータ62と測定装置制御部64と、シャシ台61の回転数を取得する回転数センサ65とを備えている。測定装置制御部64は内部にCPUとメモリ等の記憶装置とを備えるコンピュータである。シャシ台61の駆動軸にはトルクセンサ63が取り付けられ、シャシ台61の駆動トルクを検出することができるように構成されている。回転損失測定装置60のモータ62は測定装置制御部64に接続され、測定装置制御部64の指令によって駆動される。また、トルクセンサ63、回転数センサ65は測定装置制御部64に接続され、トルクセンサ63と回転数センサ65の検出信号は測定装置制御部64に入力されるように構成されている。また、ハイブリッド車両10の制御部50と測定装置制御部64はバスライン66によって接続されている。
以上のように構成されたハイブリッド車両10の引きずり損失を回転損失測定装置60によって測定する場合の動作について説明する。引きずり損失の測定に際しては、シフトレバー47のシフトポジションをニュートラルとしてエンジン12を起動する。エンジン12が起動されたら制御部50は第1、第2インバータ36,37のスイッチング素子を遮断状態として第1、第2インバータ36,37と第1、第2モータジェネレータ16,22とを遮断し、各モータジェネレータ16,22の運転モードをシャットダウン運転モードとする。この状態では、エンジン12及び第1モータジェネレータ16は回転しているが、車輪34が停止状態となっているので第2モータジェネレータ22は回転していない状態となっている。
次に、回転損失測定装置60の測定装置制御部64はモータ62を始動する指令を出力する。この指令によってモータ62が始動し、シャシ台61が回転を開始する。シャシ台61が回転を開始すると、シャシ台61上にセットされているハイブリッド車両10の車輪34が回転する。車輪34が回転させられると、その回転はドライブシャフト32、ディファレンシャル33、各減速ギヤ26,30,31を介して第2モータジェネレータ22の動力出力軸19を回転させ、第2モータジェネレータ22の回転子を回転させる。
図2の線aに示すように、エンジン12の回転数と、第1モータジェネレータ16、第2モータジェネレータ22の回転数は、共線図上で常に直線上になるように変化する。シャシ台61の回転数が車速に応じた速度に車輪34を回転させると、車輪34の減速ギヤ26,30,31を介して接続されている第2モータジェネレータ22の回転数が上昇する。引きずり損失を測定する場合は、第1モータジェネレータ16の回転数は略一定になるように、第2モータジェネレータ22の回転数が上昇したらその上昇に合わせてエンジン12の回転数を上昇させていく。そして、測定装置制御部64はトルクセンサ63によって取得したシャシ台61の駆動トルクから引きずり損失のデータを取得して、測定装置制御部64のメモリにストアしてく。図3に示すように、第2モータジェネレータ22がシャットダウン運転モードの場合には、引きずり損失は略車速に対して線形の特性を示す。
そして、測定装置制御部64は引きずり損失を測定しながら次第にシャシ台61の回転数を上昇させ、車輪34の回転数を模擬している車速に対応する回転数に上昇させていく。図2の線bに示すように、車輪34の回転数が上昇すると第2モータジェネレータ22の回転数も上昇するので、第1モータジェネレータ16の回転数が略一定となるように、エンジン12の回転数を上昇させていく。シャシ台61で模擬している車速が所定の車速以上となり、回転数センサ46によって取得する車輪34の回転数、或いはドライブシャフト32の回転数がその速度に対応する所定の回転数になった場合には、制御部50は第2モータジェネレータ22の運転モードをシャットダウン運転モードからゼロ電流運転モードに変更する指令を出力する。この所定の車速は、第2モータジェネレータ22の回転数が例えば、第2モータジェネレータ22の逆起電力が第2インバータ37の許容耐圧となる回転数に対応する車速であってもよい。この指令によって、第2インバータ37の内部のスイッチング素子をスイッチング動作が可能な動作状態とする。そして、第2インバータ37と第2モータジェネレータ22との間に設けられた電流センサ42によって測定する電流信号をフィードバックして、電流値がゼロとなるように第2インバータ37から第2モータジェネレータ22への供給電力を増減させる。測定装置制御部64は、車輪34が最高車速に相当する回転数となるまでシャシ台61の回転数を上昇させて引きずり損失のデータを取得した後、車速に対する引きずり損失データから車速に対する引きずり損失を線形近似し、近似式を出力する。
このように第2モータジェネレータ22に流れる電流をゼロとなるように制御することによって、第2インバータ37のスイッチング素子にスイッチング動作をさせつつ、シャットダウン運転モードと同様の運転状態を作ることができる。このため、図3に示すように、車速に対する引きずり損失はシャットダウン運転モードの特性直線を延長したような特性を示す。このため、低速走行領域から高速走行領域にかけての車速に対する引きずり損失を略線形の特性として取得することができ、引きずり損失の近似式との誤差を低減することができるという効果を奏する。
以上説明した実施形態では、車輪34或いはドライブシャフト32の回転数によってシャットダウン運転モードとゼロ電流運転モードの切り替えを行うこととして説明したが、回転損失測定装置60のシャシ台61の回転数センサ65によって、車輪34或いはドライブシャフト32の回転数が所定の速度の回転数に対応する回転数に達した場合、測定装置制御部64からモード変更指令を出力し、そのモード変更指令によって制御部50は第2モータジェネレータ22の運転モードをシャットダウン運転からゼロ電流運転に変更することとしてもよい。この場合も先に説明した実施形態と同様の効果を奏する。
10 ハイブリッド車両、12 エンジン、14 ダンパ装置、16 第1モータジェネレータ、18,24 回転軸、19 動力出力軸、20c キャリア、20s サンギヤ、20p ピニオンギヤ、20r リングギヤ、20 動力分割機構、22 第2モータジェネレータ、22r 回転子、26,30,31 減速ギヤ、32 ドライブシャフト、33 ディファレンシャル、34 車輪、35,38 コンデンサ、36 第1インバータ、37 第2インバータ、39 DC/DCコンバータ、40 二次電池、41 トルクセンサ、42 電流センサ、43,44,45,46,65 回転数センサ、47 シフトレバー、50 制御部、60 回転損失測定装置、61 シャシ台、62 モータ、63 トルクセンサ、64 測定装置制御部、66 バスライン。
Claims (3)
- エンジンとモータジェネレータとが遊星歯車装置を介して接続され、モータジェネレータが車両駆動軸と接続されるハイブリッド駆動機構と、モータジェネレータへの供給電力を増減する制御部と、を含むハイブリッド車両であって、
制御部は、
シフトポジションをニュートラルとして車速に応じた回転数で外部から車両駆動軸を回転させることによって車速に対するハイブリッド駆動機構の回転損失を測定する際に、車速に応じた車両駆動軸の回転数が所定の回転数よりも高い場合には、モータジェネレータへの電流を遮断するシャットダウン運転モードからモータジェネレータで発生する逆起電力と同等の電力をモータジェネレータに供給してモータジェネレータに流れる電流を略ゼロとするゼロ電流運転モードに変更するモータジェネレータ運転モード変更手段を備えること、
を特徴とするハイブリッド車両。 - 請求項1に記載のハイブリッド車両であって、
モータジェネレータに供給する電力を調整するインバータと、
モータジェネレータに流れる電流を検出する電流センサを備え、
シャットダウン運転モードは、インバータの各素子を遮断状態としてモータジェネレータへの電力供給を遮断し、ゼロ電流運転モードは、モータジェネレータに流れる電流を略ゼロとするようにインバータからモータジェネレータへの供給電流を増減させること、
を特徴とするハイブリッド車両。 - 請求項1または2に記載のハイブリッド車両であって、
制御部は、車速に応じた回転数で外部から車両駆動軸を回転させ、車速に対するハイブリッド駆動機構の回転損失特性を取得するハイブリッド車両用回転損失測定装置からの指令によって、モータジェネレータへの電力供給をシャットダウン運転モードからゼロ電流運転モードに切り換えること、
を特徴とするハイブリッド車両。
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