JP5510679B2 - ディスクアレイ装置、ディスクアレイシステム、障害経路特定方法、及びプログラム - Google Patents

ディスクアレイ装置、ディスクアレイシステム、障害経路特定方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、障害経路を特定することのできるディスクアレイ装置、ディスクアレイシステム、障害経路特定方法、及びプログラムに関する。
近年、複数のディスク装置を論理的に一つにまとめて一つのディスク装置のように用いるディスクアレイ装置が普及している。このディスクアレイ装置は、複数のディスク装置にデータを分散して書き込むため、データの読み書き速度の高速化、記憶容量の大容量化、又は高信頼性を実現することができる。
ところで、ディスクアレイ装置は、複数のディスク装置を用いていることにより、上述したような利点がある一方、故障率が高くなってしまうという欠点がある。このため、ディスクアレイ装置において各ディスク装置に障害が発生したときは、障害が発生したディスク装置を他のディスク装置と入れ替える技術が種々提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2010−244130号公報
しかしながら、上記特許文献1のディスクアレイ装置は、障害が発生したディスク装置を特定することはできるが、障害が発生した伝送経路までは特定することができないといった問題があった。
そこで、本発明の目的の一例は、障害が発生した伝送経路を特定することのできる、ディスクアレイ装置、ディスクアレイシステム、障害経路特定方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるディスクアレイ装置は、
データを格納する記憶部を有する複数のディスク装置と、
外部装置からの前記各ディスク装置の記憶部へのアクセスを制御する制御部と、
前記制御部と前記各ディスク装置との間に介在し、前記制御部からのデータを各ディスク装置に割り振るスイッチ部と、を備え、
前記各ディスク装置の記憶部は、障害検出用のテストパターンを格納するためのテスト領域を有しており、
前記制御部は、
前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理を実行し、あるディスク装置から障害報告を受け取ると、他のディスク装置から障害報告を受け取ったか否か判断し、
他のディスク装置から障害報告を受け取った場合は自己と前記スイッチ部とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置から障害報告を受け取らない場合は前記スイッチ部と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定する。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるディスクアレイシステムは、
データを格納する記憶部を有する複数のディスク装置と、
前記各ディスク装置の記憶部に対してデータを読み書きするノードと、
前記ノードと前記各ディスク装置との間に介在し、前記ノードからのデータを各ディスク装置に割り振るスイッチ装置と、を備え、
前記各ディスク装置の記憶部は、障害検出用のテストパターンを格納するためのテスト領域を有しており、
前記ノードは、
前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理を実行し、あるディスク装置から障害報告を受け取ると、他のディスク装置から障害報告を受け取ったか否か判断し、
他のディスク装置から障害報告を受け取った場合は自己と前記スイッチ装置とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置から障害報告を受け取らない場合は前記スイッチ装置と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定する。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における障害経路特定方法は、
データを格納する記憶部を有する複数のディスク装置と、外部装置からの前記各ディスク装置の記憶部へのアクセスを制御する制御部と、前記制御部と前記各ディスク装置との間に介在し、前記制御部からのデータを各ディスク装置に割り振るスイッチ部と、を備えたディスクアレイ装置における障害経路を特定する方法であって、
(a)前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理を実行し、あるディスク装置から障害報告を受け取ると、他のディスク装置から障害報告を受け取ったか否か判断するステップと
(b)他のディスク装置から障害報告を受け取った場合は制御部とスイッチ部とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置から障害報告を受け取らない場合は前記スイッチ部と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定するステップと、を有する。
また、上記目的を達成するため、本発明の別の側面における障害経路特定方法は、
データを格納する記憶部を有する複数のディスク装置と、前記各ディスク装置の記憶部に対してデータを読み書きするノードと、前記ノードと前記各ディスク装置との間に介在し、前記ノードからのデータを各ディスク装置に割り振るスイッチ装置と、を備えたディスクアレイシステムにおける障害経路を特定する方法であって、
(a)前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理を実行し、あるディスク装置から障害報告を受け取ると、他のディスク装置から障害報告を受け取ったか否か判断するステップと
(b)他のディスク装置から障害報告を受け取った場合は自己と前記スイッチ装置とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置から障害報告を受け取らない場合は前記スイッチ装置と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定するステップと、
を有する。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、
データを格納する記憶部を有する複数のディスク装置と、外部装置からの前記各ディスク装置の記憶部へのアクセスを制御するプロセッサと、前記制御部と前記各ディスク装置との間に介在し、前記制御部からのデータを各ディスク装置に割り振るスイッチ部と、を備えたディスクアレイ装置において、前記プロセッサに、
(a)前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理を実行し、あるディスク装置から障害報告を受け取ると、他のディスク装置から障害報告を受け取ったか否か判断するステップと
(b)他のディスク装置から障害報告を受け取った場合は自己と前記スイッチ部とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置から障害報告を受け取らない場合は前記スイッチ部と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定するステップと、
を実行させる。
また、上記目的を達成するため、本発明の別の側面におけるプログラムは、
データを格納する記憶部を有する複数のディスク装置と、前記各ディスク装置の記憶部に対してデータを読み書きするノードと、前記ノードと前記各ディスク装置との間に介在し、前記ノードからのデータを各ディスク装置に割り振るスイッチ装置と、を備えたディスクアレイシステムにおいて、前記ノードに、
(a)前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理を実行し、あるディスク装置から障害報告を受け取ると、他のディスク装置から障害報告を受け取ったか否か判断するステップと
(b)他のディスク装置から障害報告を受け取った場合は自己と前記スイッチ装置とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置から障害報告を受け取らない場合は前記スイッチ装置と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定するステップと、
を実行させる。
以上のように本発明によれば、障害が発生した伝送経路を特定することができる。
図1は本発明の実施形態1に係るディスクアレイ装置の構成を示す図である。 図2は本発明の実施形態1に係るディスク装置の記憶部の論理アドレスマップを示す図である。 図3は本発明の実施形態1に係るディスクアレイ装置の伝送経路の詳細を示す図である。 図4は本発明の実施形態1に係るディスクアレイ装置のテストパターン読み込み時における動作手順を示すフローチャートである。 図5は本発明の実施形態1に係るディスクアレイ装置における読み書き処理実行時のデータの流れを示す図である。 図6は本発明の実施形態1に係るディスクアレイ装置において使用されるテストパターンの一例を示す図である。 図7は本発明の実施形態1に係るディスクアレイ装置のテストパターン読み込み時における動作手順を示すフローチャートである。 図8は本発明の実施形態2に係るディスクアレイシステムの構成を示す図である。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態1におけるディスクアレイ装置、障害経路特定方法、及びプログラムについて、図面を参照しながら説明する。
[ディスクアレイ装置]
図1は、実施形態1に係るディスクアレイ装置の構成を示す図である。
図1に示すように、実施形態1におけるディスクアレイ装置100は、制御部1と、第1スイッチ部2と、複数の第1ディスク装置3a〜3cとを備えている。
各第1ディスク装置3a〜3cは、データを格納するの記憶部31を有しており、記憶部31内には障害検出用のテストパターンを格納するためのテスト領域311が確保されている。
制御部1は、外部装置から各第1ディスク装置3a〜3cの記憶部31へのデータのアクセスを制御する。また、第1スイッチ部2は、制御部1と各第1ディスク装置3a〜3cとの間に介在し、制御部1からのデータを各第1ディスク装置3a〜3cに割り振る。
制御部1は、各第1ディスク装置3a〜3cにおける記憶部31のテスト領域311にテストパターンの書き込み処理を実行し、第1ディスク装置3aから障害報告を受け取ると、他の第1ディスク装置3b、3cから障害報告を受け取ったか否か判断する。そして、制御部1は、他の第1ディスク装置3b、3cから障害報告を受け取った場合、制御部1と第1スイッチ部2とを接続する経路L1を障害経路として特定する。一方、制御部1は、他の第1ディスク装置3b、3cから障害報告を受け取らない場合、第1スイッチ部2と第1ディスク装置3aとを接続する経路L2aを障害経路として特定する。
以上の実施形態に係るディスクアレイ装置によれば、各第1ディスク装置3a〜3cのテスト領域311にテストパターンを書き込み、各第1ディスク装置3a〜3cへのテストパターンの書き込み結果に基づき、障害が発生した伝送経路を特定することができる。
ここで、ディスクアレイ装置100の構成を更に具体的に説明する。図1に示すように、実施形態1のディスクアレイ装置100は、制御部1、第1スイッチ部2、及び複数の第1ディスク装置3a〜3cに加え、第2スイッチ部4と、複数の第2ディスク装置5a〜5cを備えている。また、ディスクアレイ装置100は、制御部1とスイッチ部2とを接続する伝送経路L1、第1スイッチ部2と第2スイッチ部4とを接続する伝送経路L2、第1スイッチ部2と各第1ディスク装置3a〜3cとを接続する伝送経路L3a〜L3c、及び第2スイッチ部4と各第2ディスク装置5a〜5cとを接続する伝送経路L4a〜L4cを更に備えている。
制御部1は、本実施形態では、端末装置又はサーバ装置などの外部装置から送られてきたデータを各第1及び第2ディスク装置3a〜3c、5a〜5cの記憶部31に書き込む機能、及び外部装置からの要求に応じてデータを各第1及び第2ディスク装置3a〜3c、5a〜5cの記憶部31から読み込む機能を有している。このような制御部1として、例えばRAIDコントロールユニットなどのプロセッサを例示することができる。
第1スイッチ部2及び第2スイッチ部4は、本実施形態では、制御部1からの書き込み指示及び読込指示を各ディスク装置3a〜3cに割り振る機能を有しており、例えば、SASエキスパンダを例示することができる。
第1ディスク装置3a〜3c及び第2ディスク装置5a〜5cは、制御部1によって書き込まれるデータを格納する記憶部31を有しており、各記憶部31にはテストパターンを格納するためのテスト領域311が確保されている。このような第1及び第2ディスク装置3a〜3c、5a〜5cとして、SAS(Serial Attached SCSI)のインターフェースを持つハードディスクドライブを例示することができる。
図2は、実施形態1に係る各ディスク装置の記憶部における論理アドレスマップを示す図である。
図2に示すように、論理アドレスA0は、この記憶部31が記憶できる論理領域の先頭論理アドレスをあらわしている。また、論理アドレスA1は、記憶部31内のテスト領域311の先頭を示す論理アドレスであり、論理アドレスA2は、記憶部31のテスト領域311の末尾を示す論理アドレスである。そして、論理アドレスA3は、記憶部31の末尾を示す論理アドレスである。なお、論理アドレスA1から論理アドレスA2までのアドレスに囲まれた記憶領域が、テスト領域311となる。
各伝送経路L1、L2、L3a〜L3c、L4a〜L4cは、シリアル伝送で上記各機器の間でのデータのやり取りを行う機能を有する。シリアル伝送は、データの送信と受信とを別々の信号線で行う制御方式であり、代表的な伝送仕様としてSASやFiber Channelがある。
ここで、伝送経路について図3を参照しつつ詳細に説明する。図3は、伝送経路の詳細を示す図である。なお、以下では制御部1と第1スイッチ部2との間の伝送経路L1を代表として説明し、他の伝送経路については同様の構成となっているため、説明を省略する。
伝送経路L1は、書き込みデータを伝える信号線T11と、読み込みデータを伝える信号線T12とを有している。また、伝送経路L1は、信号を発信するための信号送信回路C11と、信号を受信するための信号受信回路C12とを制御部1内に有している。また、伝送経路L1は、同様の信号送信回路C24及び信号受信回路C21をスイッチ部2内にも有している。
[ディスクアレイ装置の動作]
次に、本発明の実施形態1におけるディスクアレイ装置の動作について、図面を参照しつつ説明する。なお、実施形態1では、ディスクアレイ装置を動作させることによって障害経路特定方法が実施されるため、実施形態1における障害経路特定方法の説明は以下のディスクアレイ装置の動作説明に代える。
以下の説明では、制御部1が第1ディスク装置3aにおける記憶部31のテスト領域311にテストパターンを書き込む際の動作を代表として説明する。なお、制御部1が他の第1ディスク装置3b、3cにテストパターンを書き込む際の動作も以下と同じであるため、説明を繰り返さない。
図4は、実施形態1に係るディスクアレイ装置のテストパターン書き込み時における動作手順を示すフローチャートである。
図4に示すように、まず、制御部1は、第1スイッチ部2を介して、第1ディスク装置3aにおける記憶部31のテスト領域311に、テストパターンを書き込む(ステップS1)。
このステップS1について、図5を参照しつつ詳細に説明する。図5は、実施形態1に係るディスクアレイ装置の書き込み及び読み込み時におけるデータの流れを表す図である。
図5に示すように、制御部1は、テストパターンを信号送信回路C11から第1スイッチ部2の信号受信回路C21に送信する。
なお、このテストパターンは、第1スイッチ部2の信号受信回路C21、及び第1ディスク装置3aの信号受信回路C31において受信しにくいパターンとすることが好ましい。例えば、SASにおける伝送の場合であれば、「Serial ATA: High Speed Serialized AT Attachment Revision 1.0a」のChapter 6.7.7.1.1 Test bit patterns and sequence characteristicsに記載されているテストパターンを用いることができる。その他にも、CRPAT(Continuous Random Pattern)、又はCJTPAT(Continuous Jitter Pattern)等のようなテストパターンを用いてもよい。
図6は、「Serial ATA: High Speed Serialized AT Attachment Revision 1.0a Chapter 6.7.7.1.1 Test bit patterns and sequence characteristics」に記載されたテストパターンを用いた場合のデータと実際の信号の関係を示している。テストパターンとしてテスト領域311に書き込まれるデータの一部をDataとして表しており、ここではその一部としてF1h, FEh, 27h, EEh, FEhのDataを記載している。「Serial ATA: High Speed Serialized AT Attachment Revision 1.0a」の仕様により、この制御部1は、Dataに対して8B/10B変換を行い、Bit Patternであらわされる文字列に変換する。そして、制御部1は、このBit Patternを実際の電気信号(Analog Signal Level)として、信号送信回路C11から送信する。
次に、図5に示すように、第1スイッチ部2では、制御部1からのテストパターンを信号受信回路C21が受信し、この受信したテストパターンを信号送信回路C22から信号線T31を介して第1ディスク装置3aに送信する。
第1ディスク装置3aでは、第1スイッチ部2からテストパターンを信号受信回路C31が受信し、このテストパターンは記憶部31のテスト領域311に書き込まれる。ここで、各伝送経路L1,L3aが正常な場合は、第1スイッチ部2の信号受信回路C21及び第1ディスク装置3aの信号受信回路C31で問題なくテストパターンを受信する。そして、第1ディスク装置3aでは、図6のAnalog signal Level信号を受け取って、図6におけるDataに変換され、このDataが記憶部31のテスト領域311に書き込まれることとなる。
一方、第1ディスク装置3aにテストパターンが到達するまでに問題があり、図6におけるAnalog Signal Levelにひずみが現れると、8B/10B変換で正しく変換できないことが検出され、第1ディスク装置3aにおいて障害が検出される。このとき、第1ディスク装置3aからテストパターンを受信できなかったことが障害報告として制御部1に応答として返却される(ステップS2)。
制御部1は、上述した書き込み処理を他の第1ディスク装置3b及び3cに対しても実行し、障害が発生した伝送経路である障害経路を特定する(ステップS3)。
制御部1が障害経路を特定する方法について具体的に説明する。制御部1は、他の第1ディスク装置3b、3cからもテストパターンの書き込みが失敗している旨の障害報告を受け取った場合は、各第1ディスク装置3a〜3cにおいて共通している伝送経路L1を障害経路として特定する。つまり、制御部1は、制御部1と第1スイッチ部2とを接続する伝送経路L1を障害経路として特定する。より具体的には、制御部1は、制御部1の信号送信回路C11と第1スイッチ部2の信号受信回路C21との間の伝送経路を障害経路として特定する。
また、制御部1が他の第1ディスク装置3b及び3cの少なくとも一つから障害報告を受け取らなかった場合、各第1ディスク装置3a〜3cにおいて共通している伝送経路L1は障害経路から除外される。すなわち、制御部1は、第1スイッチ部2と第1ディスク装置3aとを接続する伝送経路L3aを障害経路として特定する。より具体的には、制御部1は、第1スイッチ部2の信号送信回路C22と第1ディスク装置3aの信号受信回路C31との間の伝送経路を障害経路として特定する。
次にディスクアレイ装置のテストパターン読み込み時における動作について図7にて説明する。図7は、実施形態1に係るディスクアレイ装置のテストパターン読み込み時における動作手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、まず、制御部1は、第1ディスク装置3aにおける記憶部31のテスト領域311に格納されているテストパターンのデータを読み込む(ステップS11)。なお、第1ディスク装置3aにおける記憶部31のテスト領域311には、正常にテストパターンが書き込まれているものとする。
このステップS11について、図5を参照しつつ詳細に説明する。
図5に示すように、まず、第1ディスク装置3aの信号送信回路C32が、テスト領域311に格納されているテストパターンを、信号線T32を介して第1スイッチ部2へ送信する。
次に、第1スイッチ部2は、第1ディスク装置3aからのテストパターンを信号受信回路C23が受信し、この受信したテストパターンを信号送信回路C24から信号線T12を介して制御部1へ送信する。
制御部1は、信号受信回路C12において第1スイッチ部2からのテストパターンを受信し、このテストパターンを正しく読み込めなかった場合には、障害が発生したと判断する(ステップS12)。
そして、制御部1は、上述した読み込み処理を他の第1ディスク装置3b,3cに対しても実行し、障害が発生した伝送経路である障害経路を特定する(ステップS13)。
制御部1による障害経路の特定方法について、詳細に説明する。制御部1は、他の第1ディスク装置3b、3cからも受信データを正しく読み込めなかった場合には、各第1ディスク装置3a〜3cにおいて共通している伝送経路L1を障害経路として特定する。すなわち、制御部1と第1スイッチ部2とを接続する伝送経路L1を障害経路として特定する。より具体的には、制御部1は、制御部1の信号受信回路C12と第1スイッチ部2の信号送信回路C24との間の伝送経路を障害経路として特定する。
また、制御部1が他の第1ディスク装置3b及び3cの少なくとも一つから受信データを正しく読み込めた場合、各第1ディスク装置3a〜3cにおいて共通している伝送経路L1は障害経路から除外される。すなわち、制御部1は、第1スイッチ部2と第1ディスク装置3aとを接続する伝送経路L3aを障害経路として特定する。より具体的には、制御部1は、第1スイッチ部2の信号受信回路C23と第1ディスク装置3aの信号送信回路C32との間の伝送経路を障害経路として特定する。
以上の説明では、第1ディスク装置3aにおいて障害が発生した場合についての障害経路特定方法について説明したが、他の第1ディスク装置3b、3cにおいて障害が発生した場合であっても、同様の方法で障害経路を特定することができる。
また、制御部1が第2ディスク装置5aに書き込み処理を実行して障害が発生した場合は、制御部1は、各第1ディスク装置3a〜3cから障害報告を受け取っているか否か判断する。そして、制御部1は、各第1ディスク装置3a〜3cから障害報告を受け取っている場合、第1ディスク装置3a〜3c及び第2ディスク装置5aにおいて共通している伝送経路L1を障害経路として特定する。
また、制御部1は、各第1ディスク装置3a〜3cの少なくとも一つから障害報告を受けていない場合、他の第2ディスク装置5b、5cから障害報告を受けているか否か判断する。他の第2ディスク装置5b、5cから障害報告を受けている場合は、第2ディスク装置5a〜5cにおいて共通する伝送経路L2を障害経路として特定する。一方、他の第2ディスク装置5b、5cの少なくとも一つから障害報告を受けていない場合は、伝送経路L4aを障害経路として特定する。なお、制御部1が第2ディスク装置5aからテストパターンを読み込んで障害が発生した場合についても、制御部1は、上記説明と同様の方法で障害経路を特定することができる。
[プログラム]
本発明の実施形態1におけるプログラムは、プロセッサに、図4に示すステップS1〜S3、及び図7に示すステップS11〜S13を実行させるプログラムであればよい。このプログラムをディスクアレイ装置にインストールし実行することによって、実施形態1において説明した機能を実行するディスクアレイ装置100と障害経路特定方法とを実現することができる。
以上のように実施形態1によれば、制御部1によって障害経路を特定することができる。また、本実施形態では、同じテストパターンを用いて各ディスク装置に対して、障害の検出を行っているため、より正確に障害経路を特定することができる。
また、実施形態1によれば、各ディスク装置3a〜3cの記憶部31にテスト領域311を設け、このテスト領域311に対して所定のテストパターンの読み書き処理を行い、障害経路を特定する。このため、特殊な回路を追加することなく、伝送経路に障害が発生しているか否かを判断することができる。そして、このように特殊な回路を使用しないため、通常の読み書き処理を実行しながら、障害経路の特定を行うことができる。
(実施形態2)
次に本発明の実施形態2に係るディスクアレイシステムについて、図面を参照しながら説明する。図8は本発明の実施形態2におけるディスクアレイシステムの構成を示す図である。なお、実施形態2に係るディスクアレイシステムは、実施形態1の制御部1に相当するノード11が複数ある点において上記実施形態1と主に異なるため、この部分を中心に説明をし、上記実施形態1と同じ部分については説明を繰り返さない。
図8に示すように、実施形態2に係るディスクアレイシステムは、複数のノード11a〜11cを備えている。このノード11a〜11cとして、例えば、サーバ、又はパーソナルコンピュータ(PC)等を用いることができる。
各ノード11a〜11cは、実施形態1のスイッチ部2に相当するスイッチ装置21を介して、複数のディスク装置3a〜3cに接続されている。詳細には、ノード11aは伝送経路L1aを介してスイッチ装置21に接続されており、ノード11bは伝送経路L1bを介してスイッチ装置21に接続されており、ノード11cは伝送経路L1cを介してスイッチ装置21に接続されている。
そして、ノード11aからディスク装置3aに対してテストパターンの書き込み処理又は読み込み処理を実行した結果障害が発生した場合、ノード11aは上記実施形態1において説明した方法と同様の方法で障害経路を特定する。
上述した実施の形態の一部又は全部は、以下に記載する(付記1)〜(付記12)によって表現することができるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
データを格納する記憶部を有する複数のディスク装置と、
外部装置からの前記各ディスク装置の記憶部へのアクセスを制御する制御部と、
前記制御部と前記各ディスク装置との間に介在し、前記制御部からのデータを各ディスク装置に割り振るスイッチ部と、を備え、
前記各ディスク装置の記憶部は、障害検出用のテストパターンを格納するためのテスト領域を有しており、
前記制御部は、
前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理を実行し、あるディスク装置から障害報告を受け取ると、他のディスク装置から障害報告を受け取ったか否か判断し、
他のディスク装置から障害報告を受け取った場合は自己と前記スイッチ部とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置から障害報告を受け取らない場合は前記スイッチ部と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定する、ディスクアレイ装置。
(付記2)
前記制御部は、
前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理が正常に終了した後、前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域から前記テストパターンの読み込み処理を実行し、
あるディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出すると、他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したか否か検出し、
他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出した場合は自己と前記スイッチ部とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出しない場合は前記スイッチ部と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定する、請求項1に記載のディスクアレイ装置。
(付記3)
データを格納する記憶部を有する複数のディスク装置と、
前記各ディスク装置の記憶部に対してデータを読み書きするノードと、
前記ノードと前記各ディスク装置との間に介在し、前記ノードからのデータを各ディスク装置に割り振るスイッチ装置と、を備え、
前記各ディスク装置の記憶部は、障害検出用のテストパターンを格納するためのテスト領域を有しており、
前記ノードは、
前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理を実行し、あるディスク装置から障害報告を受け取ると、他のディスク装置から障害報告を受け取ったか否か判断し、
他のディスク装置から障害報告を受け取った場合は自己と前記スイッチ装置とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置から障害報告を受け取らない場合は前記スイッチ装置と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定する、ディスクアレイシステム。
(付記4)
前記ノードは、
前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理が正常に終了した後、前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域から前記テストパターンの読み込み処理を実行し、
あるディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出すると、他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したか否か検出し、
他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出した場合は自己と前記スイッチ装置とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出しない場合は前記スイッチ装置と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定する、請求項3に記載のディスクアレイシステム。
(付記5)
データを格納する記憶部を有する複数のディスク装置と、外部装置からの前記各ディスク装置の記憶部へのアクセスを制御する制御部と、前記制御部と前記各ディスク装置との間に介在し、前記制御部からのデータを各ディスク装置に割り振るスイッチ部と、を備えたディスクアレイ装置における障害経路を特定する方法であって、
(a)前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理を実行し、あるディスク装置から障害報告を受け取ると、他のディスク装置から障害報告を受け取ったか否か判断するステップと
(b)他のディスク装置から障害報告を受け取った場合は自己と前記スイッチ部とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置から障害報告を受け取らない場合は前記スイッチ部と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定するステップと、
を有する、障害経路特定方法。
(付記6)
(c)前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理が正常に終了した後、前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域から前記テストパターンの読み込み処理を実行するステップと、
(d)あるディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出すると、他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したか否か検出するステップと、
(e)他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出した場合は自己と前記スイッチ部とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出しない場合は前記スイッチ部と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定するステップと、
をさらに有する、付記5に記載の障害経路特定方法。
(付記7)
データを格納する記憶部を有する複数のディスク装置と、前記各ディスク装置の記憶部に対してデータを読み書きするノードと、前記ノードと前記各ディスク装置との間に介在し、前記ノードからのデータを各ディスク装置に割り振るスイッチ装置と、を備えたディスクアレイシステムにおける障害経路を特定する方法であって、
(a)前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理を実行し、あるディスク装置から障害報告を受け取ると、他のディスク装置から障害報告を受け取ったか否か判断するステップと
(b)他のディスク装置から障害報告を受け取った場合は自己と前記スイッチ装置とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置から障害報告を受け取らない場合は前記スイッチ装置と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定するステップと、
を有する、障害経路特定方法。
(付記8)
(c)前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理が正常に終了した後、前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域から前記テストパターンの読み込み処理を実行するステップと、
(d)あるディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出すると、他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したか否か検出するステップと、
(e)他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出した場合は自己と前記スイッチ装置とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出しない場合は前記スイッチ装置と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定するステップと、
をさらに有する、付記7に記載の障害経路特定方法。
(付記9)
データを格納する記憶部を有する複数のディスク装置と、外部装置からの前記各ディスク装置の記憶部へのアクセスを制御するプロセッサと、前記制御部と前記各ディスク装置との間に介在し、前記制御部からのデータを各ディスク装置に割り振るスイッチ部と、を備えたディスクアレイ装置において、前記プロセッサに、
(a)前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理を実行し、あるディスク装置から障害報告を受け取ると、他のディスク装置から障害報告を受け取ったか否か判断するステップと
(b)他のディスク装置から障害報告を受け取った場合は自己と前記スイッチ部とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置から障害報告を受け取らない場合は前記スイッチ部と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定するステップと、
を実行させる、プログラム。
(付記10)
前記プロセッサに、
(c)前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理が正常に終了した後、前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域から前記テストパターンの読み込み処理を実行するステップと、
(d)あるディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出すると、他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したか否か検出するステップと、
(e)他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出した場合は自己と前記スイッチ部とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出しない場合は前記スイッチ部と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定するステップと、
をさらに実行させる、付記9に記載のプログラム。
(付記11)
データを格納する記憶部を有する複数のディスク装置と、前記各ディスク装置の記憶部に対してデータを読み書きするノードと、前記ノードと前記各ディスク装置との間に介在し、前記ノードからのデータを各ディスク装置に割り振るスイッチ装置と、を備えたディスクアレイシステムにおいて、前記ノードに、
(a)前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理を実行し、あるディスク装置から障害報告を受け取ると、他のディスク装置から障害報告を受け取ったか否か判断するステップと
(b)他のディスク装置から障害報告を受け取った場合は自己と前記スイッチ装置とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置から障害報告を受け取らない場合は前記スイッチ装置と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定するステップと、
を実行させる、プログラム。
(付記12)
前記ノードに、
(c)前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理が正常に終了した後、前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域から前記テストパターンの読み込み処理を実行するステップと、
(d)あるディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出すると、他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したか否か検出するステップと、
(e)他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出した場合は自己と前記スイッチ装置とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出しない場合は前記スイッチ装置と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定するステップと、
をさらに実行させる、付記11に記載のプログラム。
1 制御部
11 ノード
2 スイッチ部
21 スイッチ装置
3 ディスク装置
31 記憶部
311 テスト領域
L1、L1a〜L1c、L3a〜L3c 伝送経路

Claims (10)

  1. データを格納する記憶部を有する複数のディスク装置と、
    外部装置からの前記各ディスク装置の記憶部へのアクセスを制御する制御部と、
    前記制御部と前記各ディスク装置との間に介在し、前記制御部からのデータを各ディスク装置に割り振るスイッチ部と、を備え、
    前記各ディスク装置の記憶部は、障害検出用のテストパターンを格納するためのテスト領域を有しており、
    前記制御部は、
    前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理を実行し、あるディスク装置から障害報告を受け取ると、他のディスク装置から障害報告を受け取ったか否か判断し、
    他のディスク装置から障害報告を受け取った場合は自己と前記スイッチ部とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置から障害報告を受け取らない場合は前記スイッチ部と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定する、ディスクアレイ装置。
  2. 前記制御部は、
    前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理が正常に終了した後、前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域から前記テストパターンの読み込み処理を実行し、
    あるディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出すると、他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したか否か検出し、
    他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出した場合は自己と前記スイッチ部とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出しない場合は前記スイッチ部と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定する、請求項1に記載のディスクアレイ装置。
  3. データを格納する記憶部を有する複数のディスク装置と、
    前記各ディスク装置の記憶部に対してデータを読み書きするノードと、
    前記ノードと前記各ディスク装置との間に介在し、前記ノードからのデータを各ディスク装置に割り振るスイッチ装置と、を備え、
    前記各ディスク装置の記憶部は、障害検出用のテストパターンを格納するためのテスト領域を有しており、
    前記ノードは、
    前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理を実行し、あるディスク装置から障害報告を受け取ると、他のディスク装置から障害報告を受け取ったか否か判断し、
    他のディスク装置から障害報告を受け取った場合は自己と前記スイッチ装置とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置から障害報告を受け取らない場合は前記スイッチ装置と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定する、ディスクアレイシステム。
  4. 前記ノードは、
    前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理が正常に終了した後、前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域から前記テストパターンの読み込み処理を実行し、
    あるディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出すると、他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したか否か検出し、
    他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出した場合は自己と前記スイッチ装置とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出しない場合は前記スイッチ装置と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定する、請求項3に記載のディスクアレイシステム。
  5. データを格納する記憶部を有する複数のディスク装置と、外部装置からの前記各ディスク装置の記憶部へのアクセスを制御する制御部と、前記制御部と前記各ディスク装置との間に介在し、前記制御部からのデータを各ディスク装置に割り振るスイッチ部と、を備えたディスクアレイ装置における障害経路を特定する方法であって、
    (a)前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理を実行し、あるディスク装置から障害報告を受け取ると、他のディスク装置から障害報告を受け取ったか否か判断するステップと
    (b)他のディスク装置から障害報告を受け取った場合は自己と前記スイッチ部とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置から障害報告を受け取らない場合は前記スイッチ部と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定するステップと、
    を有する、障害経路特定方法。
  6. データを格納する記憶部を有する複数のディスク装置と、前記各ディスク装置の記憶部に対してデータを読み書きするノードと、前記ノードと前記各ディスク装置との間に介在し、前記ノードからのデータを各ディスク装置に割り振るスイッチ装置と、を備えたディスクアレイシステムにおける障害経路を特定する方法であって、
    (a)前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理を実行し、あるディスク装置から障害報告を受け取ると、他のディスク装置から障害報告を受け取ったか否か判断するステップと
    (b)他のディスク装置から障害報告を受け取った場合は自己と前記スイッチ装置とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置から障害報告を受け取らない場合は前記スイッチ装置と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定するステップと、
    を有する、障害経路特定方法。
  7. データを格納する記憶部を有する複数のディスク装置と、外部装置からの前記各ディスク装置の記憶部へのアクセスを制御するプロセッサと、前記プロセッサと前記各ディスク装置との間に介在し、前記プロセッサからのデータを各ディスク装置に割り振るスイッチ部と、を備えたディスクアレイ装置において、前記プロセッサに、
    (a)前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理を実行し、あるディスク装置から障害報告を受け取ると、他のディスク装置から障害報告を受け取ったか否か判断するステップと
    (b)他のディスク装置から障害報告を受け取った場合は自己と前記スイッチ部とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置から障害報告を受け取らない場合は前記スイッチ部と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定するステップと、
    を実行させる、プログラム。
  8. 前記プロセッサに、
    (c)前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理が正常に終了した後、前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域から前記テストパターンの読み込み処理を実行するステップと、
    (d)あるディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出すると、他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したか否か検出するステップと、
    (e)他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出した場合は自己と前記スイッチ部とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出しない場合は前記スイッチ部と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定するステップと、
    をさらに実行させる、請求項7に記載のプログラム。
  9. データを格納する記憶部を有する複数のディスク装置と、前記各ディスク装置の記憶部に対してデータを読み書きするノードと、前記ノードと前記各ディスク装置との間に介在し、前記ノードからのデータを各ディスク装置に割り振るスイッチ装置と、を備えたディスクアレイシステムにおいて、前記ノードに、
    (a)前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理を実行し、あるディスク装置から障害報告を受け取ると、他のディスク装置から障害報告を受け取ったか否か判断するステップと
    (b)他のディスク装置から障害報告を受け取った場合は自己と前記スイッチ装置とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置から障害報告を受け取らない場合は前記スイッチ装置と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定するステップと、
    を実行させる、プログラム。
  10. 前記ノードに、
    (c)前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域に前記テストパターンの書き込み処理が正常に終了した後、前記各ディスク装置における記憶部のテスト領域から前記テストパターンの読み込み処理を実行するステップと、
    (d)あるディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出すると、他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したか否か検出するステップと、
    (e)他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出した場合は自己と前記スイッチ装置とを接続する伝送経路を障害経路として特定し、他のディスク装置からの前記読み込み処理に障害が発生したことを検出しない場合は前記スイッチ装置と対象のディスク装置との間の伝送経路を障害経路として特定するステップと、
    をさらに実行させる、請求項9に記載のプログラム。
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