JP2009195850A - 水質浄化ユニットおよび水質浄化システム - Google Patents

水質浄化ユニットおよび水質浄化システム Download PDF

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Abstract

【課題】微生物が付着し易く、設置・メンテナンスが容易で、好気処理と嫌気処理の双方に対応可能な水質浄化ユニット、およびその水質浄化ユニットを用いた水質浄化システムを提供する。
【解決手段】処理対象水を浄化するための水質浄化システム1であって、処理対象水の流入する水路3または水槽に並設された複数の水質浄化ユニット10と、水路3または水槽の少なくとも一部に設けられ、酸素を含む気体を散気する散気部11とを具えている。そして、この水質浄化ユニット10は、処理対象水の流入する水路3または水槽に掛け渡され、水路3または水槽に水質浄化ユニット10を取り付けるための懸吊手段12と、懸吊手段12に吊るされ、主として炭素繊維よりなる微生物固定化担体13と、微生物固定化担体13の下部に取り付けられた錘14とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、特には海や河川や湖沼等に設置されて水質を浄化する、水質浄化ユニットおよび水質浄化システムに関するものである。
従来、接触材を利用した排水処理ユニット(揺動床)として、ユニットの下部に紐状接触材の下端のみを取り付けたものが知られており、その様な排水処理ユニットでは、ユニットの下側から空気曝気を行い、その曝気で生じる水流により紐状接触材を立ち上げさせた状態で、接触材の表面に付着した微生物膜を用いて排水の生物処理(好気処理)を行っている(例えば、非特許文献1参照)。
また、接触材を利用した排水処理ユニットの他の形式としては、ポリエステル繊維よりなるフリンジ軸糸にアクリル繊維よりなるフリンジ糸の一端を取り付けたフリンジを担体として用いた排水処理ユニットが知られており、この排水処理ユニットではフリンジ軸糸の両端を直方体のフレームの上下に取り付けて循環曝気方式または全面曝気方式で排水の生物処理を行っている(例えば、非特許文献2参照)。
株式会社きら和ぎ、"バイオクリーン 河川・湖沼、生活排水直接浄化システム"、[online]、平成20年2月8日検索、インターネット<URL:http://www.h6.dion.ne.jp/~kiranagi/bc.htm> 三菱化工機株式会社、"ダイヤバイオフリンジ"、[online]、平成20年2月8日検索、インターネット<URL:http://www.kakoki.co.jp/products/e/e-014.htm>
しかし、上述のような従来技術にかかる排水処理ユニットでは、ポリエステル繊維やアクリル繊維よりなる接触材を使用しているため、処理水質や汚泥性状によっては接触材に微生物が付着し難い場合があり、微生物膜を付着させるために長期間の馴養を行ってから排水処理を行う必要があるという問題があった。
また、繊維からなる接触材を用いた排水処理ユニットでは、曝気や水流により繊維切れが起こり易く、定期的に繊維切れの有無のチェックや、接触材交換等のメンテナンスを行う必要があるところ、従来技術にかかる排水処理ユニットではチェックやメンテナンスの度にユニット全体を引き上げる必要があった。
更に、接触材の下端部のみをユニットに固定した排水処理ユニットでは、水中で接触材を揺動させるために下方から曝気を行う必要があり、窒素曝気等を行わなければ嫌気処理に利用できないという問題があった。
本発明の水質浄化ユニットは、処理対象水を浄化するための水質浄化ユニットであって、前記処理対象水の流入する水路または水槽に掛け渡される、当該水路または水槽に前記水質浄化ユニットを取り付けるための懸吊手段と、前記懸吊手段に吊るされる、主として炭素繊維よりなる微生物固定化担体と、前記微生物固定化担体の下部に取り付けられた錘と、を具えることを特徴とするものである。
また、本発明の水質浄化システムは、上記本発明の水質浄化ユニットを用いて処理対象水を浄化するための水質浄化システムであって、前記処理対象水の流入する水路または水槽に並設された複数の前記水質浄化ユニットと、前記水路または水槽の少なくとも一部に設けられ、酸素を含む気体を散気する散気部と、を具えることを特徴とするものである。
かかる本発明の水質浄化ユニットによれば、生物親和性の高い炭素繊維を主として用いた微生物固定化担体を接触材としているので、担体表面に微生物が付着し易く、水質浄化開始前の馴養期間を大幅に短縮することができる。また、微生物固定化担体を懸吊手段から錘を用いて吊り下げて水中に浸漬させる構造としており、担体の下部がユニットのフレーム等に固定されていないので、担体交換等のメンテナンス時のユニット引き上げが容易であり、メンテナンス性の向上、メンテナンス作業時の労力低減を図ることができる。更に、担体を上から吊るしているので、曝気をすることなく担体を伸ばした状態に保つことができ、好気処理および嫌気処理の双方に使用することができる。その上、この水質浄化ユニットは、懸吊手段を水路または水槽に掛け渡すだけで取り付けることができるので、容易に設置することができる。
なお、この発明の水質浄化ユニットにおいては、前記懸吊手段に複数の前記微生物固定化担体が吊るされている場合に、前記錘が、二つ以上の前記微生物固定化担体に対して一つの割合で取り付けられているようにすれば、担体の捩れや、担体同士の絡まり合いを防止することができる。
また、かかる本発明の水質浄化システムによれば、微生物が付着し易く、メンテナンスおよび設置が容易で、好気処理と嫌気処理との双方に適用可能な水質浄化システムを提供することができる。
なお、この発明の水質浄化システムにおいては、前記水路または水槽を、前記処理対象水が流入および流出可能なように複数の区画に仕切る仕切り壁を更に備え、前記仕切り壁は、当該仕切り壁の上側を当該処理対象水が通って流出するように設けられたものと、当該仕切り壁の下側を当該処理対象水が通って流出するように設けられたものとが交互に配置されているようにすれば、処理対象水の偏流発生を防止して水質浄化システム内での処理対象水の良好な流動をもたらすことができる。
更に、この発明の水質浄化システムにおいては、前記複数の区画には、前記散気部を設けた区画と前記散気部を設けない区画とがあり、前記散気部を設けた区画と前記散気部を設けない区画とを交互に配置することにより、前記処理対象水に好気処理と嫌気処理とを交互に繰り返すこととし、前記好気処理を行う区画から前記嫌気処理を行う区画へと前記処理対象水が流れる部分を仕切る前記仕切り壁は、当該仕切り壁の上側を当該処理対象水が通って流出するように設けられており、前記嫌気処理を行う区画から前記好気処理を行う区画へと前記処理対象水が流れる部分を仕切る前記仕切り壁は、当該仕切り壁の下側を当該処理対象水が通って流出するように設けられているようにすれば、処理対象水の偏流発生を防止できると共に、好気処理を行う区画での曝気が嫌気処理を行う区画に流入することを防止することができ、嫌気処理を行う区画のDO(溶存酸素)濃度を低く保つことができる。また、嫌気処理を行う区画から好気処理を行う区画へと流入する低DO濃度の処理対象水は、好気処理を行う区画へ下側から流入すると同時に曝気されるので、DO濃度が速やかに上昇して良好な条件で好気処理を受けることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき詳細に説明する。ここに図1は、本発明の一実施例の水質浄化システムを設置した河川を概略的に示す平面図であり、図2は、図1に示す水質浄化システムを説明するための説明図であり、そして図3は、図1に示す水質浄化システムの断面図を示し、(a)は図1のA−A線に沿う横断面図、(b)は図1のB−B線に沿う縦断面図である。また、図4は、本発明の一実施例の一変形例の水質浄化システムの、図3(b)と同じ位置での縦断面図である。
図1に示すように、本発明の一実施例の水質浄化システム1は、河川2の沿岸に人工的に設けられたコンクリート製の引き込み水路3に設置されており、河川2の流れ(本流)を乱すことなく、引き込み水路3に引き込まれた河川水の水質を浄化している。
図2および図3(a),(b)に示すように、この水質浄化システム1は、引き込み水路3の側壁31の上部に掛け渡した多数の水質浄化ユニット10と、引き込み水路3の底面32に設けられて空気を水中に散気する散気部としての散気管11と、引き込み水路3と一体に形成されて複数の水質浄化ユニット間を仕切る仕切り壁33とを具えており、水質浄化ユニット10は、河川水の流れる方向(上流から下流へと向かう方向)に一定間隔(例えば40cm)を置いて並設されている。
ここで、水質浄化ユニット10は、引き込み水路3の側壁31の上部間に掛け渡された懸吊手段としての支持部材12と、その支持部材12に取り付けられた微生物固定化担体としての担体13と、担体13の下部に取り付けられた錘14とを備えている。そして、支持部材12は、例えば引き込み水路3の横幅と略等しい長さに渡る部分で断面がT字状になっている鋼鉄板よりなり、その断面の一辺(引き込み水路3の底面32に向かう方向へ伸びる辺)を構成する部分には3つの孔15が設けられ、各孔15を通る結束バンド16で担体13の上端部が支持部材12に取り付けられている。また、錘14は、例えば3つの孔17が設けられた鋼鉄板よりなり、各孔17を通る結束バンド16で担体13の下端部に取り付けられている。
担体13は、例えば長さ65cmの紐状の炭素繊維よりなる芯材18と、その芯材18に一端部が固定された多数の炭素繊維ストランド19とからなる房状のものであり、炭素繊維ストランド19は、例えば弾性率100GPa〜400GPaの炭素繊維フィラメントからなり水溶性のサイジング剤が塗布されている。そして、担体13は錘14で下方に附勢された状態で支持部材12に吊るされているため、曝気や水流によって担体13が激しく遊動して担体13に付着した微生物膜が剥離することが無い。また、一つの錘14に対して3つの担体13の全てが取り付けられており、3つの担体13が別個に遊動することが無いので、水流等によって担体同士が絡み合うことが無い。
散気管11は、多数の微細孔(図示せず)が設けられた塩化ビニル製のパイプよりなり、エアコンプレッサ(図示せず)から空気を供給されて微細孔から微細気泡を水中へ散気する。
仕切り壁33は、コンクリート製で引き込み水路3と一体に形成されており、引き込み水路3を流れる水が偏った水流を形成することなく水質浄化システム1内で十分に滞留するように、仕切り壁33の下側を河川水が流れるように形成した仕切り壁33と、仕切り壁33の上側を河川水が流れるように形成した仕切り壁33とが交互に設けられている。この様に仕切り壁33を交互に設けることにより、仕切り壁33で区切られた区画に河川水が流れる際に、下方から区画に流入した水は上方から流出し、上方から区画に流入した水は下方から流出することとなるので、水流が偏ることなく各区画内で河川水が十分に滞留することができる。
そして、このような水質浄化システム1において、散気管11より曝気を行って水質浄化を行った場合、一例として水中のアンモニア性窒素の処理を考えると、担体13に付着した微生物膜の外側(水中側)領域で好気性細菌であるアンモニア酸化細菌および亜硝酸酸化細菌がアンモニアおよび亜硝酸を酸化して亜硝酸および硝酸にし、微生物膜の内側(担体13側)領域で嫌気性細菌である脱窒菌が亜硝酸および硝酸を脱窒することで、河川水中に含まれる富栄養化成分であるアンモニア性窒素が除去され、河川水の水質が浄化されることとなる。なお、担体13に付着した微生物膜による水質浄化は、アンモニア性窒素を対象としたものに限られず、リンや有機物質等のBOD成分全般を対象として河川水の水質浄化を行うことが可能である。
以上のような構成により、本実施例の水質浄化システム1によれば、主として炭素繊維よりなる担体13を用いているので微生物が付着し易く、その付着した微生物を用いて迅速な水質浄化を行うことができる。また、水質浄化ユニット10は、引き込み水路3に支持部材12を掛け渡すだけで設置できるので、容易に水質浄化システム1を構築することができる。更に、担体13の交換を行う際には、担体13が従来技術の水質浄化ユニットのようにユニット下部のフレーム等に固定されておらず、水質浄化ユニット10を容易に引き上げることができるので、メンテナンス時の作業負担を軽減できる。
図4は、先の実施例の一変形例の水質浄化システム1を示し、この変形例は、仕切り壁33で区切られた複数の区画について、好気処理を行う区画と嫌気処理を行う区画とが交互に並ぶように、散気管11を設けた区画と散気管11を設けない区画とを交互に有している点、および仕切り壁33の形成を、図中矢印で示すように、好気処理を行う区画から嫌気処理を行う区画へ河川水が流出する場所を仕切る仕切り壁33は、その仕切り壁33の上側を河川水が通って流出するようにし、嫌気処理を行う区画から好気処理を行う区画へ河川水が流出する場所を仕切る仕切り壁33は、その仕切り壁33の下側を河川水が通って流出するようにしている点において先の実施例と異なり、他の点は先の実施例と同様に構成されている。
この一変形例のように構成することで、担体13の表面に厚い微生物膜を形成して微生物膜内で好気領域と嫌気領域とを作り出さなくても、好気処理および嫌気処理の双方で河川水の浄化を図ることができる。また、好気処理を行う区画と嫌気処理を行う区画とを分けて設けることで、好気処理を行う区画では好気処理に適した微生物を、嫌気処理を行う区画では嫌気処理に適した微生物を優先的に増殖させて担体13に付着させることができ、より効果的な処理を行うことができる。更に、好気処理を行う区画から嫌気処理を行う区画へ河川水が流出する場所(図4の左側の区画と中央の区画との間)では、仕切り壁33の上側を河川水が通って移動しているので、好気処理を行う区画(図4の左側の区画)で散気管11から散気された空気が水流に伴われて嫌気処理を行う区画に混入する量を低減することができ、また、嫌気処理を行う区画から好気処理を行う区画へ河川水が流出する場所(図4の中央の区画と右側の区画との間)では、仕切り壁33の下側を河川水が通って移動しているので、好気処理を行う区画(図4の右側の区画)で散気管11から散気された空気が嫌気処理を行う区画に混入するのを防止することができる。これにより、嫌気処理を行う区画のDO濃度を低く保つと共に、好気処理を行う区画では、嫌気処理を行う区画から流入する低DO濃度の河川水に対してすぐに曝気を行い、DO濃度を高めて好気処理を行うことができる。
かくして、本発明の水質浄化ユニットによれば、生物親和性の高い炭素繊維を主として用いた微生物固定化担体を接触材としているので、担体表面に微生物が付着し易く、水質浄化開始前の馴養期間を大幅に短縮することができる。また、微生物固定化担体を懸吊手段から錘を用いて吊り下げて水中に浸漬させる構造としており、担体の下部がユニットのフレーム等に固定されていないので、担体交換等のメンテナンス時のユニット引き上げが容易であり、メンテナンス性の向上、メンテナンス作業の労力低減を図ることができる。更に、担体を上から吊るしているので、曝気をすることなく担体を伸ばした状態に保つことができ、好気処理と嫌気処理の双方に使用することができる。その上、懸吊手段を水路または水槽に掛け渡すだけで水質浄化ユニットを取り付けることができるので、容易に水質浄化ユニットを設置することができる。
また、本発明の水質浄化システムによれば、微生物が付着し易く、メンテナンスおよび設置が容易で、好気処理と嫌気処理との双方を実施可能な水質浄化システムを提供することができる。
なお、上記の実施例以外にも、本発明の水質浄化ユニットおよび水質浄化システムは工業排水の処理、湖沼や海洋等の浄化に用いても良く、引き込み水路を設けることなく、湖沼等に直接設置しても良い。また、微生物固定化担体には微生物の付着し易い任意の素材を用いても良い。更に、微生物固定化担体や、錘の数等は任意に変更することができる。その他、A2O法(嫌気/無酸素/好気法)の適用や、余剰汚泥引き抜き設備の設置等、通常の水処理技術と合わせて用いても良い。
本発明の一実施例の水質浄化システムを設置した河川を概略的に示す平面図である。 図1に示す水質浄化システムを説明するための説明図である。 図1に示す水質浄化システムの断面図を示し、(a)は図1のA−A線に沿う横断面図、(b)は図1のB−B線に沿う縦断面図である。 本発明の一実施例の一変形例の水質浄化システムの、図3(b)と同じ位置での縦断面図である。
符号の説明
1 水質浄化システム
2 河川
3 引き込み水路
10 水質浄化ユニット
11 散気管
12 支持部材
13 担体
14 錘
15 孔
16 結束バンド
17 孔
18 芯材
19 炭素繊維ストランド
31 側壁
32 底面
33 仕切り壁

Claims (5)

  1. 処理対象水を浄化するための水質浄化ユニットであって、
    前記処理対象水の流入する水路または水槽に掛け渡される、当該水路または水槽に前記水質浄化ユニットを取り付けるための懸吊手段と、
    前記懸吊手段に吊るされる、主として炭素繊維よりなる微生物固定化担体と、
    前記微生物固定化担体の下部に取り付けられた錘と、
    を具える、水質浄化ユニット。
  2. 請求項1に記載の水質浄化ユニットにおいて、
    前記懸吊手段には複数の前記微生物固定化担体が吊るされており、
    前記錘が、二つ以上の前記微生物固定化担体に対して一つの割合で取り付けられている、水質浄化ユニット。
  3. 請求項1または請求項2に記載の水質浄化ユニットを用いて処理対象水を浄化するための水質浄化システムであって、
    前記処理対象水の流入する水路または水槽に並設された複数の前記水質浄化ユニットと、
    前記水路または水槽の少なくとも一部に設けられ、酸素を含む気体を散気する散気部と、
    を具える、水質浄化システム。
  4. 請求項3に記載の水質浄化システムにおいて、
    前記水路または水槽を、前記処理対象水が流入および流出可能なように複数の区画に仕切る仕切り壁を更に備え、
    前記仕切り壁は、当該仕切り壁の上側を当該処理対象水が通って流出するように設けられたものと、当該仕切り壁の下側を当該処理対象水が通って流出するように設けられたものとが交互に配置されている、水質浄化システム。
  5. 請求項4に記載の水質浄化システムにおいて、
    前記複数の区画には、前記散気部を設けた区画と前記散気部を設けない区画とがあり、
    前記散気部を設けた区画と前記散気部を設けない区画とを交互に配置することにより、前記処理対象水に好気処理と嫌気処理とを交互に繰り返すこととし、
    前記好気処理を行う区画から前記嫌気処理を行う区画へと前記処理対象水が流れる部分を仕切る前記仕切り壁は、当該仕切り壁の上側を当該処理対象水が通って流出するように設けられており、
    前記嫌気処理を行う区画から前記好気処理を行う区画へと前記処理対象水が流れる部分を仕切る前記仕切り壁は、当該仕切り壁の下側を当該処理対象水が通って流出するように設けられている、水質浄化システム。
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