JP2009185766A - バルブタイミング調整装置 - Google Patents

バルブタイミング調整装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009185766A
JP2009185766A JP2008028888A JP2008028888A JP2009185766A JP 2009185766 A JP2009185766 A JP 2009185766A JP 2008028888 A JP2008028888 A JP 2008028888A JP 2008028888 A JP2008028888 A JP 2008028888A JP 2009185766 A JP2009185766 A JP 2009185766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vane rotor
fitting hole
housing
valve timing
support member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008028888A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Kawaraguchi
芳夫 川原口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2008028888A priority Critical patent/JP2009185766A/ja
Publication of JP2009185766A publication Critical patent/JP2009185766A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/34Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
    • F01L1/344Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
    • F01L1/3442Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force
    • F01L2001/3445Details relating to the hydraulic means for changing the angular relationship
    • F01L2001/34483Phaser return springs

Landscapes

  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Abstract

【課題】支持部材の組付けに必要な部品点数および製造工程を省略して製造効率を向上させたバルブタイミング調整装置を提供する。
【解決手段】ベーンロータ5は、ハウジング3に収容され、油圧によりハウジング3に対して遅角側または進角側に相対回動するように駆動される。ブッシング8は有底筒状に形成され、ハウジング3に対しベーンロータ5を進角側または遅角側に付勢するアシストスプリング10を収容する。ブッシング8とベーンロータ5の軸中心にボルトが挿入されてカムシャフト2と結合する。アシストスプリング10は一端11が回巻部16から径外方向に延びた延長部12でハウジング3に係止され、他端13が中心軸と平行に延びる係止部14を有する。係止部14はブッシング8の第1嵌合孔84を挿通してベーンロータ5の第2嵌合孔55に圧入され、ブッシング8とベーンロータ5との軸中心にボルトを締結する際の位置決めをする。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方の開閉タイミング(以下、「開閉タイミング」をバルブタイミングという)を調整するバルブタイミング調整装置に関する。
従来、内燃機関のクランクシャフトの駆動力を受けるハウジングと、カムシャフトにクランクシャフトの駆動力を伝達するベーンロータとを備え、ハウジング内の遅角室および進角室の作動油の圧力によりハウジングに対し遅角側および進角側にベーンロータを相対回動駆動することにより、クランクシャフトに対するカムシャフトの位相、つまりバルブタイミングを調整するバルブタイミング調整装置が知られている(特許文献1など)。
一般に、内燃機関の排気弁側のカムシャフトの位相制御をするバルブタイミング調整装置では、内燃機関の始動時に位相を進角側に制御し、内燃機関を始動させている。このため、内燃機関の停止時にはバルブタイミング調整装置の位相は進角側へ制御される。しかし、フェール時等、位相を遅角側に制御している状態で内燃機関が停止した場合、始動時の低油圧のみでカムシャフトのトルクに抗して位相を進角側に移動させるのは困難となる。このため、ベーンロータをハウジングに対して進角側に付勢する付勢手段を装着し、位相を進角側に移動するバルブタイミング調整装置が知られている。
この付勢手段は、一端がハウジングに係止され、他端がベーンロータの反カムシャフト側に設けられる支持部材に係止されている。この支持部材は、ベーンロータをカムシャフトに相対回動可能に固定するために、ベーンロータに挿通されてカムシャフトに挿入される軸部材としてのボルトを嵌合させて支持し、ベーンロータの回動軸とボルトの軸とをずれないように固定する役割を持つ。
しかし、このボルト締結時には、支持部材が回転方向へ引きずられて回るのを防ぐ必要がある。このため、従来は、ベーンロータと支持部材とが接合するそれぞれの面に設けられる孔に回り止めピンを差し込み、ベーンロータへ圧入して位置決めをしていた。このピンの使用および圧入のための工程が必要であることにより、工程数や組み付け部品点数が増えてコスト高になるという欠点があった。
特開2005−180378号公報
本発明の目的は、支持部材の組付けに必要な部品点数および製造工程を省略して製造効率を向上させたバルブタイミング調整装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明によると、バルブタイミング調整装置は、収容室を有するハウジングと、作動流体の圧力により遅角側または進角側にハウジングに対して相対回動するように駆動されるベーンロータを備える。また、筒状に形成される筒部及びこの筒部の一端を塞ぐ底部からなり、ベーンロータの反従動軸側に底部を当接して、筒部の中心軸とベーンロータの回動軸とが同軸線上に設けられる支持部材を備える。さらに、支持部材の筒部の内側に収容され、ハウジングに対しベーンロータを進角側または遅角側に付勢する付勢手段を備える。支持部材は、底部に第1嵌合孔を有し、底部がベーンロータに当接している。ベーンロータは、支持部材が当接する外壁面で第1嵌合孔と同軸線上に開口する第2嵌合孔を有している。付勢手段は、一端が径外方向へ延びてハウジングに係止される延長部を有しており、他端が軸方向へ延びてベーンロータに係止される係止部を有している。
これにより、支持部材と付勢手段とを係止する構造、および支持部材とベーンロータとを係止する構造からなる二つの構成を一つにまとめて、付勢手段の他端に支持部材とベーンロータとを同時に係止する効果を持たせることができる。このため、支持部材とベーンロータとを固定するための専用の部品を省略することができる。したがって、支持部材の組付けに必要な部品点数および製造工程を省略してバルブタイミング調整装置の製造効率を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によると、係止部は、第1嵌合孔を挿通し、第2嵌合孔に挿入されて支持部材をベーンロータの相対回転方向に対して位相固定している。これにより、従来支持部材とベーンロータとを組付け時に位置決めするための部品である回り止め専用ピンを使用していたところを、付勢手段の他端に同等の機能を持たせて兼用することができる。このため、従来別々の二つの部品であった付勢手段と回り止め専用ピンとを一つの部品とすることができる。したがって、支持部材の組付けに必要な部品点数および製造工程を省略してバルブタイミング調整装置の製造効率を向上させることができる。
請求項3に記載の発明によると、第1嵌合孔は、支持部材の底部においてベーンロータの回動中心軸から偏心した位置に形成されている。このため、支持部材とベーンロータとはその相対回動面において、回動中心軸線と支持部材の他端に中心軸から離れて形成された係止部の軸線との二点で係止されるので、付勢手段に回り止めの効果を持たせることができる。したがって、支持部材の組付けに必要な部品点数および製造工程を省略してバルブタイミング調整装置の製造効率を向上させることができる。
請求項4に記載の発明によると、付勢手段は略円筒状のコイルスプリングであり、コイル状の巻回部、延長部、および係止部からなる。係止部は他端で巻回部端部から軸方向へ延出している。これにより、付勢手段の係止部は、他端をコイルスプリングの巻回部で軸方向に一回折り曲げるだけで簡単に形成することができる。このため、全体を通しての製造工程の削減が効率よく行える。したがって、支持部材の組付けに必要な部品点数および製造工程を省略してバルブタイミング調整装置の製造効率を向上させることができる。
請求項5に記載の発明によると、付勢手段は略円筒状のコイルスプリングであり、コイル状の巻回部、延長部、および係止部からなる。請求項5に係る発明の係止部は、請求項4に記載の発明とは異なり、巻回部から径内方向に曲げられる中途部と、この中途部の内端から軸方向へ延出している先端部とを有している。このため、第1嵌合孔と支持部材の中心軸線との距離がコイルスプリングの巻回部の半径より短い場合であっても、付勢手段の係止部に回り止めの効果を兼ねさせることができる。特に、支持部材の第一嵌合孔が加工孔でなく、支持部材の中心軸孔の一部が外周上から径外方向へ延びた成形溝である場合に適用できる。第一嵌合孔が成形溝である支持部材は、第一嵌合孔が加工孔である支持部材よりも製造工程が簡略化されたものである。したがって、支持部材の組付けに必要な部品点数および製造工程を省略してバルブタイミング調整装置の製造効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態によるバルブタイミング調整装置を図1〜図6に示す。本実施形態のバルブタイミング調整装置1は作動流体として作動油を用いる油圧制御式であり、内燃機関の排気弁について始動時の位相を進角側に制御するバルブタイミングを調整するものである。
まず、バルブタイミング調整装置1の機械的構成を説明する。本実施形態のバルブタイミング調整装置1は、ハウジング3と、ベーンロータ5と、支持部材としてのブッシング8と、付勢手段としてのアシストスプリング10等から構成される。
駆動側回転体であるハウジング3は、図1〜図3に示すように、チェーンスプロケット32、シューハウジング33から構成される。チェーンスプロケット32は、図示しない内燃機関の駆動軸としてのクランクシャフトとチェーンにより結合し、クランクシャフトと同期して回転する。クランクシャフトの駆動力は、バルブタイミング装置1を経由してカムシャフト2に伝達され、排気弁を開閉駆動する。
従動軸としてのカムシャフト2は、チェーンスプロケット32に対し相対回転可能にチェーンスプロケット32に挿入され、チェーンスプロケット32に対し所定の位相差をおいて回転する。チェーンスプロケット32およびカムシャフト2は、図1に示す矢印III方向から見て時計回りに回転する。以下、この回転方向を進角方向とし、反回転方向を遅角方向とする。
シューハウジング33は、円形の前面31と、前面31の外周からチェーンスプロケット32側に筒状に形成される周壁36と、この周壁36の外周から径方向内側に延びるシュー37、38、39とを有し一体に形成される。シューハウジング33はボルト34によりチェーンスプロケット32と同軸上に固定される。
シュー37、38、39は周壁36の回転方向に略等間隔に設けられる。シュー37とシュー38との間に収容室41が設けられ、シュー38とシュー39との間に収容室42が設けられ、シュー39とシュー37との間に収容室43が設けられる。
前面31には固定ピン35が設けられ、前面31の中心には、ブッシング8を嵌合させるための円孔40が開口している。
従動側回転体であるベーンロータ5は、カムシャフト2の回転軸方向の端面と当接する。ベーンロータ5は、ボルト孔53に取り付けられる図示しないボルトによりカムシャフト2と同軸上に結合される。ベーンロータ5とカムシャフト2との回転方向の位置決めは、ベーンロータ5およびカムシャフト2を位置決めピン54を用いて固定することにより成される。
ベーンロータ5は、ハウジング3に対し相対回動可能にハウジング3内に収容される。ベーンロータ5は、カムシャフト2に固定される円筒状のロータ51と、このロータ51外周側にベーン56、57、58とを有する。ロータ51の前面31側の面には、カムシャフト2側へ円筒状に窪む陥凹部52を有する。陥凹部52の中心軸は、ベーンロータ5の中心軸と一致する。陥凹部52の内径は、前面31に開口している円孔40の内径より小さい。
ベーン56、57、58は、収容室41、42、43内に回転可能に収容される。ベーン56は、収容室41を進角室44と遅角室47とに仕切っている。ベーン57は、収容室42を進角室45と遅角室48とに仕切っている。ベーン58は、収容室43を進角室46と遅角室49とに仕切っている。図2に示す進角方向、遅角方向を表す矢印は、ハウジング3に対するベーンロータ5の進角方向、遅角方向を表している。
ブッシング8は、図1及び図4に示すように、筒状に形成される筒部81と、筒部81の一端を塞ぐ底部82から構成される。
筒部81は内側にアシストスプリング10を収容し、開口側にアシストスプリング10の一端11を通すための切欠部83を有する。この切欠部83は、ベーンロータ5がハウジング3に対し相対回動する角度、即ち最進角と最遅角との位相差にあたる角度で外周の筒部81壁面を切り欠いている。
底部82には、ブッシング8の開口する側に突き出る筒状の突出部86が設けられている。突出部86の外周面と筒部81の内壁面とは、径方向に所定の間隔を置いて設けられ、この突出部86と筒部81との間にアシストスプリング10の回巻部16が嵌合して収容される。
底部82は、ブッシング8の軸中心にボルト孔85を有する。ボルト孔85及びベーンロータ5のボルト孔53には、図示しないボルトが挿入されてブッシング8及びベーンロータ5とカムシャフト2とを結合する。ボルトの頭部は、突出部86のブッシング8が開口している側の面に当接する。
底部82は、切欠部83の径方向の略反対側で突出部86の外周と筒部81内周との間の位置に、略円筒状に開口している第1嵌合孔84を有する。第1嵌合孔84と切欠部83の遅角側の端部とがなす角は、90度から270度の範囲内に設定される。第1嵌合孔84の内径は、アシストスプリング10の他端13の直径と略同一の幅に形成される。第1嵌合孔84は、アシストスプリング10の他端13を係止し、ブッシング8内でアシストスプリング10が回転することを防止する。
ブッシング8は、図1から図3に示すように、ロータ51の陥凹部52に圧入される。底部12が陥凹部52の前面31側の面と当接し、筒部81の外周面が陥凹部52の内周面と当接する。これにより、ブッシング8は、ベーンロータ5の回動軸と同軸に設けられる。ブッシング8の筒部81は、前面31の円孔40より僅かに小さく形成され、筒部81と円孔40との間に微小隙間が形成される。このため、前面31とブッシング8とは回動可能に摺接する。
底部82の第1嵌合孔84は、ブッシング8の中心軸線と平行な方向に形成され、アシストスプリング10の係止部14を挿通させて係止する。さらに、ベーンロータ5にブッシング8の底部82が当接する陥凹部52は、第1嵌合孔84と同一位置に窪んで同軸上に形成される第2嵌合孔55を有する。嵌合孔55はアシストスプリング10の他端13の直径と略同じ幅に形成される。このため、第1嵌合孔84と第2嵌合孔55とは連通して、ハウジング3の前面31側に開口する。第2嵌合孔55は、アシストスプリング10の係止部14を挿入させて係止する。
アシストスプリング10は、回巻部16がブッシング8の筒部81内に圧縮された状態で収容される略円筒状のねじりコイルばねである。図5および図6に示すように、アシストスプリング10の一端11は、回巻部16から径外方向に延びた延長部12を有する。他端13は、回巻部16から外周上で、軸方向に一端11の反対側へ折り曲げられ、中心軸と平行に延びる係止部14を有する。
図1および図3に示すように、延長部12は前面31の固定ピン35に引っ掛けて固定されている。このため、アシストスプリング10の一端11がハウジング3の相対回動方向と同期して回転する。また、係止部14は第1嵌合孔84を挿通して第2嵌合孔55に係止されている。このため、アシストスプリング10の他端13がベーンロータ5の相対回動方向と同期して回転する。アシストスプリング10の復元力は、ハウジング3に対してベーンロータ5を進角側に相対回転させるトルクとして働く。
さらに、アシストスプリング10の他端13は、一端11の径方向の略反対側に設けられている。ベーンロータが最進角に位置するとき、アシストスプリング10の他端13と一端11とのなす角は、90度から270度の範囲に設定される。このため、アシストスプリング10の姿勢が維持されるので、スプリング本体16と筒部81の内壁とが擦れ合うことによる筒部81の摩耗を防ぐことができる。
アシストスプリング10の係止部14は上述した構成において、ブッシング8およびベーンロータ5の回転中心軸から偏心した位置で、回転中心軸と平行方向の一軸線上に形成された第1嵌合孔84と第2嵌合孔55とに同時に嵌合して係止される。バルブタイミング調整装置1の組付け時において、ブッシング8が陥凹部52に圧入されるとき、係止部14は第1嵌合孔84を挿通して第2嵌合孔55に圧入される。これにより、アシストスプリング10の係止部14は、ベーンロータ5とブッシング8との相対回転方向の位置決めをし、かつ、ベーンロータ5とブッシング8とが相対回動することを規制する。その後、ブッシング8の筒部81と突出部86との間にアシストスプリング10の回巻部16が収容され、ブッシング8のボルト孔85とベーンロータのボルト孔53とにボルトが締結される。このため、回動中心軸をボルトで固定する際にブッシング8が周方向へ引きずられて回るのを防ぐことができる。
従来、上記のようなベーンロータ、ブッシングおよびアシストスプリングを含むバルブタイミング調整装置を組付ける方法は、アシストスプリングの他端をブッシングに固定し、ブッシングとベーンロータとの相対回転方向の位置決めは別途回り止め専用のピンを使用して行うものであった。即ち、組付け時の位置決めを行うためのみに専用のピンを使用すること、ベーンロータへのブッシングの固定とアシストスプリングの固定とが別々の工程であることから、製造工程が多くコスト高であった。この問題に対し、本実施形態のバルブタイミング調整装置1によると、アシストスプリング10がベーンロータ5を付勢する本来の機能に加え、係止部14によってベーンロータ5とブッシング8とを位置決めする機能を兼ねることができるため、部品点数と製造工程を減らしてより低コストでバルブタイミング調整装置を提供することができる。
さらに、第1実施形態でアシストスプリング10に係止部14を形成する方法は、他端13を回巻部16の周上で一度、略垂直に軸方向へ折り曲げて延ばす簡単なものである。従って、第1実施形態によればバルブタイミング調整装置の製造工程削減をより効率よく行うことができる。
シール部材21、22、23は、ロータ51のシュー37、38、39と径方向に向き合う面に設けられ、シュー37、38、39に液密に摺接する。シール部材24、25、26は、ベーン56、57、58のシュー周壁36と径方向に向き合う面に設けられ、シュー周壁36と液密に摺接する。シール部材21、22、23、24、25、26は、進角室44、45、46と遅角室47、48、49との間の作動油の流れを防止する。
円筒状に形成されたストッパピストン71は、ベーン58に形成された孔に勘合するガイドリング75に収容されている。ストッパピストン71は、回転軸方向に往復移動可能である。嵌合リング72は、チェーンスプロケット32に形成された凹部に圧入保持されている。スプリング76は嵌合リング72側に向けてストッパピストン71を付勢している。
ストッパピストン71のチェーンスプロケット32側に形成された油圧室73及びストッパピストン71の外周に形成された油圧室74に供給される油圧は、嵌合リング72からストッパピストン71が抜け出す方向に働く。油圧室73、74は遅角室49と連通している。ストッパピストン71は、ベーンロータ5が最進角側に位置するときに嵌合リング72に嵌合可能である。ストッパピストン71が嵌合リング72に嵌合した状態においてベーンロータ5のハウジング3に対する相対回動は拘束されている。ハウジング3に対し、ベーンロータ5が最進角位置から遅角側に移動するとストッパピストン71と嵌合リング72の位置がずれることによりストッパピストン71は嵌合リング72に嵌合できなくなる。
進角通路64、65、66は、図示しない油圧ポンプと進角室44、45、46との油路を形成する。遅角通路61、62、63は、油圧ポンプと遅角室47、48、49との油路を形成する。油圧ポンプから進角通路64、65、66を経由して進角室44、45、46に作動油が供給されるとき、遅角室47、48、49から遅角通路61、62、63を経由してオイルパンに作動油が排出される。一方、油圧ポンプから遅角通路61、62、63を経由して遅角室47、48、49に作動油が供給されるとき、進角室44、45、46から進角通路64、65、66を経由してオイルパンに作動油が排出される。進角室44、45、46および遅角室47、48、49のうち作動油を供給する方の油圧室は、図示しない切換弁の作動により切り換えられる。進角室44、45、46および遅角室47、48、49への作動油の供給バランスにより、ハウジング3に対するベーンロータ5の相対回動位置が変化する。
次に、バルブタイミング調整装置1の一般作動を図1及び図3を用いて説明する。なお、図1及び図3は、バルブタイミング調整装置1がベーンロータの位相を進角制御している状態を示している。
<内燃機関停止時>
内燃機関停止状態ではストッパピストン71は嵌合リング72に嵌合している。内燃機関を始動した直後の状態では、進角室44、45、46、遅角室47、48、49、油圧室73、74に油圧ポンプから十分に作動油が供給されないので、ストッパピストン71は嵌合リング72に嵌合した状態を維持し、クランクシャフトに対しカムシャフト2は最進角位置に保持されている。これにより、作動油が各油圧室に供給されるまでの間、カムシャフトが受けるトルク変動によりハウジング3とベーンロータ5とが揺動振動して衝突し、打音が発生することを防止する。
<内燃機関始動後>
内燃機関始動後、油圧ポンプから作動油が十分に供給されると、油圧室73、74に供給される油圧によりストッパピストン71が嵌合リング72から抜け出すので、ハウジング3に対しベーンロータ5は相対回動自在となる。そして、各進角室および各遅角室に加わる油圧を制御することにより、クランクシャフトに対するカムシャフト2の位相差を調整する。
<進角作動時>
バルブタイミング調整装置1が進角作動するとき、内燃機関の制御装置(ECU)は、切換弁に供給する駆動電流を制御する。切換弁は、油圧ポンプと進角通路64、65、66を接続し、遅角通路61、62、63とオイルパンとを接続する。油圧ポンプから吐出される作動油は、進角通路64、65、66を経由し、進角室44、45、46に供給される。進角室44、45、46の油圧は、ベーン56、57、58に作用し、ベーンロータ5を進角側に付勢するトルクを発生する。このとき、遅角室47、48、49の作動油は、遅角通路61、62、63を経由し、オイルパンに排出される。進角室44、45、46の油圧の発生するトルクと、アシストスプリング10の復元力がベーンロータ5を進角側へ回動させるトルクとの合力により、ベーンロータ5は、ハウジング3に対し進角側に回転する。
<遅角作動時>
バルブタイミング調整装置1が遅角作動するとき、ECUは、切換弁に供給する駆動電流を制御する。切換弁は、油圧ポンプと遅角通路61、62、63を接続し、進角通路64、65、66とオイルパンとを接続する。油圧ポンプから吐出される作動油は、遅角通路61、62、63を経由し、遅角室47、48、49に供給される。遅角室47、48、49の油圧がベーン56、57、58に作用し、ベーンロータ5を遅角側に付勢するトルクを発生する。このとき、進角室44、45、46の作動油は進角通路64、65、66を経由し、オイルパンに排出される。油圧の発生するトルクが、アシストスプリング10の発生するトルクに抗し、ベーンロータ5は、ハウジング3に対し遅角側に回転する。
<中間保持作動時>
ベーンロータ5が目標位相に到達すると、ECUは切替弁に供給する駆動電流のデューティ比を制御する。これにより、切替弁は、油圧ポンプと、進角通路64、65、66及び遅角通路61、62、63との接続を遮断し、進角室44、45、46及び遅角室47、48、49からオイルパンに作動油が排出されることを防止する。このため、ベーンロータ5は目標位相に保持される。
以上説明した第1実施形態では、支持部材の第1嵌合孔が加工穴であったが、第1実施形態とは異なる形状の第1嵌合孔が成形溝である支持部材を用いたバルブタイミング調整装置に本発明を適用することも可能である。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図7〜図11に示す。なお、第2実施形態と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。第1実施形態との違いは、図9に示す支持部材としてのブッシング9において、第1嵌合孔94がボルト孔95の外周から突出部96と底部92とに径外方向へ形成された成形溝であることである。第2実施形態のブッシング9は鉄焼結製であり、第1嵌合孔94はボルト95と同軸方向に一体成形されて第2嵌合孔55へ通じる。また、筒部91と切欠部93とは、第1実施形態の筒部81と切欠部83とに対応している。
第2実施形態では、第1嵌合孔94および第2嵌合孔55がアシストスプリング10の外周より径内側の位置に形成されている。このため、図10および図11に示すとおり、本実施形態のアシストスプリング10は、外周から径内方向へ折り曲げられた他端17が外周と中心軸との間の位置でさらに折り曲げられて一端11と反対側に軸方向へ延びた係止部18を有する。図7および図8に示すとおり、この係止部18が第1嵌合孔94を挿通して第2嵌合孔55に圧入されることによって、ベーンロータ5とブッシング9とを位置決めする。このため、本実施形態では、第1嵌合孔を形成する工程を簡略化したブッシングをアシストスプリングの他端でベーンロータに位置決めできるので、部品点数とブッシングの製造工程を減らして安価なバルブタイミング調整装置を提供することができる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、内燃機関の排気弁について始動時の位相を進角側に制御するバルブタイミング調整装置について説明した。これに対し、内燃機関の排気弁について始動時の位相を遅角側に制御するバルブタイミング調整装置に本発明を適用してもよい。また、内燃機関の吸気弁について始動時の位相を遅角側または進角側に制御するバルブタイミング調整装置に本発明を適用してもよい。
このように、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、上記複数の実施形態を組み合わせることに加え、他の種々の実施形態に適用可能である。
本発明の第1実施形態によるバルブタイミング調整装置の縦断面図。 本発明の第1実施形態によるバルブタイミング調整装置を示す図1のII−II線断面図。 本発明の第1実施形態によるバルブタイミング調整装置を示す図1のIII方向から見た平面図。 本発明の第1実施形態によるバルブタイミング調整装置のブッシングの平面図。 本発明の第1実施形態によるバルブタイミング調整装置のアシストスプリングの平面図。 本発明の第1実施形態によるバルブタイミング調整装置のアシストスプリングを図5のV方向から見た平面図。 本発明の第2実施形態によるバルブタイミング調整装置の縦断面図。 本発明の第2実施形態によるバルブタイミング調整装置を示す図7のVIII方向から見た平面図。 本発明の第2実施形態によるバルブタイミング調整装置のブッシングの平面図。 本発明の第2実施形態によるバルブタイミング調整装置のアシストスプリングの平面図。 本発明の第2実施形態によるバルブタイミング調整装置のアシストスプリングを図10のXI方向から見た平面図。
符号の説明
1:バルブタイミング調整装置、2:カムシャフト(従動軸)、3:ハウジング、5:ベーンロータ、8:ブッシング(支持部材)、10:アシストスプリング(付勢手段)、11:一端、12:延長部、13:他端、14:係止部、16:回巻部

Claims (5)

  1. 内燃機関の駆動軸から吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方を開閉駆動する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記吸気弁および前記排気弁の少なくともいずれか一方の開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置において、
    前記駆動軸および前記従動軸の一方とともに回転し、回転方向に所定角度範囲で形成される収容室を有するハウジングと、
    前記駆動軸および前記従動軸の他方とともに回転し、前記収容室を遅角室および進角室に仕切り、前記遅角室および前記進角室に供給される作動流体の圧力により遅角側または進角側に前記ハウジングに対して相対回動するように駆動されるベーンロータと、
    筒状に形成される筒部及び前記筒部の一端を塞ぐ底部からなり、前記ベーンロータの反従動軸側に前記底部を当接し、前記筒部の中心軸と前記ベーンロータの回動軸とが同軸線上に設けられる支持部材と、
    前記支持部材の前記筒部の内側に収容され、前記ハウジングに対し前記ベーンロータを進角側または遅角側に付勢する付勢手段と、
    を備え、
    前記支持部材は、前記底部に第1嵌合孔を有し、前記底部が前記ベーンロータに当接し、
    前記ベーンロータは、前記支持部材が当接する外壁面で前記第1嵌合孔と同軸線上に開口する第2嵌合孔を有し、
    前記付勢手段は、一端が径外方向へ延び前記ハウジングに係止される延長部を有し、他端が前記筒部の中心軸と平行に軸方向へ延び前記ベーンロータに係止される係止部を有することを特徴とするバルブタイミング調整装置。
  2. 前記係止部は、前記第1嵌合孔を挿通し、第2嵌合孔に挿入され、前記支持部材を前記ベーンロータの相対回転方向に対して位相固定することを特徴とするバルブタイミング調整装置。
  3. 前記第1嵌合孔は、前記底部において前記ベーンロータの回動中心軸から偏心した位置にあることを特徴とする請求項1または2記載のバルブタイミング調整装置。
  4. 前記付勢手段は、略円筒状のコイルスプリングであり、コイル状の巻回部と、前記延長部と、前記係止部とからなり、
    前記係止部は、前記巻回部の端部から軸方向へ延出していることを特徴とする請求項1、2または3記載のバルブタイミング調整装置。
  5. 前記付勢手段は、略円筒状のコイルスプリングであり、コイル状の巻回部と、前記延長部と、前記係止部とからなり、
    前記係止部は、前記巻回部から径内方向に曲げられる中途部と、この中途部の内端から軸方向へ延出している先端部とを有することを特徴とする請求項1、2または3記載のバ
    ルブタイミング調整装置。
JP2008028888A 2008-02-08 2008-02-08 バルブタイミング調整装置 Pending JP2009185766A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008028888A JP2009185766A (ja) 2008-02-08 2008-02-08 バルブタイミング調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008028888A JP2009185766A (ja) 2008-02-08 2008-02-08 バルブタイミング調整装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009185766A true JP2009185766A (ja) 2009-08-20

Family

ID=41069246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008028888A Pending JP2009185766A (ja) 2008-02-08 2008-02-08 バルブタイミング調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009185766A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011174377A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Denso Corp バルブタイミング調整装置
JP2011202561A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関のバルブタイミング制御装置及びその製造方法
WO2012056874A1 (ja) * 2010-10-27 2012-05-03 アイシン精機株式会社 弁開閉時期制御装置
CN102588028A (zh) * 2011-01-12 2012-07-18 日立汽车系统株式会社 内燃机的气门正时控制装置
JP2012197777A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Denso Corp バルブタイミング調整装置
JP2012241651A (ja) * 2011-05-20 2012-12-10 Denso Corp バルブタイミング調整装置
CN102926830A (zh) * 2011-08-08 2013-02-13 株式会社电装 气门正时控制器
JP2013087643A (ja) * 2011-10-14 2013-05-13 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関のバルブタイミング制御装置
WO2014112456A1 (ja) 2013-01-18 2014-07-24 株式会社ミクニ バルブタイミング変更装置及びその組付け方法
JP2014152687A (ja) * 2013-02-07 2014-08-25 Toyota Motor Corp バルブタイミング可変機構の製造方法
DE102013203247A1 (de) * 2013-02-27 2014-08-28 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Nockenwellenversteller
JP2015059429A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 株式会社デンソー バルブタイミング調整装置
CN105209726A (zh) * 2013-04-26 2015-12-30 舍弗勒技术股份两合公司 凸轮轴调节器
EP3176411A1 (en) * 2015-12-02 2017-06-07 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Valve opening and closing timing control device
CN113439153A (zh) * 2019-02-21 2021-09-24 株式会社电装 气门正时调整装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001029377A1 (fr) * 1999-10-22 2001-04-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif d'ajustement a reglage de distribution
JP2002295208A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Denso Corp バルブタイミング調整装置
JP2004300930A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Denso Corp バルブタイミング調整装置
JP2005155346A (ja) * 2003-11-20 2005-06-16 Denso Corp 複合構造体並びにその組立方法
JP2005180378A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Aisin Seiki Co Ltd 弁開閉時期制御装置
JP2007263038A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Denso Corp バルブタイミング調整装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001029377A1 (fr) * 1999-10-22 2001-04-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif d'ajustement a reglage de distribution
JP2002295208A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Denso Corp バルブタイミング調整装置
JP2004300930A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Denso Corp バルブタイミング調整装置
JP2005155346A (ja) * 2003-11-20 2005-06-16 Denso Corp 複合構造体並びにその組立方法
JP2005180378A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Aisin Seiki Co Ltd 弁開閉時期制御装置
JP2007263038A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Denso Corp バルブタイミング調整装置

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011174377A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Denso Corp バルブタイミング調整装置
JP2011202561A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関のバルブタイミング制御装置及びその製造方法
CN103221647A (zh) * 2010-10-27 2013-07-24 爱信精机株式会社 阀开闭定时控制装置
WO2012056874A1 (ja) * 2010-10-27 2012-05-03 アイシン精機株式会社 弁開閉時期制御装置
JP2012092739A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Aisin Seiki Co Ltd 弁開閉時期制御装置
US9004028B2 (en) 2010-10-27 2015-04-14 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Valve timing control apparatus
JP2012145037A (ja) * 2011-01-12 2012-08-02 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関のバルブタイミング制御装置
US9004025B2 (en) 2011-01-12 2015-04-14 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Variable valve timing control apparatus of internal combustion engine
CN102588028B (zh) * 2011-01-12 2016-04-27 日立汽车系统株式会社 内燃机的气门正时控制装置
CN102588028A (zh) * 2011-01-12 2012-07-18 日立汽车系统株式会社 内燃机的气门正时控制装置
JP2012197777A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Denso Corp バルブタイミング調整装置
JP2012241651A (ja) * 2011-05-20 2012-12-10 Denso Corp バルブタイミング調整装置
CN102926830A (zh) * 2011-08-08 2013-02-13 株式会社电装 气门正时控制器
JP2013087643A (ja) * 2011-10-14 2013-05-13 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関のバルブタイミング制御装置
WO2014112456A1 (ja) 2013-01-18 2014-07-24 株式会社ミクニ バルブタイミング変更装置及びその組付け方法
US9657608B2 (en) 2013-01-18 2017-05-23 Mikuni Corporation Variable valve timing device and method of assembling same
JP2014152687A (ja) * 2013-02-07 2014-08-25 Toyota Motor Corp バルブタイミング可変機構の製造方法
DE102013203247A1 (de) * 2013-02-27 2014-08-28 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Nockenwellenversteller
CN105209726A (zh) * 2013-04-26 2015-12-30 舍弗勒技术股份两合公司 凸轮轴调节器
JP2015059429A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 株式会社デンソー バルブタイミング調整装置
EP3176411A1 (en) * 2015-12-02 2017-06-07 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Valve opening and closing timing control device
CN113439153A (zh) * 2019-02-21 2021-09-24 株式会社电装 气门正时调整装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009185766A (ja) バルブタイミング調整装置
JP5574189B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP6417788B2 (ja) バルブタイミング調整システム及びその製造方法
JP5403341B2 (ja) 弁開閉時期制御装置
US20050252468A1 (en) Valve timing control device having vane rotor
US9151187B2 (en) Valve timing control apparatus for internal combustion engine
JP2009250073A (ja) バルブタイミング調整装置
JP2006220096A (ja) 内燃機関のバルブタイミング制御装置及びその組付方法
JP2009185719A (ja) バルブタイミング調整装置
JP2006291944A (ja) 弁開閉時期制御装置
JP2006299891A (ja) 駆動力伝達装置およびそれを用いた内燃機関用バルブタイミング調整装置
JP6558470B2 (ja) バルブタイミング調整システム
WO2021106892A1 (ja) バルブタイミング調整装置
US20060048731A1 (en) Variable valve timing controller
JP5920632B2 (ja) バルブタイミング調整装置
CN106939806B (zh) 阀开闭定时控制装置
JP5071408B2 (ja) バルブタイミング調整装置及びその製造方法
JP2009180148A (ja) バルブタイミング調整装置
JP5057232B2 (ja) バルブタイミング調整装置、および、その製造方法
JP4238486B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP5811358B2 (ja) バルブタイミング調整装置
US6935291B2 (en) Variable valve timing controller
CN108368755B (zh) 阀定时变更装置
JP2009185762A (ja) バルブタイミング調整装置
JP2004300930A (ja) バルブタイミング調整装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100330

A977 Report on retrieval

Effective date: 20110628

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110701

A521 Written amendment

Effective date: 20110808

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20110926

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120209