JP2009187312A - 情報処理装置及びその表示制御方法、表示制御プログラム - Google Patents

情報処理装置及びその表示制御方法、表示制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】
目的とする部品を選択する際の操作性を向上させるようにした情報処理装置及びその表示制御方法、表示制御プログラムを提供する。
【解決手段】
情報処理装置は、表示画面上に予め決められた配置順で表示された複数の部品の内、ユーザによる操作に基づき選択された部品と、部品間の関連度を規定した関連度情報とに基づき複製対象となる部品を選定し、当該選定された部品の複製元が表示画面上に表示されている位置よりもユーザ操作に基づき選択された部品に近い表示画面上の位置に当該選定された部品の複製を配置する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ボタンなどの部品を表示画面上に表示する技術に関する。
近年、デジタルカメラやハードディスク/DVDレコーダ、携帯音楽プレーヤー、複合機、パーソナルコンピュータなど写真、動画、音楽といったマルチメディアデータを取り扱う装置が急激に増えている。この種の装置は、多機能化される傾向にあり、操作手順の増加や操作の複雑化、ユーザインタフェースの複雑化が進んでいる。
パーソナルコンピュータでは、一般に、マウスやタッチパネルといったポインティングデバイスによりユーザインタフェースが提供されている。一方、上述したデジタルカメラやハードディスク/DVDレコーダのリモコン、携帯音楽プレーヤー、複合機などでは、十字キーなどで構成されたユーザインターフェースが提供されていることが多い。この場合、十字キーの操作によってフォーカスを移動させ、目的となる部品(例えば、再生ボタン等)を選択し実行する、といった手順で操作がなされる。
このような十字キー式のユーザインタフェースを持つ装置が多機能化されてしまうと、目的の部品を選択するまでのキー操作回数が増加してまい、一段と操作性が悪くなる。この課題を解決するため、特許文献1では、フォーカスを移動する際、フォーカスを当てることが禁止されている部品は飛ばして、次の部品にフォーカスを当てるように制御する技術が提案されている。また、特許文献2では、複数の部品配置レイアウト情報を持ち、操作内容記録に基づいてレイアウトを選択する技術が提案されている。
特開2000−200129号公報 特開2007−025865号公報
しかし、上述した特許文献1では、フォーカスを当てることが禁止されている部品を飛ばすため、キー操作回数を減らすことはできるが、フォーカスを当てることが禁止されている部品が少ない場合、キー操作回数は依然多くなってしまう。
また、上述した特許文献2では、操作内容記録に基づいてレイアウトが選択されるため、ユーザにとって使い易い部品配置になるには、ある程度操作実績を積む必要がある。更に、ある程度操作実績が積まれ、レイアウト選択がなされた場合であっても、部品の配置構成が大きく変わってしまう可能性があることから、ユーザに混乱を抱かせてしまうおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、目的とする部品を選択する際の操作性を向上させるようにした情報処理装置及びその表示制御方法、表示制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様による情報処理装置は、表示画面上に予め決められた配置順で表示された複数の部品の内、ユーザによる操作に基づき選択された部品を取得する選択部品取得手段と、前記表示画面上に表示された部品間の関連度を規定した関連度情報を取得する部品間関連度情報取得手段と、前記選択部品取得手段により取得された部品と、前記部品間関連度情報取得手段により取得された関連度情報とに基づき複製対象となる部品を選定する選定手段と、前記選定手段により選定された部品の複製元が前記表示画面上に表示されている位置よりも前記選択部品取得手段により取得された部品に近い前記表示画面上の位置に該選定された部品の複製を配置する配置手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明の一態様による情報処理装置における表示制御方法は、表示画面上に予め決められた配置順で表示された複数の部品の内、ユーザによる操作に基づき選択された部品を取得する選択部品取得工程と、前記表示画面上に表示された部品間の関連度を規定した関連度情報を取得する部品間関連度情報取得工程と、前記選択部品取得工程により取得された部品と、前記部品間関連度情報取得工程により取得された関連度情報とに基づき複製対象となる部品を選定する選定工程と、前記選定工程により選定された部品の複製元が前記表示画面上に表示されている位置よりも前記選択部品取得工程により取得された部品に近い前記表示画面上の位置に該選定された部品の複製を配置する配置工程とを含むことを特徴とする。
また、本発明の一態様による表示制御プログラムは、コンピュータを、表示画面上に予め決められた配置順で表示された複数の部品の内、ユーザによる操作に基づき選択された部品を取得する選択部品取得手段、前記表示画面上に表示された部品間の関連度を規定した関連度情報を取得する部品間関連度情報取得手段、前記選択部品取得手段により取得された部品と、前記部品間関連度情報取得手段により取得された関連度情報とに基づき複製対象となる部品を選定する選定手段、前記選定手段により選定された部品の複製元が前記表示画面上に表示されている位置よりも前記選択部品取得手段により取得された部品に近い前記表示画面上の位置に該選定された部品の複製を配置する配置手段として機能させる。
本発明によれば、選択された部品の近傍に関連性を有する部品の複製を配置するように構成したため、目的とする部品を選択するまでの操作回数が減り、操作性を向上させられる。また、部品の複製により操作性の向上を図るため、基本的な部品配列を維持するので、ユーザに混乱を抱かせることもない。
以下、本発明に係わる情報処理装置及びその表示制御方法、表示制御プログラムの一実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
まず、図1及び図2を用いて、実施形態1に係わる情報処理装置10における画面表示の一例について説明する。
図1には、初期状態における部品(ボタン)の位置状況を示す表示態様の一例が示される。
初期状態においては、早逆送りボタン1−1、逆再生ボタン1−2、一時停止ボタン1−3、停止ボタン1−4、録画ボタン1−5、再生ボタン1−6、早送りボタン1−7が横一線に予め決められた配置順で並んでいる。
図2は、図1に示す部品の位置状況変更後の表示態様の一例が示される。図2では、再生ボタン1−6にフォーカスが当てられ選択されている。再生ボタン1−6が選択されると、再生ボタン1−6と関連度の高い停止ボタン1−4の複製2−4及び一時停止ボタン1−3の複製2−3が図1の配列を保ったまま、再生ボタン1−6の近傍(この場合、再生ボタンの上下)に表示され選択可能となっている。
図1に示す初期状態では、再生ボタン1−6の位置から停止ボタン1−4を選択するためには2回、また一時停止ボタンを選択するためには3回、十字キー等を操作してフォーカスを移動させなければならなかった。これに対して、図2に示す位置状況変更後では、停止ボタン1−4の複製2−4及び一時停止ボタン1−3の複製2−3が、フォーカスの当てられた再生ボタン1−6の上下に表示され、1回の操作で両ボタンの選択が可能となる。また、その他のボタン配列は保たれたまま、複製ボタンが追加されるため、ユーザに混乱を抱かせることもない。
ここで、図1及び図2で説明した処理を実現するための構成について説明する。図3には、本発明の実施の一形態に係わる情報処理装置の構成の一例が示される。
情報処理装置10は、その機能構成として、制御部11と、記憶部12と、入力部13と、出力部14とを具備して構成される。
制御部11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、情報処理装置10における処理を統括制御する。情報処理装置10における各種処理は、例えば、CPUがRAMをワーク領域としてROMから読み込んだ各種プログラム(例えば、表示制御プログラム)を実行することで実施される。
記憶部12は、例えば、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等から構成され、各種データを記憶する。ROMには、例えば、アプリケーション等の各種プログラム等が記憶される。なお、ROMは、書き換え可能なタイプであってもよい。また、記憶部12としてHDD(Hard Disk Drive)が設けられてもよい。
入力部13は、例えば、上下左右の十字キー、決定キー、キャンセルキー等から構成され、ユーザからの各種指示を装置内に入力する。出力部14は、例えば、ディスプレイ等から構成され、表示画面上に各種情報を出力する。なお、実施形態1における入力部13は、上下左右に動く十字キーで構成されることになるが、入力部13の構成はこれに限られない。入力部13は、方向を決定し部品を選択することができるものであればよく、例えば、ジョイスティックなどで構成されてもよい。
以上が、情報処理装置10を構成する各種処理機能の説明である。なお、情報処理装置10は、ネットワーク等に接続された環境にあってもよいし、単体で動作する環境にあってもよい。
図4には、上記制御部11、記憶部12等において実現される機能的な構成の一例が示される。なお、これら各処理機能の一部または全ては、ROM等に格納されたプログラムがCPUで実行されることにより実現されてもよいし、ハードウェアで実現されてもよい。
制御部11等においては、部品間関連度情報保持部21と、部品間関連度情報取得部22と、選択部品取得部23と、領域判定部24と、複製部品選定部25と、複製部品生成部26と、複製部品配置部27と、が機能的な構成として実現される。
部品間関連度情報保持部21は、部品間の関連度を保持する。部品間の関連度は、例えば、図5に示す部品間関連度マトリックスで保持される。なお、この部品間の関連度を示すマトリックスのようなデータは、例えば、システム開発者や一般ユーザ等により登録される。図5に示すように、部品間関連度マトリックスには、1つの部品と他の部品との関連度が規定されている。図5に示す部品間関連度マトリックスの一例では、6段階で関連度が評価されており、その数値が大きいほど関連度が高く、その数値が小さいほど関連度が低い。例えば、録画ボタン1−5は、早逆送りボタン1−1、逆再生ボタン1−2、再生ボタン1−6、早送りボタン1−7とは関連性がなく0が規定されている。また、録画ボタン1−5は、一時停止ボタン1−3、停止ボタン1−4とは、それぞれ4及び5の関連性を有している。なお、本実施形態においては、マトリックスとして部品間の関連度を保持しているが、部品間の関連度を保持できるのであれば、これ以外の方法で保持してもかまわない。
部品間関連度情報取得部22は、図5で説明した部品間関連度マトリックスを取得する。なお、部品間関連度情報取得部22による部品間関連度マトリックスの取得先は、上記説明した部品間関連度情報保持部21でなくてもよく、外部の装置から取得するようにしてもよい。その場合、部品間関連度情報保持部21は自装置内でなく、当該外部の装置上に実現されることになる。
選択部品取得部23は、フォーカスが当てられ、選択されている部品を取得する。すなわち、ユーザによるフォーカス移動操作により、どの部品が選択されているかといった部品情報を取得する。
領域判定部24は、選択部品取得部23により取得された部品の近傍(例えば、上下左右)に複製された部品を配置する領域があるか否かの判定を行う。
複製部品選定部25は、複製の対象となる部品を選定する。この選定は、部品間関連度情報取得部22により取得された部品間関連度マトリックスと、選択部品取得部23により取得された部品とに基づき行なわれる。
複製部品生成部26は、複製部品選定部25により選定された部品の複製を生成し、複製部品配置部27は、当該生成された複製部品を選択されている部品の近傍に配置する。なお、本実施例においては、選択されている部品の近傍として、当該選択されている部品の上下左右に複製部品を配置する場合について説明する。
以上、図4を用いて、情報処理装置10における機能的な構成の一例について説明したが、ここで説明した機能的な構成は、必ずしも図示した通りに実現される必要はない。例えば、2以上の装置に分けた情報処理システムとして実現してもよい。
図6は、図3に示す情報処理装置10における複製部品配置処理の流れを示すフローチャートである。
情報処理装置10は、入力部13からの操作によりユーザに部品が選択されるまで待機している(S5−1でNO)。部品が選択されると(S5−1でYES)、情報処理装置10は、選択部品取得部23において、選択された部品を示す部品情報を取得するとともに、領域判定部24において、当該部品の近傍に複製部品を配置する領域があるか否かの判定を行なう。
領域がない場合は(S5−2でNO)、この処理を終了することになるが、複製部品を配置する領域がある場合には(S5−2でYES)、当該選択された部品の所定範囲内に既に配置されている部品を複製生成の対象から除く(S5−3)。なお、所定範囲内とは、選択された部品から所定キー操作回数(1回、2回等)で到達できる範囲や、選択された部品から所定の座標内に位置する範囲等を指す。この処理を行なうのは、既に近傍に配置されている部品を複製して配置したところで、操作性の向上は見込めないからである。
続いて、情報処理装置10は、部品間関連度情報取得部22において、部品間関連度情報保持部21に保持された部品間関連度マトリックを取得する(S5−4)。この取得が済むと情報処理装置10は、複製部品選定部25において、選択された部品と関連度の高い部品でかつ、S5−3による複製生成の対象外となっていない部品を複製生成の対象として選定する(S5−5)。なお、上述した通り、この選定処理は、部品関連度マトリックスの参照に基づき行なわれる。
複製生成の対象となる部品が選定されると、情報処理装置10は、複製部品生成部26において、当該選定した部品の複製を生成し(S5−6)、複製部品配置部27において、当該生成された複製部品を現状の部品配列を維持したまま追加配置する(S5−7)。そして、S5−2の処理へ戻り、S5−1で選択された部品の近傍に未だ複製部品を配置する空き領域があるか否かの判断を再び行なう。
以上のように実施形態1によれば、上記説明した複製部品の配置処理を行なわない場合よりも、少ないキー操作で目的の部品に辿りつけることになり、ユーザ操作の手間を軽減させられる。
(実施形態2)
次に、実施形態2について説明する。実施形態2においては、アプリケーション(OS等をも含む)の動作状況を表す機能モードに応じて使用する部品間関連度マトリックスを変更する場合について説明する。なお、実施形態2における部品の表示態様(図1、図2参照)、情報処理装置10の構成(図3、図4参照)は、実施形態1同様となるため、その説明については省略し、ここでは相違点のみを挙げて説明する。
ここで、実施形態2においては、情報処理装置10にインストールされたアプリケーションが有する機能モードとして、例えば、動画の録画再生を行う動画モード、音声の録音再生を行う音声モード、静止画の再生を行う静止画モードがあるとする。なお、勿論これ以外の機能モードがあってもよい。
図7には、機能モードに応じて設けられる部品間関連度マトリックスが示される。ここでは、動画モード、静止画モード、音声モード時における部品間関連度マトリックスを示す。
これら部品間関連度マトリックスに規定された関連度をそれぞれ比較してみると、静止画モードと音声モードにおけるマトリックスは、同じ内容となっている。また、両マトリックスと動画モード時における部品間関連度マトリックスとでは、録画ボタン1−5についての関連度が異なる。具体的には、静止画モード及び音声モードにおける部品間関連度マトリックスには、録画ボタン1−5に関する関連度が未設定となっている。これは例えば、静止画モード及び音声モード時においては、録画ボタン1−5を使用しない、またその機能が必要ない等の理由によりこのような関連度となっている。なお、図7に示す部品間関連度マトリックスの一例では、静止画モード及び音声モードにおける部品間関連度マトリックスが全く同じ関連度を有しているが、勿論異なる関連度がそれぞれ規定されていてもかまわない。
実施形態2においては、このような部品間関連度マトリックスを各モードに応じて取得し、複製対象となる部品を選定し配置する。なお、実施形態2に係わる情報処理装置10における複製部品配置処理は、実施形態1における図6で説明した処理と同様の流れになるため、その詳細な説明については省略する。相違点としては、図6のS5−4において、アプリケーション等が動作中の機能モードに応じた部品間関連度マトリックスを取得するところにある。
以上のように実施形態2によれば、上記説明した機能モードに応じた複製部品の配置を行なわない場合よりも、ユーザ操作の手間を軽減させられる。
(実施形態3)
次に、実施形態3について説明する。実施形態3においては、ユーザによる部品操作の履歴を収集し、その収集結果に基づき部品間関連度マトリックスを更新する場合について説明する。なお、実施形態3における部品の表示態様(図1、図2参照)は、実施形態1同様となるため、その説明については省略し、ここでは相違点のみを挙げて説明する。

図8には、実施形態3に係わる制御部11、記憶部12等において実現される機能的な構成の一例が示される。なお、情報処理装置10における構成は、実施形態1における図3と同一となるため、その説明については省略する。
制御部11等においては、実施形態1における図3の構成に加えて、操作履歴収集部28と、部品間関連度情報更新部29とが新たに具備される。なお、実施形態1における図4と同一の符号が付されているものは同一であるため、その説明については省略する。
操作履歴収集部28は、ユーザによる部品操作の履歴を収集する。図10に示すように、部品の操作履歴としては、例えば、操作日時、選択された部品、直後に選択された部品、等が収集される。なお、勿論これ以外の情報(例えば、ログインユーザ名等)を収集するようにしてもよい。例えば、この図9に示す部品の操作履歴によると、再生ボタンが選択された後、早送りボタンが選択され、その後停止ボタンが選択されている。
部品間関連度情報更新部29は、操作履歴収集部28により収集された部品操作の履歴に基づき部品間関連度マトリックスに規定された関連度を更新する。部品間関連度情報更新部29では、操作履歴収集部28により収集された操作履歴において、例えば、再生ボタンの後、早送りボタンが選択される頻度が多ければ、部品間関連度マトリックスに規定された再生ボタンと早送りボタンとに更に高い関連度を規定する。なお、この関連度の更新タイミングは、特に問わない。例えば、ユーザの指示に基づき行なうようにしてもよいし、予め設定された期間毎に自動的に行なうようにしてもよい。
なお、実施形態1同様に、これら各処理機能の一部または全ては、ROM等に格納されたプログラムがCPUで実行されることにより実現されてもよいし、ハードウェアで実現されてもよい。
また、実施形態3に係わる情報処理装置10における複製部品配置処理は、実施形態1における図6で説明した処理と同様の流れになるため、その詳細な説明については省略する。
以上のように実施形態3によれば、ユーザによる部品選択の操作履歴を収集し、この操作履歴に基づき部品間関連度マトリックスに規定された関連度を増減させる。これにより、過去に頻繁に選択された部品同士は、部品間の関連度が高くなり、部品の複製が配置される可能性が高くなる。そのため、ユーザが操作を重ねていくごとに、部品の配列がユーザにとって好適な状態となり、ユーザ操作の手間を軽減させられる。
なお、本発明は、上記及び図面に示す実施形態に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
例えば、上記説明では、複製部品を配置する際の表示態様については触れていないが、図10に示すように、複製されたことをユーザに認識させられるように連続したアミメーション表示を行なうようにしてもよい。この場合、オリジナル(複製元)の停止ボタン1−4から複製された停止ボタン2−4の位置まで連続したアニメーションによりボタンの複製が描写される態様が示されている。このようなアニメーション表示を採用した場合、複製された部品がどの部品の複製であるかをユーザに認識させられるため、ユーザに混乱を抱かせないで済む。
また、選択された部品の近傍に配置される複製部品は、上下左右だけでなく、左上、左下また同様に、右上、右下に配置されてもよい。すなわち、複製部品の配置位置は、オリジナル(複製元)のボタンが表示されている位置よりも、選択された部品の近くであればよい。例えば、図11に示すように、再生ボタン1−6が選択された場合、その上下だけに複製部品を配置するのではなく、再生ボタン1−6の左下に逆再生ボタン2−2、再生ボタン1−6の左上に逆早送りボタン2−1を配置するようにしてもよい。
この場合にも、上下左右の十字キーにより2回キー操作を行なうだけで目的の部品(ボタン)を選択できるため、ユーザ操作の手間を軽減させられる。また、入力部13を上下左右の十字キーの替わりに、ジョイスティックや円形のキーにすれば、斜め方向に一度の操作で移動させることもできる。
また、初期状態における部品は、必ずしも一直線上に配置される必要はなく、例えば、図12に示すように、2次元平面上に配置されてもよい。図12に示す初期状態において、例えば、再生ボタン1−6が選択された場合、図13に示す表示態様に遷移し、一時停止ボタンの複製2−3及び停止ボタンの複製2−4が再生ボタン1−6の上部或いは右部の空きスペースに配置される。また、上記説明した通り、再生ボタン1−6に直接隣接しない位置、すなわち、再生ボタン1−6の例えば、右上の空きスペースに早逆送りボタン1−1の複製2−1が配置されてもよい。なお、同様に3次元に部品が配置されていてもよい。
更に、初期状態における部品は、例えば、図14に示すように、平面状に円形に配置されてもよい。図14に示す初期状態において、例えば、再生ボタン1−6が選択された場合、図15に示す表示態様に遷移し、一時停止ボタンの複製2−3及び停止ボタンの複製2−4が再生ボタン1−6の上下の空きスペースに配置される。このような円形に部品が配置された場合であっても、選択されている部品の近傍に複製部品を配置させることができる。また、自由曲線状に部品が配置されてもよいし、また、同様に3次元に部品が配置されていてもよい。このように本発明は、初期の部品配置の形態に拘らず、いかなる配置であっても適用が可能である。
また、上記説明では、ボタンが部品である場合を例に挙げて説明したが、部品はボタン以外でも成り得る。例えば、図16に示すように、メニューを部品としてもよい。図16に示す初期状態において、例えば、メニュー2(6−2)が選択された場合、図17に示す表示態様に遷移し、メニュー4の複製7−4及びメニュー5の複製7−5がメニュー2(6−2)の左右の空きスペースに配置される。このように部品はボタンに限られず、スライダーなど他のグラフィカルユーザーインターフェースであってもよい。これにより、様々な部品においてもユーザ操作の手間を軽減させられる。
また、上記説明では、部品の選択を部品にフォーカスが当てられた時点として説明したが、部品が押下されて処理が実行された時点を部品が選択された時点としてもよい。また、部品にフォーカスが当たった時点と、部品が押下された時点とで異なる部品間関連度マトリックスを用いて複製部品の選定を行なうようにしてもよい。
また、複製された部品の色や形状の少なくともいずれかを変更させてもよい。例えば、図18に示すように、複製された部品に対して色付けを行い、オリジナルの部品と区別させる。なお、オリジナル部品と複製部品とをユーザに区別させられるのであれば、これ以外の方法を用いてもかまわない。このように構成した場合、オリジナル部品と複製部品との区別が付くため、ユーザに混乱を抱かせないで済む。
また、複数の複製部品を配置する際には、関連度の高い部品から順番に、選択された部品に近い位置、すなわち、少ないキー操作回数で到達できる位置に配置するようにしてもよい。
なお、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施態様をとることもできる。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、実施形態で説明した通り、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
また、本発明は、ソフトウェアのプログラムをシステム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置に内蔵されたコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することにより前述した実施形態の機能が達成される場合を含む。この場合、供給されるプログラムは実施形態で図に示したフローチャートに対応した処理を行なうコンピュータプログラムとなる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OS(Operating System)に供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
コンピュータプログラムを供給するためのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体としては以下が挙げられる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などである。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることが挙げられる。この場合、ダウンロードされるプログラムは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルであってもよい。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、夫々のファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数の操作者に対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納して操作者に配布するという形態をとることもできる。この場合、所定の条件をクリアした操作者に、インターネットを介してホームページから暗号を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用して暗号化されたプログラムを実行し、プログラムをコンピュータにインストールさせるようにもできる。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどとの協働で実施形態の機能が実現されてもよい。この場合、OSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
更に、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれて前述の実施形態の機能の一部或いは全てが実現されてもよい。この場合、機能拡張ボードや機能拡張ユニットにプログラムが書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行なう。
初期状態における部品の位置状況を示す表示態様の一例を示す図である。 図1に示す部品の位置状況変更後の表示態様の一例を示す図である。 本発明の実施の一形態に係わる情報処理装置の構成の一例を示す図である。 図3に示す制御部11、記憶部12等において実現される機能的な構成の一例を示す図である。 部品間関連度マトリックスの構成の一例を示す図である。 図3に示す情報処理装置10における複製部品配置処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態2に係わる部品間関連度マトリックスの構成の一例を示す図である。 実施形態3に係わる制御部11、記憶部12等において実現される機能的な構成の一例を示す図である。 部品の操作履歴の一例を示す図である。 変形実施形態に係わる部品の表示態様の一例を示す図である。 変形実施形態に係わる部品の位置状況変更後の表示態様の一例を示す第1の図である。 変形実施形態に係わる初期状態における部品の位置状況を示す表示態様の一例を示す第1の図である。 図12に示す部品の位置状況変更後の表示態様の一例を示す図である。 変形実施形態に係わる初期状態における部品の位置状況を示す表示態様の一例を示す第2の図である。 図14に示す部品の位置状況変更後の表示態様の一例を示す図である。 変形実施形態に係わる初期状態における部品(メニュー)の位置状況を示す表示態様の一例を示す第3の図である。 図16に示す部品(メニュー)の位置状況変更後の表示態様の一例を示す図である。 変形実施形態に係わる部品の位置状況変更後の表示態様の一例を示す図である。
符号の説明
10 情報処理装置
11 制御部
12 記憶部
13 入力部
14 出力部
21 部品間関連度情報保持部
22 部品間関連度情報取得部
23 選択部品取得部
24 領域判定部
25 複製部品選定部
26 複製部品生成部
27 複製部品配置部
28 操作履歴収集部
29 部品間関連度情報更新部

Claims (11)

  1. 表示画面上に予め決められた配置順で表示された複数の部品の内、ユーザによる操作に基づき選択された部品を取得する選択部品取得手段と、
    前記表示画面上に表示された部品間の関連度を規定した関連度情報を取得する部品間関連度情報取得手段と、
    前記選択部品取得手段により取得された部品と、前記部品間関連度情報取得手段により取得された関連度情報とに基づき複製対象となる部品を選定する選定手段と、
    前記選定手段により選定された部品の複製元が前記表示画面上に表示されている位置よりも前記選択部品取得手段により取得された部品に近い前記表示画面上の位置に該選定された部品の複製を配置する配置手段と
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記選定手段は、
    前記選択部品取得手段により取得された前記表示画面上の部品の所定範囲内に既に配置されている部品を除いて複製対象となる部品を選定する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記部品間関連度情報取得手段は、
    動作中の機能モードに応じて異なる関連度情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記部品間関連度情報取得手段は、
    前記選択部品取得手段により、フォーカスが当てられた部品が前記選択された部品として取得されたか、処理の実行が指示された部品が前記選択された部品として取得されたかに応じて前記関連度情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. ユーザによる部品操作の履歴を収集する履歴収集手段と、
    前記履歴収集手段により収集された部品操作の履歴に基づき前記関連度情報に規定された部品間の関連度を更新する更新手段と
    を更に具備することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. 前記配置手段により前記表示画面上に配置される部品の複製は、
    複製元の部品と色または形状が少なくとも異なる
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  7. 前記配置手段は、
    前記部品の複製の配置に際して、複製元の部品の位置から複製された部品が配置される位置までの間を連続したアニメーションにより表示させながら該複製された部品を配置する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  8. 前記選択部品取得手段は、
    ユーザによる操作に基づきフォーカスが当てられた部品を前記選択された部品として取得する
    ことを特徴とする請求項1から7いずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記選択部品取得手段は、
    ユーザによる操作に基づき処理の実行が指示された部品を前記選択された部品として取得する
    ことを特徴とする請求項1から6いずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 表示画面上に予め決められた配置順で表示された複数の部品の内、ユーザによる操作に基づき選択された部品を取得する選択部品取得工程と、
    前記表示画面上に表示された部品間の関連度を規定した関連度情報を取得する部品間関連度情報取得工程と、
    前記選択部品取得工程により取得された部品と、前記部品間関連度情報取得工程により取得された関連度情報とに基づき複製対象となる部品を選定する選定工程と、
    前記選定工程により選定された部品の複製元が前記表示画面上に表示されている位置よりも前記選択部品取得工程により取得された部品に近い前記表示画面上の位置に該選定された部品の複製を配置する配置工程と
    を含むことを特徴とする情報処理装置における表示制御方法。
  11. コンピュータを、
    表示画面上に予め決められた配置順で表示された複数の部品の内、ユーザによる操作に基づき選択された部品を取得する選択部品取得手段、
    前記表示画面上に表示された部品間の関連度を規定した関連度情報を取得する部品間関連度情報取得手段、
    前記選択部品取得手段により取得された部品と、前記部品間関連度情報取得手段により取得された関連度情報とに基づき複製対象となる部品を選定する選定手段、
    前記選定手段により選定された部品の複製元が前記表示画面上に表示されている位置よりも前記選択部品取得手段により取得された部品に近い前記表示画面上の位置に該選定された部品の複製を配置する配置手段
    として機能させるための表示制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014098961A (ja) * 2012-11-13 2014-05-29 Horiuchi Denki Seisakusho:Kk 多次元駆動制御装置、多次元駆動制御プログラム及び押し込み試験システム

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