JP2009191504A - 回転羽根付アースアンカーとその工法 - Google Patents

回転羽根付アースアンカーとその工法 Download PDF

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Abstract

【課題】回転羽根付アースアンカーとその工法。
【解決手段】羽根1を、枠3縦部と反対側で枠横部によってはさむように枠の横部と直交する回転軸4で枠と接合して回転するようにし、羽根の閉じたときの回転軸からの長さを回転羽根付アースアンカー2先端側、その反対側をそれぞれa、bとするとa<bとし、羽根が枠と概略90度になるまで回転した時点で羽根の回転を止めるように、枠の上部または下部に羽根止13、14を設け、前期羽根止にて羽根が閉じた状態でも長さbの羽根が枠に対して所定の角度θを保ち閉じる方向に回転しないようにし、枠縦部に鋼線5を取り付け、冶具17を用いて地中に削孔後または直接貫入する。所定の位置に到達した後、冶具の爪8を枠の爪孔からはずし、枠を軸にして冶具を回転、鋼線に引張力を掛け、羽根を前記羽根止に当たるまで回転し、その後冶具を抜き取り、鋼線と地上の構造物等と連結する。
【選択図】図1

Description

本発明は、構造物等を地盤と結合させるための回転羽根付アースアンカーとその工法に関するものである。
地中に貫入して所定の位置に達した後、引張力を掛け羽根を開きアースアンカーとする技術を提案した。(特許文献1)
特許2007−228417
特許文献1では、羽根(1)を回転羽根付アースアンカー(2)の軸管(3)内に、羽根(1)の先端部と冶具(17)に接する部分を除いて収納する様にしたために、羽根(1)が開いた時に地盤に対抗する羽根(1)の面積が、削孔断面積に比較して小さくなる傾向がある。また、前記羽根(1)の地盤に対抗する面(羽根の見付面)がそれと直角の面(羽根の見込面)よりも小さくなっている。羽根の見付面を羽根の見込面よりも大きくすることが望まれる。
特許文献1では、回転羽根付アースアンカーの貫入時、羽根(1)と冶具(17)の先端が外径軸管(7)の厚みだけで接し、羽根(1)が閉じる方向に回転するのを阻止する仕掛けもないので、冶具(17)の爪(8)を回転羽根付アースアンカーの爪孔(9)からはずすために冶具を引いた時に、羽根(1)が閉じる方向に回転して軸管(3)内に入り、羽根(1)を開くことが困難になる場合がある。
特許文献1では、地盤が礫質等の強固な地盤において、羽根(1)を開くことが困難である場合がある。
特許文献1で、回転羽根付アースアンカーを再使用するに当たって、冶具(17)を貫入して冶具(17)内の爪(8)を回転羽根付アースアンカーの爪孔(9)に入れるためには、地上より回転羽根付アースアンカーが見えなければならない。
削孔後または直接貫入して所定の位置に到達した後引張力を掛け、回転羽根付アースアンカー(2)の羽根(1)を開き地中に係止させる回転羽根付アースアンカー(2)において、羽根(1)を、枠(3)縦部と反対側で枠(3)によってはさむように枠(3)の横部と直交する回転軸(4)で枠(3)と接合して回転できるようにし、羽根(1)の羽根(1)を閉じたときの回転軸(4)からの長さを回転羽根付アースアンカー(2)先端側、その反対側をそれぞれa、bとするとa<bとし、羽根(1)が枠(3)と概略90度になるまで回転した時点で羽根(1)の回転を止めるように、枠(3)の上部または下部に羽根止(13、14)を設け、前期羽根止(13、14)にて羽根(1)が閉じた状態でも長さbの羽根(1)が枠(3)に対して所定の角度(θ)を保ち閉じる方向に回転しないようにし、枠(3)縦部に鋼線(5)を取り付け、地中に削孔後または直接貫入して所定の位置に到達した後、鋼線(5)に引張力を掛け、羽根(1)を前記羽根止(13、14)に当たるまで回転し、鋼線(5)と地上の構造物等と連結することによって構造物等と地盤を結合することを特徴とする。
前記羽根(1)を、側面視(回転軸と直角方向)閉じた状態では、回転軸(4)の中心を中心とする所定の円の輪郭線内にあり、開いた状態では、回転可能範囲内で概略最大限の巾とし、前記羽根(1)のaまたはbの長さを、鋼線(5)にかかる所定の引張力に対抗できる必要な長さとし、正面視(回転軸と平行方向)羽根(1)の厚みが、羽根(1)の開放時羽根(1)にかかる曲げ応力に応じて回転軸から離れるに従って薄くしたことを特徴とする。
前記請求項1または2記載の回転羽根付アースアンカー(2)を、削孔後または直接貫入して所定の位置に到達した後引張力を掛け、前記回転羽根付アースアンカー(2)の羽根(1)を開き地中に係止させる工法において、前記枠(3)を収納できる軸管(7)と前記軸管(7)内に爪(8)及び軸管(7)先端部に爪(10)を持って構成する冶具(17)を用いて、回転羽根付アースアンカー(2)貫入時は、回転羽根付アースアンカー(2)の枠(3)縦部と横部の一部及び鋼線(5)を冶具(17)内に収納し、長さbなる羽根(1)の先端部と冶具(17)の爪(10)を接し、回転羽根付アースアンカー(2)の枠(3)の縦部につくった爪孔(9)に前記爪(8)を入れた状態で連結して回転羽根付アースアンカー(2)を地中の所定の位置まで貫入し、その後前記冶具(17)を引いて前記爪(8)を前記爪孔(9)からはずし、前記冶具(17)を下げ戻しても爪(8)が枠(3)に当たらないように、枠(3)を軸にして冶具(17)を回転、圧入して前記軸管(7)先端の爪(10)で羽根(1)を押すかまたは冶具(17)を上がらないように固定または反力にして鋼線(5)に引張力を掛け、羽根(1)を前記羽根止(13または14)に当たるまで回転させ、その後前記冶具(17)を抜き取り、鋼線(5)と地上の構造物等と連結することによって、構造物等と地盤を結合することを特徴とする。
前記鋼線(5)に引張力を掛け、前記回転羽根付アースアンカー(2)の羽根(1)を前記羽根止(13、14)に当たるまで回転させ、前記冶具(17)を抜き取った後、削孔箇所に棒材または縄などの抜き取りが容易にできる土止材(11)を圧入し、回転羽根付アースアンカーの使用後は、前記土止材(11)を抜き取り、前記冶具(17)を、鋼線(5)を内に入れて貫入して爪(8)を回転羽根付アースアンカー(2)の爪孔(9)に入れ、圧入して羽根(1)を閉じて、回転羽根付アースアンカーを抜き取る、または、前記冶具(17)を抜き取った後、削孔箇所を孔埋めし、回転羽根付アースアンカーの使用後は鋼線(5)に引張力を掛けて回転羽根付アースアンカー(2)を抜き取り再使用することを特徴とする。
前記鋼線(5)に引張力を掛け、前記回転羽根付アースアンカー(2)の羽(1)を前記羽根止(13、14)に当たるまで回転させ、前記冶具(17)を抜き取った後、削孔箇所にグラウト材(12)を充填注入したことを特徴とする。
礫質等の強固な地盤において、先端拡大刃を用いて削孔、削孔の先端部を拡大削孔し、拡大削孔部の孔径及び深さを概略羽根の長さ(a+b)としたことを特徴とする。
前記冶具(17)において、投光器、スコープまたは投光器付スコープを内蔵または地上側端部に取り付け、地上より削孔先端部及び回転羽根付アースアンカー(2)を見ることを特徴とする。
本発明の回転羽根付アースアンカーは、その貫入においては、地質調査用の小型軽量ボーリングマシーン(道路の無い山野などの傾斜地にも搬入可)で、削孔後で良く、引張力をかけるにおいても前記ボーリングマシーンを使える。回転羽根付アースアンカー体と鋼線に確実な防食を行うことによって、グラウト材の充填注入を省略しても永久構造物とすることができる。
削孔なしで、冶具上部をハンマーなどで打撃するだけで回転羽根付アースアンカーを所定の位置に貫入することもできる。
本発明は、回転軸両側の羽の長さを変えることによって、両側の羽根よりかかる力のモーメント差を利用して羽根を開きまた閉じて引き抜くことができる。羽根が90度回転した後、鋼線に引張力がかかると、羽根のbまたはaの長さの羽根によってかかる力のモーメントの差が羽根止部に負荷される。従って回転軸に対して片羽根のアースアンカーよりも大きな耐力を保有することができる。また、コストも安くつく。
本発明のような冶具を用いずに、本発明の回転羽根付アースアンカーを使用することも可能である。長手の羽根(bの長さの羽根)と枠との角度を概略45度前後の角度にして回転羽根付アースアンカーを地中の所定の深さの位置に置く。棒状または筒状のもので羽を開く方向に押して概略60度前後開く。その後鋼線を引き、羽根が羽根止に当たるまで開いて孔を埋める、またはグラウト材を充填注入する。
以下、発明を実施する実施形態に基づいて説明する。図1の(1)〜(2)は、本発明回転羽根付アースアンカー及び冶具(17)の断面図、(3)は回転羽根付アースアンカーの羽根(1)を開いた状態の断面図である。図2の(1)、(2)、(3)はそれぞれ回転羽根付アースアンカー(2)の正面図、平面図、側面図である。削孔後または直接貫入して所定の位置に到達した後引張力を掛け、回転羽根付アースアンカー(2)の羽根(1)を開き地中に係止させる回転羽根付アースアンカー(2)において、羽根(1)を、枠(3)縦部と反対側で枠(3)横部によってはさむように枠(3)の横部と直交する回転軸(4)で枠(3)と接合して回転するようにし、羽根(1)の羽根(1)を閉じたときの回転軸(4)からの長さを回転羽根付アースアンカー(2)先端側、その反対側をそれぞれa、bとするとa<bとし、羽根(1)が枠(3)と概略90度になるまで回転した時点で羽根(1)の回転を止めるように、枠(3)の上部または下部に羽根止(13、14)を設け、前期羽根止(13、14)にて羽根(1)が閉じた状態でも長さbの羽根(1)が枠(3)に対して所定の角度(θ)を保ち閉じる方向に回転しないようにし、枠(3)縦部に鋼線(5)を取り付け、地中に削孔後または直接貫入して所定の位置に到達した後、鋼線(5)に引張力を掛け、羽根(1)を前記羽根止(13、14)に当たるまで回転し、鋼線(5)と地上の構造物等と連結することによって構造物等と地盤を結合することを特徴とする。
図3の(1)は、図(1)のA−A断面図である。前記羽根(1)を、側面視(回転軸と直角方向)閉じた状態では、回転軸(4)の中心を中心とする所定の円の輪郭線内にあり、開いた状態では、回転可能範囲内で概略最大限の巾とし、前記羽根(1)のaまたはbの長さを、鋼線(5)にかかる所定の引張力に対抗できる必要な長さとし、正面視(回転軸と平行方向)羽根(1)の厚みが、羽根(1)の開放時羽根(1)にかかる曲げ応力に応じて回転軸から離れるに従って薄くしたことを特徴とする。
図3の(2)、(3)は、それぞれ図1の(1)のB−B断面図、C−C断面図である。図4の(1)、(2)は、それぞれ図1の(2)のD−D断面図、図1の(3)のE−E断面図である。前記請求項1または2記載の回転羽根付アースアンカー(2)を、削孔後または直接貫入して所定の位置に到達した後引張力を掛け、前記回転羽根付アースアンカー(2)の羽根(1)を開き地中に係止させる工法において、前記枠(3)を収納できる軸管(7)と前記軸管(7)内に爪(8)及び軸管(7)先端部に爪(10)を持って構成する冶具(17)を用いて、回転羽根付アースアンカー(2)貫入時は、回転羽根付アースアンカー(2)の枠(3)縦部と横部の一部及び鋼線(5)を冶具(17)内に収納し、長さbなる羽根(1)の先端部と冶具(17)の爪(10)を接し、回転羽根付アースアンカー(2)の枠(3)の縦部につくった爪孔(9)に前記爪(8)を入れた状態で連結して回転羽根付アースアンカー(2)を地中の所定の位置まで貫入し、その後前記冶具(17)を引いて前記爪(8)を前記爪孔(9)からはずし、前記冶具(17)を下げ戻しても爪(8)が枠(3)に当たらないように、枠(3)を軸にして冶具(17)を回転、圧入して前記軸管(7)先端の爪(10)で羽根(1)を押すかまたは冶具(17)を上がらないように固定または反力にして鋼線(5)に引張力を掛け、羽根(1)を前記羽根止(13または14)に当たるまで回転させ、その後前記冶具(17)を抜き取り、鋼線(5)と地上の構造物等と連結することによって、構造物等と地盤を結合することを特徴とする。
図5の(1)は回転羽根付アースアンカー(2)の埋設状態を示した断面図である。前記鋼線(5)に引張力を掛け、前記回転羽根付アースアンカー(2)の羽根(1)を前記羽根止(13、14)に当たるまで回転させ、前記冶具(17)を抜き取った後、削孔箇所に棒材または縄などの抜き取りが容易にできる土止材(11)を圧入し、回転羽根付アースアンカーの使用後は、前記土止材(11)を抜き取り、前記冶具(17)を、鋼線(5)を内に入れて貫入して爪(8)を回転羽根付アースアンカー(2)の爪孔(9)に入れ、圧入して羽根(1)を閉じて、回転羽根付アースアンカーを抜き取る、または、前記冶具(17)を抜き取った後、削孔箇所を孔埋めし、回転羽根付アースアンカーの使用後は鋼線(5)に引張力を掛けて回転羽根付アースアンカー(2)を抜き取り再使用することを特徴とする。
前記鋼線(5)に引張力を掛け、前記回転羽根付アースアンカー(2)の羽(1)を前記羽根止(13、14)に当たるまで回転させ、前記冶具(17)を抜き取った後、削孔箇所にグラウト材(12)を充填注入したことを特徴とする。
図5の(2)は回転羽根付アースアンカー(2)の別な埋設状態を示した断面図である。前記鋼線(5)に引張力を掛け、前記回転羽根付アースアンカー(2)の羽(1)を前記羽根止(13、14)に当たるまで回転させ、前記冶具(17)を抜き取った後、削孔箇所にグラウト材(12)を充填注入したことを特徴とする。
図6の(1)は先端拡大削孔した後、回転羽根付アースアンカー(2)及び冶具(17)を貫入、冶具(17)内の爪(8)を回転羽根付アースアンカー(2)の爪孔(9)からはずし、冶具(17)を90度回転、押し込んで羽根(1)を開くことを示した断面図である。(2)は、羽根(1)を開いた後、固結剤(12)を充填したことを示した断面図である。礫質等の強固な地盤において、先端拡大刃を用いて削孔、削孔の先端部を拡大削孔し、拡大削孔部の孔径及び深さを概略羽根の長さ(a+b)としたことを特徴とする。
前記冶具(17)において、投光器、スコープまたは投光器付スコープを内蔵または地上側端部に取り付け、地上よりボーリング先端部及び回転羽根付アースアンカー(2)を見ることができることを特徴とする。
(1)〜(3)は回転羽根付アースアンカー及び冶具の断面図。 (1)は回転羽根付アースアンカーの正面図を示し、(2)は平面図、(3)は側面図を示す。 (1)は図1(1)のA−A断面図を示し、(2)はB−B断面図、(3)はC−C断面図を示す。 (1)は図1(2)のD−D断面図を示し、(2)は図1(3)のE−E断面図を示す。 (1)は回転羽根付アースアンカーの埋設断面図を示し、(2)は回転羽根付アースアンカーの別な埋設断面図を示す。 (1)は先端拡大削孔後、回転羽根付アースアンカーの羽根を開く途中の断面図、(2)は羽根を開いた後の断面図である。
符号の説明
1 羽根
2 回転羽根付アースアンカー
3 枠
4 回転軸
5 鋼線
7 軸管
8、10 爪
9 爪孔
11 土止材
12 グラウト材
13、14 羽根止
17 冶具
18 締め付けナット
19 先端拡大孔
20 投光器付スコープ
本発明は、構造物等を地盤と結合させるための回転羽根付アースアンカーとその工法に関するものである。
地中に貫入して所定の位置に達した後、引張力を掛け羽根を開きアースアンカーとする技術を提案した。(特許文献1)
特開2007−228417
特許文献1では、羽根(1)を取り付ける本体を軸管として、アースアンカーの貫入時羽根(1)を、軸管(3)内に羽根(1)の先端部と外径軸管(7)に接する部分を除いて収納する様にしたために、羽根(1)を開いた時に、羽根(1)が、地盤に係止するために接する面(横幅)が、小さくなる傾向があった。羽根(1)の横幅を、それと直交する面(図1斜線部)よりもむしろ大きくすることが望まれる。(図1、2参照)
特許文献1では、回転羽根付アースアンカーの貫入時、羽根(1)と外径軸管(7)の先端が外径軸管(7)の厚みだけで接し、羽根(1)が閉じる方向に回転するのを阻止する仕掛けもないので、外径軸管(7)の爪(8)を回転羽根付アースアンカーの爪孔(9)からはずすために冶具を引いた時に、羽根(1)が閉じる方向に回転して軸管(3)内に入り、羽根(1)を開くことが困難になる場合がある。
特許文献1では、地盤が礫質等の強固な地盤において、羽根(1)を開くことが困難である場合がある。
特許文献1で、回転羽根付アースアンカーを再使用するに当たって、冶具(17)を貫入して冶具(17)内の爪(8)を回転羽根付アースアンカーの爪孔(9)に入れるためには、地上より回転羽根付アースアンカーが見えなければならない。
削孔後または直接貫入して所定の位置に到達した後引張力を掛け、回転羽根付アースアンカー(2)の羽根(1)を開き地中に係止させる回転羽根付アースアンカー(2)において、羽根(1)を、枠(3)縦部と反対側で枠(3)横部によって挟むように枠(3)の横部と直交する回転軸(4)で枠(3)と接合して回転するようにし、羽根(1)の羽根(1)を閉じたときの回転軸(4)からの長さを回転羽根付アースアンカー(2)先端側、その反対側をそれぞれa、bとするとa<bとし、羽根(1)が枠(3)と概略90度になるまで回転した時点で羽根(1)の回転を止めるように、枠(3)先端部で回転軸(4)からbの長さの羽根側またはその反対側で回転軸からaの長さの羽根側に羽根止(13、14)を設け、前記先端部の羽根止(13)のaの長さの羽根側にて羽根(1)が閉じた状態でも長さbの羽根(1)が枠(3)に対して所定の角度(θ)を保ち閉じる方向に回転しないようにし、枠(3)(縦部)に鋼線(5)を取り付け、地中に削孔後または直接貫入して所定の位置に到達した後、鋼線(5)に引張力を掛け、羽根(1)を前記羽根止(13、14)に当たるまで回転し、鋼線(5)と地上の構造物等と連結することによって構造物等と地盤を結合することを特徴とする回転羽根付アースアンカーである。
削孔後または直接貫入して所定の位置に到達した後引張力を掛け、回転羽根付アースアンカー(2)の羽根(1)を開き地中に係止させる回転羽根付アースアンカー(2)において、前記羽根(1)を、閉じた状態で、断面視(貫入方向、回転軸に直角方向)、回転軸(4)の中心を中心とする所定の円の輪郭線内にあって概略最大限の横幅を取るようにし、前記横幅で以って羽根(1)の長さを、羽根(1)の開放時、回転羽根付アースアンカー(2)に取り付けられた鋼線(5)にかかる所定の引張力と同等の係止力を持たせるための必要な長さとして、羽根(1)の厚みを羽根(1)断面に働く応力に応じた厚さとしたことを特徴とする回転羽根付アースアンカーである。
前記請求項1または2記載の回転羽根付アースアンカー(2)を用いて、削孔後または直接貫入して所定の位置に到達した後引張力を掛け、前記回転羽根付アースアンカー(2)の羽根(1)を開き地中に係止させる回転羽根付アースアンカーの工法において、前記枠(3)に被さる直径の軸管(7)内に爪(8)及び軸管(7)先端部に爪(10)を持って構成する冶具(17)を用いて、回転羽根付アースアンカー(2)貫入時は、回転羽根付アースアンカー(2)の枠(3)縦部と横部の一部及び鋼線(5)を冶具(17)で被し、長さbなる羽根(1)の先端部と冶具(17)の爪(10)を接し、回転羽根付アースアンカー(2)の枠(3)の縦部上面につくった爪孔(9)に前記爪(8)を入れた状態で連結して回転羽根付アースアンカー(2)を地中の所定の位置まで貫入して、その後前記冶具(17)を引いて前記爪(8)を前記爪孔(9)からはずし、前記冶具(17)を下げ戻しても爪(8)が枠(3)に当たらないように、枠(3)を軸にして冶具(17)を回転、圧入して前記軸管(7)先端の爪(10)で羽根(1)を押すか、または、冶具(17)を上がらないように固定または反力にして鋼線(5)に引張力を掛け、羽根(1)を前記羽根止(13、14)に当たるまで回転させ、その後前記冶具(17)を抜き取り、鋼線(5)と地上の構造物等と連結することによって、構造物等と地盤を結合することを特徴とする回転羽根付アースアンカーの工法である。
前記鋼線(5)に引張力を掛け、前記回転羽根付アースアンカー(2)の羽根(1)を前記羽根止(13、14)に当たるまで回転させ、前記冶具(17)を抜き取った後、削孔箇所に棒材または縄などの抜き取りが容易にできる土止材(11)を圧入して、回転羽根付アースアンカーの使用後は、前記土止材(11)を抜き取り、前記冶具(17)を、鋼線(5)を内に入れて貫入して爪(8)を回転羽根付アースアンカー(2)の爪孔(9)に入れ、圧入して羽根(1)を閉じて、回転羽根付アースアンカーを抜き取る、または、前記冶具(17)を抜き取った後、削孔箇所を孔埋めし、回転羽根付アースアンカーの使用後は鋼線(5)に引張力を掛けて回転羽根付アースアンカー(2)を抜き取り再使用することを特徴とする回転羽根付アースアンカーの工法である。
前記鋼線(5)に引張力を掛け、前記回転羽根付アースアンカー(2)の羽(1)を前記羽根止(13、14)に当たるまで回転させ、前記冶具(17)を抜き取った後、削孔箇所にグラウト材(12)を充填注入したことを特徴とする回転羽根付アースアンカーの工法である。
礫質等の強固な地盤において、先端拡大刃を用いて削孔、削孔の先端部を拡大削孔し、拡大削孔部の孔径及び深さを概略羽根の長さ(a+b)としたことを特徴とする回転羽根付アースアンカーの工法である。
前記冶具(17)において、投光器、スコープまたは投光器付スコープを内蔵または地上側端部に取り付け、地上より削孔先端部及び回転羽根付アースアンカー(2)を見ることを特徴とする回転羽根付アースアンカーの工法である。
本発明の回転羽根付アースアンカーは、その貫入においては、地質調査用の小型軽量ボーリングマシーン(道路の無い山野などの傾斜地にも搬入可)で、削孔後で良く、引張力をかけるにおいても前記ボーリングマシーンを使える。回転羽根付アースアンカー体と鋼線に確実な防食を行うことによって、グラウト材の充填注入を省略しても永久構造物とすることができる。
削孔なしで、冶具上部をハンマーなどで打撃するだけで回転羽根付アースアンカーを所定の位置に貫入することもできる。
本発明は、回転軸両側の羽の長さを変えることによって、両側の羽根よりかかる力のモーメント差を利用して羽根を開きまた閉じて引き抜くことができる。羽根が90度回転した後、鋼線に引張力がかかると、羽根のbまたはaの長さの羽根によってかかる力のモーメントの差が羽根止部に負荷される。従って回転軸に対して片羽根のアースアンカーよりも大きな耐力を保有することができる。また、コストも安くつく。
本発明のような冶具を用いずに、本発明の回転羽根付アースアンカーを使用することも可能である。長手の羽根(bの長さの羽根)と枠との角度を概略45度前後の角度にして回転羽根付アースアンカーを地中所定の深さの位置に置く。棒状または筒状のもので羽を開く方向に押して概略60度前後開く。その後鋼線を引き、羽根が羽根止に当たるまで開いて孔を埋める、またはグラウト材を充填注入する。
以下、発明を実施する実施形態に基づいて説明する。図1の(1)〜(2)は、本発明回転羽根付アースアンカー及び冶具(17)の断面図、(3)は回転羽根付アースアンカーの羽根(1)を開いた状態の断面図である。図2の(1)、(2)、(3)はそれぞれ回転羽根付アースアンカー(2)の正面図、平面図、側面図である。削孔後または直接貫入して所定の位置に到達した後引張力を掛け、回転羽根付アースアンカー(2)の羽根(1)を開き地中に係止させる回転羽根付アースアンカー(2)において、羽根(1)を、枠(3)縦部と反対側で枠(3)横部によって挟むように枠(3)の横部と直交する回転軸(4)で枠(3)と接合して回転するようにし、羽根(1)の羽根(1)を閉じたときの回転軸(4)からの長さを回転羽根付アースアンカー(2)先端側、その反対側をそれぞれa、bとするとa<bとし、羽根(1)が枠(3)と概略90度になるまで回転した時点で羽根(1)の回転を止めるように、枠(3)先端部で回転軸(4)からbの長さの羽根側またはその反対側で回転軸からaの長さの羽根側に羽根止(13、14)を設け、前記先端部の羽根止(13)のaの長さの羽根側にて羽根(1)が閉じた状態でも長さbの羽根(1)が枠(3)に対して所定の角度(θ)を保ち閉じる方向に回転しないようにし、枠(3)(縦部)に鋼線(5)を取り付け、地中に削孔後または直接貫入して所定の位置に到達した後、鋼線(5)に引張力を掛け、羽根(1)を前記羽根止(13、14)に当たるまで回転し、鋼線(5)と地上の構造物等と連結することによって構造物等と地盤を結合することを特徴とする。
図3の(1)は、図(1)のA−A断面図である。前記羽根(1)を、閉じた状態で、断面視(貫入方向、回転軸に直角方向)、回転軸(4)の中心を中心とする所定の円の輪郭線内にあって概略最大限の横幅を取るようにし、前記横幅で以って羽根(1)の長さを、羽根(1)の開放時、回転羽根付アースアンカー(2)に取り付けられた鋼線(5)にかかる所定の引張力と同等の係止力を持たせるための必要な長さとして、羽根(1)の厚みを羽根(1)断面に働く応力に応じた厚さとしたことを特徴とする。
図3の(2)、(3)は、それぞれ図1の(1)のB−B断面図、C−C断面図である。図4の(1)、(2)は、それぞれ図1の(2)のD−D断面図、図1の(3)のE−E断面図である。前記請求項1または2記載の回転羽根付アースアンカー(2)を用いて、削孔後または直接貫入して所定の位置に到達した後引張力を掛け、前記回転羽根付アースアンカー(2)の羽根(1)を開き地中に係止させる回転羽根付アースアンカーの工法において、前記枠(3)に被さる直径の軸管(7)内に爪(8)及び軸管(7)先端部に爪(10)を持って構成する冶具(17)を用いて、回転羽根付アースアンカー(2)貫入時は、回転羽根付アースアンカー(2)の枠(3)縦部と横部の一部及び鋼線(5)を冶具(17)で被し、長さbなる羽根(1)の先端部と冶具(17)の爪(10)を接し、回転羽根付アースアンカー(2)の枠(3)の縦部上面につくった爪孔(9)に前記爪(8)を入れた状態で連結して回転羽根付アースアンカー(2)を地中の所定の位置まで貫入して、その後前記冶具(17)を引いて前記爪(8)を前記爪孔(9)からはずし、前記冶具(17)を下げ戻しても爪(8)が枠(3)に当たらないように、枠(3)を軸にして冶具(17)を回転、圧入して前記軸管(7)先端の爪(10)で羽根(1)を押すか、または、冶具(17)を上がらないように固定または反力にして鋼線(5)に引張力を掛け、羽根(1)を前記羽根止(13、14)に当たるまで回転させ、その後前記冶具(17)を抜き取り、鋼線(5)と地上の構造物等と連結することによって、構造物等と地盤を結合することを特徴とする。
図5の(1)は回転羽根付アースアンカー(2)の埋設状態を示した断面図である。前記鋼線(5)に引張力を掛け、前記回転羽根付アースアンカー(2)の羽根(1)を前記羽根止(13、14)に当たるまで回転させ、前記冶具(17)を抜き取った後、削孔箇所に棒材または縄などの抜き取りが容易にできる土止材(11)を圧入して、回転羽根付アースアンカーの使用後は、前記土止材(11)を抜き取り、前記冶具(17)を、鋼線(5)を内に入れて貫入して爪(8)を回転羽根付アースアンカー(2)の爪孔(9)に入れ、圧入して羽根(1)を閉じて、回転羽根付アースアンカーを抜き取る、または、前記冶具(17)を抜き取った後、削孔箇所を孔埋めし、回転羽根付アースアンカーの使用後は鋼線(5)に引張力を掛けて回転羽根付アースアンカー(2)を抜き取り再使用することを特徴とする。
図5の(2)は回転羽根付アースアンカー(2)の別な埋設状態を示した断面図である。前記鋼線(5)に引張力を掛け、前記回転羽根付アースアンカー(2)の羽(1)を前記羽根止(13、14)に当たるまで回転させ、前記冶具(17)を抜き取った後、削孔箇所にグラウト材(12)を充填注入したことを特徴とする。
図6の(1)は先端拡大削孔した後、回転羽根付アースアンカー(2)及び冶具(17)を貫入、冶具(17)内の爪(8)を回転羽根付アースアンカー(2)の爪孔(9)からはずし、冶具(17)を90度回転、押し込んで羽根(1)を開くことを示した断面図である。(2)は、羽根(1)を開いた後、固結剤(12)を充填したことを示した断面図である。礫質等の強固な地盤において、先端拡大刃を用いて削孔、削孔の先端部を拡大削孔し、拡大削孔部の孔径及び深さを概略羽根の長さ(a+b)としたことを特徴とする。
前記冶具(17)において、投光器、スコープまたは投光器付スコープを内蔵または地上側端部に取り付け、地上よりボーリング先端部及び回転羽根付アースアンカー(2)を見ることができることを特徴とする。
(1)〜(3)は回転羽根付アースアンカー及び冶具の断面図。 (1)は回転羽根付アースアンカーの正面図を示し、(2)は平面図、(3)は側面図を示す。 (1)は図1(1)のA−A断面図を示し、(2)はB−B断面図、(3)はC−C断面図を示す。 (1)は図1(2)のD−D断面図を示し、(2)は図1(3)のE−E断面図を示す。 (1)は回転羽根付アースアンカーの埋設断面図を示し、(2)は回転羽根付アースアンカーの別な埋設断面図を示す。 (1)は先端拡大削孔後、回転羽根付アースアンカーの羽根を開く途中の断面図、(2)は羽根を開いた後の断面図である。
符号の説明
1 羽根
2 回転羽根付アースアンカー
3 枠
4 回転軸
5 鋼線
7 軸管
8、10 爪
9 爪孔
11 土止材
12 グラウト材
13、14 羽根止
17 冶具
18 締め付けナット
19 先端拡大孔
20 投光器付スコープ

Claims (7)

  1. 削孔後または直接貫入して所定の位置に到達した後引張力を掛け、回転羽根付アースアンカー(2)の羽根(1)を開き地中に係止させる回転羽根付アースアンカー(2)において、羽根(1)を、枠(3)縦部と反対側で枠(3)横部によってはさむように枠(3)の横部と直交する回転軸(4)で枠(3)と接合して回転するようにし、羽根(1)の羽根(1)を閉じたときの回転軸(4)からの長さを回転羽根付アースアンカー(2)先端側、その反対側をそれぞれa、bとするとa<bとし、羽根(1)が枠(3)と概略90度になるまで回転した時点で羽根(1)の回転を止めるように、枠(3)の上部または下部に羽根止(13、14)を設け、前期羽根止(13、14)にて羽根(1)が閉じた状態でも長さbの羽根(1)が枠(3)に対して所定の角度(θ)を保ち閉じる方向に回転しないようにし、枠(3)縦部に鋼線(5)を取り付け、地中に削孔後または直接貫入して所定の位置に到達した後、鋼線(5)に引張力を掛け、羽根(1)を前記羽根止(13、14)に当たるまで回転し、鋼線(5)と地上の構造物等と連結することによって構造物等と地盤を結合することを特徴とする回転羽根付アースアンカー。
  2. 前記羽根(1)を、側面視(回転軸と直角方向)閉じた状態では、回転軸(4)の中心を中心とする所定の円の輪郭線内にあり、開いた状態では、回転可能範囲内で概略最大限の巾とし、前記羽根(1)のaまたはbの長さを、鋼線(5)にかかる所定の引張力に対抗できる必要な長さとし、正面視(回転軸と平行方向)羽根(1)の厚みが、羽根(1)の開放時羽根(1)にかかる曲げ応力に応じて回転軸から離れるに従って薄くしたことを特徴とする請求項1記載の回転羽根付アースアンカー。
  3. 前記請求項1または2記載の回転羽根付アースアンカー(2)を、削孔後または直接貫入して所定の位置に到達した後引張力を掛け、前記回転羽根付アースアンカー(2)の羽根(1)を開き地中に係止させる工法において、前記枠(3)を収納できる軸管(7)と前記軸管(7)内に爪(8)及び軸管(7)先端部に爪(10)を持って構成する冶具(17)を用いて、回転羽根付アースアンカー(2)貫入時は、回転羽根付アースアンカー(2)の枠(3)縦部と横部の一部及び鋼線(5)を冶具(17)内に収納し、長さbなる羽根(1)の先端部と冶具(17)の爪(10)を接し、回転羽根付アースアンカー(2)の枠(3)の縦部につくった爪孔(9)に前記爪(8)を入れた状態で連結して回転羽根付アースアンカー(2)を地中の所定の位置まで貫入し、その後前記冶具(17)を引いて前記爪(8)を前記爪孔(9)からはずし、前記冶具(17)を下げ戻しても爪(8)が枠(3)に当たらないように、枠(3)を軸にして冶具(17)を回転、圧入して前記軸管(7)先端の爪(10)で羽根(1)を押すかまたは冶具(17)を上がらないように固定または反力にして鋼線(5)に引張力を掛け、羽根(1)を前記羽根止(13または14)に当たるまで回転させ、その後前記冶具(17)を抜き取り、鋼線(5)と地上の構造物等と連結することによって、構造物等と地盤を結合することを特徴とする回転羽根付アースアンカーの工法。
  4. 前記鋼線(5)に引張力を掛け、前記回転羽根付アースアンカー(2)の羽根(1)を前記羽根止(13、14)に当たるまで回転させ、前記冶具(17)を抜き取った後、削孔箇所に棒材または縄などの抜き取りが容易にできる土止材(11)を圧入して回転羽根付アースアンカーの使用後は、前記土止材(11)を抜き取り、前記冶具(17)を、鋼線(5)を内に入れて貫入して爪(8)を回転羽根付アースアンカー(2)の爪孔(9)に入れ、圧入して羽根(1)を閉じて、回転羽根付アースアンカーを抜き取る、または、前記冶具(17)を抜き取った後、削孔箇所を孔埋めし、回転羽根付アースアンカーの使用後は鋼線(5)に引張力を掛けて回転羽根付アースアンカー(2)を抜き取り再使用することを特徴とする請求項3記載の回転羽根付アースアンカーの工法。
  5. 前記鋼線(5)に引張力を掛け、前記回転羽根付アースアンカー(2)の羽根(1)を前記羽根止(13、14)に当たるまで回転させ、前記冶具(17)を抜き取った後、削孔箇所にグラウト材(12)を充填注入したことを特徴とする請求項2記載の回転羽根付アースアンカーの工法。
  6. 礫質等の強固な地盤において、先端拡大刃を用いて削孔、削孔の先端部を拡大削孔し、前記拡大削孔部の孔径及び深さを概略羽根の長さ(a+b)としたことを特徴とする請求項3、4または5記載の回転羽根付アースアンカーの工法。
  7. 前記冶具(17)において、投光器、スコープまたは投光器付スコープ(20)を内蔵または地上側端部に取り付け、地上より削孔先端部及び回転羽根付アースアンカー(2)を見ることを特徴とする請求項3から6までのいずれか一つに記載の回転羽根付アースアンカーの工法。
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