JP2018157258A - ネットワークシステム、ネットワークシステムのアドレス解決方法、および、拠点側接続装置 - Google Patents

ネットワークシステム、ネットワークシステムのアドレス解決方法、および、拠点側接続装置 Download PDF

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Abstract

【課題】アドレスが変化した場合でも接続が長時間途絶することを防止する。【解決手段】ネームサーバ(NGNネームサーバ60)を有し、半固定アドレスが付与されるネットワーク(NGN10)に接続されるとともにセンタ側に配置されるセンタ側接続装置(センタゲートウェイ20)と、拠点側に配置され、ネットワークを介してセンタ側接続装置と通信を行う拠点側接続装置(拠点ゲートウェイ40)と、センタ側または拠点側に配置される追加接続装置(センタゲートウェイ30)とを有し、センタ側接続装置と追加接続装置はDDNS機能によって相互のアドレスとドメインをそれぞれ記憶し、拠点側接続装置は、センタ側接続装置のアドレスが変化した場合には、追加接続装置にセンタ側接続装置のアドレスを問い合わせることによって変化後のアドレスを取得してセンタ側接続装置にアクセスする、ことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークシステム、ネットワークシステムのアドレス解決方法、および、拠点側接続装置に関するものである。
近年、IP技術を用いて電話網を構築し直すことで利便性等を向上することが行われている。このようなネットワークは、NGN(Next Generation Network:次世代ネットワーク)と呼ばれている。
特許文献1には、ユーザ端末が付加情報をメッセージに付加してNGNを介して送信することで、選択された接続先の着信端末と、ユーザ端末とを接続する技術が開示されている。
特開2009−105831号公報
ところで、NGNでは、ネットワークから付与されるアドレスが半固定である(例えば、メンテナンス実施等によりアドレスが変化する可能性がある)。このため、アドレスが変化した場合には、装置間の接続が途絶してしまうという問題点がある。
そこで、外部のDDNS(Dynamic Domain Name Server)を用いることで、NGNから付与されるアドレスが変化した場合でも、この外部のDDNSを用いてアドレス解決を実行し、装置間の接続が長時間途絶することを防止できる。しかしながら、このような方法では、この外部のDDNSを設置したり、通信したりするための新たなコストが生じるという問題点がある。
また、NGN内にNGNネームサーバが設置されているため、アドレスが変化した場合には、NGNネームサーバによってアドレス解決を実行する方法も存在する。しかしながら、NGNネームサーバは、アドレスの変化に追従することが保証されていなことから、接続が長時間途絶する場合があるという問題点がある。
本発明は、半固定アドレスによって通信するネットワークにおいて、アドレスが変化した場合でも接続が長時間途絶することを防止できるネットワークシステム、ネットワークシステムのアドレス解決方法、および、拠点側接続装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、ネームサーバを有するネットワークであって半固定アドレスが付与される当該ネットワークに接続されるとともにセンタ側に配置されるセンタ側接続装置と、前記ネットワークに接続されるとともに拠点側に配置され、前記センタ側接続装置と通信を行う拠点側接続装置と、前記ネットワークに接続されるとともに、前記センタ側または前記拠点側に配置される追加接続装置と、を有し、前記センタ側接続装置と前記追加接続装置は、DDNS(Dynamic Domain Name System)機能によって相互のアドレスとドメインをそれぞれ記憶し、前記拠点側接続装置は、前記センタ側接続装置のアドレスが変化した場合には、前記追加接続装置に前記センタ側接続装置のアドレスを問い合わせることによって変化後のアドレスを取得し、当該変化後のアドレスに基づいて前記センタ側接続装置にアクセスする、ことを特徴とする。
このような構成によれば、半固定アドレスによって通信するネットワークにおいて、アドレスが変化した場合でも接続が長時間途絶することを防止できる。
また、本発明は、前記ネットワークは、NGN(Next Generation Network)であることを特徴とする。
このような構成によれば、半固定アドレスを付与するネットワークとしてNGNを利用した場合でも、アドレスが変化した場合でも接続が長時間途絶することを防止できる。
また、本発明は、前記拠点側接続装置は、前記センタ側接続装置とセッションを確立している状態において、前記センタ側接続装置のアドレスが変化した場合には、前記追加接続装置に対して前記センタ側接続装置の変化後のアドレスを問い合わせることを特徴とする。
このような構成によれば、センタ側接続装置とセッションを確立している状態において、センタ側接続装置のアドレスが変化した場合であっても、セッションを再度確立することができる。
また、本発明は、前記拠点側接続装置は、前記センタ側接続装置との間でセッションを確立する場合、前記ネームサーバにアクセスして前記追加接続装置のアドレスを取得し、前記追加接続装置にアクセスして前記拠点側接続装置のアドレスを取得し、取得したアドレスに基づいて前記センタ側接続装置との間でセッションを確立することを特徴とする。
このような構成によれば、拠点側接続装置がセンタ側接続装置と新たにセッションを確立しようとする際に、センタ側接続装置のアドレスが変化していた場合でも、追加接続装置にアドレス解決を要求することで、セッションを確立することができる。
また、本発明は、前記拠点側接続装置は、前記センタ側接続装置との間でセッションを確立する場合において、前記追加接続装置の不具合によって当該追加接続装置にアクセスできないときは、前記ネームサーバにアクセスして前記拠点側接続装置のアドレスを取得し、取得したアドレスに基づいて前記センタ側接続装置との間でセッションを確立することを特徴とする。
このような構成によれば、追加接続装置に不具合が発生した場合でも、センタ側接続装置との間でセッションを確立することができる。
また、本発明は、ネームサーバを有するネットワークであって半固定アドレスが付与される当該ネットワークに接続されるとともにセンタ側に配置されるセンタ側接続装置と、前記ネットワークに接続されるとともに拠点側に配置され、前記センタ側接続装置と通信を行う拠点側接続装置と、前記ネットワークに接続されるとともに、前記センタ側または拠点側に配置される追加接続装置と、を有するネットワークシステムのアドレス解決方法であって、前記センタ側接続装置と前記追加接続装置は、DDNS(Dynamic Domain Name System)機能によって相互のアドレスとドメインをそれぞれ記憶し、前記拠点側接続装置は、前記センタ側接続装置のアドレスが変化した場合には、前記追加接続装置に前記センタ側接続装置のアドレスを問い合わせることによって変化後のアドレスを取得し、当該変化後のアドレスに基づいて前記センタ側接続装置にアクセスする、ことを特徴とする。
このような方法によれば、半固定アドレスによって通信するネットワークにおいて、アドレスが変化した場合でも接続が長時間途絶することを防止できる。
また、本発明は、ネームサーバを有するネットワークであって半固定アドレスが付与される当該ネットワークに接続されるとともにセンタ側に配置されるセンタ側接続装置と、前記ネットワークに接続されるとともに拠点側に配置され、前記センタ側接続装置と通信を行う拠点側接続装置と、前記ネットワークに接続されるとともに、前記センタ側または前記拠点側に配置される追加接続装置と、を有し、前記センタ側接続装置と前記追加接続装置は、DDNS(Dynamic Domain Name System)機能によって相互のアドレスとドメインをそれぞれ記憶するネットワークシステムに使用される前記拠点側接続装置において、前記センタ側接続装置のアドレスが変化した場合には、前記追加接続装置に前記センタ側接続装置のアドレスを問い合わせることによって変化後のアドレスを取得し、当該変化後のアドレスに基づいて前記センタ側接続装置にアクセスする、ことを特徴とする。
このような方法によれば、半固定アドレスによって通信するネットワークにおいて、アドレスが変化した場合でも接続が長時間途絶することを防止できる。
本発明によれば、半固定アドレスによって通信するネットワークにおいて、アドレスが変化した場合でも接続が長時間途絶することを防止できるネットワークシステム、ネットワークシステムのアドレス解決方法、および、拠点側接続装置を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係るネットワークシステムの構成例を示す図である。 図1に示すセンタゲートウェイ20の構成例を示す図である。 図3(A)は拠点ゲートウェイ40に設定される情報の一例を示す図であり、図3(B)はセンタゲートウェイ20に設定される情報の一例を示す図である。 図1に示す実施形態の動作を説明するための図である。 図1に示す実施形態の動作を説明するための図である。 図1に示す実施形態の動作を説明するための図である。 図1に示すセンタゲートウェイ20において運用開始時に実行される処理の一例を説明するフローチャートである。 図1に示すセンタゲートウェイ30において運用開始時に実行される処理の一例を説明するフローチャートである。 図1に示すセンタゲートウェイ20において運用開始後に実行される処理の一例を説明するフローチャートである。 図1に示すセンタゲートウェイ30において運用開始後に実行される処理の一例を説明するフローチャートである。 図1に示す拠点ゲートウェイ40において実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
次に、本発明の実施形態について説明する。
(A)実施形態の構成の説明
図1は、本発明の実施形態に係るネットワークシステムの構成例を示す図である。本発明の実施形態に係るネットワークシステムは、センタゲートウェイ20,30および拠点ゲートウェイ40を有し、これらのセンタゲートウェイ20,30および拠点ゲートウェイ40はNGN(Next Generation Network)10に接続されている。また、NGN10には、PC(Personal Computer)50およびNGNネームサーバ60が接続されている。
ここで、NGN10は、インターネット・プロトコル(IP)技術をベースにした通信キャリアの統合ネットワークである。なお、NGN10で使用されるIPv6アドレスは半固定であり、例えば、ネットワークの都合によって、各装置に割り当てられるIPアドレスが変化する。
センタゲートウェイ20は、センタ側(例えば、企業の本社等)に配置されるゲートウェイであって、拠点ゲートウェイ40と接続してVPN(Virtual Private Network)を構築することができる。なお、センタゲートウェイ20にはドメイン名として「cg−a」が付与されるとともに、IPアドレスとして「A:A:A::1」が付与されている。以下では、センタゲートウェイ20を適宜「cg−a」と称する。
センタゲートウェイ30は、センタ側(前述の場合と同様に、例えば、企業の本社等)に配置されるゲートウェイであって、拠点ゲートウェイ40と接続してVPNを構築することができる。なお、センタゲートウェイ30にはドメイン名として「cg−b」が付与されるとともに、IPアドレスとして「B:B:B::1」が付与されている。以下では、センタゲートウェイ30を適宜「cg−b」と称する。
拠点ゲートウェイ40は、拠点側(例えば、企業の支社等)に配置されるゲートウェイであって、センタゲートウェイ20,30と接続してVPNを構築することができる。なお、拠点ゲートウェイ40にはドメイン名として「CPE」が付与されるとともに、IPアドレスとして「X:X:X::1」が付与されている。以下では、拠点ゲートウェイ40を適宜「cpe」と称する。
PC50は、NGN10を介してNGNネームサーバ60にアクセスし、NGNネームサーバ60の設定内容を変更するための端末装置である。
NGNネームサーバ60は、NGN10に接続されている装置のアドレス解決を行うサーバである。すなわち、NGNネームサーバ60は、IPアドレスとドメイン名とを対応付けて記憶しており、所定の装置からドメイン名が与えられた場合には、対応するIPアドレスを検索して供給する。なお、NGNネームサーバ60にはIPアドレスとして「E:E:E::1」が割り当てられ、このIPアドレスは他の装置とは異なり、固定アドレスとされている。
図2は、図1に示すセンタゲートウェイ20の構成例を示す図である。なお、センタゲートウェイ30および拠点ゲートウェイ40もセンタゲートウェイ20と同様の構成とされているので、センタゲートウェイ20を例に挙げて説明する。この図2の例では、センタゲートウェイ20は、パケット中継処理部21、制御部22、記憶部23、および、受信部24−1〜24−n、および、送信部25−1〜25−nを有している。
ここで、パケット中継処理部21は、制御部22の制御に応じて、受信部24−1〜24−nによって受信されたパケットを、そのヘッダに格納されている情報に応じて、対応する送信部25−1〜25−nから送出する。制御部22は、記憶部23に記憶されている経路情報23aに応じて、パケット中継処理部21を介して送信する。また、制御部22は、センタゲートウェイ30との間で、DDNSによって情報を共有し、拠点ゲートウェイ40からセンタゲートウェイ30のアドレス解決の要求がなされた場合には、センタゲートウェイ30のアドレス解決を実行する。また、制御部22は、拠点ゲートウェイ40からセッションの確立要求がなされた場合には、拠点ゲートウェイ40との間でセッションを確立する。
記憶部23は、半導体メモリによって構成され、パケットを転送するための情報である経路情報23aを有するとともに、アドレス解決およびセッション確立に関する処理を実行するためのプログラムやデータを格納している。受信部24−1〜24−nは、センタ側に接続される装置、または、NGN10からパケットを受信する。また、送信部25−1〜25−nは、センタ側に接続される装置、または、NGN10に対してパケットを送信する。なお、図2の例では、受信部24−1〜24−nおよび送信部25−1〜25−nを複数設けるようにしたが、それぞれ1つずつ設けるようにしてもよい(n=1でもよい)。
図3は、拠点ゲートウェイ40およびセンタゲートウェイ20に設定されている設定情報の一例を示す図である。なお、図3の例では、説明を簡略化するために3桁の行番号を付与している。ここで、図3(A)は、拠点ゲートウェイ40の記憶部43(不図示)に設定される設定情報の一例を示している。図3(A)の例では、行001に、IPアドレスが「E:E:E::1」であるNGNネームサーバ60をネームサーバとして使用することが定義されている。また、行002〜005には、ikev2(Internet Key Exchange version 2)に関するポリシー1が定義され、行006〜009には、同様のポリシー2が定義されている。ポリシー1では、行003においてIPsecピアとしてドメイン名が「cg−a.bpj.gmfut−fbtu.jp」であるセンタゲートウェイ20が設定され、行004においてネームサーバとしてドメイン名が「cg−b.bpj.gmfut−fbtu.jp」であるセンタゲートウェイ30がプライマリに設定され、IPアドレスが「E:E:E::1」であるNGNネームサーバ60がセカンダリに設定されている。一方、ポリシー2では、行006においてIPsecピアとしてドメイン名が「cg−b.bpj.gmfut−fbtu.jp」であるセンタゲートウェイ30が設定され、行007においてネームサーバとしてドメイン名が「cg−a.bpj.gmfut−fbtu.jp」であるセンタゲートウェイ20がプライマリに設定され、IPアドレスが「E:E:E::1」であるNGNネームサーバ60がセカンダリに設定されている。
なお、行004および行008に記載されている書式「ipsec−name−server PRIMARY [SECONDARY]」では、PRIMARYは、プライマリDNSサーバアドレスのIPv4/6アドレスまたはドメイン名を指定する。また、SECONDARYは、セカンダリDNSサーバアドレスのIPv4/6アドレスまたはドメイン名を指定する。ここで、行003および行007に示す「set peer」で指定されるピアアドレスがドメイン名で指定されている場合、行004および行008に示す「ip name−server」で指定されたDNSサーバでアドレス解決し、そのアドレスのDNSサーバで「set peer」のドメイン名を解決する。また、PRIMARYでアドレス解決した後にIPsecセッションの確立に失敗した場合、SECONDARYで再度アドレス解決を行い、得られたアドレスでセッション確立を実行する。より詳細には、行002〜005に記載されるポリシー1の場合では、行003には「set peer」に続いてドメイン名「cg−a.bpj.gmfut−fbtu.jp」が記載されているので、行004に記載されているプライマリのDNSサーバ「cg−b.bpj.gmfut−fbtu.jp」によってアドレス解決に失敗した場合またはセッションの確立に失敗した場合には、セカンダリのDNSである「E:E:E::1」(NGNネームサーバ60)によってアドレス解決を行った後に、得られたアドレスに基づいて「cg−a.bpj.gmfut−fbtu.jp」との間でセッションを確立する。
なお、前述した設定が存在しない場合、「set peer」で指定されたドメイン名は、行001に記載される「ip name−server」で指定されたDNSサーバ(E:E:E::1)でアドレス解決を実行する。
また、図3(B)は、センタゲートウェイ20の記憶部23に設定される設定情報の一例を示している。この例では、行001に、IPアドレスが「E:E:E::1」であるNGNネームサーバ60をネームサーバとして使用することが定義されている。また、行002〜004には、DDNSサーバに関する定義がされ、行005〜012にはDDNSクライアントに関する定義がされている。より詳細には、行003にはDDNSサーバが有効にされ、行004ではドメイン名が「cg−b.bpj.gmfut−fbtu.jp」であるセンタゲートウェイ30に対する問い合わせを受け付けることが定義されている。また、行006ではhttp−client 1設定モードに移行し、行007では「http://cg−b.bpj.gmfut.fbtu.jp/ddns−v6.cgi」に、i6=ewan 1のIPv6アドレスdn=cg−a.bpj.gmfut.fbtu.jp,pw=pass1を送ることが定義されている。また、行010ではEWANインタフェース設定モードに移行し、行011ではアドレスが変化した場合には行006以降の動作を実行することが定義されている。
(B)本発明の実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の実施形態の動作を説明する。以下では、(1)運用開始時、(2)セッション確立時、(3)cg−aのアドレス変更時、(4)cg−bの故障時のそれぞれについて説明する。
(1)運用開始時
運用開始時には、システムの管理者は、PC50を操作して、NGNネームサーバ60に対して、センタゲートウェイ20,30のドメイン名とIPアドレス(IPv6)とを登録する。この結果、NGNネームサーバ60の記憶部63には、図4に示すように、センタゲートウェイ20のドメイン名「cg−a」とIPアドレス「A:A:A::1」とが対応付けて記憶されるとともに、センタゲートウェイ30のドメイン名「cg−b」とIPアドレス「B:B:B::1」とが対応付けて記憶される。
つぎに、センタゲートウェイ20,30は、後述する動作を自動的に実行する。すなわち、センタゲートウェイ20を例に挙げて説明すると、センタゲートウェイ20は、図3(B)の設定を参照し、IPアドレスが「E:E:E::1」であるNGNネームサーバ60にアクセスし、センタゲートウェイ30のアドレス解決を行う。NGNネームサーバ60の記憶部63には、図4に示すように、センタゲートウェイ30のドメイン名「cg−b」とIPアドレス「B:B:B::1」とが対応付けて格納されていることから、センタゲートウェイ20は、センタゲートウェイ30のIPアドレスとして「B:B:B::1」を得る。つぎに、センタゲートウェイ20は、DDNS機能により、センタゲートウェイ30のドメイン名とIPアドレスとを対応付けて記憶部23に格納する。この結果、図4に示すように、センタゲートウェイ20の記憶部23にはセンタゲートウェイ30のドメイン名「cg−b」とIPアドレス「B:B:B::1」とが対応付けて格納される。そして、センタゲートウェイ20は、DNSサーバを起動して、センタゲートウェイ30に対するアドレス解決を可能な状態とする。
一方、センタゲートウェイ30は、同様の動作により、IPアドレスが「E:E:E::1」であるNGNネームサーバ60にアクセスし、センタゲートウェイ20のアドレス解決を行う。NGNネームサーバ60の記憶部63には、図4に示すように、センタゲートウェイ20のドメイン名「cg−a」とIPアドレス「A:A:A::1」とが対応付けて格納されていることから、センタゲートウェイ30は、センタゲートウェイ20のIPアドレスとして「A:A:A::1」を得る。つぎに、センタゲートウェイ30は、DDNS機能により、センタゲートウェイ20のドメイン名とIPアドレスとを対応付けて記憶部33に格納する。この結果、図4に示すように、センタゲートウェイ30の記憶部33にはセンタゲートウェイ20のドメイン名「cg−a」とIPアドレス「A:A:A::1」とが対応付けて格納される。そして、センタゲートウェイ30は、DNSサーバを起動して、センタゲートウェイ20に対するアドレス解決を可能な状態とする。
また、拠点ゲートウェイ40は、接続先のセンタゲートウェイを設定する。すなわち、IKEv2接続先のセンタゲートウェイ20については、図3(A)に示すように、ドメイン名「cg−a」で設定する。同様に、IKEv2接続先のセンタゲートウェイ30については、図3(A)に示すように、ドメイン名「cg−b」で設定する。なお、NGNネームサーバ60については、図3(A)に示すようにIPアドレス「E:E:E::1」で指定するが、センタゲートウェイ20,30についてはドメイン名「cg−a」およびドメイン名「cg−b」で指定する。また、IPsec確立時のアドレス解決は、プライマリとしてのセンタゲートウェイ20,30で実行し、プライマリによるアドレス解決に失敗した場合のセカンダリとしてはNGNネームサーバ60によって実行する。なお、最初にNGNネームサーバ60によってアドレス解決を実行し、アドレス解決に失敗した場合には、センタゲートウェイ20,30で実行するようにしてもよい。
(2)セッション確立時
つぎに、拠点ゲートウェイ40がセンタゲートウェイ20,30との間でセッションを確立する場合の動作について説明する。なお、以下では、拠点ゲートウェイ40がセンタゲートウェイ20とセッションを確立する場合の動作を例に挙げて説明する。
拠点ゲートウェイ40がセンタゲートウェイ20との間でセッションを確立する場合、図3(A)に示すpolicy 1の行004に定義されているように、センタゲートウェイ20のネームサーバはセンタゲートウェイ30である。このため、拠点ゲートウェイ40は、センタゲートウェイ30のドメイン名である「cg−b」のアドレス解決をするために、行001に定義されているNGNネームサーバ60にアクセスし、ドメイン名「cg−b」に対応するIPアドレスを得る。いまの例では、図4に示すように、NGNネームサーバ60の記憶部63にはドメイン名「cg−b」に対応するIPアドレスとして「B:B:B::1」が記憶されているので、IPアドレス「B:B:B::1」を得る。拠点ゲートウェイ40は、取得したIPアドレス「B:B:B::1」に基づいてセンタゲートウェイ30にアクセスし、センタゲートウェイ20のアドレス解決を実行する。より詳細には、センタゲートウェイ30の記憶部33には、図4に示すように、センタゲートウェイ20のドメイン名「cg−a」に対応するIPアドレス「A:A:A::1」が格納されているので、拠点ゲートウェイ40は、IPアドレス「A:A:A::1」を得る。つぎに、拠点ゲートウェイ40は、センタゲートウェイ30から取得したIPアドレス「A:A:A::1」に基づいて、センタゲートウェイ20にアクセスし、センタゲートウェイ20との間でセッションを確立する。
なお、拠点ゲートウェイ40がセンタゲートウェイ30とセッションを確立する場合は、図3に示すpolicy 2の行008に定義されているように、センタゲートウェイ30のネームサーバはセンタゲートウェイ20であるので、センタゲートウェイ20のドメイン名である「cg−a」のアドレス解決をするために、行001に定義されているNGNネームサーバ60にアクセスし、ドメイン名「cg−a」に対応するIPアドレスを得る。いまの例では、図4に示すように、NGNネームサーバ60の記憶部63にはドメイン名「cg−a」に対応するIPアドレスとして「A:A:A::1」が記憶されているので、IPアドレス「A:A:A::1」を得る。拠点ゲートウェイ40は、取得したIPアドレス「A:A:A::1」に基づいてセンタゲートウェイ20にアクセスし、センタゲートウェイ20のアドレス解決を実行する。より詳細には、センタゲートウェイ20の記憶部23には、図4に示すように、センタゲートウェイ30のドメイン名「cg−b」に対応するIPアドレス「B:B:B::1」が格納されているので、拠点ゲートウェイ40は、IPアドレス「B:B:B::1」を得る。つぎに、拠点ゲートウェイ40は、センタゲートウェイ20から取得したIPアドレス「B:B:B::1」に基づいて、センタゲートウェイ30にアクセスし、センタゲートウェイ30との間でIPsecセッションを確立する。
(3)cg−aのアドレス変更時
例えば、拠点ゲートウェイ40がセンタゲートウェイ20とセッションを確立中に、図5に示すように、センタゲートウェイ20のIPアドレスが「A:A:A::1」から「C:C:C::1」に変更されたとする。そのような場合、センタゲートウェイ20は、自己のIPアドレスが変化したことを検出し、DDNSによってセンタゲートウェイ30に変更後のIPアドレスを登録する。この結果、センタゲートウェイ30の記憶部33に記憶されているドメイン名「cg−a」に対応するIPアドレスは「A:A:A::1」から図6に示すように「C:C:C::1」に変更される。
拠点ゲートウェイ40は、IPsecの通信断をリアルタイムに検出するDPD(Dead Peer Detection)と呼ばれる機能により、センタゲートウェイ20との通信断が生じたことを検出する。通信断が生じたことを検出すると、拠点ゲートウェイ40は、ネームサーバに指定されているセンタゲートウェイ30にアクセスし、センタゲートウェイ20のアドレス解決を実行する。このとき、センタゲートウェイ30の記憶部33に記憶されているドメイン名「cg−a」に対応するIPアドレスは、図6に示すように、「C:C:C::1」に変更されていることから、拠点ゲートウェイ40はドメイン名「cg−a」に対応するIPアドレスとして変更後の「C:C:C::1」を得る。この結果、拠点ゲートウェイ40は、このIPアドレス「C:C:C::1」に基づいてセンタゲートウェイ20にアクセスし、センタゲートウェイ20との間でセッションを再確立することができる。
一方、センタゲートウェイ30のIPアドレスが変更された場合は、センタゲートウェイ30がDDNS機能によってセンタゲートウェイ20に記憶されているIPアドレスを変更するので、拠点ゲートウェイ40は変更後のIPアドレスに基づいて、センタゲートウェイ30との間でセッションを再確立することができる。
なお、NGNネームサーバ60に登録されている情報については、例えば、手動によって新たなIPアドレスに変更される。
(4)cg−bの故障時
前述した「(2)セッション確立時」において、NGNネームサーバ60によってセンタゲートウェイ30のアドレス解決を実行した後、拠点ゲートウェイ40がセンタゲートウェイ30に対してアクセスしようとしたところ、センタゲートウェイ30が故障等によって、拠点ゲートウェイ40からのアクセスに対して応答できなかったとする。その場合、図3(A)の行004に定義されているプライマリのセンタゲートウェイ30が応答できなかったことから、セカンダリのNGNネームサーバ60にアクセスし、このNGNネームサーバ60に対してセンタゲートウェイ20のアドレス解決を要求する。この結果、NGNネームサーバ60は、センタゲートウェイ20のドメイン名「cg−a」に対応するIPアドレス「A:A:A::1」を供給する。拠点ゲートウェイ40は、供給されたIPアドレス「A:A:A::1」を参照してセンタゲートウェイ20にアクセスし、センタゲートウェイ20との間でセッションを確立することができる。
なお、拠点ゲートウェイ40がセンタゲートウェイ30とセッションを確立しようとする場合に、ネームサーバとしてのセンタゲートウェイ20が故障しているときは、拠点ゲートウェイ40は、同様に、セカンダリに設定されているNGNネームサーバ60にアクセスする。そして、拠点ゲートウェイ40は、NGNネームサーバ60に対して、センタゲートウェイ30のアドレス解決を要求する。この結果、拠点ゲートウェイ40はセンタゲートウェイ30のIPアドレスを得ることができるので、センタゲートウェイ30との間でセッションを確立することができる。
つぎに、図7〜図11を参照して、センタゲートウェイ20,30および拠点ゲートウェイ40において実行される処理の詳細について説明する。
図7は、運用開始時に、センタゲートウェイ20において実行される処理の一例を説明するフローチャートである。このフローチャートの処理が開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS10では、制御部22は、記憶部23に記憶されているNGNネームサーバ60のIPアドレス「E:E:E::1」を参照し、NGNネームサーバ60にアクセスする。
ステップS11では、制御部22は、NGNネームサーバ60に対してセンタゲートウェイ30のドメイン名「cg−b」のアドレス解決を要求する。この結果、NGNネームサーバ60は、ドメイン名「cg−b」に対応するIPアドレス「B:B:B::1」をセンタゲートウェイ20に対して供給する。
ステップS12では、制御部22は、DDNS機能により、センタゲートウェイ30のアドレスを登録する。より詳細には、制御部22は、センタゲートウェイ30のドメイン名「cg−b」とIPアドレス「B:B:B::」とを対応付けて記憶部23に記憶する。
ステップS13では、以上の処理により、センタゲートウェイ30のアドレス解決が可能な状態となる。すなわち、拠点ゲートウェイ40からセンタゲートウェイ30のドメイン名「cg−b」が供給された場合には、対応するIPアドレス「B:B:B::」を返すことが可能になる。
図8は、運用開始時に、センタゲートウェイ30において実行される処理の一例を説明するフローチャートである。このフローチャートの処理が開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS30では、制御部32(不図示)は、記憶部33(不図示)に記憶されているNGNネームサーバ60のIPアドレス「E:E:E::1」を参照し、NGNネームサーバ60にアクセスする。
ステップS31では、制御部32は、センタゲートウェイ20のドメイン名「cg−a」のアドレス解決をNGNネームサーバ60に対して要求する。この結果、NGNネームサーバ60は、ドメイン名「cg−a」に対応するIPアドレス「A:A:A::1」をセンタゲートウェイ30に対して供給する。
ステップS32では、制御部32は、DDNS機能により、センタゲートウェイ20のアドレスを登録する。より詳細には、制御部32は、センタゲートウェイ20のドメイン名「cg−a」とIPアドレス「A:A:A::」とを対応付けて記憶部33(不図示)に記憶する。
ステップS33では、以上の処理により、センタゲートウェイ20のアドレス解決が可能な状態となる。すなわち、拠点ゲートウェイ40からセンタゲートウェイ20のドメイン名「cg−a」が供給された場合には、対応するIPアドレス「A:A:A::」を返すことが可能になる。
つぎに、図9を参照して、図7に示す処理が完了した後に、センタゲートウェイ20において実行される処理の一例について説明する。図9に示すフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS50では、制御部22は、自己(センタゲートウェイ20)に付与されたIPアドレスが変化したか否かを判定し、変化したと判定した場合(ステップS50:Y)にはステップS51に進み、それ以外の場合(ステップS50:N)にはステップS52に進む。例えば、NGN10の都合等によって、自己に付与されているIPアドレスが「A:A:A::1」から「C:C:C::1」に変化した場合には、Yと判定してステップS51に進む。
ステップS51では、制御部22は、DDNS機能により、自己に付与された新たなIPアドレスの登録を、センタゲートウェイ30に対して要求する。この結果、センタゲートウェイ30の記憶部33には、センタゲートウェイ20のドメイン名「cg−a」と新たなIPアドレス「C:C:C::1」とが対応付けて記憶される。
ステップS52では、制御部22は、センタゲートウェイ30から登録の要求があったか否かを判定し、登録の要求があったと判定した場合(ステップS52:Y)にはステップS53に進み、それ以外の場合(ステップS52:N)にはステップS54に進む。例えば、センタゲートウェイ30に付与されているIPアドレスが、NGN10の都合等によって変化した場合には、センタゲートウェイ30は、DDNS機能によって新たなIPアドレスの登録をセンタゲートウェイ20に対して要求する(後述する図10のステップS71によって要求する)ので、その場合にはYと判定してステップS53に進む。
ステップS53では、制御部22は、センタゲートウェイ30の新たなIPアドレスを記憶部23に登録する。例えば、センタゲートウェイ30のIPアドレスが「B:B:B::1」から「D:D:D::1」に変化した場合には、センタゲートウェイ30のドメイン名「cg−b」と新たなIPアドレス「D:D:D::1」とが対応付けされて記憶部23に記憶される。
ステップS54では、制御部22は、拠点ゲートウェイ40からセンタゲートウェイ30のアドレス解決の要求があったか否かを判定し、アドレス解決要求があったと判定した場合(ステップS54:Y)にはステップS55に進み、それ以外の場合(ステップS54:N)にはステップS56に進む。例えば、拠点ゲートウェイ40が、センタゲートウェイ30との間でセッションを確立するために、センタゲートウェイ30のアドレス解決を要求した場合にはYと判定してステップS55に進む。
ステップS55では、制御部22は、センタゲートウェイ30のアドレス解決を実行する。すなわち、制御部22は、センタゲートウェイ30のドメイン名「cg−b」に対応するIPアドレス「B:B:B::1」を記憶部23から取得し、拠点ゲートウェイ40に供給する。この結果、拠点ゲートウェイ40は、センタゲートウェイ30にアクセスしてセッションを確立することができる。
ステップS56では、制御部22は、拠点ゲートウェイ40からセッションの確立要求があったか否かを判定し、セッションの確立要求があったと判定した場合(ステップS56:Y)にはステップS57に進み、それ以外の場合(ステップS56:N)にはステップS58に進む。例えば、拠点ゲートウェイ40からセッションの確立要求を受けた場合にはYと判定してステップS57に進む。
ステップS57では、制御部22は、拠点ゲートウェイ40との間でIPsecセッションを確立する。この結果、センタゲートウェイ20と拠点ゲートウェイ40との間で暗号化通信が可能になる。
ステップS58では、制御部22は、処理を繰り返すか否かを判定し、処理を繰り返すと判定した場合(ステップS58:Y)にはステップS50に戻って同様の処理を繰り返し、それ以外の場合(ステップS58:N)には処理を終了する。
つぎに、図10を参照して、図8に示す処理が完了した後に、センタゲートウェイ30において実行される処理の一例について説明する。図10に示すフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS70では、制御部32(不図示)は、自己(センタゲートウェイ30)に付与されたIPアドレスが変化したか否かを判定し、変化したと判定した場合(ステップS70:Y)にはステップS71に進み、それ以外の場合(ステップS70:N)にはステップS72に進む。例えば、NGN10の都合等によって、自己に付与されているIPアドレスが「B:B:B::1」から「D:D:D::1」に変化した場合には、Yと判定してステップS71に進む。
ステップS71では、制御部32は、DDNS機能により、自己に付与された新たなIPアドレスの登録を、センタゲートウェイ20に対して要求する。この結果、センタゲートウェイ20の記憶部23には、センタゲートウェイ30のドメイン名「cg−b」と新たなIPアドレス「D:D:D::1」とが対応付けて記憶される。
ステップS72では、制御部32は、センタゲートウェイ20から登録の要求があったか否かを判定し、登録の要求があったと判定した場合(ステップS72:Y)にはステップS73に進み、それ以外の場合(ステップS72:N)にはステップS74に進む。例えば、センタゲートウェイ20に付与されているIPアドレスが、NGN10の都合等によって変化した場合には、センタゲートウェイ20は、DDNS機能によって新たなIPアドレスの登録をセンタゲートウェイ30に対して要求する(前述した図9のステップS51によって要求する)ので、その場合にはYと判定してステップS73に進む。
ステップS73では、制御部32は、センタゲートウェイ20の新たなIPアドレスを記憶部33(不図示)に登録する。例えば、センタゲートウェイ20のIPアドレスが「A:A:A::1」から「C:C:C::1」に変化した場合には、センタゲートウェイ20のドメイン名「cg−a」と新たなIPアドレス「C:C:C::1」とが対応付けされて記憶部33に記憶される。
ステップS74では、制御部32は、拠点ゲートウェイ40からセンタゲートウェイ20のアドレス解決の要求があったか否かを判定し、アドレス解決要求があったと判定した場合(ステップS74:Y)にはステップS75に進み、それ以外の場合(ステップS74:N)にはステップS76に進む。例えば、拠点ゲートウェイ40が、センタゲートウェイ20との間でセッションを確立するために、センタゲートウェイ20のアドレス解決を要求した場合にはYと判定してステップS75に進む。
ステップS75では、制御部32は、センタゲートウェイ20のアドレス解決を実行する。すなわち、制御部32は、センタゲートウェイ20のドメイン名「cg−a」に対応するIPアドレス「A:A:A::1」を記憶部33から取得し、拠点ゲートウェイ40に供給する。この結果、拠点ゲートウェイ40は、センタゲートウェイ20にアクセスしてセッションを確立することができる。
ステップS76では、制御部32は、拠点ゲートウェイ40からセッションの確立要求があったか否かを判定し、セッションの確立要求があったと判定した場合(ステップS76:Y)にはステップS77に進み、それ以外の場合(ステップS76:N)にはステップS78に進む。例えば、拠点ゲートウェイ40からセッションの確立要求を受けた場合にはYと判定してステップS77に進む。
ステップS77では、制御部32は、拠点ゲートウェイ40との間でIPsecセッションを確立する。この結果、センタゲートウェイ30と拠点ゲートウェイ40との間で暗号化通信が可能になる。
ステップS78では、制御部32は、処理を繰り返すか否かを判定し、処理を繰り返すと判定した場合(ステップS78:Y)にはステップS70に戻って同様の処理を繰り返し、それ以外の場合(ステップS78:N)には処理を終了する。
つぎに、図11を参照して、拠点ゲートウェイ40において実行される処理の一例について説明する。なお、図11に示す処理は、NGNネームサーバ60にアクセスしてセンタゲートウェイ30のアドレス解決を実行した後に、センタゲートウェイ30にアクセスしてセンタゲートウェイ20のアドレス解決を実行し、センタゲートウェイ20にアクセスしてセッションを確立する場合の処理である。図11に示すフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS90では、制御部42(不図示)は、記憶部43(不図示)に記憶されているNGNネームサーバ60のIPアドレス「E:E:E::1」を参照し、NGNネームサーバ60にアクセスする。より詳細には、制御部42は、図3(A)の行004に記載されている「cg−a.bpj.gmfut−fbtu.jp」を解決するために、行001に記載されているIPアドレス「E:E:E::1」にアクセスする。
ステップS91では、制御部42は、NGNネームサーバ60に対して、センタゲートウェイ30のアドレス解決を要求する。より詳細には、制御部42は、NGNネームサーバ60に対して、図3(A)の行004に記載されているセンタゲートウェイ30のドメイン名「cg−b」(正確には「cg−b.bpj.gmfut−fbtu.jp」)を供給し、対応するIPアドレスを供給するように要求する。この結果、制御部42は、センタゲートウェイ30のIPアドレス「B:B:B::1」を得る。
ステップS92では、制御部42は、ステップS91で得たIPアドレスを参照し、センタゲートウェイ30にアクセスする。より詳細には、IPアドレス「B:B:B::1」を参照して、センタゲートウェイ30にアクセスする。
ステップS93では、制御部42は、センタゲートウェイ30へのアクセスが成功したか否かを判定し、成功したと判定した場合(ステップS93:Y)にはステップS94に進み、それ以外の場合(ステップS93:N)にはステップS95に進む。例えば、センタゲートウェイ30のアクセスに成功した場合にはステップS94に進み、センタゲートウェイ30の故障等によってアクセスに失敗した場合にはステップS95に進む。
ステップS94では、制御部42は、センタゲートウェイ30に対して、センタゲートウェイ20のアドレス解決を要求する。より詳細には、制御部42は、図3(A)の行003に記載されているセンタゲートウェイ20のドメイン名「cg−a」(正確には「cg−a.bpj.gmfut−fbtu.jp」)をセンタゲートウェイ30に供給し、対応するIPアドレスを供給するように要求する。この結果、制御部42は、センタゲートウェイ20のIPアドレスである「A:A:A::1」を得る。
ステップS95では、制御部42は、NGNネームサーバ60にアクセスする。すなわち、ステップS93でNと判定された場合は、センタゲートウェイ30が正常に動作していない場合であるので、その場合には、図3(A)の行004に記載されるように、セカンダリに設定されているNGNネームサーバ60にアクセスする。
ステップS96では、制御部42は、NGNネームサーバ60に対して、センタゲートウェイ20のアドレス解決を要求する。より詳細には、制御部42は、図3(A)の行003に記載されているセンタゲートウェイ20のドメイン名「cg−a」(正確には「cg−a.bpj.gmfut−fbtu.jp」)をNGNネームサーバ60に供給し、対応するIPアドレスを供給するように要求する。この結果、制御部42は、センタゲートウェイ20のIPアドレスである「A:A:A::1」を得る。
ステップS97では、制御部42は、ステップS94またはステップS96で得たIPアドレスを参照し、センタゲートウェイ20にアクセスする。より詳細には、制御部42は、ステップS94またはステップS96で得たIPアドレス「A:A:A::1」を参照して、センタゲートウェイ20にアクセスする。
ステップS98では、制御部42は、センタゲートウェイ20との間でIPsecセッションを確立する。この結果、拠点ゲートウェイ40はセンタゲートウェイ20との間で暗号化通信が可能になる。
ステップS99では、制御部42は、センタゲートウェイ20とのセッションが切断したか否かを判定し、切断したと判定した場合(ステップS99:Y)にはステップS92に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返し、切断していないと判定した場合(ステップS99:N)にはステップS100に進む。例えば、NGN10の都合等によって、センタゲートウェイ20のIPアドレスが「A:A:A::1」から「C:C:C::1」に変更されたことに起因して、セッションが切断された場合にはYと判定してステップS92に戻る。そして、ステップS92以降の処理によって、センタゲートウェイ20の新たなIPアドレスが取得され、センタゲートウェイ20との間のセッションを再確立することができる。
ステップS100では、制御部42は、処理を繰り返すか否かを判定し、繰り返すと判定した場合(ステップS100:Y)にはステップS99に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返し、それ以外の場合(ステップS100:N)には処理を終了する。
以上のフローチャートによれば、図1を参照して前述した動作を実現することができる。
(D)変形実施形態の説明
以上の実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、以上の実施形態では、2つのセンタゲートウェイ20,30間でそれぞれのアドレスを相互に登録し、IPアドレスの変化によって一方のセンタゲートウェイと拠点ゲートウェイ40との間のセッションが切断した場合には他方のセンタゲートウェイによってアドレス解決を図るようにしたが、1つのセンタゲートウェイと、2つの拠点ゲートウェイを設けて、これらのいずれかの拠点ゲートウェイとセンタゲートウェイの間でそれぞれのアドレスを相互に登録し、IPアドレスの変化によってセンタゲートウェイと一方の拠点ゲートウェイとの間のセッションが切断した場合には他方の拠点ゲートウェイによってアドレス解決を図るようにしてもよい。
また、図1に示す実施形態では、拠点ゲートウェイ40は1台としたが、例えば、2台または3台以上としてもよい。また、図1に示す実施形態では、2台のセンタゲートウェイ20,30を配置するようにしたが、1台または3台以上としてもよい。
また、図1に示す実施形態では、半固定アドレスが付与されるネットワークとして、NGN10を例に挙げて説明したが、これ以外のネットワークを用いるようにしてもよい。
また、図11に示すフローチャートでは、ステップS99において、センタゲートウェイ20とのセッションが切断したと判定した場合にはステップS92に戻るようにしたが、ステップS90に戻るようにしてもよい。一例として、センタゲートウェイ30に前回アクセスしてからの経過時間が所定の時間以上(例えば、10分以上)である場合には、センタゲートウェイ30のアドレスも変更されている場合があるので、その場合にはステップS90に戻るようにしてもよい。
また、以上の実施形態では、センタゲートウェイ20と拠点ゲートウェイ40とがセッションを確立した状態において、センタゲートウェイ20のIPアドレスが変化する場合を例に挙げて説明したが、拠点ゲートウェイ40がセンタゲートウェイ20との間でセッションを確立する際にセンタゲートウェイ20のIPアドレスが変化した場合でも本実施形態によれば、センタゲートウェイ20との間でセッションを確立することができる。すなわち、拠点ゲートウェイ40がセンタゲートウェイ20との間でセッションを確立している際に、センタゲートウェイ20のIPアドレスが変化した場合には、センタゲートウェイ30に登録されている情報はDDNSによって即時に変更されるので、拠点ゲートウェイ40はセンタゲートウェイ20にアクセスしてセッションを確立することができる。
また、本発明はIPsecには限定されず、これ以外のプロトコル(例えば、L2TP)を、セッションの確立に使用することも可能である。
また、図3(A),(B)に示す設定情報は一例であって、本発明がこのような設定情報のみに限定されないことはいうまでもない。
また、図11に示す例では、拠点ゲートウェイ40がセンタゲートウェイ20との間でセッションを確立する場合を例に挙げて説明したが、「cg−a」を「cg−b」に置換し、「cg−b」を「cg−a」に置換することで、拠点ゲートウェイ40がセンタゲートウェイ30との間でセッションを確立する場合の処理とすることができる。
10 NGN
20,30 センタゲートウェイ(センタ側接続装置、追加接続装置)
21 パケット中継処理部
22 制御部
23 記憶部
24−1〜24−n 受信部
25−1〜25−n 送信部
40 拠点ゲートウェイ(拠点側接続装置)
50 PC
60 NGNネームサーバ

Claims (7)

  1. ネームサーバを有するネットワークであって半固定アドレスが付与される当該ネットワークに接続されるとともにセンタ側に配置されるセンタ側接続装置と、
    前記ネットワークに接続されるとともに拠点側に配置され、前記センタ側接続装置と通信を行う拠点側接続装置と、
    前記ネットワークに接続されるとともに、前記センタ側または前記拠点側に配置される追加接続装置と、を有し、
    前記センタ側接続装置と前記追加接続装置は、DDNS(Dynamic Domain Name System)機能によって相互のアドレスとドメインをそれぞれ記憶し、
    前記拠点側接続装置は、前記センタ側接続装置のアドレスが変化した場合には、前記追加接続装置に前記センタ側接続装置のアドレスを問い合わせることによって変化後のアドレスを取得し、当該変化後のアドレスに基づいて前記センタ側接続装置にアクセスする、
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  2. 前記ネットワークは、NGN(Next Generation Network)であることを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記拠点側接続装置は、前記センタ側接続装置とセッションを確立している状態において、前記センタ側接続装置のアドレスが変化した場合には、前記追加接続装置に対して前記センタ側接続装置の変化後のアドレスを問い合わせることを特徴とする請求項1または2に記載のネットワークシステム。
  4. 前記拠点側接続装置は、前記センタ側接続装置との間でセッションを確立する場合、前記ネームサーバにアクセスして前記追加接続装置のアドレスを取得し、前記追加接続装置にアクセスして前記拠点側接続装置のアドレスを取得し、取得したアドレスに基づいて前記センタ側接続装置との間でセッションを確立することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  5. 前記拠点側接続装置は、前記センタ側接続装置との間でセッションを確立する場合において、前記追加接続装置の不具合によって当該追加接続装置にアクセスできないときは、前記ネームサーバにアクセスして前記拠点側接続装置のアドレスを取得し、取得したアドレスに基づいて前記センタ側接続装置との間でセッションを確立することを特徴とする請求項4に記載のネットワークシステム。
  6. ネームサーバを有するネットワークであって半固定アドレスが付与される当該ネットワークに接続されるとともにセンタ側に配置されるセンタ側接続装置と、
    前記ネットワークに接続されるとともに拠点側に配置され、前記センタ側接続装置と通信を行う拠点側接続装置と、
    前記ネットワークに接続されるとともに、前記センタ側または拠点側に配置される追加接続装置と、を有するネットワークシステムのアドレス解決方法であって、
    前記センタ側接続装置と前記追加接続装置は、DDNS(Dynamic Domain Name System)機能によって相互のアドレスとドメインをそれぞれ記憶し、
    前記拠点側接続装置は、前記センタ側接続装置のアドレスが変化した場合には、前記追加接続装置に前記センタ側接続装置のアドレスを問い合わせることによって変化後のアドレスを取得し、当該変化後のアドレスに基づいて前記センタ側接続装置にアクセスする、
    ことを特徴とするネットワークシステムのアドレス解決方法。
  7. ネームサーバを有するネットワークであって半固定アドレスが付与される当該ネットワークに接続されるとともにセンタ側に配置されるセンタ側接続装置と、前記ネットワークに接続されるとともに拠点側に配置され、前記センタ側接続装置と通信を行う拠点側接続装置と、前記ネットワークに接続されるとともに、前記センタ側または前記拠点側に配置される追加接続装置と、を有し、前記センタ側接続装置と前記追加接続装置は、DDNS(Dynamic Domain Name System)機能によって相互のアドレスとドメインをそれぞれ記憶するネットワークシステムに使用される前記拠点側接続装置において、
    前記センタ側接続装置のアドレスが変化した場合には、前記追加接続装置に前記センタ側接続装置のアドレスを問い合わせることによって変化後のアドレスを取得し、当該変化後のアドレスに基づいて前記センタ側接続装置にアクセスする、
    ことを特徴とする拠点側接続装置。
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