JP2009189475A - カプセル内視鏡システム - Google Patents

カプセル内視鏡システム Download PDF

Info

Publication number
JP2009189475A
JP2009189475A JP2008031719A JP2008031719A JP2009189475A JP 2009189475 A JP2009189475 A JP 2009189475A JP 2008031719 A JP2008031719 A JP 2008031719A JP 2008031719 A JP2008031719 A JP 2008031719A JP 2009189475 A JP2009189475 A JP 2009189475A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
frame
endoscope
image
receiving device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008031719A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5156427B2 (ja
Inventor
Kunimasa Shimizu
邦政 清水
Naoto Kaneshiro
金城  直人
Kazumi Koike
和己 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2008031719A priority Critical patent/JP5156427B2/ja
Priority to US12/370,078 priority patent/US7920732B2/en
Publication of JP2009189475A publication Critical patent/JP2009189475A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5156427B2 publication Critical patent/JP5156427B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/04Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances
    • A61B1/041Capsule endoscopes for imaging
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H30/00ICT specially adapted for the handling or processing of medical images
    • G16H30/20ICT specially adapted for the handling or processing of medical images for handling medical images, e.g. DICOM, HL7 or PACS
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H40/00ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices
    • G16H40/60ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the operation of medical equipment or devices
    • G16H40/63ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the operation of medical equipment or devices for local operation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/18Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast
    • H04N7/183Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast for receiving images from a single remote source
    • H04N7/185Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast for receiving images from a single remote source from a mobile camera, e.g. for remote control
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00002Operational features of endoscopes
    • A61B1/00011Operational features of endoscopes characterised by signal transmission
    • A61B1/00016Operational features of endoscopes characterised by signal transmission using wireless means

Abstract

【課題】カプセル内視鏡(CE)にて撮影された内視鏡画像の読影を迅速に行う。
【解決手段】CE11から受信した内視鏡画像を一旦蓄積する受信装置12に、受信・復調・変調・送信回路31,32,36,37及びアンテナ39からなる無線通信機能を持たせる。WS13のプロセッサ20に、アンテナ24に接続された受信回路41と、復調・変調・受信回路42,46,47とを設け、受信装置12と無線通信が行えるようにする。CE11による撮影中に、受信装置12はCE11から受信した内視鏡画像をWS13へ無線送信する。医師は、内視鏡検査が終了するのを待つまでもなく、CE11により撮影された内視鏡画像の読影を迅速に開始することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、カプセル内視鏡で撮影された内視鏡画像を、受信装置を介して情報管理装置に取り込んで、取り込んだ内視鏡画像を情報管理装置のモニタに表示させるカプセル内視鏡システムに関するものである。
最近、撮像素子や照明光源などが超小型のカプセルに内蔵されたカプセル内視鏡による内視鏡検査が実用化されつつある。この内視鏡検査では、まず、患者にカプセル内視鏡を嚥下させ、照明光源で人体内の被観察部位(人体内管路の内壁面)を照明しつつ、撮像素子で被観察部位を撮影する。そして、これにより得られた画像データを患者に携帯させた受信装置で無線受信し、受信装置に設けられたフラッシュメモリなどの記憶媒体に逐次記憶していく。
内視鏡検査が終了すると、受信装置はワークステーションなどの情報管理装置にUSBケーブル等を介して接続され、受信装置に記憶された全画像データが情報管理装置に取り込まれる(特許文献1及び2参照)。医師は、情報管理装置に取り込んだ画像データに基づく内視鏡画像をモニタに表示させて読影を行い、読影結果から診断を下す。
特開2005−124965号公報 特開2007−236700号公報
上記特許文献1及び2に記載の技術では、カプセル内視鏡で撮影した画像データを一旦受信装置に記憶させて、内視鏡検査終了後に情報管理装置に取り込ませるため、検査が終了するまで読影を開始することができない。その結果、診断を下すのに時間が掛かり、診断結果に基づいた次の処置を迅速に実行できないという問題がある。
本発明は上記問題を解決するためのものであり、カプセル内視鏡により撮影された内視鏡画像による読影を迅速に行うことができるカプセル内視鏡システムを提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、被検体内に嚥下され、被検体内の被観察部位を撮影するカプセル内視鏡と、被検体に携帯され、前記カプセル内視鏡で得られた内視鏡画像を無線受信して、これを記憶する受信装置と、前記受信装置から取り込んだ前記内視鏡画像を記憶・管理するとともに、診断に供する前記内視鏡画像をモニタに表示する情報管理装置とからなるカプセル内視鏡システムにおいて、前記受信装置に設けられ、前記カプセル内視鏡による撮影中に、前記カプセル内視鏡から無線受信した前記内視鏡画像を前記情報管理装置へ無線送信する第1無線通信手段と、前記情報管理装置に設けられ、前記第1無線通信手段と無線接続され、前記受信装置から無線送信される前記内視鏡画像を無線受信する第2無線通信手段とを備えることを特徴とする。
前記受信装置または前記情報管理装置の少なくともいずれか一方に設けられ、前記カプセル内視鏡から前記受信装置が無線受信した複数の前記内視鏡画像の中から、前記情報管理装置で記憶する前記内視鏡画像を選択する選択手段を備え、前記第1無線通信手段は、前記選択手段で選択された前記内視鏡画像を前記情報管理装置に無線送信することが好ましい。情報管理装置は、選択手段で選択した内視鏡画像のみを記憶すればよいので、内視鏡画像の記憶媒体(ストレージ等)として、記憶容量の少ないものを用いることができるので、コストダウンが図れる。また、内視鏡画像の量が低減されるため、内視鏡画像を読影する医師の負担を低減させることができ、その結果として読影及び診断に要する時間を短縮することができる。
前記選択手段は、前記カプセル内視鏡から前記受信装置が無線受信した複数の前記内視鏡画像の中から、2つの前記内視鏡画像間の類似度を算出し、算出した類似度に基づき両者が類似していると判定した場合には、両者のいずれかを選択するとともに、両者が類似していないと判定した場合には、両者を選択することが好ましい。これにより、ほぼ同じ箇所を撮影しているような内視鏡画像(不要コマ)が除かれるため、医師は必要コマだけを読影することができる。その結果、医師の読影の負担をさらに減らすことができる。
前記受信装置または前記情報管理装置のうち、前記選択手段が設けられた方は、症例画像の画像特徴量を表す症例画像特徴量を記憶した画像特徴量記憶手段を備えており、前記選択手段は、前記カプセル内視鏡から前記受信装置が無線受信した複数の前記内視鏡画像の画像特徴量を表す内視鏡画像特徴量をそれぞれ抽出し、抽出した前記各内視鏡画像特徴量と、前記画像特徴量記憶手段に記憶された前記症例画像特徴量とを比較した結果に基づき、前記症例画像に類似すると判定した前記内視鏡画像を選択することが好ましい。これにより、医師は、症例画像と類似している内視鏡画像のみを読影することができる。
前記画像特徴量記憶手段には、病変の種類に対応付けて前記症例画像特徴量が記憶されているとともに、前記受信装置または前記情報管理装置のうち、前記選択手段が設けられた方は、診断する病変の種類を入力するための入力手段を備え、前記選択手段は、前記各内視鏡画像特徴量を前記入力手段に入力された前記病変の種類に対応する前記症例画像特徴量と比較することが好ましい。これにより、医師は特定の病気が疑われる内視鏡画像のみを読影することができる。
前記選択手段は、前記情報管理装置に設けられており、前記受信装置は、前記カプセル内視鏡から無線受信した前記内視鏡画像のデータ量を削減するデータ量削減手段を備え、前記第1無線通信手段は、データ量削減後の前記内視鏡画像を前記情報管理装置へ無線送信するとともに、前記選択手段は、前記第2無線通信手段で無線受信したデータ量削減後の前記内視鏡画像を選択対象とすることが好ましい。
また、前記第2無線通信手段は、前記選択手段による選択結果を前記受信装置へ無線送信し、前記第1無線通信手段は、前記第2無線通信手段から無線送信された選択結果に基づき、選択された前記内視鏡画像を前記情報管理装置へ無線送信することが好ましい。
前記受信装置は、前記選択手段で選択されなかった前記内視鏡画像を破棄、またはデータ量を削減して記憶することが好ましい。選択手段で選択されなかった前記内視鏡画像を破棄する場合には、受信装置の記憶媒体(ストレージ等)に記憶される内視鏡画像データ量を減らすことができる。また、選択されなかった内視鏡画像をデータ量を削減して記憶する場合には、記憶した画像を選択が誤っていた場合の担保にすることができる。
本発明は、カプセル内視鏡による撮影中に、受信装置がカプセル内視鏡から無線受信した内視鏡画像を情報管理装置へ無線送信することができるので、カプセル内視鏡による撮影と内視鏡画像の読影とを並行して行うことができる。その結果、内視鏡検査が終了したときには、内視鏡画像の読影を終了させることも可能になるため、読影結果から迅速に診断を下し、診断結果に基づいて次の処置を迅速に実行することができる。
図1に示すように、カプセル内視鏡システム2は、患者10(被検体)の口部から人体内に嚥下されるカプセル内視鏡(Capsule Endoscope、以下、CEと略す)11と、患者10がベルトなどに取り付けて携帯する受信装置12と、CE11で得られた画像を取り込んで、医師が読影及び診断を行うためのワークステーション(以下、WSと略す)13とから構成される。
CE11は、人体内管路を通過する際に管路の内壁面を所定のフレームレート(例えば、2フレーム/秒)で撮像し、これにより得られた内視鏡画像の画像データを電波14にて受信装置12に逐次無線送信する。なお、CE11の構造、CE11による撮像処理及び無線送信処理等については周知であるので説明は省略する。
受信装置12は、CE11から電波14で無線送信された画像データを無線受信し、これを記憶する。CE11と受信装置12間の電波14の送受信は、CE11内に設けられたアンテナ(図示せず)と、患者10が身に付けたシールドシャツ17内に装着された複数のアンテナ18とを介して行われる。受信装置12は、電波を利用して、無線受信した画像データをWS13へ無線送信する。
WS13は、本発明の情報管理装置であり、プロセッサ20と、キーボードやマウスなどの操作部21と、LCD(液晶モニタ)22とを備えている。プロセッサ20は、内視鏡検査が行われる検査室の天井23に設置されたアンテナ24にケーブル25(無線通信でも可)で接続されており、アンテナ24を介して受信装置12との間で各種データの遣り取りを電波26にて行う。プロセッサ20は、CE11による検査中に、受信装置12から電波26にて無線送信される画像データを取り込み、患者毎に画像データを記憶・管理する。また、画像データから表示用画像を生成し、これをLCD22に表示させる。
このように受信装置12は、CE11から無線受信した画像データを即座にプロセッサ20(WS13)へ無線送信することができる。この際に、受信装置12が、CE11から無線受信した画像データを全てプロセッサ20へ無線送信すると、この中にほぼ同じ箇所を撮影した画像データが含まれている場合がある。これは、CE11が体内で滞留した場合には同じ内視鏡画像が複数撮影されるためである。この場合には、医師は同じような内視鏡画像の診断を繰り返さなければならず、診断の負担が増えてしまう。また、画像データを記憶するストレージ48(図2参照)として記憶容量が大きいものを用意しなければならず、コストアップの要因となる。
そこで、受信装置12は、CE11から無線受信した画像データの中から、ほぼ同じ箇所を撮影した画像データを除くように選択された画像データ、つまり、診断に不要な不要コマを除いた必要コマの画像データのみをプロセッサ20へ無線送信する。この必要コマの画像データの選択は、受信装置12の構成を簡単にするために、プロセッサ20にて行われる。
図2に示すように、(1)受信装置12は、CE11から無線受信した画像データのデータ量を削減してプロセッサ20へ無線送信する。次いで、(2)プロセッサ20において、(1)で無線受信した画像データの中から必要コマの選択が行われ、この選択結果が受信装置12へ無線送信される。そして、(3)受信装置12は、無線受信した必要コマの選択結果に基づいて、必要コマのオリジナル画像データのみをプロセッサ20へ無線送信する。
受信装置12は、CPU30、送受信回路31、復調回路32、画像処理回路33、ストレージ34、画像圧縮回路35(データ量削減手段)、変調回路36等を備えており、これらはデータバス38を介して互いに接続されている(ただし、送受信回路31は除く)。また、送受信回路31には、アンテナ39が接続されている。これらは、CPU30と共に本発明の第1無線通信手段を構成する。CPU30は、受信装置12の全体の動作を統括的に制御する。
送受信回路31は、アンテナ18を介して受信した電波14を増幅して帯域通過濾波した後、復調回路32に出力する。復調回路32は、送受信回路31から入力される電波14を元のオリジナル画像データに復調し、復調したオリジナル画像データを画像処理回路33に出力する。
画像処理回路33は、復調回路32からのオリジナル画像データに対して各種画像処理を施す。画像処理済みのオリジナル画像データは、CPU30により例えばファイル名などの固有ID情報(以下、単にIDという)が付与された後、RAM等に一時的に蓄積される。CPU30は、RAM等に蓄積されたオリジナル画像データを、ストレージ34及び画像圧縮回路35にそれぞれ出力する。ストレージ34は、入力された各オリジナル画像データをオリジナル画像データ格納部(以下、単に格納部という)34aに格納する。
画像圧縮回路35は、入力されたオリジナル画像データのデータ量を削減するために、画像データに圧縮処理を施す。この圧縮処理方法としては圧縮符号化が例として挙げられる。圧縮符号化は、各画像データをその実質的な性質を保ったまま、データ量を減らした別のデータに変換する処理である。圧縮符号化には、圧縮前の状態に完全に復元可能な可逆圧縮(例えばGIF等)と、圧縮前の状態に完全に復元することができない不可逆圧縮(例えばJPEG等)とがあるが、いずれの方法を用いてもよい。画像圧縮回路35は、オリジナル画像データを圧縮処理し、圧縮処理した圧縮画像データを図示しない送信用メモリに蓄積する。CPU30は、送信用メモリに所定コマ数の圧縮画像データが蓄積されたら、これら所定コマ数の圧縮画像データを変調回路36に出力する。
変調回路36は、送信用メモリから入力される各圧縮画像データを電波26に変調し、変調した電波26を送受信回路31に出力する。送受信回路31は、変調回路36からの電波26を増幅して帯域通過濾波した後、アンテナ39に出力する。これにより、受信装置12からプロセッサ20(WS13)へ圧縮画像データが無線送信される。
プロセッサ20は、CPU40、送受信回路41、復調回路42、必要コマ選択回路45(選択手段)、変調回路46、ストレージ48、及びLCD22の表示制御を行うLCDドライバ49等を備えており、これらはデータバス50を介して互いに接続されている(ただし、送受信回路41は除く)。CPU40は、プロセッサ20の全体の動作を統括的に制御する。
送受信回路41には、アンテナ24が接続されている。これらは、CPU40と共に本発明の第2無線通信手段を構成する。送受信回路41は、アンテナ24を介して受信した電波26を増幅して帯域通過濾波した後、復調回路42に出力する。復調回路42は、送受信回路41から入力される電波26を元の圧縮画像データに復調し、復調した圧縮画像データを図示しない受信用メモリに逐次蓄積させる。CPU40は、受信用メモリに所定コマ数の圧縮画像データが蓄積されたら、これらを必要コマ選択回路45に1コマずつ出力する。
必要コマ選択回路45は、所定コマ数の圧縮画像データの中から、ほぼ同じ箇所を撮影した不要コマの圧縮画像データを除いた必要コマの圧縮画像データを選択する。この選択は、前後コマの類似度(相違度でも可)、つまり、時間的に連続して撮影された圧縮画像データ間の類似度を算出して、前後コマの類似の有無を判定することにより行われる。
必要コマ選択回路45は、フレームメモリ45aと、類似度算出部45bと、判定部45cを備えている。フレームメモリ45aは、復調回路42から入力される圧縮画像データを前後コマの2フレーム分格納するとともに、前後コマの類似の有無が判定される度に前コマの圧縮画像データを新しい圧縮画像データに順次書き換える。例えば、Nを2以上の自然数としたときに、第(N−1)コマ目及び第Nコマ目の圧縮画像データの類似の有無が判定されたら、第(N−1)コマ目の圧縮画像データ(前コマ)を第(N+1)コマ目の圧縮画像データに書き換える。
類似度算出部45bは、フレームメモリ45aに格納された前後コマの類似度を算出する。ここで、類似度計算式として、比較する2コマ間の類似度合いが高い程、値が大となる関数を採用するものとする。例えば、下記(1)式の類似度計算式が用いられる。
類似度D1=c1(定数)−Σ(g1−g2)・・・(1)
(g1:コマ1の画素値、g2:コマ2の画素値、i:画素番号)
具体的には、前後コマの圧縮画像データからそれぞれ輝度信号(Y信号)を抽出して、両者のそれぞれのn画素×m画素(n,mは任意の自然数)で構成されるサンプリングエリア内の全画素の画素値(輝度値)を求める。次いで、両者のサンプリングエリア内の全画素について、画素毎の画素値の差分をそれぞれ求め、求めた各差分をそれぞれ二乗してから和をとって差分二乗和を算出し、定数からその差分二乗和を引いた値を類似度とする。算出した類似度は、判定部45cに出力される。
判定部45cは、類似度算出部45bから入力される類似度に基づき、フレームメモリ45aに格納されている後コマが前コマと類似しているか否か、つまり、後コマが不要コマであるか或いは必要コマであるかを判定する。具体的には、類似度が所定の閾値以上の場合には、前後コマは類似しており、後コマは不要コマと判定される。逆に、類似度が所定の閾値未満の場合には、前後コマは相違しており、後コマは必要コマと判定される。なお、判定部45cは、第1コマ目の圧縮画像データについては必要コマであると判定する。
次に、図3を用いて必要コマ選択回路45による必要コマの選択処理について説明を行う。必要コマ選択回路45は、復調回路42から入力された所定コマ数の圧縮画像データの中から第1コマ目の圧縮画像データをフレームメモリ45aに格納する。類似度算出部45bは、フレームメモリ45aに格納された第1コマ目の圧縮画像データのサンプリングエリア内の全画素の画素値を求める。また、無条件で第1コマ目を必要コマと判定する。
次いで、必要コマ選択回路45は、第2コマ目の圧縮画像データをフレームメモリ45aに格納する。類似度算出部45bは、第2コマ目の圧縮画像データのサンプリングエリア内の全画素の画素値を求める。そして、類似度算出部45bは、先に求めた第1コマ目の圧縮画像データ(前コマ)の各画素値と、今回求めた第2コマ目の圧縮画像データ(後コマ)の各画素値との類似度を算出する。算出された類似度は、判定部45cに出力される。
判定部45cは、類似度算出部45bから入力される類似度が所定の閾値未満の場合には、第2コマ目の圧縮画像データを必要コマと判定する。逆に類似度が閾値以上の場合には、第2コマ目の圧縮画像データを不要コマと判定する。
このようにして、第2コマ目の圧縮画像データが必要コマ或いは不要コマであると判定されたら、必要コマ選択回路45は、フレームメモリ45aの第1コマ目の圧縮画像データを第3コマ目の圧縮画像データに書き換える。そして、類似度算出部45bは、第3コマ目の圧縮画像データのサンプリングエリア内の全画素の画素値を求めるとともに、求めた各画素値と、先に求めた第2コマ目の圧縮画像データの各画素値を用いて類似度を算出する。判定部45cは、算出された類似度に基づいて、第3コマ目の圧縮画像データが必要コマであるか不要コマであるかを判定する。
以下、同様にして類似度算出部45bは、第N−1コマ目及び第Nコマ目の圧縮画像データの各画素値を用いて類似度を算出するとともに、判定部45cは、第Nコマ目の圧縮画像データが必要コマであるか不要コマであるかを判定する。この判定結果は、各画像データに関連付けて、必要コマ選択回路45内の図示しないメモリ等に逐次記憶される。そして、復調回路42から入力された全ての圧縮画像データの判定が終了したら(Nが所定コマ数に達したら)、必要コマ選択回路45による選択処理が終了する。この選択処理は、受信装置12からプロセッサ20(WS13)に所定コマ数の圧縮画像データが入力される度に、繰り返し実行される。
なお、上記実施形態において、例えば第2コマ目の圧縮画像データが不要コマであると判定された場合には、次の第3コマ目の圧縮画像データが、不要コマである第2コマ目の圧縮画像データではなく、最も撮影のタイミングが近い必要コマである第1コマ目の圧縮画像データと類似しているか否かを判定するようにしてもよい。つまり、後コマが必要コマと判定されるまで、前コマを書き換えないようにしてもよい。
図2に戻って、必要コマ選択回路45は、判定終了後にメモリに記憶された所定コマ数の圧縮画像データの中から、必要コマと判定された圧縮画像データのIDを抜き出して必要コマ選択情報を生成する。そして、CPU40は、必要コマ選択回路45により生成された必要コマ選択情報を変調回路46に出力する。
変調回路46は、必要コマ選択回路45から入力された必要コマ選択情報を電波26に変調し、変調した電波26を送受信回路41に出力する。送受信回路41は、変調回路46からの電波26をアンテナ24に出力する。これにより、プロセッサ20(WS13)から受信装置12へ必要コマ選択情報が無線送信される。
アンテナ24から出力された電波26は、受信装置12のアンテナ39で受信された後、送受信回路31及び復調回路32を経て、元の必要コマ選択情報に復調される。CPU30は、復調された必要コマ選択情報に含まれるIDに対応したオリジナル画像データ、つまり、必要コマのオリジナル画像データを格納部34a内から検索して、検索したオリジナル画像データを送信用メモリに逐次蓄積させる。この検索が終了したら、CPU30は、送信用メモリに蓄積された必要コマのオリジナル画像データを変調回路36に出力する。
変調回路36は、必要コマのオリジナル画像データを電波26に変調し、変調した電波26を送受信回路31に出力する。送受信回路31は、変調回路36からの電波26をアンテナ39に出力する。これにより、受信装置12からプロセッサ20へ必要コマのオリジナル画像データが無線送信される。
なお、必要コマ以外のオリジナル画像データについては、格納部34a内から破棄、或いは圧縮処理された後で保存される。不要コマのオリジナル画像データを破棄する場合には、ストレージ34(格納部34a)に記憶される画像データのデータ量を減らすことができる。これにより、ストレージ34として記憶容量の少ないものを用いることができるので、コストダウンが図れる。また、不要コマのオリジナル画像データを圧縮した圧縮画像データを記憶する場合には、圧縮画像データの選択が誤っていた場合の担保にすることができる。
アンテナ39から出力された電波26は、アンテナ24で受信された後、プロセッサ20に入力される。プロセッサ20に入力された電波26は、復調回路42にて元のオリジナル画像データに復調された後、図示しない受信用メモリに逐次蓄積される。CPU40は、復調処理が終了したら、受信用メモリに蓄積された全てのオリジナル画像データを一括してストレージ48に出力し、その格納部48aに格納させる。格納部48aに格納されたオリジナル画像データは、医師が操作部21を操作することで、格納部48aから読み出されて表示用画像に生成され、LCD22に表示される。
次に、図4を用いて上記のように構成されたカプセル内視鏡システム2の作用について説明を行う。まず、検査前の準備として、医師は、受信装置12、シールドシャツ17、及びアンテナ18を患者10に装着させ、CE11の電源を投入して患者10に嚥下させる。患者10に嚥下されたCE11は、人体内管路を通過する際に管路の内壁面を2フレーム/秒で撮像し、これにより得られた画像データを電波14にて逐次発信する。
CE11から発信された電波14は、シールドシャツ17のアンテナ18で受信された後、受信装置12の送受信回路31に入力される。送受信回路31に入力された電波14は、復調回路32を経て元の画像データに復調された後、画像処理回路33にて各種画像処理が施される。そして、画像処理済みのオリジナル画像データは、CPU30によりIDが付与された後、RAM等に一時的に蓄積される。CPU30は、RAMに蓄積されたオリジナル画像データを、ストレージ34及び画像圧縮回路35にそれぞれ出力する。
ストレージ34に出力された各オリジナル画像データは、格納部34aに格納される。そして、画像圧縮回路35に出力された各オリジナル画像データは、画像圧縮回路35にて1コマずつ上述の圧縮処理が施される。CPU30は、画像圧縮回路35にて圧縮処理された圧縮画像データを送信用メモリ(図示せず)に逐次記憶させる。次いで、CPU30は、送信用メモリに蓄積された圧縮画像データが所定コマ数に達したら、蓄積された圧縮データを変調回路36に出力する。所定コマ数の圧縮画像データは、変調回路36にて電波26に変調された後、送受信回路31を介してアンテナ39に出力される。
アンテナ39から出力された電波26は、アンテナ24で受信された後、プロセッサ20にて元の圧縮画像データに復調されてから受信用メモリに蓄積される。CPU40は、所定コマ数の圧縮画像データが受信用メモリに蓄積されたら、蓄積された所定コマ数の圧縮画像データを必要コマ選択回路45に出力する。必要コマ選択回路45は、先に図3を用いて説明したように、所定コマ数の圧縮画像データの中から必要コマを選択する。
CPU40は、必要コマ選択回路45による選択処理が終了したら、この必要コマ選択回路45により生成された必要コマ選択情報を変調回路46に出力する。必要コマ選択情報は、電波26に変調された後、アンテナ24に出力される。
アンテナ24から出力された電波26は、受信装置12のアンテナ39で受信された後、元の必要コマ選択情報に復調される。CPU30は、必要コマ選択情報のIDに対応したオリジナル画像データを、格納部34a内から検索する。次いで、CPU30は、上述したように、検索した必要コマのオリジナル画像データを電波26に変調させた後、アンテナ39に出力する。また、CPU30は、必要コマ以外のオリジナル画像データについては、格納部34a内から削除、或いは圧縮処理してストレージ34内に格納する。
アンテナ39から出力された電波26は、アンテナ24で受信された後、上述したようにプロセッサ20にて元の必要コマのオリジナル画像データに復調されてから、ストレージ48内の格納部48aに格納される。以下、内視鏡検査が終了するまでの間、CE11から受信装置12が画像データを受信する度に、上述の処理が繰り返し行われる。
内視鏡検査(CE11による撮影)が行われている間に、医師は、操作部21を操作して、格納部48aに格納されたオリジナル画像データの中から読影を行う画像データを選択する。選択されたオリジナル画像データは、CPU40により格納部48aから読み出されて表示用画像に生成され、LCD22に表示される。医師は、LCD22に表示された内視鏡画像を見て読影を行い、これを基に診断を下す。
以上のように、本発明のカプセル内視鏡システム2では、CE11による撮影が行われている間に、受信装置12がCE11から受信した内視鏡画像の画像データをWS13(プロセッサ20)へ無線送信するので、内視鏡検査が終了するのを待つまでもなく、内視鏡画像の読影を開始することができる。これにより、例えば、CE11が患者10の体内から排出されたときには全ての内視鏡画像の読影を終わらせることも可能になり、診断結果を迅速に出すことができる。その結果、診断結果に基づいた次の処置を迅速に実行することができる。
また、本発明では、受信装置12より必要コマのオリジナル画像データのみをWS13へ無線送信することができる。これにより、ほぼ同じ箇所を撮影しているような不要コマの内視鏡画像が除かれるため、医師は、必要コマの内視鏡画像のみを読影することができる。その結果、医師の読影の負担を減らすことができる。また、プロセッサ20のストレージ48として、従来よりも記憶容量の少ないものを用いることができるので、コストダウンが図れる。また、ストレージ48に格納される内視鏡画像の量が低減されるため、内視鏡画像を読影する医師の負担を低減させることができ、その結果として読影及び診断に要する時間を短縮することができる。
さらに、本発明では、必要コマの選択をWS13(プロセッサ20)で行うようにしたので、受信装置12の構成を簡単にすることができる。なお、CE11からWS13へ直に画像データを無線送信する方法も考えられるが、この場合には無線パワー増強のために、CE11の送受信回路31が大型化したり、電力消費量が増えるために電池が大型化してしまう。これに対して本発明では、CE11に手を加えることなく、受信装置12とWS13の小規模な改造で済ませることができる。
なお、上記実施形態(図4参照)において、CE11からの画像データの受信処置と、必要コマ選択及び送信処理とを並行して行う構成としてもよい。また、受信装置12からWS12へ無線送信するオリジナル画像データに対して圧縮符号化処理等を施してもよく、可逆圧縮、あるいは、非可逆圧縮(その場合は圧縮画像データよりも高画質を確保するパラメータ)により行うものとする。
次に本発明の第2実施形態について説明を行う。上記第1実施形態では、必要コマ選択回路45にて選択処理を行う際に、前後コマの各画素値の差分二乗和に基づく類似度を算出した結果に基づいて、前後コマの類似の有無を判定しているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば後コマの前コマからの動きベクトルを検出した結果に基づいて、前後コマの類似の有無を判定するようにしてもよい。この場合には、必要コマ選択回路45の類似度算出部45bが動きベクトルを算出するとともに、算出された動きベクトルに基づいて、判定部45cが前後コマの類似の有無を判定する(図2参照)。
類似度算出部45bは、例えば代表点マッチング方式により動きベクトルを求める。この代表点マッチング方式では、前コマのサンプリングエリア内の各画素の中から一つを移動前代表画素として設定するとともに、この移動前代表画素の画素値を検出する。また、後コマのサンプリングエリア内の各画素の画素値を検出して、先に検出した移動前代表画素の画素値との差分絶対値(或いは差分二乗和)が最も小さくなる画素を移動後代表画素として決定する。これにより、移動前代表画素を始点とし、移動後代表画素を終点としたベクトルが、動きベクトルとして求められる。求められた動きベクトルは、判定部45cに出力される。なお、代表点マッチング方式以外の任意の方法、例えばk1×k2画素(k1,k2は1以上の整数)のブロック単位でマッチングを行う手法等で動きベクトルを求めてもよい。なお、本実施形態では、動きベクトルの移動量(ベクトルの大きさ)が大である程、両画像間の類似度合いが小であるという関係にあるとみなす。
判定部45cは、類似度算出部45bから入力された動きベクトルの移動量が所定の閾値以下の場合には、前後コマは類似しており、後コマは不要コマと判定する。逆に、動きベクトルの移動量が所定の閾値を超える場合には、前後コマは相違しており、後コマは必要コマと判定する。
次に図5を用いて第2実施形態における必要コマの選択処理について説明を行う。類似度算出部45bは、第1コマ目及び第2コマ目の圧縮画像データがそれぞれフレームメモリ45aに格納されたら、上述の動きベクトル導出方式により第2コマ目の圧縮画像データ(後コマ)の第1コマ目の圧縮画像データ(前コマ)からの動きベクトルを求める。求めた動きベクトルは、判定部45cに出力される。
判定部45cは、類似度算出部45bから入力された動きベクトルの移動量が所定の閾値を超えている場合には、第2コマ目の圧縮画像データを必要コマと判定する。逆に動きベクトルの移動量が閾値以下の場合には、第2コマ目の圧縮画像データを不要コマと判定する。
この判定が終了したら、必要コマ選択回路45は、フレームメモリ45aの第1コマ目の圧縮画像データを第3コマ目の圧縮画像データに書き換える。以下、同様にして類似度算出部45bは、第Nコマ目の圧縮画像データ(後コマ)の第(N−1)コマ目の圧縮画像データ(前コマ)からの動きベクトルを算出するとともに、判定部45cは、第Nコマ目の圧縮画像データが必要コマであるか不要コマであるかを判定する。以降の処理については、上記第1実施形態と同じであるため説明は省略する。
なお、上記第1及び第2実施形態では、類似度算出部45bが前後コマの差分二乗和に基づく類似度、または動きベクトルを求めることにより、前後コマの類似の有無(後コマが必要コマか否か)を判定しているが、本発明はこれらに限定されるものではなく、各種方法を用いて類似判定を行うようにしてもよい。例えば、類似度算出部45bが、周知の画像認識技術を用いて前後コマの濃度分布や色味分布等を検出し、これらの検出結果に基づいて前後コマの類似度を算出することで、前後コマの類似の有無を判定するようにしてもよい。この場合には、先に説明した第1実施形態における選択処理(図3参照)と基本的に同じであるため、具体的な選択処理の流れについては説明を省略する。
次に本発明の第3実施形態について説明を行う。上記第1及び第2実施形態の必要コマ選択回路45は、前後コマの類似の有無を判定することにより、必要コマの選択処理を行っているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、受信装置12から受信した所定コマ数の圧縮画像データの中から、一般的な症例から得られた症例画像の画像データ(以下、単に症例画像データという)と類似しているものを必要コマとして選択してもよい。以下、具体的に第3実施形態における必要コマの選択処理について説明を行う。
症例画像データには、例えば、他の患者のカプセル内視鏡検査で得られた病変部周辺の画像データや、典型的な形状、色、大きさなどの特徴量をもつ病変部、あるいは寄生虫や食べ滓などの異物の画像データがある。
図6に示すように、第3実施形態のWS54のプロセッサ55は、上述の必要コマ選択回路45の代わりに、必要コマ選択回路56が設けられている以外は、基本的にはプロセッサ20と同じ構成である。なお、上記各実施形態と機能・構成上同一のものについては、同一符号を付してその説明は省略する(以下の実施形態も同様)。
必要コマ選択回路56は、受信装置12から受信した所定コマ数の圧縮画像データの中から、症例画像データと類似している圧縮画像データを必要コマとして選択する。必要コマ選択回路56は、フレームメモリ56a、画像特徴量格納部58(画像特徴量記憶手段)、画像特徴量検索部59、画像特徴量抽出部60、判定部61を備えている。フレームメモリ56aは、圧縮画像データを1フレーム分格納するとともに、症例画像データとの類似判定がなされる度に、判定済みの圧縮画像データを新しい圧縮画像データに書き換える。
画像特徴量格納部58には、病変の種類に応じて異なる複数の症例画像データの画像特徴量(症例画像特徴量A,B,・・・)が予め格納されている。画像特徴量は、例えば画像全体の色合い、色の分布(配色)、輪郭線の分布、形状等の画像データの持つ各特徴量を数値情報で表したものである。なお、図示は省略しているが、各症例画像特徴量情報A,B,・・・は、病変の種類別に整理分類して画像特徴量格納部58に格納されている。また、これらを整理分類して格納する代わりに、病変の種類を判別するための判別情報を、各症例画像特徴量A,B,・・・のデータにそれぞれ付加しておいてもよい。
症例画像特徴量A,B,・・・は、必要コマ選択回路56で必要コマの選択処理を行う際に読み出される。この際に、全ての症例画像特徴量A,B,・・・を画像特徴量格納部58から読み出して、圧縮画像データが各症例画像データにそれぞれ類似しているか否かの判定を行うようにしてもよいが、この場合には判定処理に時間が掛かるという問題がある。
そこで、特定の病変(ポリープ、びらん、腫瘍等)を診断するために内視鏡検査を行う場合には、内視鏡検査する病変の種類(以下、単に検査目的という)に対応した症例画像特徴量のみを読み出せばよい。このため、操作部21には、病変の種類を含む検査情報を入力するための検査情報入力部21aが設けられている。
画像特徴量検索部59は、検査情報入力部21aに検査情報が入力されると、入力された検査情報に対応する症例画像特徴量を画像特徴量格納部58内から検索して、検索した症例画像特徴量を判定部61に出力する。
画像特徴量抽出部60は、フレームメモリ45aに格納された圧縮画像データから画像特徴量(以下、内視鏡画像特徴量という)を抽出する。なお、画像データから画像特徴量を抽出する方法については周知の方法を用いてよく、ここでは説明を省略する。抽出された内視鏡画像特徴量は、判定部61に出力される。
判定部61は、画像特徴量抽出部60からの内視鏡画像特徴量と、画像特徴量検索部59からの症例画像特徴量とを比較する。ここで、類似度計算式として、第1実施形態と同様、比較する2者の類似度合いが高い程、値が大となる関数を採用するものとする。例えば下記(2)式の類似度計算式が用いられる。
類似度D2 =c2(定数)−Σ{a×(vx−vs)}・・・(2)
(vx:撮影画像特徴量の値、vs:症例画像特徴量の値、a:各パラメータに対する重付け係数、i:パラメータ番号)
なお、画像特徴量として複数のパラメータを用いてもよい。その場合、上記パラメータ番号iの個数は2以上となる。
次いで、判定部61は、両画像特徴量の類似度が所定の閾値以上の場合には、フレームメモリ45aに格納された圧縮画像データが症例画像データに類似しており、必要コマであると判定してもよい。また、この場合には、必要コマであると判定された圧縮画像データの前後の複数コマ(1コマでも可)も必要コマと判定する。逆に類似度が閾値未満の場合には、フレームメモリ45aに格納された圧縮画像データが症例画像データに類似しておらず、不要コマであると判定する。
次に、図7を用いて必要コマ選択回路56による必要コマの選択処理について説明を行う。内視鏡検査を行うにあたって、医師は、操作部21の検査情報入力部21aに検査情報を入力する。画像特徴量検索部59は、入力された検査情報に対応する症例画像特徴量を画像特徴量格納部58内から検索して、症例画像特徴量を判定部61に出力する。
内視鏡検査が開始されると、プロセッサ55の必要コマ選択回路56は、受信装置12から無線受信した圧縮画像データの中から第1コマ目の圧縮画像データをフレームメモリ56aに格納する。画像特徴量抽出部60は、フレームメモリ56aに格納された第1コマ目の圧縮画像データから内視鏡画像特徴量を抽出して判定部61に出力する。
判定部61は、第1コマ目の圧縮画像データの内視鏡画像特徴量と、検査情報に基づき検索された症例画像特徴量とを比較した結果に基づいて、類似度を計算する。判定部61は、類似度が所定の閾値以上の場合には、第1コマ目の画像データ及びその後のx(任意の自然数)コマを必要コマと判定する。第1コマ目〜第(x+1)コマ目の圧縮画像データが必要コマと判定されたら、必要コマ選択回路56は、フレームメモリ56aに格納されている第1コマ目の圧縮画像データを第(x+2)コマ目の圧縮画像データに書き換える。
逆に、判定部61は類似度が所定の閾値未満の場合には、第1コマ目の画像データを不要コマと判定する。このようにして第1コマ目の圧縮画像データが不要コマと判定されたら、必要コマ選択回路56は、フレームメモリ56aに格納されている第1コマ目の圧縮画像データを第2コマ目の圧縮画像データに書き換える。
以下、同様にして画像特徴量抽出部60は、第Nコマ目の圧縮画像データの内視鏡画像特徴量を抽出して判定部61に出力するとともに、判定部61は、第Nコマ目の圧縮画像データが必要コマであるか否かを判定する。なお、必要コマであると判定された場合には、第(N−x)コマ〜第(N+x)コマが必要コマと判定される(ただし、N−x≧1)。以降の処理については、上記第1実施形態と同じである。
以上のように本発明の第3実施形態では、検査目的(注目して読影したい病変の種類)に対応した症例画像データに類似する圧縮画像データのみを必要コマとして選択するようにしたので、医師が読影を行いたい病変が映った内視鏡画像のオリジナル画像データのみをプロセッサ55へ無線送信することができる。その結果、医師の読影の負担を大幅に減らすことができる。
なお、上記第3実施形態において、検査情報入力部21aに検査情報を入力しなかった場合には、画像特徴量検索部59が画像特徴量格納部58内に格納されている全ての症例画像特徴量を判定部61に出力してもよい。この場合には、判定部61は、圧縮画像特徴量と各症例画像特徴量との類似度をそれぞれ算出した結果に基づき、圧縮画像特徴量が各症例画像特徴量のいずれかに類似していると判定した場合には、この症例画像データが必要コマであると判定する。
また、検査情報入力部21aには、複数の病変の種類を検査情報として入力することができる。この場合には、画像特徴量検索部59が画像特徴量格納部58内から複数の症例画像特徴量を検索して、判定部61へ出力する。
なお、上記第1〜第3実施形態では、必要コマを選択するために、受信装置12からWS13へ圧縮画像データを送信しているが、通信環境や移動する患者の位置によっては、通信性能が影響を受ける可能性がある。定期的に通信情報量をチェックする機能を設け、受信装置12とWS13間の無線伝送状況に応じて、受信装置12における画像圧縮率を適応的に変更するようにしてもよい。無線伝送能力が高ければ、1画像あたり情報量を高めに設定して画質を高く保持することができ、必要コマの判定精度が向上するメリットがある。無線伝送能力がさらに高ければ、受信装置12における圧縮処理自体が不要となり、プロセッサ20における必要コマの選別、受信装置12への必要コマの選択情報の伝送、および受信装置12からプロセッサ20へのオリジナル画像伝送という処理も不要となる。
逆に、通信性能が所定の基準以下となった場合、1画像あたり情報量の抑制には下限を設定し最低基準の画質を確保しておき、後のタイミングで伝送できる様に、受信装置12内フレームメモリにおいて蓄積する圧縮画像データのコマ数を一時的に増加させる制御を行ってもよい。上記の様に、受信装置12とWS13間の無線伝送能力に応じて、適用的に、処理の内容を制御することも可能である。
次に、本発明の第4実施形態について説明を行う。上記各実施形態では、WS(プロセッサ)側で必要コマの選択処理を行うようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、受信装置側で必要コマの選択処理を行ってもよい。以下、図8及び図9を用いて受信装置側で必要コマの選択処理を行う第4実施形態のカプセル内視鏡システム65について説明を行う。
カプセル内視鏡システム65は、CE11と受信装置66とWS67とから構成されている。受信装置66は、基本的には上記実施形態の受信装置12と同じ構成である。ただし、受信装置66には、必要コマ選択回路69が設けられている。CPU30は、CE11からアンテナ18、送受信回路31、復調回路32、画像処理回路33を経て入力オリジナル画像データを図示しない選択用メモリ(図示せず)に逐次記憶させる。
必要コマ選択回路69は、基本的には上記第1実施形態の必要コマ選択回路45と同じである。ただし、必要コマ選択回路69は、選択用メモリにオリジナル画像データが所定コマ数だけ蓄積されたら、蓄積された各オリジナル画像データを選択対象として必要コマの選択処理を行う。この選択処理については、先に図3を用いて説明した第1実施形態の必要コマの選択処理の「圧縮画像データ」を「オリジナル画像データ」に置き換えればよいので、ここでは説明を省略する。
CPU30は、必要コマ選択回路69にて必要コマであると判定されたオリジナル画像データを送信用メモリ(図示せず)に逐次蓄積させる。そして、CPU30は、全てのコマの選択処理が終了したら、送信用メモリに蓄積された必要コマのオリジナル画像データを変調回路36に出力する。必要コマのオリジナル画像データは、電波26に変調された後、アンテナ39に出力される。これにより、受信装置66からWS67へ必要コマのオリジナル画像データが無線送信される。なお、CPU30は、不要コマであると判定されたオリジナル画像データは、破棄或いは圧縮してストレージ34に格納する。
WS67は、上述の操作部21及びLCD22と、プロセッサ71とから構成されている。プロセッサ71は、必要コマ選択回路が設けられていない以外は、上記各実施形態のプロセッサ20,55と同じ構成である。受信装置66から無線送信された電波26は、上述したように、アンテナ24で受信されて、プロセッサ71にて元の所定コマ数のオリジナル画像データに復調された後、1コマずつ受信用メモリに蓄積される。CPU40は、受信用メモリに蓄積された全てのオリジナル画像データを一括してストレージ48に出力して、その格納部48aに格納させる。
以上のように本発明の第4実施形態のカプセル内視鏡システム65は、CE11による撮影が行われている間に、受信装置66側で選択した必要コマのオリジナル画像データのみをWS67に無線送信することができるので、受信装置66に必要コマ選択回路を設ける必要がある点を除いては、上記第1実施形態で説明した効果と同様の効果が得られる。さらに、第4実施形態では、上記第1実施形態とは異なり圧縮画像データを無線送信する必要がなくなるので、受信装置の送信電力消費量を減らすことができる。
なお、上記第4実施形態では、受信装置66に第1実施形態の必要コマ選択回路45とほぼ同じ選択処理を行う必要コマ選択回路69を設けた場合を例に挙げて説明を本発明はこれに限定されるものではなく、上記第2及び第3実施形態で説明した必要コマ選択回路とほぼ同じ選択処理を行うものを設けるようにしてもよい。
なお、上記各実施形態では、受信装置は必要コマのオリジナル画像データのみをWS(プロセッサ)に無線送信しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、必要コマ、不要コマの選択をせずに、受信装置がCE11から入力された全てのオリジナル画像データをWSへ無線送信するようにしてもよい。この場合には、例えば受信装置は、CE11からのオリジナル画像データが所定コマ数だけRAM等に蓄積されたら、無線送信出力(無線パワー)を増幅して各オリジナル画像データを一括してWSへ無線送信するようにしてもよい。
なお、上記各実施形態では、WS(プロセッサ)に接続されたアンテナ24(図1参照)が、検査室の天井23に設置されている場合を例に挙げて説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、検査室内の任意の箇所に設置されていてもよい。また、検査室に複数のアンテナ24を設置して、各アンテナ24をプロセッサに接続するようにしてもよい。また、病院内に検査室が複数ある場合には、各検査室にそれぞれアンテナを設置して、各アンテナをそれぞれプロセッサに接続するようにしてもよい。さらに、WSを検査室内に設置している場合には、プロセッサ等にアンテナを設けるようにしてもよい。さらには、複数のアンテナ24を、検査室に限らず、院内/施設内各ポイントに設置すれば、患者の移動制限を大幅に緩和できる。
なお、上記第1及び第2実施形態における必要コマの選択処理では、フレームメモリ45aに格納された前後コマが類似していると判定されたときに、前コマを必要コマとし、後コマを不要コマとしているが、本発明はこれに限定されず、逆であってもよい。
また、上記第3実施形態では、圧縮画像データから抽出した内視鏡画像特徴量と、予め症例画像データから抽出した症例画像特徴量とを比較した結果に基づいて、圧縮画像データと症例画像データとの類似判定を行っているが、本発明はこれに限定されるものではなく、各種の類似判定方法を用いて類似判定を行ってもよい。
なお、上記第1〜第3実施形態では、WS(プロセッサ)の必要コマ選択回路にて、受信装置12から受信した所定コマ数の圧縮画像データの中から必要コマを選択し、この選択結果(必要コマ選択情報)を受信装置に無線送信することで、受信装置12からWSへ必要コマのオリジナル画像データのみを無線送信させるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば圧縮画像データが、受信装置12(画像圧縮回路35)にてオリジナル画像データを可逆圧縮(圧縮符号化)したものであるにならば、WSにデコーダ等を設けることで、WS側にて必要コマの圧縮画像データを元のオリジナル画像データに復元することができる。この場合には、受信装置12からWSへオリジナル画像データを配信する必要がなくなるので、受信装置の送信電力消費量を大幅に減らすことができる。また、圧縮画像データをデコードする工程が必要となるものの、WSから受信装置への必要コマ選択情報の送信工程、及び受信装置からWSへの必要コマのオリジナル画像データの送信工程が不要となるので、より短時間で必要コマのオリジナル画像データのみを格納部48aに格納することができる。
また、上記第1〜第3実施形態では、受信装置12においてオリジナル画像データのデータ量を削減する削減処理として圧縮符号化を例に挙げて説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものでなく、圧縮符号化の代わりに、例えばコマ間引きや画素間引きなどを行ってよい。さらに、圧縮符号化、コマ間引き、画素間引きを組み合せてもよい。
コマの間引きは、オリジナル画像データのコマを間引いてデータ量を削減する処理である。例えば、2フレーム/秒で撮影された一連の各オリジナル画像データを、K(Kは1以上の自然数)コマおきに間引いて送信用メモリに蓄積させる。なお、上述の画像圧縮回路35でコマの間引きが行われた場合には、例えば必要コマ選択回路45(図2参照)において前後コマの類似を判定する際に、前コマに最も撮影のタイミングが近いコマを後コマとして選択する。データ量削減処理としてコマ間引きしか行っていない場合には、必要コマ選択回路で選択されたオリジナル画像データをそのままストレージ48に格納させればよく、受信装置からWSへの必要コマのオリジナル画像データの送信工程が不要となる。
画素の間引きは、各オリジナル画像データの画素数を間引いてデータ量を削減する処理である。例えば、各オリジナル画像データの垂直方向の画素、及び水平方向の画素を任意の間隔で間引けばよく、その間隔等は適宜決定してよい。
なお、上記第3実施形態では、画像特徴量格納部58(図6参照)に病変の種類が異なる症例画像データの症例画像特徴量を格納している場合を例に挙げて説明を行ったが、病変の種類だけでなく、人体内の被観察部位に応じても異なる症例画像データの症例画像特徴量を格納するようにしてもよい。この場合には、検査情報入力部21aに内視鏡検査する被観察部位及び病変の種類を入力することで、注目して撮影したい被観察部位及び病変の種類に対応した症例画像データに類似する圧縮画像データを必要コマとして選択することができる。
また、上記各実施形態では、必要コマ選択回路及び画像特徴量格納部が受信装置及びWS(プロセッサ)のいずれか一方に設けられている場合を例に挙げて説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、受信装置及びWSの両方にそれぞれ設けられていてもよい。この場合には、両者にそれぞれ設けられている必要コマ選択回路等のいずれを使用するかは、例えば選択スイッチ等で選択できるようにすればよい。
なお、上記各実施形態では、カプセル内視鏡検査を行う被検体が人である場合を例に挙げて説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、人以外の動物等が被検体であってもよい。
カプセル内視鏡システム(第1実施形態)の構成を示す概略図である。 カプセル内視鏡システムの電気的構成を示すブロック図である。 必要コマ選択回路にて行われる選択処理を説明するためのフローチャートである。 受信装置からWS(プロセッサ)へのオリジナル画像データの送信処理を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態における必要コマ選択回路にて行われる選択処理を説明するためのフローチャートである。 第3実施形態におけるWSの電気的構成を示すブロック図である。 第3実施形態における必要コマ選択回路にて行われる選択処理を説明するためのフローチャートである。 第4実施形態におけるカプセル内視鏡システムの構成を示す概略図である。 第4実施形態における受信装置からWSへのオリジナル画像データの送信処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
2,65 カプセル内視鏡システム
12,66 受信装置
13,54,67 WS
20,55,71 プロセッサ
21 操作部
21a 検査情報入力部
30,40 CPU
31,41 受信回路
34,48 ストレージ
35 画像圧縮回路
39 アンテナ
45,56,69 必要コマ選択回路
58 画像特徴量格納部

Claims (8)

  1. 被検体内に嚥下され、被検体内の被観察部位を撮影するカプセル内視鏡と、被検体に携帯され、前記カプセル内視鏡で得られた内視鏡画像を無線受信して、これを記憶する受信装置と、前記受信装置から取り込んだ前記内視鏡画像を記憶・管理するとともに、診断に供する前記内視鏡画像をモニタに表示する情報管理装置とからなるカプセル内視鏡システムにおいて、
    前記受信装置に設けられ、前記カプセル内視鏡による撮影中に、前記カプセル内視鏡から無線受信した前記内視鏡画像を前記情報管理装置へ無線送信する第1無線通信手段と、
    前記情報管理装置に設けられ、前記第1無線通信手段と無線接続され、前記受信装置から無線送信される前記内視鏡画像を無線受信する第2無線通信手段とを備えることを特徴とするカプセル内視鏡システム。
  2. 前記受信装置または前記情報管理装置の少なくともいずれか一方に設けられ、前記カプセル内視鏡から前記受信装置が無線受信した複数の前記内視鏡画像の中から、前記情報管理装置で記憶する前記内視鏡画像を選択する選択手段を備え、
    前記第1無線通信手段は、前記選択手段で選択された前記内視鏡画像を前記情報管理装置に無線送信することを特徴とする請求項1記載のカプセル内視鏡システム。
  3. 前記選択手段は、前記カプセル内視鏡から前記受信装置が無線受信した複数の前記内視鏡画像の中から、2つの前記内視鏡画像間の類似度を算出し、算出した類似度に基づき両者が類似していると判定した場合には、両者のいずれかを選択するとともに、両者が類似していないと判定した場合には、両者を選択することを特徴とする請求項2記載のカプセル内視鏡システム。
  4. 前記受信装置または前記情報管理装置のうち、前記選択手段が設けられた方は、症例画像の画像特徴量を表す症例画像特徴量を記憶した画像特徴量記憶手段を備えており、
    前記選択手段は、前記カプセル内視鏡から前記受信装置が無線受信した複数の前記内視鏡画像の画像特徴量を表す内視鏡画像特徴量をそれぞれ抽出し、抽出した前記各内視鏡画像特徴量と、前記画像特徴量記憶手段に記憶された前記症例画像特徴量とを比較した結果に基づき、前記症例画像に類似すると判定した前記内視鏡画像を選択することを特徴とする請求項2または3記載のカプセル内視鏡システム。
  5. 前記画像特徴量記憶手段には、病変の種類に対応付けて前記症例画像特徴量が記憶されているとともに、
    前記受信装置または前記情報管理装置のうち、前記選択手段が設けられた方は、診断する病変の種類を入力するための入力手段を備え、
    前記選択手段は、前記各内視鏡画像特徴量を前記入力手段に入力された前記病変の種類に対応する前記症例画像特徴量と比較することを特徴とする請求項4記載のカプセル内視鏡システム。
  6. 前記選択手段は、前記情報管理装置に設けられており、
    前記受信装置は、前記カプセル内視鏡から無線受信した前記内視鏡画像のデータ量を削減するデータ量削減手段を備え、
    前記第1無線通信手段は、データ量削減後の前記内視鏡画像を前記情報管理装置へ無線送信するとともに、前記選択手段は、前記第2無線通信手段で無線受信したデータ量削減後の前記内視鏡画像を選択対象とすることを特徴とする請求項2ないし5いずれか1項記載のカプセル内視鏡システム。
  7. 前記第2無線通信手段は、前記選択手段による選択結果を前記受信装置へ無線送信し、
    前記第1無線通信手段は、前記第2無線通信手段から無線送信された選択結果に基づき、選択された前記内視鏡画像を前記情報管理装置へ無線送信することを特徴とする請求項6項記載のカプセル内視鏡システム。
  8. 前記受信装置は、前記選択手段で選択されなかった前記内視鏡画像を破棄、またはデータ量を削減して記憶することを特徴とする請求項2ないし7いずれか1項記載のカプセル内視鏡システム。
JP2008031719A 2008-02-13 2008-02-13 カプセル内視鏡システム Expired - Fee Related JP5156427B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008031719A JP5156427B2 (ja) 2008-02-13 2008-02-13 カプセル内視鏡システム
US12/370,078 US7920732B2 (en) 2008-02-13 2009-02-12 Capsule endoscope system and endoscopic image filing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008031719A JP5156427B2 (ja) 2008-02-13 2008-02-13 カプセル内視鏡システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009189475A true JP2009189475A (ja) 2009-08-27
JP5156427B2 JP5156427B2 (ja) 2013-03-06

Family

ID=40939476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008031719A Expired - Fee Related JP5156427B2 (ja) 2008-02-13 2008-02-13 カプセル内視鏡システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7920732B2 (ja)
JP (1) JP5156427B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011024560A1 (ja) * 2009-08-28 2011-03-03 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 受信システム
US8896677B2 (en) 2010-07-07 2014-11-25 Sony Corporation Imaging device and transmission/reception system
WO2016072147A1 (ja) * 2014-11-07 2016-05-12 ソニー株式会社 観察装置及び観察システム
JP2016083035A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 オリンパス株式会社 受信ユニット、およびアンテナユニット
JP6335412B1 (ja) * 2017-02-02 2018-05-30 オリンパス株式会社 内視鏡画像観察支援システム
WO2018142664A1 (ja) * 2017-02-02 2018-08-09 オリンパス株式会社 内視鏡画像観察支援システム
CN109831699A (zh) * 2018-12-28 2019-05-31 广州华多网络科技有限公司 图像审核处理方法、装置、电子设备及存储介质
JP2019201757A (ja) * 2018-05-22 2019-11-28 オリンパス株式会社 カプセル型内視鏡、カプセル型内視鏡システム及びカプセル型内視鏡の送信方法
WO2021181617A1 (ja) * 2020-03-12 2021-09-16 オリンパス株式会社 内視鏡、及び、内視鏡の動作方法

Families Citing this family (72)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8836513B2 (en) 2006-04-28 2014-09-16 Proteus Digital Health, Inc. Communication system incorporated in an ingestible product
EP2392258B1 (en) 2005-04-28 2014-10-08 Proteus Digital Health, Inc. Pharma-informatics system
US8802183B2 (en) 2005-04-28 2014-08-12 Proteus Digital Health, Inc. Communication system with enhanced partial power source and method of manufacturing same
US9198608B2 (en) 2005-04-28 2015-12-01 Proteus Digital Health, Inc. Communication system incorporated in a container
US8912908B2 (en) 2005-04-28 2014-12-16 Proteus Digital Health, Inc. Communication system with remote activation
US8730031B2 (en) 2005-04-28 2014-05-20 Proteus Digital Health, Inc. Communication system using an implantable device
WO2007028035A2 (en) 2005-09-01 2007-03-08 Proteus Biomedical, Inc. Implantable zero-wire communications system
CN105468895A (zh) 2006-05-02 2016-04-06 普罗透斯数字保健公司 患者定制的治疗方案
US7940973B2 (en) 2006-09-19 2011-05-10 Capso Vision Inc. Capture control for in vivo camera
US20080091065A1 (en) * 2006-10-04 2008-04-17 Olympus Medical Systems Corporation Medical image processing apparatus, endoscope system and medical image processing system
WO2008066617A2 (en) 2006-10-17 2008-06-05 Proteus Biomedical, Inc. Low voltage oscillator for medical devices
EP2083680B1 (en) 2006-10-25 2016-08-10 Proteus Digital Health, Inc. Controlled activation ingestible identifier
EP2069004A4 (en) 2006-11-20 2014-07-09 Proteus Digital Health Inc PERSONAL HEALTH SIGNAL RECEIVERS WITH ACTIVE SIGNAL PROCESSING
MY165532A (en) 2007-02-01 2018-04-02 Proteus Digital Health Inc Ingestible event marker systems
CA2676280C (en) 2007-02-14 2018-05-22 Proteus Biomedical, Inc. In-body power source having high surface area electrode
US9270025B2 (en) 2007-03-09 2016-02-23 Proteus Digital Health, Inc. In-body device having deployable antenna
EP2124725A1 (en) 2007-03-09 2009-12-02 Proteus Biomedical, Inc. In-body device having a multi-directional transmitter
US8540632B2 (en) 2007-05-24 2013-09-24 Proteus Digital Health, Inc. Low profile antenna for in body device
DK2192946T3 (da) 2007-09-25 2022-11-21 Otsuka Pharma Co Ltd Kropsintern anordning med virtuel dipol signalforstærkning
ES2661739T3 (es) 2007-11-27 2018-04-03 Proteus Digital Health, Inc. Sistemas de comunicación transcorporal que emplean canales de comunicación
JP5156427B2 (ja) * 2008-02-13 2013-03-06 富士フイルム株式会社 カプセル内視鏡システム
MY161533A (en) 2008-03-05 2017-04-28 Proteus Digital Health Inc Multi-mode communication ingestible event markers and systems, and methods of using the same
SG195535A1 (en) 2008-07-08 2013-12-30 Proteus Digital Health Inc Ingestible event marker data framework
KR101214453B1 (ko) 2008-08-13 2012-12-24 프로테우스 디지털 헬스, 인코포레이티드 복용 가능한 회로
WO2010057049A2 (en) 2008-11-13 2010-05-20 Proteus Biomedical, Inc. Ingestible therapy activator system and method
CN102271578B (zh) 2008-12-11 2013-12-04 普罗秋斯数字健康公司 使用便携式电子内脏造影系统的胃肠功能的评估及其使用方法
US9659423B2 (en) 2008-12-15 2017-05-23 Proteus Digital Health, Inc. Personal authentication apparatus system and method
TWI424832B (zh) 2008-12-15 2014-02-01 Proteus Digital Health Inc 與身體有關的接收器及其方法
US9439566B2 (en) 2008-12-15 2016-09-13 Proteus Digital Health, Inc. Re-wearable wireless device
AU2010203625A1 (en) 2009-01-06 2011-07-21 Proteus Digital Health, Inc. Ingestion-related biofeedback and personalized medical therapy method and system
TWI602561B (zh) 2009-01-06 2017-10-21 波提亞斯數位康健公司 醫藥劑量傳送系統
WO2010111403A2 (en) 2009-03-25 2010-09-30 Proteus Biomedical, Inc. Probablistic pharmacokinetic and pharmacodynamic modeling
WO2010116885A1 (ja) * 2009-04-06 2010-10-14 日本電気株式会社 データ処理装置、画像照合方法、プログラムおよび画像照合システム
CN102458236B (zh) 2009-04-28 2016-01-27 普罗秋斯数字健康公司 高可靠性的可摄入事件标记器及其使用方法
WO2010132331A2 (en) 2009-05-12 2010-11-18 Proteus Biomedical, Inc. Ingestible event markers comprising an ingestible component
JP5054072B2 (ja) * 2009-07-28 2012-10-24 キヤノン株式会社 光断層画像撮像装置
US8558563B2 (en) 2009-08-21 2013-10-15 Proteus Digital Health, Inc. Apparatus and method for measuring biochemical parameters
TWI517050B (zh) 2009-11-04 2016-01-11 普羅托斯數位健康公司 供應鏈管理之系統
UA109424C2 (uk) 2009-12-02 2015-08-25 Фармацевтичний продукт, фармацевтична таблетка з електронним маркером і спосіб виготовлення фармацевтичної таблетки
JP5841951B2 (ja) 2010-02-01 2016-01-13 プロテウス デジタル ヘルス, インコーポレイテッド データ収集システム
WO2011127252A2 (en) 2010-04-07 2011-10-13 Proteus Biomedical, Inc. Miniature ingestible device
TWI557672B (zh) 2010-05-19 2016-11-11 波提亞斯數位康健公司 用於從製造商跟蹤藥物直到患者之電腦系統及電腦實施之方法、用於確認將藥物給予患者的設備及方法、患者介面裝置
JP5460488B2 (ja) * 2010-06-29 2014-04-02 富士フイルム株式会社 電子内視鏡システム、電子内視鏡用のプロセッサ装置、画像検索システム、及び電子内視鏡システムの作動方法
US8870751B2 (en) * 2010-09-28 2014-10-28 Fujifilm Corporation Endoscope system, endoscope image recording apparatus, endoscope image acquisition assisting method and computer readable medium
JP2014504902A (ja) 2010-11-22 2014-02-27 プロテウス デジタル ヘルス, インコーポレイテッド 医薬品を有する摂取可能なデバイス
US9439599B2 (en) 2011-03-11 2016-09-13 Proteus Digital Health, Inc. Wearable personal body associated device with various physical configurations
JP5238100B2 (ja) * 2011-04-01 2013-07-17 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 受信装置及びカプセル型内視鏡システム
WO2015112603A1 (en) 2014-01-21 2015-07-30 Proteus Digital Health, Inc. Masticable ingestible product and communication system therefor
US9756874B2 (en) 2011-07-11 2017-09-12 Proteus Digital Health, Inc. Masticable ingestible product and communication system therefor
BR112014001397A2 (pt) * 2011-07-21 2017-02-21 Proteus Biomedical Inc dispositivo, sistema e método de comunicação móvel
US8816814B2 (en) 2011-08-16 2014-08-26 Elwha Llc Systematic distillation of status data responsive to whether or not a wireless signal has been received and relating to regimen compliance
US9235683B2 (en) 2011-11-09 2016-01-12 Proteus Digital Health, Inc. Apparatus, system, and method for managing adherence to a regimen
US9700276B2 (en) * 2012-02-28 2017-07-11 Siemens Healthcare Gmbh Robust multi-object tracking using sparse appearance representation and online sparse appearance dictionary update
WO2014018454A1 (en) 2012-07-23 2014-01-30 Proteus Digital Health, Inc. Techniques for manufacturing ingestible event markers comprising an ingestible component
JP5869736B2 (ja) 2012-10-18 2016-02-24 プロテウス デジタル ヘルス, インコーポレイテッド 通信デバイス用の電源において電力消失およびブロードキャスト電力を適応的に最適化するための装置、システム、および方法
TW201427633A (zh) * 2013-01-14 2014-07-16 Bruce Zheng-San Chou 內視鏡影像擷取系統及其方法
TWI659994B (zh) 2013-01-29 2019-05-21 美商普羅托斯數位健康公司 高度可膨脹之聚合型薄膜及包含彼之組成物
WO2014151929A1 (en) 2013-03-15 2014-09-25 Proteus Digital Health, Inc. Personal authentication apparatus system and method
JP5941240B2 (ja) 2013-03-15 2016-06-29 プロテウス デジタル ヘルス, インコーポレイテッド 金属検出器装置、システム、および方法
JP6511439B2 (ja) 2013-06-04 2019-05-15 プロテウス デジタル ヘルス, インコーポレイテッド データ収集および転帰の査定のためのシステム、装置、および方法
US9796576B2 (en) 2013-08-30 2017-10-24 Proteus Digital Health, Inc. Container with electronically controlled interlock
AU2014321320B2 (en) 2013-09-20 2019-03-14 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Methods, devices and systems for receiving and decoding a signal in the presence of noise using slices and warping
WO2015044722A1 (en) 2013-09-24 2015-04-02 Proteus Digital Health, Inc. Method and apparatus for use with received electromagnetic signal at a frequency not known exactly in advance
US10084880B2 (en) 2013-11-04 2018-09-25 Proteus Digital Health, Inc. Social media networking based on physiologic information
US10117563B2 (en) * 2014-01-09 2018-11-06 Gyrus Acmi, Inc. Polyp detection from an image
JP6218634B2 (ja) * 2014-02-20 2017-10-25 オリンパス株式会社 内視鏡システム及び内視鏡の作動方法
US11051543B2 (en) 2015-07-21 2021-07-06 Otsuka Pharmaceutical Co. Ltd. Alginate on adhesive bilayer laminate film
KR20210018961A (ko) 2016-07-22 2021-02-18 프로테우스 디지털 헬스, 인코포레이티드 섭취 가능한 이벤트 마커의 전자기 감지 및 검출
IL265827B2 (en) 2016-10-26 2023-03-01 Proteus Digital Health Inc Methods for producing capsules with ingestible event markers
US11364008B2 (en) 2019-09-30 2022-06-21 Turner Imaging Systems, Inc. Image compression for x-ray imaging devices
CN113393449A (zh) * 2021-06-25 2021-09-14 上海市第一人民医院 基于人工智能的内窥镜视频图像自动存储方法
CN114259197B (zh) * 2022-03-03 2022-05-10 深圳市资福医疗技术有限公司 一种胶囊内窥镜质控方法及系统

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006304885A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Olympus Medical Systems Corp 被検体内導入装置及び被検体内情報取得システム
JP2007061190A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Olympus Corp 受信装置
JP2007130263A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Olympus Medical Systems Corp 生体内画像取得装置
JP2007151809A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Olympus Medical Systems Corp 受信装置
JP2007195586A (ja) * 2006-01-23 2007-08-09 Olympus Medical Systems Corp カプセル型医療装置、医療用制御装置、医療用画像処理装置及びプログラム
WO2007091556A1 (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Olympus Medical Systems Corp. 中継ユニット
WO2007113838A2 (en) * 2006-04-03 2007-10-11 Given Imaging Ltd. Device, system and method for in-vivo analysis
JP2007312850A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Olympus Medical Systems Corp カプセル型医療装置およびこれを用いた薬剤導入システム

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6709387B1 (en) * 2000-05-15 2004-03-23 Given Imaging Ltd. System and method for controlling in vivo camera capture and display rate
US20030043263A1 (en) * 2001-07-26 2003-03-06 Arkady Glukhovsky Diagnostic device using data compression
US9113846B2 (en) * 2001-07-26 2015-08-25 Given Imaging Ltd. In-vivo imaging device providing data compression
WO2003069913A1 (en) * 2002-02-12 2003-08-21 Given Imaging Ltd. System and method for displaying an image stream
IL162740A (en) * 2003-06-26 2010-06-16 Given Imaging Ltd Device, method and system for reduced transmission imaging
WO2005039399A1 (ja) * 2003-10-27 2005-05-06 Olympus Corporation 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP3993554B2 (ja) 2003-10-27 2007-10-17 オリンパス株式会社 画像処理装置、該方法、及び該プログラム
CN101595532B (zh) * 2005-06-28 2013-07-31 E.I.内穆尔杜邦公司 缓冲组合物
JP2007236700A (ja) 2006-03-09 2007-09-20 Fujifilm Corp カプセル内視鏡システム
JP5156427B2 (ja) * 2008-02-13 2013-03-06 富士フイルム株式会社 カプセル内視鏡システム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006304885A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Olympus Medical Systems Corp 被検体内導入装置及び被検体内情報取得システム
JP2007061190A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Olympus Corp 受信装置
JP2007130263A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Olympus Medical Systems Corp 生体内画像取得装置
JP2007151809A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Olympus Medical Systems Corp 受信装置
JP2007195586A (ja) * 2006-01-23 2007-08-09 Olympus Medical Systems Corp カプセル型医療装置、医療用制御装置、医療用画像処理装置及びプログラム
WO2007091556A1 (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Olympus Medical Systems Corp. 中継ユニット
WO2007113838A2 (en) * 2006-04-03 2007-10-11 Given Imaging Ltd. Device, system and method for in-vivo analysis
JP2007312850A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Olympus Medical Systems Corp カプセル型医療装置およびこれを用いた薬剤導入システム

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8786691B2 (en) 2009-08-28 2014-07-22 Olympus Medical Systems Corp. Biomedical receiver and sensor system for physiological monitoring of patients
WO2011024560A1 (ja) * 2009-08-28 2011-03-03 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 受信システム
US8896677B2 (en) 2010-07-07 2014-11-25 Sony Corporation Imaging device and transmission/reception system
JP2016083035A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 オリンパス株式会社 受信ユニット、およびアンテナユニット
US10799089B2 (en) 2014-11-07 2020-10-13 Sony Corporation Observation device and observation system for strengthening stability of communication
WO2016072147A1 (ja) * 2014-11-07 2016-05-12 ソニー株式会社 観察装置及び観察システム
JP6335412B1 (ja) * 2017-02-02 2018-05-30 オリンパス株式会社 内視鏡画像観察支援システム
WO2018142664A1 (ja) * 2017-02-02 2018-08-09 オリンパス株式会社 内視鏡画像観察支援システム
US10918260B2 (en) 2017-02-02 2021-02-16 Olympus Corporation Endoscopic image observation support system
JP2019201757A (ja) * 2018-05-22 2019-11-28 オリンパス株式会社 カプセル型内視鏡、カプセル型内視鏡システム及びカプセル型内視鏡の送信方法
CN109831699A (zh) * 2018-12-28 2019-05-31 广州华多网络科技有限公司 图像审核处理方法、装置、电子设备及存储介质
CN109831699B (zh) * 2018-12-28 2021-07-20 广州华多网络科技有限公司 图像审核处理方法、装置、电子设备及存储介质
WO2021181617A1 (ja) * 2020-03-12 2021-09-16 オリンパス株式会社 内視鏡、及び、内視鏡の動作方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20090203964A1 (en) 2009-08-13
US7920732B2 (en) 2011-04-05
JP5156427B2 (ja) 2013-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5156427B2 (ja) カプセル内視鏡システム
JP5147308B2 (ja) 画像抽出装置および画像抽出プログラム
US7319781B2 (en) Method and system for multiple passes diagnostic alignment for in vivo images
JP4624841B2 (ja) 画像処理装置および当該画像処理装置における画像処理方法
JP5312807B2 (ja) 画像処理装置および画像処理プログラム
US9186051B2 (en) Image processing device, computer-readable recording device, and image processing method
EP1997074B1 (en) Device, system and method for automatic detection of contractile activity in an image frame
US20070191677A1 (en) Image processing method and capsule type endoscope device
US20090208071A1 (en) Medical Image Processing Apparatus, Luminal Image Processing Apparatus, Luminal Image Processing Method, and Programs for the Same
US20050075537A1 (en) Method and system for real-time automatic abnormality detection for in vivo images
US20110135170A1 (en) System and method for display speed control of capsule images
US20070076930A1 (en) System and method for detecting content in-vivo
JP6217632B2 (ja) 撮像制御装置、記憶システムおよび記憶媒体
CN113544743A (zh) 内窥镜用处理器、程序、信息处理方法和信息处理装置
CN102753078B (zh) 图像显示装置以及胶囊型内窥镜系统
US8768024B1 (en) System and method for real time detection of villi texture in an image stream of the gastrointestinal tract
JP2008278965A (ja) 画像処理装置および画像処理プログラム
CN103247035B (zh) 基于数字x光机的医学图像处理装置、方法及系统
KR20200070062A (ko) 인공신경망을 이용하여 캡슐형 내시경 영상에서 병변을 감지하는 시스템 및 방법
CN111091536A (zh) 医学图像处理方法、装置、设备、介质以及内窥镜
CN108055454B (zh) 医用内窥镜人工智能芯片的体系架构及图像处理方法
JP5004736B2 (ja) 画像処理装置および画像処理プログラム
CN111325709A (zh) 无线胶囊内窥镜图像检测系统及检测方法
JP4464894B2 (ja) 画像表示装置
CN110772210B (zh) 一种诊断交互系统及方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100721

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120711

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121210

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees