JP2009183372A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体窒素を僻地や後進国等においても簡単に入手及び再利用できるようにして、運転コストを低減し、MRIによる検査・診断が容易に受けられるようにする。
【解決手段】高温超電導材からなる超電導コイルを冷却容器内に収容していると共に該冷却容器内に液体窒素を充填している磁気共鳴イメージング装置であって、液体窒素生成装置と、前記液体窒素生成装置と前記冷却容器との間に設けた液体窒素供給管と、前記液体窒素生成装置へ前記冷却容器内で発生した窒素ガスを送給する窒素ガス回収管を備え、前記液体窒素生成装置は、コールドヘッドを真空容器ならなる液体窒素貯留槽内に垂下させた極低温冷凍機と、前記コールドヘッド冷却用の圧縮機と、空気分離装置と、該空気分離装置で分離された窒素ガスの取出管と、該取出管と前記窒素ガス回収管とに連通して前記極低温冷凍機に窒素ガスを供給する窒素ガス導入管を備えていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は磁気共鳴イメージング装置に関し、特に、被検体へ電磁波を照射するために高温超電導材(酸化物系超電導材)からなる超電導コイルを用いる磁気共鳴イメージング装置において、超電導コイルを超電導温度に保持する液体窒素を容易かつ安価に取得できるようにしているものである。
核磁気共鳴現象を利用して生体内の情報を画像化し、取得した人体の断層像に基づいて検査する核磁気共鳴イメージング装置(MRI装置)は医療分野で広く用いられている。近時、画像の精度およびコントラストを高めるために、強磁場を発生する超電導磁石を用いるものが提案されている。
例えば、超電導コイルを収容した容器内に液体ヘリウムを供給し、超電導コイルを超電導温度に保持する冷媒として液体ヘリウムを用いている。
しかしながら、液体ヘリウムは希少で入手しにくいため、非常に高価である。かつ、冷媒として液体ヘリウムを用いると、装置が大型化および重量化し、設備コストも高くなり、その結果、MRI装置による検査診断費用が高くなる問題がある。
前記問題に対して、液体ヘリウムで冷却する必要のある低温超電導材に代えて、臨界温度が110K級のビスマス系超電導材、臨界温度が90K級のイットリウム系統超電導材からなる高温超電導材(酸化物系超電導材)を用いると、液体窒素(77K級)により超電導温度に保持でき、冷媒コストにかかるコストを低減することができる。
この観点から、特開平6−5412号公報(特許文献1)等において、酸化物系超電導材を用いて、液体窒素で冷却する磁気共鳴イメージング装置用マグネットが提案されている。
しかしながら、特許文献1では、図3に示すように、熱交換器4を取り付けた冷却用配管3に窒素ガスまたは窒素液体を流すと記載されているだけであり、かつ、熱交換器4に窒素ガスまたは液体窒素が出入することが図示されているだけである。即ち、液体窒素自体をどのように取得しているのか、気化した窒素ガスの処理が不明となっている。
液体窒素の入手についても、僻地や発展途上国では容易に入手することは出来ない。
近時、発展途上国においても、健康に対する関心は高まっており、また、先進国が援助して健康増進に寄与することが求められている。
特開平6−5412号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたもので、液体窒素を僻地や後進国等においても簡単に入手及び再利用できるようにして、運転コストを低減し、MRIによる検査・診断が容易に受けられるようにすることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、高温超電導材からなる超電導コイルを冷却容器内に収容していると共に該冷却容器内に液体窒素を充填している磁気共鳴イメージング装置であって、
液体窒素生成装置と、
前記液体窒素生成装置と前記冷却容器との間に設けた液体窒素供給管と、
前記液体窒素生成装置へ前記冷却容器内で発生した窒素ガスを送給する窒素ガス回収管を備え、
前記液体窒素生成装置は、コールドヘッドを真空容器ならなる液体窒素貯留槽内に垂下させた極低温冷凍機と、前記コールドヘッド冷却用の圧縮機と、空気分離装置と、該空気分離装置で分離された窒素ガスの取出管と、該取出管と前記窒素ガス回収管とに連通して前記極低温冷凍機に窒素ガスを供給する窒素ガス導入管を備えていることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置を提供している。
本発明では、空気中から分離した窒素ガスを容易に液化して液体窒素を発生できる液体窒素生成装置を設けているため、僻地や後進国を含め、どの地域でも簡単に液体窒素を入手できる。かつ、該液体窒素生成装置で生成した液体窒素を超電導コイルを収容した冷却容器に供給し、該冷却容器内で蒸発して窒素ガスとなると、該窒素ガスを液体窒素生成装置に回収して液体窒素に再生し、再度、冷却容器へと供給して循環させているため、超電導コイルを超電導温度に保持する運転エネルギーの省力化がはかれ、運転コストを低減することができる。
前記液体窒素生成装置の極低温冷凍機は、コールドヘッドに前記空気分離装置で抽出した窒素ガスまたは冷却容器内で気化した窒素ガスを吹き付けることで、窒素ガスを急冷して液化でき、液化した液滴を液体窒素貯留槽に溜めるため、適時、液体窒素供給管を通して超電導コイルの容器へと供給することができる。このように、一旦、空気分離装置で分離した窒素ガスから生成した液体窒素は、気化した後に液化して再利用しているため、液体窒素の補充は実質的には不要としている。しかしながら、窒素ガスは窒素ガス回収管で回収する際に漏洩する場合があるため、冷却容器内の液量を液量センサで検出し、液量が所定値より減少しておれば、空気分離装置を稼働して液体窒素を生成して補充することが好ましい。
具体的には、液体窒素生成装置では、前記窒素ガス導入管の先端を前記液体窒素貯留槽内に突出している前記コールドヘッドの側面に挿入して、コールドヘッドに窒素ガスをブローして供給し、コールドヘッドとの接触で液体窒素に液化して液体窒素貯留槽内に滴下させている。
また、前記極低温冷凍機は前記圧縮機で駆動されるGM式冷凍機としていることが好ましい。
GM式冷凍機を用いることで、液体ヘリウムを利用することなく、コールドヘッドを所要の極低温に冷却することができ、液体ヘリウムを不要とすることができる。
前記窒素ガス導入管と、前記窒素ガスの取出管と、窒素ガス回収管との接合部に流路切替弁を介設し、かつ、前記液体窒素供給管には流路開閉弁を介設している事が好ましい。
かつ、前記流路切替弁は窒素ガス回収管に介設したガス検出器での検出信号に応じて切り替え制御し、前記液体窒素供給管の流路開閉弁は冷却容器に取り付けた液面センサ等からなる液量検出器の検出信号により開閉制御していることが好ましい。
かつ、前記液体窒素供給管、窒素ガス回収管および液体窒素生成装置を磁気共鳴イメージング装置のシールド容器内に収容していることが好ましい。
本発明の磁気共鳴イメージング装置では、前記超電導コイルを収容した冷却容器は、環状容器としてトンネル型の検査空間を設け、該環状容器内に円形または長円形状の前記超電導コイルを収容していることが好ましい。
また、前記超電導コイルとする前記高温超電導材として、ビスマス系、イットリウム系、タリウム系の超電導材を用い、該高温超電導材からなる超電導コイルを軸線方向に複数並設して収容し、0.2T以上の磁場を発生できるものとしていることが好ましい。
磁場が0.2T程度であっても、信号処理にかける時間を若干長くすることで実用に耐える映像を得ることができる。
さらに、前記液体窒素生成装置における前記極低温冷凍機を駆動する圧縮機や、空気分離装置の動力電源および前記超電導コイルの動力電源として、太陽電池で蓄電した電力を用いることが好ましい。
後進国や僻地では、前記のように液体窒素を取得することは容易でないが、電気さえも無い場合がある。このような地域において、太陽熱エネルギーを用いて電源を確保すると、僻地や後進国においても、磁気共鳴イメージング装置を設置して稼働でき、健康増進に寄与することができる。
上述したように、本発明の磁気共鳴イメージング装置では、液体窒素で冷却できる高温超電導材を用い、液体窒素を空気中から取得できる液体窒素生成装置を付設しているため、液体窒素が入手困難な僻地や後進国において、磁気共鳴イメージング装置を設置、運転することができる。
また、空気から取得した液体窒素が超電導コイルを収容した冷却容器内で蒸発して窒素ガスになった場合、該窒素ガスを液体窒素生成装置に回収して液化して再循環させているため、実質的に液体窒素を補充しなくとも良い構成としているため、最初に空気から液体窒素を生成した後は、漏洩した窒素ガスの量だけ液体窒素生成装置で生成すればよく、空気分離装置の運転を最小とでき、運転エネルギーを省力化することができる。
以下、本発明の磁気共鳴イメージング装置の実施形態を説明する。
図1に示す磁気共鳴イメージング装置10は、所謂トンネル型としたMRI本体11と、液体窒素生成装置20を備えている。
前記MRI本体11は、高温超電導材(本実施形態では、ビスマス系超電導材)からなるダブルパンケーキコイルを軸線方向に複数組並設した超電導コイルMを、円環形状とした冷却容器13の内容器13A内に収容している。該内容器13Aは真空断熱層13Bを介して外容器13Cで包囲している。
前記超電導コイルMは0.2T程度の磁場を発生できるものとしている。
なお、超電導コイルMは超電導材を螺旋状に巻回したソレノイドコイルとしてもよい。
前記冷却容器13の外容器13Cで囲まれた空洞部Sが、人体の被検部の検査用挿入空間となり、該空洞部Sの一端開口Saが被検体挿入口となる一方、他端は閉鎖部Sbとしている。
前記冷却容器13には、液体窒素供給管15の吐出側端部を外容器13C、内容器13Aを貫通させて、超電導コイルMの収容空間16内に突出させている。また、窒素ガス回収管17の一端を前記内容器13Aの上壁に穿設したガス排出口13Aaに接続している。前記液体窒素供給管15および窒素ガス回収管17はそれぞれ前記液体窒素生成装置20へと配管している。
なお、液体窒素供給管15および窒素ガス回収管17は熱伝導率の低い金属製パイプで形成してもよいし、樹脂チューブで形成してもよい。
前記液体窒素生成装置20は、極低温冷凍機(以下、冷凍機と略す)21と、該冷凍機21を駆動させる圧縮機22と、空気分離装置23とを備え、空気分離装置23で分離した窒素ガスの取出管24を前記窒素ガス回収管17と1本の窒素ガス導入管25に接続し、該窒素ガス導入管25を冷凍機21と接続し、冷凍機21に窒素ガスを導入している。
前記冷凍機21は、その下端に取り付けたコールドヘッド30を、真空容器からなる液体窒素貯留槽31の上端開口を閉鎖する蓋32を貫通させ、該液体窒素貯留槽31の上部に垂下させている。前記蓋32の下面には、突出させたコールドヘッド30の外周と隙間31aをあけて保持材33を取り付け、前記蓋32を貫通して液体窒素貯留槽31内に下部へと挿入する前記液体窒素供給管15を前記保持材33に設けた貫通孔33aに通して保持している。
前記窒素ガス導入管25の先端は、液体窒素貯留槽31の上端および前記保持材32の上端と蓋32の下面との間に液密に挿入し、その先端開口をコールドヘッド30の側面に向けて開口し、コールドヘッド30に窒素ガスを吹き付けている。コールドヘッド30に吹き付けられて急冷し、液化した液体窒素はコールドヘッド30の外周と前記保持材32との間の隙間31aを通して滴下されるようにしている。
前記コールドヘッド30を備えた冷凍機21は圧縮機22で駆動されるGM式冷凍機と、伝動冷却型として液体ヘリウムによる冷却型としていない。
該GM式冷凍機は、図2に示す公知の構成からなり、シリンダ21a内にディスペレーサ21bを収容し、該ディスペレーサ21b内の第1段吸熱部21c内に隣青銅の金網からな蓄熱材40と鉛の玉からなる蓄熱材41を上下に収容し、その下方の第2段吸熱部21dに極低温で比熱の大きいHo1.5Er1.5Ruの玉からなる蓄熱材42を収容している。該第2段吸熱部21dがコールドヘッド30となる。前記ディスペレーサ21bは駆動機構21eで上下駆動している。
このGM式冷凍機21の冷凍能力は、ディスペレーサ21bとシリンダ21aにかこまれた第一段膨張空間21fと第2段膨張空間21gとの体積に比例し、該体積を調整することにより、窒素ガスを急冷して液化できる冷凍能力を付与している。
なお、前記GM式冷凍機21を用いずに、液体ヘリウム冷却型としてもよい。この場合、液体ヘリウムはコールドヘッド30の冷却用としてだけ用意すればよく、超電導コイルの冷却用としていないため、液体ヘリウムは少量で良いと共に補充も殆ど必要なく、液体ヘリウムの使用によるコスト高を抑制することができる。
前記空気分離装置23には空気導入管23aを接続し、該空気導入管23aに設けたフィルタ23bを介して清浄空気を導入しており、かつ、該空気導入管23aに開閉弁27を介設している。
また、前記窒素ガス導入管25と、空気分離装置23に接続した窒素ガスの取出管24と窒素ガス回収管17との接合部に流路切替弁28を介設している。かつ、液体窒素供給管15に流路開閉弁29を介設している。
前記超電導コイルMを収容した冷却容器13の内容器13Aの内壁に液面センサ35を取り付けて内容器13A内に充填されている液量を検出しており、液量が設定量以下になると、前記流路開閉弁29を開いて、液体窒素を液体窒素供給管15を通して導入している。
また、前記窒素ガス回収管17にガス検出センサ36を取り付け、ガスの流通を検出すると、前記流路切替弁28を窒素ガス回収管17と窒素ガス導入管25とが連通するように切り替えて、回収した窒素ガスを冷凍機21へと供給している。
さらに、液体窒素貯留槽31の内面に液面センサ38を取り付け、液量が設定値以下になると、前記開閉弁27を開くと共に流路切替弁28を窒素ガスの取出管24と窒素ガス導入管25とが連通するように切り替えている。
前記液体窒素供給管15、窒素ガス回収管17及び液体窒素生成装置20は、前記MRI装置本体11と共にシールド壁39内に収容しており、該シールド壁39からMRI装置本体11の検査用挿入口となり前記空洞部Sの一端開口Saを開口している。
前記超電導コイルMに接続した常電導線W1はシールド壁39より引き出して電源50と接続し、かつ、前記液体窒素生成装置20の空気分離装置23および圧縮機22の駆動用電線W2、W3もシールド壁39より引き出して電源50と接続している。また、前記したセンサも電源50に接続している。
前記MRI装置本体11には、図示していないが、前記被検体の原子核の核磁気共鳴によって放出される信号を受信する受信部を備え、該受信部からの信号を増幅器およびA/D変換器を介してデジタル変換し、被検体の断層像を画像表示する画像処理装置51を備えている。該画像処理装置51も電源50と接続している。
前記した電源50には、本実施形態では太陽エネルギーで発電した電力を蓄電している蓄電している太陽電池52から電力を供給している。
なお、太陽熱エネルギーを利用しなくとも、電力会社から安価に電気が得られる場合には、前記した太陽電池から電力を得る必要はない。しかしながら、電力会社から電力を得ることができない地域では、太陽熱エネルギーを利用することにより、磁気共鳴イメージング装置を運転することができる。
前記構成とした本発明の磁気共鳴イメージング装置10では、超電導材として、ビスマス系、イットリウム系等の高温超電導材を用いて、冷媒として液体窒素を用い、該液体窒素を空気から取得できる液体窒素生成装置20を設けているため、液体窒素が入手しにくい僻地や後進国においても磁気共鳴イメージング装置10を設置することができる。かつ、液体窒素生成装置20で生成した液体窒素は、供給された冷却容器13内で蒸発して気化した場合には、該気化した窒素ガスを窒素ガス回収管17を通して液体窒素生成装置20に回収し、冷凍機21により液体窒素に液化しているため、漏洩した窒素ガス分を除いて補充する必要がない。よって、空気分離装置23の稼働を最小限に抑制でき、運転エネルギーの省力化を図ることができる。
前記実施の形態はすべての点で例示であって、これら実施形態に限定されず、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の範囲内でのすべての変更が含まれる。
本発明の実施形態の磁気共鳴イメージング装置を示す図面である。 GM式冷凍機を示す図面である。 従来例を示す図面である。
符号の説明
10 磁気共鳴イメージング装置
13 冷却容器
15 液体窒素供給管
17 窒素ガス回収管
20 液体窒素生成装置
21 極低温冷凍機
22 圧縮機
23 空気分離装置
24 窒素ガスの取出管
25 窒素ガス導入管
27、29 流路開閉弁
28 流路切替弁
30 コールドヘッド
31 液体窒素貯留槽
52 太陽電池
M 超電導コイル

Claims (5)

  1. 高温超電導材からなる超電導コイルを冷却容器内に収容していると共に該冷却容器内に液体窒素を充填している磁気共鳴イメージング装置であって、
    液体窒素生成装置と、
    前記液体窒素生成装置と前記冷却容器との間に設けた液体窒素供給管と、
    前記液体窒素生成装置へ前記冷却容器内で発生した窒素ガスを送給する窒素ガス回収管を備え、
    前記液体窒素生成装置は、コールドヘッドを真空容器ならなる液体窒素貯留槽内に垂下させた極低温冷凍機と、前記コールドヘッド冷却用の圧縮機と、空気分離装置と、該空気分離装置で分離された窒素ガスの取出管と、該取出管と前記窒素ガス回収管とに連通して前記極低温冷凍機に窒素ガスを供給する窒素ガス導入管を備えていることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 前記液体窒素生成装置では、前記窒素ガス導入管の先端を前記液体窒素貯留槽内に突出している前記コールドヘッドの側面に挿入して、コールドヘッドに窒素ガスをブローして供給し、コールドヘッドとの接触で液体窒素に液化して液体窒素貯留槽内に滴下させており、かつ、前記極低温冷凍機は前記圧縮機で駆動されるGM式冷凍機としている請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  3. 前記窒素ガス導入管と、前記窒素ガスの取出管と、前記窒素ガス回収管との接合部に流路切替弁を介設し、かつ、前記液体窒素供給管には流路開閉弁を介設している請求項1または請求項2に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  4. 前記超電導コイルを収容した冷却容器は、環状容器としてトンネル型の検査空間を設け、該環状容器内に円形または長円形状の前記超電導コイルを収容しており、
    該超電導コイルとする前記高温超電導材は、ビスマス系、イットリウム系、タリウム系の超電導材からなり、前記容器内に前記超電導コイルを軸線方向に複数並設して収容し、0.2T以上の磁場を発生できるものとしている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 前記液体窒素生成装置における前記極低温冷凍機の動力電源および前記超電導コイルの動力電源として、太陽電池に蓄電した電力を用いている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012039092A (ja) * 2010-06-30 2012-02-23 General Electric Co <Ge> マグネットアセンブリ及びマグネットアセンブリの温度制御のための方法
CN110081644A (zh) * 2018-12-27 2019-08-02 北京航空航天大学 一种带相分离器的开环式超导变压器制冷方法和实现该方法的制冷机
CN114374144A (zh) * 2022-01-18 2022-04-19 北京工业大学 一种微通道芯片的液氮循环散热系统及制备方法

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