JP2009193023A - 調律器の取り付け装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 楽器の一部に調律器本体を固定するための取り付けベース部を面ファスナーで常時、固定し、かつ楽器の操作により生じた振動を検知する振動センサを内蔵する調律器本体の下面に前記取り付けベース部に嵌装される構造体を設けるとともに、前記取り付けベース部は電源部及電源供給用接点を有し、かつ前記構造体は、前記取り付けベース部に設けられた電源供給用接点に対応する電気的接点を有し、前記取り付けベース部に前記構造体を装着することにより、前記楽器の一部に前記調律器本体を固定し、前記取り付けベース部に内蔵された前記電源部より電源供給用接点及び前記構造体に設けられた電気的接点を介して調律器本体内の電子回路に電源供給する。
【選択図】 図13
Description
このタイプの調律器は主な入力装置として振動センサやマイクロフォンを本体内に備えている。
これは、クリップを楽器に取り付けた時に表示部をユーザの見やすい方向に向ける必要があるからである。このようなクリップ式調律器は2軸以上の関節機構を有していることが多い。
このクリップ100は、先端部内側に把持部103、104を有する1対のアーム101、102と、1対のアーム101、102を、1対のアーム101、102の先端部が閉じる方向に付勢するばね等の弾性部材を含んで構成される開閉部105とを有している。
上記把持部103、104の素材として例えば、ゴムを使用する場合には、ゴムの種類によっては、移行をしてしまうものもあり、高価な楽器に移行による汚れを付けてしまうことがあるという問題が有った。
また、図28は、楽器から発生した振動がクリップ100を介して調律器本体700に内蔵されている振動センサ701に振動が伝播される様子を示している。
図27、図28において、クリップ100により楽器の一部(例えば、ギターのヘッド部分)600に調律器本体700が固定されている。
クリップ式の調律器において、振動センサをクリップ側に設ける場合には、クリップ側に設けた振動センサと調律器本体に内蔵された電子回路とを電気的に接続する必要があるが、上述したように関節機構がクリップと調律器本体との間に介在し、自在に可動する関節機構は電気的接続を得るための障害となる。
このように、本発明では面ファスナーを取り付け装置として使用するので、従来装置のようにクリップに比して素材が柔らかいため、取り付ける楽器に対して調律器を固定する際に、楽器を傷つけたり、ゴムのように移行する可能性が低く、ユーザが安心して使用することができる。
さらに、調律器本体を面ファスナー自体に取り付けることができるので、クリップ式の従来装置に比して調律器本体を楽器に最も近い位置に取り付けることができ、クリップ式の従来装置のように関節機構を介在させることが無いので、振動センサまでの振動伝播距離が短くなり、楽器の操作により生ずる振動の減衰が少なく、調律器の感度の向上が図れる。
上記構成の、本発明の調律器の取り付け装置では、振動センサは、調律器本体に内蔵されているが、調律器本体を面ファスナー自体に取り付けることができるので、クリップ式の従来装置に比して調律器本体を楽器に最も近い位置に取り付けることができ、クリップ式の従来装置のように関節機構を介在させることが無いので、振動センサまでの振動伝播距離が短くなり、楽器の操作により生ずる振動の減衰が少なく、調律器の感度の向上が図れる。
これにより、楽器に直接的に振動センサを接触させることができるので、楽器の操作により生ずる振動をより効果的に検知することができ、調律器の感度の向上が図れる。
さらに、面ファスナーに複数個の振動センサを設けることにより、調律器の高感度化を図ることが可能となる。
これにより、楽器に調律器本体を固定した際に楽器と調律器本体との間に介在させた緩衝材(例えば、シリコンラバー)により楽器に傷がつくのを防止することができる。
緩衝材の存在により楽器に生じた振動は多少、減衰するが、十分な感度を得ることができる。
このように、楽器と調律器本体の両方に面ファスナーを設けることにより、必要に応じて調律器本体を着脱することができる。
これにより、調律器本体を楽器に確実に固定することができ、しかも調律器本体を楽器に容易に着脱することができる。
前記取り付けベース部は電源部及電源供給用接点を有し、かつ前記構造体は、前記取り付けベース部に設けられた電源供給用接点に対応する電気的接点を有し、前記取り付けベース部に前記構造体を装着することにより、前記楽器の一部に前記調律器本体を固定し、前記取り付けベース部に内蔵された前記電源部より電源供給用接点及び前記構造体に設けられた電気的接点を介して調律器本体内の電子回路に電源供給する。
前記取り付けベース部は振動センサ及び該振動センサ信号用接点を有し、かつ前記構造体は、前記取り付けベース部に設けられた前記振動センサ信号用接点に対応する電気的接点を有している。
前記取り付けベース部に前記構造体を装着することにより、前記楽器の一部に前記調律器本体を固定し、前記取り付けベース部に内蔵された前記振動センサを前記振動センサ用接点及び前記構造体に設けられた電気的接点を介して調律器本体内の電子回路に接続する。
このように、振動センサを楽器本体に固定される取り付けベース部側に設け、楽器に調律器本体を固定した際に、振動センサを調律器本体内の電子回路に電気的に接続するようにしたので、調律器本体の小型化が図れる。
また、前記取り付けベース部は電源部、振動センサ並びに、電源供給用接点及び振動センサ信号用接点を有し、かつ前記構造体は、前記電源供給用接点に対応する第1の電気的接点及び前記振動センサ信号用接点に対応する第2の電気的接点を有し、前記取り付けベース部に前記構造体を装着することにより、前記楽器の一部に前記調律器本体を固定し、かつ前記取り付けベース部に内蔵された前記電源部より電源供給用接点及び前記構造体に設けられた前記第1の電気的接点を介して調律器本体内の電子回路に電源供給し、かつ前記振動センサを前記振動センサ信号用接点及び前記第2の電気的接点を介して前記調律器本体内の電子回路に接続する。
このように、調律器本体に必要な電源部(例えば、電池)及び振動センサを楽器本体に固定される取り付けベース部側に設け、楽器に調律器本体を固定した際に、振動センサを調律器本体内の電子回路に電気的に接続し、かつ電源部より前記電子回路に電源を供給するようにしたので、調律器本体の小型化が一層、図れる。
このように、取り付けベース部を、伸縮性を有する素材を介して面ファスナーで常時、楽器に固定し、かつ楽調律器本体の下面に設けた構造体を前記取り付けベース部に装着することにより、調律器本体と楽器とをより強力に密着させ、脱落を防止することができる。
このように、調律器の各機能部を独立した複数のアセンブリとして構成し、これらの複数のアセンブリ間を、導電性を有する面ファスナーで電気的に接続をとった上で連結するようにして、楽器に面ファスナーで固定するようにしたので、調律器の各機能部を個別に交換することができ、ユーザのニーズに応じたシステムの構築を容易に行うことができる。
調律器を構成する表示手段を除く各機能部を独立した複数のアセンブリとして構成し、これらの複数のアセンブリは、無線通信機能を有する通信手段を含み、かつ前記複数のアセンブリ間を、導電性を有する面ファスナーで電気的に接続をとった上で連結し、該連結した状態で楽器に前記面ファスナーで固定するとともに、前記通信手段は、無線通信により前記外部の表示手段に楽器の調律状態を示すデータを送信する。この結果、上記表示手段は、通信手段より楽器の調律状態を示すデータを受信し、楽器の調律状態を表示する。
これにより、外部に置かれた無線通信機能を有する表示手段に楽器の調律状態を表示することができる。
さらに、調律器本体を面ファスナー自体に取り付けることができるので、クリップ式の従来装置に比して調律器本体を楽器に最も近い位置に取り付けることができ、クリップ式の従来装置のように関節機構を介在させることが無いので、振動センサまでの振動伝播距離が短くなり、楽器の操作により生ずる振動の減衰が少なく、調律器の感度の向上が図れる。
図1は楽器の一部に面ファスナーを、巻き締めして固定した状態を示しており、図1(A)は、例えば、ギターのヘッド部分1に面ファスナー2を巻き締めして固定した状態を、図1(B)は、例えば、低音楽器の太い管体部分1Aに面ファスナー2を巻き締めして固定した状態を、それぞれ示している。
図2に、本発明の第1実施形態に係る調律器の取り付け装置の構成を示す。本実施形態では、楽器の一部(例えば、ギターのヘッド部分)に調律器本体を面ファスナーで固定した構成例を示している。図2(A)の構成例は、例えば、ギターのヘッド部分1に調律器本体10を面ファスナー2で固定した状態を示している。この構成例では、例えば、調律器本体10の底部に面ファスナーを貼着しておき、この面ファスナーと異なる種類の面ファスナーでギターのヘッド部分をまき締めた状態の楽器に調律器本体10を載置することによりギターのヘッド部分1に調律器本体10を固定することができる。
また、調律器本体10にベルトを挿通させるための部材を取り付けておき、そこにギターのヘッド部分1をまき締めする面ファスナー2を通して、ギターのヘッド部分1に調律器本体10を押し付けるように面ファスナー2をまき締めすることで、ギターのヘッド部分1に調律器本体10を固定するようにしてもよい。
図2(A)に示す構成例では、楽器の操作により発生する振動50を検知する振動センサ20は調律器本体10に内蔵されている。
図2(A)の構成例では、面ファスナーを取り付け装置として使用するので、従来装置のようにクリップに比して素材が柔らかいため、取り付ける楽器に対して調律器を固定する際に、楽器に傷をつけたり、ゴムのように移行する可能性が低く、ユーザが安心して使用することができる。
さらに、調律器本体を面ファスナー自体に取り付けることができるので、クリップ式の従来装置に比して調律器本体を楽器に最も近い位置に取り付けることができ、クリップ式の従来装置のように関節機構を介在させることが無いので、振動センサまでの振動伝播距離が短くなり、楽器の操作により生ずる振動の減衰が少なく、調律器の感度の向上が図れる。
さらに、面ファスナー2に複数個の振動センサ21、22を設けることにより、調律器の高感度化を図ることが可能となる。なお、振動センサの設置個数は2個に限らず、それ以上であってもよい。
次に本発明の第2実施形態に係る調律器の取り付け装置の構成を図3に示す。同図において、本発明の第2実施形態に係る調律器の取り付け装置は、楽器の操作により生じた振動を検知する振動センサ20を内蔵する調律器本体10を楽器の一部1の上面に緩衝材30を介して載置した状態で、面ファスナー2で楽器の一部1及び調律器本体10を、ベルトループ23,24を介して一体的に包囲して束縛することにより楽器に調律器本体10を固定する。
緩衝材は、例えば、シリコンラバーが使用されるが、これに限らず、種々の素材が使用可能である。
なお、緩衝材の存在により楽器に生じた振動が振動センサにより検知される際には多少、減衰するが調律器では十分な感度を得ることができる。
次に本発明の第3実施形態に係る調律器の取り付け装置の構成を図4に示す。
本発明の第3実施形態に係る調律器の取り付け装置は、楽器の一部1の表面にベースとなる第1の面ファスナー2Aを常設するように設置しておき、かつ振動センサ20を内蔵する調律器本体10の下面に第2の面ファスナー2Bを固設する。
このように、本発明の第3実施形態に係る調律器の取り付け装置によれば、楽器と調律器本体の両方に面ファスナーを設けることにより、必要に応じて調律器本体を着脱することができる。
そして、調律器本体10を楽器の一部1に収納する場合には、図7に示すように、楽器側に設けられた第1の面ファスナー2Aに調律器本体10の背面10Aに貼着された第3の面ファスナー2Cを貼り合わせることにより楽器の一部1に調律器本体10を収納するようにしてもよい。
また、図8に示すように、楽器の一部1に第1の面ファスナー2Aに加えて、該第1の面ファスナ2Aが設けられた面とは異なる面に第4の面ファスナー2Dを常設するように貼着しておき、楽器側に設けられた第4の面ファスナー2Dに調律器本体10の背面10Aに貼着された第3の面ファスナー2Cを貼り合わせることにより楽器の一部1に調律器本体10を収納するようにしてもよい。
次に本発明の第4実施形態に係る調律器の取り付け装置の構成を図9に示す。同図において、本発明の第4実施形態に係る調律器の取り付け装置は、楽器の一部1に振動センサ20を内蔵する調律器本体10を固定するための取り付けベース部40を面ファスナー2で常時、固定する。そして調律器本体10の下面には取り付けベース部40に嵌装される構造体41を設ける。
取り付けベース部40に調律器本体10の下面に設けられた構造体41を装着することにより、楽器の一部1に調律器本体10を固定する。
このように、未使用時に調律器本体の楽器に対する取り付ける面を調律時とは変更できるようにすることにより、調律器本体を楽器にコンパクトに収納することが可能となる。
次に本発明の第5実施形態に係る調律器の取り付け装置の構成を図13に示す。同図において、本発明の第5実施形態に係る調律器の取り付け装置は、楽器の一部1に調律器本体10を固定するための取り付けベース部60を面ファスナー1で常時、固定し、かつ楽器の操作により生じた振動を検知する振動センサ20を内蔵する調律器本体10の下面に前記取り付けベース部60に嵌装される構造体63を設ける。
また、構造体63は、取り付けベース部60に設けられた電源供給用接点62に対応する電気的接点64を有している。
取り付けベース部60に構造体63を装着することにより、楽器の一部1に調律器本体10を固定し、取り付けベース部60に内蔵された電源部61より電源供給用接点62及び構造体63に設けられた電気的接点64を介して調律器本体10内の電子回路に電源供給する。
次に本発明の第6実施形態に係る調律器の取り付け装置の構成を図14に示す。
同図において、本発明の第6実施形態に係る調律器の取り付け装置では、楽器の一部1に調律器本体10を固定するための取り付けベース部70を面ファスナー2で常時、固定し、かつ調律器本体10の下面に取り付けベース部70に嵌装される構造体72を設ける。
取り付けベース部70は楽器の操作により生じた振動を検知する振動センサ20及び振動センサ信号用接点71を有している。
取り付けベース部70に調律器本体10の下面に設けた構造体72を装着することにより、楽器の一部1に調律器本体10を固定し、取り付けベース部70に内蔵された振動センサ20を振動センサ信号用接点71及び構造体72に設けられた電気的接点73を介して調律器本体10内の電子回路に接続する。
次に本発明の第7実施形態に係る調律器の取り付け装置の構成を図15に示す。同図において、本発明の第7実施形態に係る調律器の取り付け装置では、楽器の一部1に調律器本体10を固定するための取り付けベース部80を面ファスナー2で常時、固定し、かつ調律器本体10の下面に取り付けベース部80に嵌装される構造体83を設ける。
また、構造体83は、電源供給用接点に対応する第1の電気的接点及び前記振動センサ信号用接点に対応する第2の電気的接点84を有している。
このように、未使用時に調律器本体の楽器に対する取り付ける面を調律時とは変更できるようにすることにより、調律器本体を楽器にコンパクトに収納することが可能となる。
また、調律器本体10を楽器の一部1に収納する場合には、図19に示すように、収納用の取り付けベース部43に調律器本体10の下面に設けられた構造体41を装着することにより、楽器の一部1に調律器本体10を固定する。
このように、この変形例によれば、未使用時に調律器本体の楽器に対する取り付ける面を調律時とは変更することができる。
次に本発明の第8実施形態に係る調律器の取り付け装置の構成を図20に示す。同図において、本発明の第8実施形態に係る調律器の取り付け装置は、楽器の一部1に調律器本体10を固定するための取り付けベース部91を、伸縮性を有する素材90を介して面ファスナー2で常時、固定する。この取り付けベース部91は楽器の操作により発生する振動を検知する振動センサ20が設けられている。
取り付けベース部91に構造体93を装着することにより、楽器の一部1に調律器本体10を固定する。
このように、取り付けベース部91を、伸縮性を有する素材90を介して面ファスナー2で常時、楽器に固定し、かつ調律器本体10の下面に設けた構造体93を取り付けベース部91に装着することにより、調律器本体10と楽器とをより強力に密着させることができる。
次に本発明の第9実施形態に係る調律器の取り付け装置の構成を図21に示す。
同図において、本発明の第9実施形態に係る調律器の取り付け装置は、調律器の各機能部、具体的には、例えば、表示部200、処理部201及び電源部202を独立した複数のアセンブリとして構成する。
これらの複数のアセンブリ200、201、202間を、導電性を有する面ファスナー210、220、230で電気的に接続をとった上で連結し、該連結した状態で図示してない楽器にこれらの面ファスナーで固定する。
面ファスナー210に形成された雄型のコネクタ部400Aを面ファスナー220の雌型のコネクタ部400Bに装着することにより面ファスナー210と面ファスナー220とが電気的に接続される。他の面ファスナー同士の連結も同様の構造により行われ、電気的接続が得られる。
次に本発明の第10実施形態に係る調律器の取り付け装置の構成を図22に示す。同図において、本発明の第10実施形態に係る調律器の取り付け装置では、調律器は、無線通信機能を有する表示部400を外部に有している。
調律器を構成する表示部を除く各機能部、例えば、通信部350、処理部351及び電源部352を独立した複数のアセンブリとして構成する。
通信部350は、無線通信により外部の表示部(据置きタイプ)400、あるいは腕時計タイプの無線通信機能を有する表示部500に楽器の調律状態を示すデータを送信する機能を有する。
これにより、外部に置かれた無線通信機能を有する表示手段に楽器の調律状態を表示することができる。
Claims (12)
- 楽器に装着する調律器の取り付け装置であって、
楽器の一部に面ファスナーで調律器本体を固定したことを特徴とする調律器の取り付け装置。 - 楽器の操作により生じた振動を検知する振動センサが前記調律器本体に内蔵されていることを特徴とする請求項1に記載の調律器の取り付け装置。
- 楽器の操作により生じた振動を検知する振動センサが前記面ファスナーに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の調律器の取り付け装置。
- 楽器に装着する調律器の取り付け装置であって、
楽器の操作により生じた振動を検知する振動センサを内蔵する調律器本体を楽器の一部の上面に緩衝材を介して載置した状態で面ファスナーで前記楽器及び調律器本体を一体的に包囲して束縛するように前記楽器に前記調律器本体を固定したことを特徴とする調律器の取り付け装置。 - 楽器に装着する調律器の取り付け装置であって、
楽器の一部の表面にベースとなる第1の面ファスナーを常設するように貼着しておき、かつ楽器の操作により生じた振動を検知する振動センサを内蔵する調律器本体の下面に第2の面ファスナーを固設するとともに、前記第1、第2の面ファスナーを貼り合わせることにより前記楽器の一部に前記調律器本体を固定したことを特徴とする調律器の取り付け装置。 - 楽器に装着する調律器の取り付け装置であって、
楽器の一部に調律器本体を固定するための取り付けベース部を面ファスナーで常時、固定し、かつ楽器の操作により生じた振動を検知する振動センサを内蔵する調律器本体の下面に前記取り付けベース部に嵌装される構造体を設け、前記取り付けベースに前記構造体を装着することにより、前記楽器の一部に前記調律器本体を固定したことを特徴とする調律器の取り付け装置。 - 楽器に装着する調律器の取り付け装置であって、
楽器の一部に調律器本体を固定するための取り付けベース部を面ファスナーで常時、固定し、かつ楽器の操作により生じた振動を検知する振動センサを内蔵する調律器本体の下面に前記取り付けベース部に嵌装される構造体を設けるとともに、
前記取り付けベース部は電源部及電源供給用接点を有し、かつ前記構造体は、前記取り付けベース部に設けられた電源供給用接点に対応する電気的接点を有し、
前記取り付けベース部に前記構造体を装着することにより、前記楽器の一部に前記調律器本体を固定し、前記取り付けベースに内蔵された前記電源部より電源供給用接点及び前記構造体に設けられた電気的接点を介して調律器本体内の電子回路に電源供給することを特徴とする調律器の取り付け装置。 - 楽器に装着する調律器の取り付け装置であって、
楽器の一部に調律器本体を固定するための取り付けベース部を面ファスナーで常時、固定し、かつ調律器本体の下面に前記取り付けベース部に嵌装される構造体を設けるとともに、
前記取り付けベース部は楽器の操作により生じた振動を検知する振動センサ及び該振動センサ信号用接点を有し、かつ前記構造体は、前記取り付けベース部に設けられた前記振動センサ信号用接点に対応する電気的接点を有し、
前記取り付けベース部に前記構造体を装着することにより、前記楽器の一部に前記調律器本体を固定し、前記取り付けベース部に内蔵された前記振動センサを前記振動センサ用接点及び前記構造体に設けられた電気的接点を介して調律器本体内の電子回路に接続することを特徴とする調律器の取り付け装置。 - 楽器に装着する調律器の取り付け装置であって、
楽器の一部に調律器本体を固定するための取り付けベース部を面ファスナーで常時、固定し、かつ調律器本体の下面に前記取り付けベース部に嵌装される構造体を設けるとともに、
前記取り付けベース部は電源部、楽器の操作により生じた振動を検知する振動センサ並びに、電源供給用接点及び振動センサ信号用接点を有し、かつ前記構造体は、前記電源供給用接点に対応する第1の電気的接点及び前記振動センサ信号用接点に対応する第2の電気的接点を有し、
前記取り付けベース部に前記構造体を装着することにより、前記楽器の一部に前記調律器本体を固定し、かつ前記取り付けベース部に内蔵された前記電源部より電源供給用接点及び前記構造体に設けられた前記第1の電気的接点を介して調律器本体内の電子回路に電源供給し、かつ前記振動センサを前記振動センサ信号用接点及び前記第2の電気的接点を介して前記調律器本体内の電子回路に接続することを特徴とする調律器の取り付け装置。 - 楽器に装着する調律器の取り付け装置であって、
楽器の一部に調律器本体を固定するための取り付けベース部を伸縮性を有する素材を介して面ファスナーで常時、固定し、かつ楽調律器本体の下面に前記取り付けベース部に嵌装される構造体を設け、
前記取り付けベース部に前記構造体を装着することにより、前記楽器の一部に前記調律器本体を固定したことを特徴とする調律器の取り付け装置。 - 楽器に装着する調律器の取り付け装置であって、
前記調律器の各機能部を独立した複数のアセンブリとして構成し、前記複数のアセンブリ間を、導電性を有する面ファスナーで電気的に接続をとった上で連結し、該連結した状態で楽器に前記面ファスナーで固定することを特徴とする調律器の取り付け装置。 - 楽器に装着する調律器の取り付け装置であって、
前記調律器は、無線通信機能を有する表示手段を外部に有し、
前記調律器を構成する表示手段を除く各機能部を独立した複数のアセンブリとして構成し、
前記複数のアセンブリは、無線通信機能を有する通信手段を含み、かつ
前記複数のアセンブリ間を、導電性を有する面ファスナーで電気的に接続をとった上で連結し、該連結した状態で楽器に前記面ファスナーで固定するとともに、
前記通信手段は、無線通信により前記外部の表示手段に楽器の調律状態を示すデータを送信することを特徴とする調律器の取り付け装置。
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