JP2009185630A - 車両制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】液圧式チェーンテンショナを備える車両において、長期間エンジンを停止していた後の始動時のチェーンのばたつき騒音を抑制する。
【解決手段】エンジンが停止していた期間を参照し、その期間が長いほどエンジン始動直後の目標回転数を高く設定するようにした。これにより、ポンプを駆動するエンジンが高速回転し、プランジャを押圧する作動液を速やかに供給できる。ひいては、始動直後からチェーンに適切な張力を付与でき、ばたつき騒音の発生のおそれがある時間を極小化できる。
【選択図】図2
【解決手段】エンジンが停止していた期間を参照し、その期間が長いほどエンジン始動直後の目標回転数を高く設定するようにした。これにより、ポンプを駆動するエンジンが高速回転し、プランジャを押圧する作動液を速やかに供給できる。ひいては、始動直後からチェーンに適切な張力を付与でき、ばたつき騒音の発生のおそれがある時間を極小化できる。
【選択図】図2
Description
本発明は、液圧式のチェーンテンショナを備える車両の制御装置に関する。
カムシャフトを駆動する動力伝達用のチェーンの張力を一定に保つチェーンテンショナが知られている(例えば、下記特許文献を参照)、この種のチェーンテンショナは、チェーンと係合するテンションアームをプランジャで作動する構成をとる。プランジャを押圧する作動液を供給するポンプは、エンジンによって駆動する。
特開2005−042769号公報
特開2005−042765号公報
特開2003−202059号公報
エンジンを停止している間は、ポンプも駆動されず、プランジャを保持するテンションケース内部の液圧室、及びポンプからチェーンテンショナに至る油路から徐々に作動液が漏出ないし流下する。エンジンの停止期間が長期間にわたる場合、液圧室及び油路はほとんど空になってしまう。そのような状況の下でエンジンを始動すると、チェーンに十分な張力を付与することができず、チェーンがばたつき騒音が発生する。
以上の問題に初めて着目してなされた本発明は、液圧式チェーンテンショナを備える車両において、長期間エンジンを停止していた後の始動時のチェーンのばたつき騒音を抑制することを所期の目的とする。
本発明では、エンジンの回転によりポンプを駆動しこのポンプからチェーンテンショナのテンションアームを作動する液圧力を供給する車両において、エンジンが停止していた期間を参照し、その期間が長いほどエンジン始動直後の目標回転数を高く設定する制御を行うようにした。結果、始動直後からエンジン及びポンプが高速回転し、プランジャを押圧する作動液を速やかに供給することができる。従って、始動直後からチェーンに適切な張力を付与でき、ばたつき騒音の発生のおそれがある時間を極小化できる。
本発明によれば、長期間エンジンを停止していた後の始動時のチェーンのばたつき騒音を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1に、液圧(特に、油圧)式のチェーン張力調整機構1の概要を示す。このチェーン張力調整機構1は、カムシャフトを駆動する動力伝達用のチェーン11の張力を一定に保つ役割を担うものである。
可動のチェーン11ガイド即ちテンションアーム12は、液圧アクチュエータであるチェーンテンショナ13によって作動する。
チェーンテンショナ13は、テンションケース14に設けた液圧室にプランジャ15を挿入しこれを進退可能に保持してなる。液圧室内には、プランジャ15を突出方向に付勢するスプリング(図示せず)を配していて、液圧室に導入した作動液(作動油)の圧力とスプリングの弾性付勢力とを併用しつつチェーン11に適切な張力を付与する。チェーンテンショナ13はダンパを兼ねており、チェーン11からテンションアーム12を介してプランジャ15に強い外圧力が作用したときには、テンションケース14とプランジャ15との隙間を介して多少の作動液が漏出するようになっている。
液圧室は流路16を介して液圧ポンプ2と接続しており、このポンプ2から作動液を供給する。ポンプ2はエンジン7で駆動する。
エンジン7を停止している間は、ポンプ2も駆動されない。その間、テンションケース14内部の液圧室から徐々に作動液が上記の隙間を介して漏出し、また液圧室に連通する流路16を介して流下する。エンジン7を停止してから一週間程度放置すると、液圧室はほとんど空になってしまう。また、流路16についても、ポンプ2に存在する隙間を介して作動液の漏出が発生する。
これに対し、本実施形態では、エンジン7が停止していた期間が長いほどエンジン始動直後の目標回転数を高く設定し、始動直後からエンジン7及びポンプ2を高速回転させて速やかに作動液を流路16を介して液圧室に供給できるようにしている。
本実施形態の車両制御装置は、電子制御ユニット3を主体とする。電子制御ユニット3は、CPU31、RAM32、ROM33、フラッシュメモリ34、I/Oインタフェース35等を包有するもので、各種制御用のプログラムをROM33またはフラッシュメモリ34に格納しており、そのプログラムを読み込んでCPU31にて解読し、エンジン7の制御を行う。電子制御ユニット3は、冷却水温を検出するセンサ4、エンジン7の回転数を検出するセンサ5やイグニッションスイッチ(図示せず)、電子スロットル(図示せず)、インジェクタ(図示せず)、スパークプラグの点火回路及びイオン電流検出回路等と接続している。
図2に、電子制御ユニット3がプログラムに従い実行する処理の手順を示す。停止していたエンジン7を始動するとき、例えば運転者がイグニッションスイッチを操作したことを感知したときに(ステップS1)、まずエンジン7の停止期間を読み込む(ステップS2)。ステップS2では、電子制御ユニット3内のカウンタや車内時計等から現在日時を取得し、エンジン停止時にフラッシュメモリ34に記憶しておいた停止日時から現在日時までの期間の長さを算出する。
ステップS2と相前後して、水温センサ4から冷却水温を読み込み(ステップS3)、その水温に依拠した目標アイドリング回転数を設定する(ステップS4)。ステップS4は、暖気を目的とした周知の回転数上昇設定である。ステップS4では、予めROM33またはフラッシュメモリ34に記憶している、水温と目標アイドリング回転数との関係を定めたマップを参照する。
並びに、ステップS2にて取得したエンジン7の停止期間に依拠した目標回転数を設定する(ステップS5ないしS6)。ステップS5ないしS6は、チェーン張力調整機構1におけるエンジン始動時の騒音対策を目的とした回転数上昇設定である。より具体的には、エンジン7の停止期間の長さに応じた液圧室内の作動液の残量の推測値を読み込む(ステップS5)。ステップS5では、予めROM33またはフラッシュメモリ34に記憶している、エンジン7の停止期間と作動液の残量との関係を定めたマップ(図3に例示する)を参照する。そして、作動液の残量と冷却水温とから、始動時目標回転数を設定する(ステップS6)。冷却水温を加味するのは、気温によって作動液の粘度が変化し、エンジン回転数に対する液圧室内の液圧上昇の速度が変わってくるからである。総じて、エンジン7の停止期間が長いほど(作動液の残量が少ないほど)、また冷却水温が高いほど、目標回転数を高く設定する。ステップS6では、予めROM33またはフラッシュメモリ34に記憶している、作動液の残量及び冷却水温と始動時目標回転数との関係を定めたマップ(図4に例示する)を参照する。
次いで、ステップS4にて設定した目標アイドリング回転数と、ステップS6にて設定した始動時目標回転数とを比較する(ステップS7)。始動時目標回転数が目標アイドリング回転数以上である場合には、始動時目標回転数を採用してエンジン7を高回転化することとし、始動時目標回転数にエンジン7を制御する期間の長さを設定する(ステップS8)。エンジン7の回転数とポンプ2の吐出圧とは概ね比例関係にあるが、徒にエンジン回転数を上げてもリリーフ弁の開放や作動液の漏出増大が起こるために無駄なエネルギを費やすことになってしまう。ステップS6にて設定した始動時目標回転数はこれらの悪影響を回避し得るように抑制された値であり、ステップS8にて設定する制御期間はその目標回転数の下で液圧室内に作動液を満たしチェーン張力調整機構1が適切に動作するまでに所要する時間である。ステップS8では、予めROM33またはフラッシュメモリ34に記憶している、始動時目標回転数及び冷却水温と制御期間との関係を定めたマップ(図5に例示する)を参照する。
しかる後、エンジン7を始動し(ステップS9)、エンジン回転数の急増やイオン電流の発生等を通じて初爆を感知したら(ステップS10)ステップS8にて設定した制御期間が経過するまで(ステップS12)始動時目標回転数にエンジン7を制御する(ステップS11)。制御期間が経過したら、始動後アイドリング回転数制御へと移行する(ステップS13)。
翻って、目標アイドリング回転数が始動時目標回転数を上回る場合には、目標アイドリング回転数を採用して通例の始動時制御を行う(ステップS14ないしS16)。
本実施形態では、エンジン7の回転によりポンプ2を駆動しこのポンプ2からチェーンテンショナ13を作動する液圧力を供給する車両において、エンジン7が停止していた時間を参照し、その期間が長いほどエンジン始動直後の目標回転数を高く設定する制御を行うようにしたため、始動直後からエンジン7及びポンプ2が高速回転し、プランジャ15を押圧する作動液を速やかに供給することができる。従って、始動直後からチェーン11に適切な張力を付与でき、ばたつき騒音の発生のおそれがある時間を極小化できる。加えて、高回転のエンジン音により、仮にチェーン11のばたつき騒音が発生したとしてもこれを覆い隠すことができる。
また、始動直後の目標回転数を常に高く設定すると、チェーンテンショナ13の液圧室に十分な作動液が残存している場合には単なる燃料の浪費となる。本実施形態によれば、液圧室内に作動液が不足していると想定される場合にのみ始動時目標回転数を高く設定することから、燃料の浪費にはならない。
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。例えば、ステップS6にて、始動時目標回転数を、制御期間が一定となるような値に設定する態様をとり得る。このとき、別途制御期間を設定するステップS8は不要となる。
その他各部の具体的構成や処理の手順等は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
11…チェーン
12…テンションアーム
13…チェーンテンショナ
14…テンショナケース
15…プランジャ
2…液圧ポンプ
3…電子制御ユニット(車両制御装置)
12…テンションアーム
13…チェーンテンショナ
14…テンショナケース
15…プランジャ
2…液圧ポンプ
3…電子制御ユニット(車両制御装置)
Claims (1)
- エンジンの回転によりポンプを駆動しこのポンプからチェーンテンショナのテンションアームを作動する液圧力を供給する車両を制御するものにおいて、
エンジンが停止していた期間が長いほどエンジン始動直後の目標回転数を高く設定することを特徴とする車両制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008023961A JP2009185630A (ja) | 2008-02-04 | 2008-02-04 | 車両制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008023961A JP2009185630A (ja) | 2008-02-04 | 2008-02-04 | 車両制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009185630A true JP2009185630A (ja) | 2009-08-20 |
Family
ID=41069134
Family Applications (1)
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JP2008023961A Pending JP2009185630A (ja) | 2008-02-04 | 2008-02-04 | 車両制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009185630A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012215076A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置、およびそれを搭載する車両 |
-
2008
- 2008-02-04 JP JP2008023961A patent/JP2009185630A/ja active Pending
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