JP2004511021A - 弦楽器チューナホルダ - Google Patents

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Abstract

弦楽器用のチューナホルダ。第1実施例は、(i)支柱、(ii)支柱遠端から第1縦軸方向に略垂直に延びる棚、(iii)支柱近端近傍から第2縦軸方向に延びるフック、および(iv )チューナをホルダに固定する手段を含む。第2実施例は、(i)囲いの上部を通って保持室に入る第1アクセス開口と囲いの前面を通って保持室に入る第2アクセス開口とを有して保持室を規定する囲い、および(ii)保持室から離れて囲いの後面から長手方向に延びるフックを含む。第3実施例は、(i)支柱、(ii)チューナを保持しかつ少なくとも格納位置と回転位置との間を横軸の周りを回転するために支柱の遠端近接して支柱に枢軸的に取り付けられた接続エレメント、および(iii)支柱近端から第2縦軸方向に延びたフックを含む。第4実施例は、(i)チューナハウジング、および(ii)ハウジングの底壁から延びるフックを含むアセンブリである。

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、弦楽器のチューナホルダに関し、特にたとえばギターチューナのホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】
ギター等のような弦楽器は、典型的には、楽器の1本の弦をはじく、打つ、ないし撫でることによって発生される振動の周波数を感知可能であり、かつ発生された振動の周波数と標準的な音階における目的周波数との間の任意の差を伝達できる電子チューナ(調律器)の使用を通して調律(チューニング)される。
【0003】
チューナを使用するときに、発生した振動の周波数と目的周波数との差を伝達するチューニング可視表示がその楽器を調律する人に見えるようにチューナを位置決めする必要がある。また、一般的に、いかなる外的干渉も最小にして楽器からの音の受信を最大にするために、トランスデューサ(たとえば、マイクロフォン)を響孔に対面させながら楽器の響孔に近接してチューナを位置決めすることも望まれる。楽器を保持し、演奏しおよび調律するために両手をフリーにしたままこれらの目的を達成しようとして多数のチューナホルダが開発されてきた。
【0004】
米国特許第5,728,959号は、マイクロフォン(マイク)スタンドにチューナを装着するためのチューナ用締め付けホルダを説明する。この特許では、チューニング可視表示が楽器を調律する人に見えるようにそしてトランスデューサが楽器の響孔に向くようにチューナを位置決めしてはいるが、チューナは楽器の響孔からかなり離れて装着される。
【0005】
米国特許第4,899,636号は、ギター本体にチューナを装着するための吸引カップを内蔵するギターチューナを説明する。概略的にいうと、トランスデューサを響孔に対面させながら響孔に近接してチューナを位置決めできかつギターをチューニングする人にチューニング可視表示を見えるようにするが、吸引カップがギター本体に傷をつけ、引っ掻きないしは破損する可能性が高いためにギターの所有者はそのような装置をギター本体に取り付けることを非常に嫌がる。
【0006】
米国意匠特許第353,826号は、ギターの響孔からのせ台(プラットホーム)を引っ掛けるように構成および配置されるギターチューナホルダを描く。そのホルダは、音響孔を通ってギター本体の内面に係合するためののせ台の後端から下方に延びる中央に配置された上方ノブと、音響孔の真下でギター本体の外面に係合するための左右の脚から後方に延びる1対の横方向に離間したノブとを含む。概略的にいうと、ギターをチューニングする人にチューナのチューニング可視表示を見せることができる方向に響孔に近接してチューナを配置するが、のせ台は響孔からまっすぐに延びるのでチューナがギター弦の真ん前に位置することになり、チューナがギター弦の演奏を邪魔しかつトランスデューサがギター弦の少なくとも数本上に位置することになる。
【0007】
したがって、楽器の演奏を邪魔することなくトランスデューサを響孔に対面させながら弦楽器の響孔に近接してチューナを配置するチューナホルダ、および楽器をチューニングする人にも見えるチューニング可視表示が必要である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、楽器の演奏を邪魔することなくトランスデューサを響孔に対面させながら楽器の響孔に近接してチューナを配置可能な弦楽器用の安価なチューナホルダ、および楽器をチューニングする人にも見えるチューニング可視表示である。
【0009】
【課題を解決するための手段、作用、効果】
第1実施例
この発明の第1実施例は、(i)支柱、(ii)支柱の遠端から第1縦軸方向に対して実質的に直交方向に伸長する棚、(iii)支柱の近端から第2縦軸方向に延びるフック、および(iv)チューナをホルダに固定する手段を備えるチューナホルダである。
【0010】
そのホルダは、オプションとして、(v)弦楽器の弦を弾くことによって発生する振動を感知しかつ感知された振動を電気信号に変換するトランデューサ、および(vi)トランスデューサからの電気信号をチューナへ送信するために、ホルダに固定されたチューナにトランデューサを電気的に接続する手段を含む。
【0011】
この発明の第1実施例を利用する弦楽器のチューニング方法は、(i)チューナをホルダに固定するステップ、(ii)響孔にてホルダを楽器に引っ掛けることによって響孔に近接してチューナを楽器から吊すステップ、(iii)周波数を有する振動を発生させるように楽器の弦を弾くステップ、および(iv)標準的な音階における目標周波数に関連する振動の周波数を指示するチューナによって生成される知覚信号に基づいて弾かれた弦の張りを調節するステップを含む。
【0012】
ホルダがトランスデューサを含むときにこの発明の第1実施例を利用する弦楽器のチューニング方法は、(i)チューナをホルダに固定するステップ、(ii)チューナをトランスデューサに電気的に接続するステップ、(iii)響孔にてホルダを楽器に引っ掛けることによって響孔に近接してチューナを楽器から吊るすステップ、(iv)周波数を有する振動を発生させるように弦楽器の弦を弾き、それによって(a)トランスデューサによって振動の周波数に対応する電気信号を発生させ、(b)トランスデューサからチューナへ電気信号を送信させ、(c)チューナによって振動の周波数と標準的な音階における目標周波数との間の差異を示す知覚信号を発生させるステップ、および(v)知覚信号に基づいて弾かれた弦の張りを調節するステップを含む。
第2実施例
この発明の第2実施例は、(i)保持室を規定する囲いと、(ii)保持室から離れて囲いから縦方向に延びかつ第1交軸方向にアクセス可能な凹部を規定するフックとを含むチューナホルダである。その囲いは、(a)後部から縦方向に離間する前部、(b)底部から横断的に離間する上部、(c)左側面から横方向に離間する右側面、(d)囲い上部を通る保持室アクセス開口、および(e)囲い前部を通る保持室アクセス開口を有する。囲い上部を通るアクセス開口は、チューナの主要部が第2交軸方向に滑動的に導入されかつ囲いに関連する格納位置において保持室内で係合されるように構成されかつ配置される。囲い前部を通るアクセス開口は、同チューナの副部がチューニング位置において保持室内に滑動的に導入されかつ係合されるように構成されかつ配置される。
【0013】
チューナホルダは、オプションとして、(iii)弦楽器の弦を弾くことによって発生する振動を感知しかつ感知された振動を電気信号に変換するトランデューサ、および(iv)トランスデューサからの電気信号をチューナへ送信するために、トランデューサをホルダに固定されたチューナに電気的に接続する手段を含む。
【0014】
この発明の第2実施例を利用する弦楽器のチューニング方法は、(i)チューナをホルダにチューニング位置に固定するステップ、(ii)響孔にてホルダを楽器に引っ掛けることによって響孔に近接してチューナを楽器から吊すステップ、(iii)周波数を有する振動を発生させるように楽器の弦を弾くステップ、および(iv)標準的な音階における目標周波数に関連する振動の周波数を指示するチューナによって生成される知覚信号に基づいて弾かれた弦の張りを調節するステップを含む。
【0015】
ホルダがトランスデューサを含むときにこの発明の第2実施例を利用する弦楽器のチューニング方法は、(i)チューナをホルダにチューニング位置に固定するステップ、(ii)チューナをトランスデューサに電気的に接続するステップ、(iii)響孔にてホルダを楽器に引っ掛けることによって響孔に近接してチューナを楽器から吊るすステップ、(iv)周波数を有する振動を発生させるように楽器の弦を弾き、それによって(a)トランスデューサによって振動の周波数に対応する電気信号を発生させ、(b)チューナへトランスデューサからの電気信号を送信させ、(c)チューナによって振動の周波数と標準的な音階における目標周波数との間の差異を示す知覚信号を発生させるステップ、および(v)知覚信号に基づいて弾かれた弦の張りを調節するステップを含む。
第3実施例
この発明の第3実施例は、(i)横断的に離間する遠端および近端を有する支柱、(ii)支柱の遠端に近接する支柱に枢軸的に装着されてチューナを保持しかつ少なくとも格納位置とチューニング位置との間で横軸周りに旋回させるのに効果的である接続エレメントであって、少なくとも一部が格納およびチューニング位置のときに第1縦軸方向に延びる接続エレメント、および(iii)支柱の近端に近接して第2縦軸方向に延びるフックを含むチューナホルダである。
【0016】
このホルダは、オプションとして、(iv)弦楽器の弦を弾くことによって生成された振動を感知しかつその振動を電気信号に変換するトランデューサ、および(v)トランスデューサからの電気信号をチューナへ送信するために、接続エレメントによって保持されたチューナにトランスデューサを電気的に接続する手段を含む。
【0017】
この発明の第3実施例を利用する弦楽器のチューニング方法は、(i)チューナをチューニング位置で接続エレメントに固定するステップ、(ii)響孔にてホルダを楽器に引っ掛けることによって響孔に近接してチューナを楽器から吊るすステップ、(iii)周波数を有する振動を発生するように弦楽器の弦を弾くステップ、および(iv)標準的な音階における目標周波数に関連する振動周波数を指示するチューナによって生成される知覚信号に基づいて弾かれた弦の張りを調節するステップを含む。
【0018】
ホルダがチューナを含むときにこの発明の第3実施例を利用する弦楽器のチューニング方法は、(i)チューナをチューニング位置で接続エレメントに固定するステップ、(ii)チューナをトランデューサに電気的に接続するステップ、(iii)響孔にてホルダを楽器に引っ掛けることによって響孔に近接してチューナを弦楽器から吊るすステップ、(iv)周波数を有する振動を発生させるように楽器の弦を弾き、それによって(a)トランスデューサによって振動の周波数に対応する電気信号を発生させ、(b)トランスデューサからチューナへ電気信号を送信させ、(c)チューナによって振動の周波数と標準的な音階における目的周波数との間の差異を示す知覚信号を発生させるステップ、および(v)知覚信号に基づいて弾かれた弦の張りを調節するステップを含む。
第4実施例
この発明の第4実施例は、少なくとも(i)(a)ハウジング、(b)トランスデューサおよび(c)チューニング可視表示を含むチューナと(ii)フックとを含むアセンブリである。ハウジングは、(i)第1縦軸方向に向く上壁外面と第2縦軸方向に向く底壁外面とを備えた縦方向に離間する上壁および下壁、および(ii)第1交軸方向に向く前壁外面と第2交軸方向に向く後壁外面とを備えた横断的に離間する前壁および後壁を有する。チューニング可視表示はハウジングの前壁外面上に配置される。フックはハウジングから第2縦軸方向に延び、そして第1交軸方向にアクセス可能な凹部を規定する。
【0019】
この発明の第4実施例を利用する弦楽器のチューニング方法は、(i)響孔にてアセンブリを楽器に引っ掛けることによって響孔に近接してアセンブリを弦楽器から吊るすステップ、(ii)周波数を有する振動を発生するように楽器の弦を弾くステップ、および(iii)標準的な音階における目標周波数に関連する振動周波数を指示するチューナによって生成される知覚信号に基づいて弾かれた弦の張りを調節するステップを含む。
【0020】
【実施例】
第1実施例
図1から図13を全体的に参照して、この発明の第1実施例は、支柱20、棚30、およびフック40を含むギター用チューナホルダ10である。
【0021】
支柱20は、遠端21が近端22から第2交軸方向zに横断的に離間された状態で、交軸方向zに延びる。支柱20は、棚30上に配置されるチューナ500を安全に支持することができかつ通常の使用に耐久できるように交軸方向zに延びているのであれば、所望の大きさや形状や構成でよい。支柱20の許容される構成は、絶対的ではないが、特に、長方形平面型、三角形平面型、装飾的な平面型、戸枠形の枠組み、装飾的な枠組み、単一センタビーム、Y字型スプリットビームなどを含む。
【0022】
支柱20は、好ましくは、2〜5cmの横断方向の高さおよび、1〜10cmの横方向の幅を有する。
【0023】
好ましい実施例では,支柱20は、第1縦軸方向xに向く第1主表面23と第2縦軸方向xに向く第2主表面24とを規定する。
【0024】
棚30は支柱20の遠端31から第1縦軸方向xに略直交して延び、棚30の近端32は、支柱20の端部21および棚近端32から第1縦軸方向xに縦方向に間隔を隔てられた棚30の遠端31に直接的または間接的に接続される。棚30は、棚30上に配置されるチューナ500を安全に支持できかつ通常の使用に充分耐久できる構造的完全性を有するように支柱20から第1縦軸方向xに伸長しているのであれば、所望の大きさや形状や構成でよい。棚30の許容される構成は、絶対的ではないが、特に、長方形平面型、三角形平面型、装飾的な平面型、戸枠形の枠組み、装飾的な枠組み、単一センタビーム、Y字型スプリットビームなどを含む。
【0025】
棚30は、好ましくは、1〜10cmの横方向の幅および3〜10cmの縦方向の深さを有する。
【0026】
好ましい実施例では,棚30は、第1交軸方向zに向く第1主表面33と第2交軸方向zに向く第2主表面34とを規定する。
【0027】
フック40は、支柱20の近端22から第2縦軸方向xに延び、支柱20の遠端21へ向かって開口している(すなわち、第1交軸方向zにアクセスできる)凹部49を規定する。フック40は、好ましくは、横方向に延長され、ホルダ10がギター400の響孔402から引っ掛けられたときに、フック40とギター400との間に少なくとも2つの横方向に離間された接触点(参照番号なし)が設けられる。これにより、掛留されたホルダ10の横方向yの安定性が増す。
【0028】
フック40は、好ましくは、2〜5cmの横方向の幅を有し、1〜2cmの縦方向の深さを有する。
【0029】
フック40により規定される凹部49の縦方向の深さは、好ましくは、響孔402では、標準的なギター本体401の厚みよりも大きくするために、ホルダ10をギター本体401に引っ掛けることを簡単にし、ギター本体401の表面の仕上げの損傷を招くフック40によるギター本体401への締め付ける力がかかることを防ぐ。凹部49の大きすぎる性質のために、ホルダ10は、ホルダ10がギター400の響孔402に引っ掛けられたときは、ギター本体10から前方に「傾く」傾向にある。このため、棚30は、ギター本体401に対してわずかに下向きの角度で延びる。すなわち、棚30の第1主表面33は、ギター本体401の面(参照番号なし)に対して90度よりわずかに大きい角度(たとえば、通例、約100度から120度の間)を形成する。この角度を90度に戻すために、ホルダ10は、好ましくは、支柱20の遠端21から第2縦軸方向xに延びる突出部50を含む。好ましい局面では、突出部50は、ホルダ10がギター400の響孔402に引っ掛けられたとき、棚30がギター本体401に対してわずかに上を向いて延びるに充分な第2縦軸方向xの距離をもって延びる。すなわち、棚30の第1主表面33がギター本体401の面(参照番号なし)に対してわずかに90度より小さい角度(たとえば、約70度から80度)を形成する。棚30をギター本体401からわずかに上向きに延ばすようにすることによって、典型的には、マイクであるトランスデューサ501およびホルダ10により支持されるチューナ500内のトランスデューサ用音孔519が、より直接的に、ギター弦410a−fとギター400の響孔402とに対向する。このため、トランスデューサ501によるギター400からの音の放射受信能力が向上する。あるいは、チューナ500上のチューニング可視表示502を、より直接的に、ギター400を保持しかつチューニングする利用者(図示せず)に対向させる。これにより、ギターをチューニングしている最中、可視表示502が見やすくなる。
【0030】
突出部50は、支柱20上において横方向に中心に置かれた1つの隆起物、横方向に間隔が隔てられた2つの隆起物、横方向および横断方向に離間された複数の隆起物、横方向に延長した隆起物、または棚30を所望の角度にすることに効果があるたくさんの他の構造であってもよい。
【0031】
突出物50は、好ましくは、0.3〜1cmの縦方向の深さを有する。
【0032】
ホルダ10は、好ましくは、チューナ500をホルダ10に固定するための固定手段70を含む。図7から図11までに示すように、チューナ500をホルダ10に固定するための例示的な固定手段70として、面ファスナ71がある。面ファスナ71は、(i)ホルダ10に粘着的に接着された第1部分71a(つまり、フック部またはループ部)、(ii)第1部分71aへ面ファスナ71の結合効果により取り付けられた第2部分71b(つまり、第1部分71aを補足するフック部またはループ部)、および(iii)第2部分71bの感圧接着剤で被膜された露出した主表面(参照番号なし)を覆う剥離ライナ71rを含む。剥離ライナ71rは、面ファスナ71の第2部分71bのチューナ500へのその後の接着取り付けのために除去され得る。
【0033】
面ファスナ71は、好ましくは、棚30の第1主表面33に近接する支柱20の第1主表面23に取り付けられる。面ファスナ71をそのように位置決めすることにより、チューナ500を、第2縦軸方向xにおいて棚30の第1主表面33に沿って、チューナ500に接着された面ファスナ71の第2部分71bがホルダ10に接着された面ファスナ71の補足的な第1部分71aに接触するまで縦方向にスライドされることにより、チューナ500をホルダ10に取り付けることができる。チューナ500を取り外すには、片手(図示せず)にチューナ500を持ち、もう片手(図示せず)でホルダ10を持ち、そして、チューナ500およびホルダ10をおのおの反対の縦軸方向xおよびxに引っ張ればよい。
【0034】
図8、図10、および図11に示すように、保護パッド層60が、好ましくは、ギター400の響孔402に近いギター本体401にホルダ10が取り付けられているときは、ギター400の本体401に接触するホルダ10の複数の部分にまたがって配置される。所望の保護は、一般的には、支柱20の第2主表面24の少なくとも一部、フック40の内側主表面44の少なくとも一部、および突出部50の頂上部(参照番号なし)を含む任意の突出部50の少なくとも一部に保護パッド層60を配置することによって達成され得る。保護パッド60により可能な保護力を最大限にするために、一般的に望ましいことは、支柱20の第2主表面24の全体、棚30の第2主表面34の全体、フック40の内側主表面部44の全体、および任意の突出部50の露出している表面領域の全体に保護パッド層60を配置することである。
【0035】
保護パッド60として用いるに適している材料は、ギター本体401の表面の仕上げをすり傷、磨損、およびひっかき傷から保護するのに有効な材料を含み、絶対的ではないが、特に、フェルト、発泡熱可塑性プラスチック、低デュロメーター硬度ゴム、発泡ゴムなどを含む。保護パッド60用に適している材料の選択は、まさに、当業者の能力の範囲内である。
【0036】
図12に示すように、ホルダ10は、オプションとして、チューニングの最中に棚30上のチューナ500の保持力を高めるのに効果がある支柱20と棚30により形成される保持チャネル89を形成するために、棚30の遠端31に近い棚30から第1交軸方向zに延びる支持壁80を含んでもよい。支持壁80の近端82は、支持壁80の近端82から第1交軸方向zへ延びる支持壁80の遠端81により、直接または間接に、棚30に結合される。
【0037】
ホルダ10が支持壁80を含むときは、ホルダ10は、好ましくは、支持壁80が弾性的に撓んで支柱20から離れることができる材料から構成、配置、および形成される。このため、チューナ500を(i)支柱20に近傍の通常は閉じられた位置から支柱から遠い開いた位置へ支持壁80を撓ませかつチューナ500を開いた保持チャネル89へ落下させることにより挿入することができ、(ii)撓ませた支持壁80を閉じた位置に戻すことにより保持チャネル89内に保持することができ、かつ(iii)支柱20の近傍にある通常は閉じられた位置から支柱から遠い開いた位置へ支持壁80を撓ませかつチューナ500を開いた保持チャネル89から拾い上げることにより取り除くことができる。
【0038】
図12に示すように、保持チャネル89内にチューナ500を保持する力は、(i)保持チャネル89内へまたはそれを跨いで第2縦軸方向xへ延びる支持壁80の遠端81の近傍に第1縦軸方向に延びる隆起またはフィンガ83および/または(ii)支柱20から保持チャネル89内へまたはそれを跨いで第1縦軸方向xへ延びる第2縦軸方向に延びた隆起またはフィンガ84を設けることによって増強することができる。
【0039】
支柱20、棚30、フック40、突出部50、および支持壁80は、同一のまたは異なった材料で形成されてよい。支柱20、棚30、フック40、突出部50、および支持壁80、その他それらの種々の組み合わせは、好ましくは、単一の一体品として、ひとかたまりの材料から一体的に形成される。支柱20、棚30、フック40、突出部50、および支持壁80を形成する材料は、絶対的ではないが、特に、以下のような材料を含む、必要な構造的な完全性を有する材料を含む。それは、アルミニウムや鉄のような金属、ボール紙や厚紙のような紙製品、ポリスチレンやポリウレタンのようなプラスチック、天然または合成のゴム、および木である。適している材料の選択は、当業者の能力範囲内である。
【0040】
図7から図11に示すように、マイクや圧電センサのようなトランスデューサ90は、ホルダ10に恒久的にまたは取り外し可能に装着される。電気接点91は、リード線92を介してトランスデューサ90に電気的に接続される。電気接点91は、ホルダ10により保持されるチューナ500の上の対となる電気接点を係合するように構成され配置される。ホルダ10上の電気接点91は、チューナ500をホルダ10に接続すると2つの電気接点の係合が自動的に行われるように、チューナ500の電気接点(図示せず)に関連して構成され配置され得る。あるいは、ホルダ10の電気接点91は、チューナ500がホルダ10に接続された後、1つまたは両方の電気接点を手動で操作しなければ電気接点の係合が起こらないように、チューナ500の電気接点(図示せず)に関連して構成され配置され得る。たとえば、ホルダ10から延びる絶縁電気コード(参照番号なし)の端部の凸型プラグ91をチューナ500内の凹入力ポート(参照番号なし)へ挿入する。トランスデューサ90は、ホルダ10の実質的に任意の場所に位置決めされ得るが、棚30の第1主表面33上が好ましい。
【0041】
トランスデューサ90は、ギター弦410a−fを弾くことにより発生されるいかなる振動をも感知し、感知された振動を感知された振動の周波数を表わす値を有する電気信号に変換することに効果的である。トランスデューサ90により発生された電気信号は、リード線92と電気接点91とを通してチューナ500に送信される。チューナ500は、トランスデューサ90から受け取った電気信号を使って、感知された振動の周波数と標準的な音階に沿った目標周波数との差を示す知覚信号を発生する(すなわち、可視的な知覚できるピッチメータ上の値を発生することができる)。
【0042】
図15から図24までに示されるように、ホルダ10は、支柱20の内側連結部と棚20とに沿った横軸方向に延びる回転チャネル39と、図23に示す格納位置と図24に示すチューニング位置との間の横軸30yの周りでのチューナ500の回転を許容するホルダ10にチューナ500を固定する手段とで構成される。格納位置にあるときには、チューナ500の前面511(つまり、チューニング可視表示502を有するす面)は、支柱20の第1主表面23に対向してもたれかかる。すなわち、チューナ500の前面511は、支柱20の第1主表面23に対して実質的に平行である)。チューニング位置にあるときは、チューナ500の背面512は、棚30の第1主表面23に対向してもたれかかる。すなわち、チューナ500の前面511は、支柱20の第1主表面23に対して実質的に直交する。
【0043】
チューナ500は、当業者に知られている任意の数の方法でホルダ10に枢軸的に取り付けられ得る。図15、図16、図18に示すように、制限的ではない一例は、チューナ500に電気入力ポート(図示ぜず)を取り外し可能に係合させるための、ホルダ10の一方側面から回転チャネル39へ横方向に延びる軸方向にロックする円筒状の電気接点91である。電気接点91は、ホルダ10に対して相対的にチューナ500の横方向yの動きを制限するが、横軸30yの周りでは、チューナ500を相対的に制限なしで回転させる。
第2実施例
全体的に、図25から図34を参照して、この発明の第2実施例は、囲い110とフック140とを含むギターチューナホルダ100である。
【0044】
囲い110は、縦方向に配置される前部111と後部112と、横断方向に離間される上部113と底部114と、横方向に離間される右側面115と左側面116とを有する。囲い110は、保持室119を規定する。保持室119へ通じる第1アクセス開口117´が、囲い110の上部113を通るように設けられる。保持室119へ通じる第2アクセス開口117″が、囲い110の前部111を通るように設けられる。
【0045】
図25と図33とに示されるように、囲い110の上部113を通る第1アクセス開口117´は、特定のギターチューナ500の主要部が格納位置にある保持室119内に滑るように導入されて係合されるように構成され配置される。図25と図34とに示されるように、囲い110の前部111を通る第2アクセス開口117″は、同ギターチューナ500の副部がチューニング位置にある保持室119内に滑るように導入されて係合されるように構成され配置される。囲い110の前部111を通る第2アクセス開口117″は、好ましくは、囲い110の底部114の近くに横断方向に配置される。
【0046】
図25に示すように、横断方向に延びたスロット118は、好ましくは、保持室119内に格納されたチューナ500を外すのを容易にするために、囲い110の前部111を通って第1アクセス開口117´から第2アクセス開口117″まで設けられる。
【0047】
囲い110の壁は、格納位置とチューニング位置とにおいて特定のギターチューナ500を確実に保持できるのであれば、中央壁または開放枠構造で形成されてもよい
保持室119の大きさと形状は、好ましくは、特定のギターチューナ500に適合するものを選択するものとする。一般的には、4〜12cmの横断方向の高さを有し、3〜12cm横方向の幅を有し、1〜4cm縦方向の深さを有する保持室119によって達成される。具体的には、6〜10cm横断方向の高さ、4〜6cm横方向の幅、2〜3cm縦方向の深さのものであれば、最も商業的に入手可能なチューナ500との適切な適合を提供できる。
【0048】
フック140は、保持室119から離れるように、囲い110から第2縦軸方向xに延び、囲い110の底部114へ向かって開口している(すなわち、第1横断方向へアクセスできる)凹部149を規定する。フック140は、好ましくは、囲い110の上部113が囲い110に近いとき、後部112から延び、最も好ましくは、第2縦軸方向xにおける距離と同様に、囲い110の上部113上に第1交軸方向zにおける距離だけ横断的に延びる。
【0049】
フック40は、好ましくは、横方向に延長される。このため、ホルダ100がギター400の響孔402に引っ掛けられたときは、引っ掛けられたホルダ100の横方向yの安定性を増すようにフック140とギター本体401との間に少なくとも2つの横方向に間隔が隔てられた接触点(参照番号なし)が設けられる。
【0050】
フック40は、好ましくは、2〜5cmの横方向の幅を有し、1〜2cmの縦方向の深さを有する。
【0051】
フック140により規定される凹部149の縦方向の深さは、好ましくは、ホルダ10をギター本体401に引っ掛けることを簡単化し、ギター本体401の表面の仕上げの損傷の原因となるフック140によるギター本体401に締め付ける力がかかることを防ぐために、響孔402での標準的なギター本体401の厚みよりも大きい。凹部149が大きすぎる性質があるため、ホルダ100は、ホルダ100がギター400の響孔402に引っ掛けられたとき、ギター本体401から前方に「傾むく」傾向にある。このため、囲い110の底部114が、ギター本体401に対してわずかに下向きの角度で延びる。すなわち、囲い110底部114の内側主表面114aは、ギター本体401の面(参照番号なし)に対して90度よりわずかに大きい角度(たとえば、100度から120度の間)を形成する。この角度を90度近くに戻すためには、ホルダ100は、好ましくは、囲い110の底部114の付近から第2縦軸方向xへ延びる突出部50を含む。好ましい局面で、ホルダ10がギター400の響孔402に引っ掛けられたとき、第2縦軸方向xに充分な距離をもって延びているので、突出部50は囲い110の底部114がギター本体401に対してわずかに上向きの角度で延びる。すなわち、囲い110の底部114の内側主表面114aがギター本体401の面(参照番号なし)に対して90度より小さい角度、たとえば、70度から80度を形成する。囲い110の底部114をギター本体401からわずかに上向きの角度で延ばすことによって、典型的には、マイクであるトランスデューサ501とチューニング位置で一方向にホルダ100内に支持されるチューナ500のトランスデューサ用音孔519とを、より直接的にギター弦410a−fとギター400の響孔402とに対向させる。このため、ギター400から発せられる音のトランスデューサ501による受信能力が向上する。また、チューナ500上のチューニング可視表示502を、ギター400を保持しかつチューニングする利用者(表示せず)により直接的に対向させる。このため、ギター400をチューニングしている最中、可視表示502が見やすくなる。
【0052】
突出部150は、囲い110上において横方向に中心に置かれた1つの隆起物、横方向に間隔が隔てられた2つの隆起物、横方向および横断方向に離間された複数の隆起物、横方向に延長した隆起物、または囲い110の底部114を所望の角度にすることに効果があるたくさんの他の構造であってもよい。
【0053】
突出物150は、好ましくは、0.3〜1cmの縦方向の深さを有する。
【0054】
図30および図31に示すように、ギター400の響孔402に近いギター本体401にホルダ100が取り付けられているときは、保護パッド層160が、好ましくは、ギター400の本体401に接触するホルダ100の複数の部分にまたがって配置される。所望の保護は、一般的には、囲い110の後部112の外側主表面112bの少なくとも一部、フック40の内側主表面144の少なくとも一部、および突出部150の頂上部(参照番号なし)を含む任意の突出部150の少なくとも一部に保護パッド層160を配置することによって達成され得る。保護パッド60により可能な保護力を最大限にするためには、一般的に望ましいことは、囲い110の後部112の外側主表面112bの全体、囲い110の底部114の外側主表面114bの全体、フック140の内側主表面144の全体、および任意の突出部150の露出している表面領域の全体に保護パッド層160を配置することである。
【0055】
保護パッド160として用いるに適している材料は、ギター本体401の表面の仕上げをすり傷、磨損、およびひっかき傷から保護するのに有効な材料を含み、絶対的ではないが、特に、フェルト、発泡熱可塑性プラスチック、低デュロメーター硬度ゴム、発泡ゴムなどを含む。保護パッド160用に適している材料の選択は、まさに、当業者の能力の範囲内である。
【0056】
囲い110、フック140、および突出部50は、同一のまたは異なった材料で形成されてよい。囲い110、フック140、および突出部50、その他それらの種々の組み合わせは、好ましくは、単一の一体品として、ひとかたまりの材料から一体的に形成される。囲い110、フック140、および突出部50を形成する材料は、絶対的ではないが、特に、以下のような材料を含む、必要な構造的な完全性を有する材料を含む。それは、アルミニウムや鉄のような金属、ボール紙や厚紙のような紙製品、ポリスチレンやポリウレタンのようなプラスチック、天然または合成のゴム、および木である。適している材料の選択は、当業者の能力範囲内である。
【0057】
図30、図31、および図32に示すように、マイクや圧電センサのようなトランスデューサ190は、ホルダ100に恒久的にまたは取り外し可能に装着される。電気接点191は、リード線192を介してトランスデューサ190に電気的に接続される。電気接点191は、チューニング位置にあるチューナ500が保持室119内に保持されているとき、ホルダ10により保持されるチューナ500の上の対応する電気接点(図示せず)を係合するように構成され配置される。ホルダ100上の電気接点191は、チューニング位置においてチューナ500を保持室119内に配置すると2つの電気接点の係合が自動的に行われるように、チューナ500の電気接点(図示せず)に関連して構成され配置され得る。あるいは、ホルダ100の電気接点191は、チューナ500がチューニング位置において保持室119内に配置された後、1つまたは両方の電気接点191を手動で操作しなければ電気接点の係合が起こらないように、チューナ500の電気接点(図示せず)に関連して構成され配置され得る。たとえば、ホルダ100から延びる絶縁電気コード(図示せず)の端部の凸型プラグ(図示せず)をチューナ500内の凹入力ポート(図示せず)へ挿入する。トランスデューサ190は、ホルダ100の実質的に任意の場所に位置決めされ得るが、囲い110の後部112の外側主表面112b上が好ましい。
【0058】
トランスデューサ190は、ギター弦410a−fを弾くことにより発生されるいかなる振動をも感知し、感知された振動を感知された振動の周波数を表わす値を有する電気信号に変換することに効果的である。トランスデューサ190により発生された電気信号は、リード線192と電気接点191とを通してチューナ500に送信される。チューナ500は、トランスデューサ190から受け取った電気信号を使って、感知された振動の周波数と標準的な音階に沿った目標周波数との差を示す知覚信号を発生する(すなわち、可視的な知覚できるピッチメータ上の値を発生することができる)。
第3実施例
図35から図46を全体的に参照して、この発明の第3実施例は、支柱220、接続エレメント230、およびフック240を含むチューナホルダ10である。
【0059】
支柱220は、遠端221が近端222から第2交軸方向zに横断方向に離間された状態で、交軸方向zに延びる。支柱220は、接続エレメント230に装着されたチューナ500を安全に支持することができかつ通常の使用に耐久できるように交軸方向zに延びているのであれば、所望の大きさや形状や構成でよい。支柱220の許容される構成は、絶対的ではないが、特に、長方形平面型、三角形平面型、装飾的な平面型、戸枠形の枠組み、装飾的な枠組み、単一センタビーム、Y字型スプリットビームなどを含む。
【0060】
支柱220は、好ましくは、2〜5cmの横断方向の高さおよび、1〜10cmの横方向の幅を有する。
【0061】
好ましい実施例では,支柱220は、(i)第1縦軸方向xに向く第1主表面223および第2縦軸方向xに向く第2主表面224を規定する中央壁220cと、(ii)接続エレメント230の支柱220への枢軸的取り付けを容易にするための、中央壁220cの両側(参照番号なし)からおのおの第1縦軸方向xに延びかつ横方向に離間される右側壁220rと左側壁220sとを含む。
【0062】
接続エレメント230は、少なくとも、図44に示す格納位置と図45に示すチューニング位置との間に横軸230yの周りを回転させるために支柱220の遠端221の近くの支柱220に枢軸的に取り付けられる。格納位置では、チューナ500の前面511(つまり、チューニング可視表示502を有するす面)は、支柱220の中央壁220cの第1主表面223に対向しかつ当接する。すなわち、チューナ500の前面511は、支柱220の中央壁220cの第1主表面223に対して実質的に平行である)。チューニング位置では、チューナ500の前面511は、棚30の第1交軸方向zに対向する支柱220の中央壁220cから第1縦軸方向xへ延びる。すなわち、チューナ500の前面511は、支柱220の中央壁220cの第1主表面223に対して実質的に直交する。
【0063】
接続エレメント230も、好ましくは、図46に示すように、横軸230yの周りを回転して、表示位置になる。その表示位置では、チューナ500の前面511が、横回転軸230yから第2縦軸方向xと第1交軸方向zとの両方に延び、かつ第2縦軸方向xと第2交軸方向zとの両方を斜交的に対面する。すなわち、チューナ500の前面511は、支柱220の中央壁220cの第2主表面224から約20度から70度の角度で位置決めされる。接続エレメント230が回転し表示位置になったときは、支柱220はチューナ500の台として機能する。そのため、ホルダ210は、チューナ500の前面511が可視表示502を両手を離して見ることが容易になる角度で、表面(図示せず)から上へ向かって延びながら、図示しない平面にうつ伏せで配置される。
【0064】
接続エレメント230は、当業者にとって知られる任意の方法で支柱220に枢軸的に取り付けられ得る。図36に示すように、制限的ではない例は、接続エレメント230の近端233に近い接続エレメント230の各側面(参照番号なし)から横方向に延びる筒状のピン281である。各ピン281は、支柱220の右側壁220rと左側壁220sにおいて円形オリフィス282と結合する。1つ以上の横方向に延びるリブ283は、格納位置、チューニング位置、および表示位置、その他所望の回転位置の各々での接続エレメント230の連続的な回転を係脱可能に防ぐために、各円形オリフィス282の回りを囲繞して位置される一連の斜交オフセットスロット284の1つに選択的に係合させるための各ピン281の周りに設けられる。
【0065】
接続エレメント230は、好ましくは、1〜10cmの横方向の幅を有し、3〜10cmの縦方向の深さを有する。
【0066】
ホルダ210は、接続エレメント230へチューナ500を取り外しができるように固定する手段270を含む。図35、図36に示すように、接続エレメント230へチューナ500を固定する例示的な手段270は、保持チャネル239内のチューナ500の端部(参照番号なし)を摩擦的に係合するために構成され配置される保持チャネル239がある。保持チャネル239内へのチューナ500の保持は、さらに、チューナ500が保持チャネル239に滑り込まされるときに、チューナ500の図示しない入力ポートへの係合のために、接続エレメント230から保持チャネル239内へ延び軸方向にロックする筒状電気接点291の使用を通して容易にされ得る。
【0067】
また、接続エレメント230は、チューナハウジング510の一体的な部分として形成することができる。
【0068】
フック240は、支柱220の近端222の近くの支柱220から第2縦軸方向xへ延び、支柱220の遠端221へ向かって開口する(つまり、第1交軸方向zにアクセス可能な)凹部249を規定する。フック240は、好ましくは、引っ掛けられたホルダ210の横方向yの安定性を高めるため、ホルダ210がギター400の響孔402に引っ掛けられたとき、フック240とギター本体401との間に少なくとも2つの横方向に間隔を隔てられた接触点を設けるように横方向に延長される。
【0069】
フック240は、好ましくは、2〜5cmの横方向の幅を有し、1〜2cmの縦方向の深さを有する。
【0070】
フック240により規定される凹部249の縦方向の深さは、好ましくは、響孔402では、標準的なギター本体401の厚みよりも大きくし、ホルダ210をギター本体401に引っ掛けることを簡単にし、ギター本体401の表面の仕上げの損傷を招くフック240によりギター本体401に締め付ける力がかかることを防ぐ。凹部249の大きすぎる性質のために、ホルダ210は、ホルダ210がギター400の響孔402に引っ掛けられたときは、ギター本体401から前方に「傾く」傾向にある。このため、チューニング位置で接続エレメント230の保持チャネル239内に保持されるチューナ500は、ギター本体401に対してわずかに下向きの角度で延びる。すなわち、チューニング位置で保持チャネル239内に保持されるチューナ500の前面511は、ギター本体401の面(参照番号なし)に対して90度よりわずかに大きい角度(たとえば、通例、約100度から120度の間)を形成する。この角度を90度に戻すために、ホルダ210は、好ましくは、支柱220の遠端221から第2縦軸方向xに延びる突出部250を含む。好ましい局面では、突出部250は、チューニング位置で接続エレメント230の保持チャネル239内に保持されるチューナ500がギター本体401に対してわずかに上を向いて延びるに充分な第2縦軸方向xの距離をもって延びる。すなわち、チューニング位置で接続エレメント230の保持チャネル239内に保持されるチューナ500の前面511がギター本体401の面(参照番号なし)に対してわずかに90度より小さい角度(たとえば、約70度から80度)を形成する。チューニング位置において、接続エレメント230の保持チャネル239内に保持されるチューナ500の前面511をギター本体401からわずかに上向きに延ばすようにすることによって、典型的には、マイクであるトランスデューサ501およびホルダ10により支持されるチューナ500内のトランスデューサ用音孔519が、より直接的に、ギター弦410a−fとギター400の響孔402とに対向する。このため、トランスデューサ501によるギター400からの音の放射受信能力が向上する。あるいは、チューナ500上のチューニング可視表示502を、より直接的に、ギター400を保持しかつチューニングする利用者(図示せず)に対向させる。これにより、ギター400をチューニングしている最中、可視表示502が見やすくなる。
【0071】
ホルダ210は、好ましくは、ホルダ210がギター400の響孔402に引っ掛けられたときは、チューニング位置で接続エレメント230の保持チャネル239内に保持されるチューナ500がギター本体401に対してわずかに上向きの角度で延びる。すなわち、チューニング位置で接続エレメント230の保持チャネル239内に保持されるチューナ500の前面511がギター本体401の面(参照番号なし)に対してわずかに90度より小さい角度(たとえば、約70度から80度)を形成する。チューニング位置において、接続エレメント230の保持チャネル239内に保持されるチューナ500の前面511をギター本体401からわずかに上向きに延ばすようにすることによって、典型的には、マイクであるトランスデューサ501およびホルダ10により支持されるチューナ500内のトランスデューサ用音孔519が、より直接的に、ギター弦410a−fとギター400の響孔402とに対向する。このため、トランスデューサ501によるギター400からの音の放射受信能力が向上する。あるいは、チューナ500上のチューニング可視表示502を、より直接的に、ギター400を保持しかつチューニングする利用者(図示せず)に対向させる。これにより、ギター400をチューニングしている最中、可視表示502が見やすくなる。
【0072】
突出部250は、支柱220上において横方向に中心が置かれた1つの隆起物、横方向に間隔が隔てられた2つの隆起物、横方向および横断方向に離間された複数の隆起物、横方向に延長した隆起物、チューニング位置で接続エレメント230の保持チャネル239内に保持されるチューナ500を所望の角度にすることに効果があるたくさんの他の構造であってもよい。
【0073】
突出物250は、好ましくは、0.3〜1cmの縦方向の深さを有する。
【0074】
図41および図42に示すように、ギター400の響孔402に近いギター本体401にホルダ210が取り付けられているときは、保護パッド層260が、好ましくは、ギター本体401に接触するホルダ210の複数の部分にまたがって配置される。所望の保護は、一般的には、支柱220の中央壁220cの第2主表面224の少なくとも一部、フック240の内側主表面244の少なくとも一部、および突出部250の頂上部(参照番号なし)を含む任意の突出部250の少なくとも一部に保護パッド層260を配置することによって達成され得る。保護パッド260により可能な保護力を最大限にするために、一般的に望ましいことは、支柱220の中央壁220cの第2主表面224の全体、接続エレメント230外側表面(参照番号なし)の全体、フック240の内側主表面244の全体、および任意の突出部250の露出している表面領域の全体に保護パッド層260を配置することである。
【0075】
保護パッド260として用いるに適している材料は、ギター本体401の表面の仕上げをすり傷、磨損、およびひっかき傷から保護するのに有効な材料を含み、絶対的ではないが、特に、フェルト、発泡熱可塑性プラスチック、低デュロメーター硬度ゴム、発泡ゴムなどを含む。保護パッド260用に適している材料の選択は、まさに、当業者の能力の範囲内である。
【0076】
支柱220、フック240、および突出部250は、同一のまたは異なった材料で形成されてよい。支柱220、フック240、および突出部250、その他それらの種々の組み合わせは、好ましくは、単一の一体品として、ひとかたまりの材料から一体的に形成される。接続エレメント230に加えて、支柱220、フック240、および突出部250を形成する材料は、絶対的ではないが、特に、以下のように必要な構造的な完全性を有する材料を含む。それは、アルミニウムや鉄のような金属、ボール紙や厚紙のような紙製品、ポリスチレンやポリウレタンのようなプラスチック、天然または合成のゴム、および木である。適している材料の選択は、当業者の能力範囲内である。
【0077】
図36および図43に示すように、マイクや圧電センサのようなトランスデューサ290は、ホルダ210に恒久的にまたは取り外し可能に装着される。電気接点291は、リード線292を介してトランスデューサ290に電気的に接続される。電気接点291は、接続エレメント230により保持されるチューナ500の上の電気接点(図示せず)を係合するように構成され配置される。ホルダ210上の電気接点291は、チューナ500を接続エレメント230に係合すると電気接点の係合が自動的に行われるように、チューナ500の電気接点(図示せず)に関連して構成され配置され得る。あるいは、ホルダ210の電気接点291は、チューナ500が接続エレメント230により係合された後、1つまたは両方の電気接点を手動で操作しなければ電気接点の係合が起こらないように、チューナ500の電気接点(図示せず)に関連して構成され配置され得る。たとえば、ホルダ210から延びる絶縁電気コード(図示せず)の端部の凸型プラグ(図示せず)をチューナ500内の凹型入力ポート(図示せず)へ挿入する。トランスデューサ290は、ホルダ210の実質的に任意の場所に位置決めされ得るが、接続エレメント230の内側(参照番号なし)が好ましい。
【0078】
トランスデューサ290は、ギター弦410a−fを弾くことにより発生されるいかなる振動をも感知し、感知された振動を感知された振動の周波数を表わす値を有する電気信号に変換することに効果的である。トランスデューサ290により発生された電気信号は、リード線292と電気接点291とを通してチューナ500に送信される。チューナ500は、トランスデューサ290から受け取った電気信号を使って、感知された振動の周波数と標準的な音階に沿った目標周波数との差を示す知覚信号を発生する(すなわち、可視的な知覚できるピッチメータ上の値を発生することができる)。
第4実施例
図47から図60を全体的に参照して、この発明の第4実施例は、(i)トランスデューサ301(たとえば、マイク)とハウジング310内に保持される可視表示302とを有するギターチューナ300と、(ii)ハウジング310から延びるフック340とを含むアセンブリ(参照番号なし)である。
【0079】
ハウジング310は、縦軸方向に離間された前壁311と後壁312と、交軸方向に離間された上壁313と底壁314と、横方向に離間された右側壁315と左側壁316とを有する。ハウジング310は、チューナ300を適切な機能のために必要な電子部品(図示せず)を保持するだけの大きさがあり、かつチューナ300を使用し、運び、かつ格納できる小ささがあるならば、実質的に任意の大きさや形状でよい。一般的に、4〜12cmの交軸方向の高さ、3〜12cmの交軸方向の幅、および1〜4cmの縦方向の深さを有するハウジング310なら、これらの基本条件を満たす。より好ましくは、ハウジング310は、6〜10cmの横断方向の高さ、4〜6cmの横方向の幅、および2〜3cmの縦方向の深さを有する。
【0080】
チューナ300のトランスデューサ301が音響的な振動や波を感知するように選択されたときは、トランスデューサ301は、ギター400から音響信号を受信するために、ハウジング310を通って音孔319に整列される。音孔319は、ハウジング310の実質的どの位置に位置決めされてもよいが、好ましくは、前壁311を通って位置される。
【0081】
フック340は、ハウジング310から第2縦軸方向xへ延び、ハウジング310の底壁314へ向かって開口する(すなわち、第1交軸方向zへアクセスできる)凹部349を規定する。フック340は、好ましくは、ハウジング310の上壁313に近いハウジング310の後壁312から延び、最も好ましくは、第1交軸方向zにおいてハウジング310の上壁313の上の距離だけ横断的に延びる。
【0082】
フック340は、好ましくは、横方向に延長される。このため、チューナ300がギター400の響孔402に引っ掛けられたときは、引っ掛けられたチューナ300の横方向yの安定性を増すようにフック340とギター本体401との間に少なくとも2つの横方向に間隔が隔てられた接触点(参照番号なし)が設けられる。
【0083】
フック340は、好ましくは、2〜5cmの横方向の幅を有し、1〜2cmの縦方向の深さを有する。
【0084】
図55から図57までを通して示されるように、フック340は、少なくとも図57に示す格納位置と図56に示すチューニング位置との間を縦方向に滑るようにハウジング310へ滑動的に接続されてもよい。図57に示す格納位置では、フック340がハウジング310に向かって引っ張られるため、フック340によって規定される凹部349には、簡単にはアクセスできない。チューニング位置では、フック340はハウジング310から延びるため、第1交軸方向zにおいてフック340により規定される凹部349へアクセスすることができる。そのため、チューナ300を、響孔402に近いギター本体401上にひっ掛けることができる。
【0085】
図58から図60までを通して示されるように、フック340は、少なくとも図60に示す格納位置と図59に示すチューニング位置との間に縦軸(図示せず)を中心に回転させるためにハウジング310へ枢軸的に接続されてもよい。格納位置では、フック340は、ハウジングに向かって引っ張られるためフック340により規定される凹部349に、簡単にアクセスできない。チューニング位置では、フック340は、ハウジング310から延ばされ、響孔402に近いギター本体401にチューナ300を引っ掛けることができる。
【0086】
アセンブリ(参照番号なし)は、オプションで、支柱320の遠端321がハウジング310に装着されかつ支柱320の近端322がフック340に装着された状態で、ハウジング310とフック340との間に介挿された横断方向に延びる支柱320を含んでもよい。支柱320は、フック340からチューナ300を横断方向に位置決めするために効果があり、これによって、チューナ300がフック340によってギター400の響孔402に引っ掛けられるとき、ギターのギター弦410a−fからチューナ300を横断方向に位置決めすることができる。支柱320は、ギター400の響孔402からチューナ300を確実に引っ掛けられることができかつ通常の使用に耐久できるように交軸方向zに延びているのであれば、所望の大きさや形状や構成でよい。許容される構成は、絶対的ではないが、特に、長方形平面型、三角形平面型、装飾的な平面型、戸枠形の枠組み、装飾的な枠組み、単一センタビーム、Y字型スプリットビームなどを含む。
【0087】
支柱320は、好ましくは、1〜5cmの横断方向の高さおよび、1〜10cmの横方向の幅を有する。
【0088】
好ましい実施例では,支柱320は、第1縦軸方向xに向く第1主表面323と第2縦軸方向xに向く第2主表面324とを規定する。
【0089】
フック340により規定される凹部349の縦方向の深さは、好ましくは、響孔402では、標準的なギター本体401の厚みよりも大きくするために、アセンブリ(参照番号なし)をギター本体401に引っ掛けることを簡単にし、ギター本体401の表面の仕上げの損傷を招くフック340によるギター本体401への締め付ける力がかかることを防ぐ。凹部349の大きすぎる性質のために、ホルダ300は、チューナハウジング310の底壁314がギター400の響孔402に引っ掛けられたときは、ギター本体401から前方に「傾く」傾向にある。このため、チューナハウジング310の底壁314は、ギター本体401に対してわずかに下向きの角度で延びる。すなわち、ハウジング310の底壁314は、ギター本体401の面(参照番号なし)に対して90度よりわずかに大きい角度(たとえば、約100度から120度の間)を形成する。この角度を90度に戻すために、アセンブリ(参照番号なし)は、好ましくは、チューナハウジング310の底壁314の近くからから第2縦軸方向xに延びる突出部350を含む。好ましい局面では、突出部350は、アセンブリ(参照番号なし)がギター400の響孔402に引っ掛けられたとき、チューナハウジング310の底壁314がギター本体401に対してわずかに上を向いて延びるに充分な第2縦軸方向xの距離をもって延びる。すなわち、チューナハウジング310の底壁314がギター本体401の面(参照番号なし)に対してわずかに90度より小さい角度(たとえば、約70度から80度)を形成する。チューナハウジング310の底壁314をギター本体401からわずかに上向きに延ばすようにすることによって、典型的には、マイクであるトランスデューサ301およびチューナ300のトランスデューサ用音孔519が、より直接的に、ギター弦410a−fとギター400の響孔402とに対向する。このため、トランスデューサ301によるギター400からの音の放射受信能力が向上する。あるいは、チューナ300上のチューニング可視表示302を、より直接的に、ギター400を保持しかつチューニングする利用者(図示せず)に対向させる。これにより、ギターをチューニングしている最中、可視表示502が見やすくなる。
【0090】
突出部350は、ハウジング310上において横方向に中心に置かれた1つの隆起物、横方向に間隔が隔てられた2つの隆起物、横方向および横断方向に離間された複数の隆起物、横方向に延長した隆起物、またはチューナ300を所望の角度にすることに効果があるたくさんの他の構造であってもよい。
【0091】
突出物350は、好ましくは、0.3〜1cmの縦方向の深さを有する。
【0092】
図47、図52、図53、および図54に示すように、保護パッド層360が、好ましくは、ギター400の響孔402に近いギター本体401にチューナ300が取り付けられているときは、ギター本体401に接触するチューナ300の複数の部分にまたがって配置される。所望の保護は、一般的には、ハウジング310の後壁312の外側主表面312eの少なくとも一部、フック340の内側主表面344の少なくとも一部、および突出部350の頂上部(参照番号なし)を含む任意の突出部350の少なくとも一部に保護パッド層360を配置することによって達成され得る。保護パッド360により可能な保護力を最大限にするためには、一般的に望ましいことは、ハウジング310の後壁312の外側主表面312eの全体、ハウジング310の底壁314の外側主表面314eの全体、フック340の内側主表面部344の全体、および任意の突出部350の露出している表面領域の全体に保護パッド層360を配置することである。
【0093】
保護パッド360として用いるに適している材料は、ギター本体401の表面の仕上げをすり傷、磨損、およびひっかき傷から保護するのに有効な材料を含み、絶対的ではないが、特に、フェルト、発泡熱可塑性プラスチック、低デュロメーター硬度ゴム、発泡ゴムなどを含む。保護パッド360用に適している材料の選択は、まさに、当業者の能力の範囲内である。
【0094】
ハウジング310、フック340、および突出部350は、同一のまたは異なった材料で形成されてよい。少なくともハウジング310、フック340、および突出部350の一部、その他それらの種々の組み合わせは、好ましくは、単一の一体品として、ひとかたまりの材料から一体的に形成される。ハウジング310、フック340、および突出部350を形成する材料は、絶対的ではないが、特に、以下のような材料を含む、必要な構造的な完全性を有する材料を含む。それは、アルミニウムや鉄のような金属、ボール紙や厚紙のような紙製品、ポリスチレンやポリウレタンのようなプラスチック、天然または合成のゴム、および木である。適している材料の選択は、当業者の能力範囲内である。
【0095】
図54に示すように、マイクや圧電センサなどのトランスデューサ301は、ハウジング310内に配置される。トランスデューサ301は、ギター弦410a−fを弾くことにより発生されるいかなる振動をも感知し、感知された振動を感知された振動の周波数を表わす値を有する電気信号に変換することに効果的である。チューナ300は、感知された振動の周波数と標準的な音階に沿った目標周波数との差を示す知覚信号を発生する(すなわち、可視的な知覚できるピッチメータ上の値を発生することができる)ために必要なハードウエア、ソフトウエアおよび/またはファームウエア(図示せず)を含む。
定義
請求項を含んでここで使用される語「弾く」(playing)は、弦を振動させるように弦楽器をかき鳴らす、打つ、ないし撫でることを意味する。
【0096】
請求項を含んでここで使用される語句「主要部」(major portion)は、80%以上を意味する。
【0097】
請求項を含んでここで使用される語句「副部」(minor portion)は、40%未満を意味する。
【0098】
請求項を含んでここで使用される語句「実質的に直交」(substantially perpendicular)は、80度から100度との間の角度α(すなわち、90度に対して10度以内)を形成することを意味する。
【0099】
請求項を含んでここで使用される語句「保護パッド」(protective padding)は、弦楽器の表面仕上げを擦り傷、磨耗、および引っ掻き傷から保護するために効果的な部材を意味する。
【0100】
請求項を含んでここで使用される語「トランスデューサ」(transducer)は、機械信号ないし音響信号(すなわち、圧縮波)を感知しかつそれを電気信号に変換できるコンポネントを意味する。
【0101】
請求項を含んでここで使用される語「振動」(vibration)は、総称して使用され、固体(たとえば、ギター弦ないしギター本体)、液体(たとえば、水)および気体(たとえば、空気)の振動を包含する。従って、振動は、聴覚的ないし触覚的に感知可能な振動を包含する。
【0102】
また、この発明は、この発明が吊るされる響孔を有する楽器である限り、様々な弦楽器に関連付けて使用されるのに適し、絶対的ではないが、特に、ダルシマー、ギター、ハープ、マンドリンおよびウクレレを含む。この発明は、特にギターと関連付けて使用するのに適するので、開示はギターのチューニングに関連する発明の使用に基づいているが、特許請求の範囲をギターチューナないしギターのチューニングに限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1はこの発明の第1実施例における第1局面の前方斜視図である。
【図2】
図2は図1で示される実施例の平面図である。
【図3】
図3は図1で示される実施例の正面図である。
【図4】
図4は図1で示される実施例の右側図である。
【図5】
図5はギターの響孔から吊るされ、かつチューナを保持している図1で示される実施例の右側図である。
【図6】
図6はこの発明の第1実施例における第2局面の後方斜視図である。
【図7】
図7はこの発明の第1実施例における第3局面の前方斜視図である。
【図8】
図8は図7で示される実施例の平面図である。
【図9】
図9は図7で示される実施例の正面図である。
【図10】
図10は図7で示される実施例の右側図である。
【図11】
図11はギターの響孔から吊るされかつトランスデューサに電気的に接続されるチューナを保持している図7で示される実施例の右側図である。
【図12】
図12はこの発明の第1実施例における第4局面の前方斜視図である。
【図13】
図13はこの発明の第1実施例における第5局面の前方斜視図である。
【図14】
図14はトランスデューサを示すためにケースの一部分が除去された、ホルダから取り外して分離された図13に示されるトランスデューサの正面図である。
【図15】
図15はこの発明の第1実施例における第6局面の斜視図である。
【図16】
図16は図15で示される実施例の正面図である。
【図17】
図17は図15で示される実施例の背面図である。
【図18】
図18は図15で示される実施例の平面図である。
【図19】
図19は図15で示される実施例の底面図である。
【図20】
図20は図15で示される実施例の右側図である。
【図21】
図21は図15で示される実施例の左側図である。
【図22】
図22はトランスデューサを示すためにその一部が取り外された図20で示される実施例の右側図である。
【図23】
図23は格納位置でチューナを保持する図15で示される実施例の斜視図である。
【図24】
図24はギターの響孔から吊るされかつチューニング位置でチューナを保持している図15で示される実施例の斜視図である。
【図25】
図25はこの発明の第2実施例の前方斜視図である。
【図26】
図26は図25で示される実施例の平面図である。
【図27】
図27は図25で示される実施例の底面図である。
【図28】
図28は図25で示される実施例の正面図である。
【図29】
図29は図25で示される実施例の背面図である。
【図30】
図30は図25で示される実施例の右側図である。
【図31】
図31は図25で示される実施例の左側図である。
【図32】
図32は線A−Aに沿う図29で示される実施例の断面図である。
【図33】
図33は格納位置でチューナを保持している図25で示される実施例の前方斜視図である。
【図34】
図34はギターの響孔から吊るされかつチューニング位置でチューナを保持している図25で示される実施例の前方斜視図である。
【図35】
図35は接続エレメントがチューニング位置へ旋回したこの発明の第3実施例の前方斜視図である。
【図36】
図36は図35で示される実施例の分解組立斜視図である。
【図37】
図37は図35で示される実施例の平面図である。
【図38】
図38は図35で示される実施例の底面図である。
【図39】
図39は図35で示される実施例の正面図である。
【図40】
図40は図35で示される実施例の背面図である。
【図41】
図41は図35で示される実施例の右側図である。
【図42】
図42は図35で示される実施例の左側図である。
【図43】
図43は線B−Bに沿う図39で示される実施例の接続エレメントの断面図である。
【図44】
図44は格納位置でチューナを保持している図35で示される実施例の前方斜視図である。
【図45】
図45はギターの響孔から吊るされかつチューニング位置でチューナを保持している図35で示される実施例の前方斜視図である。
【図46】
図46は表示位置でチューナを保持している図35で示される実施例の後方斜視図である。
【図47】
図47はこの発明の第4実施例における第1局面の前方斜視図である。
【図48】
図48は図47で示される実施例の平面図である。
【図49】
図49は図47で示される実施例の底面図である。
【図50】
図50は図47で示される実施例の正面図である。
【図51】
図51は図47で示される実施例の背面図である。
【図52】
図52は図47で示される実施例の右側図である。
【図53】
図53は図47で示される実施例の左側図である。
【図54】
図54はギターの響孔から吊るされかつ線C−Cに沿う図50で示される実施例の右側断面図である。
【図55】
図55はチューニング位置に滑り込んだフックを有するこの本発明の第4実施例における第2局面の前方斜視図である。
【図56】
図56はフックがチューニング位置に滑動した図55で示される実施例の側面図である。
【図57】
図57はフックが格納位置に滑動した図55で示される実施例の側面図である。
【図58】
図58はフックがチューニング位置へ旋回した旋回フックを有するこの発明の第4実施例における第3局面の後方斜視図である。
【図59】
図59はフックがチューニング位置へ旋回した図58で示される実施例の側面図である。
【図60】
図60はフックが格納位置へ旋回した図58で示される実施例の側面図である。
【符号の説明】
第1実施例
10 …ホルダ
20 …支柱
21 …支柱遠端
22 …支柱近端
23 …支柱第1主表面
24 …支柱第2主表面
30 …棚
30y …横回転軸
31 …棚遠端
32 …棚近端
33 …棚第1主表面
34 …棚第2主表面
39 …回転チャネル
40 …フック
43 …フック外側主表面
44 …フック内側主表面
49 …フック規定凹部
50 …突出部
60 …保護パッド
70 …固着手段
71 …面ファスナ
71a …面ファスナ第1部
71b …面ファスナ第2部
71r …面ファスナのループ部の接着性塗膜上の剥離ライナ
80 …支持壁
81 …支持壁遠端
82 …支持壁近端
83 …第1フィンガ
84 …第2フィンガ
89 …保持チャネル
90 …トランスデューサ
91 …電気接点
92 …ハード線
第2実施例
100 …ホルダ
110 …囲い
111 …囲い前部
112 …囲い後部
112a …囲い後部内側主表面
112b …囲い後部外側主表面
113 …囲い上部
114 …囲い底部
114a …囲い底部内側主表面
114b …囲い底部外側主表面
115 …囲い右側面
116 …囲い左側面
117´ …囲い上部第1アクセス開口
117″ …囲い前部第2アクセス開口
118 …囲い前部横断スロット
119 …保持室
140 …フック
143 …フック外側主表面
144 …フック内側主表面
149 …フック規定凹部
150 …突出部
160 …保護パッド
190 …トランスデューサ
191 …コンタクト
192 …ハード線
第3実施例
210 …ホルダ
220 …支柱
220c …支柱中央壁
220r …支柱右側壁
220s …支柱左側壁
221 …支柱遠端
222 …支柱近端
223 …支柱中央壁第1主表面
224 …支柱中央壁第2主表面
230 …接続エレメント
230y …横回転軸
231 …接続エレメント遠端
232 …接続エレメント近端
239 …保持チャネル
240 …フック
243 …フック外側主表面
244 …フック内側主表面
249 …フック規定凹部
250 …突出部
260 …保護パッド
270 …固着手段
281 …横方向伸長ピン
282 …オリフィス
283 …リブ
284 …スロット
290 …トランスデューサ
291 …コンタクト
292 …リード線
第4実施例
300 …チューナ
301 …チューナ内トランスデューサ
302 …チューニング可視表示
310 …チューナハウジング
311 …チューナハウジング前壁
311e …チューナハウジング前壁外面
312 …チューナハウジング後壁
312e …チューナハウジング後壁外面
313 …チューナハウジング上壁
313e …チューナハウジング上壁外面
314 …チューナハウジング底壁
314e …チューナハウジング底壁外面
315 …チューナハウジング右側壁
315e …チューナハウジング右側壁外面
316 …チューナハウジング左側壁
316e …チューナハウジング左側壁外面
319 …ハウジング貫通トランスデューサ用音孔
320 …支柱
321 …支柱遠端
322 …支柱近端
323 …支柱第1主表面
324 …支柱第2主表面
340 …フック
343 …フック外側主表面
344 …フック内側主表面
349 …フック規定凹部
350 …突出部
360 …保護パッド
400 …ギター
401 …ギター本体
402 …ギターの響孔
410a …ギター弦
410b …ギター弦
410c …ギター弦
410d …ギター弦
410e …ギター弦
410f …ギター弦
500 …チューナ
501 …チューナ内のトランスデューサ
502 …チューニング可視表示
510 …チューナハウジング
511 …チューナ前面
512 …チューナ後面
517 …入力ポート
519 …ハウジング貫通トランスデューサ用音孔
x  …縦軸
 …第1縦軸方向
 …第2縦軸方向
y  …横軸
 …第1横軸方向
 …第2横軸方向
z  …交軸
 …第1交軸方向
 …第2交軸方向

Claims (85)

  1. (a)横断的に離間された遠端および近端を有する支柱、
    (b)支柱の遠端から第1縦軸方向に対して実質的に直交方向に延びる棚、
    (c)支柱の近端から第2縦軸方向に延びるフック、および
    (d)チューナをホルダに固定する手段を備える、チューナホルダ。
  2. 支柱の遠端に近接する支柱から第2縦軸方向に延びる突出部をさらに備える、請求項1記載のチューナホルダ。
  3. (i)支柱は棚から第1交軸方向に延び、(ii)棚は遠端と支柱に近接する近端とを縦方向に離間して有し、そして(iii)棚の遠端に近接する棚から第1交軸方向に延びる支持壁をさらに備える、請求項1記載のチューナホルダ。
  4. (i)保持チャネルが、支柱、棚および支持壁によって形成され、そして(ii)支持壁は支柱から弾性的に撓み得て、それによって閉位置から開位置への支持壁の撓みによって保持チャネルにチューナを挿入可能であり、閉位置へ撓んだ支持壁が戻る際に挿入されたチューナが保持チャネルに固定的に支持され、そして挿入されたチューナは閉位置から開位置への支持壁の撓みによって保持チャネルから取り外し可能となる、請求項3記載のチューナホルダ。
  5. 保持チャネルを越えて延びる第1フィンガおよび第2フィンガをさらに備え、第1フィンガは、第2縦軸方向に支持壁の遠端から長手方向に延び、第2フィンガは、第1縦軸方向に支柱から長手方向に延びる、請求項4記載のチューナホルダ。
  6. 支柱、棚およびフックが一体物として一体的に形成される、請求項1記載のチューナホルダ。
  7. 支柱、棚、フックおよび突出部が一体物として一体的に形成される、請求項2記載のチューナホルダ。
  8. 支柱は2〜5cmの横断方向の高さと1〜10cmの横方向の幅とを有する、請求項1記載のチューナホルダ。
  9. 棚は1〜10cmの横方向の幅と3〜10cmの縦方向の深さとを有する、請求項1記載のチューナホルダ。
  10. フックは2〜5cmの横方向の幅と1〜2cmの縦方向の深さとを有する、請求項1記載のチューナホルダ。
  11. 突出部は0.3〜1cmの縦方向の深さを有する、請求項2記載のチューナホルダ。
  12. チューナをホルダに固着する手段は、(i)ホルダに固着的に貼付される面ファスナ第1部分と(ii)第1部分に剥離可能に付着されかつ感圧接着剤が塗布されかつ剥離ライナで覆われる露出主表面を有する面ファスナ第2部分とを含む面ファスナである、請求項1記載のチューナホルダ。
  13. 響孔に近接して弦楽器本体からチューナを引っ掛けるのにホルダが使用されるとき弦楽器本体に接触するホルダ部分を覆う保護パッド層をさらに備える、請求項1記載のチューナホルダ。
  14. (i)支柱は第1縦軸方向に向く第1主表面と第2縦軸方向に向く第2主表面とを有し、(ii)棚は第1交軸方向に向く第1主表面と第2交軸方向に向く第2主表面とを有し、(iii)フックは外側主表面と内側主表面とを規定し、そして(iv)保護パッド層は支柱の第2主表面の少なくとも一部とフック内側主表面の少なくとも一部とを覆う、請求項13記載のチューナホルダ。
  15. (i)支柱は第1縦軸方向に向く第1主表面と第2縦軸方向に向く第2主表面とを有し、(ii)棚は第1交軸方向に向く第1主表面と第2交軸方向に向く第2主表面とを有し、(iii)フックは外側主表面と内側主表面とを規定し、そして(iv)保護パッド層は支柱の第2主表面と棚の第2主表面とフックの内側主表面とを覆う、請求項13記載のチューナホルダ。
  16. (i)弦楽器の弦を弾くことによって発生する振動を感知しかつ感知された振動を電気信号に変換するために効果的な、ホルダに取り付けられたトランデューサ、および(ii)トランスデューサからの電気信号をチューナへ送信するために、トランデューサをホルダに固定されたチューナに電気的に接続する手段をさらに備える、請求項1記載のチューナホルダ。
  17. (i)トランデューサは圧電センサであり、そして(ii)圧電センサをチューナに電気的に接続する手段は、チューナがホルダに固定されるときに圧電センサをチューナに自動的に電気的に接続する、請求項16記載のチューナホルダ。
  18. トランスデューサはホルダに取り外し可能に取り付けられる、請求項16記載のチューナホルダ。
  19. チューナをホルダに固定する手段は、少なくとも格納位置とチューニング位置との間で支柱に対するチューナの相対的な移動を許容するために、チューナをホルダに枢軸的に固定する、請求項1記載のチューナホルダ。
  20. 響孔を有する弦楽器をチューニングする方法であって、
    (a)弦楽器用チューナを獲得するステップ、
    (b)請求項1のホルダを獲得するステップ、
    (c)チューナをホルダに固定するステップ、
    (d)響孔にてホルダを弦楽器に引っ掛けることによって響孔に近接してチューナを弦楽器から吊るすステップ、
    (e)周波数を有する振動を発生させるように弦楽器の弦を弾くステップ、および
    (f)標準的な音階における目標周波数に関連する振動の周波数を指示するチューナによって生成される知覚信号に基づいて弾かれた弦の張りを調節するステップを含む、方法。
  21. 響孔を有する弦楽器をチューニングする方法であって、
    (a)弦楽器用のチューナを獲得するステップ、
    (b)請求項16のホルダを獲得するステップ、
    (c)チューナをホルダに固定するステップ、
    (d)チューナをトランスデューサに電気的に接続するステップ、
    (e)響孔にてホルダを弦楽器に引っ掛けることによって響孔に近接してチューナを弦楽器から吊るすステップ、
    (f)周波数を有する振動を発生させるように弦楽器の弦を弾き、それによって(i)トランスデューサによって振動の周波数に対応する電気信号を発生させ、(ii)トランスデューサからチューナへ電気信号を送信させ、(iii)チューナによって振動の周波数と標準的な音階における目標周波数との間の差異を示す知覚信号を発生させるステップ、および
    (g)知覚信号に基づいて弾かれた弦の張りを調節するステップを含む、方法。
  22. (a)後部から縦方向に離間する前部、底部から横断方向に離間する上部および左側面から横方向に離間する右側面を有しかつ上部と前部の両方のアクセス開口を通ってアクセス可能な保持室を規定する囲いであって、(i)囲い上部を通るアクセス開口は、特定のチューナの主要部が第2交軸方向に滑動的に導入されかつ格納配向において保持室内に係合されるように構成されかつ配置され、そして(ii)囲い前部を通るアクセス開口は、同チューナの副部が保持室内で滑動的に導入されかつチューニング位置において保持室内で係合されるように構成されかつ配置される、そのような囲い、および
    (b)保持室から離れるように囲いから延びかつ第1交軸方向においてアクセス可能な凹部を規定するフックを備える、弦楽器のチューナホルダ。
  23. 囲い前部を通るアクセス開口は囲いの底部に近接して横断的に配置される、請求項22記載のチューナホルダ。
  24. 囲いは、さらに、囲い上部を通るアクセス開口から囲い前部を通るアクセス開口へ延びて囲い前部を通る横断スロットを含む、請求項23記載のチューナホルダ。
  25. 保持室から離れるように囲い後部から延びて囲い底部に近接する突出部をさらに備える、請求項22記載のチューナホルダ。
  26. フックが囲い上部に近接して位置決めされる、請求項22記載のチューナホルダ。
  27. フックが囲い上部から横断方向に延びる、請求項26記載のチューナホルダ。
  28. 囲いの前部、後部、上部、底部、第1側面と第2側面およびフックとは一体物として一体的に形成される、請求項22記載のチューナホルダ。
  29. 保持室は4〜12cmの横断方向の高さと3〜12cmの横方向の幅と1〜4cmの縦方向の深さとを有する、請求項22記載のチューナホルダ。
  30. 保持室は6〜10cmの横断方向の高さと4〜6cmの横方向の幅と2〜3cmの縦方向の深さとを有する、請求項24記載のチューナホルダ。
  31. 響孔に近接して弦楽器本体からチューナを引っ掛けるのにホルダが使用されるときに弦楽器本体に接触するホルダ部分の保護パッド層をさらに備える、請求項22記載のチューナホルダ。
  32. (i)囲いの後面は保持室に向く第1主表面と保持室から離れた第2主表面とを有し、(ii)フックは外側主表面と内側主表面とを規定し、そして(iii)保護パッド層は囲いの後面の第2主表面の少なくとも一部とフックの内側主表面の少なくとも一部とを覆う、請求項24記載のチューナホルダ。
  33. (i)弦楽器の弦の振動を生じることによって発生する振動を感知しかつ感知された振動を電気信号に変換するために効果的である、囲いに取り付けられたトランスデューサ、および(ii)トランスデューサからの電気信号をチューナへ送信するために、チューナがチューニング位置に保持室内で係合されるときにトランスデューサにチューナを電気的に接続させる手段をさらに備える、請求項22記載のチューナホルダ。
  34. (i)トランデューサは圧電センサであり、そして(ii)圧電センサをチューナに電気的に接続する手段は、チューナがチューニング位置において保持室内で係合されるときに圧電センサをチューナに自動的に電気的に接続する、請求項33記載のチューナホルダ。
  35. トランスデューサは囲いに取り外し自在に取り付けられる、請求項33記載のチューナホルダ。
  36. 響孔を有する弦楽器をチューニングする方法であって、
    (a)弦楽器用のチューナを獲得するステップ、
    (b)請求項22のホルダを獲得するステップ、
    (c)チューニング位置にチューナをホルダに固定するステップ、
    (d)響孔にてホルダを弦楽器に引っ掛けることによって響孔に近接してチューナを弦楽器から吊るすステップ、
    (e)周波数を有する振動を発生させるように弦楽器の弦を弾くステップ、および
    (f)標準的な音階における目標周波数に関連する振動周波数を指示するチューナによって生成される知覚信号に基づいて弾かれた弦の張りを調節するステップを含む、方法。
  37. 響孔を有する弦楽器をチューニングする方法であって、
    (a)弦楽器用のチューナを獲得するステップ、
    (b)請求項33のホルダを獲得するステップ、
    (c)チューニング位置においてチューナをホルダに固定するステップ、
    (d)チューナをトランスデューサに電気的に接続させるステップ、
    (e)響孔にてホルダを弦楽器に引っ掛けることによって響孔に近接してチューナを弦楽器から吊るすステップ、
    (f)周波数を有する振動を発生するように弦楽器の弦を弾き、それによって(i)トランスデューサによって振動の周波数に対応する電気信号を発生させ、
    (ii)トランスデューサからチューナへ電気信号を送信させ、そして(iii)チューナによって振動の周波数と標準的な音階における目標周波数との間の差異を示す知覚信号を発生させるステップ、および
    (g)知覚信号に基づいて弾かれた弦の張りを調節するステップを含む、方法。
  38. (a)少なくとも、
    (1)ハウジング、および
    (2)ハウジングを通るアクセスポートを有するトランスデューサ
    を含むチューナ、および
    (b)少なくとも、
    (1)後部から縦方向に離間する前部、底部から横断的に離間する上部および左側面から横方向に離間する右側面を有しかつ、囲いの上部と前部の両方を通るアクセス開口を通ってアクセス可能な保持室を規定する囲いであって、(i)囲い上部を通るアクセス開口は、チューナのハウジングを通るトランスデューサアクセスポートが保持室内に位置決めされかつ囲い後部に向きながら、チューナの主要部が囲いに関連する格納位置において保持室内に滑動的に導入されるように構成されかつ配置され、そして(ii)囲い前部を通るアクセス開口は、チューナのハウジングを通るトランスデューサアクセスポートが保持室の外側に位置決めされかつ囲い上部に向きながら、同チューナの副部が囲いに関連するチューニング位置において保持室内に滑動的に導入かつ係合されるように構成されかつ配置された、そのような囲い、および
    (2)保持室から離れつつ囲い後部から縦方向に延びるフック
    を含むチューナホルダを備える、コンビネーション。
  39. 囲い前部を通るアクセス開口は囲い底部に近接して横断的に配置される、請求項38記載のコンビネーション。
  40. 囲いは、さらに、囲い上部を通るアクセス開口から囲い前部を通るアクセス開口へ延びて囲い前部を通る横断スロットを含む、請求項39記載のコンビネーション。
  41. 保持室から離れるように囲い後部から延びて囲い底部に近接する突出部をさらに備える、請求項38記載のコンビネーション。
  42. フックは囲い上部に近接して配置される、請求項38記載のコンビネーション。
  43. フックは囲い上部から横断的に延びる、請求項42記載のコンビネーション。
  44. 囲いの前部、後部、上部、底部、第1側面および第2側面とフックとが一体物として一体的に形成される、請求項38記載のコンビネーション。
  45. 保持室は4〜12cmの横断方向の高さと3〜12cmの横方向の幅と1〜4cmの縦方向の深さとを有する、請求項38記載のコンビネーション。
  46. 保持室は、6〜10cmの横断方向の高さと4〜6cmの横方向の幅と2〜3cmの縦方向の深さとを有する、請求項40記載のコンビネーション。
  47. 響孔に近接して弦楽器本体からチューナを引っ掛けるのにホルダが使用されるときに弦楽器本体に接触するホルダ部分を覆う保護パッド層をさらに備える、請求項38記載のコンビネーション。
  48. (i)囲いの後面は保持室に向く第1主表面と保持室から離れる第2主表面とを有し、(ii)フックは外側主表面と内側主表面とを有し、そして(iii)保護パッド層は囲いの後面の第2主表面の少なくとも一部とフックの内側主表面の少なくとも一部とを覆う、請求項40記載のコンビネーション。
  49. (i)弦楽器の弦の振動を生じることによって発生する振動を感知し、かつ感知された振動を電気信号に変換するのに効果的である、ホルダに取り付けられた第2トランスデューサ、および(ii)第2トランスデューサからの電気信号をチューナに送信するためにチューナがチューニング位置に保持室内で係合されるときに、第2トランスデューサをチューナに電気的に接続させる手段をさらに備える、請求項38記載のコンビネーション。
  50. (i)トランデューサは圧電センサであり、そして(ii)圧電センサをチューナに電気的に接続する手段は、チューナがチューニング位置において保持室内で係合されるときに圧電センサをチューナに自動的に電気的に接続する、請求項49記載のコンビネーション。
  51. トランスデューサは囲いに取り外し自在に取り付けられる、請求項49記載のコンビネーション。
  52. 響孔を有する弦楽器をチューニングする方法であって、
    (a)請求項38のコンビネーションを獲得するステップ、
    (b)ホルダの保持室内でチューニング位置にチューナを滑動的に係合させるステップ、
    (c)響孔にてホルダを弦楽器に引っ掛けることによって響孔に近接してチューナを弦楽器から吊るすステップ、
    (d)周波数を有する振動を発生させるように弦楽器の弦を弾くステップ、および
    (e)標準的な音階における目標周波数に関連する振動の周波数を指示するチューナによって生成される知覚信号に基づいて弾かれた弦の張りを調節するステップを含む、方法。
  53. 響孔を有する弦楽器をチューニングする方法であって、
    (a)請求項49のコンビネーションを獲得するステップ、
    (b)ホルダの保持室内でチューニング位置にチューナを滑動的に係合させるステップ、
    (c)チューナを第2トランスデューサに電気的に接続するステップ、
    (d)響孔にホルダを弦楽器に引っ掛けることによって響孔に近接してチューナを弦楽器から吊るすステップ、
    (e)周波数を有する振動を発生するように弦楽器の弦を弾き、それによって(i)第2トランスデューサによって振動の周波数に対応する電気信号を発生させ、(ii)トランスデューサからの電気信号をチューナへ送信させ、そして(iii)チューナによって振動の周波数と標準的な音階における目標周波数との間の差異を示す知覚信号を発生させるステップ、および
    (f)知覚信号に基づいて弾かれた弦の張りを調節するステップを含む、方法。
  54. (a)横断方向に離間する遠端および近端を有する支柱、
    (b)支柱の遠端に近接する支柱に枢軸的に取り付けられるチューナを保持し、かつ少なくとも格納位置とチューニング位置との間で横軸周りに旋回させるのに効果的である接続エレメントであって、少なくとも一部が格納およびチューニング位置のときに第1縦軸方向に延びる、そのような接続エレメント、および
    (c)支柱の近端に近接して第2縦軸方向に延びるフックを備える、チューナホルダ。
  55. 格納位置はチューニング位置に対して実質的に直交する、請求項54記載のチューナホルダ。
  56. 接続エレメントは、少なくとも格納位置、チューニング位置、および表示位置の間で横軸周りに旋回するように支柱の遠端近辺の支柱に枢軸的に取り付けられ、格納位置およびチューニング位置にあるときは接続エレメント内に保持されたチューナが支柱から第1縦軸方向に縦方向に離間され、そして表示位置にあるときは支柱から第2縦軸方向に縦方向に離間される、請求項54記載のチューナホルダ。
  57. 支柱の遠端に近接した支柱から第2縦軸方向に延びる突出部をさらに備える、請求項54記載のチューナホルダ。
  58. 支柱およびフックは一体物として一体的に形成される、請求項54記載のチューナホルダ。
  59. 支柱、フックおよび突出部は一体物として一体的に形成される、請求項55記載のチューナホルダ。
  60. 支柱は2〜10cmの横断方向の高さと2〜10cmの横方向の幅とを有する、請求項54記載のチューナホルダ。
  61. フックは2〜5cmの横方向の幅と1〜2cmの縦方向の深さとを有する、請求項54記載のチューナホルダ。
  62. 突出部は0.3〜1cmの縦方向の深さを有する、請求項55記載のチューナホルダ。
  63. 接続エレメントはチャネルを規定し、そのチャネルは、締りばめによってチャネル内にチューナ端部を取り外し可能に固定するように構成かつ配置される、請求項54記載のホルダ。
  64. (i)接続エレメントに固着的に貼付される面ファスナ第1部分と(ii)第1部分に剥離可能に付着されかつ感圧接着剤が塗布されかつ剥離ライナで覆われる露出主表面を有する面ファスナ第2部分とを含む面ファスナである、請求項54記載のチューナホルダ。
  65. 響孔に近接して弦楽器本体からチューナを引っ掛けるのにホルダが使用されるときに弦楽器本体に接触するホルダ部分を覆う保護パッド層をさらに備える、請求項54記載のチューナホルダ。
  66. (i)支柱は第1縦軸方向に向く第1主表面と第2縦軸方向に向く第2主表面とを有し、(ii)フックは外側主表面と内側主表面とを規定し、そして(iii)保護パッド層は支柱の第2主表面の少なくとも一部とフックの内側主表面の少なくとも一部とを覆う、請求項65記載のチューナホルダ。
  67. (i)弦楽器の弦の振動を発生することによって生成された振動を感知しかつ感知された振動を電気信号に変換するのに効果的である、ホルダに装着されたトランデューサ、および(ii)トランスデューサからの電気信号をチューナへ送信するために、トランデューサをホルダに取り付けるチューナに電気的に接続する手段をさらに備える、請求項54記載のチューナホルダ。
  68. (i)トランデューサは圧電センサであり、そして(ii)圧電センサをチューナに電気的に接続する手段は、チューナが接続エレメント内に保持されるときに圧電センサをチューナに自動的に電気的に接続する、請求項67記載のチューナホルダ。
  69. トランスデューサはホルダに取り外し可能に取り付けられる、請求項67記載のチューナホルダ。
  70. 響孔を有する弦楽器をチューニングする方法であって、
    (a)弦楽器用チューナを獲得するステップ、
    (b)請求項54のホルダを獲得するステップ、
    (c)チューナをチューニング位置で接続エレメントに固定するステップ、
    (d)響孔にてホルダを弦楽器に引っ掛けることによって響孔に近接してチューナを弦楽器から吊るすステップ、
    (e)周波数を有する振動を発生するように弦楽器の弦を弾くステップ、および
    (f)標準的な音階における目標周波数に関連する振動の周波数を指示するチューナによって生成される知覚信号に基づいて弾かれた弦の張りを調節するステップを含む、方法。
  71. (a)弦楽器用チューナを獲得するステップ、
    (b)請求項67のホルダを獲得するステップ、
    (c)チューナをチューニング位置で接続エレメントに固定するステップ、
    (d)チューナをトランデューサに電気的に接続するステップ、
    (e)響孔にてホルダを弦楽器に引っ掛けることによって響孔に近接してチューナを弦楽器から吊るすステップ、
    (f)周波数を有する振動を発生させるように弦楽器の弦を弾き、それによって(i)トランスデューサによって振動の周波数に対応する電気信号を発生させ、(ii)トランスデューサからチューナへ電気信号を送信させ、および(iii)チューナによって振動の周波数と標準的な音階における目標周波数との間の差異を示す知覚信号を発生させるステップ、および
    (g)知覚信号に基づいて弾かれた弦の張りを調節するステップを含む、方法。
  72. (a)少なくとも、
    (1)(i)第1縦軸方向に向く上壁外面と第2縦軸方向に向く底壁外面とを有する縦方向に離間する上壁および下壁、および(ii)第1交軸方向に向く前壁外面と第2交軸方向に向く後壁外面とを有する横断方向に離間する前壁および後壁を有するハウジング、
    (2)トランスデューサ、および
    (3)ハウジングの前壁外面上に配置されるチューニング可視表示
    を含むチューナ、および
    (b)ハウジングから第2縦軸方向に延び、そして第1交軸方向にアクセス可能な凹部を規定するフックを備える、アセンブリ。
  73. フックをハウジングから第1交軸方向において横断方向に離間させるようにそれの近端をハウジングに沿って取り付け、その遠端をフックに沿って取り付けてハウジングとフックとの間に介挿される横断方向に延びる支柱をさらに備える、請求項72記載のアセンブリ。
  74. ハウジングの後壁に近接してハウジングの底壁から第2縦軸方向に延びる突出部をさらに備える、請求項72記載のアセンブリ。
  75. フックがハウジングの少なくとも一部の一体物として一体的に形成される、請求項72記載のアセンブリ。
  76. フックと支柱がハウジングの少なくとも一部の一体物として一体的に形成される、請求項73記載のアセンブリ。
  77. フックと支柱がハウジングの少なくとも一部の一体物として一体的に形成され、そして突出部がハウジングの少なくとも一部の一体物として一体的に形成される、請求項74記載のアセンブリ。
  78. フックは2〜5cmの横方向の幅と1〜2cmの縦方向の深さとを有する、請求項72記載のアセンブリ。
  79. (i)フックは2〜5cmの横方向の幅と1〜2cmの縦方向の深さとを有し、そして(ii)支柱は0.5〜5cmの横断方向の高さを有する、請求項73記載のアセンブリ。
  80. 突出部は0.3から1cmの縦方向の深さを有する、請求項74記載のアセンブリ。
  81. アセンブリが響孔に近接して弦楽器本体から引っ掛けられるときに弦楽器本体に接触するアセンブリ部分を覆う保護パッド層をさらに備える、請求項72記載のアセンブリ。
  82. (i)フックは外側主表面と内側主表面とを規定し、そして(ii)保護パッド層はハウジング底壁外面の少なくとも一部とフック内側主表面の少なくとも一部とを覆う、請求項81記載のアセンブリ。
  83. (i)支柱は第1縦軸方向に向く第1主表面と第2縦軸方向に向く第2主表面とを有し、(ii)フックは外側主表面と内側主表面とを規定し、そして(iii)保護パッド層はハウジング底壁外面の少なくとも一部と支柱第2主表面の少なくとも一部とフック内側主表面の少なくとも一部とを覆う、請求項73記載のアセンブリ。
  84. フックは少なくとも格納位置とチューニング位置との間を移動するように滑動的ないし枢軸的にハウジングに装着される、請求項72記載のアセンブリ。
  85. 響孔を有する弦楽器をチューニングする方法であって、
    (a)請求項72のアセンブリを獲得するステップ、
    (b)響孔にてホルダを弦楽器に引っ掛けることによって響孔に近接してチューナを弦楽器から吊るすステップ、
    (c)周波数を有する振動を発生するように弦楽器の弦を弾くステップ、そして
    (d)標準的な音階における目標周波数に関連する振動周波数を指示するチューナによって生成される知覚信号に基づいて弾かれた弦の張りを調節するステップを含む、方法。
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