JP2009187245A - インタフェースボード試験装置及びインタフェースボードの試験方法 - Google Patents

インタフェースボード試験装置及びインタフェースボードの試験方法 Download PDF

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Abstract

【課題】短時間でインタフェースボードを試験することができ、かつ、スロットに格納される部材のアナログ特性に依存せず、適切な試験結果を得ることができるインタフェースボード試験装置及びインタフェースボード試験方法を提供する。
【解決手段】スロットに搭載される記憶装置に代えてスロットに搭載されるテストカード33が、テストデータを作成し、作成したテストデータをインタフェースボード30に対して送信し、インタフェースボード30からの応答データを受信し、送信されたテストデータと受信された応答データとを比較し、テストデータと応答データとが一致するかを判断する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の記憶装置を格納する装置が備えるスロットに搭載される部材と上位装置とを接続するインタフェースボードを試験するインタフェースボード試験装置及びインタフェースボードの試験方法に関する。
データ記憶装置の試験装置の例として、データ記憶装置の機能試験を実行する試験基板を構成する全ての基板が、各基板の実装面が実質的に平行となるように相互接続されている、データ記憶装置の試験装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2007−184027号公報
現在、HDD(Hard Disk Drive )インタフェースの高速化により、その転送方式はシリアル転送が主流となっている。図6は、本発明の背景となるHDDインタフェースの試験を説明する図である。HDDインタフェースは、図6に示すDE(Drive Enclosure )60が備えるインタフェースボード100の出力ポート200及び入力ポート201と、各HDD101を搭載するスロット(図示を省略)との間のインタフェースである。外部試験装置61は、HDDインタフェースの試験を通じて、インタフェースボード100の試験を実行する。なお、図中の102はバックパネルである。
DE60のHDDインタフェースの試験では、当該装置に搭載可能な最大数のHDDが必要となる。当該試験では、DE60の外部インタフェース300に、外部試験装置61を接続する。外部試験装置61が、外部インタフェース300、インタフェースボード100経由で、所定のテストパターンを持つテストデータをHDD101に送信して、HDD101にWrite(書き込み)する。また、外部試験装置61が、HDD101に書き込まれたテストデータをインタフェースボード100経由でRead(読み出し)する。そして、外部試験装置61が、上記読み出されたテストデータが書き込んだテストデータと一致するかを検証することで、該HDD101を搭載するスロットとインタフェースボード100との間のHDDインタフェースが正常であるかを試験する。図6に示す例では、外部試験装置61は、各々のスロットとインタフェースボード100との間のHDDインタフェースを試験対象とする。
外部試験装置61としては、例えば、図示を省略するRAID装置のコントローラエンクロージャ(CE:Controller Enclosure)、又はホストバスアダプタ(HBA:Host Bus Adapter)を搭載した試験用のコンビュータを用いる。
ここで、近年、HDDインタフェースが高速化したことにより、DE内の高速シリアルインタフェースの信頼性向上を図ることが必須である。
また、図6を参照して説明した試験では、HDDインタフェースとしての高速シリアルインタフェース(Fibre Channel [FC],Serial Attached SCSI[SAS],SerialATA[SATA]等)のマージン試験を行おうとしても、HDD101のアナログ特性に依存して、適切な試験結果を得ることができない。インタフェースのマージン試験は、該インタフェースの動作保証レベルのテストであって、ある信号レベルで動作するかについての試験である。
図7は、インタフェースに投入するテストデータの信号レベルと動作環境(条件)との関係を示す図である。該動作環境(条件)は、例えば時間である。あるインタフェースの動作保証レベルが図7中の斜線部に示す領域の範囲内の信号レベルであり、該インタフェースに接続されるHDDの動作レベルが図中の点線で示される場合に、該インタフェースのマージン試験を行っても、HDDは図7中の点線で示す信号レベルで動作するので、該マージン試験の結果は、HDDの特性に依存してしまう。
また、HDDインタフェースの試験時間は、使用するHDDの性能に依存してしまう。また、FC、SASと比較して機能、性能面で劣るSATAでは、各HDDを搭載するスロット毎の信頼性を保証する為に必要な試験時間が非常に長くなる。
また、図6を参照して説明した試験では、一つの外部試験装置61から各々のスロットに格納されたHDD101に対してテストデータを送信して試験を実施するため、障害箇所を切り分ける為の試験プログラム等の作り込みが必要となる。
更に、外部試験装置61は、通信プロトコルに基づいてHDD101に対してアクセスするので、外部試験装置61が試験の実行のために送受信したいデータパターンだけでは試験を行うことができず、通信プロトコル分のデータパターンを送受信することが必要となる。その結果、通信プロトコル分のデータパターンを送受信する分、試験時間が長くなる。
本発明は、短時間でインタフェースボードを試験することができ、かつ、スロットに搭載される部材のアナログ特性に依存せず、適切な試験結果を得ることができるインタフェースボード試験装置の提供を目的とする。
また、本発明は、短時間でインタフェースボードを試験することができ、かつ、スロットに搭載される部材のアナログ特性に依存せず、適切な試験結果を得ることができるインタフェースボード試験方法の提供を目的とする。
本インタフェースボード試験装置は、スロットに搭載される部材と上位装置とを接続するインタフェースボードを試験する試験装置であって、前記試験装置は、前記スロットに搭載される記憶装置に代えて該スロットに搭載され、テストデータを作成するデータ作成部と、前記テストデータを前記インタフェースボードに対して送信する送信部と、前記インタフェースボードからの応答データを受信する受信部と、前記送信されたテストデータと前記受信された応答データとを比較し、該テストデータと該応答データとが一致するかを判断する比較部とを備える。
好ましくは、本インタフェースボード試験装置が、更に、前記送信部により送信されるテストデータの出力レベルを変更する出力変更部を備え、該出力変更部が、前記インタフェースボードに応じて前記出力レベルを変更する。
好ましくは、本インタフェースボード試験装置が、更に、外部装置との間で信号の送受信を行う送受信部を備え、前記データ作成部は、前記外部装置から受信した信号に基づいて前記送受信部が通知するテストパターンに基づいて、前記テストデータを作成する。
好ましくは、本インタフェースボード試験装置において、前記インタフェースボードが、外部装置からの信号を受信する外部信号受信部と、前記外部信号受信部が前記外部装置から受信した信号に基づいて、前記インタフェースボード試験装置によるインタフェースボードの試験範囲を設定する試験範囲設定部とを備える。
好ましくは、本インタフェースボード試験装置が、更に、前記比較部によって前記テストデータと前記応答データとが一致しないと判断された場合に異常を表示する表示部を備える。
また、本インタフェースボードの試験方法は、記憶装置を格納する複数のスロットのいずれかに前記記憶装置に代えて試験装置を搭載して、前記スロットに搭載される部材と上位装置とを接続するインタフェースボードを試験する試験方法であって、作成されたテストデータを前記インタフェースボードに対して送信する送信ステップと、前記インタフェースボードからの応答データを受信する受信ステップと、前記送信データと前記応答データとを比較する比較ステップと、前記比較結果に基づいて異常を検出する異常検出ステップとを有する。
本インタフェースボード試験装置は、スロットに搭載される記憶装置に代えて該スロットに搭載される試験装置である。本インタフェースボード試験装置及び本インタフェースボードの試験方法は、テストデータを作成してインタフェースボードに対して送信し、送信したテストデータとインタフェースボードからの応答データとを比較することで、インタフェースボードの試験を実行する。例えば、スロットが複数の場合に、各々のスロットに搭載されるインタフェースボード試験装置は、同時にインタフェースボード(との間のインタフェース)の試験を実行することができる。従って、本インタフェースボード試験装置及び本インタフェースボードの試験方法によれば、インタフェースボードの試験の試験時間を短縮することができる。
また、本インタフェースボード試験装置は、例えば、インタフェースボードに対して送信したテストデータとインタフェースボードからループバックされたテストデータである応答データとを比較してインタフェースボードの試験を実行する。従って、例えば、インタフェースボードがテストデータを単純にループバック出力するので、任意のデータパターンを用いた連続試験が可能となる。その結果、通信プロトコルに依存せずに試験を実行することができ、試験時間を更に短縮することができる。
また、各々のスロットに搭載されるインタフェースボード試験装置は、独立して、インタフェースボードの試験を実行することができる。その結果、異常(エラー)が発生したときの障害箇所の特定が容易となる。
また、本インタフェースボード試験方法は、インタフェースボードの試験にHDD等の記憶装置を用いないので、試験結果がHDD等のスロットに格納される部材のアナログ特性に依存しない。また、インタフェースボードの試験結果は、インタフェースボードと関連のない記憶装置の媒体のエラー等の影響を受けない。
また、本インタフェースボード試験装置は、インタフェースボード(の規格)に応じてテストデータの出力レベルを変更する。従って、本インタフェースボード試験装置によれば、例えば、インタフェースボードの規格に応じた出力レベルを有するテストデータを用いて該インタフェースボードを試験することができる。その結果、インタフェースボードのマージン試験を精度良く実行することができる。
また、本インタフェースボード試験装置は、外部装置から受信した信号に基づいてテストデータを作成する。従って、本インタフェースボード試験装置によれば、例えば、外部装置から送信された信号に基づいて、任意の出力レベル及びパターンを有するテストデータを作成することが可能となる。
また、インタフェースボードが、外部装置からの信号を受信し、受信した信号に基づいて、本インタフェースボード試験装置によるインタフェースボードの試験範囲を設定する。従って、本インタフェースボード試験装置によれば、例えば、外部装置からの制御信号に基づいて設定された試験範囲に応じてインタフェースボードの試験を実行することができる。
また、本インタフェースボード試験装置は、テストデータと応答データとが一致しない場合に、異常を表示する。従って、本インタフェースボード試験装置によれば、テストデータと応答データとが一致しない場合に、インタフェースボードの試験が異常であることを自動で表示することができる。
図1は、本実施形態のシステム構成の一例を示す図である。図1に示すRAID装置1は、CE11と、CE11との間で通信を実行する複数のDE10とを備える。CE11は、DE10との間で通信を実行して、DE10が備えるHDD101に記憶されたデータの書き込み又は読み出しを行う装置である。すなわち、CE11は、DE10の上位装置である。CE11は、ホストコンピュータ2との間の通信を媒介するチャネルアダプタ(CA)20と、CE11全体の動作を制御するセントラルモジュール(CM)21と、キャッシュメモリ22と、DE10との間の通信を媒介するデバイスアダプタ(DA)23とを備える。なお、キャッシュメモリ22がセントラルモジュール21内に設けられるようにしてもよい。
DE10は、インタフェースボード30と、データを記憶する記憶装置である1又は複数のHDD101と、バックパネル32とを備える装置である。各々のHDD31は、DE10内の図示を省略する各スロットのいずれかに格納される。インタフェースボード30は、上記スロットに搭載される部材(例えばHDD31)とCE11とを接続する。
図2は、本実施形態のインタフェースボード試験方法の概要を説明する図である。本実施形態では、図2に示すように、DE10が備える1又は複数のスロット(図示を省略)に、HDD31(図1を参照)に代えてテストカード33を格納する。テストカード33は、スロットに搭載される部材と上位装置(例えば、図1に示すCE11)とを接続するインタフェースボード30を試験するインタフェースボード試験装置である。各々のテストカード33は以下に説明するインタフェースボード30の試験を独立して実行する。
インタフェースボード30の試験は、図2中に示すインタフェースボード30とテストカード33との間のインタフェース110の試験、又は、インタフェースボード30を介したテストカード33とDE10の外部との間のインタフェース111の試験を含む。
具体的には、上記スロットに格納されたテストカード33が、テストデータを作成し、作成したテストデータをインタフェース110を通じてインタフェースボード30に対して送信する。テストデータは、テストカード33によって設定された信号レベルとテストパターンとを有する試験データである。テストデータを受けたインタフェースボード30は、該テストデータをインタフェース110を通じてテストカード33に対して返す(ループバックする)。テストカード33が、インタフェースボード30から返された応答データを受信する。応答データは、インタフェースボード30からテストカード33に対してループバックされたテストデータである。そして、テストカード33が、上記送信されたテストデータと応答データとを比較し、比較結果に基づいて、インタフェースボード30を試験する。
テストカード33が、インタフェース111を通じてテストデータをインタフェースボード30に対して送信し、インタフェースボード30が、該送信されたテストデータを、DE10の外部に取り付けられたループバックコネクタ34内のループバックケーブル(図示を省略)経由でテストカード33にループバックする。そして、テストカード33が、上記送信したテストデータと、インタフェースボード30からループバックされたテストデータ(応答データ)とを比較してインタフェースボード30を試験するようにしてもよい。なお、図1に示す制御用PC(Personal Computer )50が、テストカード33に対してテストデータ作成用の制御信号を送信し、テストカード33が、該制御信号に基づいてテストデータを作成するようにしてもよい。また、制御用PC50が、インタフェースボード30の規格に応じた信号レベルを有するテストデータをテストカード33に作成させるための制御信号をテストカード33に対して送信するようにしてもよい。
図2を参照して説明したインタフェースボード試験方法を実現するプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えば半導体メモリ、ハードディスク、CD−ROM、DVD等に格納することができ、これらの記録媒体に記録して提供され、または、通信インタフェースを介してネットワークを利用した送受信により提供される。
図3は、テストカードの構成の一例を示す図である。テストカード33は、制御インタフェース(I/F)41、MPU(Micro Processing Unit )42、データ作成部43、データ送信部44、データ受信部45、送受信データ比較部46、表示部47を備える。なお、48はHDDコネクタである。制御I/F41は、制御用PC50とMPU42との間の通信を媒介する。MPU42はデータ作成部43に指示してテストデータを作成させる。また、MPU42は、後述する送受信データ比較部46の判断結果を表示部47に表示させる。MPU42が、送受信データ比較部46の判断結果を制御用PC50に対して通知するようにしてもよい。データ作成部43は、MPU42の指示に従ってテストデータを作成する。データ送信部44は、作成されたテストデータをインタフェースボード30に対して送信する。データ送信部44が、予め定められたテストデータをインタフェースボード30に対して送信するようにしてもよい。データ受信部45は、インタフェースボード30からのテストデータ(応答データ)を受信する。
送受信データ比較部46は、インタフェースボード30に対して送信されたテストデータとインタフェースボード30から受信した応答データとを比較し、テストデータと応答データとが一致するかを判断する。表示部47は、MPU42の指示に従って、送受信データ比較部46の判断結果を表示する。具体的には、送受信データ比較部46がテストデータと応答データとが一致しないと判断した場合、MPU42は、表示部47に指示して、試験結果が異常であることを表示させる。送受信データ比較部46がテストデータと応答データとが一致すると判断した場合、MPU42は、表示部47に指示して、試験結果が正常であることを表示させる。
本発明の一実施形態によれば、MPU42が、データ作成部43に指示して、作成されるテストデータの出力レベルをインタフェースボード30(の規格)に応じて変更させる。データ作成部43は、MPU42の指示に従って、テストデータの出力レベルを変更する。
MPU42が、外部装置(制御用PC50)との間で信号の送受信を行うようにしてもよい。例えば、制御用PC50が、制御I/F41を通じて、テストパターンを示す信号をMPU42に対して送信し、MPU42が、該信号が示すテストパターンをデータ作成部43に対して通知する。そして、データ作成部43が、通知されたテストパターンに基づいて、該テストパターンを有するテストデータを作成する。
図4は、インタフェースボードの構成例を示す図である。図4に示すように、インタフェースボード30は、MPU301、スイッチ(Switch)302を備える。制御用PC50は、MPU301に対して試験範囲設定信号を送信する。MPU301は、制御用PC50から送信される試験範囲設定信号を受信する。試験範囲設定信号は、テストカード33によるインタフェースボード30の試験範囲を指示する制御信号である。また、MPU301は、受信した試験範囲設定信号に基づいて、インタフェースボード30の試験範囲を設定する。そして、MPU301は、スイッチ302に対して、テストカード33からスイッチ302に送信されるテストデータを、上記設定された試験範囲に応じた箇所で折り返してテストカード33に戻すように指示する。例えば、MPU301が、制御用PC50から、テストカード33、スイッチ302を経由してテストカード33に戻る経路を試験範囲として指示する試験範囲設定信号を受信すると、MPU301は、スイッチ302に対して、テストカード33からスイッチ302が受信するテストデータを、図中の点線の矢印で示すようにスイッチ302内で折り返して(インタフェース110経由で)テストカード33に戻すことを指示する(スイッチ制御を実行する)。
また、例えば、MPU301が、制御用PC50から、テストカード33、スイッチ302、ループバックコネクタ34、スイッチ302を経由してテストカード33に戻る経路を試験範囲として指示する試験範囲設定信号を受信すると、MPU301は、スイッチ302に対して、テストカード33から受信するテストデータをループバックコネクタ34内で折り返して(インタフェース111経由で)テストカード33に戻すことを指示する(ループバック制御を実行する)。
図5は、本実施形態のインタフェースボードの試験処理フローの一例を示す図である。まず、制御用PC50がインタフェースボード30のMPU301に対して試験範囲設定信号を送信し、MPU301が、試験範囲設定信号に基づいて、インタフェースボード30の試験範囲を設定する(ステップS1)。次に、テストカード33が備えるデータ作成部43が、テストパターンを設定してテストデータを作成する(ステップS2)。データ送信部44が、テストデータをインタフェースボード30に対して送信する(ステップS3)。データ受信部45が、インタフェースボード30から応答データを受信する(ステップS4)。送受信データ比較部46が、ステップS3において送信されたテストデータとステップS4において受信された応答データとを比較して、テストデータと応答データとが一致するかを判断する(ステップS5)。送受信データ比較部46が、テストデータと応答データとが一致すると判断した場合、送受信データ比較部46は、試験結果が正常であると判断する(ステップS6)。そして、MPU42が表示部47に指示して、試験結果が正常であることを表示させる(ステップS7)。送受信データ比較部46が、テストデータと応答データとが一致しないと判断した場合、送受信データ比較部46は、試験結果が異常であると判断する(ステップS8)。そして、MPU42が、表示部47に指示して、試験結果が異常であることを表示させる(ステップS9)。
以上から把握できるように、本実施形態の特徴を述べると以下の通りである。
(付記1)スロットに搭載される部材と上位装置とを接続するインタフェースボードを試験する試験装置であって、
前記試験装置は、前記スロットに搭載される記憶装置に代えて該スロットに搭載され、
テストデータを作成するデータ作成部と、
前記テストデータを前記インタフェースボードに対して送信する送信部と、
前記インタフェースボードからの応答データを受信する受信部と、
前記送信されたテストデータと前記受信された応答データとを比較し、該テストデータと該応答データとが一致するかを判断する比較部とを備える
ことを特徴とするインタフェースボード試験装置。
(付記2)付記1に記載のインタフェースボード試験装置が、更に、
前記送信部により送信されるテストデータの出力レベルを変更する出力変更部を備え、
該出力変更部が、前記インタフェースボードに応じて前記出力レベルを変更する
ことを特徴とするインタフェースボード試験装置。
(付記3)付記2に記載のインタフェースボード試験装置が、更に、
外部装置との間で信号の送受信を行う送受信部を備え、
前記データ作成部は、前記外部装置から受信した信号に基づいて前記送受信部が通知するテストパターンに基づいて、前記テストデータを作成する
ことを特徴とするインタフェースボード試験装置。
(付記4)付記2に記載のインタフェースボード試験装置において、
前記インタフェースボードが、
外部装置からの信号を受信する外部信号受信部と、
前記外部信号受信部が前記外部装置から受信した信号に基づいて、前記インタフェースボード試験装置によるインタフェースボードの試験範囲を設定する試験範囲設定部とを備える
ことを特徴とするインタフェースボード試験装置。
(付記5)付記3に記載のインタフェースボード試験装置が、更に、
前記比較部によって前記テストデータと前記応答データとが一致しないと判断された場合に異常を表示する表示部を備える
ことを特徴とするインタフェースボード試験装置。
(付記6)記憶装置を格納する複数のスロットのいずれかに前記記憶装置に代えて試験装置を搭載して、前記スロットに搭載される部材と上位装置とを接続するインタフェースボードを試験する試験方法であって、
作成されたテストデータを前記インタフェースボードに対して送信する送信ステップと、
前記インタフェースボードからの応答データを受信する受信ステップと、
前記送信データと前記応答データとを比較する比較ステップと、
前記比較結果に基づいて異常を検出する異常検出ステップとを有する
ことを特徴とするインタフェースボードの試験方法。
(付記7)付記6に記載のインタフェースボードの試験方法が、更に、
前記送信されるテストデータの出力レベルを変更する出力変更ステップを有し、
該出力変更ステップが、前記インタフェースボードに応じて前記出力レベルを変更する
ことを特徴とするインタフェースボードの試験方法。
(付記8)付記7に記載のインタフェースボード試験方法が、更に、
前記試験装置が、外部装置との間で信号の送受信を行う送受信ステップを有し、
前記試験装置が、前記送受信ステップにおいて前記外部装置から受信した信号に基づいて通知されるテストパターンに基づいて、前記テストデータを作成する
ことを特徴とするインタフェースボードの試験方法。
(付記9)付記7に記載のインタフェースボードの試験方法において、
前記インタフェースボードが外部装置からの信号を受信する外部信号受信ステップと、
前記インタフェースボードが前記外部装置から受信した信号に基づいて、前記インタフェースボード試験装置によるインタフェースボードの試験範囲を設定する試験範囲設定ステップとを有する
ことを特徴とするインタフェースボードの試験方法。
(付記10)付記8に記載のインタフェースボードの試験方法が、更に、
前記異常検出ステップによって検出された異常を表示する表示ステップを有する
ことを特徴とするインタフェースボードの試験方法。
以上、説明したように、本インタフェースボード試験装置及び本インタフェースボードの試験方法によれば、インタフェースボードの試験の試験時間が短縮される。また、本インタフェースボード試験装置によれば、通信プロトコルに依存せずに試験を実行することができるため、試験時間を更に短縮することができる。また、異常(エラー)が発生したときの障害箇所の特定が容易となる。
また、本インタフェースボード試験方法は、インタフェースボードの試験にHDD等の記憶装置を用いないので、試験結果がHDD等のスロットに格納される部材のアナログ特性に依存しない。また、インタフェースボードの試験結果は、インタフェースボードと関連のない記憶装置の媒体のエラー等の影響を受けない。
また、本インタフェースボード試験装置によれば、例えば、インタフェースボードの規格に応じた出力レベルを有するテストデータを用いて該インタフェースボードを試験することができる。その結果、インタフェースボードのマージン試験を精度良く実行することができる。
また、本インタフェースボード試験装置によれば、例えば、外部装置から送信された信号に基づいて、任意の出力レベル及びパターンを有するテストデータを作成することが可能となる。また、本インタフェースボード試験装置によれば、例えば、外部装置からの制御信号に基づいて設定された試験範囲に応じてインタフェースボードの試験を実行することができる。また、本インタフェースボード試験装置によれば、テストデータと応答データとが一致しない場合に、インタフェースボードの試験が異常であることを自動で表示することができる。
本実施形態のシステム構成の一例を示す図である。 本実施形態のインタフェースボード試験方法の概要を説明する図である。 テストカードの構成の一例を示す図である。 インタフェースボードの構成例を示す図である。 本実施形態のインタフェースボードの試験処理フローの一例を示す図である。 本発明の背景となるHDDインタフェースの試験を説明する図である。 インタフェースに投入するテストデータの信号レベルと動作環境(条件)との関係を示す図である。
符号の説明
1 RAID装置
2 ホストコンピュータ
10、60 DE
11 CE
20 チャネルアダプタ
21 セントラルモジュール
22 キャッシュメモリ
23 DA
30、100 インタフェースボード
31 HDD
32、102 バックパネル
33 テストカード
34 ループバックコネクタ
41 制御I/F
42、301 MPU
43 データ作成部
44 データ送信部
45 データ受信部
46 送受信データ比較部
47 表示部
48 HDDコネクタ
50 制御用PC
61 外部試験装置
110、111 インタフェース
200 出力ポート
201 入力ポート
300 外部インタフェース
302 スイッチ

Claims (6)

  1. スロットに搭載される部材と上位装置とを接続するインタフェースボードを試験する試験装置であって、
    前記試験装置は、前記スロットに搭載される記憶装置に代えて該スロットに搭載され、
    テストデータを作成するデータ作成部と、
    前記テストデータを前記インタフェースボードに対して送信する送信部と、
    前記インタフェースボードからの応答データを受信する受信部と、
    前記送信されたテストデータと前記受信された応答データとを比較し、該テストデータと該応答データとが一致するかを判断する比較部とを備える
    ことを特徴とするインタフェースボード試験装置。
  2. 請求項1に記載のインタフェースボード試験装置が、更に、
    前記送信部により送信されるテストデータの出力レベルを変更する出力変更部を備え、
    該出力変更部が、前記インタフェースボードに応じて前記出力レベルを変更する
    ことを特徴とするインタフェースボード試験装置。
  3. 請求項2に記載のインタフェースボード試験装置が、更に、
    外部装置との間で信号の送受信を行う送受信部を備え、
    前記データ作成部は、前記外部装置から受信した信号に基づいて前記送受信部が通知するテストパターンに基づいて、前記テストデータを作成する
    ことを特徴とするインタフェースボード試験装置。
  4. 請求項2に記載のインタフェースボード試験装置において、
    前記インタフェースボードが、
    外部装置からの信号を受信する外部信号受信部と、
    前記外部信号受信部が前記外部装置から受信した信号に基づいて、前記インタフェースボード試験装置によるインタフェースボードの試験範囲を設定する試験範囲設定部とを備える
    ことを特徴とするインタフェースボード試験装置。
  5. 請求項3に記載のインタフェースボード試験装置が、更に、
    前記比較部によって前記テストデータと前記応答データとが一致しないと判断された場合に異常を表示する表示部を備える
    ことを特徴とするインタフェースボード試験装置。
  6. 記憶装置を格納する複数のスロットのいずれかに前記記憶装置に代えて試験装置を搭載して、前記スロットに搭載される部材と上位装置とを接続するインタフェースボードを試験する試験方法であって、
    作成されたテストデータを前記インタフェースボードに対して送信する送信ステップと、
    前記インタフェースボードからの応答データを受信する受信ステップと、
    前記送信データと前記応答データとを比較する比較ステップと、
    前記比較結果に基づいて異常を検出する異常検出ステップとを有する
    ことを特徴とするインタフェースボードの試験方法。
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