JP2009182552A - 復号装置および方法、受信装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

復号装置および方法、受信装置および方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】周波数スペクトルが反転した場合でも高速に同期できるようにする。
【解決手段】符号化データ復号部17は、搬送波をデジタル変調した直交復調信号を復調して得られる復調データであって、同相軸データと直交軸データとからなる復調データを復号して復号データC1を生成するとともに、復号データC1の同相軸と直交軸とを入れ替えた復調データを復号して復号データC2を生成し、同期検出部19は、復号データC1に対応するシリアルデータD1から同期語を検出するとともに、復号データC2に対応するシリアルデータD2から同期語を検出し、それらの検出結果に基づいて、シリアルデータD1またはシリアルデータD2のいずれか一方を選択して出力する。本発明は、搬送波をデジタル変調した直交変調信号を復調した復調データを復号して同期を検出する復号装置に適用することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、復号装置および方法、受信装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、周波数スペクトルが反転した場合でも高速に同期できるようにした復号装置および方法、受信装置および方法、並びにプログラムに関する。
従来より、多値直交振幅変調の1つであるQAM(Quadrature Amplitude Modulation)を採用した場合、復調処理において絶対位相を判別できないため、復調データには、0度、90度、180度、および270度の位相不確定性が存在することが知られている。
このような位相不確定性を除去する従来の手法としては、例えば、下記の文献1に記載された符号化変調方式が提案されている。
文献1:"Rotationally Invariant Convolutional Channel Coding with Expanded Signal Space - Part II:Nonlinear Codes"(IEEE Journal on selected areas in communications,Vol.SAC-2,No.5,Sep.1984)
上記の文献1で提案されている手法によれば、送信側において、差動符号化した相対位相のデータを変調し、受信側において、復調した相対位相のデータを差動復号することで絶対位相のデータに変換するため、変復調間で位相が回転(90度、180度、270度)した場合でも、正しいデータを得ることができる。
また、特許文献1に開示されているように、変復調における変調スペクトルの上側波帯と、下側波帯との関係が逆になった場合、同相軸と直交軸とを切り替えることにより、直交位相の不確定性を吸収して安定に復調する手法も提案されている。さらに、回転対称信号配置の場合には、データのビット配置を交換することで、同相軸と直交軸とを入れ替えた状態と同等の効果を得る手法も提案されている。
つまり、特許文献1の技術は、上記の文献1の技術では変復調間で周波数スペクトルが反転した場合には、正しいデータを得ることができないという課題を解決するために、提案されているものである。
特開平9−247226号公報
しかしながら、特許文献1および文献1を含む従来の技術では、周波数スペクトルが反転しているか否かの判定は、後段の処理で得られる同期状態や誤り計測結果をフィードバックすることによって行っているために、周波数スペクトルが反転している場合には、反転していない場合と比較して、正しい復号データが得られるまでに時間がかかってしまうという問題があった。
また、同期状態や誤り計測結果に影響する要因としては、例えば、伝送路上のノイズ量等、周波数スペクトルの反転以外が要因となる場合があり、同期が取れない状態や誤りの発生が多い状態において、同相軸と直交軸とを入れ替えたとしても、復調できない場合がある。
そのため、様々な要因に応じて復調処理の内容を切り替える手法が考えられるが、周波数スペクトルが反転している場合と、反転していない場合のそれぞれについて復調処理の内容を切り替えることが必要となるため、正しい復号データが得られるまでにさらに時間を要してしまうという問題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、周波数スペクトルが反転した場合でも、同期検出等をやり直すことなく、高速に同期できるようにするものである。
本発明の第1の側面の復号装置は、搬送波をデジタル変調した直交変調信号を復調した復調データを復号して同期検出する復号装置において、前記直交変調信号を復調して得られる前記復調データであって、同相軸データと直交軸データとからなる第1の復調データを復号するとともに、前記第1の復調データの同相軸データと直交軸データとを入れ替えた第2の復調データを復号する復号手段と、前記第1の復調データを復号して得られる第1の復号データから所定の情報シンボル系列の境界を検出するとともに、前記第2の復調データを復号して得られる第2の復号データから前記境界を検出し、それらの検出結果に基づいて、前記第1の復号データまたは前記第2の復号データのいずれか一方を選択して出力する同期検出手段とを備える。
前記復調データのうち、1ビット以上が差動符号化されており、前記復号手段は、前記第1の復調データを差動復号して前記第1の復号データを出力するとともに、前記第2の復調データを差動復号して前記第2の復号データを出力する。
前記復調データには、所定の同期語が含まれており、前記同期検出手段は、前記第1の復号データと前記同期語との相関を計算するとともに、前記第2の復号データと前記同期語との相関を計算し、それらの計算により得られた相関値と、所定の閾値とを比較した結果に基づいて、前記第1の復号データまたは前記第2の復号データのいずれか一方を選択して出力する。
前記復調データのうち、1ビット以上が差動符号化されており、前記復号手段は、前記第1の復調データを差動復号して第1の復号データを生成するとともに、生成された前記第1の復号データから前記第2の復号データを生成する。
前記復調データのうち、符号化されていないビットを検出する非符号化データ検出手段をさらに備え、前記非符号化データ検出手段は、前記第1の復調データと、前記第1の復調データのうちの符号化されたビットの復号データを再符号化したデータに基づいて、第1の非符号化データを選択するとともに、前記第2の復調データに対応する第2の非符号化データを生成する。
本発明の第1の側面の復号方法は、搬送波をデジタル変調した直交変調信号を復調した復調データを復号して同期検出する復号装置の復号方法において、前記直交変調信号を復調して得られる前記復調データであって、同相軸データと直交軸データとからなる第1の復調データを復号するとともに、前記第1の復調データの同相軸データと直交軸データとを入れ替えた第2の復調データを復号し、前記第1の復調データを復号して得られる第1の復号データから所定の情報シンボル系列の境界を検出するとともに、前記第2の復調データを復号して得られる第2の復号データから前記境界を検出し、それらの検出結果に基づいて、前記第1の復号データまたは前記第2の復号データのいずれか一方を選択して出力するステップを含む。
本発明の第1の側面のプログラムは、上述した本発明の第1の側面の復号方法に対応するプログラムである。
本発明の第1の側面の復号装置、復号方法、およびプログラムにおいては、直交変調信号を復調して得られる復調データであって、同相軸データと直交軸データとからなる第1の復調データが復号されるとともに、第1の復調データの同相軸データと直交軸データとを入れ替えた第2の復調データが復号され、第1の復調データを復号して得られる第1の復号データから所定の情報シンボル系列の境界が検出されるとともに、第2の復調データを復号して得られる第2の復号データから所定の情報シンボル系列の境界が検出され、それらの検出結果に基づいて、第1の復号データまたは第2の復号データのいずれか一方が選択され出力される。
本発明の第2の側面の受信装置は、搬送波をデジタル変調した直交変調信号を受信する受信装置において、前記直交変調信号を復調して得られる復調データであって、同相軸データと直交軸データとからなる第1の復調データを復号するとともに、前記第1の復調データの同相軸データと直交軸データとを入れ替えた第2の復調データを復号する復号手段と、前記第1の復調データを復号して得られる第1の復号データから所定の情報シンボル系列の境界を検出するとともに、前記第2の復調データを復号して得られる第2の復号データから前記境界を検出し、それらの検出結果に基づいて、前記第1の復号データまたは前記第2の復号データのいずれか一方を選択して出力する同期検出手段とを備える。
本発明の第2の側面の受信方法は、搬送波をデジタル変調した直交変調信号を受信する受信装置の受信方法において、前記直交変調信号を復調して得られる復調データであって、同相軸データと直交軸データとからなる第1の復調データを復号するとともに、前記第1の復調データの同相軸データと直交軸データとを入れ替えた第2の復調データを復号し、前記第1の復調データを復号して得られる第1の復号データから所定の情報シンボル系列の境界を検出するとともに、前記第2の復調データを復号して得られる第2の復号データから前記境界を検出し、それらの検出結果に基づいて、前記第1の復号データまたは前記第2の復号データのいずれか一方を選択して出力するステップを含む。
本発明の第2の側面のプログラムは、上述した本発明の第2の側面の受信方法に対応するプログラムである。
本発明の第2の側面の受信装置、受信方法、およびプログラムにおいては、直交変調信号を復調して得られる復調データであって、同相軸データと直交軸データとからなる第1の復調データが復号されるとともに、第1の復調データの同相軸データと直交軸データとを入れ替えた第2の復調データが復号され、第1の復調データを復号して得られる第1の復号データから所定の情報シンボル系列の境界が検出されるとともに、第2の復調データを復号して得られる第2の復号データから所定の情報シンボル系列の境界が検出され、それらの検出結果に基づいて、第1の復号データまたは第2の復号データのいずれか一方が選択され出力される。
以上のように、本発明によれば、周波数スペクトルが反転した場合でも高速に同期することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した復号装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
図1の復号装置1は、例えばQAM等の多値直交振幅変調によって、搬送波をデジタル変調した直交変調信号を受信する受信装置に適用可能である。
具体的には、図1に示すように、復号装置1は、非符号化データ候補検出部11、遅延部12、非符号化データ選択部13、ブランチメトリック計算部14、ビタビ復号部15、畳み込み符号化部16、符号化データ復号部17、P/S(Parallel/Serial)変換部18、および同期検出部19を含むようにして構成される。
復号装置1には、例えば64QAMを復調した復調データの同相軸データIと、直交軸データQがそれぞれ入力される。
順不同に説明すると、ブランチメトリック計算部14は、入力された復調データが畳み込み符号化されている場合、後段のビタビ復号部15によるビタビ復号のためのブランチメトリックを計算する。ブランチメトリック計算部14は、計算したブランチメトリックをビタビ復号部15に出力する。
ビタビ復号部15は、ブランチメトリック計算部14からのブランチメトリックを用いてビタビ復号を行い、ビタビ復号データVを生成する。ビタビ復号部15は、生成したビタビ復号データVを畳み込み符号化部16と、符号化データ復号部17に出力する。
畳み込み符号化部16は、例えば、上記の文献1に示されるような構成を有しており、ビタビ復号部15からのビタビ復号データVを符号化する。畳み込み符号化部16は、ビタビ復号データVを符号化することで得られた畳み込み符号化データEを、非符号化データ選択部13に出力する。
符号化データ復号部17は、ビタビ復号部15からのビタビ復号データVが事前に符号化されている場合には、そのビタビ復号データVに対し、さらに所定の復号処理を施す。
具体的には、符号化データ復号部17は、ビタビ復号部15からのビタビ復号データVに対し、所定の復号処理を施し、それにより得られた復号データC1をP/S変換部18に出力する。また、符号化データ復号部17は、同相軸データIと、直交軸データQとを入れ替えた場合に相当する復調データの符号化データを復号したデータに対応する復号データC2を、復号データC1と同時にP/S変換部18へ出力する。
なお、符号化データ復号部17で行われる復号処理の詳細については、後述する図5および図6で説明する。
一方、非符号化データ候補検出部11は、復号装置1に入力された復調データを硬判定し、復調データのうち、符号化されていないビットの候補を検出する。非符号化データ候補検出部11は、検出した非符号化データ候補を遅延部12に出力する。
遅延部12は、非符号化データ候補検出部11からの非符号化データ候補を、当該非符号化データ候補に対応する畳み込み符号化データEと同時に非符号化データ選択部13に入力するよう遅延させる。遅延部12は、遅延させた非符号化データ候補Sを非符号化データ選択部13に出力する。
非符号化データ選択部13には、遅延部12からの非符号化データ候補Sと、畳み込み符号化部16からの畳み込み符号化データEが入力される。
非符号化データ選択部13は、畳み込み符号化データEに基づいて、非符号化データ候補Sから非符号化データU1を選択し、P/S変換部18に出力する。また、非符号化データ選択部13は、同相軸データIと、直交軸データQとを入れ替えた場合に相当する復調データに対応する非符号化データU2も、非符号化データU1と同時にP/S変換部18に出力する。
なお、非符号化データ選択部13で行われる選択処理の詳細については、後述する図4で説明する。
P/S変換部18には、非符号化データ選択部13からの非符号化データU1と、非符号化データU2、および、符号化データ復号部17からの復号データC1と、復号データC2が入力される。
P/S変換部18は、非符号化データU1および復号データC1を所定の順序でパラレルデータからシリアルデータに変換し、それにより得られたシリアルデータD1を同期検出部19に出力する。また、P/S変換部18は、非符号化データU2および復号データC2を所定の順序でパラレルデータからシリアルデータに変換し、それにより得られたシリアルデータD2を同期検出部19に出力する。
同期検出部19は、P/S変換部18からのシリアルデータD1とシリアルデータD2に対して、情報シンボル系列の境界の検出を試行する。同期検出部19は、シリアルデータD1とシリアルデータD2のうち、境界を検出することができた方のシリアルデータDを、情報シンボル系列の境界を示す信号(以下、境界信号と称する)Fとともに、図示しない後段の回路に出力する。
なお、同期検出部19で行われる検出処理の詳細については、後述する図7および図8で説明する。
以上のようにして、復号装置1は構成される。
ところで、図1においては、復号装置1の構成の概略について説明したが、次に、図2乃至図8を参照して、かかる復号装置1の詳細な構成について説明する。なお、以下の説明においては、本実施の形態の特徴的な構成である、図1の非符号化データ選択部13、符号化データ復号部17、および同期検出部19の構成を中心にして説明する。
はじめに、図2および図3を参照して、復号装置1に入力される復調データの信号点配置について説明する。
図2は、復号装置1に入力される復調データの信号点配置の例を示す図である。なお、図2においては、信号点配置の例として、説明を簡略にするために16QAMの例を示している。
図2において、黒丸および白丸で示す各信号点の下に記述された値(i1i0,q1q0)のうち、i1,i0は同相軸(I軸)データの2ビットの値を示しており、q1,q0は直交軸(Q軸)データの2ビットの値を示している。また、i1,i0のうち、i1は非符号化ビット、i0は符号化ビットを示し、q1,q0のうち、q1は非符号化ビット、q0は符号化ビットを示している。
図2のIQ平面においては、第1象限乃至第4象限のそれぞれに、4個ずつ丸印が記述されているが、これらの4個の丸印は信号点を示しており、各象限に1個ずつ存在する白丸で示された4個の信号点は、それぞれ90度ずつ回転した位置にあって、非符号化ビットi1と、非符号化ビットq1との組はすべて同じ値となり、符号化ビットi0と、符号化ビットq0との組はすべて異なる値となる。また、各象限において、それぞれ90度ずつ位相回転した位置にあって、黒丸で示される4個の信号点についても、白丸で示される信号点と同様の性質を有している。
このような信号点配置の例において、図1の非符号化データ候補検出部11は、復号装置1に入力された復調データが、例えば、図2のIQ平面上のバツ印に相当する場合、非符号化データ(i1,q1)の候補として、(0,0)、(0,1)、(1,0)、(1,1)の4組を出力することになる。
一方、図2の信号点配置の例に基づいて変調された16QAM信号の周波数スペクトルが反転した場合、図3に示すように、復調データは、同相軸と直交軸の原点を通る45度の直線(図中の破線)で線対称に入れ替わり、図3のIQ平面上に示すような信号点配置に相当するものとなる。例えば、送信した信号点(01,11)は、周波数スペクトルが反転した場合、信号点(11,01)の位置に復調され、送信した信号点(10,10)は、周波数スペクトルが反転した場合、信号点(10,10)の位置に復調される。すなわち、図3のIQ平面においては、線対称の関係にあるすべての非符号化データ(i1,q1)は、一方が(i1,q1)である場合には、他方は(q1,i1)となる。
そして、図1に示すように、非符号化データ候補検出部11からの非符号化データ(i1,q1)は、遅延部12により所定の遅延量だけ遅延された後、非符号化データ候補Sとして、非符号化データ選択部13に入力される。また、上述したように、非符号化データ選択部13には、畳み込み符号化部16からの畳み込み符号化データE(i0,q0)も入力される。
図4は、図1の非符号化データ選択部13の詳細な構成例を示すブロック図である。
図4に示すように、非符号化データ選択部13は、非符号化ビット選択部31およびIQ反転非符号化ビット生成部32を含むようにして構成される。
図2の信号点配置の例において、非符号化ビット選択部31は、畳み込み符号化部16からの畳み込み符号化データEに基づいて、遅延部12からの4組の非符号化データ候補Sのうちの1組を選択する。非符号化ビット選択部31は、選択した非符号化データU1をP/S変換部18に出力するとともに、IQ反転非符号化ビット生成部32にも出力する。
IQ反転非符号化ビット生成部32は、非符号化ビット選択部31によって選択された非符号化データU1に基づいて、周波数スペクトルが反転した場合の非符号化ビットU2を生成する。
ここで、例えば、図2の信号点配置において、復号装置1に入力された復調データがバツ印に相当する場合について説明する。
非符号化ビット選択部31は、畳み込み符号化部16からの畳み込み符号化データE(i0,q0)が(0,0)である場合には(0,1)、畳み込み符号化データE(i0,q0)が(0,1)である場合には(1,1)、畳み込み符号化データE(i0,q0)が(1,0)である場合には(0,0)、畳み込み符号化データE(i0,q0)が(1,1)である場合には(1,0)を、非符号化データU1としてそれぞれ出力する。
IQ反転非符号化ビット生成部32は、非符号化ビット選択部31からの非符号化データU1が(0,0)である場合には(0,0)、非符号化データU1が(0,1)である場合には(1,0)、非符号化データU1が(1,0)である場合には(0,1)、非符号化データU1が(1,1)である場合には(1,1)を、非符号化データU2としてそれぞれ生成して出力する。
以上のように、非符号化データ選択部13において、周波数スペクトルが反転した場合における非符号化データU2は、非符号化データU1のビットを並べ替えることにより生成することができる。これにより、非符号化データ選択部13においては、通常の非符号化データU1とともに、周波数スペクトルが反転した非符号化データU2も生成することができる。すなわち、非符号化データ選択部13は、非符号化データU1を出力すると同時に、常に、非符号化データU2も生成して、後段のP/S変換部18に出力している。
なお、本実施の形態においては、説明の都合上、16QAMの例について説明したが、例えば64QAMや256QAM等、他の直交変調方式の場合であっても同様の処理を施すことで、非符号化データU2を生成することができる。勿論、非符号化データU1と、非符号化データU2との関係が、ビットの並び替え以外に所定の変換が必要となる場合には、非符号化データU1に対し、当該変換を施すことで、非符号化データU2を生成することができる。
一方、図1を参照して説明したように、ビタビ復号部15によって、ブランチメトリック計算部14からのブランチメトリックを用いてビタビ復号が行われることで生成されたビタビ復号データVは、畳み込み符号化部16の他に、符号化データ復号部17に入力される。
図5は、符号化データ復号部17の詳細な構成例を示すブロック図である。
図5の符号化データ復号部17は、図1のビタビ復号部15からのビタビ復号データVが2ビットである場合の例を示しており、差動復号部41および差動復号部42を含むようにして構成される。
図5の符号化データ復号部17において、上段の差動復号部41は、ビタビ復号データVに対し、通常の差動復号(周波数スペクトルが反転していない場合における差動復号)を行い、それにより得られる復号データC1をP/S変換部18に出力する。一方、下段の差動復号部42は、ビタビ復号データVの同相軸ビットと直交軸ビットとを入れ替えて差動復号を行い、それにより得られる復号データC2をP/S変換部18に出力する。なお、差動復号部41および差動復号部42においては、例えば、上記の文献1に開示されている差動符号化に対応する差動復号がそれぞれ行われる。
以上のように、図5の符号化データ復号部17においては、通常の復号データC1を出力するのと同時に、周波数スペクトルが反転した場合における復号データC2を出力することができる。これにより、周波数スペクトルが反転していない場合、差動復号部41によって差動復号された復号データC1が正しい復号データとなり、一方、周波数スペクトルが反転した場合には、差動復号部42が、ビタビ復号データVを正しく復号できるため、復号データC2が正しい復号データとなる。但し、図5の符号化データ復号部17は、正しい復号データであるか否かに拘らず、復号データC1と復号データC2の両方の復号データを、後段のP/S変換部18に出力する。
なお、図5の符号化データ復号部17においては、2つの差動復号部、すなわち、差動復号部41および差動復号部42を設けて、周波数スペクトルが反転している場合と、周波数スペクトルが反転していない場合について、それぞれ、ビタビ復号データVを並列に差動復号しているが、勿論、1つの差動復号部だけを設けて、例えば、倍速動作で回路を共有することにより、かかる差動復号部によって、周波数スペクトルが反転していない場合と反転している場合の両方におけるビタビ復号データVを差動復号するようにしてもよい。
また、図1の符号化データ復号部17は、図5に示した構成に限らず、例えば、図6に示すような構成とすることもできる。なお、図6の符号化データ復号部17において、図5の符号化データ復号部17と同様の箇所には同一の符号が付してあり、処理が同じ箇所についての説明は、繰り返しになるので適宜省略する。
図6においては、図5と比較して、差動復号部42の代わりに、IQ反転復号データ生成部43が設けられている。IQ反転復号データ生成部43には、差動復号部41からの復号データC1が入力される。
IQ反転復号データ生成部43は、差動復号部41の復号データC1に対し、差動復号部41の構成に応じた所定の処理を施すことで、復号データC2を生成する。IQ反転復号データ生成部43は、生成した復号データC2をP/S変換部18に出力する。
ここで、かかる所定の処理とは、図5において、差動復号部41により出力される復号データC1から、差動復号部42により出力される復号データC2への変換に相当する処理である。これにより、図6の符号化データ復号部17においては、通常の復号データC1を出力するのと同時に、周波数スペクトルが反転した場合における復号データC2を出力することができる。
このように、本実施の形態においては、周波数スペクトルが反転していない通常の符号化データを復号すると同時に、周波数スペクトルが反転した場合の符号化データを復号したり、復号データを生成したりすることができる。
続いて、図1に示すように、後段のP/S変換部18には、非符号化データ選択部13から出力される非符号化データU1および非符号化データU2と、符号化データ復号部17から出力される復号データC1および復号データC2が入力される。P/S変換部18は、非符号化データ選択部13からの非符号化データU1と、符号化データ復号部17からの復号データC1からなるパラレルデータを、所定のビット順序でシリアルデータに変換し、シリアルデータD1として出力する。またP/S変換部18は、シリアルデータD1を出力するとともに、非符号化データ選択部13からの非符号化データU2と、符号化データ復号部17からの復号データC2からなるパラレルデータを、所定のビット順序でシリアルデータに変換し、シリアルデータD2として出力する。
これにより、P/S変換部18からのシリアルデータD1およびシリアルデータD2は、図7の上段の「D1/D2」で示すように、ビット誤りがない場合には、例えばフレーム1,フレーム2,・・・等の情報シンボル系列と、フレームの境界を示す同期語とからなるフレームが連続したデータとして、同期検出部19に入力される。
同期検出部19は、入力されるシリアルデータD1およびシリアルデータD2のそれぞれから、フレームの境界(所定の情報シンボル系列の境界)を示す同期語を検出し、シリアルデータD1またはシリアルデータD2のうち、同期語を検出することができたほうをシリアルデータDとして選択する。同期検出部19は、図7の下段の「F」と「D」で示すように、選択したシリアルデータDを、フレームの境界を示す境界信号Fとともに、後段の回路に出力する。
ここで、図8を参照して、同期検出部19の詳細な構成について説明する。
図8に示すように、同期検出部19は、同期語生成部51、相関計算部52、相関計算部53、制御部54、およびセレクタ55を含むようにして構成される。
同期語生成部51は、図7に示した、ビット誤りがない場合のシリアルデータに含まれる同期語を生成する。同期語生成部51は、生成した同期語を、相関計算部52と、相関計算部53に出力する。
相関計算部52には、P/S変換部18からのシリアルデータD1と、同期語生成部51により生成された同期語が入力される。相関計算部52は、シリアルデータD1と、同期語との相関を計算し、計算結果である相関値を制御部54に出力する。
一方、相関計算部53には、P/S変換部18からのシリアルデータD2と、同期語生成部51により生成された同期語が入力される。相関計算部53は、相関計算部52と同様にして、シリアルデータD2と、同期語との相関を計算し、相関値を制御部54に出力する。
制御部54には、相関計算部52および相関計算部53のそれぞれから、相関値が入力される。制御部54は、あらかじめ設定された相関閾値と、相関計算部52および相関計算部53のそれぞれから入力される2つの相関値とを比較し、比較結果に応じた選択信号Scをセレクタ55に出力する。
具体的には、例えば、制御部54は、シリアルデータD1における相関値が相関閾値以上であって、シリアルデータD2における相関値が相関閾値未満である場合、シリアルデータD1を選択する選択信号Scをセレクタ55に出力する。一方、シリアルデータD1における相関値が相関閾値未満であって、シリアルデータD2における相関値が相関閾値以上である場合、制御部54は、シリアルデータD2を選択する選択信号Scをセレクタ55に出力する。また、制御部54は、シリアルデータD1における相関値が相関閾値未満であって、シリアルデータD2における相関値が相関閾値未満である場合と、シリアルデータD1における相関値が相関閾値以上であって、シリアルデータD2における相関閾値が相関閾値以上である場合、所定のシリアルデータ、例えばシリアルデータD1を選択する選択信号Scをセレクタ55に出力する。また、制御部54は、シリアルデータD1における相関値が相関閾値以上であって、シリアルデータD2における相関値が相関閾値以上である場合、より相関値が大きい方のシリアルデータを選択する選択信号Scをセレクタ55に出力する。
セレクタ55には、P/S変換部18からのシリアルデータD1およびシリアルデータD2と、制御部54からの選択信号Scが入力される。セレクタ55は、制御部54からの選択信号Scに基づいて、シリアルデータD1またはシリアルデータD2のいずれか一方を選択し、シリアルデータDとして、図示しない後段の回路に出力する。
また、図7に示したように、このとき、制御部54は、選択信号Scをセレクタ55に出力すると同時に、当該選択信号Scに対応するシリアルデータにおけるフレームの境界を示す境界信号Fを、シリアルデータDと同期させて、図示しない後段の回路に出力する。
なお、図8においては、2つの相関計算部、すなわち、相関計算部52および相関計算部53を設けて、周波数スペクトルが反転している場合と、周波数スペクトルが反転していない場合について、それぞれ、シリアルデータと同期語との相関を計算しているが、勿論、1つの相関計算部だけを設けて、例えば、倍速動作で回路を共有することにより、かかる相関計算部によって、周波数スペクトルが反転していない場合と反転している場合の相関を計算するようにしてもよい。
以上のように、周波数スペクトルが反転していない場合のシリアルデータに対して同期検出をすると同時に、周波数スペクトルが反転した場合のシリアルデータに対しても同期検出して、同期検出することができたシリアルデータを選択することにより、周波数スペクトルが反転している、反転していないに拘らず、同等の所要時間で同期検出を行うことができる。
次に、復号装置1で行われる処理について説明する。
はじめに、図9のフローチャートを参照して、復号装置1による復号処理について説明する。
ステップS1において、非符号化データ候補検出部11は、入力された復調データを硬判定して、符号化されていないビットの候補を検出し、遅延部12に出力する。
ステップS2において、遅延部12は、非符号化データ候補検出部11からの非符号化データ候補を、当該非符号化データ候補に対応する畳み込み符号化データEと同時に非符号化データ選択部13に入力するよう遅延させ、非符号化データ選択部13に出力する。
ステップS3において、ブランチメトリック計算部14は、入力された復調データが畳み込み符号化されている場合、ブランチメトリックを計算し、ビタビ復号部15に出力する。
ステップS4において、ビタビ復号部15は、ブランチメトリック計算部14からのブランチメトリックを用いてビタビ復号を行い、それにより得られたビタビ復号データVを畳み込み符号化部16と、符号化データ復号部17に出力する。
ステップS5において、畳み込み符号化部16は、ビタビ復号部15からのビタビ復号データVを符号化し、それにより得られた畳み込み符号化データEを、非符号化データ選択部13に出力する。
ステップS6において、非符号化データ選択部13は、畳み込み符号化データEに基づいて、非符号化データ候補Sから非符号化データU1を選択するとともに、同相軸データIと、直交軸データQとを入れ替えた場合に相当する復調データに対応する非符号化データU2を生成する処理(以下、非符号化データ選択処理と称する)を行う。非符号化データ選択部13は、非符号化データU1と、非符号化データU2をP/S変換部18に出力する。
なお、かかる非符号化データ選択処理の詳細は、図10のフローチャートを参照して後述する。
ステップS7において、符号化データ復号部17は、ビタビ復号部15からのビタビ復号データVに対し、所定の復号処理を施し復号データC1を得るとともに、同相軸データIと直交軸データQとを入れ替えた場合に相当する復調データの符号化データを復号したデータに対応する復号データC2を得る処理(以下、符号化データ復号処理と称する)を行う。符号化データ復号部17は、復号データC1と、復号データC2をP/S変換部18に出力する。
なお、かかる符号化データ復号処理の詳細は、図11および図12のフローチャートを参照して後述する。
ステップS8において、P/S変換部18は、非符号化データU1および復号データC1と、非符号化データU2および復号データC2をそれぞれ、所定の順序でパラレルデータからシリアルデータに変換し、それにより得られたシリアルデータD1と、シリアルデータD2を同期検出部19に出力する。
ステップS9において、同期検出部19は、P/S変換部18からのシリアルデータD1とシリアルデータD2に対して、情報シンボル系列境界の検出を試行し、シリアルデータD1とシリアルデータD2のうち、境界を検出することができた方のシリアルデータDを、境界信号Fとともに、図示しない後段の回路に出力する処理(以下、同期検出処理と称する)を行って、復号処理は終了する。
なお、かかる同期検出処理の詳細については、図13のフローチャートを参照して後述する。
次に、図10のフローチャートを参照して、図9のステップS6の処理に対応する、図4の非符号化データ選択部13によって実行される非符号化データ選択処理について説明する。
ステップS11において、非符号化ビット選択部31は、畳み込み符号化部16からの畳み込み符号化データEに基づいて、例えば、遅延部12からの4組の非符号化データ候補Sのうちの一組を選択し、選択した非符号化データU1をP/S変換部18と、IQ反転非符号化ビット生成部32に出力する。
ステップS12において、IQ反転非符号化ビット生成部32は、非符号化ビット選択部31によって選択された非符号化データU1に基づいて、周波数スペクトルが反転した場合の非符号化ビットU2を生成し、P/S変換部18に出力する。
これにより、P/S変換部18には、非符号化データU1と同時に、非符号化ビットU2も入力されることになる。その後、処理は、図9のステップS6の処理に戻る。
次に、図11のフローチャートを参照して、図9のステップS7の処理に対応する、図5の符号化データ復号部17によって実行される符号化データ復号処理について説明する。
ステップS21において、差動復号部41は、ビタビ復号データVに対して、通常の差動復号処理を施し、それにより得られた復号データC1をP/S変換部18に出力する。
ステップS22において、差動復号部42は、ビタビ復号データVの同相軸ビットと直交軸ビットとを入れ替えて差動復号を行い、それにより得られる復号データC2をP/S変換部18に出力する。
これにより、P/S変換部18には、復号データC1と同時に、復号データC2も入力されることになる。その後、処理は、図9のステップS7の処理に戻る。
次に、図12のフローチャートを参照して、図9のステップS7の処理に対応する、図6の符号化データ復号部17によって実行される符号化データ復号処理について説明する。
ステップS31においては、図11のステップS21の処理と同様に、差動復号部41によって、通常の差動復号処理が行われ、それにより得られた復号データC1がP/S変換部18と、IQ反転復号データ生成部43に出力される。
ステップS32において、IQ反転復号データ生成部43は、差動復号部41の復号データC1に対し、差動復号部41の構成に応じた所定の処理を施し、それにより生成された復号データC2をP/S変換部18に出力する。
これにより、図11のフローチャートの処理と同様に、P/S変換部18には、復号データC1と同時に、復号データC2も入力されることになる。その後、処理は、図9のステップS7の処理に戻る。
次に、図13のフローチャートを参照して、図9のステップS9の処理に対応する、図8の同期検出部19によって実行される同期検出処理について説明する。
ステップS41において、同期語生成部51は、ビット誤りがない場合のシリアルデータに含まれる同期語を生成し、相関計算部52と、相関計算部53に出力する。
ステップS42において、相関計算部52は、P/S変換部18からのシリアルデータD1と、同期語生成部51からの同期語との相関を計算し、計算結果である相関値を制御部54に出力する。
ステップS43において、相関計算部53は、P/S変換部18からのシリアルデータD2と、同期語生成部51からの同期語との相関を計算し、計算結果である相関値を制御部54に出力する。
ステップS44において、制御部54は、あらかじめ設定された相関閾値と、相関計算部52および相関計算部53のそれぞれから入力される2つの相関値とを比較し、比較結果に応じた選択信号Scをセレクタ55に出力する。
ステップS45において、セレクタ55は、制御部54からの選択信号Scに基づいて、P/S変換部18からのシリアルデータD1またはシリアルデータD2のいずれか一方を選択し、シリアルデータDとして、図示しない後段の回路に出力する。
ステップS46において、制御部54は、セレクタ55に出力した選択信号Scに対応するシリアルデータにおけるフレームの境界を示す境界信号Fを、シリアルデータDと同期させて図示しない後段の回路に出力する。その後、処理は、図9のステップS9の処理に戻る。
以上のように、本発明によれば、変復調間で周波数スペクトルが反転した場合でも、同期検出等をやり直すことなく、同等の所要時間で高速に同期することができる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータ等に、プログラム記録媒体からインストールされる。
図14は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するパーソナルコンピュータの構成の例を示すブロック図である。CPU(Central Processing Unit)111は、ROM(Read Only Memory)112、または記録部118に記録されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM(Random Access Memory)113には、CPU111が実行するプログラムやデータ等が適宜記憶される。これらのCPU111、ROM112、およびRAM113は、バス114により相互に接続されている。
CPU111にはまた、バス114を介して入出力インターフェース115が接続されている。入出力インターフェース115には、マイクロホン等よりなる入力部116、ディスプレイ、スピーカ等よりなる出力部117が接続されている。CPU111は、入力部116から入力される指令に対応して各種の処理を実行する。そして、CPU111は、処理の結果を出力部117に出力する。
入出力インターフェース115に接続されている記録部118は、例えばハードディスクからなり、CPU111が実行するプログラムや各種のデータを記録する。通信部119は、インターネットやローカルエリアネットワーク等のネットワークを介して外部の装置と通信する。
また、通信部119を介してプログラムを取得し、記録部118に記録してもよい。
入出力インターフェース115に接続されているドライブ120は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等のリムーバブルメディア121が装着されたとき、それらを駆動し、そこに記録されているプログラムやデータ等を取得する。取得されたプログラムやデータは、必要に応じて記録部118に転送され、記録される。
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格納するプログラム記録媒体は、図14に示すように、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリ等よりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア121、または、プログラムが一時的もしくは永続的に格納されるROM112や、記録部118を構成するハードディスク等により構成される。プログラム記録媒体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデム等のインターフェースである通信部119を介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行われる。
なお、本明細書において、記録媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明を適用した復号装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 復号装置に入力される復調データの信号点配置の例を示す図である。 周波数スペクトルが反転したときの復調データの信号点配置の例を示す図である。 非符号化データ選択部の詳細な構成例を示すブロック図である。 符号化データ復号部の詳細な構成例を示すブロック図である。 符号化データ復号部の詳細な他の構成例を示すブロック図である。 同期検出部の入出力データの例を示す図である。 同期検出部の詳細な構成例を示すブロック図である。 復号処理について説明するフローチャートである。 図4の非符号化データ選択部による非符号化データ選択処理について説明するフローチャートである。 図5の符号化データ復号部による符号化データ復号処理について説明するフローチャートである。 図6の符号化データ復号部による符号化データ復号処理について説明するフローチャートである。 図8の同期検出部による同期検出処理について説明するフローチャートである。 本発明が適用される復号処理をソフトウェアで実行するコンピュータの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 復号装置, 11 非符号化データ候補検出部, 12 遅延部, 13 非符号化データ選択部, 14 ブランチメトリック計算部, 15 ビタビ復号部, 16 畳み込み符号化部, 17 符号化データ復号部, 18 P/S変換部, 19 同期検出部, 31 非符号化ビット選択部, 32 IQ反転非符号化ビット生成部, 41 差動復号部, 42 差動復号部, 43 IQ反転復号データ生成部, 51 同期語生成部, 52 相関計算部, 53 相関計算部, 54 制御部, 55 セレクタ

Claims (10)

  1. 搬送波をデジタル変調した直交変調信号を復調した復調データを復号して同期検出する復号装置において、
    前記直交変調信号を復調して得られる前記復調データであって、同相軸データと直交軸データとからなる第1の復調データを復号するとともに、前記第1の復調データの同相軸データと直交軸データとを入れ替えた第2の復調データを復号する復号手段と、
    前記第1の復調データを復号して得られる第1の復号データから所定の情報シンボル系列の境界を検出するとともに、前記第2の復調データを復号して得られる第2の復号データから前記境界を検出し、それらの検出結果に基づいて、前記第1の復号データまたは前記第2の復号データのいずれか一方を選択して出力する同期検出手段と
    を備える復号装置。
  2. 前記復調データのうち、1ビット以上が差動符号化されており、
    前記復号手段は、前記第1の復調データを差動復号して前記第1の復号データを出力するとともに、前記第2の復調データを差動復号して前記第2の復号データを出力する
    請求項1に記載の復号装置。
  3. 前記復調データには、所定の同期語が含まれており、
    前記同期検出手段は、前記第1の復号データと前記同期語との相関を計算するとともに、前記第2の復号データと前記同期語との相関を計算し、それらの計算により得られた相関値と、所定の閾値とを比較した結果に基づいて、前記第1の復号データまたは前記第2の復号データのいずれか一方を選択して出力する
    請求項1に記載の復号装置。
  4. 前記復調データのうち、1ビット以上が差動符号化されており、
    前記復号手段は、前記第1の復調データを差動復号して第1の復号データを生成するとともに、生成された前記第1の復号データから前記第2の復号データを生成する
    請求項1に記載の復号装置。
  5. 前記復調データのうち、符号化されていないビットを検出する非符号化データ検出手段をさらに備え、
    前記非符号化データ検出手段は、前記第1の復調データと、前記第1の復調データのうちの符号化されたビットの復号データを再符号化したデータに基づいて、第1の非符号化データを選択するとともに、前記第2の復調データに対応する第2の非符号化データを生成する
    請求項1に記載の復号装置。
  6. 搬送波をデジタル変調した直交変調信号を復調した復調データを復号して同期検出する復号装置の復号方法において、
    前記直交変調信号を復調して得られる前記復調データであって、同相軸データと直交軸データとからなる第1の復調データを復号するとともに、前記第1の復調データの同相軸データと直交軸データとを入れ替えた第2の復調データを復号し、
    前記第1の復調データを復号して得られる第1の復号データから所定の情報シンボル系列の境界を検出するとともに、前記第2の復調データを復号して得られる第2の復号データから前記境界を検出し、それらの検出結果に基づいて、前記第1の復号データまたは前記第2の復号データのいずれか一方を選択して出力する
    ステップを含む復号方法。
  7. 搬送波をデジタル変調した直交変調信号を復調した復調データを復号して同期検出する復号処理を、コンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    前記直交変調信号を復調して得られる前記復調データであって、同相軸データと直交軸データとからなる第1の復調データを復号するとともに、前記第1の復調データの同相軸データと直交軸データとを入れ替えた第2の復調データを復号し、
    前記第1の復調データを復号して得られる第1の復号データから所定の情報シンボル系列の境界を検出するとともに、前記第2の復調データを復号して得られる第2の復号データから前記境界を検出し、それらの検出結果に基づいて、前記第1の復号データまたは前記第2の復号データのいずれか一方を選択して出力する
    ステップを含むプログラム。
  8. 搬送波をデジタル変調した直交変調信号を受信する受信装置において、
    前記直交変調信号を復調して得られる復調データであって、同相軸データと直交軸データとからなる第1の復調データを復号するとともに、前記第1の復調データの同相軸データと直交軸データとを入れ替えた第2の復調データを復号する復号手段と、
    前記第1の復調データを復号して得られる第1の復号データから所定の情報シンボル系列の境界を検出するとともに、前記第2の復調データを復号して得られる第2の復号データから前記境界を検出し、それらの検出結果に基づいて、前記第1の復号データまたは前記第2の復号データのいずれか一方を選択して出力する同期検出手段と
    を備える受信装置。
  9. 搬送波をデジタル変調した直交変調信号を受信する受信装置の受信方法において、
    前記直交変調信号を復調して得られる復調データであって、同相軸データと直交軸データとからなる第1の復調データを復号するとともに、前記第1の復調データの同相軸データと直交軸データとを入れ替えた第2の復調データを復号し、
    前記第1の復調データを復号して得られる第1の復号データから所定の情報シンボル系列の境界を検出するとともに、前記第2の復調データを復号して得られる第2の復号データから前記境界を検出し、それらの検出結果に基づいて、前記第1の復号データまたは前記第2の復号データのいずれか一方を選択して出力する
    ステップを含む受信方法。
  10. 搬送波をデジタル変調した直交変調信号を受信する受信処理を、コンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    前記直交変調信号を復調して得られる復調データであって、同相軸データと直交軸データとからなる第1の復調データを復号するとともに、前記第1の復調データの同相軸データと直交軸データとを入れ替えた第2の復調データを復号し、
    前記第1の復調データを復号して得られる第1の復号データから所定の情報シンボル系列の境界を検出するとともに、前記第2の復調データを復号して得られる第2の復号データから前記境界を検出し、それらの検出結果に基づいて、前記第1の復号データまたは前記第2の復号データのいずれか一方を選択して出力する
    ステップを含むプログラム。
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