JP2009189469A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技領域を形成する遊技盤を収納する前面枠の一側に、前方へ回動自在に軸着されたガラス枠と、前記前面枠の前記遊技盤を収納する開口部の下端部に回動自在に軸着された内枠ガラスと、を備える遊技機において、ガラス枠を極端に開放しなくても、内枠ガラスを好適に開放することである。
【解決手段】内部カバー部138の上端を前面枠本体130の前方へ回動させるとともに、当該内部カバー部138を前面枠本体130の開放端側に移動させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、遊技領域を形成する遊技盤を収納する前面枠の一側に、上下方向の軸線回りに回動自在に軸着された装飾枠部と、前記前面枠の前記遊技盤を収納する開口部の下端部に左右方向の軸線回りに回動自在に軸着され、前記遊技領域を閉塞する内枠ガラスと、を備える遊技機に関する。
従来、ガラス枠の開閉に係わる不正行為を防止するため、従来のガラス枠を、ガラス板を保持するガラス枠ユニットと、その前でパチンコ遊技機を装飾する装飾部材を備えた装飾枠との2つに分けた構成とするパチンコ遊技機が考えられている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、ガラス枠ユニットを、遊技盤が取り付けられる前面枠の上端部に軸着して開閉可能とするとともに、装飾枠をガラス枠ユニットの前側で前面枠の左側部に軸着して開閉可能とする。これにより、ガラス枠ユニットを開放するには、その前の装飾枠を大きく開放する必要があり、合鍵等により不正に開放する際に極めて目立つ状態となって不正を防止でき、また、手前の装飾部材を引張っても、ガラス枠ユニットは動かないので、従来のように、ガラス枠を手前に引張ってガラス板と役物との間に遊技球を挟み込んで、役物を開状態とする不正ができない、というものである。
特開2005−185743号公報
しかしながら、上記特許文献1の発明において、装飾枠の背面が膨出した凸形状を形成している場合には、ガラス枠ユニットを手前に開放した場合、凸形状に膨出した装飾枠の背面が邪魔になり、装飾枠を必要以上に開放しなければ、ガラス枠ユニットを開放することはできなかった。このため、装飾枠を開放した際、当該遊技機の左隣の遊技者の遊技の邪魔になる可能性があった。
本発明の目的は、遊技盤を収納する前面枠の一側に、前方へ回動自在に軸着された装飾枠部と、前記前面枠の前記遊技盤を収納する開口部の下端部に回動自在に軸着された内枠ガラスと、を備える遊技機において、装飾枠部を極端に開放しなくても、内枠ガラスを好適に開放することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
遊技領域を形成する遊技盤を収納する前面枠の一側に、上下方向の軸線回りに回動自在に軸着された装飾枠部と、
前記前面枠の前記遊技盤を収納する開口部の下端部に左右方向の軸線回りに回動自在に軸着され、前記遊技領域を閉塞する内枠ガラスと、
を備える遊技機において、
前記装飾枠部は、背面に膨出した凸形状を有し前記遊技盤に対向する領域を覆うカバー部を備え、
前記内枠ガラスを、前記前面枠の開放端側に移動可能に構成したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、内枠ガラスを前面枠の前方へ回動させる際、当該内枠ガラスを前面枠の開放端側に移動することができることとなり、装飾枠部を極端に開放しなくても、内枠ガラスが当該装飾枠部の背面に備えられたカバー部に当たらず、また、当該遊技機の左隣の遊技者の遊技の邪魔にならず、内枠ガラスを好適に開放することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機であって、
前記内枠ガラスの上端を前記前面枠の前方へ回動するのに連動して当該内枠ガラスを前記前面枠の開放端側に水平移動させる移動機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
請求項2に記載の発明によれば、内枠ガラスの上端を前面枠の前方へ回動するのに連動して当該内枠ガラスを前面枠の開放端側に水平移動させる移動機構を備えるので、装飾枠部を極端に開放しなくても、内枠ガラスを、効率良く、より好適に開放することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の遊技機であって、
前記移動機構は、
スパイラル状のガイド溝を有する軸部を、前記開口部の下端部に沿って備え、
前記内枠ガラスの下端に、前記ガイド溝と係合する突出片が設けられ、
前記内枠ガラスの上端を前記前面枠の前方へ回動させると、前記突出片が前記ガイド溝に沿って移動して、前記内枠ガラスが前記装飾枠部を軸着する前記前面枠の一側から前記前面枠の開放端側に水平移動することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前面枠の開口部の下端部に沿って、スパイラル状のガイド溝を備えており、内枠ガラスを前面枠の前方へ回動させた際、当該内枠ガラスに設けられた突出片が、ガイド溝に沿って移動することとなり、当該内枠ガラスの回動に連動して、当該内枠ガラスを前面枠の開放端側に水平移動することができる。従って、装飾枠部を極端に開放しなくても、内枠ガラスを、効率良く、より好適に開放することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の遊技機であって、
前記開口部の下端に、当該下端から上端方向に前記軸部の背面に回り込むように延設する壁部を備え、
前記壁部は、前記軸部の一端から他端にわたって設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、前面枠の開口部の下端に、当該下端から上端方向に軸部の背面に回り込むように延設する壁部を、当該軸部の一端から他端にわたって設けられているので、当該開口部の隙間から針金やピアノ線等が挿入されることを防止し、遊技機の不正操作を好適に防止することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技機であって、
一端が前記内枠ガラスに軸着され、他端が前記前面枠に係止可能な係止棒部材を備え、 前記係止棒部材は、前記内枠ガラスが前記遊技領域を閉塞する閉塞位置に保持された状態では前記内枠ガラスと略平行な角度を保ち、前記内枠ガラスの上端を前記前面枠の前方へ回動させると、前記一端を軸に所定の角度で揺動して前記他端が前記前面枠に係止することを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、内枠ガラスに備えた係止棒部材が、内枠ガラスを前面枠の前方へ回動させた時にのみ突出して、当該前面枠に係止するので、係止棒部材は、前面枠の遊技領域を開放する時以外は邪魔にならず、また、前面枠の遊技領域を開放する場合には、内枠ガラスを前面枠の前方へ回動させるだけで、係止棒部材が突出して、前面枠に所定位置で係止し、内枠ガラスを固定することができることとなり、使い勝手が良い。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の遊技機であって、
前記内枠ガラスが前記遊技領域を閉塞する閉塞位置で、前記内枠ガラスを前記前面枠に係止する係止機構を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、内枠ガラスが遊技領域を閉塞する閉塞位置で、内枠ガラスを前面枠に係止する係止機構を備えたので、ガラス枠部を開放した時の振動等によって、内枠ガラスが開放することを好適に防止することができる。
よって、ガラス枠部を開放した時に、内枠ガラスがいきなり前面枠の前方へ回動して倒れ、内枠ガラスが破損してしまうような事態を好適に防止することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の遊技機であって、
前記遊技領域を閉塞する閉塞位置から前記前面枠の前方へ前記内枠ガラスの上端を回動させ、前記遊技領域を開放した際の停止位置における、前記内枠ガラスの背面と前記前面枠とのなす角度が鋭角となるように構成されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、内枠ガラスの上端を閉塞位置から前面枠の前方へ回動させ、遊技領域を開放した際の停止位置における、当該内枠ガラスの背面と前面枠とのなす角度が鋭角となるように構成されているので、前面枠の遊技領域を開放した状態において、遊技盤から遊技球が内枠ガラスの背面に落下した場合でも、前面枠の手前に遊技球がこぼれることを防止することができることとなり、球詰まり等の遊技球を好適に回収することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の何れか一項に記載の遊技機であって、
前記カバー部は、透明樹脂部材により構成され、
前記内枠ガラスは、透明ガラスにより構成されることを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、カバー部は透明樹脂部材により構成されるので、その成形が自由でデザイン性に優れ、また、従来、カバー部及び内枠ガラスに透明ガラスが設けられていたが、内枠ガラスにだけ透明ガラスを設ける構成とすることによって、前面枠の重量を減らすことが可能で、当該前面枠の開閉動作を好適に行うことができる。
本発明によれば、内枠ガラスを前面枠の前方へ回動させる際、当該内枠ガラスを前面枠の開放端側に移動することができることとなり、装飾枠部を極端に開放しなくても、内枠ガラスが当該装飾枠部の背面に備えられたカバー部に当たらず、また、当該遊技機の左隣の遊技者の遊技の邪魔にならず、内枠ガラスを好適に開放することができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。
ここでは、本発明にかかる遊技機の適例としてのパチンコ遊技機について説明を行う。
図1,2に示すように、本実施形態の遊技機100は、遊技店の島設備に固定される矩形形状に構成された機枠110を備えている。この機枠110の前面における左側部の上下にはそれぞれ、ヒンジ機構が設けられており、これによって、機枠110に対して前方向へ扉状に回動可能に前面枠120が軸着されるようになっている。なお、矩形枠状の機枠110は、前面側から見て右側の一辺が金属製とされ、その他の辺は木製となっている。これによって、前面側から見て右側の一辺においては、強度を保ったまま厚みを薄くでき、遊技機100の裏面側に様々な装置の配設を可能としている。
前面枠120は、各種部材等の取付用のベースとなる前面枠本体130と、クリア部材保持枠140と、発射操作ユニット150と、を備え、前面枠本体130の前面側に、クリア部材保持枠140と、発射操作ユニット150とが回動可能に取り付けられている。
図3に示すように、前面枠本体130は、矩形枠状の機枠110の前面側をちょうど覆うような概略矩形板状であり、その前面における左側部の上下はヒンジ機構により機枠110に対して前方向へ扉状に回動可能に軸着されるようになっている。また、前面枠本体130の略中央から上端部にわたる部分には、遊技盤1を嵌め込んで収容するための略方形状の開口部131が形成されている。そして、前面枠本体130に収容された遊技盤1の前面が前面枠本体130の開口部131から前側に臨むようになっている。
図2,3に示すように、前面枠本体130の遊技盤1が取り付けられた開口部131の下側となる前面枠本体130の下部には、各種部材の取付ベースとなる取付盤132が設けられている。この取付盤132には、遊技領域(図示省略)に遊技球を発射する発射装置や、発射したにもかかわらず戻ってきた遊技球(ファール球)を回収するファール球回収部、賞球、貸球、ファール球を前面側から見て右方向に流下させる排出流路などが取り付けられている。
また、前面枠本体130に設けられた取付盤132の前面側であって、遊技盤1が嵌め込まれた開口部131の下方には、画像表示装置枠部133が設けられ、画像表示装置枠部133の枠内に画像表示装置134が嵌め込まれて配されている。この画像表示装置134は液晶表示装置を備え、前面側に遊技に関わる画像として例えば、特別遊技状態を発生させるための変動表示ゲームの画像(図柄、演出キャラクタ、背景)を表示可能な画像表示面135が位置している。なお、画像表示装置134は、液晶表示装置を備えるものに限らず、EL、CRT等の表示装置を備えるものであっても良い。
また、図4に示すように、画像表示装置枠部133の上端には、後述する軸部137の背面に回り込むように延設する壁部133aが、軸部137の一端から他端に亘って配されている。これにより、開口部131の隙間から針金やピアノ線等が挿入されることを防止し、遊技機100の不正操作を好適に防止することが可能となる。
画像表示装置134は、それ自体が前方に向かって下るように傾斜して配されていて、その上端部は、遊技盤1が嵌め込まれた開口部131の下方に所定の間隔を置いて隣設し、該上端部の前端は開口部131の前端と略同じ前後位置にある。また、下端部は上端部よりも前方に位置している。すなわち、前面枠本体130において、画像表示面135が前方に向かって下るように傾斜しているとともに、遊技盤1よりも前方の位置に配されている。このように画像表示面135が前方に向かって下るように傾斜するとともに遊技盤1よりも前方に位置することで、遊技者から表示画像が見えやすくなるようにされている。なお、前面枠本体130の開口部131に配された遊技盤1は、前面枠本体130の前端部よりも後方の奥まった位置にあり、この遊技盤1が配された開口部131の下方に配される画像表示装置134も、その大部分が前面枠本体130の前端部よりも後方に位置するようになっている。
また、図2に示すように、画像表示装置134の左右に隣設して画像表示装置枠部133の枠内にスピーカ136,136が嵌め込まれて配されている。このスピーカ136,136は、その前面が画像表示面135と同じ面上に位置するように配されており、画像表示面135と同様に上端よりも下端が前面側に位置するように前方側に下り傾斜した傾斜状態で配設されている。これにより、遊技者に向けて音声が出力されるようになっている。
また、図3〜5に示すように、前面枠本体130の遊技盤1が取り付けられた開口部131の下端部であり、画像表示装置枠部133の上端には、スパイラル状のガイド溝137aを有する軸部137が、開口部131の下端部に沿って設けられており、開口部131の前端、画像表示装置枠部133の上端部の前端、及び、軸部137の前端は、互いに略同じ前後位置にある。
また、前面枠本体130の開口部131に嵌め込まれた遊技盤1の前面には、遊技領域(図示省略)をほぼ閉塞するように、内部カバー部138が配される。
図7に示すように、内部カバー部138は、遊技盤1の少なくとも遊技領域(図示省略)を覆うことのできる内枠ガラスとしてのガラス部138aと、ガラス部138aを嵌め込むためのガラス枠部138bと、内部カバー部138を回動させるための回動軸138cと、ガイド溝137aに係合する突出片138dと、を備えている。
ガラス部138aは、内枠ガラスとして、例えば、透明なガラスからなり、遊技盤1の少なくとも遊技領域(図示省略)を覆うことのできる、具体的には、ガラス部138aの下端部の両端から夫々、該下端部に対して垂設された直線部138a1と、さらに各直線部138a1の他端どうしをアーチ状に結んだアーチ部138a2と、で囲まれる形状を有している。
ガラス枠部138bは、例えば、金属製部材で構成され、ガラス部138aの外周を縁取るように形成され、当該ガラス枠部138bに、ガラス部138aが嵌め込まれるようになっている。
回動軸138cは、ガラス枠部138bの下端部の両端に、左右方向を軸線方向とするように設けられており、前面枠本体130の遊技盤1を収納する開口部131の下端部と略同じ高さ位置に、内部カバー部138が開口部131の前側に配されるように、左右方向の軸線回りに回動自在に軸着される。
また、このとき、図5に示すように、回動軸138cが軸着される前面枠本体130の右側側板130bに設けられた軸受部130b1は、内部カバー部138が前面枠本体130の開放端側に水平移動した際、回動軸138cが移動可能なだけの奥行きを備えている。
突出片138dは、例えば、図7に示すように、ガラス枠部138bの下端部の一端から他端に亘って、突出片138dがガイド溝137aのピッチに対応して断続的に設けられている。そして、図5,6に示すように、内部カバー部138を前面枠本体130の前方へ回動させた際、突出片138dがガイド溝137aに沿って摺動し、この突出片138dを備える内部カバー部138は、前面枠本体130の開放端側に水平移動することとなる。これにより、遊技機100は、軸部137にガイド溝137aを備えるとともに、内部カバー部138に突出片138dを備えることによって、内部カバー部138の上端を前面枠本体130の前方へ回動するのに連動して内部カバー部138を前面枠本体130の開放端側に水平移動させる移動機構として機能する。
また、図7,8に示すように、内部カバー部138は、ガラス枠部138bの右側側端部に一端が回動自在に軸着されるとともに、他端が前面枠本体130に係止可能な係止棒部材138eを備えている。この係止棒部材138eは、内部カバー部138が遊技領域(図示省略)を閉塞する閉塞位置では、係止棒部材138eは、内部カバー部138と略平行な角度を保ち、内部カバー部138を前面枠本体130の前方へ回動させると、係止棒部材138eの一端を軸に所定の角度で揺動して他端が前面枠本体130に係止する。そして、図9,10に示すように、遊技領域(図示省略)を開放し、係止棒部材138eによって内部カバー部138を所定の停止位置に保持させた際、内部カバー部138の背面と前面枠本体130とのなす角度が鋭角となるように設計されている。このように、内部カバー部138の背面と前面枠本体130とのなす角度が鋭角となることで、例えば球詰まりにより遊技領域(図示省略)にある遊技球を取り除く際、内部カバー部138の背面に落下した遊技球は、当該背面を転動し、遊技領域のアウト口等へ好適に導くことができる。
また、図7〜10に示すように、内部カバー部138は、ガラス枠部138bの右側の所定位置に、例えば、回動自在に遊嵌された雄ネジ等の被係止部138f1を備えるとともに、被係止部138f1に対応する前面枠本体130の所定位置には、例えば、雌ネジ等の係止部138f2が備えられている。これにより、内部カバー部138が遊技領域(図示省略)を閉塞する閉塞位置において、被係止部138f1を係止部138b2に螺合させることにより内部カバー部138を前面枠本体130に係止させることができ、これにより、被係止部138f1と係止部138b2は係止機構として機能する。
このような前面枠本体130の前面側は、遊技盤1が嵌め込まれた開口部131及び内部カバー部138並びに画像表示装置134の前面側を覆う装飾枠部としてのクリア部材保持枠140と、その下方に配される発射操作ユニット150によって覆われるようになっている。クリア部材保持枠140は、上部及び左右の周縁が前面枠本体130の周縁に沿って配されるクリア部材保持枠本体141と、該クリア部材保持枠本体141の中央部分に取り付けられたクリア部材142とから構成されている。
クリア部材保持枠本体141は、前面における左側部の上下がヒンジ機構により前面枠本体130に対して上下方向の軸線回りに回自在に軸着されるようになっている。これによって装飾枠部としてのクリア部材保持枠140が前方向へ扉状に開閉可能とされ、図2に示すように、クリア部材保持枠140を開くことにより、遊技盤1の前面側の遊技領域の前側を開放可能となっている。このクリア部材保持枠本体141には、クリア部材保持枠140を閉塞した状態で遊技盤1が嵌め込まれた開口部131、内部カバー部138、及び、画像表示装置134の前面側を覆うようになる中央部分に、視認開口143が形成されており、ここに後述するカバー部としてのクリア部材142が取り付けられている。
また、図1に示すように、視認開口143の下部であって、クリア部材保持枠140を閉塞した際に前面枠本体130に設けられた画像表示装置134の下端よりも下側となる位置には、賞球や貸球として排出された遊技球を受け入れて貯留するとともに発射装置へ送る遊技球貯留部144が形成されている。この遊技球貯留部144は、クリア部材保持枠本体141の上方(図6参照)から見て前方に弓形に膨出するとともに、前面及び下面が球面とされている。そして、弓形に形成された上部には、所定の深さを有し、賞球や貸球として排出された遊技球を受け入れて貯留する貯留皿145が形成されている。
この貯留皿145の前面側から見て右側の端部には、前面枠本体130に設けられた流出口139(図2に図示)と対応する位置に、前後に貫通する開口145aが形成されており、流出口139から流出した遊技球は、この開口145aを通って貯留皿145の右側部分145bに流入するようになっている。貯留皿145の右側部分145bの底面は、中央側(左側)へ向かって下るように傾斜しており、開口145aを通って貯留皿145に流入した遊技球は、中央側へ向かって流下する。貯留皿145の左右方向の中央部分は、左右方向に沿って立設された隔壁145cにより前後二つの領域に分割されており、前側の部分が貯留皿145の左側部分145fに連通する連通流路145dとされ、後側の部分が発射装置へ遊技球を誘導する発射球流路145eとされている。
連通流路145dに接続した貯留皿145の左側部分145fは所定の広さを有し、遊技機の左側に設けられる図示しない球貸機からの貸球を受け入れる部分となっている。すなわち、この左側部分145fの上方に球貸機から延出する供給路の先端が配され、貸球としての遊技球が球貸機から直接貯留皿145に供給される。この貯留皿145の左側部分145fの底面および連通流路145dは、中央側(右側)に向かって下るように傾斜しており、受け入れた遊技球は中央側へ流下するようになっている。また、発射球流路145eは、遊技球の直径程度の前後幅を有し、左側へ向かって下るように形成されており、貯留皿145の左側部分145fの下側を通って遊技機100の内部に遊技球を誘導するようになっている。
また、遊技球貯留部144には、例えば、特別遊技状態において貯留皿145上に多量の賞球が排出された際に、余剰した遊技球を遊技機100の外部に抜き取るための図示しない余剰球排出装置が設けられている。この余剰球排出装置は図示しない操作部を備え、この操作部を操作することで、貯留皿145内の遊技球が遊技球貯留部144の下方に位置する発射操作ユニット150の下部から排出されるようになっている。すなわち、遊技球貯留部144は、従来の遊技機における発射球を貯留する上皿と、余剰球を貯留する下皿の機能をあわせ持つものである。
また、クリア部材保持枠本体141の前面であって視認開口143の周囲には、枠装飾装置146としてのLEDやランプが配されており、遊技の進行に合わせて点灯、点滅することで装飾を行うようになっている。
クリア部材保持枠本体141の視認開口143に取り付けられるカバー部としてのクリア部材142は、例えば透明な合成樹脂からなり、遊技盤1の前面側を覆う遊技盤カバー部142aと、画像表示装置134の前面側を覆う画像表示装置カバー部142bと、遊技盤カバー部142aと画像表示装置カバー部142bの間に位置する屈曲部142cを有する。また、遊技盤カバー部142a、画像表示装置カバー部142b、屈曲部142cの外周に沿って前方へ向かって延出し、前端部がクリア部材保持枠本体141に接続する板状の側面部142dを有する。なお、この遊技盤カバー部142a、画像表示装置カバー部142b、屈曲部142cは一枚の板状に形成されており、さらにこれらの外周に連続して側面部142dが一体となるように形成されている。また、このクリア部材142は、クリア部材保持枠本体141と一体になるように取り付けられている。
遊技盤カバー部142aは、遊技盤1の少なくとも遊技領域(図示省略)を覆うことのできる大きさを有する略半円形の部分で、遊技盤1と平行になるように垂直に配されている。また、この遊技盤カバー部142aの遊技盤1と対向する側には、クリア部材142を閉塞した状態において、前面枠本体130の開口部131に嵌め込まれた遊技盤1との間に遊技球が流下可能な遊技領域(図示省略)となる間隔を開けて、遊技領域(図示省略)をほぼするように、内部カバー部138が配される。すなわち、遊技盤1の前面側を覆う部分は遊技盤カバー部142aと内部カバー部138で二重に覆われるようになっている。そして、遊技機100の前側からクリア部材142を介して遊技盤1の前面側の少なくとも遊技領域(図示省略)の部分が視認可能となっている。
画像表示装置カバー部142bは、遊技盤カバー部142aの下端に屈曲部142cを挟んで連続した画像表示装置134の少なくとも画像表示面135を覆うことのできる大きさを有する矩形状の部分である。この画像表示装置カバー部142bは、クリア部材保持枠140を閉塞した状態において、前方側に下るように傾斜した画像表示面135に沿って配されるように、画像表示装置134の傾斜に合わせて斜めに配されている。すなわち、遊技機100の前側からクリア部材142を介して画像表示装置134の前面側の少なくとも画像表示面135の部分が視認可能となっている。また、この画像表示装置カバー部142bの下端は、遊技球貯留部144の後面の上端に接続している。また、この画像表示装置カバー部142bにおけるスピーカ136,136の前面を覆う部分には、スピーカ136,136からの音声を通すためのスリット状の音声用開口147が形成されている。
屈曲部142cは、垂直な遊技盤カバー部142aと、傾斜した画像表示装置カバー部142bとが滑らかに連続するように屈曲した部分で、クリア部材保持枠140を閉鎖した状態において、遊技盤1を取り付ける開口部131の下端部と画像表示装置134の上端部の前方に位置するように配される。
図2に示すように、側面部142dは、遊技盤カバー部142a、画像表示装置カバー部142b、屈曲部142cの外周に沿って前方へ向かって延出するように形成された部分である。この側面部142dは、前端部がクリア部材保持枠本体141の視認開口143に接続するようになっており、これによりでクリア部材保持枠本体141とクリア部材142とが一体となる。上述したように、遊技盤1や画像表示装置134の大部分は前面枠本体130の前端部よりも後方に奥まった位置に配されるようになっている。よって、これら遊技盤1や画像表示装置134の前面に近接して配されるカバー部としてのクリア部材142は、クリア部材保持枠本体141の背面に膨出する凸形状を有し遊技領域(図示省略)を覆うように配する必要があり、側面部142dはこのように背面に膨出するクリア部材142の側面をなしている。なお、クリア部材142の下端部(画像表示装置カバー部142bの下端部)は遊技球貯留部144の上端に接続するので、側面部142dは形成されていない。
発射操作ユニット150は、前面枠本体130に設けられた取付盤132の前面側であって、クリア部材保持枠140の下側に、ヒンジ機構により前面枠本体130に対して前方向へ扉状に回動可能に軸着されており、この発射操作ユニット150を開くことにより、取付盤132の前側を開放可能となっている。
この発射操作ユニット150の前面には、遊技領域1aに向けての遊技球の発射操作を行うための操作ハンドル151や遊技者が操作可能な演出操作部152が設けられている。また、発射操作ユニット150の下面であって、左右方向の中央となる位置には、余剰球排出装置の排出口が形成されている(図示省略)。
また、発射操作ユニット150の開放端側となる前面側から見て右側の端部の前面には、施錠装置の一部をなす鍵穴153が形成されている。この鍵穴153は、前面枠本体130の施錠装置の一部であるとともに、クリア部材保持枠140の施錠装置の一部でもあって、鍵穴153に鍵を入れて一方(例えば左回り)に回すと前面枠本体130の施錠が解除され、他方(例えば右回り)に回すとクリア部材保持枠140の施錠が解除されるようになっている。
以上のような遊技機100は、遊技領域を有する遊技盤1を収納する前面枠本体130の一側に、上下方向の軸線回りに回動自在に軸着されたクリア部材保持枠140と、前面枠本体130の遊技盤1を収納する開口部131の下端部に左右方向の軸線回りに回動自在に軸着され、遊技領域を閉塞する内部カバー部138と、を備え、クリア部材保持枠140は、背面に膨出した凸形状を有し遊技盤1に対向する領域を覆うクリア部材142を備え、内部カバー部138を、前面枠本体の開放端側に移動可能である。
従って、内部カバー部138を前面枠本体130の前方へ回動させる際、当該内部カバー部138を前面枠本体130の開放端側に移動することができることとなり、クリア部材保持枠140を極端に開放しなくても、内部カバー部138が当該クリア部材保持枠140の背面に備えられたクリア部材142当たらず、また、当該遊技機100の左隣の遊技者の遊技の邪魔にならず、内部カバー部138を好適に開放することができる。
また、内部カバー部138の上端を前面枠本体130の前方へ回動するのに連動して当該内部カバー部138を前面枠本体130の開放端側に水平移動させる移動機構を備える。
従って、内部カバー部138の上端を前面枠本体130の前方へ回動するのに連動して当該内部カバー部138を前面枠本体130の開放端側に水平移動させる移動機構を備えるので、クリア部材保持枠140を極端に開放しなくても、内部カバー部138を、効率良く、より好適に開放することができる。
また、移動機構は、スパイラル状のガイド溝137aを有する軸部137を、開口部131の下端部に沿って備え、内部カバー部138の下端に、ガイド溝137aと係合する突出片138dが設けられ、内部カバー部138の上端を前面枠本体130の前方へ回動させると、突出片138dがガイド溝137aに沿って移動して、内部カバー部138がクリア部材保持枠140を軸着する前面枠本体130の一側から前面枠本体130の開放端側に水平移動する。
従って、前面枠本体130の開口部131の下端部に沿って、スパイラル状のガイド溝137aを備えており、内部カバー部138を前面枠本体130の前方へ回動させた際、当該内部カバー部138に設けられた突出片138dが、ガイド溝137aに沿って移動することとなり、当該内部カバー部138の回動に連動して、当該内部カバー部138を前面枠本体130の開放端側に水平移動することができる。よって、クリア部材保持枠140を極端に開放しなくても、内部カバー部138を、効率良く、より好適に開放することができる。
また、開口部131の下端に、当該下端から上端方向に軸部137の背面に回り込むように延設する壁部133aを備え、壁部133aは、軸部137の一端から他端にわたって設けられている。
従って、前面枠本体130の開口部131の下端に、当該下端から上端方向に軸部137の背面に回り込むように延設する壁部133aを、当該軸部137の一端から他端にわたって設けられているので、当該開口部131の隙間から針金やピアノ線等が挿入されることを防止し、遊技機100の不正操作を好適に防止することができる。
また、一端が内部カバー部138に軸着され、他端が前面枠本体130に係止可能な係止棒部材138eを備え、係止棒部材138eは、内部カバー部138が遊技領域を閉塞する閉塞位置に保持された状態では内部カバー部138と略平行な角度を保ち、内部カバー部138の上端を前面枠本体130の前方へ回動させると、一端を軸に所定の角度で揺動して、係止棒部材138eの他端が前面枠本体130に係止する。
従って、内部カバー部138に備えた係止棒部材138eが、内部カバー部138を前面枠本体130の前方へ回動させた時にのみ突出して、当該前面枠本体130に係止するので、係止棒部材138eは、遊技領域を開放する時以外は邪魔にならず、また、遊技領域を開放する場合には、内部カバー部138を前面枠本体130の前方へ回動させるだけで、係止棒部材138eが突出して、前面枠本体130に所定位置で係止し、内部カバー部138を固定することができることとなり、使い勝手が良い。
また、内部カバー部138は、ガラス枠部138bの右側の所定位置に被係止部138f1を備えるとともに、被係止部138f1に対応する前面枠本体130の所定位置には係止部138f2が備えられている。
従って、内部カバー部138が遊技領域を閉塞する閉塞位置で、内部カバー部138を前面枠本体130に係止する係止機構を備えたので、クリア部材保持枠140を開放した時の振動等によって、内部カバー部138が開放することを好適に防止することができる。
よって、クリア部材保持枠140を開放した時に、内部カバー部138がいきなり前面枠本体130の前方へ回動して倒れ、内部カバー部138が破損してしまうような事態を好適に防止することができる。
また、内部カバー部138の上端を閉塞位置から前面枠本体130の前方へ回動させ、遊技領域を開放した際の停止位置における、内部カバー部138の背面と前面枠本体130とのなす角度が鋭角となるように構成されている。
従って、内部カバー部138の上端を閉塞位置から前面枠本体130の前方へ回動させ、遊技領域を開放した際の停止位置における、当該内部カバー部138の背面と前面枠本体130とのなす角度が鋭角となるように構成されているので、前面枠本体130の遊技領域を開放した状態において、遊技盤1から遊技球が内部カバー部138の背面に落下した場合でも、前面枠本体130の手前に遊技球がこぼれることを防止することができることとなり、球詰まり等の遊技球を好適に回収することができる。
また、クリア部材142は、透明樹脂部材により構成され、内部カバー部138のガラス部138aは、透明ガラスにより構成されている。
従って、クリア部材142は透明樹脂部材により構成されるので、その成形が自由でデザイン性に優れ、また、従来、クリア部材142及び内部カバー部138のガラス部138aに透明ガラスが設けられていたが、ガラス部138aにだけ透明ガラスを設ける構成とすることによって、前面枠120の重量を減らすことが可能で、当該前面枠120の開閉動作を好適に行うことができる。
なお、本発明の遊技機100は、遊技機として、前記実施の形態に示されるようなパチンコ遊技機に限られるものではなく、例えば、その他のパチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの遊技球を使用する全ての遊技機に適用可能である。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、本実施例において、移動機構として、スパイラル状のガイド溝137aを有する軸部137を、開口部131の下端部に沿って備えるとともに、内部カバー部138の下端に、ガイド溝137aと係合する突出片138dが設けられ、内部カバー部138の上端を前面枠本体130の前方へ回動させると、突出片138dがガイド溝137aに沿って移動して、内部カバー部138を、前面枠本体130の開放端側に水平移動させる構成としたが、これに限らず、例えば、内部カバー部138を、開口部131の下端部に回動可能に軸着する際の回動軸138cにねじ切りを施し、当該内部カバー部138を前面枠本体130の前方に回動させた際、ねじ切りされた回動軸138cが、その軸線方向に一定の割合で直線運動を行わせることにより、内部カバー部138を前面枠本体130の開放端側に水平移動させる設計や、その他、ラックとピニオンによって構成しても良い。
本発明を適用した一実施の形態の構成を示す遊技機の前面側から見た斜視図である。 遊技機の前面側から見た斜視図であって、クリア部材保持枠、内部カバー部を開放した状態を示す図である。 前面枠本体の正面図である。 図3の前面枠本体のA−A線における部分断面図である。 内部カバー部の突出片と、軸部のガイド溝の係合を説明するための部分拡大図であり、図3のB,C及びDの部分を拡大したものである。 遊技機の平面図であって、クリア部材保持枠、内部カバー部を開放した状態を示す図である。 内部カバー部を示す斜視図である。 内部カバー部を示す側面図である。 遊技機の正面図であって、クリア部材保持枠、内部カバー部を開放した状態を示す図である。 遊技機の側面図であって、クリア部材保持枠、内部カバー部を開放した状態を示す図である。
符号の説明
100 遊技機
130 前面枠本体
131 開口部
133a 壁部
137 軸部
137a ガイド溝
138 内部カバー部
138a ガラス部(内枠ガラス)
138c 回動軸
138d 突出片
138e 係止棒部材
138f1 被係止部(係止機構)
138f2 係止部(係止機構)
140 クリア部材保持枠(装飾枠部)
142 クリア部材(カバー部)

Claims (8)

  1. 遊技領域を形成する遊技盤を収納する前面枠の一側に、上下方向の軸線回りに回動自在に軸着された装飾枠部と、
    前記前面枠の前記遊技盤を収納する開口部の下端部に左右方向の軸線回りに回動自在に軸着され、前記遊技領域を閉塞する内枠ガラスと、
    を備える遊技機において、
    前記装飾枠部は、背面に膨出した凸形状を有し前記遊技領域に対向する領域を覆うカバー部を備え、
    前記内枠ガラスを、前記前面枠の開放端側に移動可能に構成したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記内枠ガラスの上端を前記前面枠の前方へ回動するのに連動して当該内枠ガラスを前記前面枠の開放端側に水平移動させる移動機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記移動機構は、
    スパイラル状のガイド溝を有する軸部を、前記開口部の下端部に沿って備え、
    前記内枠ガラスの下端に、前記ガイド溝と係合する突出片が設けられ、
    前記内枠ガラスの上端を前記前面枠の前方へ回動させると、前記突出片が前記ガイド溝に沿って移動して、前記内枠ガラスが前記装飾枠部を軸着する前記前面枠の一側から前記前面枠の開放端側に水平移動することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記開口部の下端に、当該下端から上端方向に前記軸部の背面に回り込むように延設する壁部を備え、
    前記壁部は、前記軸部の一端から他端にわたって設けられていることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 一端が前記内枠ガラスに軸着され、他端が前記前面枠に係止可能な係止棒部材を備え、 前記係止棒部材は、前記内枠ガラスが前記遊技領域を閉塞する閉塞位置に保持された状態では前記内枠ガラスと略平行な角度を保ち、前記内枠ガラスの上端を前記前面枠の前方へ回動させると、前記一端を軸に所定の角度で揺動して前記他端が前記前面枠に係止することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技機。
  6. 前記内枠ガラスが前記遊技領域を閉塞する閉塞位置で、前記内枠ガラスを前記前面枠に係止する係止機構を備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の遊技機。
  7. 前記遊技領域を閉塞する閉塞位置から前記前面枠の前方へ前記内枠ガラスの上端を回動させ、前記遊技領域を開放した際の停止位置における、前記内枠ガラスの背面と前記前面枠とのなす角度が鋭角となるように構成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の遊技機。
  8. 前記カバー部は、透明樹脂部材により構成され、
    前記内枠ガラスは、透明ガラスにより構成されることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の遊技機。
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