JP2009191520A - 水栓装置、及びそれを有する水栓設備の製造方法 - Google Patents

水栓装置、及びそれを有する水栓設備の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】施工現場における調整によることなく、十分な精度で設置することができる水栓装置を提供する。
【解決手段】本発明は、取付面(W1)に埋設される配管に接続して使用される水栓装置(2a)であって、流入側接続部(20a)、流出側接続部(20b)、並びに、これらに夫々連通した二重管接続部(20c、20d)を備えた通水部本体(20)と、押圧操作により開閉されるプッシュバルブ(30)と、取付面に対してほぼ直角な方向に摺動可能に二重管接続部と連結される二重管連結部(26a、26b)、並びに、プッシュバルブを受け入れるプッシュバルブ受入凹部(26c)を備え、取付面に対して所定の位置に位置決めされるバルブ受入本体(22)と、プッシュバルブの操作部を押圧する押しボタン(12b)を備え、取付面上に配置される押しボタンユニット(10a)と、を有することを特徴としている。
【選択図】図3

Description

本発明は、水栓装置に関し、特に、取付面に埋設される配管に接続して使用される水栓装置、及びそれを有する水栓設備の製造方法に関する。
特開2007−262779号公報(特許文献1)には水栓装置が記載されている。この水栓装置は壁面に埋め込んで使用されるものであり、このような水栓装置においては、水栓装置に接続される配管と壁面との間の距離のばらつきが装置を設置する上で問題となる。特開2007−262779号公報記載の水栓装置では、バルブを操作するために回転されるスピンドルから突出するように設けられた高さ調整手段を使用して、ばらつきによる誤差を吸収している。即ち、使用者が把持する操作ハンドルは高さ調整手段に当接させることにより位置決めされるように構成されており、高さ調整手段のスピンドルからの突出量を調節することにより、操作ハンドルを適所に位置決めしている。これにより、水栓装置に接続される配管と壁面との間の距離のばらつきを吸収し、操作ハンドルを常に適所に取り付けることを可能にしている。
特開2007−262779号公報
しかしながら、特開2007−262779号公報記載の水栓装置においては、操作ハンドルの位置の調整を水栓装置の施工現場において行う構造であるため、十分な精度を確保するのが難しいという問題がある。特に、押しボタンの押圧操作により吐水、止水を切り換えるプッシュ式の水栓装置においては、押しボタンと、これにより押圧されるプッシュバルブの間の位置精度が十分でない場合、吐止水の切換操作が不確実になるという問題がある。
さらに、特開2007−262779号公報記載の水栓装置においては、スピンドルから突出する高さ調整手段の突出量によりばらつきを吸収しているため、壁面からの突出量が小さい操作ハンドルでは、ばらつきを十分に吸収することができないという問題がある。
従って、本発明は、施工現場における調整によることなく、十分な精度で設置することができる水栓装置、及びそれを有する水栓設備の製造方法を提供することを目的としている。
また、本発明は、取付面からの突出量が小さい場合においても、ばらつきの十分な吸収代を確保することができる水栓装置、及びそれを有する水栓設備の製造方法を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明は、取付面に埋設される配管に接続して使用される水栓装置であって、流入側の配管に接続される流入側接続部、流出側の配管に接続される流出側接続部、並びに、流入側接続部及び流出側接続部に夫々連通した二重管接続部を備えた通水部本体と、押圧操作により開状態と閉状態が切り替えられるプッシュバルブと、取付面に対してほぼ直角な方向に摺動可能に二重管接続部と連結される二重管連結部、並びに、この二重管連結部に連通され、プッシュバルブを受け入れるプッシュバルブ受入凹部を備え、取付面に対して所定の位置に位置決めされるバルブ受入本体と、プッシュバルブの操作部を押圧する押しボタンを備え、取付面上に配置される押しボタンユニットと、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、通水部本体の二重管接続部とバルブ受入本体の二重管連結部が、取付面に対してほぼ直角な方向に摺動可能に連結される。バルブ受入本体のプッシュバルブ受入凹部に受け入れられたプッシュバルブは、取付面上に配置された押しボタンユニットの押しボタンによって、その操作部が押圧操作される。
このように構成された本発明によれば、二重管接続部と二重管連結部が、取付面に対してほぼ直角な方向に摺動可能に連結されるので、押しボタンユニットの取付面からの突出量が小さい場合においても、ばらつきの十分な吸収代を確保することができる。また、バルブ受入本体と押しボタンユニットの相対的な位置が一意的に定まるように構成された場合には、施工現場における調整によることなく、十分な精度で押しボタンとプッシュバルブの相対位置を位置決めすることができる。
本発明において、好ましくは、二重管接続部及び二重管連結部は、それらの間の接続位置に関わらず、内部の流路断面積がほぼ一定になるように構成されている。
このように構成された本発明によれば、通水部本体とバルブ受入本体の連結状態により流路断面積が変化し、水栓装置からの吐水流量に影響が及ぶのを防止することができる。
本発明において、好ましくは、二重管接続部及び二重管連結部は、同心円状に形成されている。
このように構成された本発明によれば、二重管接続部及び二重管連結部を容易に形成することができると共に、それらの間の水密性を確保するためのシール部を容易に形成することができる。
本発明において、好ましくは、バルブ受入本体は、二重管連結部が形成された第1本体部材と、取付面に当接される第2本体部材から構成されている。
このように構成された本発明によれば、配管を取付面に埋め込む深さが大きく異なる場合においても、埋め込み深さに応じた種々の第1本体部材を準備しておくだけで、第2本体部材は1種類のものを共用することができる。
本発明において、好ましくは、第1本体部材と第2本体部材は、第1本体部材及び第2本体部材に夫々形成されたネジにより結合されている。
このように構成された本発明によれば、第1本体部材を施工現場で容易に交換することができる。
本発明において、好ましくは、バルブ受入本体と通水部本体はビスにより結合され、バルブ受入本体と通水部本体は、所定の回転位置にある第1の位置と、この第1の位置に対して90度回転された第2の位置で結合可能である。
このように構成された本発明によれば、接続すべき配管の方向が90゜異なる場合においても、同一の水栓装置を接続することができる。
本発明において、好ましくは、流入側接続部及び流出側接続部は通水部本体の両側面から突出し、同一直線上に延びるように形成され、且つ、通水部本体の後端面よりも前側に形成されている。
このように構成された本発明によれば、配管の位置決め誤差の吸収代を大きく確保しながら、壁面から通水部本体の後端面までの距離を短く抑えることができる。
また、本発明は、本発明の水栓装置が埋設された水栓設備の製造方法であって、通水部本体の流入側接続部に流入側の配管を接続する工程と、通水部本体の流出側接続部に流出側の配管を接続する工程と、通水部本体の二重管接続部の開口部を閉鎖する耐圧検査治具、及び二重管接続部の周囲を覆う養生カバーを二重管接続部に取り付ける工程と、通水部本体と流入側及び流出側の配管の接続部の耐圧検査を行う工程と、通水部本体、流入側の配管、及び流出側の配管を埋め込んで取付面を形成する工程と、耐圧検査治具及び養生カバーを取り外す工程と、バルブ受入本体の二重管連結部を、二重管接続部に連結する工程と、押しボタンユニットを取付面に取り付ける工程と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、配管に通水部本体のみを接続した状態で、二重管接続部の開口部に耐圧検査治具を取り付けて耐圧検査を行う。耐圧検査後、二重管接続部が養生カバーによって保護された状態で取付面を形成する。次いで、バルブ受入本体、プッシュバルブ、及び押しボタンユニットを取り付けることにより水栓設備が完成される。なお、バルブ受入本体の二重管連結部を通水部本体の二重管接続部に連結する工程において、プッシュバルブが予め取り付けられたバルブ受入本体を通水部本体に連結しても良いし、或いは、バルブ受入本体を通水部本体と連結した後で、プッシュバルブをバルブ受入本体に取り付けても良い。
このように構成された本発明によれば、水栓設備に使用される水栓装置が組み上がっていない状態で耐圧検査を実施することができると共に、二重管接続部を傷つけることなく取付面を形成することができる。
また、本発明の水栓設備の製造方法において、好ましくは、耐圧検査治具及び養生カバーを二重管接続部に取り付ける工程は、耐圧検査治具及び養生カバーを通水部本体に形成された取付用雌ネジにビスで固定する工程を含み、バルブ受入本体は、取付用雌ネジを使用して通水部本体にビス固定される。
このように構成された本発明によれば、通水部本体の構成を変更することなく、耐圧検査治具及び養生カバーをビス固定することができる。
本発明の水栓装置、及びそれを有する水栓設備の製造方法によれば、施工現場における調整によることなく、十分な精度で設置することができる。
また、本発明の水栓装置、及びそれを有する水栓設備の製造方法によれば、取付面からの突出量が小さい場合においても、ばらつきの十分な吸収代を確保することができる。
次に、添付図面を参照して、本発明の実施形態による水栓装置を説明する。
図1は、本発明の実施形態による水栓装置を、取付面である壁面に埋め込んだ水栓設備全体を示す図である。図2は、本実施形態の水栓装置全体を示す斜視図である。図3は本実施形態の水栓装置の断面図であり、図4は本実施形態の水栓装置の分解斜視図である。
図1に示すように、本発明の実施形態による水栓装置を使用した水栓設備1は、4つの水栓装置2a、2b、2c、2dと、ボディーシャワー用のボディーシャワーヘッド4と、ハンドシャワー用のハンドシャワーヘッド6と、オーバーヘッドシャワー用のオーバーシャワーヘッド8と、吐水温度を調整するためのサーモ水栓16と、を有する。
各水栓装置2a、2b、2c、2dは、取付面である正面の壁面W1に埋め込まれており、それらの間が壁面W1に埋め込まれた配管により接続されている。また、壁面W1上には、オーバーヘッドシャワー吐水用の押しボタンユニット10a、ハンドシャワー吐水用の押しボタンユニット10b、及びボディーシャワー吐水用の押しボタンユニット10c、10dが配置されている。
さらに、各水栓装置2a、2b、2c、2dの下方には、吐水温度を調整するためのサーモ水栓16が埋め込まれており、サーモ水栓16には設定温度を調節するための温度調整ツマミ16aが設けられている。
また、ボディーシャワーヘッド4は、左右の壁面W2、W3に夫々2つずつ埋め込まれている。
水栓設備1は、押しボタンユニット10aを押圧操作することによりオーバーシャワーヘッド8から吐水され、押しボタンユニット10bを押圧操作することによりハンドシャワーヘッド6から吐水され、押しボタンユニット10c、10dを押圧操作することにより各ボディーシャワーヘッド4から吐水されように構成されている。即ち、各押しボタンユニットの背面にはプッシュ式の水栓が配置されており、押しボタンを押圧操作することにより吐水、止水が切り替えられる。また、各シャワーヘッドから吐水される湯水の温度は、温度調整用ツマミ16aにより調整できるようになっている。
次に、図2乃至図4を参照して、本発明の実施形態による水栓装置を説明する。なお、ここでは、オーバーシャワーヘッド8に接続されている水栓装置2aの構造について説明するが、他の水栓装置2b、2c、2dの構成も同様である。
図2に示すように、本発明の実施形態による水栓装置2aは、流入側、流出側の配管に接続される通水部本体20と、この通水部本体20と摺動可能に連結されるバルブ受入本体22と、このバルブ受入本体22に収容されたプッシュバルブ30と、壁面W1上に配置される押しボタンユニット10aと、を有する。
通水部本体20は、図3及び4に示すように、流入側の配管24aに接続される流入側接続部20aと、流出側の配管24bに接続される流出側接続部20bと、流入側接続部20aに連通された通水部本体流入管20cと、流出側接続部20bに連通された通水部本体流出管20dと、を有する。
流入側接続部20a及び流出側接続部20bは、通水部本体20の両側の側面から突出するように形成されており、一直線上に延びている。また、流入側接続部20a及び流出側接続部20bは、通水部本体20の後端面20eよりも前側に位置するように形成されている。このため、流入側の配管24aから流入した湯水は、一旦通水部本体20の後端側に流れた後、前方に向かい、通水部本体流入管20cに流入する。
通水部本体流入管20c及び通水部本体流出管20dは夫々、同心的に入れ子状に配置された円管であり、通水部本体流入管20cの内側に通水部本体流出管20dが配置されている。また、通水部本体流出管20dの前端面は、通水部本体流入管20cの前端面よりも後ろ側に位置しており、通水部本体流出管20dは、通水部本体流入管20c内の奥部に開口している。なお、通水部本体流入管20c及び通水部本体流出管20dは、二重管接続部を構成する。
バルブ受入本体22は、通水部本体20と連結される第1本体部材26と、壁面W1に当接される第2本体部材28の2つの部材から構成されている。
第1本体部材26は、バルブ受入本体流入管26aと、バルブ受入本体流出管26bと、を有する。バルブ受入本体流入管26a及びバルブ受入本体流出管26bは夫々、同心的に入れ子状に配置された円管であり、バルブ受入本体流入管26aの内側にバルブ受入本体流出管26bが配置されている。また、バルブ受入本体流出管26bの後端面は、バルブ受入本体流入管26aの後端面よりも後ろ側に突出するように位置しており、バルブ受入本体流入管26a後端の開口からバルブ受入本体流出管26bが後方に突出している。なお、バルブ受入本体流入管26a及びバルブ受入本体流出管26bは、二重管連結部を構成する。
また、バルブ受入本体流入管26aは、通水部本体20の通水部本体流入管20cの中に挿入され、2つのOリングにより水密的に接続される。同様に、バルブ受入本体流出管26b通水部本体20の通水部本体流出管20dの中に挿入され、2つのOリングにより水密的に接続される。従って、通水部本体流入管20c及び通水部本体流出管20dからなる二重管接続部は、バルブ受入本体流入管26a及びバルブ受入本体流出管26bからなる二重管連結部に水密的に連結される。また、二重管連結部を二重管接続部に挿入する挿入量は、水密性を保持したまま所定の範囲で変化させることができるので、バルブ受入本体22と通水部本体20は、壁面W1に対してほぼ直角な方向に摺動可能に連結される。
さらに、第1本体部材26の前端部には、プッシュバルブ30を受け入れるプッシュバルブ受入凹部26cが形成されている。このプッシュバルブ受入凹部26cはバルブ受入本体流出管26bと同心的に位置決めされ、前方に向かって開放されている。また、プッシュバルブ受入凹部26cの奥端面には流出通水穴26dが形成されており、この流出通水穴26dを介してプッシュバルブ受入凹部26cとバルブ受入本体流出管26bが連通されている。さらに、プッシュバルブ受入凹部26cの奥側側面には、流入通水穴26eが形成されており、この流入通水穴26eを介してプッシュバルブ受入凹部26cとバルブ受入本体流入管26aが連通されている。
さらに、プッシュバルブ受入凹部26cの前端部内周には雌ネジ26fが形成されている。プッシュバルブ受入凹部26c内にプッシュバルブ30を配置した状態で、雌ネジ26fにバルブ押さえ31を螺合させることにより、プッシュバルブ30をプッシュバルブ受入凹部26cに固定する。
第2本体部材28は概ね円盤状の部材であり、その外周部にはフランジ28aが形成されている。このフランジ28aは、その裏側が壁面W1の表面に当接されるように配置されている。これにより、バルブ受入本体22及びこれに取り付けられたプッシュバルブ30が、壁面W1に対して適所に位置決めされる。また、第2本体部材28の中心には雌ネジが形成されており、この雌ネジを第1本体部材26の前端部外周に形成された雄ネジと螺合させることにより、第1本体部材26と第2本体部材28が結合されている。また、変形例として、第1本体部材26と第2本体部材28は、銀ロー付け等により結合することもできる。
さらに、第2本体部材28には4つの穴28b(図4)が形成されており、ビス29をこれらの穴28bに夫々通して、通水部本体20に形成された取付用雌ネジ20fに螺合させることにより、バルブ受入本体22を通水部本体20に固定する。即ち、フランジ28aの裏面が壁面W1に当接するまで各ビス29を締め込むことにより、バルブ受入本体22と通水部本体20を結合すると共に、バルブ受入本体22を壁面W1上に固定する。
押しボタンユニット10aは、フレーム部12aと、このフレーム部12aに対して回動可能に取り付けられた押しボタン12bと、を有する。フレーム部12aは、壁面W1上に配置される概ね正方形状の部材であり、第2本体部材28を覆うように、第2本体部材28に取り付けられている。押しボタン12bは、フレーム部12aの中央に配置された概ね正方形状の部材であり、シャフト12cによりフレーム部12aに対して回動可能に支持されている。使用者が押しボタン12bを押圧操作すると、その背面がプッシュバルブ30の操作部32cを押圧し、プッシュバルブ30を開閉させることができる。
また、プッシュバルブ30はバルブ受入本体22の適所に保持され、押しボタンユニット10aはバルブ受入本体22の第2本体部材28に取り付けられているので、プッシュバルブ30に対する押しボタン12bの位置は一意的に規定され、両者は十分な精度で位置決めされる。
次に、プッシュバルブ30の構成を説明する。
プッシュバルブ30は、主弁体32aと、この主弁体32aの圧力開放穴を開閉するパイロット弁32bと、このパイロット弁32bを移動させ、圧力開放穴を開閉するための操作部32cと、を有する。パイロット弁32bは、ラッチ機構により、操作部32cが一回押圧操作される毎に圧力開放穴の閉鎖位置又は開放位置に交互に移動されるように構成されている。
バルブ受入本体流入管26aからプッシュバルブ受入凹部26cに流入した湯水は、流入口32dから、主弁体32aに設けられた小穴32eを通って、圧力室32f内に流入する。主弁体32aの圧力開放穴がパイロット弁32bによって閉鎖されている場合には、小穴32eから流入した湯水の圧力により圧力室32f内の圧力が上昇する。圧力室32f内の圧力が上昇すると、この圧力により主弁体32aが水栓装置2aの背面側(図3における右側)に向かって押圧され、主弁体32aが弁座32gに着座して止水状態となる。
次いで、操作部32cを操作することにより、パイロット弁32bが水栓装置2aの前面側(図3における左側)に向かって移動されると、主弁体32aの圧力開放穴が開放されて圧力室32f内の圧力が低下する。圧力室32f内の圧力が低下すると、主弁体32aは水栓装置2aの前面側に向かって移動され、主弁体32aが弁座32gから離れて吐水状態となる。吐水状態となると、流入口32dから流入した湯水は、圧力室32f内を通らずに、流出口32hに直接流出する。即ち、プッシュバルブ30の流入口32dから流入した湯水は、主弁体32aと弁座32gの間の隙間を通り、流出口32hからプッシュバルブ30の下方(水栓装置2aの背面側)に向かって流出する。
次に、本発明の実施形態による水栓装置2aの作用を説明する。
まず、プッシュバルブ30が閉鎖状態にある場合には、流入側の配管24aから通水部本体流入管20c、バルブ受入本体流入管26a、流入通水穴26eを通ってプッシュバルブ受入凹部26cに流入した湯水は、プッシュバルブ30によって阻止され、吐水されることはない。次いで、使用者が押しボタン12bを押圧操作することにより、プッシュバルブ30が開放状態に切り換えられると、プッシュバルブ受入凹部26cに流入した湯水は、プッシュバルブ30の流出口32hから流出する。流出口32hから流出した湯水は、流出通水穴26d、バルブ受入本体流出管26b、通水部本体流出管20dを通って流出側の配管24bに流入し、オーバーシャワーヘッド8から吐出される。
次に、図5乃至図7を新たに参照して、水栓装置を壁面に埋設することによって製造される水栓設備の製造方法を説明する。図5は、通水部本体20に耐圧検査治具及び養生カバーを取り付けた状態を示す斜視断面図である。また、図6は、流入側及び流出側の配管が水平方向に向けられている水栓装置全体を示す斜視図である。さらに、図7は、配管が壁面に近い位置に配置されている場合における水栓装置の断面図である。
水栓設備1を製造するには、まず、図1に示す各水栓装置2a、2b、2c、2dの配置に合わせて、壁面の裏側に埋設される配管を取り付ける。これらの配管は、配管の中心から、仕上がり予定の壁面W1の表面までの距離L(図3)が約55mmになるように位置決めする。また、各配管には、各水栓装置の通水部本体20及びサーモ水栓16を接続しておく。
図5に示すように、壁面W1に埋め込むべき配管及び各水栓装置の通水部本体20の接続が終了した後、各通水部本体20の二重管接続部に、養生カバー34及び耐圧検査治具36を取り付ける。
養生カバー34は、概ね円筒形の部材であり、通水部本体20の二重管接続部の周囲を覆うように取り付けられる。また、養生カバー34は、図5に想像線で示された最終的に形成される壁面W1よりも突出するように構成されている。
耐圧検査治具36は、フランジを有する段付きの円柱状の部材であり、通水部本体20の開口部を閉鎖するように構成されている。即ち、耐圧検査治具36は円柱状の段部36a、36bを有し、段部36aは通水部本体20の通水部本体流入管20cに挿入され、段部36bは通水部本体流出管20dに挿入されて、それらを水密的に閉鎖する。
また、養生カバー34及び耐圧検査治具36は、4本のビス38により、通水部本体20に固定される。各ビス38は、通水部本体20に形成された取付用雌ネジ20f(図4)に螺合される。これらの取付用雌ネジ20fは、バルブ受入本体22を通水部本体20に固定するために各ビス29(図4)を螺合させる雌ネジと兼用である。従って、養生カバー34及び耐圧検査治具36を取り外した後は、各取付用雌ネジ20fにビス29を螺合させてバルブ受入本体22が固定される。また、養生カバー34及び耐圧検査治具36取り付け用のビス38と、バルブ受入本体22取り付け用のビス29を兼用にしても良い。
各通水部本体20に養生カバー34及び耐圧検査治具36を取り付けた後、配管内に所定の水圧を作用させ、配管からの水漏れが発生していないことを確認する。耐圧検査が終了した後、所定の位置に壁面W1を形成して、配管及び各通水部本体20を壁面W1の裏側に埋め込む。この際、壁面W1から養生カバー34が突出するように、養生カバー34を通す穴を壁面W1に開けておく。また、壁面W1の裏側の空間にモルタル等を充填して、配管及び各通水部本体20を固定することもできる。この場合においては、各通水部本体20の内部へのモルタル等の異物の侵入が、養生カバー34により防止される。
壁面W1を形成した後、4本のビス38を取り外し、養生カバー34及び耐圧検査治具36を取り外す。これにより、各通水部本体20の二重管接続部が露出される。次に、露出された通水部本体20の二重管接続部に、バルブ受入本体22の二重管連結部を連結する。即ち、通水部本体20の通水部本体流入管20c及び通水部本体流出管20dの中に、バルブ受入本体22のバルブ受入本体流入管26a及びバルブ受入本体流出管26bを挿入する。なお、バルブ受入本体22の第1本体部材26と第2本体部材28は予め結合しておき、また、バルブ受入本体22のプッシュバルブ受入凹部26cには、プッシュバルブ30を挿入し、バルブ押さえ31をバルブ受入本体22に螺合させることにより、予めプッシュバルブ30をプッシュバルブ受入凹部26cに固定しておく。
なお、プッシュバルブ30は、工場出荷時にバルブ受入本体22に取り付けておくことが望ましいが、バルブ受入本体22を通水部本体20に連結した後、現場において、プッシュバルブ30をバルブ受入本体22に固定しても良い。
次に、4本のビス29をバルブ受入本体22の各穴28b(図4)に通し、ビス29を通水部本体20の取付用雌ネジ20fに螺合させる。各ビス29は、図3に示すように、フランジ28aの背面が、壁面W1の表面に当接するまで締め込む。
次に、壁面W1に当接されたフランジ28aに、押しボタンユニット10aを取り付ける。これにより、バルブ受入本体22及びプッシュバルブ30は、押しボタンユニット10aによって覆われる。ここで、バルブ受入本体22に対するプッシュバルブ30の位置、及びバルブ受入本体22に対する押しボタンユニット10aの位置は、各部品の寸法、形状により厳密に規定される。このため、プッシュバルブ30に対する押しボタンユニット10a、即ち押しボタン12bの位置も厳密に規定される。
同様に、ハンドシャワーヘッド6に接続された水栓装置2b、ボディーシャワーヘッド4に接続された水栓装置2c、2dについても、バルブ受入本体22、プッシュバルブ30、押しボタンユニット等を組み付ける。
ただし、図6に示すように、水栓装置2c、2dについては、流入側及び流出側の配管が水平方向に向けられているため、通水部本体20は、図2に示す通水部本体20に対して90゜回転された状態で取り付けられている。ここで、4本のビス29は、同一の円周上に中心角90゜の間隔で配置されているので、バルブ受入本体22は通水部本体20に対して4通りの位置で取り付けることができる。即ち、バルブ受入本体22と通水部本体20は、図2に示す第1の位置と、この第1の位置から90゜回転された回転位置である、図6に示す第2の位置、第1の位置から180゜回転された第3の位置、及び第1の位置から270゜回転された第4の位置で取り付けることができる。このため、鉛直方向の配管、水平方向の配管の何れにも、同一の水栓装置を取り付けることができ、図1における水栓装置2cは第2の位置により取り付けられており、水栓装置2dは第4の位置により取り付けられている。
さらに、通水部本体20に形成された流入側接続部20a及び流出側接続部20bは、2本のビス29の中間から延びるように、即ち、ビス29に対して中心角45゜の方向に延びるように位置決めされている。このため、各ビス29を螺合させる取付用雌ネジ20fが、流入側接続部20a及び流出側接続部20bと干渉することがないので、取付用雌ネジ20fを深くまで形成することができる。これにより、ビス29を螺合させるネジ込み代を長く確保することができる。
また、水栓装置に接続される配管は、その中心と壁面W1の表面の間の距離Lが55mmとなるように施工されているが、この距離Lには施工上避けられない誤差が生じる。本実施形態による水栓装置は、距離Lのプラス側、マイナス側の10mmまでの誤差を吸収することができるように構成されている。図3は距離Lが最大の65mmである場合を示し、図7は距離Lが最小の45mmである場合を示している。即ち、距離Lが長い場合には、通水部本体20の二重管接続部に対するバルブ受入本体22の二重管連結部の挿入量が小さくなり、距離Lが短い場合には挿入量が大きくなる。このように、二重管連結部は二重管接続部に対して、壁面Wにほぼ直角な方向に摺動可能に連結される。図3と図7の間の何れの位置においても、バルブ受入本体22と通水部本体20の間の水密性は確実に保持される。
なお、本実施形態の水栓装置2aにおいては、流入側及び流出側の配管が接続される流入側接続部20a及び流出側接続部20bが、通水部本体20の後端面20eよりも前側に形成されている。これにより、配管の位置決め誤差を最大10mm吸収することを可能にしながら、壁面から通水部本体20の後端面20eまでの距離L1を100mm以下に抑えている。
さらに、図7に示す二重管連結部を二重管接続部に最も深く挿入した状態においては、バルブ受入本体流入管26aの後端部が、通水部本体流入管20cの奥の壁面に当接し、それ以上バルブ受入本体22を深く挿入することができなくなる。この図7に示す状態においても、通水部本体流出管20dと流出側接続部20bを連通させる連通通路20gは、バルブ受入本体流出管26bの先端部によって狭められることはなく、図3に示す状態における流路断面積と同一である。即ち、二重管接続部及び二重管連結部は、それらの間の接続位置に関わらず、内部の流路断面積がほぼ一定になるように構成されている。
また、図3及び図7の何れの場合においても、押しボタン12bとプッシュバルブ30の間の相対的な位置は、バルブ受入本体22及び押しボタンユニット10aの寸法、形状によって一意的に規定されるので、施工現場における調整によることなく、十分な精度で位置決めを行うことができる。
なお、上述した実施形態においては、壁面W1から配管の中心までの距離Lは約55mmに規定されていたが、この距離Lがさらに長い場合には、バルブ受入本体流入管26a及びバルブ受入本体流出管26bが長く構成されたバルブ受入本体22を使用する。この場合には、バルブ受入本体22の第1本体部材26のみを交換し、第2本体部材28は同一のものを使用することができる。
本発明の実施形態の水栓装置によれば、二重管接続部と二重管連結部が、壁面に対してほぼ直角な方向に摺動可能に連結されるので、押しボタンユニットの取付面からの突出量が小さい場合においても、ばらつきの十分な吸収代を確保することができる。即ち、本実施形態の水栓装置においては、取付面から突出した部分における調整によりばらつきを吸収するのではなく、通水部本体とバルブ受入本体により構成される、取付面に埋め込まれる通水路の部分においてばらつきを吸収しているので、押しボタンユニットの取付面からの突出量が小さい場合にも、ばらつきの十分な吸収代を確保することができる。
また、本実施形態の水栓装置によれば、バルブ受入本体と押しボタンユニットの相対的な位置が一意的に定まるように構成されているので、施工現場における調整によることなく、十分な精度で押しボタンとプッシュバルブの相対位置を位置決めすることができる。
さらに、本実施形態の水栓装置によれば、二重管連結部を二重管接続部に最大に挿入した場合においても流路断面積が狭められる箇所がないので、通水部本体とバルブ受入本体の連結状態により流路断面積が変化し、水栓装置からの吐水流量に影響が及ぶのを防止することができる。
また、本実施形態の水栓装置によれば、通水部本体とバルブ受入本体の連結部が二重管構造にされているので、2本の管を独立して接続する場合よりも水密性を確実にすることができる。即ち、2本の管が独立して接続されている場合には、各管を流れる水の圧力に差があると、通水部本体とバルブ受入本体の間に偏心した力が作用し、これにより通水部本体とバルブ受入本体の間の平行度に狂いが生じる。通水部本体とバルブ受入本体の間の平行度が狂うと、各管の接続部のシール性が低下し、漏水等の原因となる場合がある。本実施形態の水栓装置においては、2本の管が入れ子状に配置されているので、このような問題を回避することができる。さらに、本実施形態の水栓装置においては、2本の管が同心円状に形成されているので、二重管連結部及び二重管接続部を容易に精度良く形成することができる。
さらに、本実施形態の水栓装置によれば、バルブ受入本体が第1本体部材と第2本体部材から構成されているので、埋め込み深さに応じて第1本体部材を適宜交換するだけで、様々な施工現場に水栓装置を取り付けることができる。
また、本実施形態の水栓装置によれば、第1本体部材と第2本体部材がネジにより結合されているので、第1本体部材を施工現場で容易に交換することができる。
さらに、本実施形態の水栓装置によれば、バルブ受入本体と通水部本体が第1の位置と、この第1の位置に対して90度回転された第2の位置、及び第3、第4の位置で結合することができるので、接続すべき配管が鉛直に配置されている場合にも、水平に配置されている場合にも、同一の水栓装置を接続することができる。
また、本実施形態の水栓装置によれば、流入側接続部及び流出側接続部が通水部本体の後端面よりも前側に形成されているので、配管の位置決め誤差の吸収代を大きく確保しながら、壁面から通水部本体の後端面までの距離を短く抑えることができる。
さらに、本発明の実施形態の水栓設備の製造方法によれば、水栓設備に使用される水栓装置が組み上がっていない状態で耐圧検査を実施することができると共に、二重管接続部を傷つけることなく取付面を形成することができる。
また、本実施形態の水栓設備の製造方法によれば、耐圧検査治具及び養生カバーを取り付けるための雌ネジが、バルブ受入本体を固定するための雌ネジと兼用にされているので、通水部本体の構成を変更することなく、耐圧検査治具及び養生カバーをビス固定することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、上述した実施形態に種々の変更を加えることができる。特に、上述した実施形態においては、二重管接続部及び二重管連結部は、同心的に配置された円管で構成されていたが、各管は同心的に配置されていなくても良く、また、円管でなくても良い。
本発明の実施形態による水栓装置を壁面に埋め込んだ水栓設備全体を示す図である。 本発明の実施形態による水栓装置全体を示す斜視図である。 本発明の実施形態による水栓装置の断面図である。 本発明の実施形態による水栓装置の分解斜視図である。 通水部本体に耐圧検査治具及び養生カバーを取り付けた状態を示す斜視断面図である。 流入側及び流出側の配管が水平方向に向けられている水栓装置全体を示す斜視図である。 配管が壁面に近い位置に配置されている場合における水栓装置の断面図である。
符号の説明
1 水栓設備
2a、2b、2c、2d 本発明の実施形態による水栓装置
4 ボディーシャワーヘッド
6 ハンドシャワーヘッド
8 オーバーシャワーヘッド
10a、10b、10c、10d 押しボタンユニット
12a フレーム部
12b 押しボタン
12c シャフト
16 サーモ水栓
16a 温度調整ツマミ
20 通水部本体
20a 流入側接続部
20b 流出側接続部
20c 通水部本体流入管
20d 通水部本体流出管
20e 後端面
20f 取付用雌ネジ
20g 連通通路
22 バルブ受入本体
24a 流入側の配管
24b 流出側の配管
26 第1本体部材
26a バルブ受入本体流入管
26b バルブ受入本体流出管
26c プッシュバルブ受入凹部
26d 流出通水穴
26e 流入通水穴
26f 雌ネジ
28 第2本体部材
28a フランジ
28b 穴
29 ビス
30 プッシュバルブ
31 バルブ押さえ
32a 主弁体
32b パイロット弁
32c 操作部
32d 流入口
32e 小穴
32f 圧力室
32g 弁座
32h 流出口
34 養生カバー
36 耐圧検査治具
36a、36b 段部
38 ビス

Claims (9)

  1. 取付面に埋設される配管に接続して使用される水栓装置であって、
    流入側の配管に接続される流入側接続部、流出側の配管に接続される流出側接続部、並びに、上記流入側接続部及び流出側接続部に夫々連通した二重管接続部を備えた通水部本体と、
    押圧操作により開状態と閉状態が切り替えられるプッシュバルブと、
    上記取付面に対してほぼ直角な方向に摺動可能に上記二重管接続部と連結される二重管連結部、並びに、この二重管連結部に連通され、上記プッシュバルブを受け入れるプッシュバルブ受入凹部を備え、上記取付面に対して所定の位置に位置決めされるバルブ受入本体と、
    上記プッシュバルブの操作部を押圧する押しボタンを備え、上記取付面上に配置される押しボタンユニットと、
    を有することを特徴とする水栓装置。
  2. 上記二重管接続部及び上記二重管連結部は、それらの間の接続位置に関わらず、内部の流路断面積がほぼ一定になるように構成されている請求項1記載の水栓装置。
  3. 上記二重管接続部及び上記二重管連結部は、同心円状に形成されている請求項1又は2記載の水栓装置。
  4. 上記バルブ受入本体は、上記二重管連結部が形成された第1本体部材と、上記取付面に当接される第2本体部材から構成されている請求項1乃至3の何れか1項に記載の水栓装置。
  5. 上記第1本体部材と上記第2本体部材は、上記第1本体部材及び上記第2本体部材に夫々形成されたネジにより結合されている請求項4記載の水栓装置。
  6. 上記バルブ受入本体と上記通水部本体はビスにより結合され、上記バルブ受入本体と上記通水部本体は、所定の回転位置にある第1の位置と、この第1の位置に対して90度回転された第2の位置で結合可能な請求項1乃至5の何れか1項に記載の水栓装置。
  7. 上記流入側接続部及び上記流出側接続部は上記通水部本体の両側面から突出し、同一直線上に延びるように形成され、且つ、上記通水部本体の後端面よりも前側に形成されている請求項1乃至6の何れか1項に記載の水栓装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の水栓装置が埋設された水栓設備の製造方法であって、
    上記通水部本体の流入側接続部に流入側の配管を接続する工程と、
    上記通水部本体の流出側接続部に流出側の配管を接続する工程と、
    上記通水部本体の二重管接続部の開口部を閉鎖する耐圧検査治具、及び上記二重管接続部の周囲を覆う養生カバーを上記二重管接続部に取り付ける工程と、
    上記通水部本体と上記流入側及び流出側の配管の接続部の耐圧検査を行う工程と、
    上記通水部本体、上記流入側の配管、及び上記流出側の配管を埋め込んで取付面を形成する工程と、
    上記耐圧検査治具及び上記養生カバーを取り外す工程と、
    上記バルブ受入本体の上記二重管連結部を、上記二重管接続部に連結する工程と、
    上記押しボタンユニットを上記取付面に取り付ける工程と、
    を有することを特徴とする水栓設備の製造方法。
  9. 上記耐圧検査治具及び養生カバーを二重管接続部に取り付ける工程は、上記耐圧検査治具及び上記養生カバーを上記通水部本体に形成された取付用雌ネジにビスで固定する工程を含み、上記バルブ受入本体は、上記取付用雌ネジを使用して上記通水部本体にビス固定される請求項8記載の水栓設備の製造方法。
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