JP2009195153A - 苺等の苗定植用穿孔具 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は苺等の苗定植用穿孔具に関し、ドライバー、ドリル等の工具部品をアタッチメントに交換可能に取り付ける既製の電動工具を利用して駆動が行え、畝に自動的に作業効率良く苗を定植するための穴を掘削でき、労力および時間を軽減し、掘削される穴は柔らかい状態で掘り上げ、定植後の苗の根付きが良く、発育に適する。
【解決手段】モータMにより回転可能に設ける駆動側回転軸1に装設するアタッチメント2に、数種のドライバー、ドリル等の工具部品を交換可能に取付ける既製の電動工具Aのアタッチメントに穿孔ユニットUの基端部3aが着脱可能に取付けられて駆動側回転軸1からの回転力を受動して回転可能に設けられ、先端側に先鋭部4が設けられた受動側回転軸体3と、受動側回転軸体の外周に数ピッチが捲回して設けられた螺旋体5と、螺旋体の外周に取付けられる略筒状の掘削土飛散防止カバー6と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は苺等の苗定植用穿孔具に関し、例えばポットにより育苗された苺等の苗をビニールハウス内に造設された畝に定植するための穴を、掘削土を押し潰して硬化することなしに、簡単な操作により、多くの労力および時間を要することなく、作業効率良く穿孔が行え、また定植後の苗の育成も好適に行えるようにする。
農作物として例えば苺、メロン、すいか等はランナー(蔓)が親苗から伸びる。苺の苗を考えると、苺は6月から7月頃に親苗(元の苗)からランナー(蔓)が伸びる。そして、このランナーに発芽した苗(苺を収穫するための苗)を培養土に密着させることにより発根させ、増殖をはかるようにしている。その後、苗はポットや育苗箱を用いて例えばビニールハウス内において育成をはかり、通常、10月から遅くとも11月中旬までに畝に穴を掘り、定植が行われることにより、その年の年末(12月)から翌年の5月一杯くらいまでの収穫期間内に苺は収穫される。
従来、里芋や馬鈴薯を被覆フィルムを被せた畝に穴を掘って植え付けるための植え付け用の穿孔具として、カッタ部を下端に設け、外周にはペダルを突設した筒状本体の上端部にハンドルを有するフレームが取付けられ、前記筒状本体内には連結棒を有する円形ピストンを上下摺動自在に設け、前記連結棒の上端に設けられた操作レバーと前記フレームに設けられた連結プレートとを係合させる構成のものがある。そして、里芋や馬鈴薯を植え付けるのに先だって、畝に孔を掘るには、筒状本体に設けられたペダルを足で踏むことによりフィルムで覆った畝に筒状本体を食い込ませる。それから、土中に筒状本体が食い込むのにつれて、土圧により円形ピストンは上昇する。そして、筒状本体が畝の所定深さに達した後に、筒状本体を引き抜くことにより掘削土を筒状本体内に保持し、穴を掘る。それから、里芋や馬鈴薯を穴内に植込み後に、操作レバーを操作することにより筒状本体内の土を円形ピストンにより押し出し、覆土を行うようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−129652号公報
しかしながら、里芋や馬鈴薯を被覆フィルムを被せた畝に穴を掘って植え付けるための特許文献1に記載の上記従来の植え付け用の穿孔具は、植え付けに先立って畝に穴を掘るには、穿孔具のペダルを足で踏むことによりフィルムで覆った畝に筒状本体を食い込ませる。そして、土中に筒状本体が食い込むのにつれて、円形ピストンが筒状本体内に圧入される掘削土の土圧により上昇され、筒状本体が畝の所定深さに達した後に、筒状本体を引き抜くことにより掘削土を筒状本体内に保持して穴を掘るものであった。従って、足でペダルを踏まれる筒状本体の周囲に穿たれる穴は、筒状本体に設けられたペダルを足で踏む時の押圧力により硬く踏み固められてしまう。このため、細く、柔らかい髭根を有する苺のような植物は、定植時にポットや育苗箱を用いて育苗された苗を、上記従来の穿孔具を用いて畝に穿孔された穴に定植しようとすると、根が折損したり、傷付き易く、大きなダメージを受け易いのと、根詰まりを生じ易くなり、健全な根が周囲に発育するのが阻害されて根詰まりを生じ易い。そのため、苗の根付きが悪いのと、また、定植後においても、水や肥料が土中に浸透する浸透性にも欠けるのと、土中における酸素含有率も少ないので、上記従来の植え付け用の穿孔具は苺等の前記作物の定植には不向きであり、植え付け後の活着も悪いものであった。
また、特許文献1に記載の上記従来の植え付け用の穿孔具は、畝に穴を掘るのに、筒状本体に設けられたペダルを足で踏む時の押圧力により行うという人力にて畝に穴を掘るものであるので、穴の掘削には多大な労力、および時間がかかり、作業効率は低いものであった。または穴に作物を植え付け後に穴内に掘削土を埋め戻すのに、多くの労力、および手間がかかるものであった。
本発明は上記従来の欠点を解決するためになされたものであり、ドライバー、ドリル等の工具部品をアタッチメントに交換可能に取り付ける既製の電動工具を利用して駆動が行え、畝に自動的に作業効率良く苺等の苗を定植するための穴を掘削でき、労力および時間を大幅に軽減し、また、掘削される穴は畝に硬くならずに柔らかい状態で掘り上げることができ、根が折損したり、傷付いたりすることなく、ダメージが少なく、また、定植後の根付きが良く、水や肥料の土中への浸透性は良好であり、また、土中での酸素含有量も多く、定植後の苗の発育に適し、取扱操作も簡単であり、製作コストも安価な苺等の苗定植用穿孔具を提供することを目的とする。
本発明は上記課題に鑑みなされ、請求項1に記載の発明は、
モータを駆動源として回転可能に設ける駆動側回転軸に装設するアタッチメントに、寸法、形状を異にした数種のドライバー、ドリル等の工具部品を交換可能に取付ける既製の電動工具の前記アタッチメントに着脱可能に穿孔ユニットが取付けられる苺等の苗定植用穿孔具において、
前記穿孔ユニットは、
前記アタッチメントに基端部が着脱可能に取付けられて前記駆動側回転軸からの回転力を受動して回転可能に設けられ、先端側には先鋭部が設けられた受動側回転軸体と、
前記先鋭部の下端から数cmの上部外周を始端として数ピッチが捲回して設けられた螺旋体と、
該螺旋体の外周に取付けられる略筒状の掘削土飛散防止カバーと、
を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の発明は、モータを駆動源として回転可能に設ける駆動側回転軸に装設するアタッチメントに、寸法、形状を異にした数種のドライバー、ドリル等の工具部品を交換可能に取付ける既製の電動工具の前記アタッチメントに着脱可能に穿孔ユニットが取付けられる苺等の苗定植用穿孔具において、
前記穿孔ユニットは、
前記アタッチメントに基端部が着脱可能に取付けられて前記駆動側回転軸からの回転力を受動して回転可能に設けられ、少なくとも第1の回転駆動部品、および第2の回転駆動部品を装着した1本の第1受動側回転軸体と、
第1の前記回転駆動部品、および第2の前記回転駆動部品からの回転力を無端状の動力伝達部品を介して受動して回転する回転受動部品を上部外周に有し、先端側には先鋭部が設けられた複数個の受動側回転軸体と、
前記先鋭部の下端から数cmの上部外周を始端として数ピッチが捲回して設けられた螺旋体と、
該螺旋体の外周に取付けられる略筒状の掘削土飛散防止カバーと、
を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1または2において、前記螺旋体が、その進行方向でのリード角を段階的に順次数度づつ増加して急勾配になるように形成されたことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載の発明は、請求項1−3の何れかにおいて、前記掘削土飛散防止カバーが、掘削土の掘削深さを推測する目印を外周に表示しているたことを特徴とする。
さらに、本発明の請求項5に記載の発明は、請求項1−4の何れかにおいて、前記掘削土飛散防止カバーが、前記受動側回転軸体、および前記螺旋体に対して固定手段を介して着脱可能に取付けられることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の発明によれば、モータを駆動源として回転可能に設ける駆動側回転軸に装設するアタッチメントに、寸法、形状を異にした数種のドライバー、ドリル等の工具部品を交換可能に取付ける既製の電動工具の前記アタッチメントに着脱可能に穿孔ユニットが取付けられる苺等の苗定植用穿孔具において、前記穿孔ユニットは、前記アタッチメントに基端部が着脱可能に取付けられて前記駆動側回転軸からの回転力を受動して回転可能に設けられ、先端側には先鋭部が設けられた受動側回転軸体と、前記先鋭部の下端から数cmの上部外周を始端として数ピッチが捲回して設けられた螺旋体と、該螺旋体の外周に取付けられる略筒状の掘削土飛散防止カバーと、を備えたので、ドライバー、ドリル等の工具をアタッチメントに交換可能に取り付ける既製の電動工具を利用して駆動が行える。そして、畝に自動的に作業効率良く苺等の苗を定植するための穴を掘削でき、労力および時間を大幅に軽減することができる。また、掘削される穴は、畝に硬くならずに柔らかい状態で掘り上げることができ、根が折損したり、傷付いたりすることなく、ダメージが少なく、また、苗の定植後の根付きが良く、水や肥料の土中への浸透性は良好であり、また、土中での酸素含有量も多く、定植後の苗等の発育に適する。さらに、取扱操作も簡単であり、既製の電動工具を利用して駆動が行えるので、製作コストは安価になる。
また、本発明の請求項2に記載の発明は、モータを駆動源として回転可能に設ける駆動側回転軸に装設するアタッチメントに、寸法、形状を異にした数種のドライバー、ドリル等の工具部品を交換可能に取付ける既製の電動工具の前記アタッチメントに着脱可能に穿孔ユニットが取付けられる苺等の苗定植用穿孔具において、前記穿孔ユニットは、前記アタッチメントに基端部が着脱可能に取付けられて前記駆動側回転軸からの回転力を受動して回転可能に設けられ、少なくとも第1の回転駆動部品、および第2の回転駆動部品を装着した1本の第1受動側回転軸体と、第1の前記回転駆動部品、および第2の前記回転駆動部品からの回転力を無端状の動力伝達部品を介して受動して回転する回転受動部品を上部外周に有し、先端側には先鋭部が設けられた複数個の受動側回転軸体と、前記先鋭部の下端から数cmの上部外周を始端として数ピッチが捲回して設けられた螺旋体と、該螺旋体の外周に取付けられる略筒状の掘削土飛散防止カバーと、を備えたので、ドライバー、ドリル等の工具をアタッチメントに交換可能に取り付ける既製の電動工具を利用して駆動が行える。そして、畝に自動的に作業効率良く苺等の苗を定植するための穴を複数個づつ同時に掘削でき、労力および時間を大幅に軽減することができる。また、掘削される穴は、硬くならずに柔らかい状態で畝に掘り上げることができ、根が折損したり、傷付いたりすることなく、ダメージが少なく、また、定植後の苗の根付きが良く、水や肥料の土中への浸透性は良好であり、また、土中での酸素含有量も多く、定植後の苗の発育に適する。さらに、取扱操作も簡単であり、既製の電動ドリルを利用して駆動が行えるので、製作コストは安価になる。
また、本発明の請求項3に記載の発明は、前記螺旋体が、その進行方向でのリード角を段階的に順次数度づつ増加して急勾配になるように形成されたので、苺等の苗を定植するための穴を掘削する場合に、押圧力を掘削土にかけて硬くせずに柔らかい状態で畝に自動的に作業効率良く穴を掘り上げて排出することができ、労力および時間を大幅に軽減することができる。また、掘削される穴は、畝に硬くならずに柔らかい状態で掘り上げることができるので、根が折損したり、傷付いたりすることなく、ダメージが少なく、また、定植後の苗の根付きが良く、水や肥料の土中への浸透性は良好であり、また、土中での酸素含有量も多く、定植後の苺等の苗の発育に適する。
また、本発明の請求項4に記載の発明は、前記掘削土飛散防止カバーが、掘削土の掘削深さを推測する目印を外周に表示しているので、苺等の苗を定植するための穴を畝に自動的に掘削する場合に、掘削土飛散防止カバーの外部から苺等の苗の定植に必要な所望深さの穴を容易かつ確実に畝に掘削することができ、便利である。
さらに、本発明の請求項5に記載の発明は、前記掘削土飛散防止カバーが、前記受動側回転軸体、および前記螺旋体に対して固定手段を介して着脱可能に取付けられるので、穴を畝に掘削する使用時には、掘削土飛散防止カバーにより螺旋体によって堀上げられる掘削土が周囲に飛散されるのが防止される。また、螺旋体が掘削土を掘削する最中に回転しても、指等を不用意に傷付けることなく、安全である。さらに、穴を畝に掘削後の不使用時には、掘削土飛散防止カバーを取外すことにより水洗いする等の掃除に便利である。また、掘削土中に生息する病虫害に対する予防対策として穿孔具自体を消毒、および滅菌するのに便利であり、さらには受動側回転軸体や螺旋体を交換する場合の保守・点検も容易かつ確実に行える。
以下、図面に従って本発明の実施の最良の形態により、本発明の詳細を説明する。
図1は本発明の苺等の苗定植用穿孔具の実施形態1を示す斜視図、図2は同じく畝に穴を穿孔する直前の説明的な断面図、図3は同じく畝に穴を穿孔している状態の説明的な断面図、図4は同じく畝に穴を穿孔した直後の説明的な断面図、図5は同じく本実施形態1を構成する螺旋体を示す説明的な斜視図である。
本発明の実施形態1は、モータMを駆動源として回転可能に設ける駆動側回転軸1に装設するアタッチメント2に、寸法、形状を異にした数種のドライバー、ドリル等の工具部品(図には示さず)を交換可能に取付ける既製の電動工具Aの前記アタッチメント2に着脱可能に穿孔ユニットUが取付けられる苺等の苗定植用穿孔具において、前記穿孔ユニットUは、前記アタッチメント2に基端部3aが着脱可能に取付けられて前記駆動側回転軸1からの回転力を受動して回転可能に設けられ、先端側には先鋭部4が設けられた受動側回転軸体3と、前記先鋭部4の下端4aから数cmの上部外周を始端として数ピッチが捲回して設けられた螺旋体5と、該螺旋体5の外周に取付けられる略筒状の掘削土飛散防止カバー6と、を備えている。
前記螺旋体5が、その進行方向Iでの螺旋勾配7を段階的に順次数度づつ増加して急勾配になるように形成されている。本実施形態では、この螺旋体5が、進行方向Iに順次、数度づつ増加する3段階のリード角α1、α2、α3を有する3つの螺旋素体5A、5B、5Cを連続的に連結することにより形成される。このように、螺旋体5の3段階に形成された3つの螺旋素体5A、5B、5Cのリード角α1、α2、α3を進行方向Iに順次、数度づつ増加するのは、畝16に穴15を掘削する際に掘削土9を掘り起こして掘削土飛散防止カバー6から迅速かつ円滑に外部に排出するためである。また、螺旋体5の幅は、苗を育苗するためのポットの内径や発育が早い苗の種類に応じて畝16に穿設される穴15に合わせて増減される。
8は前記掘削土飛散防止カバー6の外周に表示された目印であり、この目印8は、前記掘削土飛散防止カバー6を介して外部から掘削土9の掘削深さWを推測するためのものである。そして、この目印8は、例えば着色された粘着テープを掘削土飛散防止カバー6の外周に貼付けるか、または横線を塗料にて塗布したり、印刷する等して表示され、ポット等で育苗される苗の発育状態や苺の種類により異なるその植え付け深さに対応して選択される。
前記掘削土飛散防止カバー6が、前記螺旋体5に対してその外周に溶接Pにより固定されても良いし、これに限ることなく、図6に示す他の実施形態2のように掘削土飛散防止カバー6が、受動側回転軸体3、および螺旋体5に対して固定手段10を介して着脱可能に取付けられても良い。
この固定手段10は、例えば筒状の前記掘削土飛散防止カバー6の内壁の、内周上部、および内周略中間部の少なくとも2個所に、両端の折曲部11a,11bがリベット12;12等の固定部品を介して固定される架設部材11、11と、該架設部材11、11の中央に前記受動側回転軸体3が挿脱可能に挿入される取付環体部13、13と、該取付環体部13の求芯方向に前記受動側回転軸体3の外周に押付可能に螺入される取付ねじ14と、から形成される(図6参照)。
本実施形態1の苺等の苗定植用穿孔具は以上の構成からなり、ビニールハウス内においてポットや育苗箱を用いて育苗された苗を、定植するために穴15を畝16に穿孔するのには、ドライバー、ドリル等の工具部品をアタッチメント2に交換可能に取り付ける既製の電動工具Aの前記アタッチメント2に受動側回転軸体3を嵌入、締着することにより取付ける(図1参照)。
その後、前記電動工具AのモータMを駆動させて駆動側回転軸1を回転駆動させると、アタッチメント2を介して穿孔ユニットUの受動側回転軸体3が回転されるので、この受動側回転軸体3の先端側に設けた先鋭部4を畝16に突き刺して揺れを防止し、この受動側回転軸体3の前記先鋭部4の下端4aから数cmの上部外周を始端として数ピッチが捲回して設けられた螺旋体5は受動側回転軸体3を中心に一体に回転されるため、この螺旋体5の回転により畝16から掘削土9は連続して掘り上げられる(図3参照)。
この際、螺旋体5が、図5に示すように、その進行方向Iでの螺旋勾配7を、本実施形態1では、数度づつ3段階に順次増加されるリード角α1、α2、α3を有する3つの螺旋素体5A、5B、5Cを連続的に進行方向Iに連結することにより形成されているので、苺等の苗を定植するための穴15を畝16に掘削する場合に、螺旋体5が回動されることにより連続して畝16から自動的に、且つ作業効率良く押圧力が掘削土に加わって硬くなることなく、柔らかい状態で穴15は掘り上げられ、掘削土飛散防止カバー6の外部へ排出されるため、労力および時間を大幅に軽減することができる(図3参照)。
しかも、既製の電動工具Aを利用してそのアタッチメント2に本実施形態1の穿孔ユニットUの受動側回転軸体3を着脱可能に取り付けることにより電動工具AからのモータMの駆動力を駆動側回転軸1を介して受動側回転軸体3が受動して回転駆動されるので、穿孔ユニットU自体の構造、および取扱い操作は簡単になり、しかも、製作、および組付けは容易になり、製作コストは安価になる。
そして、螺旋体5により堀り上げられる掘削土9は螺旋体5の外周に設けられた筒状の掘削土飛散防止カバー6により周囲に飛散されるのが防止される。また、螺旋体5が掘削土9を掘削している最中に回転しても、掘削土飛散防止カバー6により遮断されるため、指等を不用意に傷付けることなく、安全である。
この際、掘削土飛散防止カバー6には、掘削土9の掘削深さWを推測する目印8が外周に表示されているので、苺等の苗を定植するための穴15を畝16に自動的に掘削する場合に、掘削土飛散防止カバー6の外部から苺等の苗を定植に必要な所望深さの穴15を容易かつ確実に畝16に掘削することができ、便利である。
このようにして畝16に掘削される穴15は、螺旋体5が回転することにより螺旋体5のリード角7に案内されて筒状の掘削土飛散防止カバー6の外部に排出されるように、連続して堀り上げられるものであり、特許文献1に記載の従来の植え付け用の穿孔具のように押付力を畝の掘削土にペダルの押付けにより加えることにより掘削するのではないので、穴15は硬くならずに柔らかい状態で掘り上げることができる。
従って、ポットや育苗箱を用いてビニールハウス内で育苗された苗の根部を畝16に掘削された穴15内に挿入し、該穴15内に土を埋め戻すことにより、根が折損したり、傷付いたりすることなく、ダメージが少なく、また、定植後の苗の根付きが良く、水や肥料の土中への浸透性は良好であり、また、土中での酸素含有量も多く、定植後の苗等の発育に適する。こうして、畝16に掘られた穴15への苗の定植が迅速かつ確実に行える。
そして、苗の定植作業が終了後に、本実施形態の苺等の苗定植用穿孔具は、付着した汚れを水洗いする等の掃除が行われる。また、掘削土9中に生息する病虫害に対する予防対策として時期を選んで穿孔具自体の消毒、および滅菌が行われる。
この際、図6に示すように、掘削土飛散防止カバー6が、前記受動側回転軸体3、および前記螺旋体5に対して固定手段10を介して着脱可能に取付けられる他の実施形態2では、固定手段10の取付ねじ14を取付環体部13から螺退後に、受動側回転軸体3から掘削土飛散防止カバー6を脱嵌させて取外せば、掘削土飛散防止カバー6を、前記受動側回転軸体3、および前記螺旋体5に対して分解することができるので、水洗いする等の掃除が容易且つ確実に行える。また、掘削土9中に生息する病虫害に対する予防対策として穿孔具自体を例えばバケツに入れた消毒液に漬ける等することにより消毒したり、または、滅菌するのに便利であり、さらには、受動側回転軸体3や螺旋体5が摩耗や痛んだ場合の保守・点検も容易かつ確実に行える。
図7,および図8に示すものは本発明の実施形態3である。この実施形態3では、モータMを駆動源として回転可能に設ける駆動側回転軸1に装設するアタッチメント2に、寸法、形状を異にした数種のドライバー、ドリル等の工具部品を交換可能に取付ける既製の電動工具Aの前記アタッチメント2に着脱可能に穿孔ユニットU′が取付けられる苺等の苗定植用穿孔具における点は前記実施形態1と同様である。
しかしながら、この実施形態3では、前記穿孔ユニットU′は、前記アタッチメント2に基端部20が着脱可能に取付けられて前記駆動側回転軸1からの回転力を受動して回転可能に設けられ、少なくとも第1の回転駆動部品21、および第2の回転駆動部品22を装着した1本の第1受動側回転軸体23と、第1の前記回転駆動部品21、および第2の前記回転駆動部品22からの回転力を無端状の動力伝達部品24,24を介して受動して回転する回転受動部品25,26を上部外周に有し、先端側には先鋭部4が設けられた複数個の受動側回転軸体3,3と、前記先鋭部4の下端4aから数cmの上部外周を始端として数ピッチが捲回して設けられた螺旋体5と、該螺旋体5の外周に取付けられる略筒状の掘削土飛散防止カバー6と、を備えた構成である点が前記実施形態1と異なる構成である。
そして、この実施形態3では、ドライバー、ドリル等の工具部品をアタッチメント2に交換可能に取り付ける既製の電動工具Aを利用して駆動が行える。そして、畝16に自動的に作業効率良く苺等の苗を定植するための穴15を複数個づつ同時に掘削でき、前記実施形態1,および前記実施形態2よりも労力および時間を大幅に軽減することができる等の異なる作用、効果を奏する。なお、27は前記第1受動側回転軸体23と、複数個、例えば図示するように2個の受動側回転軸体3,3とを回転可能に保持するための、保持板であり、この保持板27の長さLを長短調整することにより受動側回転軸体3,3間の間隔Kを長短選定するようにして畝16に穿設するための穴15,15の間隔L1を調整する。
また、図示するこの実施形態3では、電動工具Aの前記駆動側回転軸1からの回転力を受動して受動側回転軸体3,3を回転させるのに、第1の回転駆動部品21、および第2の回転駆動部品22、また、回転受動部品25,26としてプーリを用いるとともに、無端状の動力伝達部品24,24として、ベルトを用いているが、図示するものに限らず、例えば第1の回転駆動部品21、および第2の回転駆動部品22、また、回転受動部品25,26としてスプロケットを用いるとともに、無端状の動力伝達部品24,24として、チェーンを用いてもよく、さらには、噛合する歯車群により駆動側回転軸1からの回転力を受動して受動側回転軸体3,3を回転させてもよい。
また、上記実施形態1乃至実施形態3では、苺の苗を定植する場合の穴15を畝16に穿孔する場合を代表的に説明したが、定植を行う苗は苺に限ることなく、例えばメロン、すいか等の果物類、または、例えばトマト、なす、きゅうり、ピーマン等の果菜類、ほうれん草、小松菜、キャベツ、はくさい等の葉茎菜類、大根、かぶ、にんじん、ごぼう、れんこん等の根菜類、インゲン豆、サヤエンドウ豆、空豆等の豆類、さらには、草花、植木等の苗等が挙げられ、要はポットにより育成されたポット苗等を定植するために、畝16に穴15を穿孔するために用いるものであれば、如何様な植物であってもよい。
また、掘削土飛散防止カバー6は図示するように円筒形に限られず、六角形、八角形等の多角形で良く、しかも、掘削土飛散防止カバー6の内径、高さの増減変更は自由に行えるとともに、螺旋体5の設置幅、ピッチ、設置長さの増減変更も自由に行える。しかも、螺旋体5の螺旋方向は、右巻きまたは左巻きの何れでもよい。
本発明は、ドライバー、ドリル等の工具部品をアタッチメントに交換可能に取り付ける既製の電動工具を利用して駆動が行え、畝に自動的に作業効率良く苺等の苗を定植するための穴を掘削でき、労力および時間を大幅に軽減し、また、掘削される穴は畝に硬くならずに柔らかい状態で掘り上げることができ、根が折損したり、傷付いたりすることなく、ダメージが少なく、また、苗の定植後の根付きが良く、水や肥料の土中への浸透性は良好であり、また、土中での酸素含有量も多く、定植後の苗の発育に適し、取扱操作も簡単であり、製作コストも安価であるとする用途・機能に適する。
図1は本発明の苺等の苗定植用穿孔具の実施形態1を示す斜視図である。 図2は同じく畝に穴を穿孔する直前の説明的な断面図である。 図3は同じく畝に穴を穿孔している状態の説明的な断面図である。 図4は同じく畝に穴を穿孔した直後の説明的な断面図である。 図5は同じく本実施形態1を構成する螺旋体を示す説明的な斜視図である。 図6は本発明の苺等の苗定植用穿孔具の実施形態2を示す説明的な断面図である。 図7は本発明の苺等の苗定植用穿孔具の実施形態3を示す斜視図である。 図8は同じく畝に穴を穿孔した直後の斜視図である。
符号の説明
1 駆動側回転軸
2 アタッチメント
3 受動側回転軸体
3a 基端部
4 先鋭部
4a 下端
5 螺旋体
5A 螺旋素体
5B 螺旋素体
5C 螺旋素体
6 掘削土飛散防止カバー
7 螺旋勾配
7A リード角
7B リード角
7C リード角
8 目印
9 掘削土
15 穴
16 畝
A 電動工具
I 進行方向
U 穿孔ユニット
U′ 穿孔ユニット
W 掘削深さ

Claims (5)

  1. モータを駆動源として回転可能に設ける駆動側回転軸に装設するアタッチメントに、寸法、形状を異にした数種のドライバー、ドリル等の工具部品を交換可能に取付ける既製の電動工具の前記アタッチメントに着脱可能に穿孔ユニットが取付けられる苺等の苗定植用穿孔具において、
    前記穿孔ユニットは、
    前記アタッチメントに基端部が着脱可能に取付けられて前記駆動側回転軸からの回転力を受動して回転可能に設けられ、先端側には先鋭部が設けられた受動側回転軸体と、
    前記先鋭部の下端から数cmの上部外周を始端として数ピッチが捲回して設けられた螺旋体と、
    該螺旋体の外周に取付けられる略筒状の掘削土飛散防止カバーと、
    を備えたことを特徴とする苺等の苗定植用穿孔具。
  2. モータを駆動源として回転可能に設ける駆動側回転軸に装設するアタッチメントに、寸法、形状を異にした数種のドライバー、ドリル等の工具部品を交換可能に取付ける既製の電動工具の前記アタッチメントに着脱可能に穿孔ユニットが取付けられる苺等の苗定植用穿孔具において、
    前記穿孔ユニットは、
    前記アタッチメントに基端部が着脱可能に取付けられて前記駆動側回転軸からの回転力を受動して回転可能に設けられ、少なくとも第1の回転駆動部品、および第2の回転駆動部品を装着した1本の第1受動側回転軸体と、
    第1の前記回転駆動部品、および第2の前記回転駆動部品からの回転力を無端状の動力伝達部品を介して受動して回転する回転受動部品を上部外周に有し、先端側には先鋭部が設けられた複数個の受動側回転軸体と、
    前記先鋭部の下端から数cmの上部外周を始端として数ピッチが捲回して設けられた螺旋体と、
    該螺旋体の外周に取付けられる略筒状の掘削土飛散防止カバーと、
    を備えたことを特徴とする苺等の苗定植用穿孔具。
  3. 前記螺旋体が、その進行方向でのリード角を段階的に順次数度づつ増加して急勾配になるように形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の苺等の苗定植用穿孔具。
  4. 前記掘削土飛散防止カバーが、掘削土の掘削深さを推測する目印を外周に表示していることを特徴とする請求項1−3の何れかに記載の苺等の苗定植用穿孔具。
  5. 前記掘削土飛散防止カバーが、前記受動側回転軸体、および前記螺旋体に対して固定手段を介して着脱可能に取付けられることを特徴とする請求項1−4の何れかに記載の苺等の苗定植用穿孔具。
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