JP2009183392A - 吊下式陳列具 - Google Patents

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Kenji Iwakawa
健二 岩川
Masafumi Takada
雅文 高田
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Abstract

【課題】商品を直立させて、正面が見えやすく安定感のある状態で陳列することができ、取扱性にも優れた吊下式陳列具を提供する。
【解決手段】商品を保持する複数個のトレー1,2を前後に配置して上下方向にスライド自在に連結し、前方のトレー1に対し後方のトレー2が上方へスライドするように吊り下げて陳列する吊下式陳列具において、前方のトレー1に、その両側壁から後方のトレー2の後部まで延びる補間部材3を設け、前方のトレー1と後方のトレー2とを揃えるようにスライドさせたとき、後方のトレー2が補間部材3の内側に収納されるようにする。陳列状態では、補間部材3が陳列什器の壁面に沿って各トレー1,2の前方への傾きが防止され、トレー1,2を揃えて運搬する際には、奥行きのある補間部材3に手を掛けて、バランスよく持ち上げることができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、商品を保持する複数個のトレーを連結して、吊り下げた状態で陳列する陳列具に関するものである。
従来、下記特許文献1には、図8に示すように、複数個のトレー51を前後に配置し、前方のトレー51に立設した背板52の後面を後方のトレー51の前面に沿わせ、背板52に設けた上下方向のガイド穴53に、後方のトレー51の前面に固定したピン54をスライド自在に挿入して、トレー51同士を連結したものが記載されている。
このような陳列具により店頭で商品を陳列する際には、トレー51の上面開口部に商品を挿入し、前方のトレー51に対し後方のトレー51を上方へスライドさせた状態で、最後方のトレー51に繋いだ吊紐55により、陳列什器の突出棒から陳列具を吊り下げ、各トレー51の商品が店内の客から見えるようにする。
また、陳列具と共に商品を小売店へ配送する際には、前方のトレー51に対し後方のトレー51を下方へスライドさせ、前後のトレー51を揃えて、嵩を低くした状態で外箱に収納し、輸送コストを抑制することとしている。
特開平10−151048号公報
しかしながら、上記のような陳列具では、店頭で吊り下げて陳列する際、各トレーが前方へ傾き、これに伴い、商品も前方へ傾くので、不安定な印象を与えるほか、店内の客から商品の正面部分が見えにくいという問題がある。
また、輸送時の梱包作業や店頭での陳列作業に伴い、陳列具を運搬する際、中間や後方のトレーに手を掛けて陳列具を持ち上げようとすると、トレー同士が不意に相対的にスライドしてしまい、取り扱いにくいという問題もある。
そこで、この発明は、商品を直立させて、正面が見えやすく安定感のある状態で陳列することができ、取扱性にも優れた吊下式陳列具を提供することを課題とする。
上記のような課題を解決するため、この発明は、商品を保持する複数個のトレーを前後に配置して上下方向にスライド自在に連結し、前方のトレーに対し後方のトレーが上方へスライドするように吊り下げて陳列する吊下式陳列具において、前方のトレーに、その両側壁から後方のトレーの後部まで延びる補間部材を設け、前方のトレーと後方のトレーとを揃えるようにスライドさせたとき、後方のトレーが補間部材の内側に収納されるようにしたのである。
この発明に係る吊下式陳列具では、店頭で吊り下げて商品を陳列する際、前方のトレーに対し後方のトレーが上方へスライドしても、補間部材が前方のトレーから後方へ延びた状態で残り、陳列什器の壁面に沿うので、各トレーの前方への傾きが防止され、商品を直立させて、正面が見えやすく安定感のある状態で陳列することができる。
また、輸送時の梱包作業や店頭での陳列作業に伴い、前方のトレーと後方のトレーとを揃えた状態で運搬する際、奥行きのある補間部材に手を掛けて、バランスよく持ち上げることができ、トレーが不意に相対的にスライドすることもないので、梱包作業や陳列作業を容易に行うことができる。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明に係る吊下式陳列具は、図1乃至図3に示すように、商品を保持する2個のトレー1,2を前後に配置して上下方向にスライド自在に連結し、前方のトレー1に補間部材3を設け、前方のトレー1に対し後方のトレー2を上方へスライドさせた状態で、後方のトレー2に繋いだ吊紐4で吊り下げて陳列するようにしたものである。
トレー1は、図4に示す段ボールのブランクから形成される。このブランクでは、前面板11の両側に側面板12が連設され、一方の側面板12に後面板13及び継代片14が順次連設されている。前面板11、側面板12及び後面板13の下端には、それぞれ底面板15a,15b,15cが連設されている。
前面板11は、後面板13よりも背が低く、商品の視認性を考慮して、上端中間部が切り欠かれている。前面板11の上端には、同形状の内前板11aが対称に連設され、その先端に内底板15dが連設されている。側面板12の前側には傾斜縁が設けられ、後面板13の上端には、内後板13aが連設されている。
後面板13の両側部には、上下方向に延びるガイド穴16が設けられ、内後板13aには、ガイド穴16に対応する切込が入れられている。底面板15cには、後面板13への切込により差込片17が設けられ、その中間部には、組立時に屈伸させる折目として、幅方向の罫線が入れられている。
トレー2は、図5に示す段ボールのブランクから形成される。このブランクでは、前面板21の両側に側面板22が連設され、一方の側面板22に後面板23及び継代片24が順次連設されている。前面板21、側面板22及び後面板23の下端には、それぞれ底面板25a,25b,25cが連設されている。
前面板21は、後面板23よりも背が低く、商品の視認性を考慮して、上端中間部が切り欠かれている。前面板21の上端には、同形状の内前板21aが対称に連設され、その先端に内底板25dが連設されている。
前面板21及び内前板21aには、境界を挟んでビス穴26が対称な位置に設けられ、内前板21aの中間部には、組立時に屈伸させる折目として、幅方向の罫線が入れられている。各側面板22の上部には、紐穴27が設けられている。
補間部材3は、図6に示す段ボールのブランクから形成される。このブランクでは、後面板31の両側に側面板32が連設され、側面板32の前側には、トレー1の側面板12と同様の傾斜縁が設けられている。組立時に奥行きとなる側面板32の幅は、トレー1,2の側面板12,22の幅の和よりも若干大きくなっている。
後面板31の下端には、底面板33及び先折板34が順次連設され、底面板33と先折板34の境界中央部には、差込穴35が設けられている。また、側面板32の後部下端には、側折片36が連設されている。
いま、図7に示すように、トレー1をブランクから組み立てるには、前面板11、一対の側面板12及び後面板13を角筒状に折り曲げ、継代片14を反対側の側面板12に貼り付け、底面板15a,15b,15cを噛み合わせる。
その後、内前板11aを内側下方へ折り曲げて前面板11に重ね、内底板15dを後方へ折り曲げて底面板15a,15b,15cの上面に重ね、内後板13aを内側下方へ折り曲げて後面板13に貼り付ける。
また、トレー2をブランクからを組み立てるには、前面板21、一対の側面板22及び後面板23を角筒状に折り曲げ、継代片24を反対側の側面板22に貼り付け、底面板25a,25b,25cを噛み合わせる。
その後、内前板21aを内側下方へ折り曲げて前面板21に重ね、内底板25dを後方へ折り曲げて底面板25a,25b,25cの上面に重ねる。このとき、前面板21と内前板21aのビス穴26が一致する。
そして、陳列具を組み立てるには、トレー1,2を前後に並べ、図1、図2及び図7に示すように、プラスチック製のビス5をガイド穴16及びビス穴26に挿通して、トレー2に固定し、トレー1,2をガイド穴16に沿ってスライド自在に連結する。
また、補間部材3のブランクにおいて、後面板31から両側の側面板32及び底面板33を前方へ折り曲げ、側折片36を内側へ、先折板34を上方へ折り曲げる。
次に、対向する側面板32の内側にトレー1,2を挿入し、トレー1と補間部材3の前縁位置を合わせた状態で、トレー1の側面板12の外面と、補間部材3の側面板32の内面とを貼り合わせ、差込穴35に差込片17を差し込む。
さらに、トレー1,2の内部に商品の挿入口を有する保持枠6,7をそれぞれ設置し、紐穴27に吊紐4を挿通して結び付け、トレー1,2の上方には、訴求性を高めるため、吊紐4を挿通して広告パネル8を取り付ける。
このような陳列具により店頭で商品を陳列する際には、トレー1,2の保持枠6,7に商品を挿入し、図1及び図2に示すように、トレー1に対しトレー2を上方へスライドさせた状態で、トレー2に繋いだ吊紐4により、陳列什器の突出棒から陳列具を吊り下げ、トレー1,2に保持された商品が店内の客から見えるようにする。
このとき、トレー1の後方下部にはトレー2がなくなるため、紐穴27を中心としてトレー1,2が前方へ傾こうとするモーメントが発生するが、トレー1から後方へ延びた補間部材3が陳列什器の壁面に沿うので、トレー1,2の前方への傾きが防止され、商品を直立させて、正面が見えやすく安定感のある状態で陳列することができる。
一方、輸送時の梱包作業や店頭での陳列作業に伴い、陳列具を運搬する際には、図3に示すように、トレー1に対しトレー2を下方へスライドさせて、トレー1,2の高さを揃えると、トレー2が補間部材3の内側に収納され、トレー2の底面が補間部材3の底面板33に着座した嵩の低い状態となる。
このような状態では、奥行きのある補間部材3に手を掛けて、陳列具をバランスよく持ち上げることができ、このとき、トレー1,2が不意に相対的にスライドすることもないので、梱包作業や陳列作業を容易に行うことができる。
なお、上記実施形態では、トレーを2個連結したものを例示したが、3個以上のトレーを連結して、補間部材3が最も前方のトレーの側面板から最後方のトレーの後部まで延びるようにしてもよい。
また、ガイド穴16を2本設け、これに応じてビス5を2個設けたものを例示したが、ガイド穴16を1本又は3本以上とし、これに応じてビス5を1個又は3個以上設けるようにしてもよい。
また、前方のトレー1に形成したガイド穴16に、後方のトレー2の前面に固定したビス5をスライド自在に挿通するものを例示したが、これを逆にして、後方のトレー2に形成したガイド穴16に、前方のトレー1の後面に固定したビス5をスライド自在に挿通するようにしてもよく、これらの類型を組み合わせてもよい。
また、トレー1,2をプラスチック製のビス5で連結したものを例示したが、前面板21又は後面板13に切り起こしによる係合片を形成し、この係合片をガイド穴16にスライド自在に係合させるようにしても、同様の機能の陳列具を構成することができる。
さらに、トレー1と補間部材3とが別体となったものを例示したが、トレー1と補間部材3とを一体に形成することもでき、補間部材3は、側面板32以外の部分を省略することもできる。
そのほか、トレー1,2の周壁が四角筒状になったものを例示したが、前方のトレー1の後面と後方のトレー2の前面とが接する構成であれば、トレー1,2は、周壁が六角筒や八角筒等の多角筒状となるものとしてもよい。
また、吊紐4で吊り下げるものを例示したが、後方のトレー2の上部をフック状の形状とし、吊紐4を使用することなく、陳列什器に直接吊り下げるようにしてもよい。
この発明に係る吊下式陳列具の陳列状態を示す斜視図 同上の縦断側面図 同上の前後のトレーを揃えた状態を示す斜視図 同上の前方のトレーのブランクを示す図 同上の後方のトレーのブランクを示す図 同上の補間部材のブランクを示す図 同上のトレーと補間部材の組立過程を示す分解斜視図 従来の吊下式陳列具の陳列状態を示す斜視図
符号の説明
1,2 トレー
3 補間部材
4 吊紐
5 ビス
6,7 保持枠
8 広告パネル
11 前面板
12 側面板
13 後面板
14 継代片
15a,15b,15c 底面板
15d 内底板
16 ガイド穴
17 差込片
21 前面板
22 側面板
23 後面板
24 継代片
25a,25b,25c 底面板
25d 内底板
26 ビス穴
27 紐穴
31 後面板
32 側面板
33 底面板
34 先折板
35 差込穴
36 側折片

Claims (1)

  1. 商品を保持する複数個のトレー(1,2)を前後に配置して上下方向にスライド自在に連結し、前方のトレー(1)に対し後方のトレー(2)が上方へスライドするように吊り下げて陳列する吊下式陳列具において、前方のトレー(1)に、その両側壁から後方のトレー(2)の後部まで延びる補間部材(3)を設け、前方のトレー(1)と後方のトレー(2)とを揃えるようにスライドさせたとき、後方のトレー(2)が補間部材(3)の内側に収納されるようにしたことを特徴とする吊下式陳列具。
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