JP2009189159A - 蓄電器の感電防止機構 - Google Patents

蓄電器の感電防止機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2009189159A
JP2009189159A JP2008026811A JP2008026811A JP2009189159A JP 2009189159 A JP2009189159 A JP 2009189159A JP 2008026811 A JP2008026811 A JP 2008026811A JP 2008026811 A JP2008026811 A JP 2008026811A JP 2009189159 A JP2009189159 A JP 2009189159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric shock
shock prevention
high voltage
conductive state
prevention mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008026811A
Other languages
English (en)
Inventor
Sanetaka Takeo
実高 竹尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2008026811A priority Critical patent/JP2009189159A/ja
Publication of JP2009189159A publication Critical patent/JP2009189159A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】複数のセルを直列接続した高電圧蓄電器による感電を簡易かつ確実に防止する感電防止機構を提供すること。
【解決手段】直列接続された複数のセル30で構成され開閉可能な開閉カバー37を持つ筐体36で周囲を覆われた蓄電器25の感電防止機構は、セル30の隣接する二つの間を導電させる導電状態とセル30の隣接する二つの間を遮断する非導電状態とを選択的に発生させるスイッチ部38を有し、スイッチ部38は、開閉カバー37が開けられた場合に非導電状態をもたらし、開閉カバー37が閉じられた場合に導電状態をもたらす。
【選択図】図3

Description

本発明は、蓄電器の感電防止機構に関し、より具体的には、直列接続された複数のセルを有する高電圧蓄電器の感電防止機構に関する。
従来、電気自動車の電装品における高電圧に対する感電を防止できる電気自動車用電装品の感電防止機構が知られている。
この感電防止機構は、電装品内部の蓄電器に電力が残存していることを検知する電気回路と、その蓄電器に電力が残存していることが検知された場合にその電装品の保護カバーの開閉操作を禁止するためのロック機構を駆動するソレノイドとを備え、その電装品を整備、保守、点検或いは改造する作業者の感電事故を防止する。
特開平6−98403号公報
しかしながら、特許文献1に記載の感電防止機構は、その電気回路又はソレノイドを電気的に作動させるので、それらのうちの何れかが故障した場合には、作業者の感電を防止することができない。
上述の点に鑑み、本発明は、複数のセルを直列接続した高電圧蓄電器による感電を簡易かつ確実に防止する感電防止機構を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、第一の発明に係る感電防止機構は、直列接続された複数のセルで構成され、開閉可能な開閉カバーを持つ筐体で周囲を覆われた蓄電器の感電防止機構であって、前記セルの隣接する二つの間を導電させる導電状態と前記セルの隣接する二つの間を遮断する非導電状態とを選択的に発生させるスイッチ部を有し、前記スイッチ部は、前記開閉カバーが開けられた場合に非導電状態をもたらし、前記開閉カバーが閉じられた場合に導電状態をもたらすことを特徴とする。
また、第二の発明は、第一の発明に係る感電防止機構であって、前記スイッチ部は、少なくとも、直列接続された複数のセルのうちの中間電位を発生させる位置にある隣接する二つのセルの間で、導電状態と非導電状態とを選択的に発生させることを特徴とする。
また、第三の発明は、第一又は第二の発明に係る感電防止機構であって、前記スイッチ部は、前記開閉カバーに非導電的に取り付けられる導電性部材を含むことを特徴とする。
また、第四の発明は、第一乃至第三の何れかの発明に係る感電防止機構であって、前記開閉カバーは、蝶番式、はめ込み式、又は、スライド式に開閉可能であることを特徴とする。
上述の手段により、本発明は、複数のセルを直列接続した高電圧蓄電器による感電を簡易かつ確実に防止する感電防止機構を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る感電防止機構を備えた高電圧蓄電器が搭載されるハイブリッド油圧ショベルの構成例を示す図であり、図2は、図1に示されるハイブリッド油圧ショベルの機能ブロック図である。
油圧ショベル10は、クローラ式の下部走行体11の上に配置された、旋回用電動機28によって旋回させられる旋回機構12を介して、上部旋回体13を旋回中心X周りに旋回自在に搭載している。
また、上部旋回体13は、その前方側部にキャブ14を備え、かつ、前方中央部に、ブーム15、アーム16及びバケット17、並びに、これらを油圧ポンプが吐出する圧油によってそれぞれ駆動するアクチュエータ(ブームシリンダ18、アームシリンダ19及びバケットシリンダ20)から構成される掘削アタッチメントEを備える。
また、ハイブリッド油圧ショベル10は、エンジン21、変速機22、発電機23、インバータ24、高電圧蓄電器25、メインコントローラ26、油圧ポンプ27及び旋回用電動機28を含む。
エンジン21は、所定のエンジン回転数で回転しながら変速機22を介して発電機23及び油圧ポンプ27を駆動する内燃機関であり、例えば、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等がある。
変速機22は、所定の減速比でエンジン21の回転を発電機23に伝達するための装置である。
発電機23は、機械エネルギーを電磁作用により電気エネルギーに変換して電力を産出するための装置であり、例えば、エンジン21によって駆動されることで発電した電気エネルギーを電力供給先(旋回用電動機28を含む。)にインバータ24を介して供給し、或いは、発電した電気エネルギーを高電圧蓄電器25にインバータ24を介して充電する。なお、発電機23は、直流発電機であってもよい。
インバータ24は、交流電力と直流電力とを変換するための装置であり、例えば、発電機23が産出した交流電力を直流電力に変換して高電圧蓄電器25に充電したり、発電機23が産出した交流電力の電圧を調整して旋回用電動機28に供給したりし、或いは、メインコントローラ26が出力する制御信号に基づいて高電圧蓄電器25の直流電力を交流電力に変換して旋回用電動機28に供給したりする。なお、インバータ24は、メインコントローラ26に一体化されていてもよい。
高電圧蓄電器25は、急速な充放電を可能にする装置であり、例えば、ニッケル水素電池、リチウムイオン二次電池、電気二重層キャパシタ等であって、旋回機構12の旋回を制動する際に旋回用電動機28が発電機として機能することで発生させる電気エネルギー(回生エネルギー)を回収(充電)し、旋回機構12を急速に旋回させる際に旋回用電動機28が消費する高電圧かつ大容量の電気エネルギーを供給できるようにする。
メインコントローラ26は、発電機23又は高電圧蓄電器25からの電気エネルギーの各種電動機への供給を制御するための装置であり、例えば、インバータ24を介して、旋回用電動機28が要求する電気エネルギーに関する情報と発電機23が発電する電気エネルギーに関する情報とを取得し、発電機23又は高電圧蓄電器25のそれぞれから旋回用電動機28に供給すべき電気エネルギーを演算し、その演算結果に基づいてインバータ24を制御しながら発電機23又は高電圧蓄電器25の電気エネルギーを旋回用電動機28に供給する。
油圧ポンプ27は、圧油を吐出するためのポンプであり、エンジン21によって駆動され、必要に応じて吐出量を変化させながらブームシリンダ18、アームシリンダ19又はバケットシリンダ20等を含む油圧アクチュエータに圧油を供給し、掘削アタッチメントEや下部走行体11を作動させる。
旋回用電動機28は、旋回機構12を旋回させるための電動機であり、例えば、メインコントローラ26による制御の下、インバータ24を介して発電機23又は高電圧蓄電器25から供給される電気エネルギーを利用しながら旋回機構12を旋回させる。
また、旋回用電動機28は、旋回機構12の旋回を制動する際に発電機として機能し、発電した電気エネルギー(回生エネルギー)を高電圧蓄電器25に急速充電させる。
図3は、本発明に係る感電防止機構を備えた高電圧蓄電器25の第一実施例を示す図であり、高電圧蓄電器25は、例えば、所定の耐電圧を有する複数のセル30(高電圧蓄電器25の最小構成単位である。)又は複数のセル30を直列接続した複数のモジュール(複数のセル30を含み所定の大きさにパッケージされた高電圧蓄電器25の構成単位である。)を直列接続することで高電圧の蓄電を可能にする高電圧蓄電部31と、高電圧ケーブル32を介して高電圧を充放電するための入出力端子を備えた端子部33とを有する。
また、高電圧蓄電器25は、高電圧蓄電部31と端子部33との間に、ヒューズ34と一対のリレースイッチ35とを配置する。
ヒューズ34は、定格以上の電流が高電圧蓄電器25から流出してしまうことを防止する装置であり、例えば、鉛、錫、銅等の合金で作られ、過大な電流が流れたときに溶解する部材である。
リレースイッチ35は、高電圧かつ大容量の電気エネルギーが意図せず高電圧蓄電器25から流出してしまうことがないようにする装置であり、例えば、ハイブリッド油圧ショベル10に搭載されたバッテリ(図示せず。)の電気エネルギーを用いて電気的に駆動されるソレノイドスイッチであって、ハイブリッド油圧ショベル10のイグニッションスイッチがオンされたときに導電状態となり、ハイブリッド油圧ショベル10のイグニッションスイッチがオフされたときに非導電状態となる。
更に、高電圧蓄電器25は、作業者が無闇に手を触れることがないよう筐体36内に収容され、筐体36は、作業者が高電圧蓄電器25の整備、保守、点検又は改造等(以下、「点検等」とする。)を行えるよう、蝶番式の開閉カバー37を有する。
感電防止機構は、感電事故の発生を防止する安全機構であり、例えば、仮に高電圧を蓄えたままの高電圧蓄電器25(通常、高電圧蓄電部31の電圧は、点検等の前に放電回路等を介して放電される。)に作業者が触れた場合であっても、開閉カバー37が開けられていたときには高電圧蓄電部31から作業者に流れ得る電流を低減させるようにする。
具体的には、感電防止機構は、スイッチ部38を有し、スイッチ部38は、所定位置に配置された隣接する二つのセル30の間を導電させる導電状態とそれら二つのセルの間を遮断する非導電状態とを選択的に発生させる機構である。
スイッチ部38は、直列接続された複数のセル30のうちの隣接する二つの間の位置であって中間電位を発生させる位置に配置された一対のスイッチ端部380と、それら一対のスイッチ端部380の間に差し込まれる導電性の突起部381とを含む。
突起部381は、開閉カバー37に取り付けられ、作業者が把手39を握りかぎ爪40を解除しながら蝶番41を軸として開閉カバー37を旋回させながら開いた場合に、その開動作に連動して一対のスイッチ端部380の間から引き抜かれて、隣接する二つのセル30の間を非導電状態にする。
突起部381が引き抜かれると、仮に高電圧蓄電器25が高電圧を蓄えたままであってもその高電圧蓄電部31の電圧が二分され、作業者に流れ得る電流を最大電流(高電圧蓄電部31がその最大電圧を蓄電している場合に作業者に流れ得る電流である。)の半分以下に低減させることができる。
なお、突起部381は、作業者が蝶番41を軸として開閉カバー37を旋回させながら閉じた場合には、その閉動作に連動して一対のスイッチ端部380の間に差し込まれて、隣接する二つのセル30の間を導電状態にし、高電圧蓄電部31が所定の高電圧を蓄電できるようにする。
また、一対のスイッチ端部38と突起部381との接触(導電状態)を確実にするため、一対のスイッチ端部380は、スプリング(図示せず。)等により相互に接近する方向に付勢されていてもよく、突起部381は、図3に示すように、テーパ状の断面を有していてもよい。
なお、高電圧蓄電部31から開閉カバー37に電流が流れないよう、突起部381がゴム等の絶縁体を介して非導電的に開閉カバー37に取り付けられてもよく、開閉カバー37がゴム等の絶縁体で形成されてもよい。
以上の構成により、感電防止機構は、高電圧蓄電器25の点検等を行う作業者が開閉カバー37を手動で開けた場合には、高電圧蓄電器25における放電回路が故障している等、高電圧蓄電部31に意図しない高電圧が残存しているときであっても、作業者が接触し得る高電圧を二分することができるので、高電圧蓄電部31から作業者に流れる電流を低減させ、作業者の感電事故を防止することができる。
また、感電防止機構は、高電圧蓄電器25に接続される高電圧機器(例えば、インバータ24、旋回用電動機28又は高圧ケーブル32等を含む。)の点検等を行う作業者が開閉カバー37を手動で開けた場合には、リレースイッチ35が溶着等により正常に動作していないときであっても、作業者が接触し得る高電圧を二分することができるので、高電圧蓄電部31から作業者に流れる電流を低減させ、作業者の感電事故を防止することができる。
また、感電防止機構は、高電圧蓄電器25の点検等を行う作業者が開閉カバー37を開く際の力を利用するので、電力等を使用して開閉カバー37を開閉させる場合に比べ故障がなく、作業者の感電事故を簡易かつ確実に防止することができる。
なお、図3における、蝶番41を旋回軸とする開閉カバー37の旋回方向とセル30の直列接続方向との関係は、単なる一例に過ぎず、例えば、図3に示す旋回軸と直交する旋回軸を採用するようにしてもよい。
図4は、本発明に係る別の感電防止機構を備えた高電圧蓄電器25の第二実施例を示す図であり、開閉カバー37が取り外し可能なはめ込み式である点において図3に示す感電防止機構と相違するが他の点において共通する。従って、以下の説明では、共通する構成要素については図3と同じ参照符号を用いるものとする。
突起部381は、開閉カバー37に取り付けられ、作業者が開閉カバー37の中央部に取り付けられたグリップ41を握り開閉カバー37の両端に取り付けられたかぎ爪40を解除しながら開閉カバー37を取り外した場合に、その取り外し動作に連動して一対のスイッチ端部380の間から引き抜かれて、隣接する二つのセル30の間を非導電状態にする。
また、突起部381は、作業者が開閉カバー37を元の位置にはめ込んだ場合には、そのはめ込み動作に連動して一対のスイッチ端部380の間に差し込まれて、隣接する二つのセル30の間を導電状態にし、高電圧蓄電部31が所定の高電圧を蓄電できるようにする。
なお、図4における、開閉カバー37の引き抜き方向とセル30の直列接続方向との関係は、単なる一例に過ぎず、例えば、図4に示す引き抜き方向と直交する方向に開閉カバー37を引き抜くようにしてもよい。
図5は、本発明に係る更に別の感電防止機構を備えた高電圧蓄電器25の第三実施例を示す図であり、開閉カバー37がスライド式である点において図3及び図4に示す感電防止機構と相違するが他の点において共通する。従って、以下の説明では、共通する構成要素については図3と同じ参照符号を用いるものとする。
突起部381は、開閉カバー37に取り付けられ、作業者が開閉カバー37に取り付けられたグリップ41を握り開閉カバー37に取り付けられたかぎ爪40を解除し、かつ、ローラ42をローラガイド43に沿って回転移動させながら開閉カバー37をスライドさせて開いた場合に、そのスライド動作に連動して一対のスイッチ端部380の間から引き抜かれて、隣接する二つのセル30の間を非導電状態にする。
また、突起部381は、作業者が開閉カバー37をスライドさせて元の位置に戻した(閉じた)場合には、そのスライド動作に連動して一対のスイッチ端部380の間に差し込まれて、隣接する二つのセル30の間を導電状態にし、高電圧蓄電部31が所定の高電圧を蓄電できるようにする。
なお、図5における、開閉カバー37のスライド方向とセル30の直列接続方向との関係は、単なる一例に過ぎず、例えば、図5に示すスライド方向と直交する方向に開閉カバー37をスライドさせるようにしてもよい。
図6は、本発明に係る更に別の感電防止機構を備えた高電圧蓄電器25の第四実施例を示す図であり、突起部381を五個有する点において図4に示す感電防止機構と相違するが他の点において共通する。従って、以下の説明では、共通する構成要素については図4と同じ参照符号を用いるものとする。
突起部381a〜381eが全て引き抜かれると、仮に高電圧蓄電器25が高電圧を蓄えたままであってもその高電圧蓄電部31の電圧が五分され、作業者に流れ得る電流を最大電流(高電圧蓄電部31が最大電圧を蓄電している場合に作業者に流れ得る電流である。)の五分の一以下に低減させることができる。
なお、突起部381の数は、五個以外の数であってもよく、例えば、全ての隣接するセル30のそれぞれの間に差し込まれていてもよい。
また、第四実施例の開閉カバー37は、取り外し可能なはめ込み式を採用するが、蝶番式やスライド式等の他の開閉機構を採用するようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
例えば、上述の実施例において、感電防止機構は、作業者が開閉カバー37を開け閉めする力を利用してスイッチ部38の導電状態と非導電状態とを手動で切り換えるようにするが、バッテリの電気エネルギーを利用したソレノイド等の駆動アクチュエータによる力を利用してスイッチ部38の導電状態と非導電状態とを自動で切り換えるようにしてもよい。
また、上述の実施例において、感電防止機構は、単一の開閉カバー37を有し、その単一の開閉カバー37を開くことで直列接続された複数のセル30で構成される高電圧蓄電部31の全部を露出させそれらを点検等できるようにするが、複数の開閉カバー37を有し、その複数の開閉カバー37のうちの一つを開くことで、その開閉カバーに対応する、高電圧蓄電部31の一部を露出させ、その一部のみを点検等できるようにしてもよく、その場合、点検等ができるようになった高電圧蓄電部31の一部を、高電圧蓄電部31の他の部分から電気的に切り離し、切り離した部分の電圧を低減させるようにしてもよい。
本発明に係る感電防止機構を備えた高電圧蓄電器が搭載されるハイブリッド油圧ショベルの構成例を示す図である。 図1のハイブリッド油圧ショベルの機能ブロック図である。 本発明に係る感電防止機構を備えた高電圧蓄電器の第一実施例を示す図である。 本発明に係る感電防止機構を備えた高電圧蓄電器の第二実施例を示す図である。 本発明に係る感電防止機構を備えた高電圧蓄電器の第三実施例を示す図である。 本発明に係る感電防止機構を備えた高電圧蓄電器の第四実施例を示す図である。
符号の説明
10・・・油圧ショベル、11・・・下部走行体、12・・・旋回機構、13・・・上部旋回体、14・・・キャブ、15・・・ブーム、16・・・アーム、17・・・バケット、18・・・ブームシリンダ、19・・・アームシリンダ、20・・・バケットシリンダ、21・・・エンジン、22・・・変速機、23・・・発電機、24・・・インバータ、25・・・高電圧蓄電器、26・・・メインコントローラ、27・・・油圧ポンプ、28・・・旋回用電動機、30・・・セル、31・・・高電圧蓄電部、32・・・高電圧ケーブル、33・・・端子部、34・・・ヒューズ、35・・・リレースイッチ、36・・・筐体、37・・・開閉カバー、38・・・スイッチ部、39・・・把手、40・・・かぎ爪、41・・・グリップ、42・・・ローラ、43・・・ローラガイド

Claims (4)

  1. 直列接続された複数のセルで構成され、開閉可能な開閉カバーを持つ筐体で周囲を覆われた蓄電器の感電防止機構であって、
    前記セルの隣接する二つの間を導電させる導電状態と前記セルの隣接する二つの間を遮断する非導電状態とを選択的に発生させるスイッチ部を有し、
    前記スイッチ部は、前記開閉カバーが開けられた場合に非導電状態をもたらし、前記開閉カバーが閉じられた場合に導電状態をもたらす、
    ことを特徴とする感電防止機構。
  2. 前記スイッチ部は、少なくとも、直列接続された複数のセルのうちの中間電位を発生させる位置にある隣接する二つのセルの間で、導電状態と非導電状態とを選択的に発生させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の感電防止機構。
  3. 前記スイッチ部は、前記開閉カバーに非導電的に取り付けられる導電性部材を含む、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の感電防止機構。
  4. 前記開閉カバーは、蝶番式、はめ込み式、又は、スライド式に開閉可能である、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の感電防止機構。
JP2008026811A 2008-02-06 2008-02-06 蓄電器の感電防止機構 Pending JP2009189159A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008026811A JP2009189159A (ja) 2008-02-06 2008-02-06 蓄電器の感電防止機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008026811A JP2009189159A (ja) 2008-02-06 2008-02-06 蓄電器の感電防止機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009189159A true JP2009189159A (ja) 2009-08-20

Family

ID=41071842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008026811A Pending JP2009189159A (ja) 2008-02-06 2008-02-06 蓄電器の感電防止機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009189159A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011055680A (ja) * 2009-09-04 2011-03-17 Makita Corp 電池パック
CN105235526A (zh) * 2015-11-13 2016-01-13 安徽江淮汽车股份有限公司 一种电动汽车及其高压防护装置
JP5873508B2 (ja) * 2013-07-23 2016-03-01 株式会社小松製作所 ハイブリッド作業機械およびハイブリッド作業機械の情報報知制御方法
WO2016103329A1 (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 三菱電機株式会社 車両用制御装置のインターロック機構
DE102015101182A1 (de) * 2015-01-28 2016-07-28 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Elektrischer Verbinder
WO2020054092A1 (ja) * 2018-09-14 2020-03-19 株式会社小松製作所 電動式建設機械
US11357917B2 (en) 2013-01-29 2022-06-14 Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh Drug delivery device

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0984212A (ja) * 1995-09-18 1997-03-28 Seiko Epson Corp 電気自動車の電源装置
JP2007331606A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Sanyo Electric Co Ltd 車両用の電源装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0984212A (ja) * 1995-09-18 1997-03-28 Seiko Epson Corp 電気自動車の電源装置
JP2007331606A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Sanyo Electric Co Ltd 車両用の電源装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011055680A (ja) * 2009-09-04 2011-03-17 Makita Corp 電池パック
US11357917B2 (en) 2013-01-29 2022-06-14 Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh Drug delivery device
JP5873508B2 (ja) * 2013-07-23 2016-03-01 株式会社小松製作所 ハイブリッド作業機械およびハイブリッド作業機械の情報報知制御方法
WO2016103329A1 (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 三菱電機株式会社 車両用制御装置のインターロック機構
JPWO2016103329A1 (ja) * 2014-12-22 2017-09-07 三菱電機株式会社 車両用制御装置のインターロック機構
US10086847B2 (en) 2014-12-22 2018-10-02 Mitsubishi Electric Corporation Interlock mechanism for vehicle control device
DE102015101182A1 (de) * 2015-01-28 2016-07-28 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Elektrischer Verbinder
CN105235526A (zh) * 2015-11-13 2016-01-13 安徽江淮汽车股份有限公司 一种电动汽车及其高压防护装置
WO2020054092A1 (ja) * 2018-09-14 2020-03-19 株式会社小松製作所 電動式建設機械
JP2020045631A (ja) * 2018-09-14 2020-03-26 株式会社小松製作所 電動式建設機械
JP7175145B2 (ja) 2018-09-14 2022-11-18 株式会社小松製作所 電動式建設機械

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009189159A (ja) 蓄電器の感電防止機構
JP5077376B2 (ja) 車両
JP4702155B2 (ja) 電源装置および電源装置の制御方法
KR101440011B1 (ko) 차량의 전원 시스템 및 그것을 구비하는 차량
CN108780997B (zh) 车辆用电源供给系统、车辆用驱动系统
CN102832656B (zh) 充电系统以及电动车辆
US9421924B2 (en) Safety system for vehicles for reducing the danger of an electric shock from a battery
JP5288004B2 (ja) 車両
JP2006327251A (ja) 電源回路開閉装置
CN104979115B (zh) 电动车辆检修断路器锁
CN105764738B (zh) 充放电系统以及在其内使用的车辆
US10032588B2 (en) Integrated high voltage contactor and service disconnect
EP2573909A1 (en) Vehicle control system
CN106849209B (zh) 移动充电车启动锁止系统
JP5507272B2 (ja) 作業車両
CN110370952A (zh) 一种矿用超级电容混合锂电池电源装置
JP4968596B2 (ja) 車載用電源装置
CN203793141U (zh) 一种带高压互锁功能的电动汽车高压配电系统
JP2013138570A (ja) 高電圧機器
JP2011244580A (ja) 車両用高電圧機器収納箱
WO2012107948A1 (ja) 蓄電装置を用いた電動システム及びそれを有する作業車両
JP5574766B2 (ja) 電動車両の高電圧部活線作業防止装置
JP7187828B2 (ja) 車両
JP5229686B2 (ja) 車両用電源装置
JP2010045885A (ja) 車両の充電装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20090623

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090724

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090731

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091008

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100309

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100629