JP2009194709A - 疎通確認器及びネットワーク並びに疎通確認方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 疎通確認に付随する作業を軽減することができ、対象機器に直接接続させることなく当該機器に対する疎通を確認することが出来る疎通確認器、ネットワーク及び疎通確認方法を提供する。
【解決手段】 電話器4はIPアドレスに係るPB信号を疎通確認器1へ、疎通確認器1は生成したpingを機器5へ送信し、機器5は、自己のIPアドレス宛のpingを受信すると所定の応答を送信元である疎通確認器1へ返信する。疎通確認器1は、所定時間内に送信したIPアドレスに係る機器5から所定の応答が返信された場合、当該機器5とインターネット71との間の疎通は良好であると判断する。
【選択図】 図1
【解決手段】 電話器4はIPアドレスに係るPB信号を疎通確認器1へ、疎通確認器1は生成したpingを機器5へ送信し、機器5は、自己のIPアドレス宛のpingを受信すると所定の応答を送信元である疎通確認器1へ返信する。疎通確認器1は、所定時間内に送信したIPアドレスに係る機器5から所定の応答が返信された場合、当該機器5とインターネット71との間の疎通は良好であると判断する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、IP(Internet Protocol)を用いるコンピュータネットワーク、所謂IPネットワークとIPネットワークに接続される機器との間の疎通を確認する疎通確認器、及び該疎通確認器、IPネットワーク及び前記機器を備えるネットワーク、並びにIPネットワークと前記機器との間の疎通を確認する疎通確認方法に関する。
ウェブサーバ、ルータ、及びパーソナルコンピュータ(PC)等の通信機器をIPネットワークに接続して、通信機器間で種々の情報を送受信し得るようになっているが、これら通信機器以外にも、エアコンディショナ、照明用コントローラ、又はプリンタ等、通信機能を搭載させた種々の機器も、例えばホームネットワークといったLAN(Local Area Network)を介して前記IPネットワークに接続されるようになっており、これによって外出先から家内の室温又は照明の調節等を行い得るようになっている。
かかる機器をIPネットワークに接続する場合、工事担当者は該当機器をLANに接続した後、当該機器とIPネットワークとの間の疎通を次のようにして確認していた。
すなわち、工事担当者は、携帯型PCといった携帯端末器を現場に持参し、持参した携帯端末器をIPネットワークに接続した後、当該携帯端末器に該当機器のIPアドレスを入力することによって、携帯端末器から該当機器へpingコマンドを送信させ、送信させたpingコマンドに対する応答が所定時間内に該当機器から携帯端末器へ返信されるか否かによってIPネットワークと該当機器との間の疎通を確認していた。
一方、後記する特許文献1には次のような疎通確認器が開示されている。
すなわち、疎通確認器は、予め設定された試験用電文を送受信する送受信部と、IPネットワークに接続させた機器に接続するための接続部とを備えており、外形寸法は比較的小さくなしてある。そして、2つの疎通確認器をIPネットワークに接続させた2つの機器に各別に接続させるようになっている。
すなわち、疎通確認器は、予め設定された試験用電文を送受信する送受信部と、IPネットワークに接続させた機器に接続するための接続部とを備えており、外形寸法は比較的小さくなしてある。そして、2つの疎通確認器をIPネットワークに接続させた2つの機器に各別に接続させるようになっている。
一方の疎通確認器に作動指令が与えられると、当該疎通確認器は他方の疎通確認器宛へ試験用電文を送信するようになっており、他方の疎通確認器は自己宛の試験用電文を受信した場合、それが正常な試験用電文か否かを判断し、正常であると判断した場合、返信用電文を一方の疎通確認器宛に送信する。そして、一方の疎通確認器宛は試験用電文を送信してから所定時間内に返信用電文を受信した場合、表示部を点灯させて両機器がIPネットワークに正常に接続されていることを報知する。
特開平11−32000号公報
しかしながら、前述した如き従来の方法にあっては、工事担当者が携帯型PCといった嵩張るサイズの携帯端末器を持参しなければならず、疎通確認に付随する作業が煩雑であるという問題があった。
また、例えばMacアドレス制限が適用された機器にあっては、予め登録された端末器しか当該機器にアクセスすることができないため、複数の工事担当者が各別に使用する携帯端末器をそれぞれ登録しておかなければならないという問題もあった。
一方、特許文献1に開示された疎通確認器にあっては、比較的小さなサイズであるので携帯してもかさばらないものの、疎通確認器を確認対象の機器に直接接続させなければならないため、疎通確認器の接続端子と対象機器の接続端子との規格が合致しない場合、疎通確認を行うことができないという問題があった。
また、一対の疎通確認器をIPネットワークに接続させた2つの機器に各別に接続するため、返信電文を受信できない場合、いずれの機器の接続が不良なのかを直に特定することができない。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、疎通確認に付随する作業を軽減することができる一方、対象機器に直接接続させることなく当該機器に対する疎通を確認することが出来る疎通確認器、及び該疎通確認器を備えるネットワーク、並びに疎通確認方法を提供する。
(1)本疎通確認器は、IPネットワークに接続される機器のIPアドレスを受信する第1受信部と、疎通確認コマンドを生成する生成部と、生成された疎通確認コマンドを受信したIPアドレスの機器へ送信する第1送信部と、当該機器から疎通確認コマンドに対する応答を受信する第2受信部と、該第2受信部の受信状態に基づいて、当該機器と前記IPネットワークとの間が疎通しているか否かを判断する判断部と、疎通していると判断された場合、対応する応答を前記IPアドレスの送信元へ送信する第2送信部とを備える。
かかる疎通確認器にあっては、電話回線又はIPネットワーク等の通信ネットワークを介して第1受信部が、IPネットワークに接続される機器のIPアドレスを受信し、当該機器とIPネットワークとの間の疎通状態を確認すべく、生成部が疎通確認コマンドを生成し、第1送信部が生成された疎通確認コマンドを受信したIPアドレスの機器へ送信する。そして、当該機器から疎通確認コマンドに対する応答を受信する第2受信部の受信状態に基づいて判断部が、当該機器と前記IPネットワークとの間が疎通しているか否かを判断し、少なくとも疎通していると判断された場合、第2送信部が対応する応答を前記IPアドレスの送信元へ送信する。
これによって、工事担当者は通信ネットワークを介して疎通確認器に疎通確認対象の機器のIPアドレスを送信すればよいので、工事担当者が携帯型PCといった嵩張るサイズの携帯端末器を持参しなくてもよく、疎通確認に付随する作業が容易である。
また、予め登録された他の機器にしかアクセスすることができない機器であっても、1つの疎通確認器を識別するための情報を登録するだけで疎通確認を実施することができるので、そのような機器であっても当該機器とIPネットワークとの間の疎通を確認することができる。
(2)また、本疎通確認器は更に、複数のIPアドレスを登録するテーブルと、IPアドレスを受信する都度、受信したIPアドレスを前記テーブルに各別に登録する手段と、複数のIPアドレスが登録されたテーブルから各IPアドレスをそれぞれ読み出す読出手段とを備え、前記読出手段がIPアドレスを読み出す都度、前記生成部は疎通確認コマンドを生成し、前記第1送信部は生成された疎通確認コマンドを読み出されたIPアドレスの機器へ送信し、また前記判断部は当該機器と前記IPネットワークとの間が疎通しているか否かを判断するようになしてあり、更に、前記判断部の判断結果を読み出されたIPアドレスに対応付けて前記テーブルにそれぞれ登録する手段と、このテーブルから判断結果を読み出す手段とを備え、前記第2送信部は、読み出された判断結果が疎通しているとの判断であった場合、対応する応答をIPアドレスの送信元へ送信するようになしてある。
かかる疎通確認器にあっては、IPアドレスを受信する都度、受信したIPアドレスをテーブルに各別に登録し、複数のIPアドレスが登録されたテーブルから各IPアドレスをそれぞれ読み出す。また、IPアドレスを読み出す都度、疎通確認コマンドを生成し、生成された疎通確認コマンドを読み出されたIPアドレスの機器へ送信し、送信した疎通確認コマンドの受信状態に基づいて、当該機器と前記IPネットワークとの間が疎通しているか否かを判断し、その判断結果を読み出されたIPアドレスに対応付けて前記テーブルにそれぞれ登録する。そして、このテーブルから判断結果を読み出し、少なくとも読み出された判断結果が疎通しているとの判断であった場合、対応する応答をIPアドレスの送信元へ送信する。
これによって、複数の機器のIPネットワークへの疎通状態を確認する場合、一度の作業によって全ての機器の疎通確認を行うことができるので、当該作業を短時間で効率的に実施することができる。また、各機器の取り違いといったミスを回避することもできる。
(3)本ネットワークは、IPネットワーク、及び当該IPネットワークに接続され、固有のIPアドレスを有する機器を備え、前述したいずれかの疎通確認器が前記IPネットワークに接続してあり、更に、前記IPアドレスを送信する端末器を前記疎通確認器と通信可能に備え、該端末器から疎通確認器へ前記IPアドレスが送信された場合、疎通確認器は受信したIPアドレスの機器とIPネットワークとの間の疎通状態を確認し、疎通していると判断した場合、対応する応答を当該端末器へ送信するようになしてある。
かかるネットワークにあっては、固定電話器、携帯電話器又はPDAといった端末器と前述した疎通確認器とが電話回線又は光回線等を用いた通信ネットワークを介して接続し得るようになしてあり、前記端末器から疎通確認器へ確認対象の機器のIPアドレスを送信する。
疎通確認器はIPネットワークに接続されており、該IPネットワークに前記機器が接続されるようになっている。
そして、工事担当者が前記端末器を用いて疎通確認器へ確認対象の機器のIPアドレスを送信すると、疎通確認器は前述した如く当該機器とIPネットワークとの間の疎通状態を確認し、少なくとも疎通されている場合、対応する応答が挿通確認器から当該端末器へ送信される。
このように工事担当者は、通信ネットワークを介して疎通確認器に疎通確認対象の機器のIPアドレスを送信すればよいので、工事担当者が携帯型PCといった嵩張るサイズの携帯端末器を持参しなくてもよく、疎通確認に付随する作業が容易である。
また、予め登録された他の機器にしかアクセスすることができない機器であっても、1つの疎通確認器を識別するための情報を登録するだけで疎通確認を実施することができるので、そのような機器であっても当該機器とIPネットワークとの間の疎通を確認することができる。
(4)また、本ネットワークは、前記端末器は電話器であり、該電話器と前記疎通確認器とは電話回線により接続し得るようになしてある。
このように電話器及び電話回線によって疎通確認器へ確認対象の機器のIPアドレスを送信するようになしてあるため、既存の通信設備を利用することができ、ネットワーク構築に要するコストの上昇を可及的に抑制することができる。
このように電話器及び電話回線によって疎通確認器へ確認対象の機器のIPアドレスを送信するようになしてあるため、既存の通信設備を利用することができ、ネットワーク構築に要するコストの上昇を可及的に抑制することができる。
(5)本疎通確認方法は、IPネットワークに接続され、固有のIPアドレスを有する機器と前記IPネットワークとの間の疎通状態を確認する方法において、前記IPアドレスを受信し、疎通確認コマンドを生成し、生成した疎通確認コマンドを受信したIPアドレスの機器へ送信し、当該機器から疎通確認コマンドに対する応答の受信状態に基づいて、当該機器と前記IPネットワークとの間が疎通しているか否かを判断し、疎通していると判断した場合、対応する応答を前記IPアドレスの送信元へ送信する。
これによって、前同様、工事担当者は、通信ネットワークを介して疎通確認器に疎通確認対象の機器のIPアドレスを送信すればよいので、工事担当者が携帯型PCといった嵩張るサイズの携帯端末器を持参しなくてもよく、疎通確認に付随する作業が容易である。
また、予め登録された他の機器にしかアクセスすることができない機器であっても、1つの疎通確認器を識別するための情報を登録するだけで疎通確認を実施することができるので、そのような機器であっても当該機器とIPネットワークとの間の疎通を確認することができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係るネットワークの要部構成を示すブロック図であり、図中、71はインターネット、72は該インターネット71に接続されたLANである。なお、インターネット71及びLAN72はいずれもIPネットワークである。
このLAN72に、通信機能が搭載された機器5が接続されており、当該機器5と前記インターネット71との間の疎通を後述するように確認し得るようになっている。
図1は、本発明に係るネットワークの要部構成を示すブロック図であり、図中、71はインターネット、72は該インターネット71に接続されたLANである。なお、インターネット71及びLAN72はいずれもIPネットワークである。
このLAN72に、通信機能が搭載された機器5が接続されており、当該機器5と前記インターネット71との間の疎通を後述するように確認し得るようになっている。
インターネット71には当該インターネット71と前記機器5との間の疎通を確認するための疎通確認器1が接続してあり、疎通確認器1には前記機器5を設置した領域内又はその近傍に配設された固定型の電話器41に接続するためのPBX(Private Branch eXchange)といった交換器31が接続してある。
一方、機器5をLAN72に接続する工事担当者は、携帯電話器又はPHS等の携帯型の電話器42を携帯しており、該電話器42は対応する交換器32を介して前記疎通確認器1に接続し得るようになっている。
かかるネットワークによって、機器5とインターネット71との間の疎通を次のようにして確認する。
かかるネットワークによって、機器5とインターネット71との間の疎通を次のようにして確認する。
なお、本実施形態では、固定型の電話器41及び携帯型の電話器42がともに疎通確認器1に接続し得るようになっているが、本発明はこれに限らず、いずれか一方の電話器4が疎通確認器1に接続し得るようになしてあればよい。
図2は、図1に示した電話器4、交換器3、疎通確認器1及び機器5による疎通確認動作を示すフローチャートである。
疎通確認器1には固有の電話番号が割り付けられており、またLAN72に接続した機器5にも固有のIPアドレスが割り付けられている。
疎通確認器1には固有の電話番号が割り付けられており、またLAN72に接続した機器5にも固有のIPアドレスが割り付けられている。
機器5をLAN72に接続した後、工事担当者が電話器4に前記電話番号を入力すると、電話器4は交換器3を発呼し、交換器3と電話器4との間の回線が接続されると、交換器3は疎通確認器1を発呼する。
疎通確認器1は交換器3との間で回線を接続すると、応答信号を交換器3を介して当該電話器4へ返信する。
疎通確認器1は交換器3との間で回線を接続すると、応答信号を交換器3を介して当該電話器4へ返信する。
このようにして電話器4と疎通確認器1との回線が接続されると、工事担当者は接続した機器5のIPアドレスを電話器4に例えばPB信号として与え、電話器4は与えられたPB信号を前記疎通確認器1へ与える。
疎通確認器1は、ICMP(Internet Control Message Protocol)を用いて疎通確認コマンドたるping(Packet Internet Groper)を生成し得るようになっており、IPアドレスに係るPB信号が与えられると、生成したpingをインターネット71及びLAN72(いずれも図1参照)を介して該当するIPアドレスの機器5へ送信する。
機器5は、インターネット71及びLAN72を介して自己のIPアドレス宛のpingを受信すると、当該pingに対する所定の応答を送信元である疎通確認器1へ返信する。
疎通確認器1は、pingを送信してから所定時間内に送信したIPアドレスに係る機器5から所定の応答が返信されたか否かを判断し、所定時間内に当該返信がなされた場合、当該機器5とインターネット71との間の疎通は良好であると判断する。一方、疎通確認器1は所定時間内に前記返信がなされなかった場合、当該機器5とインターネット71との間の疎通は不良であると判断する。
なお、疎通確認器1から該当機器5へのpingの送信は複数回実施するようにしてもよい。
このようにして当該機器5とインターネット71との間の疎通状態を確認すると、疎通確認器1は、疎通が良好である場合、例えば「ピー」又は「良好です」等の音声信号を電話器4へ送信する。一方、疎通確認器1は、疎通が不良の場合、前記音声信号を電話器4へ送信しない。
このようにして当該機器5とインターネット71との間の疎通状態を確認すると、疎通確認器1は、疎通が良好である場合、例えば「ピー」又は「良好です」等の音声信号を電話器4へ送信する。一方、疎通確認器1は、疎通が不良の場合、前記音声信号を電話器4へ送信しない。
これによって、工事担当者は、電話器4にIPアドレスを入力してから適宜時間内に、前記音声信号が返信された場合、当該IPアドレスの機器5とインターネット71との間の疎通が良好であると判断することができ、適宜時間が経過しても疎通確認器1からの返信が無い場合、当該IPアドレスの機器5とインターネット71との間の疎通が不良であると判断することができる。
そして、工事担当者が電話器4に対して接続している回線を切断する操作を行うと、疎通確認器1は該当する回線を切断して終話する。
なお、疎通確認器1は、疎通が不良の場合、例えば「ブー」又は「不良です」等の音声信号を電話器4へ送信するようにしてもよい。これによって、工事担当者は、当該IPアドレスの機器5とインターネット71との間の疎通が不良であることをより確実に認識することができる。
図3は、図1に示した疎通確認器1の要部構成を示すブロック図であり、図中、11は、図1に示した交換器3を介して電話器4からの信号が入力される第1受信部、10は、前述したpingの送受信動作等の各種動作を制御する制御部である。
交換器3を介して電話器4から第1受信部11に着呼があった場合、回線接続部15は、当該電話器4との間で回線を接続させ、当該電話器4へ応答を返信するようになっている。
回線が接続されると、制御部10は当該電話器4からIPアドレスに係る音声信号が送信されるまで待機し、電話器4からIPアドレスに係る音声信号が第1受信部11によって受信されると、それをIPアドレスに変換してテーブル16に登録する。
次に、制御部10はping生成部17を作動させ、ping生成部17はテーブル16に登録されたIPアドレスを読み出してpingを生成し、生成したping及びIPアドレスを第1送信部12に与えて、当該pingを該当するIPアドレスの機器5へ送信させる。また、制御部10は、第1送信部12がpingを出力するタイミングに応じてタイマ18を作動させる。
疎通判断部19には、タイマ18から計時データが、また機器5からの応答を受信する第2受信部21から受信信号が与えられるようになっている。そして、疎通判断部19は、タイマ18から与えられた計時データが予め定めた時間に達するまで、該当機器5からのpingに対する応答が第2受信部21によって受信されたか否かを判断し、前記所定時間内に当該応答が第2受信部21によって受信された場合、当該機器5とインターネット71との間の疎通は良好であると判断し、良好信号を音声信号生成部20に与える。
一方、疎通判断部19は、前記所定時間内に第2受信部21によって当該応答が受信されなかった場合、当該機器5とインターネット71との間の疎通は不良であると判断し、不良信号を音声信号生成部20に与える。
音声信号生成部20は、疎通判断部19から良好信号が与えられた場合、例えば「ピー」又は「良好です」等の音声信号を生成し、生成した音声信号を第2送信部22を介して電話器4へ送信する。
一方、音声信号生成部20は、疎通判断部19から不良信号が与えられた場合、前述した音声信号を生成しない。
なお、前述した如く、疎通判断部19から不良信号が与えられた場合、音声信号生成部20は、例えば「ブー」又は「不良です」等の音声信号を生成し、生成した音声信号を第2送信部22を介して電話器4へ送信するようにしてもよい。
なお、前述した如く、疎通判断部19から不良信号が与えられた場合、音声信号生成部20は、例えば「ブー」又は「不良です」等の音声信号を生成し、生成した音声信号を第2送信部22を介して電話器4へ送信するようにしてもよい。
このように、本発明にあっては、工事担当者は疎通確認器1を持ち運ぶ必要がないため、疎通確認に付随する作業を軽減することができる。また、疎通確認器1と機器5とを直接接続させることなく当該機器5に対する疎通を確認することが出来る。
更に、既存の電話器4を改変することなくそのまま用いることができ、ネットワーク構築に要するコストの上昇を可及的に抑制することができる。
更に、既存の電話器4を改変することなくそのまま用いることができ、ネットワーク構築に要するコストの上昇を可及的に抑制することができる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態に係るネットワークを示すブロック図であり、IPネットワークに接続した複数の機器5,5,…の疎通状態を確認し得るようになしてある。なお、図中、図1に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してある。
図4は、本発明の第2の実施形態に係るネットワークを示すブロック図であり、IPネットワークに接続した複数の機器5,5,…の疎通状態を確認し得るようになしてある。なお、図中、図1に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してある。
図4に示した如く、第1LAN73に第2LAN74が接続されており、第1LAN73及び第2LAN74にそれぞれ複数の機器5,5,…が接続してある。
そして、第1LAN71に前記疎通確認器1が接続してある。この疎通確認器1の要部構成は図3に示したものと同じであり、図3を参照しつつ疎通確認器1の疎通確認動作を説明する。
そして、第1LAN71に前記疎通確認器1が接続してある。この疎通確認器1の要部構成は図3に示したものと同じであり、図3を参照しつつ疎通確認器1の疎通確認動作を説明する。
図5から図7は、疎通確認器1の制御部10による疎通確認制御動作手順を示すフローチャートである。
図5から図7に示した如く、制御部10は、第1受信部11に交換器3を介して電話器4(共に図4参照)からの着呼があるまで待機し(ステップS1)、当該着呼があった場合、回線接続部15をして当該電話器4との間の回線を接続させるともに、回線接続に係る応答を第2送信部22から当該電話器4へ送信させる(ステップS2)。また、制御部10はテーブル16内の登録情報をリセットする(ステップS4)。
図5から図7に示した如く、制御部10は、第1受信部11に交換器3を介して電話器4(共に図4参照)からの着呼があるまで待機し(ステップS1)、当該着呼があった場合、回線接続部15をして当該電話器4との間の回線を接続させるともに、回線接続に係る応答を第2送信部22から当該電話器4へ送信させる(ステップS2)。また、制御部10はテーブル16内の登録情報をリセットする(ステップS4)。
制御部10は、回線が切断されたか否かを判断し(ステップS5)、切断されていない場合、IPアドレスに係る音声信号が第1受信部11に与えられたか否かを判断し(ステップS10)、当該音声信号が第1受信部11に与えられていないと判断した場合、ステップS5へ戻る。
一方、制御部10は、ステップS10で電話器4からIPアドレスに係る音声信号が第1受信部11に与えられたと判断すると、それをIPアドレスに変換してテーブル16に順次登録する(ステップS11,S12)。
制御部10は、電話器4から第1受信部11に、IPアドレスに係る音声信号の送信完了を示す完了信号が与えられたか否かを判断し(ステップS13)、完了信号が与えられたと判断するまでステップS5〜ステップS13までの操作を繰り返す。
制御部10は、ステップS13で、電話器4から第1受信部11に完了信号が与えられたと判断した場合、テーブル16に登録してある全てのIPアドレスを読み出したか否かを判断し(ステップS20)、そうでないと判断した場合、テーブル16からそこに登録してあるIPアドレスを順次読み出して(ステップS21)、それをping生成部17に与え、そこで対応するpingを生成させる(ステップS22)。一方、制御部10は、タイマ18をリセットさせる(ステップS23)。
ping生成部17が対応するpingを生成すると、制御部10は、そのping及びIPアドレスを第1送信部12に与えて、当該pingを該当するIPアドレス宛へ出力させる(ステップS24)。また、制御部10は、第1送信部12がpingを出力するタイミングに応じてタイマ18を作動させるとともに、疎通判断部19を作動させる(ステップS25,S30)。
図8は、疎通判断部19による疎通判断手順を示すフローチャートである。
疎通判断部19にはタイマ18から計時データが、また第2受信部21からそこに入力された信号が与えられるようになっており、図8に示したように、疎通判断部19は、タイマ18から与えられた計時データが予め定めた時間に達したか否かを判断する(ステップS31)。疎通判断部19は、所定時間に達していないと判断した場合、該当機器5からのpingに対する応答信号が第2受信部21から与えられたか否かを判断し(ステップS32)、当該応答信号が与えられた場合、当該機器5と第1LAN73との間の疎通は良好であると判断して(ステップS33)、読み出したIPアドレスに対応させて良好情報をテーブル16に登録する(ステップS35)。
疎通判断部19にはタイマ18から計時データが、また第2受信部21からそこに入力された信号が与えられるようになっており、図8に示したように、疎通判断部19は、タイマ18から与えられた計時データが予め定めた時間に達したか否かを判断する(ステップS31)。疎通判断部19は、所定時間に達していないと判断した場合、該当機器5からのpingに対する応答信号が第2受信部21から与えられたか否かを判断し(ステップS32)、当該応答信号が与えられた場合、当該機器5と第1LAN73との間の疎通は良好であると判断して(ステップS33)、読み出したIPアドレスに対応させて良好情報をテーブル16に登録する(ステップS35)。
一方、疎通判断部19は、ステップS32で第2受信部21から当該応答信号が与えられていないと判断した場合、ステップS31へ戻って計時データが所定時間に達したか否かを判断する操作を繰り返す。そして、疎通判断部19は、ステップS32で応答信号が第2受信部21から与えられたと判断することなく、ステップS31で所定時間に達したと判断した場合、当該機器5と第1LAN73との間の疎通は不良であると判断し(ステップS34)、読み出したIPアドレスに対応させて不良情報をテーブル16に登録する(ステップS35)。
疎通判断部19によって、当該IPアドレスに係る機器5と第1LAN73との間の疎通状態の判断が終了するとメインルーチンへ戻り、ステップS20で全てのIPアドレスをテーブルから読み出したと判断されるまで、ステップS20からステップS30までの操作が繰り返される。
一方、ステップS20で全てのIPアドレスをテーブルから読み出したと判断した場合、制御部10は、テーブル16に登録された疎通判断結果を全て読み出したか否かを判断し(ステップS50)、全ての疎通判断結果を読み出していない場合、テーブル16に登録された疎通判断結果を順次読み出す(ステップS51)。
制御部10は、読み出した疎通判断結果を音声信号生成部20に与えて、そこで対応する音声信号を生成させ(ステップS52)、生成させた音声信号を第2送信部22に与えて当該音声信号を電話器4へ出力させる(ステップS53)。
良好情報が登録されていた場合、例えば「ピー」又は「良好です」等の音声信号が第2送信部22から電話器4へ出力され、不良情報が登録されていた場合、前記音声信号は電話器4へ出力されない。
そして、制御部10は、ステップS50で全ての疎通判断結果を読み出したと判断するまでステップS50からステップS53での操作を繰り返した後、ステップS5へ戻り、接続した回線が切断されたと判断した場合、当該回線を切断して終話する(ステップS60)。
これによって、複数の機器5,5,…と第1LAN73との疎通状態を確認する場合、一度の作業によって全ての機器5,5,…の疎通確認を行うことができるので、当該作業を短時間で効率的に実施することができる。また、各機器5,5,…の取り違いといったミスを回避することもできる。
なお、上述した両ネットワークでは、電話器4と疎通確認器1との間を電話回線を用いて接続するようになしてあるが、本発明はこれに限らず、例えば、工事担当者が携帯するPDAといった端末器と疎通確認器1との間で情報の送受信を、インターネットといったIPネットワークを用いて行うようにしてもよい。
この場合、疎通確認を文字情報で行うことができ、複数の機器5,5,…とIPネットとの疎通状態を一覧表示させることもできる。
この場合、疎通確認を文字情報で行うことができ、複数の機器5,5,…とIPネットとの疎通状態を一覧表示させることもできる。
1 疎通確認器
3 交換器
4 電話器
5 機器
10 制御部
11 第1受信部
12 第1送信部
16 テーブル
17 ping生成部
19 疎通判断部
20 音声信号生成部
21 第2受信部
22 第2送信部
71 インターネット
72 LAN
3 交換器
4 電話器
5 機器
10 制御部
11 第1受信部
12 第1送信部
16 テーブル
17 ping生成部
19 疎通判断部
20 音声信号生成部
21 第2受信部
22 第2送信部
71 インターネット
72 LAN
Claims (5)
- IPネットワークに接続され、固有のIPアドレスを有する機器と前記IPネットワークとの間の疎通状態を確認する疎通確認器において、
前記IPアドレスを受信する第1受信部と、疎通確認コマンドを生成する生成部と、生成された疎通確認コマンドを受信したIPアドレスの機器へ送信する第1送信部と、当該機器から疎通確認コマンドに対する応答を受信する第2受信部と、該第2受信部の受信状態に基づいて、当該機器と前記IPネットワークとの間が疎通しているか否かを判断する判断部と、疎通していると判断された場合、対応する応答を前記IPアドレスの送信元へ送信する第2送信部とを備えることを特徴とする疎通確認器。 - 複数のIPアドレスを登録するテーブルと、IPアドレスを受信する都度、受信したIPアドレスを前記テーブルに各別に登録する手段と、複数のIPアドレスが登録されたテーブルから各IPアドレスをそれぞれ読み出す読出手段とを備え、
前記読出手段がIPアドレスを読み出す都度、前記生成部は疎通確認コマンドを生成し、前記第1送信部は生成された疎通確認コマンドを読み出されたIPアドレスの機器へ送信し、また前記判断部は当該機器と前記IPネットワークとの間が疎通しているか否かを判断するようになしてあり、
更に、前記判断部の判断結果を読み出されたIPアドレスに対応付けて前記テーブルにそれぞれ登録する手段と、このテーブルから判断結果を読み出す手段とを備え、
前記第2送信部は、読み出された判断結果が疎通しているとの判断であった場合、対応する応答をIPアドレスの送信元へ送信するようになしてある請求項1記載の疎通確認器。 - IPネットワーク、及び当該IPネットワークに接続され、固有のIPアドレスを有する機器を備えるネットワークにおいて、
請求項1又は2に記載の疎通確認器が前記IPネットワークに接続してあり、
更に、前記IPアドレスを送信する端末器を前記疎通確認器と通信可能に備え、
該端末器から疎通確認器へ前記IPアドレスが送信された場合、疎通確認器は受信したIPアドレスの機器とIPネットワークとの間の疎通状態を確認し、疎通していると判断した場合、対応する応答を当該端末器へ送信するようになしてあることを特徴とするネットワーク。 - 前記端末器は電話器であり、該電話器と前記疎通確認器とは電話回線により接続し得るようになしてある請求項3記載のネットワーク。
- IPネットワークに接続され、固有のIPアドレスを有する機器と前記IPネットワークとの間の疎通状態を確認する方法において、
前記IPアドレスを受信し、疎通確認コマンドを生成し、生成した疎通確認コマンドを受信したIPアドレスの機器へ送信し、当該機器から疎通確認コマンドに対する応答の受信状態に基づいて、当該機器と前記IPネットワークとの間が疎通しているか否かを判断し、疎通していると判断した場合、対応する応答を前記IPアドレスの送信元へ送信することを特徴とする疎通確認方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008034566A JP2009194709A (ja) | 2008-02-15 | 2008-02-15 | 疎通確認器及びネットワーク並びに疎通確認方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008034566A JP2009194709A (ja) | 2008-02-15 | 2008-02-15 | 疎通確認器及びネットワーク並びに疎通確認方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009194709A true JP2009194709A (ja) | 2009-08-27 |
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ID=41076311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008034566A Withdrawn JP2009194709A (ja) | 2008-02-15 | 2008-02-15 | 疎通確認器及びネットワーク並びに疎通確認方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009194709A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013251688A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ネットワーク接続確認システム |
KR20150123785A (ko) * | 2012-12-05 | 2015-11-04 | 바이버 미디어 에스.에이.알.엘. | Ott 네트워크 상에서의 콜 착신 |
-
2008
- 2008-02-15 JP JP2008034566A patent/JP2009194709A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016506136A (ja) * | 2012-12-05 | 2016-02-25 | ヴィバー メディア エスアーエールエル | Ottネットワークにおける呼の着信 |
KR101978540B1 (ko) | 2012-12-05 | 2019-05-14 | 바이버 미디어 에스.에이.알.엘. | Ott 네트워크 상에서의 콜 착신 |
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