JP2009194614A - 受信装置とこれを用いた電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】受信品質を向上させること。
【解決手段】上記目的を達成するために本発明の受信装置5は、フィルタ16の出力側に接続されて、受信信号のうちで希望信号の強度を検出する第1検出部21と、この第1検出部21の出力側に接続されてフィルタ16の通過帯域を制御する制御部23とを備える。また、制御部23は、第1検出部21による検出の結果、希望信号の強度が第1レベルより小さい場合、フィルタ16の通過帯域を第1帯域とし、希望信号の強度が第1レベルより大きい場合、フィルタ16の通過帯域を第1帯域より広い第2帯域とする制御を行う。
即ち、希望信号の強度が大きい場合に、フィルタ16を構成する所定のローパスフィルタにおいて増幅する特性を示すカットオフ周波数近傍を希望信号の中間周波帯域から外すことにより、フィルタ16の歪を抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、信号を受信する受信装置と、これを用いた電子機器に関するものである。
以下、従来の受信装置について図13を用いて説明する。図13は、従来の受信装置を搭載した電子機器のブロック図である。
図13において、従来の受信装置1は、ローカル信号を発振する発振部2と、この発振部2から出力されたローカル信号を用いて、受信信号を中間周波信号に周波数変換する周波数変換部3と、周波数変換部3の出力側に接続されてバンドパス特性からなるフィルタ4とを備える。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2004−48645号公報
このフィルタ4のカットオフを急峻にした場合、フィルタ4を構成する所定のローパスフィルタの特性がカットオフ周波数近傍の通過帯域内側で入力信号を減衰せずに逆に増幅する特性となる。この為、希望信号の強度が所定の第1レベルより大きい場合、カットオフ周波数近傍の希望信号によって、上記ローパスフィルタが歪み、受信品質が劣化するという問題があった。
そこで本発明の受信装置は、受信品質を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の受信装置は、フィルタの出力側に接続されて、受信信号のうちで希望信号の強度を検出する第1検出部と、この第1検出部の出力側に接続されてフィルタの通過帯域を制御する制御部とを備える。また、制御部は、第1検出部による検出の結果、希望信号の強度が第1レベルより小さい場合、フィルタの通過帯域を第1帯域とし、希望信号の強度が第1レベルより大きい場合、フィルタの通過帯域を第1帯域より広い第2帯域とする制御を行う。
上記制御部は、希望信号の強度が第1レベルより小さい場合は、フィルタの通過帯域である第1帯域のカットオフ周波数を希望信号の中間周波帯域の上限付近にし、希望信号の強度が第1レベルより大きい場合は、フィルタの通過帯域である第2帯域のカットオフ周波数を、希望信号の中間周波帯域より外の周波数に制御する。尚、中間周波帯域とは、信号が周波数変換部によって周波数変換されたあとの周波数帯域のことをいう。また、希望信号の中間周波帯域より外の周波数とは、例えば、希望信号の中間周波数と妨害信号の中間周波数との間の周波数であっても構わないし、周波数変換後の妨害信号の周波帯域であっても構わない。即ち、希望信号の強度が大きい場合に、フィルタを構成する所定のローパスフィルタにおいて増幅する特性を示すカットオフ周波数近傍を希望信号の中間周波帯域から外すことにより、フィルタの歪を抑制することができる。その結果、受信品質を向上させることができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について図面を用いて説明する。図1は、実施の形態1の受信装置5を搭載した電子機器6のブロック図である。
図1において、電子機器6は、受信装置5の入力側にアンテナ7と、このアンテナ7と受信装置5との間に接続された入力フィルタ8とを備える。また、電子機器6は、受信装置5の出力側に接続されて信号のデコード処理を行う信号処理部9と、この信号処理部9の出力側に接続された表示部10及びスピーカ11とを有する。
また、受信装置5は、受信信号が入力される入力端子12と、この入力端子12に接続された高周波増幅部13と、ローカル信号を発振する発振部14と、この発振部14から出力されたローカル信号を用いて、受信信号を中間周波信号に周波数変換する周波数変換部15と、この周波数変換部15の出力側に接続されて例えばバンドパスフィルタからなるフィルタ16とを備える。さらに、受信装置5は、フィルタ16の出力側に接続されたIF増幅部17と、このIF増幅部17の出力側に接続されてアナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換部18と、このAD変換部18の出力側に接続された復調部19と、この復調部19に接続された出力端子20とを備える。さらにまた、受信装置5は、AD変換部18の出力側に接続されて、受信信号のうちで希望信号の強度を検出する第1検出部21と、この第1検出部21の出力信号に基づいて、IF増幅部17に利得調節信号を出力するIFAGC(Intermediate Frequency Auto Gain Control)22と、第1検出部21の出力側に接続されてフィルタ16の通過帯域を制御する制御部23とを備える。尚、受信装置5は、周波数変換部15とフィルタ16との間に接続されて受信信号の強度を検出する第2検出部24と、この第2検出部の出力信号に基づいて、高周波増幅部13に利得調節信号を出力するRFAGC(Radio Frequency Auto Gain Control)25とを備える。
まず、フィルタ16について図2と図3を用いて説明する。図2に示す様に、フィルタ16は、例えば、入力側から順に、ハイパスフィルタ26と、第1ローパスフィルタ27と、第2ローパスフィルタ28から構成される。このフィルタ16の特性を図3(a)に示し、ハイパスフィルタ26の特性と、第1ローパスフィルタ27の特性と、第2ローパスフィルタ28の特性とを図3(b)に示す。図3(a)、(b)共に縦軸が振幅利得(dB)を示し、横軸が周波数(f)を示す。
図3(a)の枠29に示すように、フィルタ16のカットオフを急峻にした場合、図3(b)の枠30に示すように第1ローパスフィルタ27の特性がカットオフ周波数近傍の通過帯域内側で入力信号を減衰せずに逆に増幅する特性(以下、ピークという)を示す。尚、カットオフ周波数とは、最大利得が電圧比−3dB(1/√2)となる周波数である。また、図3の場合、ピークの周波数とカットオフ周波数との幅は、約50kHzであり、希望信号の周波数帯域幅の約100分の1であるが、一般的に、希望信号の周波数帯域幅の1000分の1から10分の1である。このピークが存在する為、従来では希望信号の強度が所定の第1レベルより大きい場合、カットオフ周波数近傍の希望信号によって、第1ローパスフィルタ27が歪み、第2ローパスフィルタ28の出力において希望信号の平坦性が大きく崩れていた。
なお、フィルタ16が、例えば、オペアンプなどの増幅器を用いたアクティブフィルタの場合、インダクタやコンデンサ等の受動素子から形成する急峻(Q値が高い)で高次数なパッシブフィルタよりも小型に集積化できる効果があるが、増幅器の電源電圧等で信号振幅の上限が制限されて信号が歪むという課題があった。そのため、本実施の形態では、特に、フィルタ16がアクティブフィルタの場合、受信信号の強度が大きいときに上記ピークを動かし、歪みを発生させることなく受信品質を良好にすることを可能とする。
次に、本発明の受信装置1における制御部23の制御について図4を用いて説明する。
制御部23は、第1検出部21による検出の結果、希望信号の強度が第1レベルより小さい場合、フィルタ16の通過帯域を第1帯域とし、希望信号の強度が第1レベルより大きい場合、フィルタ16の通過帯域を第1帯域より広い第2帯域とする制御を行う。
図4のパターン1は、従来の受信装置の特徴を示し、希望信号の強度が第1レベルより大きく、フィルタの通過帯域がほぼ希望信号の帯域幅の第1帯域の場合を示す。
図4のパターン2は、本発明の受信装置の特徴を示し、希望信号の強度が第1レベルより大きく、フィルタ16の通過帯域が希望信号の帯域幅より十分に広い幅の第2帯域の場合を示す。
図4のパターン3は、本発明の受信装置の特徴を示し、希望信号の強度が第1レベルより小さく、フィルタ16の通過帯域がほぼ希望信号の帯域幅の第1帯域の場合を示す。
このように、制御部23は、希望信号の強度が第1レベルより小さい場合は、フィルタ16の通過帯域である第1帯域のカットオフ周波数を希望信号の中間周波帯域の上限付近にし、希望信号の強度が第1レベルより大きい場合は、フィルタ16の通過帯域である第2帯域のカットオフ周波数を、希望信号の中間周波帯域より外の周波数に制御する。尚、希望信号の中間周波帯域より外の周波数とは、例えば、周波数変換後の希望信号の周波数と周波数変換後の妨害信号の周波数との間の周波数であっても構わないし、周波数変換後の妨害信号の周波数帯であっても構わない。即ち、希望信号の強度が大きい場合に、フィルタ16を構成する所定のローパスフィルタ27においてピークを希望信号の中間周波帯域から外すことにより、フィルタの歪を抑制することができる。その結果、希望信号の強弱によらず歪が抑制されるため電子機器6の受信品質を向上させることができる。また、受信信号に含まれた希望信号の強度の検出はフィルタ16の出力側の第2検出部24で行うため、妨害信号が存在する場合であっても希望信号の強度を正しく検出することができ、その結果、正確なフィルタ制御が可能となって受信品質を向上させることができる。
尚、周波数変換部15は、イメージ妨害信号を減衰するイメージリジェクションミキサであることが望ましい。ここで、制御部23は、第1検出部21による検出の結果、希望信号の強度が第1レベルより小さい場合、フィルタ16の通過帯域を第1帯域とし、希望信号の強度が第1レベルより大きい場合、フィルタ16の通過帯域を第1帯域と比較してゼロ周波数から遠い周波数を含む第2帯域とする制御を行う。
これにより、ローカル信号の周波数側の妨害信号は、イメージリジェクションミキサである周波数変換部15によって減衰されるので、フィルタ16のゼロ周波数側のカットオフをあまり急峻にする必要はなく、ゼロ周波数側のカットオフ周波数近傍におけるピークが生じにくい。従って、希望信号の強度が第1レベルより大きい場合は、フィルタ16の通過帯域のうちゼロ周波数から遠いほうのカットオフ周波数を、希望信号の中間周波帯域より外の周波数にすることにより、フィルタ16の歪を抑制することができる。
さらにまた、図5に示す様に、制御部23は、更に第2検出部24による受信信号強度の検出結果にも基づいて、フィルタ16の通過帯域を制御しても良い。即ち、制御部23は、希望信号の強度が第1レベルより小さく、かつ、第2検出部24による検出の結果、受信信号の強度が第2レベルよりも小さい場合、即ち、希望信号の強度も妨害信号の強度も小さい場合、フィルタ16の通過帯域を第1帯域より広い第3帯域としても良い。この第3帯域の帯域幅は、上記第2帯域の帯域幅と同じであっても良いし、異なっていても良い。
希望信号の強度も妨害信号の強度も小さい場合、フィルタ16の歪は抑制できるが、フィルタ16のカットオフ周波数近傍で発生する群遅延(図示せず)が問題として残る。従って、上記制御を行うことにより、この群遅延を抑制することができ、その結果、フィルタ16から出力される信号の品質を向上させることができ、受信感度を良好にすることができる。
また、制御部23は、第1検出部21による検出の結果、希望信号の強度が第1レベルより大きくて、第2検出部24による検出の結果、受信信号のうち妨害信号の強度が第3レベルよりも大きい場合、即ち、希望信号の強度も妨害信号の強度も大きい場合、フィルタ16の通過帯域を第1帯域より広い第4帯域としても良い。尚、第4帯域におけるカットオフ周波数は、希望信号の中間周波数と妨害信号の中間周波数との間の周波数である。
このように、希望信号の強度も妨害信号の強度も大きい場合、フィルタ16の通過帯域である第4帯域のカットオフ周波数を、希望信号の中間周波数と妨害信号の中間周波数との間の周波数にすることにより、上記フィルタの歪を抑制することができる。
上記説明における受信装置5の動作を(表1)と図6に示す。
Figure 2009194614
(表1)に示す様に、制御部23は、希望信号の強度と妨害信号の強度の両方が大きい場合、フィルタ16のカットオフ周波数を図6に示す第4帯域におけるカットオフ周波数32に制御する。また、制御部23は、希望信号の強度が大きくて妨害信号の強度が小さい場合、フィルタ16のカットオフ周波数を図6に示す第2帯域におけるカットオフ周波数33に制御する。また、制御部23は、希望信号の強度が小さくて妨害信号の強度が大きい場合、フィルタ16のカットオフ周波数を図6に示す第1帯域におけるカットオフ周波数34に制御する。また、制御部23は、希望信号の強度と妨害信号の強度の両方が小さい場合、フィルタ16のカットオフ周波数を図6に示す第3帯域におけるカットオフ周波数33に制御する。
このように、本発明の形態の受信装置5は、希望信号、若しくは妨害信号の強度が大きい場合に、フィルタ16を構成する所定のローパスフィルタ27においてピークを示すカットオフ周波数近傍を希望信号の中間周波帯域、若しくは妨害信号の中間周波帯域から外すことにより、フィルタの歪を抑制することができる。その結果、受信品質を向上させることができる。なお、フィルタの歪を抑制する異なる手法としては、フィルタを多段に従続接続して次数を大きくすることによりピークを小さくしながらフィルタ特性を急峻にする手法が考えられるが、この手法は、NFの増加による受信品質の悪化と回路規模の大幅な増大という課題を招く。即ち、本発明の形態の受信装置5は、このような課題を招くことなく良好な受信品質を実現することが可能である。
また、図7に示すように、中間周波信号の周波数を「ωIF」、AD変換部18のサンプリング周波数を「ωs」、希望信号の周波数帯域幅を「ωBW」とすると、AD変換部18内部のサンプリング処理部(図示せず)において、サンプリング周波数「ωs」の近傍、即ち、
ωS-{ωIF +(ωBW/2)}からωS+{ωIF +(ωBW/2)}
にかけて存在する非希望信号によりエイリアス妨害が発生する。従って、上記第2帯域における上側カットオフ周波数ωCHが、エイリアス信号発生周波数帯の下限であるωS-{ωIF +(ωBW/2)}より低ければ、フィルタ16でエイリアス信号発生周波数帯の信号を抑圧することができ、その結果、受信品質を良好にすることができる。
また、図8に示すように、受信装置5は、復調部19の出力側に接続されて、フィルタ16から出力された信号の品質を検出する信号品質検出部31を備え、制御部23は、第1検出部21の検出結果に代えて、信号品質検出部31による検出の結果に基づいて、フィルタ16の通過帯域を制御しても良い。尚、この信号の品質は、ビット誤り率等の信号の誤り率(Error Rate)、若しくはCNR(Carrier Noise Ratio)である。
即ち、希望信号の強度が大きく、カットオフ周波数近傍の希望信号によってフィルタ16が歪むという問題が生じた場合、フィルタ16のカットオフ周波数を希望信号の中間周波帯域の上限付近にするか、若しくは希望信号の中間周波帯域より外の周波数にするかを決定する際、フィルタ16から出力された信号の品質が良い方を選択することにより、上記フィルタ16の歪を抑制することができる。
なお、周波数変換部15が出力する中間周波信号の周波数「ωIF」は0Hzでも良い。この場合も、本願発明の受信装置5の構成により同様の効果を奏する。
また、以上の例では検出された希望信号の強度と比較対象である第1〜第2レベルとの大小比較結果に応じてフィルタ16のカットオフ周波数を切り替えることを説明したが、比較対象となるレベルを3つ以上の多値としてフィルタ16のカットオフ周波数をより細かく切り替えても良い。その結果、例えば、消費電流や電源電圧を低減した比較的直線性の悪い半導体デバイスに内蔵されたフィルタ回路を用いても歪発生を小さく抑制することが可能となる。
また、受信信号の強度と比較対象のレベルとの大小比較結果に応じたフィルタ16のカットオフ周波数の切り替えにヒステリシスを有しても良く、さらにまた、受信信号の強度の時間変動が大きい移動受信環境などにおいては、受信信号の強度と比較対象のレベルとの大小比較を何度か実施して、フィルタ16のカットオフ周波数切り替えを判断しても良い。その結果、フィルタ16のカットオフ周波数の再切り替えが頻繁に発生することを防止することが可能となり、即ち、安定した受信品質を実現することができる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2について図9を用いて説明する。図9は、実施の形態2の受信装置5を搭載した電子機器6のブロック図である。尚、特に説明しない限り、実施の形態2の各構成は、実施の形態1と同様である。
受信装置5は、周波数変換部15の入力側に接続されたバンドパスフィルタからなるフィルタ35と、第1検出部21の出力側に接続されてフィルタ35の通過帯域を制御する制御部36とを備える。
この制御部36は、第1検出部21による検出の結果、希望信号の強度が第1レベルより小さい場合、フィルタ35の通過帯域を第1帯域とし、希望信号の強度が第1レベルより大きい場合、フィルタ35の通過帯域を第1帯域より広い第2帯域とする制御を行う。
このように、制御部36は、希望信号の強度が第1レベルより小さい場合は、フィルタ35の通過帯域である第1帯域のカットオフ周波数を希望信号の帯域の上限付近にし、希望信号の強度が第1レベルより大きい場合は、フィルタ35の通過帯域である第2帯域のカットオフ周波数を、希望信号の帯域より外の周波数に制御する。尚、希望信号の帯域より外の周波数とは、例えば、希望信号の周波数と妨害信号の周波数との間の周波数であっても構わないし、妨害信号の周波数帯であっても構わない。即ち、希望信号の強度が大きい場合に、フィルタ35を構成する所定のローパスフィルタにおいてピークを示すカットオフ周波数近傍を希望信号の帯域から外すことにより、フィルタ35の歪を抑制することができる。その結果、受信品質を向上させることができる。
なお、本願発明は、周波数変換部15にフィルタ35を前置した構成のため、妨害信号によって発生する周波数変換部15の歪を抑制することが可能であり、また、フィルタ16に入力される妨害信号は概抑圧された信号となるため、フィルタ16のフィルタ特性をあまり急峻にする必要はなくピークによる歪発生を十分小さく抑制することが可能となる。
また、周波数変換部15は、イメージ妨害信号を減衰するイメージリジェクションミキサであることが望ましい。ここで、制御部36は、第1検出部21による検出の結果、希望信号の強度が第1レベルより小さい場合、フィルタ35の通過帯域を第1帯域とし、希望信号の強度が第1レベルより大きい場合、フィルタ35の通過帯域を第1帯域と比較してローカル信号の周波数から遠い周波数を含む第2帯域とする制御を行う。
これにより、ローカル信号の周波数側の妨害信号は、イメージリジェクションミキサである周波数変換部15によって減衰されるので、フィルタ35のローカル信号の周波数側をあまり急峻に減衰させる必要はなく、ローカル信号の周波数側のカットオフ周波数近傍におけるピークが生じにくい。従って、希望信号の強度が第1レベルより大きい場合は、フィルタ35の通過帯域のうちローカル信号の周波数から遠いほうのカットオフ周波数を、希望信号の帯域より外の周波数にすることにより、フィルタ35の歪を抑制することができる。
また、図10に示すように、周波数変換部15の入力側に接続されて第2検出部24による検出の結果に基づいて増幅度が決定される高周波増幅部13を備え、第2検出部24は、高周波増幅部13と周波数変換部15との間に接続された構成であっても良い。
これにより、第2検出部24は、周波数変換部15の周波数特性に影響されることなく、希望信号の帯域から遠い周波数に存在する妨害信号も検出することができる。即ち、第2検出部24によって妨害波が検出された場合、高周波増幅部13の増幅度を抑制することにより、希望信号の帯域から遠い周波数に存在する妨害信号によって高周波増幅部13が歪むことを防止することができる。
また、図11(a)に示すように、中間周波信号の周波数を「ωIF」、サンプリング周波数を「ωs」、希望信号の周波数帯域幅を「ωBW」とすると、AD変換部18内部のサンプリング処理部(図示せず)において、サンプリング周波数「ωs」の近傍、即ち、
ωS-{ωIF +(ωBW/2)}からωS+{ωIF +(ωBW/2)}
にかけてエイリアス妨害信号が発生する。従って、ローカル信号の周波数ωLOが希望信号の周波数より低い場合、上記第2帯域における上側カットオフ周波数ωCHが、ωLO+ωS−{ωIF +(ωBW/2)}より低ければ、フィルタ35でエイリアス信号発生周波数帯の信号を抑圧することができ、その結果、受信品質を良好にすることができる。
一方、図11(b)に示すように、ローカル信号の周波数ωLOが希望信号の周波数より高い場合、上記第2帯域における下側カットオフ周波数ωCLが、ωLO−[ωS−{ωIF +(ωBW/2)}]より高ければ、フィルタ35でエイリアス信号発生周波数帯の信号を抑圧することができ、その結果、受信品質を良好にすることができる。
また、図12に示すように、受信装置5は、復調部19に接続されて、フィルタ35から出力された信号の品質を検出する信号品質検出部37を備え、制御部36は、第1検出部21の検出結果に代えて、信号品質検出部37による検出の結果に基づいて、フィルタ35の通過帯域を制御しても良い。
尚、この信号の品質とは、信号の誤り率(Error Rate)、若しくはCNR(Carrier Noise Ratio)である。
即ち、希望信号の強度が大きい場合、カットオフ周波数近傍の希望信号によってフィルタ35が歪むという問題が生じる。従って、フィルタ35のカットオフ周波数を希望信号の帯域の上限付近にするか、若しくは希望信号の帯域より外の周波数にするかを決定する際、フィルタ35から出力された信号の品質が良い方を選択することにより、上記フィルタ35の歪を抑制することができる。
なお、周波数変換部15が出力する中間周波信号の周波数「ωIF」は0Hzでも良い。この場合も、本願発明の受信装置5の構成により同様の効果を奏する。また、本願発明では、フィルタ16の通過帯域を固定する例を示したが、フィルタ16をフィルタ35と同様の通過帯域可変フィルタとしても良い。
本発明の受信装置は、受信品質を向上させることができ、携帯端末等の電子機器に利用することができる。
本発明の実施の形態1における受信装置が搭載された電子機器のブロック図 同受信装置におけるフィルタのブロック図 (a)同受信装置におけるフィルタの特性図、(b)同受信装置におけるフィルタの他の特性図 同受信装置におけるフィルタの説明図 同受信装置が搭載された電子機器の他のブロック図 同受信装置におけるフィルタの他の特性図 同受信装置におけるフィルタ特性の他の説明図 同受信装置が搭載された電子機器の他のブロック図 本発明の実施の形態2における受信装置が搭載された電子機器のブロック図 同受信装置が搭載された電子機器の他のブロック図 (a)(b)同受信装置におけるフィルタ特性の説明図 同受信装置が搭載された電子機器の他のブロック図 従来の受信装置が搭載された電子機器のブロック図
符号の説明
5 受信装置
6 電子機器
7 アンテナ
8 入力フィルタ
9 信号処理部
10 表示部
11 スピーカ
12 入力端子
13 高周波増幅部
14 発振部
15 周波数変換部
16 フィルタ
17 IF増幅部
18 AD変換部
19 復調部
20 出力端子
21 第1検出部
22 IFAGC
23 制御部
24 第2検出部
25 RFAGC

Claims (15)

  1. ローカル信号を発振する発振部と、
    前記発振部から出力された前記ローカル信号を用いて、受信信号を中間周波信号に周波数変換する周波数変換部と、
    前記周波数変換部の出力側に接続されたフィルタと、
    前記フィルタの出力側に接続されて、前記受信信号のうちで希望信号の強度を検出する第1検出部と、
    前記第1検出部の出力側に接続されて前記フィルタの通過帯域を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記第1検出部による検出の結果、前記希望信号の強度が第1レベルより小さい場合、前記フィルタの通過帯域を第1帯域とし、
    前記希望信号の強度が第1レベルより大きい場合、前記フィルタの通過帯域を前記第1帯域より広い第2帯域とする受信装置。
  2. ローカル信号を発振する発振部と、
    前記発振部から出力された前記ローカル信号を用いて、受信信号を中間周波信号に周波数変換する周波数変換部と、
    前記周波数変換部の出力側に接続されたフィルタと、
    前記フィルタの出力側に接続されて、前記フィルタから出力された信号の品質を検出する信号品質検出部と、
    前記信号品質検出部による検出の結果に基づいて、前記フィルタの通過帯域を制御する制御部とを備えた受信装置。
  3. 受信信号が入力されるフィルタと、
    ローカル信号を発振する発振部と、
    前記発振部から出力された前記ローカル信号を用いて、前記フィルタから出力された信号を中間周波信号に周波数変換する周波数変換部と、
    前記周波数変換部の出力側に接続されて前記受信信号のうちで希望信号の強度を検出する第1検出部と、
    前記第1検出部の出力側に接続されて前記フィルタの通過帯域を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記第1検出部による検出の結果、前記希望信号の強度が第1レベルより小さい場合、前記フィルタの通過帯域を第1帯域とし、
    前記希望信号の強度が第1レベルより大きい場合、前記フィルタの通過帯域を前記第1帯域より広い第2帯域とする受信装置。
  4. 受信信号が入力されるフィルタと、
    ローカル信号を発振する発振部と、
    前記発振部から出力された前記ローカル信号を用いて、前記フィルタから出力された信号を中間周波信号に周波数変換する周波数変換部と、
    前記周波数変換部の出力側に接続されて前記周波数変換部から出力された信号の品質を検出する信号品質検出部と、
    前記信号品質検出部による検出の結果に基づいて、前記フィルタの通過帯域を制御する制御部とを備えた受信装置。
  5. 前記周波数変換部は、イメージ妨害信号を減衰するイメージリジェクションミキサであり、
    前記第2帯域は、前記第1帯域と比較して、ゼロ周波数から遠い周波数を含む請求項1又は請求項2に記載の受信装置。
  6. 前記周波数変換部は、イメージ妨害信号を減衰するイメージリジェクションミキサであり、
    前記第2帯域は、前記第1帯域と比較して、前記ローカル信号の周波数から遠い周波数を含む請求項3又は請求項4に記載の受信装置。
  7. 前記フィルタの入力側に接続されて受信信号の強度を検出する第2検出部を備え、
    前記制御部は、更に前記第2検出部による検出の結果にも基づいて、前記フィルタの通過帯域を制御する請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の受信装置。
  8. 前記フィルタの入力側に接続されて受信信号の強度を検出する第2検出部を備え、
    前記制御部は、前記希望信号の強度が第1レベルより小さく、かつ、前記第2検出部による検出の結果、前記受信信号の強度が第2レベルよりも小さい場合、前記フィルタの通過帯域を前記第1帯域より広い第3帯域とする請求項1又は請求項3に記載の受信装置。
  9. 前記フィルタの入力側に接続されて受信信号の強度を検出する第2検出部を備え、
    前記制御部は、前記第1検出部による検出の結果、前記希望信号の強度が第1レベルより大きくて、前記第2検出部による検出の結果、前記受信信号のうち妨害信号の強度が第3レベルよりも大きい場合、前記フィルタの通過帯域を前記第1帯域より広い第4帯域とし、
    前記第4帯域におけるカットオフ周波数は、前記希望信号の中間周波数と前記妨害信号の中間周波数との間の周波数である請求項1に記載の受信装置。
  10. 前記フィルタの入力側に接続されて受信信号の強度を検出する第2検出部を備え、
    前記制御部は、前記第1検出部による検出の結果、前記希望信号の強度が第1レベルより大きくて、前記第2検出部による検出の結果、前記受信信号のうち妨害信号の強度が第3レベルよりも大きい場合、前記フィルタの通過帯域を前記第1帯域より広い第4帯域とし、
    前記第4帯域におけるカットオフ周波数は、前記希望信号の周波数と前記妨害信号の周波数との間の周波数である請求項3に記載の受信装置。
  11. 前記周波数変換部の入力側に接続されて前記第2検出部による検出の結果に基づいて増幅度が決定される高周波増幅部を備え、
    前記第2検出部は、前記高周波増幅部と前記周波数変換部との間に接続された請求項6に記載の受信装置。
  12. 前記フィルタの出力側に接続されて入力信号をサンプリングするサンプリング処理部を備え、
    前記第2帯域における上側カットオフ周波数ωCHと、前記サンプリング処理部におけるサンプリング周波数ωSと、希望信号の周波数帯域幅ωBWと、中間周波数ωIFとの関係が、
    ωCH<ωS-{ωIF +(ωBW/2)}
    を満たす請求項1に記載の受信装置。
  13. 前記フィルタの出力側に接続されて入力信号をサンプリングするサンプリング処理部を備え、
    前記ローカル信号の周波数が前記希望信号の周波数より低い場合、
    前記第2帯域の上側カットオフ周波数ωCHと、前記ローカル信号の周波数ωLOと、前記サンプリング処理部におけるサンプリング周波数ωSと、希望信号の周波数帯域幅ωBWと、中間周波数ωIFとの関係が、
    ωCH<ωLO+ωS−{ωIF +(ωBW/2)}
    を満たし、
    前記ローカル信号の周波数が前記希望信号の周波数より高い場合、
    前記第2帯域の下側カットオフ周波数ωCLと、前記ローカル信号の周波数ωLOと、前記サンプリング処理部におけるサンプリング周波数ωSと、希望信号の周波数帯域幅ωBWと、中間周波数ωIFとの関係が、
    ωCL>ωLO−[ωS−{ωIF +(ωBW/2)}]
    を満たす請求項3に記載の受信装置。
  14. 前記第1検出部は、信号の誤り率(Error Rate)、若しくはCNR(Carrier Noise Ratio)を検出する請求項2又は請求項4に記載の受信装置。
  15. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の受信装置と、
    前記受信装置の出力側に接続された信号処理部と、
    前記信号処理部の出力側に接続された表示部とを備えた電子機器。
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