JP2009189482A - Pachinko game machine - Google Patents
Pachinko game machine Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009189482A JP2009189482A JP2008031846A JP2008031846A JP2009189482A JP 2009189482 A JP2009189482 A JP 2009189482A JP 2008031846 A JP2008031846 A JP 2008031846A JP 2008031846 A JP2008031846 A JP 2008031846A JP 2009189482 A JP2009189482 A JP 2009189482A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- magnetic
- game
- magnet
- prize opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
Description
本発明は遊技球を入賞口に磁石を用いて不正に入賞させる不正行為を検出することが可能なパチンコ遊技機に関する。 The present invention relates to a pachinko gaming machine capable of detecting an illegal act of illegally winning a game ball using a magnet at a winning opening.
遊技者には磁石を用いて不正行為を行う者が存在する。この不正行為は遊技盤の遊技領域内に遊技球を発射しながら窓に前方から磁石を押付け、遊技球を磁石に窓を介して吸着する行為である。この磁石はパチンコホールの店員に左手で窓を押えているように見せかけるために左手で把持されて窓の左上隅部に押付けられる傾向にあり、磁石を遊技球の吸着状態で窓の左上隅部から窓の前面に沿って動かすことで窓の左隅部とは異なる位置の入賞口に不正に入賞させることができる。
パチンコ遊技機には入賞口の後方に磁気センサを配置し、磁石が入賞口に近付けられた場合に磁石の存在を磁気センサによって検出することに基づいて不正行為が行われたことを判別する構成のものがある。この構成の場合、磁気センサの検出領域外の別の入賞口に磁石が近付けられたときには磁石の存在を検出することができないので、不正行為を複数の入賞口毎に検出するには複数の入賞口毎に磁気センサを設置する必要がある。 In the pachinko machine, a magnetic sensor is arranged behind the winning hole, and when the magnet is brought close to the winning hole, the presence of the magnet is detected by the magnetic sensor to determine that an illegal act has been performed. There are things. In the case of this configuration, since the presence of the magnet cannot be detected when the magnet is brought close to another winning opening outside the detection area of the magnetic sensor, a plurality of winning prizes can be detected to detect fraud for each of the plurality of winning openings. It is necessary to install a magnetic sensor for each mouth.
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、遊技球を第1の入賞口に磁石で入賞させる不正行為および第2の入賞口に磁石で入賞させる不正行為を共通の磁気センサによって検出することができるパチンコ遊技機を提供することを目的とするものである。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and a common magnetic sensor detects an illegal act of winning a game ball with a magnet at a first winning opening and a winning action with a magnet at a second winning opening. An object of the present invention is to provide a pachinko machine that can be used.
1.請求項1記載のパチンコ遊技機の説明
請求項1記載のパチンコ遊技機は[1]遊技盤〜[5]磁気センサを備えたところに特徴を有している。
[1]遊技盤は遊技球が転動することが可能な遊技領域を有するものである。図2の符号16は遊技盤に相当し、図2の符号24は遊技領域に相当する。
[2]第1の入賞口は遊技盤の遊技領域内に設けられたものであり、遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入賞することが可能なものである。図4の始動口26は第1の入賞口に相当する。
[3]第2の入賞口は遊技盤の遊技領域内に第1の入賞口とは異なる部分に位置して設けられたものであり、遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入賞することが可能なものである。図4の上入賞口39および下入賞口40のそれぞれは第2の入賞口に相当する。
[4]窓は遊技盤の遊技領域を遊技者側である前方から視覚的に認識可能に覆うものであり、窓には磁性を有する透明な磁性ガラスが少なくとも不正検出領域内に位置して設けられている。この不正検出領域とは第1の入賞口に前方から対向する領域および第2の入賞口に前方から対向する領域の双方を含んで予め決められたものであり、磁性ガラスは不正検出領域内に前方から磁石が押付けられることに基づいて磁石からの磁界で磁化される。図3の符号21は窓に相当するものである。この窓21は前ガラス22および後ガラス23を有するものであり、後ガラス23は不正検出領域Eを含む全体が磁性ガラスから構成されている。図7の符号71は窓に相当するものである。この窓71は前ガラス72および後ガラス73を有するものであり、後ガラス73は不正検出領域Eのみが磁性ガラス75から構成されている。
[5]磁気センサは第1の入賞口に前方から窓を介して磁石が近付けられた場合および第2の入賞口に前方から窓を介して磁石が近付けられた場合のそれぞれで磁性ガラスから磁界が加えられるものであり、磁性ガラスから磁界が加えられていない場合および磁性ガラスから磁界が加えられている場合で電気的な状態が相互に変化する。このため、磁石が第1の入賞口に近付けられた場合および第2の入賞口に近付けられた場合のいずれにも磁気センサの電気的な状態が変化するので、遊技球を第1の入賞口に磁石で入賞させる不正行為および第2の入賞口に磁石で入賞させる不正行為を共通の磁気センサによって検出することができる。図3のリードスイッチ51は磁気センサに相当する。
2.請求項2記載のパチンコ遊技機の説明
請求項2記載のパチンコ遊技機は窓に磁性材製の線材からなる磁性パターンが設けられている点で請求項1記載のパチンコ遊技機と相違する。この磁性パターンは少なくとも不正検出領域内に設けられたものであり、窓の不正検出領域に前方から磁石が押付けられることに基づいて磁石からの磁界で磁化される。このため、磁石が第1の入賞口に近付けられた場合および第2の入賞口に近付けられた場合のいずれにも磁性パターンから共通の磁気センサに磁界が加えられることに基づいて磁気センサの電気的な状態が変化するので、遊技球を第1の入賞口に磁石で入賞させる不正行為および第2の入賞口に磁石で入賞させる不正行為を共通の磁気センサによって検出することができる。図8および図9のそれぞれの符号81は窓に相当するものである。この窓81は前ガラス82および後ガラス83を有するものであり、図8の後ガラス83には不正検出領域Eを含む全域に位置して磁性パターンに相当するアンテナパターン85が設けられ、図9の後ガラス83には不正検出領域Eのみに位置して磁性パターンに相当するアンテナパターン86が設けられている。
3.請求項3記載のパチンコ遊技機の説明
請求項3記載のパチンコ遊技機は窓として前ガラスと後ガラスと中間層を相互に接合してなる合せガラスを用い、合せガラスの中間層に磁性パターンを設けたものであり、前ガラスおよび後ガラスのそれぞれを破壊することなく磁性パターンを切断する不正行為を行うことができなくなる。図8および図9のそれぞれの符号82は前ガラスに相当し、図8および図9のそれぞれの符号83は後ガラスに相当し、図8および図9のそれぞれの符号84は中間層に相当する。
1. Description of pachinko gaming machine according to
[1] The game board has a game area in which a game ball can roll.
[2] The first winning opening is provided in a game area of the game board, and a game ball rolling in the game area of the game board can win a prize. The
[3] The second prize opening is provided in a different area from the first prize opening in the game area of the game board, and a game ball that rolls in the game area of the game board wins a prize. It is possible to do. Each of the upper winning
[4] The window covers the game area of the game board so as to be visually recognizable from the front of the player side, and the window is provided with a transparent magnetic glass having magnetism located at least in the fraud detection area. It has been. The fraud detection area is determined in advance including both the area facing the first prize opening from the front and the area facing the second prize opening from the front, and the magnetic glass is in the fraud detection area. The magnet is magnetized by the magnetic field from the magnet based on the magnet being pressed from the front.
[5] The magnetic sensor generates a magnetic field from the magnetic glass when the magnet is approached from the front through the window to the first prize opening and when the magnet is approached from the front from the front to the second prize opening. In the case where a magnetic field is not applied from the magnetic glass and the case where a magnetic field is applied from the magnetic glass, the electrical state changes mutually. For this reason, since the electrical state of the magnetic sensor changes both when the magnet is brought close to the first prize opening and when the magnet is brought close to the second prize opening, the game ball is moved to the first prize opening. A common magnetic sensor can detect an illegal act for winning a prize with a magnet and an illegal act for winning a prize with a magnet in the second prize opening. The
2. Description of the pachinko gaming machine according to
3. Description of the pachinko gaming machine according to claim 3 The pachinko gaming machine according to
外枠1は、図1に示すように、複数の木材を前後面が開口する四角筒状に相互に接合することから構成されたものである。この外枠1には、図2に示すように、内枠2が装着されている。この内枠2は外枠1の前面を覆う閉鎖状態および外枠1の前面を開放する開放状態相互間で垂直な軸3を中心に回動操作可能にされたものであり、内枠2の下端部には垂直な台板4が形成されている。この台板4の右下部にはスピーカ5が固定されており、遊技者にはスピーカ5から楽曲等の遊技音が出力される。
As shown in FIG. 1, the
内枠2には、図1に示すように、内枠2の前方に位置して前枠6が装着されている。この前枠6は円形孔状の開口部7を有するものであり、内枠2の前面を閉鎖する閉鎖状態および内枠2の前面を開放する開放状態相互間で内枠2と共通の軸3を中心に回動操作可能にされている。この内枠2には枠鍵8が装着されている。この枠鍵8は前枠6を閉鎖状態にロックするロック状態および前枠6をロック解除するアンロック状態のそれぞれに専用の鍵を用いて操作されるものであり、前枠6は前枠6の閉鎖状態で枠鍵8がロック状態に操作されることに基づいて閉鎖状態にロックされる。この前枠6は非磁性の合成樹脂を材料とするものであり、前枠6には上皿9が固定されている。この上皿9は上面が開口する容器状をなすものであり、内枠2の台板4には、図2に示すように、上皿9の後方に位置して払出口10が固定されている。この払出口10は遊技球を上皿9内に払出すものである。この遊技球は強磁性材からなるものであり、払出口10から上皿9内に払出された遊技球は上皿9内に貯留される。
As shown in FIG. 1, a
内枠2には、図1に示すように、前枠6の下方に位置して横長な長方形状の下皿板11が固定されており、下皿板11には下皿12が固定されている。この下皿12は上皿9内から溢れた遊技球を貯留するものであり、上面が開口する容器状をなしている。この下皿板11には下皿12の右方に位置してハンドル台13が固定されており、ハンドル台13には発射ハンドル14が装着されている。この発射ハンドル14は前後方向へ指向する軸15を中心に回動操作可能にされたものであり、発射ハンドル14が予め決められた初期位置から時計回り方向へ回動操作されたときには発射ソレノイドに駆動電源が与えられる。この発射ソレノイドの出力軸には打球槌が連結されている。これら発射ソレノイドおよび打球槌のそれぞれは内枠2の台板4に装着されたものであり、発射ソレノイドは駆動電源が与えられることに基づいて打球槌を待機位置および打球位置相互間で往復的に移動操作する。この打球槌は上皿9内から遊技球が1個単位で移送されるものであり、上皿9内から打球槌に移送された遊技球は打球槌が待機位置から打球位置へ移動することに基づいて打球槌によって叩かれる。
As shown in FIG. 1, a horizontally long rectangular
内枠2には、図2に示すように、台板4の上方に位置して垂直な板状の遊技盤16が装着されており、遊技盤16の前面には内レール17と外レール18と球止め部材19のそれぞれが固定されている。内レール17は上面が開口する円弧状をなすものであり、外レール18は内レール17の外周部に配置された円弧状をなすものであり、球止め部材19は内レール17の右端部および外レール18の右端部相互間の隙間を塞いでいる。これら内レール17および外レール18相互間には左側部に位置して発射通路20が形成されている。この発射通路20は下端部および上端部のそれぞれが開口する円弧状をなすものであり、打球槌が叩いた遊技球は発射通路20内に下端部から進入し、発射通路20に沿って円弧状の軌跡を描きながら上昇した後に発射通路20の上端部から放出される。
As shown in FIG. 2, the
前枠6の後面には、図1に示すように、窓21が固定されている。この窓21は前枠6の開口部7を塞ぐものであり、図3に示すように、前ガラス22および後ガラス23相互間を隙間を介して接合することから構成されている。これら前ガラス22および後ガラス23のそれぞれは相互に同一な長方形状をなすものであり、後ガラス23は前ガラス22の後方に前ガラス22に重ねて配置されている。この窓21は、図1に示すように、前枠6の閉鎖状態で遊技盤16の遊技領域24を前方から視覚的に認識可能に覆うものである。この遊技領域24は、図2に示すように、内レール17と外レール18と球止め部材19によって囲まれた領域のうち発射通路20を除く円形状の領域を称するものであり、発射通路20の上端部から放出された遊技球が転動可能な最大範囲に相当する。この遊技領域24内には、図4に示すように、複数の障害釘25が固定されている。これら複数の障害釘25のそれぞれは非磁性の真鍮からなるものであり、発射通路20の上端部から遊技領域24内に放出された遊技球は障害釘25に当りながら遊技領域24内を転動する。
A
遊技盤16の遊技領域24内には、図4に示すように、始動口26が固定されている。この始動口26は上面が開口するポケット状をなすものであり、遊技領域24内を転動する遊技球は始動口26内に上面から入賞可能にされている。この始動口26内には始動口センサが装着されている。この始動口センサは遊技球が始動口26内に入賞したことを検出して始動信号を出力する近接スイッチからなるものであり、メイン制御回路27(図6参照)に接続されている。このメイン制御回路27はマイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、始動信号を検出することに基づいて遊技球が始動口26内に入賞したと判断する。
In the
メイン制御回路27は遊技球が始動口26内に入賞したと判断することに基づいて大当りであるか否かを判定するものである。この大当り判定処理は遊技球が始動口26内に入賞したと判断することに基づいて大当りカウンタの更新結果を検出し、大当りカウンタの検出結果を予め決められた大当り値と比較することで行われるものであり、メイン制御回路27は大当りカウンタの検出結果が大当り値と一致している場合に大当りであると判定し、大当りカウンタの検出結果が大当り値と相違している場合に大当りでないと判定する。この大当りカウンタの更新処理は一定時間(例えば4msec)が経過する毎に大当りカウンタに単位値(例えば1)を加算することで行われるものであり、予め決められた下限値(例えば0)および予め決められた上限値(例えば100)の範囲内で循環的に行われる。
The
遊技盤16の遊技領域24内には、図4に示すように、始動口26の上方に位置して表示台枠28が固定されており、表示台枠28にはワープルート29が固定されている。このワープルート29は上端部に入口30を有すると共に下端部に出口31を有する通路からなるものであり、遊技領域24内を転動する遊技球はワープルート29内に入口30から進入可能にされ、ワープルート29内に進入した遊技球は出口31から放出される。このワープルート29の入口30は遊技盤16の遊技領域24内の左上隅部に位置するものであり、磁石を左手で把持してワープルート29の入口30に前方から窓21を介して不正に押付けたときにはパチンコホールの店員からは左手で窓21を押えているように見えることがある。
In the
表示台枠28には、図4に示すように、左右方向へ延びるステージ32が固定されている。このステージ32はワープルート29の出口31から放出された遊技球を受けるものであり、左右方向の中央部が最も低所に位置する円弧面状をなしている。このステージ32はワープルート29の出口31から放出された遊技球を左右方向へ転動させるものであり、ステージ32の左右方向の中央部には誘導路33が形成されている。この誘導路33は後から前に向けて下降する傾斜面状をなすものであり、ステージ32上の遊技球は誘導路33に沿って前方へ転動することに基づいてステージ32から落下する。この誘導路33は始動口26の真上に配置されており、誘導路33に沿ってステージ32から落下する遊技球は誘導路33に沿って落下することなく遊技領域24内を転動する遊技球に比べて高確率で始動口26内に入賞する。
As shown in FIG. 4, a
表示台枠28には、図4に示すように、装飾図柄表示器34が固定されており、装飾図柄表示器34は前方から窓21を通して視覚的に認識可能にされている。この装飾図柄表示器34は液晶表示器からなるものであり、装飾図柄表示器34には図柄要素が左列と中列と右列の横3列に表示される。この装飾図柄表示器34は遊技球が始動口26内に入賞することに基づいて装飾図柄遊技の映像が表示されるものである。この装飾図柄遊技の映像は左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれを変動状態および変動停止状態で順に表示するものであり、各列の図柄要素の変動表示は図柄要素を予め決められた順序「1」→「2」→「3」→「4」→「5」→「6」→「7」→「8」→「1」・・・で循環的に変化させることで行われる。
As shown in FIG. 4, a
左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素の3者は装飾図柄を構成するものであり、装飾図柄の組合せには大当りの組合せおよび外れの組合せが設定されている。大当りの組合せは左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素が相互に同一な組合せを称するものであり、メイン制御回路27が大当りであると判定したときには装飾図柄遊技で装飾図柄が大当りの組合せとなるように各列の図柄要素が「1」〜「8」のいずれかで変動停止する。外れの組合せは左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素が相互に同一ではない組合せを称するものであり、メイン制御回路27が大当りでないと判定したときには装飾図柄遊技で装飾図柄が外れの組合せとなるように各列の図柄要素が「1」〜「8」のいずれかで変動停止する。
The left row of design elements, the middle row of design elements, and the right row of design elements constitute a decorative design, and a combination of jackpot and miss is set for the combination of decorative designs. The jackpot combination is a combination in which the symbol element in the left column, the symbol element in the middle column, and the symbol element in the right column are mutually identical, and when the
遊技盤16の遊技領域24内には、図4に示すように、始動口26の下方に位置して特別入賞口35が固定されている。この特別入賞口35は前面が開口する横長な箱状をなすものであり、特別入賞口35には扉36が水平な軸37を中心に回動可能に装着されている。この扉36は特別入賞口ソレノイドの出力軸に連結されており、特別入賞口ソレノイドの断電状態で垂直な閉鎖状態になることに基づいて特別入賞口35の前面を遊技球が入賞不能に閉鎖する。この扉36は特別入賞口ソレノイドの通電状態で前方へ水平に倒れた開放状態に回動するものであり、扉36の開放状態では遊技領域24内を転動する遊技球が扉36に乗って特別入賞口35内に転がり込むことが許容される。
In the
特別入賞口ソレノイドはメイン制御回路27に接続されており、メイン制御回路27は大当りであると判定したときには装飾図柄遊技で装飾図柄が大当りの組合せで停止表示された直後に特別入賞口ソレノイドを断電状態から通電状態に切換え、特別入賞口35を閉鎖状態から開放状態に切換える。この特別入賞口35内にはカウントセンサが装着されている。このカウントセンサは近接スイッチからなるものであり、遊技球が特別入賞口35内に入賞することに基づいてカウント信号を出力する。このカウントセンサはメイン制御回路27に接続されており、メイン制御回路27はカウント信号を検出することに基づいて遊技球が特別入賞口35内に入賞したと判断する。
The special prize opening solenoid is connected to the
遊技盤16の遊技領域24内には、図4に示すように、始動口26の左方および始動口26の右方のそれぞれに位置して入賞口台板38が固定されており、両入賞口台板38のそれぞれには上入賞口39および下入賞口40が固定されている。これら両上入賞口39および両下入賞口40のそれぞれは上面が開口するポケット状をなすものであり、遊技領域24内を転動する遊技球は両上入賞口39内および両下入賞口40内のそれぞれに上面から入賞可能にされている。
In the
内枠2には、図5に示すように、内枠2の後方に位置してメインセット41が装着されている。このメインセット41は開口部42を有する枠状をなすものであり、メインセット41には開口部42の下方に位置して基板ボックス43が固定されている。この基板ボックス43内にはプリント配線基板が収納されており、メイン制御回路27は基板ボックス43内のプリント配線基板に搭載されている。このメインセット41には集合樋が固定されている。この集合樋は両上入賞口39内および両下入賞口40内のそれぞれに接続されたものであり、両上入賞口39内および両下入賞口40内のそれぞれに入賞した遊技球は集合樋に供給される。この集合樋の内部には入賞口センサが固定されており、入賞口センサは遊技球が両上入賞口39内および両下入賞口40内のいずれかに入賞したことを集合樋の内部で検出して入賞信号を出力する。この入賞口センサはメイン制御回路27に接続されており、メイン制御回路27は入賞信号を検出することに基づいて遊技球が両上入賞口39内および両下入賞口40内のいずれかに入賞したと判断する。
As shown in FIG. 5, a
メインセット41には、図5に示すように、球タンク44が固定されている。この球タンク44はメインセット41の上端部に配置されたものであり、上面が開口する容器状をなしている。この球タンク44は台島の球補給装置から遊技球が補給されるものであり、球タンク44の底板には右から左へ向けて下降する傾斜状のレール部45が形成されている。このメインセット41には払出しケース46が固定されている。この払出しケース46は球タンク44および払出口10相互間の高さに配置されたものであり、レール部45の左端部は払出しケース46の上端部に接続され、払出しケース46の下端部は賞球通路を介して払出口10に接続されている。
As shown in FIG. 5, a
払出しケース46は、図5に示すように、球タンク44からレール部45を通して遊技球が供給されるものであり、払出しケース46の内部にはスプロケットおよびステッピングモータが収納されている。このスプロケットは垂直な円板状をなすものであり、水平な回転軸を中心に回転可能にされている。このスプロケットの回転軸はステッピングモータの出力軸に連結されており、スプロケットはステッピングモータの運転停止状態でステッピングモータの磁気的な自己保持力によって静止状態に拘束される。
As shown in FIG. 5, the
スプロケットは外周面が開口する複数の球受け凹部を有するものである。これら複数の球受け凹部のそれぞれは球タンク44のレール部45から払出しケース46内に供給される遊技球を受けるものであり、ステッピングモータの運転状態ではステッピングモータが回転することに基づいて球受け凹部内の遊技球が球受け凹部内から放出され、賞球通路から払出口10を通して上皿9内に賞品球として払出される。このステッピングモータは賞球制御回路を介してメイン制御回路27に接続されている。このメイン制御回路27は遊技球が始動口26と特別入賞口35と上入賞口39と下入賞口40のいずれかに入賞したと判断することに基づいて賞球制御回路に賞球コマンドを送信するものであり、賞球制御回路は賞球コマンドを受信することに基づいてステッピングモータの回転軸を予め決められた単位量だけ回転操作し、スプロケットからステッピングモータの回転量に応じた個数の遊技球を放出し、賞球通路を通して上皿9内に払出す。
The sprocket has a plurality of ball receiving recesses whose outer peripheral surfaces are open. Each of the plurality of ball receiving recesses receives a game ball supplied from the
遊技者には永久磁石または電磁石を用いて不正行為を行う者が存在する。この不正行為は遊技盤16の遊技領域24内に遊技球を発射しながら窓21の前ガラス22に前方から磁石を押当てることに基づいて遊技領域24内の遊技球を磁石に窓21を介して吸着し、磁石を遊技球の吸着状態で前ガラス22の前面に沿って動かすことで始動口26と上入賞口39と下入賞口40のいずれかに上面から入賞させる行為であり、パチンコ遊技機には磁石を用いた不正行為が行われたか否か検出する不正検出機能が搭載されている。以下、不正検出機能について説明する。
Some players perform cheating using permanent magnets or electromagnets. This fraudulent act is based on pressing the magnet from the front against the
窓21の前ガラス22は無機質の非磁性ガラスから構成されている。後ガラス23は酸化テルビウムを含有する磁性ガラスから構成されており、窓21のうち不正検出領域E(図3参照)を含む全域は磁性ガラスから構成されている。この不正検出領域Eとは始動口26の前方の領域と左方の上入賞口39の前方の領域と左方の下入賞口40の前方の領域と右方の上入賞口39の前方の領域と右方の下入賞口40の前方の領域のそれぞれを含んで予め決められたものであり、後ガラス23は磁石が前ガラス22に前方から不正に押当てられることに基づいて磁石からの磁界で磁化される。この後ガラス23は磁界の中で光の偏光面を回転させることができるものであり、ファラデー回転ガラスとして知られている。この後ガラス23は可視域において80%程度の透過率を有する透明なものであり、遊技者は遊技球が転動する様子を前方から前ガラス22および後ガラス23のそれぞれを通して視覚的に認識することができる。
The
後ガラス23の後方には、図3に示すように、リードスイッチ51が固定されている。このリードスイッチ51は、図6に示すように、ガラス管52内に強磁性体からなる2本のリード53を収納することから構成されたものであり、ガラス管52内には両リード53のそれぞれの活性化を防ぐための窒素ガスが封入されている。これら両リード53のそれぞれは片持ち状のばね部材からなるものであり、両リード53のそれぞれの一端部である固定端はガラス管52に固定され、両リード53のそれぞれの他端部である自由端には接点部54が固定されている。
As shown in FIG. 3, a
リードスイッチ51は、図4に示すように、遊技者がリードスイッチ51を前方から視覚的に認識することができないように始動口26の後方に重ねられており、始動口26はリードスイッチ51の本来の検出領域内に配置され、両上入賞口39および両下入賞口40のそれぞれはリードスイッチ51の本来の検出領域の外部に配置されている。このリードスイッチ51は、図3に示すように、両リード53のそれぞれが前ガラス22の前面に対して平行になるように配置されたものであり、両リード53のそれぞれは前ガラス22に前方から磁石が押付けられていない状態で直線的な自由状態になる。これら両リード53のそれぞれの自由状態では両接点部54が隙間を介して相互に対向し、リードスイッチ51がオフ状態になる。前ガラス22に前方から磁石が押付けられたときには両リード53のそれぞれの自由端が後ガラス23からの磁界で相互に異なる極性に磁化される。すると、両接点部54のそれぞれがリード53の弾性力に抗して磁力で相互に接触し、リードスイッチ51がオン状態になる。
As shown in FIG. 4, the
リードスイッチ51は、図6に示すように、スイッチ回路55を介してメイン制御回路27に接続されている。このスイッチ回路55は抵抗56と2個の基準抵抗57と抵抗58と雑防用のコンデンサ59とコンパレータ60とトランジスタ61を有するものであり、リードスイッチ51のオフ状態ではコンパレータ60からの出力信号がLoレベルになることに基づいてトランジスタ61がオフされ、メイン制御回路27にHiレベルのスイッチ信号Sが入力される。このリードスイッチ51がオフ状態からオン状態に切換わったときにはコンパレータ60からの出力信号がHiレベルになることに基づいてトランジスタ61がオンされ、メイン制御回路27にLoレベルのスイッチ信号Sが入力される。このメイン制御回路27はHiレベルのスイッチ信号Sを検出している状態ではリードスイッチ51がオフされていると判断するものであり、スイッチ信号SがHiレベルからLoレベルに切換わったことを検出することに基づいてリードスイッチ51がオンされたと判断する。
The
メイン制御回路27には、図6に示すように、不正LED62が接続されている。この不正LED62は、図1に示すように、前枠6に前方から視覚的に認識可能に固定されたものであり、メイン制御回路27はリードスイッチ51がオフされていると判断しているときには不正LED62を消灯し、リードスイッチ51がオンされていると判断しているときには不正LED62を点灯する。この不正LED62は不正報知手段に相当するものであり、パチンコホールの従業員は不正LED62が点灯していないことを目で確認することに基づいて磁石を用いた不正行為が行われていないと識別でき、不正LED62が点灯していることを目で確認することに基づいて磁石を用いた不正行為が行われていると識別できる。
As shown in FIG. 6, an
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
後ガラス23の不正検出領域Eを含む全体を磁性ガラスから構成し、磁石が始動口26と上入賞口39と下入賞口40のいずれに窓21を介して不正に近付けられた場合であっても後ガラス23からリードスイッチ51の両リード53のそれぞれに磁界を加えた。このため、磁石が始動口26〜下入賞口40のいずれに近付けられた場合でもリードスイッチ51がオフ状態からオン状態に変化するので、遊技球を始動口26に磁石で入賞させる不正行為と上入賞口39に磁石で入賞させる不正行為と下入賞口40に磁石で入賞させる不正行為のそれぞれを共通のリードスイッチ51によって検出することができる。
According to the said Example 1, there exists the following effect.
The whole of the rear glass 23 including the fraud detection area E is made of magnetic glass, and the magnet is illegally brought close to any of the start opening 26, the upper winning
遊技者には遊技盤16の遊技領域24内に遊技球を発射しながらワープルート29の入口30に前方から窓21を介して磁石を押当て、遊技球をワープルート29の入口30に不正に進入させる不正行為を行う者が存在する。このワープルート29の入口30に前方から窓21を介して磁石が不正に押当てられた場合にも後ガラス23からリードスイッチ51の両リード53のそれぞれに磁界が加えられ、リードスイッチ51がオフ状態からオン状態に変化するので、遊技球をワープルート29の入口30に磁石で入賞させる不正行為も始動口26〜下入賞口40のそれぞれと共通のリードスイッチ51によって検出することができる。
The player improperly presses the magnet through the
窓21の後ガラス23を磁性ガラスから構成したので、遊技盤16の遊技領域23内に前方から窓21を介して磁石が押当てられた場合に後ガラス23が磁石からの磁界で磁化される。このため、磁石を窓21の前面に沿って移動操作する場合に磁石の移動操作に後ガラス23からの磁力で抵抗が付与されるので、後ガラス23からの抵抗力を上回る大きな力が必要になる。従って、磁石を遊技球の吸着状態で始動口26と上入賞口39と下入賞口40のそれぞれに向けてパチンコホールの店員に見つからない迅速さで移動操作することができなくなるので、遊技球を始動口26〜下入賞口40のそれぞれに磁石を用いて入賞させる不正行為を行うことが困難になる。
Since the rear glass 23 of the
上記実施例1においては、前ガラス22の全体を磁性ガラスから構成しても良い。
上記実施例1においては、後ガラス23およびリードスイッチ51の一方のリード53相互間を強磁性体製の接続部材を介して接触状態で接続し、後ガラス23から接続部材を通して両リード53のそれぞれに磁界を加えても良い。この構成の場合、リードスイッチ51を窓21に後方から対向しない領域に配置することができるので、リードスイッチ51の配置の自由度が向上する。
In the first embodiment, the entire
In the first embodiment, the rear glass 23 and one
前枠6には、図7に示すように、窓21に換えて窓71が固定されている。この窓71は前ガラス72および後ガラス73を隙間を介して相互に接合することから構成されたものであり、前ガラス72は全体が無機質の透明な非磁性ガラスから構成され、後ガラス73は非磁性ガラス74および磁性ガラス75を相互に接合することから構成されている。この磁性ガラス75は酸化テルビウムを含有する透明なものであり、後ガラス73の不正検出領域Eのみを構成している。非磁性ガラス74は無機質からなる透明なものであり、後ガラス73のうち不正検出領域Eの残り部分を構成している。
As shown in FIG. 7, a
上記実施例2によれば次の効果を奏する。
後ガラス73の不正検出領域Eのみを磁性ガラス75から構成した。このため、後ガラス73の全体を磁性ガラスから構成する場合に比べて磁石の検出領域は狭まるものの後ガラス73からリードスイッチ51の両リード53のそれぞれに加わる磁界が強くなるので、磁力の小さな磁石が使用されたときであっても磁石を検出することができる。しかも、磁石を窓71の前面に沿って移動操作する場合に不正検出領域E内で磁石の移動操作に磁性ガラス75からの磁力で抵抗が付与されるので、磁性ガラス75からの抵抗力を上回る大きな力が必要になる。このため、磁石を遊技球の吸着状態で始動口26と上入賞口39と下入賞口40のそれぞれに向けてパチンコホールの店員に見つからない迅速さで移動操作することができなくなるので、遊技球を始動口26〜下入賞口40のそれぞれに磁石を用いて入賞させる不正行為を行うことが困難になる。
According to the said Example 2, there exist the following effects.
Only the fraud detection area E of the
上記実施例2においては、前ガラス72の不正検出領域Eのみを磁性ガラスから構成しても良い。
上記実施例2においては、磁性ガラス75およびリードスイッチ51の一方のリード53相互間を強磁性体製の接続部材を介して接触状態で接続し、磁性ガラス75から接続部材を通して両リード53のそれぞれに磁界を加えても良い。この構成の場合、リードスイッチ51を磁性ガラス75に後方から対向しない領域に配置することができるので、リードスイッチ51の配置の自由度が向上する。
In the second embodiment, only the fraud detection area E of the
In the second embodiment, the
前枠6には、図8に示すように、窓21に換えて窓81が固定されている。この窓81前ガラス82と後ガラス83と中間膜84を非磁性の透明な接着剤を用いて相互に接合することから構成されたものであり、前ガラス82と後ガラス83と中間膜84のそれぞれは相互に同一な長方形状に設定されている。前ガラス82および後ガラス83のそれぞれは透明な磁性ガラスからなるものであり、後ガラス83は前ガラス82の後方に前ガラス82に重ねて配置されている。中間膜84は非磁性の透明な合成樹脂からなるものである。この中間膜84は前ガラス82および後ガラス83相互間に前ガラス82および後ガラス83のそれぞれに重ねて配置されたものであり、前ガラス82の後面および後ガラス83の前面のそれぞれは中間膜84に接着剤の接合力で密着している。
As shown in FIG. 8, a
中間膜84の前面には、図8に示すように、アンテナパターン85が形成されており、アンテナパターン85は前ガラス82の後面に接着剤の接合力で密着している。このアンテナパターン85は強磁性材製の線材を予め決められたパターンで中間膜84に接合したものであり、線材の線径は遊技者がアンテナパターン85を肉眼で認識することが不能な値に設定されている。このアンテナパターン85は磁石が前ガラス82に前方から不正に押付けられた場合に磁石からの磁界で磁化されるものであり、中間膜84の不正検出領域Eを含む全域に張り巡らされている。
As shown in FIG. 8, an
上記実施例3によれば次の効果を奏する。
窓81の不正検出領域Eを含む全域にアンテナパターン85を形成し、磁石が始動口26とワープルート29の入口30と上入賞口39と下入賞口40のいずれに窓81を介して不正に近付けられた場合であっても前ガラス82と後ガラス83とアンテナパターン85のそれぞれからリードスイッチ51の両リード53に磁界を加えた。このため、磁石が始動口26〜下入賞口40のいずれに近付けられた場合でもリードスイッチ51がオフ状態からオン状態に変化するので、遊技球を始動口26に磁石で入賞させる不正行為とワープルート29の入口30に磁石で入賞させる不正行為と上入賞口39に磁石で入賞させる不正行為と下入賞口40に磁石で入賞させる不正行為のそれぞれを共通のリードスイッチ51によって検出することができる。しかも、磁石を窓81の前面に沿って移動操作する場合に磁石の移動操作に前ガラス82と後ガラス83とアンテナパターン85のそれぞれからの磁力で抵抗が付与されるので、前ガラス82〜アンテナパターン85からの抵抗力を上回る大きな力が必要になる。従って、磁石を遊技球の吸着状態で始動口26と上入賞口39と下入賞口40のそれぞれに向けてパチンコホールの店員に見つからない迅速さで移動操作することができなくなるので、遊技球を始動口26〜下入賞口40のそれぞれに磁石を用いて入賞させる不正行為を行うことが困難になる。
According to the said Example 3, there exist the following effects.
The
上記実施例3においては、前ガラス82および後ガラス83の双方を非磁性ガラスから構成し、アンテナパターン85およびリードスイッチ51の一方のリード53相互間を強磁性体製の接続部材を介して接触状態で接続し、アンテナパターン85から接続部材を通して両リード53のそれぞれに磁界を加えても良い。この構成の場合、リードスイッチ51を窓81に後方から対向しない領域に配置することができるので、リードスイッチ51の配置の自由度が向上する。
In the third embodiment, both the
上記実施例3においては、中間膜84の後面にアンテナパターン85を形成し、後ガラス83の前面をアンテナパターン85に密着させても良い。
In the third embodiment, the
窓81の中間膜84には、図9に示すように、不正検出領域Eのみに位置してアンテナパターン86が形成されている。このアンテナパターン86は強磁性材製の線材を予め決められたパターンで中間膜84の前面に接合したものであり、線材の線径は遊技者がアンテナパターン86を肉眼で認識することが不能な値に設定されている。
As shown in FIG. 9, an
上記実施例4によれば次の効果を奏する。
窓81の不正検出領域Eのみにアンテナパターン86を形成した。このため、窓81の全体にアンテナパターン86を形成する場合に比べて磁石の検出領域は狭まるもののアンテナパターン86からリードスイッチ51の両リード53のそれぞれに加わる磁界が強くなるので、磁力の小さな磁石が使用されたときであっても磁石を検出することができる。しかも、磁石を窓81の前面に沿って移動操作する場合に不正検出領域E内で磁石の移動操作にアンテナパターン86からの磁力で抵抗が付与されるので、アンテナパターン86からの抵抗力を上回る大きな力が必要になる。このため、磁石を遊技球の吸着状態で始動口26と上入賞口39と下入賞口40のそれぞれに向けてパチンコホールの店員に見つからない迅速さで移動操作することができなくなるので、遊技球を始動口26〜下入賞口40のそれぞれに磁石を用いて入賞させる不正行為を行うことが困難になる。
According to the said Example 4, there exists the following effect.
An
上記実施例3〜4のそれぞれにおいては、前ガラス82および後ガラス83の一方を磁性ガラスから構成し、他方を非磁性ガラスから構成しても良い。
上記実施例4においては、前ガラス82および後ガラス83の双方を非磁性ガラスから構成し、アンテナパターン86およびリードスイッチ51の一方のリード53相互間を強磁性体製の接続部材を介して接触状態で接続し、アンテナパターン86から接続部材を通して両リード53のそれぞれに磁界を加える構成としても良い。この構成の場合、リードスイッチ51を窓81の不正検出領域Eに後方から対向しない領域に配置することができるので、リードスイッチ51の配置の自由度が向上する。
In each of the above Examples 3 to 4, one of the
In the fourth embodiment, both the
上記実施例4においては、中間膜84の後面にアンテナパターン86を形成し、後ガラス83の前面をアンテナパターン86に密着させても良い。
上記実施例1〜4のそれぞれにおいては、リードスイッチ51に換えてホール素子磁気センサまたは磁気抵抗素子センサを用いても良い。
In the fourth embodiment, the
In each of the first to fourth embodiments, a Hall element magnetic sensor or a magnetoresistive element sensor may be used instead of the
16は遊技盤、21は窓、23は後ガラス(磁性ガラス)、24は遊技領域、26は始動口(第1の入賞口)、39は上入賞口(第2の入賞口)、40は下入賞口(第2の入賞口)、51はリードスイッチ(磁気センサ)、71は窓、75は磁性ガラス、81は窓、82は前ガラス、83は後ガラス、84は中間層、85はアンテナパターン(磁性パターン)、86はアンテナパターン(磁性パターン)を示している。 16 is a game board, 21 is a window, 23 is a rear glass (magnetic glass), 24 is a game area, 26 is a starting port (first winning port), 39 is an upper winning port (second winning port), and 40 is Lower prize opening (second prize opening), 51 is a reed switch (magnetic sensor), 71 is a window, 75 is magnetic glass, 81 is a window, 82 is front glass, 83 is rear glass, 84 is an intermediate layer, 85 is An antenna pattern (magnetic pattern) 86 is an antenna pattern (magnetic pattern).
Claims (3)
前記遊技盤の遊技領域内に設けられ、前記遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入賞することが可能な第1の入賞口と、
前記遊技盤の遊技領域内に前記第1の入賞口とは異なる部分に位置して設けられ、前記遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入賞することが可能な第2の入賞口と、
前記遊技盤の遊技領域を遊技者側である前方から視覚的に認識可能に覆うものであって、少なくとも前記第1の入賞口に前方から対向する領域および前記第2の入賞口に前方から対向する領域の双方を含んで予め決められた不正検出領域内に磁性を有する透明な磁性ガラスが設けられた窓と、
前記第1の入賞口に前方から前記窓を介して磁石が近付けられた場合および前記第2の入賞口に前方から前記窓を介して磁石が近付けられた場合のそれぞれで前記磁性ガラスから磁界が加えられるものであって、前記磁性ガラスから磁界が加えられていない場合および前記磁性ガラスから磁界が加えられている場合で電気的な状態が相互に変化する磁気センサを備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。 A game board having a game area in which a game ball can roll;
A first prize opening provided in a game area of the game board and capable of winning a game ball that rolls in the game area of the game board;
A second prize opening that is provided in a game area of the game board and located at a different portion from the first prize opening and that allows a game ball that rolls in the game area of the game board to win a prize. When,
The game area of the game board is covered so as to be visually recognizable from the front which is the player side, and at least the area facing the first prize opening from the front and facing the second prize opening from the front A window provided with transparent magnetic glass having magnetism in a predetermined fraud detection area including both of the areas to be performed;
A magnetic field is generated from the magnetic glass when the magnet is approached from the front through the window to the first prize opening and when the magnet is approached from the front from the front to the second prize opening. A magnetic sensor that is added and has a magnetic sensor in which an electrical state changes mutually when no magnetic field is applied from the magnetic glass and when a magnetic field is applied from the magnetic glass. Pachinko machine.
前記遊技盤の遊技領域内に設けられ、前記遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入賞することが可能な第1の入賞口と、
前記遊技盤の遊技領域内に前記第1の入賞口とは異なる部分に位置して設けられ、前記遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入賞することが可能な第2の入賞口と、
前記遊技盤の遊技領域を遊技者側である前方から視覚的に認識可能に覆うものであって、少なくとも前記第1の入賞口に前方から対向する領域および前記第2の入賞口に前方から対向する領域の双方を含んで予め決められた不正検出領域内に磁性材製の線材からなる磁性パターンが設けられた窓と、
前記第1の入賞口に前方から前記窓を介して磁石が近付けられた場合および前記第2の入賞口に前方から前記窓を介して磁石が近付けられた場合のそれぞれで前記磁性パターンから磁界が加えられるものであって、前記磁性パターンから磁界が加えられていない場合および前記磁性パターンから磁界が加えられている場合で電気的な状態が相互に変化する磁気センサを備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。 A game board having a game area in which a game ball can roll;
A first prize opening provided in a game area of the game board and capable of winning a game ball that rolls in the game area of the game board;
A second prize opening that is provided in a game area of the game board and located at a different portion from the first prize opening and that allows a game ball that rolls in the game area of the game board to win a prize. When,
The game area of the game board is covered so as to be visually recognizable from the front which is the player side, and at least the area facing the first prize opening from the front and facing the second prize opening from the front A window provided with a magnetic pattern made of a magnetic wire in a predetermined fraud detection area including both of the areas to be performed;
A magnetic field is generated from the magnetic pattern when the magnet is approached from the front through the window to the first winning opening and when the magnet is approached from the front from the front to the second winning opening. A magnetic sensor is provided, wherein the electrical state changes mutually when no magnetic field is applied from the magnetic pattern and when a magnetic field is applied from the magnetic pattern. Pachinko machine.
非磁性材製の前ガラスと、
前記前ガラスの後方に前記前ガラスに重ねて設けられた非磁性材製の後ガラスと、
前記前ガラスおよび前記後ガラス相互間に設けられ、前記前ガラスおよび前記後ガラスのそれぞれに密着するものであって前記磁性パターンが設けられた非磁性材製の中間層を備えていることを特徴とする請求項2に記載のパチンコ遊技機。
The window is
A front glass made of non-magnetic material;
A rear glass made of a non-magnetic material provided over the front glass behind the front glass;
It is provided between the front glass and the rear glass, and is in close contact with each of the front glass and the rear glass, and includes an intermediate layer made of a non-magnetic material provided with the magnetic pattern. The pachinko gaming machine according to claim 2.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008031846A JP5151526B2 (en) | 2008-02-13 | 2008-02-13 | Pachinko machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008031846A JP5151526B2 (en) | 2008-02-13 | 2008-02-13 | Pachinko machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009189482A true JP2009189482A (en) | 2009-08-27 |
JP5151526B2 JP5151526B2 (en) | 2013-02-27 |
Family
ID=41072105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008031846A Expired - Fee Related JP5151526B2 (en) | 2008-02-13 | 2008-02-13 | Pachinko machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5151526B2 (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2302912A1 (en) | 2009-08-18 | 2011-03-30 | Sony Corporation | Display device and display method |
JP2012125346A (en) * | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Heiwa Corp | Pinball game machine |
JP2015217009A (en) * | 2014-05-15 | 2015-12-07 | 株式会社サンセイアールアンドディ | Game machine |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02243179A (en) * | 1989-03-17 | 1990-09-27 | Japan Steel Works Ltd:The | Method and apparatus for detecting magnetism of pinball game machine |
JP2002282505A (en) * | 2001-03-27 | 2002-10-02 | Msa Kk | Device for detecting illicit act using radio wave or magnet to game machine |
JP2003332403A (en) * | 2002-05-10 | 2003-11-21 | Seiko Epson Corp | Substrate holding apparatus, substrate bonding apparatus, manufacturing method of electro-optic device, and electronic device |
JP2005176040A (en) * | 2003-12-12 | 2005-06-30 | Canon Inc | Imaging device |
-
2008
- 2008-02-13 JP JP2008031846A patent/JP5151526B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02243179A (en) * | 1989-03-17 | 1990-09-27 | Japan Steel Works Ltd:The | Method and apparatus for detecting magnetism of pinball game machine |
JP2002282505A (en) * | 2001-03-27 | 2002-10-02 | Msa Kk | Device for detecting illicit act using radio wave or magnet to game machine |
JP2003332403A (en) * | 2002-05-10 | 2003-11-21 | Seiko Epson Corp | Substrate holding apparatus, substrate bonding apparatus, manufacturing method of electro-optic device, and electronic device |
JP2005176040A (en) * | 2003-12-12 | 2005-06-30 | Canon Inc | Imaging device |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2302912A1 (en) | 2009-08-18 | 2011-03-30 | Sony Corporation | Display device and display method |
JP2012125346A (en) * | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Heiwa Corp | Pinball game machine |
JP2015217009A (en) * | 2014-05-15 | 2015-12-07 | 株式会社サンセイアールアンドディ | Game machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5151526B2 (en) | 2013-02-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006247170A (en) | Game machine | |
JP5151526B2 (en) | Pachinko machine | |
JP5876362B2 (en) | Pachinko machine | |
JP2006075377A (en) | Antifraud pachinko game machine | |
JP4823625B2 (en) | Game machine | |
JP2012231890A (en) | Game machine | |
JP5012544B2 (en) | Pachinko machine | |
JP2014057739A (en) | Game machine | |
JP4419387B2 (en) | Game machine | |
JP2009022544A (en) | Pinball game machine | |
JP2010183960A (en) | Game machine | |
JP5695406B2 (en) | Bullet ball machine | |
JP2007007035A (en) | Game machine | |
JPH02265582A (en) | Prize winning device in japanese pinball machine | |
JP5508341B2 (en) | Game machine | |
JP2011156063A (en) | Pachinko game machine | |
JP5733271B2 (en) | Pachinko machine | |
JP5643863B2 (en) | Game machine | |
JP2009195302A (en) | Pachinko game machine | |
JP5287600B2 (en) | Game machine | |
JP2006204406A (en) | Game machine | |
JP4419386B2 (en) | Game machine | |
JP5806591B2 (en) | Pachinko machine | |
JP5643862B2 (en) | Game machine | |
JP5513016B2 (en) | Game machine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100325 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120409 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120508 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120618 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121119 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214 Year of fee payment: 3 |
|
R255 | Notification that request for automated payment was rejected |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R2525 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |