JP2009189717A - 対戦型ゲーム装置 - Google Patents

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【課題】 視覚障害者であっても補助者なしで楽しむことができる対戦型ゲーム装置を提供する。
【解決手段】 各プレーヤ専用のゲーム盤1と、各ゲーム盤1上の所定箇所に配置される駒8と、各ゲーム盤1上の駒8の配置状況を検出する配置検出手段と、各ゲーム盤1の配置検出手段が検出する駒8の配置状況を他のゲーム盤1側に通知する通信手段とを具備する対戦型ゲーム装置である。上記駒8として、各プレーヤが専用のゲーム盤1上に配置させる自駒10及び相手駒11を備え、通信手段により通知された配置状況に基づいて相手駒11の配置を音声指示するスピーカ部5を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、視覚障害者であっても臨場感のある対戦を楽しむことができる対戦型ゲーム装置に関する。
複数人のプレーヤで行う対戦型ゲームとして、ゲーム盤上に各種の駒を配置することで勝ち負けを競う囲碁、オセロ(登録商標)、将棋、チェス等のゲームがある。しかし、これらの対戦型ゲームは、視覚障害者にとっては補助者なしで楽しむことが困難である。
これに対して、視覚障害者が補助者なしで楽しむことのできる対戦型ゲーム装置も提案されている。例えば特許文献1に記載の対戦型ゲーム装置は、各プレーヤ専用のゲーム盤を備えておき、スイッチ操作によりゲーム盤上のピンを突没させることによって、各ゲーム盤上で駒の配置を表現する構造になっている。
上記対戦型ゲーム装置では、自身のゲーム盤上での駒の配置が相手方のゲーム盤に伝送され、相手方のゲーム盤上にて自動的にピンが突没することで駒の配置が再現される。上記対戦型ゲーム装置によれば、視覚障害者は各自専用のゲーム盤上にて、手のひらの触覚でピンの突出状態を読み取りながら全体の駒の配置を把握することができる。
ところで、この種の対戦型ゲームは、手持ちの駒をゲーム盤上に交互に置いていく際の対戦感覚にその醍醐味がある。しかし、上記対戦型ゲーム装置は、実際に手持ちの駒をゲーム盤上に置いていく方式でゲームを進行することができない。そのため、視覚障害者のプレーヤにとっては、健常者が味わうことのできる対戦感覚を得ることができないという問題がある。
また、上記対戦型ゲーム装置は、ゲーム盤上のピンの突没により駒の配置を表現しているので、健常者にとってはピンだけで視覚的に駒の配置を把握することが困難である。そのため、上記対戦型ゲーム装置では、ゲーム盤上に上記ピンとは別に発光ダイオードを設置することで、視覚的にも駒の配置を把握することを可能にしている。しかし、このように触覚的に駒の配置を認識するためのピン等の構造と、視覚的に駒の配置を認識するための発光ダイオード等の構造とを、各箇所に別々に設置する必要があるため、ゲーム盤上の構造が非常に複雑で楽しみ難いものになっている。
特開平7−148305号公報
本発明は上記問題点に鑑みて発明したものであって、視覚障害者であっても補助者なしで楽しむことができ、しかも、手持ちの駒をゲーム盤上に交互に置いていく際の対戦型ゲームの醍醐味を堪能しながらプレイすることができる対戦型ゲーム装置を提供することを、課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明を、各プレーヤ専用のゲーム盤1と、各ゲーム盤1上の所定箇所に配置される駒8と、各ゲーム盤1上の駒8の配置状況を検出する配置検出手段と、各ゲーム盤1の配置検出手段が検出する駒8の配置状況を他のゲーム盤1側に通知する通信手段とを具備する対戦型ゲーム装置において、上記駒8として、各プレーヤが自分専用のゲーム盤1上に配置させる自駒10及び相手駒11を備えるとともに、通信手段により通知された配置状況に基づいて自分専用のゲーム盤1上の相手駒11の配置を音声指示するスピーカ部5を備えたものとする。
このようにすることで、各プレーヤは自分専用のゲーム盤1上に自駒10及び相手駒11の配置を再現しながらゲームを進行していくことができる。したがって、視覚障害者であるプレーヤが自分専用のゲーム盤1全体を手のひらで触りながら配置を確認する際に、相手の手に当たることがなく、快適にゲームを楽しむことができる。
そして、各プレーヤは共に独自の相手駒11を用意しておいて、スピーカ部5からの音声指示に基づいて自分専用のゲーム盤1上に相手駒11を自ら配置していくので、自駒10と相手駒11をゲーム盤1上に交互に置いていくという対戦型ゲームのアナログ的な醍醐味を堪能することができる。加えて、ゲーム盤1上に自駒10と相手駒11を配置していく作業や、視覚的に認識される駒配置の様子は、通常の対戦型ゲームに近似した非常にシンプルなものであるため、視覚障害者と健常者とであっても互いに違和感なく楽しむことができる。
また、上記構成の対戦型ゲーム装置においては、上記配置検出手段として、各駒8の背面に係止突部16を設け、ゲーム盤1の各所定箇所には上記係止突部16が嵌入する配置孔部2と、配置孔部2に上記係止突部16が嵌入したことを検知するセンサ部22とを設けることが好ましい。このようにすることで、各駒8の配置を確実に検知することができる。加えて、配置後の駒8は、係止突部16の配置孔部2への嵌入によってゲーム盤1上に仮固定された状態となるので、視覚障害者であるプレーヤがゲーム盤1全体を手のひらで触りながら配置を確認する際に、駒8がバラバラになることも確実に防止される。
更にこのとき、自駒10及び相手駒11の係止突部16に磁石17を配し、自駒10と相手駒11とで係止突部16の長さh1,h2を相違させておくとともに、上記センサ部22として、自駒10又は相手駒11の係止突部16が嵌入された場合に磁力でオンになるマグネットスイッチ19と、自駒10と相手駒11の係止突部16のうち長い側が嵌入された場合にのみ該係止突部16に押下されてオンになる押しボタンスイッチ18とを設けることが好ましい。このようにすることで、マグネットスイッチ19と押しボタンスイッチ18のオンオフの組み合わせによって、自駒10も相手駒11も配置されていない状態と、自駒10が配置された状態と、相手駒11が配置された状態とを確実に判別することができる。
また、ゲーム盤1として一対の碁盤を備え、各囲碁盤専用の自駒10及び相手駒11として色彩の相違する二種の碁石を備えることも好ましい。このようにすることで、二人のプレーヤ同士で対戦する囲碁ゲームを、視覚障害者であっても補助者なしで楽しむことができる。しかも、盤上に自駒10と相手駒11を交互に置いていくという囲碁ゲームのアナログ的な醍醐味を堪能しながらプレイすることができる。
請求項1に係る発明は、視覚障害者であっても補助者なしで楽しむことができ、しかも、手持ちの駒をゲーム盤上に交互に置いていく際の対戦型ゲームの醍醐味を堪能しながらプレイすることができるという効果を奏する。
また請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加えて、駒の配置を確実に検知するとともに、配置後の駒をゲーム盤上に仮固定し、視覚障害者であるプレーヤがゲーム盤全体を手のひらで触りながら配置を確認する際に駒がバラバラになることも確実に防止するという効果を奏する。
また請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明の効果に加えて、マグネットスイッチと押しボタンスイッチのオンオフの組み合わせによって、自駒も相手駒も配置されていない状態と、自駒が配置された状態と、相手駒が配置された状態とを確実に判別することができるという効果を奏する。
また請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、二人のプレーヤ同士で対戦する囲碁ゲームを、視覚障害者であっても補助者なしで、且つ、盤上に自駒と相手駒を交互に置いていくという囲碁ゲームの醍醐味を堪能しながらプレイすることができるという効果を奏する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。図1には、本発明の実施形態における一例の対戦型ゲーム装置の全体を示している。
本例の対戦型ゲーム装置は、二人のプレーヤで囲碁を行うための囲碁ゲーム装置である。各プレーヤ専用に備えてある一対のゲーム盤1は、正面に縦線及び横線を九路ずつ交差させて設けた九路碁盤であるが、縦線及び横線を十三路ずつ交差させた十三路基盤や、縦線及び横線を十九路ずつ交差させた十九路基盤であってもよい。各ゲーム盤1正面の盤面上において縦線及び横線が交差する所定箇所には、それぞれ配置孔部2を凹設している(図2参照)。
筐体から成るゲーム盤1の側縁部には、コントロールパネル3を設けている。コントロールパネル3には、スタートスイッチ等の各種のスイッチ類4や、音声を出力するためのスピーカ部5を設けている。また、ゲーム盤1の他の側縁部には、通信手段を成すコード6を接続させており、該コード6を介して、両ゲーム盤1に内蔵してある制御部(図示せず)同士をデータ伝送可能に接続させている。
各ゲーム盤1には、碁石である囲碁ゲーム用の駒8を収容しておくための駒容器9を、ゲーム盤1とセットで備えている。駒8は、色彩の異なる(本例では白色と黒色)二種類の駒8から成り、その二種類の駒8のうち一方が自駒10、他方が相手駒11となっている。各駒容器9には、自駒収容部12と相手駒収容部13とを区分けして形成している。自駒収容部12は、各プレーヤ専用の自駒10を多数収容しておくためのものであり、相手駒収容部13は、各プレーヤ専用の相手駒11を多数収容しておくためのものである。また、各駒容器9には、自駒収容部12や相手駒収容部13とは別に、取った相手駒11を収容しておくための取り駒収容部14を設けている。
本例の囲碁ゲームでは、一方のプレーヤにとって黒色の駒8が自駒10、白色の駒8が相手駒11である。また、他方のプレーヤにとって黒色の駒8が相手駒11、白色の駒8が自駒10である。以下においては、一方のプレーヤの場合(即ち、黒色の駒8が自駒10、白色の駒8が相手駒11の場合)に基づいて説明する。
図3に示すように、自駒10及び相手駒11は共に、正面側が突曲面であり且つ背面側が平坦面である駒本体15と、駒本体15の背面から棒状に突出する係止突部16とから成る。自駒10と相手駒11のうち少なくとも一方(本例では自駒10)には、自駒10と相手駒11を触覚で区別するための所定の凹凸形状7を設けている。
自駒10と相手駒11の係止突部16には、共に磁石17を埋設している。また、自駒10と相手駒11とでは、係止突部16の突出長さh1,h2を相違させている。本例にあっては、相手駒11の係止突部16の突出長さh2を、自駒10の突出長さh1よりも長く設定している。
ゲーム盤1内には、各配置孔部2と対応する位置に、押しボタンスイッチ18とマグネットスイッチ19とを一つずつ配置している。押しボタンスイッチ18は、各配置孔部2の真下に配置されるものであり、配置孔部2の開口と対向する箇所に押しボタン20を有している。この押しボタン20を上方から押し込んだときに押しボタンスイッチ18はスイッチオンとなり、押し込みを解除したときにスイッチオフとなる。各押しボタンスイッチ18は、ゲーム盤1内に設けてある支持板21の正面において、縦横に等間隔を隔てて配置されている。
マグネットスイッチ19は、ゲーム盤1内の上記支持板21を挟んで各押しボタンスイッチ18とは反対側の箇所に配置されている。このマグネットスイッチ19は、自駒10又は相手駒11の係止突部16内の磁石17が接近したときにスイッチオンとなり、該磁石17が離れたときにスイッチオフとなる。
ゲーム盤1の各配置孔部2の下方に配置される押しボタンスイッチ18及びマグネットスイッチ19は、内蔵の制御部に接続されている。制御部においては、押しボタンスイッチ18及びマグネットスイッチ19のオンオフに基づいて、自駒10も相手駒11も配置されていない状態と、自駒10が配置された状態と、相手駒11が配置された状態とが判別される。
つまり、或る配置孔部2に対応するボタンスイッチ18とマグネットスイッチ19が共にオフの場合には、その配置孔部2に自駒10も相手駒11も配置されていない状態と判別される。そして、ボタンスイッチ18とマグネットスイッチ19が共にオンの場合には、自駒10が配置された状態と判別され、押しボタンスイッチ18がオンでマグネットスイッチ19がオフの場合には、相手11が配置された状態と判別される。
更に換言すると、このゲーム盤1では、自駒10又は相手駒11の係止突部16が嵌入された場合に磁力でオンになる上記マグネットスイッチ19と、自駒10と相手駒11の係止突部16のうち長い側が嵌入された場合にのみ、該係止突部16により押下されてオンになる押しボタンスイッチ18とを設けることで、配置孔部2に自駒10が配置されたことと相手駒11が配置されたこととを区別して検知するセンサ部22を構成している。
制御部は、上記センサ部22の検知結果に基づいて盤面上の駒8の配置を認識しながら、記憶させてある所定のゲームルール(本例では囲碁のルール)に基づいてゲームを進行させる。ここで、上記制御部は、ゲーム進行中にプレーヤが新たに配置した自駒10の配置箇所を、他方のゲーム盤1の制御部に対してコード6を介して通知する。他方のゲーム盤1においては、この新たに配置された相手駒11(即ち、上記プレーヤが新たに配置した自駒10)の配置箇所を、スピーカ部5を通じて音声出力させる。
スピーカ部5を通じて相手駒11の配置を音声指示されたプレーヤは、自らの駒容器9の相手駒収容部13に収容してある多数の相手駒11のうちの一つを手に取り、音声指示された配置箇所にその相手駒11を配置させる。ゲーム盤1の盤面上には、縦線と横線が交差する各所定箇所を手で触って認識することのできる凹凸形状(図示せず)を設けているので、音声指示されたプレーヤは上記凹凸形状に従いながら、自らの盤面上に正確に相手駒11の配置を再現することができる。囲碁ゲームのようにプレーヤが二名の場合には、上記の手順を交互に行うことでゲームを進行していく。
したがって、例えば図1中右側のゲーム盤1を用いるプレーヤBが、白駒である自駒10を手に取ったうえでその係止突部16を、左から6番目の縦線と上から5番目の横線とが交差する所定箇所の配置孔部2内に挿入すると、センサ部22によって自駒10が上記配置孔部2に配置されたことを検知した制御部は、その検知結果を図1中左側のゲーム盤1の制御部に通知する。
図中左側のゲーム盤1の制御部は、通知された情報に基づいてスピーカ部5から例えば「白6−5です。」と音声出力させ、左側のゲーム盤1を使用するプレーヤAに対して白駒の配置箇所を指示する。プレーヤAは、自らのゲーム盤1上の音声指示された配置箇所に、プレーヤAにとっては相手駒11となる白駒の係止突部16を挿入して配置する。
相手駒11である白駒を配置して駒全体の配置を再現し終えたプレーヤAが、次いで、プレーヤAにとっては自駒10である黒駒を手に取ったうえでその係止突部16を、例えば左から5番目の縦線と上から4番目の横線とが交差する所定箇所の配置孔部2内に挿入すると、センサ部22によって自駒10が上記配置孔部2に配置されたことを検知した制御部は、その検知結果を図中右側のゲーム盤1の制御部に通知する。
図中右側のゲーム盤1の制御部は、通知された情報に基づいてスピーカ部5から例えば「黒5−4です。」と音声出力させ、右側のゲーム盤1を使用するプレーヤBに対して黒駒の配置箇所を指示する。プレーヤBは、自らのゲーム盤1上の音声指示された配置箇所に、プレーヤBにとっては相手駒11となる黒駒の係止突部16を挿入して配置する。このように、音声指示に基づく相手駒11の配置再現と、自らの意思に基づく自駒10の配置とを、プレーヤAとプレーヤBで交互に繰り返すのである。
上記構成から成る対戦型ゲーム装置によれば、視覚障害者であっても補助者なしで楽しむことができ、しかも、手持ちの駒8をゲーム盤1上に交互に置いていく際の対戦感覚を味わいながらプレイすることができる。
つまり、両プレーヤA,Bは自分専用のゲーム盤1を持ち、各ゲーム盤1に駒全体の配置を再現しながらゲームを進行していくので、ゲーム盤1の盤面全体を手のひらで触りながら配置を確認する際に互いの手が当たることがなく、快適にゲームを楽しむことができる。そして、両プレーヤA,Bは共に独自の相手駒11を用意しておいてスピーカ部5からの音声指示に基づいて自ら相手駒11を配置していくので、自駒10と相手駒11をゲーム盤1上に交互に置いていくという対戦型ゲームのアナログ的な醍醐味を堪能することができる。加えて、ゲーム盤1上に自駒10と相手駒11を配置していく作業や、視覚的に認識される駒配置の様子は、通常の囲碁ゲームに近似した非常にシンプルなものであるため、視覚障害者と健常者とであっても互いに違和感なく対戦型ゲームを楽しむことが可能である。
また、自駒10と相手駒11の背面に係止突部16を設け、係止突部16をゲーム盤1の配置孔部2に嵌入させることで全体の駒配置を検知する構造にしているので、配置後の自駒10や相手駒11はゲーム盤1上に仮固定された状態となる。したがって、視覚障害者がゲーム盤1の盤面全体を手のひらで触りながら配置を確認する際に、自駒10や相手駒11が手に当たってバラバラになることも確実に防止される。
更に、本例のような囲碁ゲームの場合には、ゲーム終了後の勝敗判定を行う際に、自駒10や相手駒11を配置変更等して整地しながら互いの地の数を数えることも可能である。これにより、視覚障害者であっても、勝敗判定の際に整地を手作業で行う楽しみを味わうことができる。地の数の算出自体は、整地後にプレーヤ自らが行ってもよいし、ゲーム盤1に備えてある制御部に、整地後の配置を検知させたうえで算出させてもよい。制御部が算出する場合には、その結果をスピーカ部5を通じて音声出力させる。
ゲーム盤1に備えてある制御部には、ルールに則って更に詳細にゲーム進行を管理させることが可能である。例えば本例のような囲碁ゲームの場合、最初にスイッチ類4を操作してハンデ有り/無しの初期設定を選択すれば、その初期設定に則ってプレーヤに対して初期の駒配置を音声指示し、該音声指示と反する位置に駒配置を行った場合はそれをセンサ部22にて検知し、該駒配置をキャンセルしたうえで再度の駒配置を音声指示することができる。
また、ゲーム進行中には、スピーカ部5からの音声指示どおりの箇所に相手駒11を配置し終えた場合にのみ、次に自駒10を配置することができるように管理することも可能である。更に、自駒10を配置した箇所が禁じ手の箇所(着手禁止点)である場合には該駒配置をキャンセルしたうえで自駒10を再び配置するように音声指示することや、囲まれた自駒10や相手駒11を盤上から取るように音声指示すること等も可能である。
以上、本発明の対戦型ゲーム装置の構成を、二人のプレーヤで行う囲碁ゲームの場合に基づいて説明したが、本発明の対戦型ゲーム装置は囲碁ゲームに限定されるわけではない。つまり、例えば五目並べ、オセロ(登録商標)、将棋、挟み将棋、チェスといったような、複数人のプレーヤでゲーム盤上に互いの駒を配置しながら進行していくタイプのゲームであれば、上記した構成が問題なく適用可能である。
また、一方のゲーム盤1上の駒の配置状況を他のゲーム盤1側に通知する通信手段についても、コード6を介した有線接続に限定されない。つまり、通信手段が例えば無線通信を介して対戦可能にするものであってもよいし、インターネット回線を介して遠隔地のプレーヤと対戦可能にするものであってもよい。
本発明の実施形態における一例の対戦型ゲーム装置の全体を示す正面図である。 同上の対戦型ゲーム装置のゲーム盤を示す要部斜視図である。 同上のゲーム盤の内部構造を示す要部側断面図である。
符号の説明
1 ゲーム盤
2 配置孔部
5 スピーカ部
8 駒
10 自駒
11 相手駒
15 駒本体
16 係止突部
17 磁石
18 押しボタンスイッチ
19 マグネットスイッチ
22 センサ部

Claims (4)

  1. 各プレーヤ専用のゲーム盤と、各ゲーム盤上の所定箇所に配置される駒と、各ゲーム盤上の駒の配置状況を検出する配置検出手段と、各ゲーム盤の配置検出手段が検出する駒の配置状況を他のゲーム盤側に通知する通信手段とを具備する対戦型ゲーム装置において、上記駒として、各プレーヤが自分専用のゲーム盤上に配置させる自駒及び相手駒を備えるとともに、通信手段により通知された配置状況に基づいて自分専用のゲーム盤上の相手駒の配置を音声指示するスピーカ部を備えたことを特徴とする対戦型ゲーム装置。
  2. 上記配置検出手段として、各駒の背面に係止突部を設け、ゲーム盤の各所定箇所には上記係止突部が嵌入する配置孔部と、配置孔部に上記係止突部が嵌入したことを検知するセンサ部とを設けることを特徴とする請求項1に記載の対戦型ゲーム装置。
  3. 自駒及び相手駒の係止突部に磁石を配し、自駒と相手駒とで係止突部の長さを相違させておくとともに、上記センサ部として、自駒又は相手駒の係止突部が嵌入された場合に磁力でオンになるマグネットスイッチと、自駒と相手駒の係止突部のうち長い側が嵌入された場合にのみ該係止突部に押下されてオンになる押しボタンスイッチとを設けたことを特徴とする請求項2に記載の対戦型ゲーム装置。
  4. ゲーム盤として一対の碁盤を備え、各囲碁盤専用の自駒及び相手駒として色彩の相違する二種の碁石を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の対戦型ゲーム装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101899663B1 (ko) * 2016-11-21 2018-09-17 고려대학교 세종산학협력단 시각장애인용 점자 체스 세트

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