JP2009181838A - 光放射装置 - Google Patents

光放射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009181838A
JP2009181838A JP2008020518A JP2008020518A JP2009181838A JP 2009181838 A JP2009181838 A JP 2009181838A JP 2008020518 A JP2008020518 A JP 2008020518A JP 2008020518 A JP2008020518 A JP 2008020518A JP 2009181838 A JP2009181838 A JP 2009181838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
light
plate
circuit board
emitting unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008020518A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Ueda
信一 上田
Yuji Imai
勇次 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ushio Denki KK
Ushio Inc
Original Assignee
Ushio Denki KK
Ushio Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ushio Denki KK, Ushio Inc filed Critical Ushio Denki KK
Priority to JP2008020518A priority Critical patent/JP2009181838A/ja
Publication of JP2009181838A publication Critical patent/JP2009181838A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/44Structure, shape, material or disposition of the wire connectors prior to the connecting process
    • H01L2224/45Structure, shape, material or disposition of the wire connectors prior to the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/45001Core members of the connector
    • H01L2224/45099Material
    • H01L2224/451Material with a principal constituent of the material being a metal or a metalloid, e.g. boron (B), silicon (Si), germanium (Ge), arsenic (As), antimony (Sb), tellurium (Te) and polonium (Po), and alloys thereof
    • H01L2224/45138Material with a principal constituent of the material being a metal or a metalloid, e.g. boron (B), silicon (Si), germanium (Ge), arsenic (As), antimony (Sb), tellurium (Te) and polonium (Po), and alloys thereof the principal constituent melting at a temperature of greater than or equal to 950°C and less than 1550°C
    • H01L2224/45144Gold (Au) as principal constituent
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/481Disposition
    • H01L2224/48135Connecting between different semiconductor or solid-state bodies, i.e. chip-to-chip
    • H01L2224/48137Connecting between different semiconductor or solid-state bodies, i.e. chip-to-chip the bodies being arranged next to each other, e.g. on a common substrate

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)

Abstract

【課題】高い冷却効果を得ることができ、発光強度の高度化と共に小型化を図ることのできる光放射装置を提供すること。
【解決手段】光放射装置は、一端に給電用口金が設けられているベースと、当該ベースの他端側に連接するよう設けられた、窒化アルミニウムよりなる発光部支持部材とを備え、前記発光部支持部材は板状部分を有し、当該板状部分の一面上に、LEDチップが窒化アルミニウムよりなる基板上に設けられてなる発光部が配置されると共に、当該発光部への給電を行なうための給電回路が形成された回路基板が板状部分の他面上に配置され、当該発光部および回路基板は、各々、板状部分を貫通する2個以上の共通の固定部材によって当該板状部分を挟圧するよう密着固定されており、当該固定部材によって前記回路基板から前記発光部への給電路が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、LED(発光ダイオード)チップを発光源とする構成の光放射装置に関し、更に詳しくは、複数のLEDチップが基板上に設けられてなる発光部を備えた光放射装置に関する。
従来からLEDチップを発光源とする構成の光放射装置(以下、「LED光放射装置」ともいう。)が知られているが、特に、近年においては、例えば青色発光LEDチップの商品化や、紫外線領域の短波長の光を放射するLEDチップが開発されたことなどに伴って白色光を放射するLED光放射装置が広く用いられるようになってきている。
白色光を放射するLED光放射装置としては、具体的に、青色発光LEDチップ、赤色発光LEDチップおよび緑色発光LEDチップを備え、これらの光の3原色を発光色として有する3種のLEDチップを同時に発光させることによって白色発光を得る構成のもの、または紫外線領域の短波長の光を放射するLEDチップを備え、例えば蛍光体波長変換技術を利用することによってLEDチップからの発光を白色化する構成のものなどが挙げられる。
而して、従来においてはハロゲン白熱電球に代表されるような電灯装置が用いられている一般的な照明装置(例えば、特許文献1参照。)の光源として、すなわち電灯装置の代替として、LED光放射装置を用いることが検討されている。
具体的には、例えば既存の電灯装置用ソケットに装着可能な、スクリュータイプの給電用口金を備えてなる構成のLED光放射装置が提案されている。
また、LED光放射装置を電灯装置の代替として用いるためには、少なくとも電灯装置と同等の発光強度が必要とされることから、LED光放射装置においては、所期の発光強度を得るために、例えば発光源を構成するLEDチップの個数を増加させたり、または個々のLEDチップに対する投入電力を大きくすることなどがなされている。
しかしながら、LED光放射装置において、LEDチップの個数を増加させることや、LEDチップに大電力を投入することによっては、LEDチップが発光することに伴って発生する熱の発熱量が大きくなることから、LEDチップが発熱して高温となることに起因して当該LEDチップ自体の発光効率が低下してしまう、という弊害が生じる。
而して、LED光放射装置としては、LEDチップから発生する熱を放熱するための機能、すなわち放熱特性を得るために、例えばLEDチップから発生する熱を放熱するための放熱フィンが設けられてなる構成のものが提案されている(特許文献2)。
特許文献2のLED光放射装置は、図4に示すように、金属よりなる板状のベース部41の一面(図4における上面)に、各々、絶縁性ヒートシンク42上に設けられた複数のLEDチップ21が搭載されており、当該板状のベース部41の他面(図4における下面)に、金属よりなる円筒状の支持体44が設けられ、この支持体44の外周面に、複数の矩形の板状の放熱フィン45が、当該外周面から外方に放射状に延びるように設けられてなる構成のものである。
図4において、47は、蛍光体を含有する樹脂よりなり、各々絶縁性ヒートシンク42上に設けられた複数のLEDチップ21を封止するための樹脂モールド部であり、48は、当該樹脂モールド部47上に形成された、半球状樹脂モールド部であり、49は、円環状の絶縁部46を介して支持体44に接続されている口金である。
しかしながら、このような構成のLED光放射装置においては、複数の放熱フィンを、支持体から外方に放射状に延びるように設けることが必要とされているため、十分な小型化を図ることができない、という問題がある。
特開平8−171887号公報 特開2005−93097号公報
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、その目的は、高い冷却効果を得ることができ、発光強度の高度化と共に小型化を図ることのできる光放射装置を提供することにある。
本発明の光放射装置は、一端に給電用口金が設けられているベースと、当該ベースの他端側に連接するよう設けられた、窒化アルミニウムよりなる発光部支持部材とを備え、
前記発光部支持部材は板状部分を有し、当該板状部分の一面上に、LEDチップが窒化アルミニウムよりなる基板上に設けられてなる発光部が配置されると共に、当該発光部への給電を行なうための給電回路が形成された回路基板が板状部分の他面上に配置され、 当該発光部および回路基板は、各々、板状部分を貫通する2個以上の共通の固定部材によって当該板状部分を挟圧するよう密着固定されており、当該固定部材によって前記回路基板から前記発光部への給電路が形成されていることを特徴とする。
本発明の光放射装置においては、発光部支持部材には、板状部分の周縁から突出する筒状突出縁部が設けられ、当該筒状突出縁部がベースの他端部に接続されていることが好ましい。
また、このような光放射装置においては、発光部支持部材の筒状突出縁部の内周面に、他の回路基板が設けられいてもよい。
本発明の光放射装置においては、ベースが窒化アルミニウムよりなることが好ましい。
本発明の光放射装置においては、発光部支持部材の板状部分の厚みが2mm以上であることが好ましい。
また、本発明の光放射装置においては、発光部からの光の光路上に位置するよう、集光レンズが発光部支持部材に設けられていることが好ましい。
本発明の光放射装置は、発光部および回路基板が、共通の固定部材により、発光部支持部材上に強く密着した状態で設けられることによって支持されてなる構成を有しており、当該発光部支持部材の構成材料として高い熱伝導性と共に十分な電気絶縁性を有する窒化アルミニウムが選択的に用いられているため、発光部支持部材に高い放熱性が得られ、この発光部支持部材により、発光部を構成する複数のLEDチップが発光することに伴って発生する熱を、高い効率で放熱することができることから、高い冷却効果を得ることができ、その結果、何らの弊害を伴うことなく発光強度の高度化を図ることができると共に、発光部支持部材がLEDチップが発光することに伴って発生する熱を放熱する作用と、発光部と回路基板とを支持する作用とを兼ねるものであり、また固定部材が発光部および回路基板を固定する作用と、これらの間に給電路を形成する作用とを兼ねるものであることから、放熱用の専用部材および給電路形成用の専用部材を、個別に設ける必要がなく、よって大きな設計の自由度が得られるため、容易に小型化を図ることができる。
従って、本発明の光放射装置によれば、高い冷却効果を得ることができ、発光強度の高度化と共に小型化を図ることができる。
また、本発明の光放射装置においては、発光部支持部材の形状を、板状部分に筒状突出縁部が設けられてなる形状とすることにより、当該発光部支持部材の外部を臨む表面よりなる放熱面が大面積となることから、当該発光部支持部材が極めて高い放熱性を有するものとなるため、一層優れた冷却効果を得ることができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
図1は、本発明の光放射装置の構成の一例を示す説明図であり、図2は、図1の光放射装置を光放射方向上方(図1における上方)から見た状態を示す説明図であり、図3は、図1の光放射装置の発光部の構成を示す説明図である。
この光放射装置10は、LEDチップを発光源とする構成の光放射装置(LED光放射装置)であって、具体的には、複数のLEDチップ21が矩形平板状の窒化アルミニウム製の基板22上に設けられた構成の発光部20を発光源とし、この発光部20が発光部支持部材30上に設けられ、当該発光部支持部材30が、一端(図1において下端)に給電用口金13が設けられているベース11に、当該ベース11の他端側(図1において上端側)において連接するよう、設けられてなるものである。
この光放射装置10を構成するベース11は、具体的に、全体形状が略円筒状であって、内部に略円柱状の空間が形成されているものであり、円柱状部12A、円錐台状部12Bおよび口金装着部12Cよりなるベース本体12と、当該ベース本体12の口金装着部12Cに装着された給電用口金13とよりなるものである。
この図の例において、給電用口金13は、E11型(JIS規格)のものである。
発光部支持部材30は、窒化アルミニウムよりなるものであることが必要とされ、その形状が、円盤状の板状部分31を有し、この板状部分31の周縁から、当該板状部分31の面方向に垂直な方向(図1においては下方向)に突出する、円筒状の筒状突出縁部33が設けられており、板状部分31の面方向に垂直な方向の断面がコ字状のものである。
この発光部支持部材30は、筒状突出縁部33がベース11の他端部(図1において上端部)に接続されることにより、当該ベース11に連設されている。
この図の例において、筒状突出縁部33は、ベース11の円柱状部12Aの外径に適合する内径を有しており、当該筒状突出縁部33の先端部分(図1における下端部分)の内周面が、ベース11の他端部を構成する円柱状部12Aの外周面に、例えば接着剤などによって機械的に接続されている。
そして、発光部支持部材30の板状部分31には、その一面(図1における上面)上の中央部分に、発光部20を構成する基板22に適合する角柱状の発光部用凹部32Aと、当該発光部用凹部32Aよりも大径を有し、この発光部用凹部32Aと連通する、円柱状の集光レンズ用凹部32Bとが重畳するよう形成されており、当該発光部用凹部32A内には、発光部20が配置されている。
また、板状部分31の集光レンズ用凹部32B内には、集光レンズ18が配置されている。
一方、発光部支持部材30の板状部分31の他面(図1における下面)上には、発光部20への給電を行なうための給電回路が形成された回路基板(以下、「第1の回路基板」ともいう。)25が、発光部20と当該板状部分31を介して対向するよう、配置されている。
また、発光部支持部材30の筒状突出縁部33の内周面には、当該内周面に沿うように、フレキシブル回路基板よりなる他の回路基板(以下、「第2の回路基板」ともいう。)26が設けられている。この第2の回路基板26は、その先端部(図1における上端部)が、第1の回路基板25の周縁に密着しており、第1の回路基板25に電気的に接続されている。
これらの第1の回路基板25および第2の回路基板26は、当該第2の回路基板26に接続された2本の給電線19を介して給電用口金13に電気的に接続されている。この2本の給電線19は、その一方が給電用口金13の中心側接点13Aに接続されており、他方が側面側接点13Bに接続されている。
この発光部支持部材30の板状部分31を介して対向するよう配置された発光部20と、第1の回路基板25とは、板状部分31に形成されている2個以上(この例においては2個)のネジ孔31Aの各々に螺挿されることによって当該板状部分31を貫通する2個以上(この例においては2個)のネジ部材29よりなる固定部材により、当該板状部分31を挟圧するよう、密着固定されている。
また、発光部20と第1の回路基板25との共通の固定部材である、ネジ部材29は、例えば鉄よりなる本体にニッケルメッキが施されてなるものであって電気伝導性を有しており、この2個のネジ部材29により、第1の回路基板25から発光部20への給電路が形成されている。
この図の例において、29Aは、ネジ部材29に螺合しているナットである。
発光部支持部材30においては、板状部分31の厚み、具体的には、発光部20と第1の回路基板25との間に挟入されている部分の厚みaが2mm以上であることが好ましく、特に2〜3mmであることが好ましい。
板状部分31の厚みaが2mm以上であることにより、第1の回路基板25に発光部20に給電を行なうことによって発熱する部材が搭載されているような場合であっても、発光部20を構成する複数のLEDチップ21が発光することに伴って発生する熱を、十分に高い効率で放熱することができる。
発光部支持部材30上に設けられている発光部20は、2個のネジ部材用ネジ孔22Aが形成された基板22上に、複数のLEDチップ21が搭載されており、当該複数のLEDチップ21が、例えば金を蒸着することによって形成された、ネジ部材用ネジ孔22Aを囲むように円環状に形成された給電部23Aと配線部23Bとよりなる給電用回路パターン23によって電気的に接続されてなる構成を有するものである。
この図の例においては、給電用回路パターン23の2個の給電部23Aの各々から伸びる配線部23B間に、複数のLEDチップ21が配列され、直線状に配列された3個のLEDチップよりなるLEDチップ群が複数(具体的には7個)形成されており、このLEDチップ群において、互いに隣接するLEDチップ21が電極21Aを介して金線24によって電気的に接続されると共に、両端に位置するLEDチップ21の各々が金線24によって配線部23Bに電気的に接続されている。
また、第1の回路基板25は、発光部20への給電を行なうための給電回路が形成された点灯回路基板であり、第2の回路基板26は、ベース11に設けられた給電用口金13を介して供給される電力(交流電流)を整流するための整流回路と共に、発光部20に供給する電力の電流および電圧を調整するための回路、具体的には、例えば定電流供給回路、定電圧供給回路などの電力変換回路が形成されてなる電力変換回路基板である。
具体的に、第1の回路基板25は、例えば厚み1.6mmのガラスエポシキ樹脂よりなる基板上に給電回路が形成されてなるものであり、一方、第2の回路基板26は、例えば厚み0.5mmのポリイミド樹脂よりなるフィルム基板上に電力変換回路が形成されてなり、発光部支持部材30における筒状突出縁部33の内周面に沿うよう、円筒状に変形(撓曲)されてなるものである。
この図の例においては、第1の回路基板25には、発光部20の給電を行なうことによって発熱する部材が搭載されている。また、第2の回路基板26は、当該第2の回路基板26を構成するフィルム基板の有する、撓曲されることによって生じるばねの作用によって所望の位置に保持されていると共に、ベース11の他端によって支持されることにより、固定されている。
発光部支持部材30に設けられている集光レンズ18は、発光部20からの光の光路上に位置し、発光部20からの光の配向を制御する機能を有するものである。
この集光レンズ18は、発光部用凹部32Aよりなる発光部配置空間Sを覆うように設けられており、これにより、当該発光部配置空間S内に位置する発光部20を保護、すなわち当該発光部20を構成する複数のLEDチップ21を保護している。
集光レンズ18としては、例えば環状溝が形成されてなる構成のフレネルレンズや凸レンズなどを用いることができ、発光部20からの光の配向制御作用および製造容易性の観点から、環状溝が形成されてなる構成を有するフレネルレンズであることが好ましい。また、拡散剤を含有してなる拡散板を集光レンズとして用いることもできる。
光放射装置10を構成するベース11は、ベース本体12が、金属よりなるものであってもよいが、安全性および熱伝導性の観点から、窒化アルミニウムよりなるものであることが好ましい。
光放射装置10の寸法の一例としては、全長、すなわち発光部支持部材30の板状部分31の一面から給電用口金13の先端までの長さが50mm、発光部支持部材30における板状部分31の直径が35mmである。
このような構成の光放射装置10は、給電用口金13を介して外部電源装置から電力(交流電流)供給されることにより、その電力が第2の回路基板26によって整流および調整され、第1の回路基板25を介してネジ部材29によって形成された給電路によって発光部20に供給され、これにより、LEDチップ21が発光し、その光が集光レンズ18によって制御されて外方(図1においては上方)に放射される。
このようにして、発光部20から光が出射されることに伴って、発光している複数のLEDチップ21の各々から熱が発生すると共に、当該発光部20に給電を行なっている第1の回路基板25からも熱が発生することとなる。
而して、光放射装置10においては、発熱源としての発光部20および第1の回路基板25が、ネジ部材29により、窒化アルミニウムよりなる発光部支持部材30上に強く密着した状態で設けられることによって支持されており、当該発光部支持部材30を構成する窒化アルミニウムが優れた熱伝導性を有するものであるため、この発光部支持部材30には高い放熱作用が得られ、発光部20において、複数のLEDチップ21の各々から発生して基板22に伝導された熱、および第1の回路基板25において、基板上に搭載されている部材から発生した熱を、高い効率で発光部支持部材30に伝導させ、当該発光部支持部材30から放熱させることができることから、放熱フィンなどの放熱部材を、発光部20および第1の回路基板25を支持するための部材と個別に設けることなく、高い冷却効果を得ることができる。
また、発光部20と第1の回路基板25とが、電気伝導性を有するネジ部材29よりなる共通の固定部材によって発光部支持部材30の板状部分31に固定されていることから、発光部20と、当該発光部20に給電を行なうための第1の回路基板25との間に発光部支持部材30が介在されており、この発光部支持部材30の構成材料である窒化アルミニウムが熱伝導性と共に電気絶縁性を有するものであっても、ネジ部材29によって給電路が形成されるため、第1の回路基板25からの発光部20に対する給電路を形成するための部材を、当該第1の回路基板25および発光部20を固定するための部材と個別に設ける必要がない。
従って、本発明の光放射装置10によれば、その構成材料として、高い熱伝導性と十分な電気絶縁性とを共に有する窒化アルミニウムが選択的に用いられた発光部支持部材30により、発光部20を構成する複数のLEDチップ21が発光することに伴って発生する熱、具体的には、当該発光部20から発生する熱および第1の回路基板25から発生する熱を、高い効率で放熱することができることから、高い冷却効果を得ることができ、その結果、LEDチップ21が高温となって発光効率が低下するなどの弊害を伴うことなく、発光部20を構成するLEDチップ21を多数個としたり、あるいは個々のLEDチップに対する投入電力を大きくすることなどによって発光強度の高度化を図ることができると共に、発光部支持部材30が発熱源である発光部20および第1の回路基板25から発生する熱を放熱する作用と、これらの発熱源を支持する作用とを兼ねるものであり、またネジ部材29が発光部20および第1の回路基板25を固定する作用と、これらの間に給電路を形成する作用とを兼ねるものであることから、放熱用の専用部材および給電路形成用の専用部材を、個別に設ける必要がなく、よって大きな設計の自由度が得られるため、容易に小型化を図ることができる。
ここに、窒化アルミニウムの熱伝導率は、180W/m・Kであり、アルミニウムの熱伝導率130W/m・K、アルミナの熱伝導率10W/m・Kに比して高いものとなっている。
また、この光放射装置10には、発光部支持部材30が、板状部分31に筒状突出縁部33が設けられてなる、当該板状部分31の面方向に垂直な方向の断面がコ字状の形状を有しており、当該発光部支持部材30の外部を臨む表面よりなる放熱面が大面積であって極めて高い放熱性を有するものであるため、非常に優れた冷却効果が得られている。
従って、光放射装置10においては、高い冷却効果が得られることから、その構成部材が極めて高温となることが防止されるため、発光部支持部材30における筒状突出縁部33の内周面に設けられた第2の回路基板26が、ポリイミドなどの樹脂製のフィルム基板を備えてなるものであっても、当該フィルム基板が過熱されることに起因して変形してしまう、という弊害が生じることがない。
しかも、光放射装置10においては、発光部支持部材30の構成材料である窒化アルミニウムが、熱伝導性と共に電気絶縁性を有するものであるため、当該発光部支持部材30を、危険を伴うことなく安全に直接的に冷却することができることから、より効率的に発光部20および第1の回路基板25において発生する熱を放熱させることが可能となる。
更に、光放射装置10においては、ベース11を構成するベース本体12を窒化アルミニウムよりなるものとすることにより、ベース本体12が電気絶縁性を有するものとなることから安全性が得られ、しかも当該ベース11にも発光部支持部材30と同様の優れた熱伝導性が得られることとなるため、発光部20において発生した熱が、ベース11自体からも高い効率で放熱されると共に、当該ベース11を介して給電用口金13にも伝導され、この給電用口金13からも放熱されることから、より一層優れた冷却効果を得ることができる。
この光放射装置10は、発光強度の高度化と共に小型化を図ることができるものであり、実際上、その発光強度をハロゲン白熱電球と同程度とし、かつ寸法を、全長(発光部支持部材30の板状部分31の一面から給電用口金13の先端までの長さ)を50mm、発光部支持部材30における板状部分31の直径を35mmとすることができることから、店頭照明用などに広く用いられている、ハロゲン白熱電球(定格電圧12V、定格消費電力35W)の代替として、好適に用いることができる。
なお、具体的に、光放射装置10が店頭照明用として用いられる場合には、例えば円柱状の光源配置用空間を有し、下端に開口した形状のハウジングの天井面に、既存の電灯装置用ソケットが設けられている構成の照明器具本体に取り付けられることとなる。
本発明においては、上記の実施の形態に限定されず種々の変更を加えることができる。 例えば、光放射装置は、発光部支持部材に集光レンズが設けられておらず、発光部を構成するLEDチップによって当該発光部からの光の配向を制御する構成のものであってもよい。
以下、本発明の作用効果を確認するために行なった実験例について説明する。
〔実験例1〕
図1に示す構成を基本的に有し、14mm角の窒化アルミニウムよりなる基板上に、0.35mm角のLEDチップが350個搭載されてなる構成の発光部を備えた光放射装置(以下、「光放射装置(1)」ともいう。)を作製した。
作製した光放射装置(1)においては、発光部支持部材は、板状部分の直径が35mmであって、当該板状部分の発光部と第1の回路基板との間に挟入されている部分の厚みが2mmであるものである。ベースは、窒化アルミニウムよりなるベース本体を備えてなるものである。また、第1の回路基板は、厚み1.6mmのガラスエポシキ樹脂よりなる基板上に給電回路が形成されてものであり、第2の回路基板は、厚み0.5mmのポリイミド樹脂よりなるフィルム基板上に電力変換回路が形成されてなるものである。そして、発光部と第1の回路基板とを固定するための2個のネジ部材は、各々、鉄よりなる本体にニッケルメッキが施されてなるものである。
また、光放射装置(1)において、発光部支持部材として、アルミナ製のものを用いると共に、ベースとして、アルミナ製のベース本体を備えてなるものを用いたこと以外は当該光放射装置(1)と同様の構成を有する光放射装置(以下、「光放射装置(2)」ともいう。)を作製した。
作製した光放射装置(1)および光放射装置(2)を、各々、定格消費電力35W、定格電圧12Vの条件で点灯させ、光放射装置の温度、具体的には、14mm角の窒化アルミニウムよりなる基板上(図3を用いて説明すると、当該図3の発光部20のLEDチップ21の実装面)の温度を測定したところ、光放射装置(1)の温度は最大で90℃であったが、一方、光放射装置(2)の温度は、点灯開始から2秒後には100℃に達していた。
以上の結果から、本発明に係る光放射装置(1)は、高い冷却効果が得られるものであることが確認された。
本発明の光放射装置の構成の一例を示す説明図である。 図1の光放射装置を光放射方向上方から見た状態を示す説明図である。 図1の光放射装置の発光部の構成を示す説明図である。 従来の光放射装置の構成の一例を示す説明図である。
符号の説明
10 光放射装置
11 ベース
12 ベース本体
12A 円柱状部
12B 円錐台状部
12C 口金装着部
13 給電用口金
13A 中心側接点
13B 側面側接点
18 集光レンズ
19 給電線
20 発光部
21 LEDチップ
21A 電極
22 基板
22A ネジ部材用ネジ孔
23 給電用回路パターン
23A 給電部
23B 配線部
24 金線
25、26 回路基板
29 ネジ部材
29A ナット
30 発光部支持部材
31 板状部分
31A ネジ孔
32A 発光部用凹部
32B 集光レンズ用凹部
33 筒状突出縁部
41 ベース部
42 絶縁性ヒートシンク
44 支持体
45 放熱フィン
46 絶縁部
47 樹脂モールド部
48 半球状樹脂モールド部
49 口金
S 発光部配置空間

Claims (6)

  1. 一端に給電用口金が設けられているベースと、当該ベースの他端側に連接するよう設けられた、窒化アルミニウムよりなる発光部支持部材とを備え、
    前記発光部支持部材は板状部分を有し、当該板状部分の一面上に、LEDチップが窒化アルミニウムよりなる基板上に設けられてなる発光部が配置されると共に、当該発光部への給電を行なうための給電回路が形成された回路基板が板状部分の他面上に配置され、
    当該発光部および回路基板は、各々、板状部分を貫通する2個以上の共通の固定部材によって当該板状部分を挟圧するよう密着固定されており、当該固定部材によって前記回路基板から前記発光部への給電路が形成されていることを特徴とする光放射装置。
  2. 発光部支持部材には、板状部分の周縁から突出する筒状突出縁部が設けられ、当該筒状突出縁部がベースの他端部に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の光放射装置。
  3. 発光部支持部材の筒状突出縁部の内周面に、他の回路基板が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の光放射装置。
  4. ベースが窒化アルミニウムよりなることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の光放射装置。
  5. 発光部支持部材の板状部分の厚みが2mm以上であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の光放射装置。
  6. 発光部からの光の光路上に位置するよう、集光レンズが発光部支持部材に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の光放射装置。
JP2008020518A 2008-01-31 2008-01-31 光放射装置 Withdrawn JP2009181838A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008020518A JP2009181838A (ja) 2008-01-31 2008-01-31 光放射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008020518A JP2009181838A (ja) 2008-01-31 2008-01-31 光放射装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009181838A true JP2009181838A (ja) 2009-08-13

Family

ID=41035639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008020518A Withdrawn JP2009181838A (ja) 2008-01-31 2008-01-31 光放射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009181838A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011253698A (ja) * 2010-06-02 2011-12-15 Panasonic Corp ランプ
WO2012063488A1 (ja) * 2010-11-09 2012-05-18 パナソニック株式会社 ランプ及び照明装置
JP2014132537A (ja) * 2013-01-07 2014-07-17 Maruwa Co Ltd Ledモジュール
US9841175B2 (en) 2012-05-04 2017-12-12 GE Lighting Solutions, LLC Optics system for solid state lighting apparatus
US9951938B2 (en) 2009-10-02 2018-04-24 GE Lighting Solutions, LLC LED lamp
US10340424B2 (en) 2002-08-30 2019-07-02 GE Lighting Solutions, LLC Light emitting diode component

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10340424B2 (en) 2002-08-30 2019-07-02 GE Lighting Solutions, LLC Light emitting diode component
US9951938B2 (en) 2009-10-02 2018-04-24 GE Lighting Solutions, LLC LED lamp
JP2011253698A (ja) * 2010-06-02 2011-12-15 Panasonic Corp ランプ
WO2012063488A1 (ja) * 2010-11-09 2012-05-18 パナソニック株式会社 ランプ及び照明装置
US20130141922A1 (en) * 2010-11-09 2013-06-06 Panasonic Corporation Lamp and lighting apparatus
US9194570B2 (en) 2010-11-09 2015-11-24 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Lamp and lighting apparatus
US9841175B2 (en) 2012-05-04 2017-12-12 GE Lighting Solutions, LLC Optics system for solid state lighting apparatus
US10139095B2 (en) 2012-05-04 2018-11-27 GE Lighting Solutions, LLC Reflector and lamp comprised thereof
JP2014132537A (ja) * 2013-01-07 2014-07-17 Maruwa Co Ltd Ledモジュール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5578361B2 (ja) 口金付ランプおよび照明器具
JP5029822B2 (ja) 光源および照明装置
JP5508113B2 (ja) ランプ及び照明装置
US20100327751A1 (en) Self-ballasted lamp and lighting equipment
JP2010182796A (ja) Ledランプ
US20120217862A1 (en) Light bulb shaped lamp and lighting apparatus
US9406654B2 (en) Package for high-power LED devices
US10337704B2 (en) Illumination light source having fastener fastening a pedestal and cover together with a mounting substrate interposed therebetween and light emitting elements surround the cover, the entirety of which is spaced in a horizontal direction from the light emitting elements
JP2007059207A (ja) Ledを用いた照明器具
TW201243235A (en) Lighting device
JP2014007154A (ja) 照明装置
WO2012057038A1 (ja) 発光モジュール、および照明器具
KR101295281B1 (ko) 조명 장치
JP2009181838A (ja) 光放射装置
JP2012221900A (ja) ランプ及び照明装置
JP5582899B2 (ja) ランプ及び照明装置
JP2015079644A (ja) 照明装置
JP2010238972A (ja) 発光体および照明器具
WO2011158396A1 (ja) 照明装置
JP2005109228A (ja) Led装置およびled照明装置
JP5320627B2 (ja) 口金付ランプおよび照明器具
JP2012146552A (ja) 照明装置
JP2011181252A (ja) 照明器具
JP5617978B2 (ja) 発光モジュールおよび照明装置
JP2011091135A (ja) 発光モジュールおよび照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20110405