JP2009190045A - はんだ付け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】炉体の外部でフラックスを回収し、フラックス回収後のガスを炉内に戻す場合に、戻すガスをヒータを使用しないで加熱する。
【解決手段】下部炉体35から高温ガスが円筒状のダクト72を通じてフラックス回収装置71に導かれる。フラックス回収装置71によってフラックス成分が除去された低温ガスがダクト73、熱交換器74およびダクト75を介して下部炉体35内部に導かれる。中心部に内側管としてのダクト72が挿入される中空部76が形成され、ダクト72の外周面と中空部76の内周面とが密着される。ダクト72の外周面と中空部76の内周面とが隔壁を構成し、隔壁を通じて熱の授受がなされる。フラックス回収装置71からの低温ガスがダクト72を流れる高温ガスからの熱を受け取り加熱され、加熱後のガスが下部炉体35に導入される。
【選択図】図5

Description

この発明は、例えばリフロー装置に使用されるはんだ付け装置に関する。
電子部品またはプリント配線基板に対して、予めはんだ組成物を供給しておき、リフロー炉の中に基板を搬送コンベヤで搬送するリフロー装置が使用されている。リフロー装置は、基板を搬送する搬送コンベヤと、この搬送コンベヤによって被加熱物としての基板が供給されるリフロー炉本体とを備えている。リフロー炉は、例えば、搬入口から搬出口に至る搬送経路に沿って、複数のゾーンに分割されており、これらの複数のゾーンがインライン状に配列されている。複数のゾーンは、その機能によって、加熱ゾーン、冷却ゾーンなどの役割を有する。
加熱ゾーンのそれぞれは、上部炉体および下部炉体を有する。例えばゾーンの上部炉体から基板に対して熱風が吹きつけられ、下部炉体から基板に対して熱風が吹きつけられることによって、はんだ組成物内のはんだを溶融させて基板の電極と電子部品とがはんだ付けされる。
はんだ組成物は、粉末はんだ、溶剤、フラックスを含む。フラックスは、成分としてロジンなどを含み、はんだ付けされる金属表面の酸化膜を除去し、はんだ付けの際に加熱で再酸化するのを防止し、はんだの表面張力を小さくして濡れを良くする塗布剤の働きをするものである。このフラックスは、加熱により、気化しリフロー炉内に充満する。気化したフラックスは、温度の低い部位に付着し易く、気化したフラックスが付着すると、付着している部位から滴下し、基板の上面に付着することもあり、基板の性能を損うこととなる。また、炉体内において温度が低下する部分に堆積する等によりリフロー工程に大きな影響を与える場合もある。したがって、リフロー炉内のフラックスを除去または回収する幾つかの方法が提案されている。
一つの方法として、炉の外にフラックス回収装置を設け、炉から高温ガスをフラックス回収装置に導き、フラックス回収装置において高温ガスを冷却することによって、フラックス成分を凝縮させる。フラックス回収後のガスを炉に戻すようになされる。
例えば、下記の特許文献1には、加熱室の雰囲気ガスを炉体の外部の分離手段に導いて不純物を除去した後に炉体に戻し、分離手段に対して窒素ガスを供給して分離手段を冷却する構成が記載されている。
特開平04−258368号公報
特許文献1に記載のリフロー装置は、炉内に供給する窒素ガス発生装置を利用して分離手段を冷却している。冷却されたガスがリフロー装置に戻されるので、炉内の温度が下がってフラックスの凝縮が発生したり、炉内の温度が所望の温度に対して低下する問題があった。この問題を回避するには、リフロー装置の炉に戻すガスを加熱することが考えられる。しかしながら、ヒータを使用して加熱することは、温度制御が必要とされ、制御系が複雑化したり、装置の規模が大きくなる。
したがって、この発明の目的は、フラックス回収後の低温ガスをヒータを使用せずに、ある程度加熱してから炉に戻すことができ、且つ高温ガスをフラックス回収装置に冷却して供給することができはんだ付け装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、この発明は、炉から導出された高温ガスが第1の経路を介してフラックス回収装置に導かれ、
フラックス回収装置において液化したフラックスを回収し、
フラックス回収装置にて冷却された低温ガスが第2の経路を介して炉に導入され、
高温ガスと低温ガス間で熱の授受を行う熱交換器を第1の経路と第2の経路に対して設けたはんだ付け装置である。
熱交換器は、第1の経路と第2の経路とが隔壁を介して接している。熱交換器は、内側管および外側管が隔壁を介して同心円状に配された構成とされ、内側管を高温ガスが通り、外側管を低温ガスが通る構成とされる。好ましくは、内側管の中心を通り、内側管より小なる径を有し、外気と通じる管をさらに配した構成とされる。
好ましくは、炉内の圧力の差によって、炉、第1の経路、冷却装置、第2の経路、および炉に至る経路をガスが循環する。
具体的には、はんだ付け装置の炉は、加熱装置と、送風機と、加熱装置により加熱された雰囲気ガスを多数の孔を介して被加熱物に吹きつけるパネルとを有し、
送風機により生じる圧力の高い箇所から高温ガスが炉から導出されて第1の経路に導かれ、第2の経路を介して低温ガスが送風機により生じる圧力の低い箇所から炉内に導入される。
この発明によれば、はんだ付け装置の炉から取り出された高温ガスと、フラックス回収装置により冷却された低温ガスとが熱交換機に供給され、低温ガスが高温ガスによって加熱されて炉内にもどされる。したがって、フラックス回収後の低温ガスを炉に戻した場合に生じる、炉内でのフラックスの凝縮、炉内の温度の分布のムラの発生、炉内の温度の低下等の問題を回避できる。ヒータ等の加熱手段を使用しないので、面倒な温度コントロールが不要で、装置の規模を小さくすることができる。さらに、高温ガスを熱交換器において冷却してからフラックス回収装置に供給できる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施の形態によるリフロー装置の外板を除く概略的構成を示す。なお、この発明は、リフロー装置に限らずフロー装置に対しても適用することができる。図1では、説明の便宜上リフロー炉外に配置されるフラックス回収装置の図示が省略されている。なお、以下に説明する一実施の形態は、この発明の好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、この発明の範囲は、以下の説明において、特にこの発明を限定する旨の記載がない限り、これらの実施の形態に限定されないものとする。
プリント配線基板の両面に表面実装用電子部品が搭載された被加熱物が搬送コンベヤの上に置かれ、搬入口11からリフロー装置の炉体内に搬入される。搬送コンベヤが所定速度で矢印方向(図1に向かって左から右方向)へ被加熱物を搬送し、被加熱物が搬出口12から取り出される。
搬入口11から搬出口12に至る搬送経路に沿って、リフロー炉が例えば9個のゾーンZ1からZ9に順次分割され、これらのゾーンZ1〜Z9がインライン状に配列されている。入り口側から7個のゾーンZ1〜Z7が加熱ゾーンであり、出口側の2個のゾーンZ8およびZ9が冷却ゾーンである。冷却ゾーンZ8およびZ9に関連して強制冷却ユニット14が設けられている。
上述した複数のゾーンZ1〜Z9がリフロー時の温度プロファイルにしたがって被加熱物の温度を制御する。図2に温度プロファイルの例の概略を示す。横軸が時間であり、縦軸が被加熱物例えば電子部品が実装されたプリント配線基板の表面温度である。最初の区間が加熱によって温度が上昇する昇温部R1であり、次の区間が温度がほぼ一定のプリヒート(予熱)部R2であり、次の区間が本加熱部R3であり、最後の区間が冷却部R4である。
昇温部R1は、常温からプリヒート部R2(例えば150°C〜170°C)まで基板を加熱する期間である。プリヒート部R2は、等温加熱を行い、フラックスを活性化し、電極、はんだ粉の表面の酸化膜を除去し、また、プリント配線基板の加熱ムラをなくすための期間である。本加熱部R3(例えばピーク温度で220°C〜240°C)は、はんだが溶融し、接合が完成する期間である。本加熱部R3では、はんだの溶融温度を超える温度まで昇温が必要とされる。本加熱部R3は、プリヒート部R2を経過していても、温度上昇のムラが存在するので、はんだの溶融温度を超える温度までの加熱が必要とされる。最後の冷却部R4は、急速にプリント配線基板を冷却し、はんだ組成を形成する期間である。
図2において、曲線1は、鉛フリーはんだの温度プロファイルを示す。共晶はんだの場合の温度プロファイルは、曲線2で示すものとなる。鉛フリーはんだの融点は、共晶はんだの融点より高いので、プリヒート部R2における設定温度が共晶はんだに比して高いものとされている。
リフロー装置では、図2における昇温部R1の温度制御を、主としてゾーンZ1およびZ2が受け持つ。プリヒート部R2の温度制御は、主としてゾーンZ3、Z4およびZ5が受け持つ。本加熱部R3の温度制御は、ゾーンZ6およびZ7が受け持つ。冷却部R4の温度制御は、ゾーンZ8およびゾーンZ9が受け持つ。
加熱ゾーンZ1〜Z7のそれぞれは、それぞれ送風機を含む上部炉体15および下部炉体35を有する。例えばゾーンZ1の上部炉体15および下部炉体35から搬送される被加熱物に対して熱風が吹きつけられる。
図3を参照して加熱装置の一例について説明する。例えばゾーンZ6を搬送方向に対して直交する面で切断した場合の断面が図3に示されている。上部炉体15と下部炉体35との対向間隙内で、プリント配線基板の両面に表面実装用電子部品が搭載された被加熱物Wが搬送コンベヤ31上に置かれて搬送される。上部炉体15内および下部炉体35内は、雰囲気ガスである例えば窒素(N2 )ガスが充満している。上部炉体15および下部炉体35は、被加熱物Wに対して熱風(熱せられた雰囲気ガス)を噴出して被加熱物Wを加熱する。なお、熱風と共に赤外線を照射しても良い。
上部炉体15は、例えばターボファンの構成の送風機16と、ヒータ線を複数回折り返して構成したヒータ18と、熱風が通過する多数の小孔を有するパネル(蓄熱部材)19とを有し、パネル19の小孔を通過した熱風が被加熱物Wに対して上側から吹きつけられる。パネル19は、例えばアルミニウムからなる。
下部炉体35も上述した上部炉体15と同様の構成を有する。すなわち、例えばターボファンの構成の送風機26と、ヒータ線を複数回折り返して構成したヒータ28と、熱風が通過する多数の小孔を有するパネル(蓄熱部材)29とを有する。パネル29の小孔を通過した熱風が被加熱物Wに対して下側から吹きつけられる。
上部炉体15に対して、フラックス回収装置41が設けられる。フラックス回収装置41は、例えば外板で囲まれた空間内で上部炉体15の背面側に設置される。下部炉体35に対して、フラックス回収装置61が設けられる。フラックス回収装置61は、例えば外板で囲まれた空間内で下部炉体35の背面側に設置される。フラックス回収装置41は、上部炉体15から導出された雰囲気ガスを冷却させるラジエター部42と、冷却によって液化されたフラックスを回収する回収容器43とからなる。同様に、フラックス回収装置61は、下部炉体35から導出された雰囲気ガスを冷却させるラジエター部62と、冷却によって液化されたフラックスを回収する回収容器63とからなる。後述するように、上部炉体15および下部炉体35の少なくとも一方とフラックス回収装置41および61の少なくとも一方との間に熱交換器が配置される。
上部炉体15内における風の流れを模式的に図4に示す。送風機16は、モータ38とモータ38により回転される羽根39とを有している。ターボファンの場合、羽根39が回転すると、周辺の2箇所から送風が行われ、この風が炉体上部に2箇所設けられた穴50および51を介して上部炉体15内に送り込まれる。さらに、ヒータ18およびパネル19を通過して被加熱物Wに吹きつけられる。さらに、送風機16は、中心部付近の穴を介して炉体内の雰囲気ガスを導入する。
送風機16によって熱風が循環する経路中に雰囲気ガスをフラックス回収装置41に導出するための導出口としての穴52が設けられる。穴52は、炉内において圧力が高い箇所に設けられる。圧力が低い箇所には、フラックス回収装置41からのガスを上部炉体15内に導入するための導入口としての穴53が設けられる。これらの穴52および53は、実際には、接続用管54および55のそれぞれの一端側の開口に対応している。接続用管54および55のそれぞれとフラックス回収装置41の接続用管とが図示を省略したホースによって接続されている。下部炉体35においても、炉内において圧力が高い箇所に設けられた穴から雰囲気ガスがフラックス回収装置61に導出され、フラックス回収装置61からのフラックス成分が減少したガスが炉内において圧力が低い箇所に設けられた穴から導入される。
なお、フラックス回収装置41および61は、リフロー装置の各ゾーンの中で雰囲気ガスの汚れが大きいゾーンに設けられる。但し、リフロー装置の全ゾーンまたは装置の出入り口にあるスロー部にフラックス回収装置41および61を配置しても良い。
図5を参照して、この発明の一実施の形態について説明する。リフロー装置の例えば下部炉体35に対してフラックス回収装置71が設けられる。フラックス回収装置71の一例は、図3に示したフラックス回収装置61である。但し、フラックス回収装置71は、図3に示す構成(空冷)に限らず、水冷または空冷および水冷を併用した方式で下部炉体35から取り出された高温ガスを冷却する。
フラックス回収装置71において冷却によってフラックスが凝縮し、液化したフラックス成分が図示しないフラックス回収用容器によって回収される。例えば冷却兼フラックス回収装置71の底面が傾斜面とされ、底面に設けたドレインから液状のフラックス成分が回収される。
下部炉体35の炉内において圧力が高い箇所に設けられた穴から高温ガスが第1の経路を構成する円筒状のダクト72を通じてフラックス回収装置71に導かれる。フラックス回収装置71によってフラックス成分が除去された低温ガスが円筒状のダクト73、熱交換器74および円筒状のダクト75を介して炉内において圧力が低い箇所に設けられた穴から下部炉体35内部に導かれる。ダクト73および75が第2の経路を構成する。
円筒の中心部に内側管として、ダクト72が挿入される中空部76が形成され、ダクト72の外周面と熱交換器74の中空部(外側管)76の内周面とが圧入等によって密着される。熱交換器74の横断面は、図6Aに示すように、同心円状となる。図6Aにおいては、簡単のために、各部の厚みの図示を省略している。
ダクト72,73,75および中空部76は、熱伝導率が大きく、耐腐食性を有する金属例えばステンレス、アルミニウム等からなる。ダクト72の外周面と中空部76の内周面とが高温ガスおよび低温ガスの隔壁を構成し、隔壁を通じて熱の授受がなされる。すなわち、フラックス回収装置71からの低温ガスがダクト72を流れる高温ガスからの熱を受け取り加熱され、加熱後のガスが下部炉体35内部に導入される。さらに、熱交換器74においては、戻される低温ガスが加熱されるのみならず、炉体からフラックス回収装置71に供給される高温ガスが冷却され、フラックス回収装置71の冷却能力の負担が軽くなる利点もある。熱の外部への放出を少なくする点では、内側を高温ガスが流れる構成が好ましい。但し、内側を低温ガスが流れ、外側を高温ガスが流れる構成としても良い。この場合では、高温ガスが内側の隔壁を介して低温ガスと熱交換を行うと共に、外側の隔壁を介して外気と熱交換を行うので、高温ガスを効果的に冷却することができる。
熱交換器74の構成は、上述した二重管構造以外の構造を適宜使用することができる。図6Bに示すように、角型断面のダクトを使用し、二重構造とし、隔壁77aを構成しても良い。ダクトを二重にするので、実現が比較的容易である。図6Cに示すように、角型断面のダクトを使用し、平面状の隔壁77bを構成しても良い。図6Dに示すように、隔壁を平面とせずに、断面がジグザク状の隔壁77cを形成しても良い。図6Eに示すように、3重構造とし、外周部の断面リング状の空間に低温ガスが流れ、隔壁77dを介して内側の断面リング状の空間に高温ガスが流れ、隔壁77eの内側(中心部)を外気に通じるようにしても良い。図6Eの構成は、隔壁77dの面積を大きくして熱交換の効率を良くすると共に、熱伝達が悪い中心部には高温ガスを流さないようにするものである。さらに、図示しないが、中心管の外周面に対してコイル状に管を巻き付けた構成の熱交換器を使用しても良い。
この発明の効果について概略的に説明すると、従来では、フラックス回収装置において、炉から取り出された高温ガスが50°C下げられ、さらに、炉体に戻す経路で10°C下げられ、結局、炉体に戻されるガスは、60°C下げられたものとなる。これに対して、この発明では、熱交換器を設けているので、フラックス回収装置から60°C下がった低温ガスが加熱され、高温ガスに対して40°C下がったガスが炉に戻される。従来に比して戻されるガスの温度を20°C高くすることができる。したがって、炉内に戻されたガスによって、炉内でフラックス成分が凝縮したり、炉内の温度分布にムラが発生するような問題を抑制できる。
この発明は、下部炉体に限らず、上部炉体に対しても適用することができる。図7に示すように、上部炉体とフラックス回収装置41との間に熱交換器81が設けられる。熱交換器81は、二重管構造のものである。上部炉体からダクト82を通じて高温ガスがフラックス回収装置41に導かれる。フラックス回収装置41において、フラックス成分が凝縮し、フラックスが回収される。
フラックス回収装置41からの低温ガスがダクト83を通じて熱交換器81に導かれる。熱交換器81において、ダクト82を流れる高温ガスと低温ガスとの熱交換によって、低温ガスが加熱される。熱交換器81によって加熱されたガスがダクト84を介して上部炉体に導かれる。熱交換器81において、高温ガスが冷却される。
この発明は、上述したこの発明の実施の形態に限定されるものでは無く、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば、この発明は、リフロー装置に限らず、フロー装置に対しても適用できる。
この発明の一実施の形態によるリフロー装置の概略を示す略線図である。 リフロー時の温度プロファイルの例を示すグラフである。 この発明の一実施の形態によるリフロー装置の一つのゾーンの構成の一例を示す断面図である。 この発明の一実施の形態における上部炉体におけるガスの流れを模式的に示す略線図である。 この発明の一実施の形態の説明に用いる略線図である。 熱交換器の断面の構造を概略的に示す略線図である。 この発明の他の実施の形態の説明に用いる略線図である。
符号の説明
11・・・搬入口
12・・・搬出口
15・・・上部炉体
16,26・・・送風機
18,28・・・ヒータ
19,29・・・パネル
31・・・搬送コンベヤ
35・・・下部炉体
41,61,71・・・フラックス回収装置
72,73,75・・・ダクト
74・・・熱交換器

Claims (6)

  1. 炉から導出された高温ガスが第1の経路を介してフラックス回収装置に導かれ、
    上記フラックス回収装置において液化したフラックスを回収し、
    上記フラックス回収装置にて冷却された低温ガスが第2の経路を介して上記炉に導入され、
    上記高温ガスと上記低温ガス間で熱の授受を行う熱交換器を上記第1の経路と上記第2の経路に対して設けたはんだ付け装置。
  2. 熱交換器は、上記第1の経路と上記第2の経路とが隔壁を介して接していることを特徴とする請求項1記載のはんだ付け装置。
  3. 熱交換器は、内側管および外側管が上記隔壁を介して配された二重構成とされ、上記内側管および外側管の一方を上記高温ガスが通り、上記内側管および外側管の他方を上記低温ガスが通ることを特徴とする請求項2記載のはんだ付け装置。
  4. 上記内側管の中心を通り、上記内側管より小なる断面を有し、外気と通じる管をさらに配したことを特徴とする請求項3記載のはんだ付け装置。
  5. 上記炉内の圧力の差によって、上記炉、上記第1の経路、上記フラックス回収装置、上記第2の経路、および上記炉に至る経路をガスが循環することを特徴とする請求項1記載のはんだ付け装置。
  6. 上記炉は、加熱装置と、送風機と、上記加熱装置により加熱された雰囲気ガスを多数の孔を介して被加熱物に吹きつけるパネルとを有し、
    上記送風機により生じる圧力の高い箇所から上記高温ガスが上記炉から導出されて上記第1の経路に導かれ、上記第2の経路を介して上記低温ガスが上記送風機により生じる圧力の低い箇所から上記炉内に導入される請求項5記載のはんだ付け装置。
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