JP2009181703A - カード用コネクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、長さ方向及び幅方向の寸法の異なるカードのうち、寸法の小さいカードを装置内のカード装着空間の所定位置に適切に装着すること。
【解決手段】カードA及びこのカードAよりも長さ方向及び幅方向の寸法が小さいカードBの何れか一方を選択的に装着可能なカード装着空間が形成されるハウジング(ケース2、カバー部材3)と、カード装着空間へのカードBの挿入時に当該カードBの幅方向の一端部をガイドする一方、カードAの挿入時に当該カードAにより押し上げられて当該カードAの上面を付勢する弾性片302とを具備することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、カード用コネクタ装置に関し、特に、幅方向の寸法が異なる2種類のカードが装着可能なカード用コネクタ装置に関する。
従来、長さ方向の寸法が異なり、幅方向の寸法が同一の2種類のカードが装着可能なカード用コネクタ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のカード用コネクタ装置においては、カードの挿入に伴ってスライド移動可能なスライド部材と、このスライド部材に支持され、カードの挿入方向と直交する方向にスライド移動可能なストッパ部材とを備え、長さ寸法の大きいカードの挿入時にはストッパ部材をカード挿入経路から退避させる一方、長さ寸法の小さいカードの挿入時にはストッパ部材をカード挿入経路上に配置させることで双方のカードの装着を可能としている。
特開2007−165229号公報
ところで、現在、このようなカード用コネクタ装置に装着されるカードの形状は多岐に亘っており、その長さ方向及び幅方向の寸法もカードの種類によって異なっている。このため、このような長さ方向及び幅方向の寸法が異なるカードを装置内のカード装着空間の所定位置に適切に装着可能なカード用コネクタ装置が要請されている。
一般に、このような寸法の異なるカードに対応するカード用コネクタ装置においては、長さ方向及び幅方向の寸法が小さいカードを適切に装着することが困難である場合が多い。これは、寸法が大きいカードに比べて小さいカードを位置決めすることが困難であることに起因すると考えられる。このため、このようなカード用コネクタ装置においては、寸法が小さいカードをカード装着空間の所定位置に適切に装着することが要求される。
特に、現在、装着されるカードの寸法は縮小されており、これに伴ってカード用コネクタ装置にも薄型化又は小型化が要求されている。このため、複雑な構成を必要とすることなく、寸法の異なるカードをカード装着空間の所定位置に適切に装着することが重要となる。
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で、長さ方向及び幅方向の寸法の異なるカードのうち、寸法の小さいカードを装置内のカード装着空間の所定位置に適切に装着することができるカード用コネクタ装置を提供することを目的とする。
本発明のカード用コネクタ装置は、第1カード及びこの第1カードよりも長さ方向及び幅方向の寸法が小さい第2カードの何れか一方を選択的に装着可能なカード装着空間が形成されるハウジングと、前記カード装着空間への前記第2カードの挿入時に当該第2カードの幅方向の一端部をガイドする一方、前記第1カードの挿入時に当該第1カードにより押し上げられて当該第1カードの上面を付勢する弾性片とを具備することを特徴とする。
上記カード用コネクタ装置によれば、ハウジング内のカード装着空間に挿入された第1カードの上面を付勢することで第1カードのカード装着空間からの飛び出しを防止する弾性片で寸法の小さい第2カードの一端部をガイドすることから、特別な部材を設けることなく第2カードをガイドすることができるので、簡単な構成で、長さ方向及び幅方向の寸法の異なるカードのうち、寸法の小さい第2カードを装置内のカード装着空間の所定位置に適切に装着することが可能となる。
上記カード用コネクタ装置においては、前記弾性片を、前記ハウジングの一部で形成することが好ましい。この場合には、ハウジングの一部を利用して寸法の小さい第2カードの一端部をガイドすることができるので、より簡単な構成で、長さ方向及び幅方向の寸法の異なるカードのうち、寸法の小さい第2カードを装置内のカード装着空間の所定位置に適切に装着することが可能となる。
また、上記カード用コネクタ装置においては、前記カード装着空間への前記第1カードの挿入時に当該第1カードの幅方向の両端部をガイドする一対のガイド部を前記ハウジングに設け、前記ガイド部の一方で前記第2カードの幅方向の他端部をガイドすることが好ましい。この場合には、第1カードをガイドするためのガイド部を第2カードの他端部のガイドに利用することから、装置内の構成を簡素化すると共に、弾性片によるガイド機能と合わせて使用することにより効果的に寸法の小さい第2カードをカード装着空間の所定位置に装着することが可能となる。
また、上記カード用コネクタ装置においては、前記カード装着空間に挿入される前記第1、第2カードと共にスライド移動可能なスライド部材と、前記第1、第2カードの挿入方向と直交する方向にスライド移動可能に前記スライド部材に連結され、前記第1カードの装着時に前記カード装着空間内のカード挿入経路から退避する一方、前記第2カードの装着時に前記カード挿入経路上に位置して前記第2カードの前端部と当接するストッパ部材とを備え、前記ストッパ部材は、前記第1カードの前端部が当接する前記スライド部材の当接部に当接する当接片を有することが好ましい。この場合には、第2カードが挿入された場合にカード挿入経路上に配置されるストッパ部材に、第1カードの前端部が当接するスライド部材の当接部に当接する当接片を設けたことから、カード装着空間における一定位置以上の第2カードの進入を規制することができるので、長さ方向の寸法が小さい第2カードをカード装着空間の所定位置に装着することが可能となる。
さらに、上記カード用コネクタ装置においては、前記ストッパ部材を前記スライド部材に対してスライド移動可能に連結するレバー部材を備え、前記レバー部材の前記カード挿入経路上への進入を規制する規制部を前記スライド部材に設けることが好ましい。この場合には、スライド部材に設けられた規制部により、レバー部材のカード挿入経路への進入が規制されるので、レバー部材がカード挿入経路上に進入することでカード装着空間に対する第1、第2カードの挿入を阻害する事態を防止することが可能となる。
例えば、上記カード用コネクタ装置において、前記スライド部材の規制部は、前記レバー部材側に向けて形成された凸部であり、前記レバー部材に形成された凹部と係合する。この場合には、スライド部材に形成された凸部と、レバー部材に形成された凹部という簡単な構成でレバー部材のカード挿入経路への進入を規制することが可能となる。
本発明によれば、ハウジング内のカード装着空間に挿入された第1カードの上面を付勢することで第1カードのカード装着空間からの飛び出しを防止する弾性片で寸法の小さい第2カードの一端部をガイドすることから、特別な部材を設けることなく第2カードをガイドすることができるので、簡単な構成で、長さ方向及び幅方向の寸法の異なるカードのうち、寸法の小さいカードを装置内のカード装着空間の所定位置に適切に装着することが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施の形態に係るカード用コネクタ装置(以下、単に「コネクタ」という)1は、幅方向の寸法が異なる2種類のカードの何れか一方を選択的に装着可能に構成されている。ここで、本実施の形態に係るコネクタ1の構成について説明する前に、コネクタ1に装着される2種類のカードについて説明する。
図1、図2は、それぞれ本実施の形態に係るコネクタ1に装着される第1カードとしてのカードAの上面図、第2カードとしてのカードBの上面図である。なお、図1及び図2においては、同図に示す上方側がそれぞれのカードA、Bの挿入方向である。図1に示すように、カードAは、挿入方向に沿った長さ方向の寸法がA1であり、幅方向の寸法がA2に設定されている。一方、図2に示すように、カードBは、長さ方向の寸法が、カードAのA1よりも短いB1に設定され、幅方向の寸法が、カードAのA2よりも短いB2に設定されている。
図1に示すように、カードAには、側方側の端部に段差部A3が設けられている。そして、図1に示す左方側の段差部A3には、1つの切り欠き部A4が形成され、右方側の段差部A3には、2つの切り欠き部A5が形成されている。また、カードAにおける挿入方向の後端部の近傍には、コネクタ1からカードAを抜き取る際にユーザに把持される摘み部A6が設けられている。本実施の形態に係るコネクタ1においては、段差部A3を、カードAを挿入する際に利用する。なお、カードAの前方側端部近傍の下面には、信号を送受信するための複数の接触パッド(不図示)が設けられている。
一方、カードBには、図2に示すように、側方側の端部に段差部B3が設けられ、同図に示す左方側の段差部B3に1つの切り欠き部B4が形成され、右方側の段差部B3には、2つの切り欠き部B5が形成されている。なお、カードBには、摘み部に相当する構成は設けられていない。本実施の形態に係るコネクタ1においては、段差部B3をカードBを挿入する際に利用し、切り欠き部B5を装着されたカードBが抜けるのを防止するために利用する。なお、カードBの前方側端部近傍の下面には、信号を送受信するための複数の接触パッド(不図示)が設けられている。
図3は、本実施の形態に係るコネクタ1の外観を示す斜視図である。なお、以下においては、適宜、図3に示す紙面上方側を「コネクタ1の前方側」又は単に「前方側」と呼び、同図に示す紙面下方側を「コネクタ1の後方側」又は単に「後方側」と呼ぶものとする。また、図3に示す紙面右方側を「コネクタ1の右方側」又は単に「右方側」と呼び、同図に示す紙面左方側を「コネクタ1の左方側」又は単に「左方側」と呼ぶものとする。
図3に示すように、本実施の形態に係るコネクタ1は、合成樹脂材料などの絶縁材料を成型して形成されるケース2と、金属薄板材料に打ち抜き加工及び折り曲げ加工などを施して形成されるカバー部材3とを備えている。ケース2は、概して偏平な直方体形状を有しており、その上方側及び前方側に開口した空間を有している。カバー部材3は、ケース2の上方側の開口部に対応する形状を有しており、ケース2の上方側から被せられる。これらを組み合わせることにより、コネクタ1は、前方側にのみ開口した形状となり、この開口部でカード挿入口4が構成される。なお、カバー部材3は、合成樹脂材料などの絶縁材料を成型して形成しても良い。本実施の形態においては、これらのケース2と、カバー部材3とでハウジングが構成される。
カバー部材3の上面には、コネクタ1の後方側端部近傍で後述するカード挿入経路に対応する位置に開口部301が形成されている。この開口部301の左方側に、複数の弾性片302、303が形成されている。これらの弾性片302、303は、カバー部材3の一部を僅かに下方側に折り曲げて形成されている。弾性片302は、詳細について後述するように、カードBの左方側の一端部をガイドすると共に、カードAの上面を付勢する役割を果たす。一方、弾性片303は、コネクタ1の内部に配置された後述する係止部材508を上方側から付勢する。カバー部材3の側面には、後述するケース2の係合片205と係合する複数の開口部304が形成されている。複数の開口部304にケース2の係合片205が係合することで、ケース2に対してカバー部材3が固定されることとなる。
以下、本実施の形態に係るコネクタ1の内部の構成について説明する。図4及び図5は、本実施の形態に係るコネクタ1の内部の構成を説明するための斜視図及び上面図である。図6は、図4及び図5に示すコネクタ1を前方側から示す図である。なお、図4、図5及び図6においては、図3に示す状態のコネクタ1からカバー部材3を取り除いた場合について示している。
図4及び図5に示すように、ケース2は、コネクタ1の底面部を構成するベース部201と、コネクタ1の側端部にてベース部201から上方側に垂直に立設された側壁部202と、コネクタ1の前方側端部にてベース部201から上方側に垂直に立設された奥壁部203とを有している。これらのベース部201と、側壁部202及び奥壁部203とにより、カードA、Bが装着可能な空間(以下、「カード装着空間」という)が形成される。なお、ベース部201には、詳細について後述するように、2種類のカードに対応するコンタクトが設けられている。
左方側の側壁部202の後方側部分は、コネクタ1の内側に突出した形状を有しており、後述する係止部材508の一端を係止する係止穴204が形成されている。この係止穴204は、係止部材508の後方側の一端が上方側から差し込まれるように構成されている。また、側壁部202の外側面には、カバー部材3の開口部304と係合する複数の係合片205が形成されている。
さらに、側壁部202の後端部の内側面は、カード挿入口4の一部を規定するものであり、カードAの挿入をガイドする一対のガイド部206が形成されている。これらのガイド部206は、図6に示すように、側壁部202の上端側に形成されており、挿入時におけるカードAの側面及び上面をガイドするように構成されている。なお、右方側のガイド部206は、カードBの右方側の側面に当接し、カードBの挿入をガイドする機能を併せ持っている。これらの一対のガイド部206の内側にカードA、Bのカード挿入経路が設けられている。
奥壁部203の内壁面であって、左方側端部の近傍には、不図示の付勢ばねの一端を係止する係止片207が設けられている。係止片207は、概して円柱形状を有しており、コネクタ1の後方側に一定長さだけ延出している。係止片207により係止される付勢ばねは、後述するスライド部材5をコネクタ1の後方側に付勢し、コネクタ1からカードA、Bを排出する際の付勢力を担うものである。
ケース2内のカード装着空間には、カードA、Bの挿入に伴ってコネクタ1の前後方向にスライド移動可能なスライド部材5が配設されている。スライド部材5は、概してコ字形状を有しており、コネクタ1の左方側に配置される部分に後述するストッパ部材6及びレバー部材7が配設され、右方側に配置される部分に後述する板ばね部材8が配設されている。なお、これらのスライド部材5等の構成については後述する。
ここで、ケース2のベース部201に設けられるコンタクトについて説明する。図7は、本実施の形態に係るコネクタ1のケース2に設けられるコンタクトの構成を説明するための上面図である。なお、図7においては、図5に示す状態のコネクタ1からスライド部材5及びその周辺の構成要素を取り除いた場合について示している。
図7に示すように、ベース部201には、前後方向に並んで2つの開口部208、209が形成されている。開口部208の前方側端面には、コネクタ1の左右方向に整列して複数のカードA用のコンタクト(以下、適宜「カードA用コンタクト」という)210が設けられている。カードA用コンタクト210は、基端部がベース部201に固定される一方、先端部がコネクタ1の後方側であって僅かに上方側に延出し、一定範囲で上下方向に揺動可能となっている。また、カードA用コンタクト210の先端部は、下方側に折り曲げられており、その折曲部近傍でカードAの接触パッドと接触するように構成されている。なお、カードA用コンタクト210の前方側端部は、奥壁部203の外壁面から前方側に導出されている。
また、カードA用コンタクト210に対応する位置に、カードA用コンタクト210を保護する保護板211が配設されている。この保護板211は、前方側端部に設けられた軸部でベース部201に保持され、その後方側端部を一定範囲で揺動可能に設けられている。保護板211には、コネクタ1の左右方向に整列して複数のスリット212が形成されている。カードA用コンタクト210の先端部は、これらのスリット212を介して上方側に露出可能に構成されている。
開口部208の後方側端面には、コネクタ1の左右方向に整列して複数のカードB用のコンタクト(以下、適宜「カードB用コンタクト」という)213が設けられている。カードB用コンタクト213は、基端部がベース部201に固定される一方、先端部がコネクタ1の前方側であって僅かに上方側に延出し、一定範囲で上下方向に揺動可能となっている。また、カードB用コンタクト213の先端部は、カードA用コンタクト210と同様に、下方側に折り曲げられており、その折曲部近傍でカードBの接触パッドと接触するように構成されている。なお、カードB用コンタクト213の後方側端部は、ベース部201を通って開口部209の前方側端面から後方側に導出されている。
ここで、カード装着空間に配設されるスライド部材5及びその周辺の構成要素の構成について説明する。図8、図9及び図10は、それぞれ本実施の形態に係るコネクタ1が有するスライド部材5及びその周辺の構成要素の構成を説明するための斜視図、上面図及び下面図である。なお、図8〜図10においては、コネクタ1に対してカードが装着されていない初期状態におけるこれらの構成要素について示している。
図8〜図10に示すように、スライド部材5の左方側部分の上面には、ストッパ部材6及びレバー部材7が連結されている。また、スライド部材5の右方側部分には、板ばね部材8が設けられている。ストッパ部材6は、一定範囲内でコネクタ1の左右方向(カードA、Bの挿入方向と直交する方向)にスライド移動可能にスライド部材5に連結されている。また、レバー部材7は、一定範囲内でその前方側端部を揺動可能にスライド部材5に連結されている。ストッパ部材6は、レバー部材7と連結されており、互いに一体的に移動するように構成されている。
以下、スライド部材5、ストッパ部材6及びレバー部材7の構成について図8〜図10を参照しつつ、図11〜図14を用いて説明する。図11及び図12は、それぞれ本実施の形態に係るコネクタ1が有するスライド部材5の上面図及び下面図である。図13(a)、(b)は、それぞれ本実施の形態に係るコネクタ1が有するストッパ部材6及びレバー部材7の上面図及び下面図である。図14(a)、(b)は、本実施の形態に係るコネクタ1が有するストッパ部材6及びレバー部材7の側面図である。なお、図13及び図14においては、ストッパ部材6とレバー部材7とが連結された状態について示している。また、図14においては、それぞれストッパ部材6及びレバー部材7を左方側及び右方側から見た場合の側面図を示している。
スライド部材5は、合成樹脂材料などの絶縁材料を成型して形成される。図11に示すように、スライド部材5は、コネクタ1の左右方向に延在し、カードAの前端部が当接する当接部501と、この当接部501の左方側端部からコネクタ1の後方側に延出するスライド構造部502と、当接部501の右方側端部からコネクタ1の後方側に延出する板ばね保持部503とを有している。スライド部材5は、これらの当接部501と、スライド構造部502と、板ばね保持部503とで概してコ字形状を有している。
スライド構造部502は、その上面に、平板形状を有し、ストッパ部材6及びレバー部材7を収容する収容部504と、この収容部504よりも後方側に設けられ、後述する係止部材508の前方側の一端をガイドするガイド部505とを有している。また、スライド構造部502は、図12に示すように、その下面に、上述した付勢ばねの後方側の端部を収容する収容部506と、その後方側端部を係止する係止片507とを有している。ケース2の係止片207に前方側の一端が係止された付勢ばねの後方側の一端を係止片507で係止することにより、付勢ばねの付勢力がスライド部材5に作用するものとなっている。
収容部504は、後述するストッパ部材6の当接片602を収容する第1収容部504aと、後述するストッパ部材6の本体部601を収容する第2収容部504bとを有している。第1収容部504aは、当接部501よりも僅かに低くなっており、左方側に移動してきた当接片602を収容する。第2収容部504bには、コネクタ1の左右方向に沿ってスリット504cが形成されている。このスリット504cには、後述するストッパ部材6の突出片601bが係合する。第2収容部504bは、スリット504cに沿って左方側に移動してきた本体部601を収容する。また、第2収容部504bの右方側端部の上面であって、スリット504cよりも後方側の所定位置に規制部としての凸部504dが設けられている。この凸部504dは、後述するレバー部材7の凹部703と係合し、レバー部材7の一定位置以上の移動を規制する。
ガイド部505の中央領域には、概してハート形状を有するハート形カム505aが設けられている。ガイド部505は、ハート形カム505aの左方側に配置される第1ガイド溝505b、右方側に配置される第2ガイド溝505c、並びに、第1及び第2ガイド溝505b、cに連結され、後述する係止部材508の一端を係止する係止部を有する凹み溝505dで構成される。
これらのガイド溝505b〜dに、一端がケース2の係止穴204に係止された係止部材508の他端が係止される(図4参照)。係止部材508は、このようなガイド溝505b〜dをカードA、Bの挿入動作に応じて一定方向に進むように構成されている。また、係止部材508が凹み溝505dの係止部に係止された状態の場合にカードA、Bがロック状態とされる。なお、このガイド溝505b〜dにおける係止部材508の案内経路上には、係止部材508の逆方向への進行を防止する段差部が形成されている。
板ばね保持部503において、板ばね8は、スライド部材5の製造時にインサート成形される。板ばね保持部503に保持される板ばね8は、後方側に延出する。そして、コネクタ1の後方側の先端部近傍において、下方側に突出するように折り曲げ加工が施された係合部801を有している。この係合部801は、カードBの挿入動作に応じてカードBの切り欠き部B5と係合し、カードBの飛び出しを防止する役割を果たす。
ストッパ部材6は、合成樹脂材料などの絶縁材料を成型して形成され、スライド部材5の上方側に配設される。図13に示すように、ストッパ部材6は、コネクタ1の左方側で後方側に延出する本体部601と、コネクタ1の右方側で前方側に延出する当接片602とを有している。本体部601には、図13(a)に示すように、その上面に後述するレバー部材7の長孔701と係合する軸601aが設けられ、同図(b)に示すように、その下面にスライド部材5のスリット504cと係合する突出片601bが設けられている。
また、図14に示すように、本体部601は、当接片602よりも下方側に設けられ、連結されたレバー部材7の下方側領域に配置される。当接片602は、その上面が連結されたレバー部材7の上面と略同一の高さに配置される。なお、スライド部材5に連結された状態において、ストッパ部材6の当接片602における前方側端部は、図8〜図10に示すように、スライド部材5の当接部501の後方側の端面に当接する位置に配置されている。
一方、レバー部材7は、図13に示すように、コネクタ1の前後方向に一定長さを有し、その後方側部分が僅かに左方側に曲げられた形状を有する。レバー部材7の前方側部分には、ストッパ部材6の軸601aを収容する長孔701が形成されている。また、図13(b)に示すように、レバー部材7の後方側部分には、その下面にスライド部材5に回転可能に支持される軸702が設けられている(図14(a)参照)。さらに、レバー部材7の中央よりも僅かに下方側部分の下面には、コネクタ1の右方側に開口した凹部703が設けられている(図14(b)参照)。この凹部703は、スライド部材7の凸部504dに対応する位置に設けられている。
レバー部材7の下面において、凹部703の後方側部分には、不図示の捻りばねの一端を係止する係止溝704が設けられている。捻りばねの一端を係止溝704で係止する一方、他端をスライド部材5の所定位置に係止させることにより、レバー部材7は、前方側端部をコネクタ1の右方側に付勢した状態でスライド部材5に取り付けられる。レバー部材7に加わる付勢力により、ストッパ部材6もコネクタ1の右方側に付勢された状態とされる。そして、スライド部材5の凸部504dと凹部703の内壁との当接によりレバー部材7の移動が規制される。この係止溝704よりも後方側部分には、カードAの前端部が当接する斜面部705が設けられている。
このような構成を有し、本実施の形態に係るコネクタ1は、幅方向の寸法の異なるカードA、Bの装着を許容するものである。具体的には、コネクタ1は、カードAの装着時には、ストッパ部材6をカード挿入経路から退避させ、カードAをカード装着空間の所定位置まで挿入させる一方、カードBの装着時には、ストッパ部材6をカード挿入経路上に配置し、カードBをカード装着空間の所定位置まで挿入させる。以下、本実施の形態に係るコネクタ1に対してカードA、Bを装着する際の動作について説明する。
まず、本実施の形態に係るコネクタ1に対してカードAを装着する際の動作について説明する。図15〜図19は、本実施の形態に係るコネクタ1にカードAを装着する際の動作について説明するための図である。なお、説明の便宜上、図17を除き、カバー部材3の表示を省略している。図15は、コネクタ1にカードAを挿入した状態の上面図である。図16は、コネクタ1に挿入されたカードAを押し込んだ状態の上面図である。図17は、図16に示す状態のコネクタ1の外観を示す上面図である。図18は、コネクタ1に挿入されたカードAがロックされた状態(装着された状態)の上面図である。図19は、コネクタ1に挿入されたカードAを更に押し込んだ状態の上面図である。
カードAが挿入される前の状態においては、コネクタ1の内部において、スライド部材5は、不図示の付勢ばねの付勢力に応じてコネクタ1の後方側に付勢された状態とされている。また、レバー部材7は、不図示の捻りばねの付勢力により、その前方側端部が右方側に付勢されている。これに伴い、ストッパ部材6は、カード挿入経路上に配置された状態とされている。さらに、係止部材508の前方側の一端は、ガイド部505の第1ガイド溝505bの前方側端部近傍に配置されている(図15参照)。
なお、この状態において、レバー部材7は、その凹部703と、スライド部材5に設けられる凸部504dとの接触によりカード挿入経路上への進入が規制されている。これにより、レバー部材7がカード挿入経路上に進入することでカード装着空間に対するカードA、Bの挿入を阻害する事態を防止することが可能となっている。特に、本実施の形態においては、スライド部材5の凸部504dと、レバー部材7の凹部703という簡単な構成でレバー部材7のカード挿入経路への進入の規制を実現している。
コネクタ1に装着する際、カードAは、一対のガイド部206の側面及び下面にカードAの段差部A3を接触させた状態で挿入される。このようにガイド部206にカードAを接触させた状態で挿入することにより、カードAをコネクタ1内のカード挿入経路に適切に挿入することが可能となる。なお、図15においては、コネクタ1に挿入されたカードAの前方側端部(前端部)の左方側端部がレバー部材7の斜面部705に当接した時点の状態について示している。
図15に示す状態から、カードAを前方側に押し込むと、カードAの前端部によりレバー部材7の斜面部705が押し込まれる。これにより、図16に示すように、レバー部材7の前方側端部が反時計回転方向に回転し、これに伴ってストッパ部材7が左方側にスライド移動する。なお、図16においては、レバー部材7の回転に伴ってストッパ部材6がカード挿入経路上から左方側に退避し、カードAの前端部がスライド部材5の当接部501に当接した状態について示している。
なお、このようにコネクタ1にカードAが挿入される際、図17に示すように、カバー部材3の弾性片302は、カードAの左方側端部の上面を付勢している。具体的には、カードAの挿入に伴って押し上げられ、その上面を付勢した状態となっている。したがって、コネクタ1に挿入されている間、カードAには、弾性片302の付勢力が加わることとなる。このため、例えば、カードAの排出時において、コネクタ1からカードAが飛び出す事態を防止することが可能となる。
図16に示す状態から、更にカードAを前方側に押し込むと、図18に示すように、カードAの移動に伴い、付勢ばねの付勢力に抗してスライド部材5が前方側に押し込まれる。スライド部材5が前方側に押し込まれると、係止部材508がガイド部505の第2ガイド溝505c上を後方側に移動し、凹み溝505dの係止部に入り込むことでカードAが装着された状態(ロック状態)とされる。なお、図18においては、係止部材508がガイド部505の凹み溝505dにおける係止部に係止され、カードAがコネクタ1にロックされた状態について示している。
図18に示すように、カードAがロック状態とされた場合、カードAの下面に設けられた接触パッドと、カードA用コンタクト210とが接触した状態とされ、カードAとの間で信号の送受信が可能となる。なお、このとき、スライド部材5は、ケース2の奥壁部203から僅かに離間した位置に配置されている。
図18に示す状態から、カードAを抜き取る際には、図19に示すように、カードAが更に前方側に押し込まれる。このように押し込まれると、係止部材508の前端部がガイド部505の凹み溝505dの係止部から出る。そして、ユーザがカードAに対する押圧を解除すると、付勢ばねの付勢力に応じてスライド部材5が後方側に押し出され、図16に示す状態に戻る。この状態から摘み部A6をユーザが把持してコネクタ1の後方側に引っ張ることで、カードAをコネクタ1から抜き取ることが可能となる。
次に、本実施の形態に係るコネクタ1に対してカードBを装着する際の動作について説明する。図20〜図23は、本実施の形態に係るコネクタ1にカードBを装着する際の動作について説明するための図である。なお、説明の便宜上、図21を除き、カバー部材3の表示を省略している。図20は、コネクタ1に挿入されたカードBを押し込んだ状態の上面図である。図21は、図20に示す状態のコネクタ1の外観を示す上面図である。図22は、コネクタ1に挿入されたカードBがロックされた状態(装着された状態)の上面図である。図23は、コネクタ1に挿入されたカードBを更に押し込んだ状態の上面図である。
カードBが挿入される前の状態においては、コネクタ1の内部において、スライド部材5は、不図示の付勢ばねの付勢力に応じてコネクタ1の後方側に付勢された状態とされている。また、レバー部材7は、不図示の捻りばねの付勢力により、その前方側端部が右方側に付勢されている。これに伴い、ストッパ部材6は、カード挿入経路上に配置された状態とされている。さらに、係止部材508の前方側の一端は、ガイド部505の第1ガイド溝505bの前方側端部近傍に配置されている(図20参照)。
コネクタ1に装着する際、カードBは、その右方側の段差部B3を右方側のガイド部206の側面及び下面に接触させた状態で挿入される。このとき、カバー部材3の弾性片302は、図21に示すように、カードBの左方側の段差部B3に対して左方側から接触することでカードBをガイドしている。すなわち、カードBは、右方側の側面をガイド部206でガイドされる一方、左方側の側面を弾性片302でガイドされることとなる。これにより、カードBをコネクタ1内のカード挿入経路に適切に挿入することが可能となる。
このようにカードBをガイド部206と弾性片302とに接触させた状態で挿入した場合、カードBの左方側の側面がレバー部材7に接触することはない。したがって、ストッパ部材6がスライド移動することもないことから、ストッパ部材6は、カード挿入経路上に配置された状態のままとされる。このため、カードBが押し込まれると、カードBの前端部は、直接、ストッパ部材6の当接片602の後端部に当接することとなる。なお、図20においては、コネクタ1に挿入されたカードBの前端部の左方側端部がストッパ部材6の当接片602の後端部に当接した時点の状態について示している。このとき、板ばね部材8の係合部801は、カードBの切り欠き部B5に入り込むことでカードBを仮止めし、カードBの飛び出しが防止される。
図20に示す状態から、更にカードBを前方側に押し込むと、図22に示すように、カードBの移動に伴い、ストッパ部材6の当接片602が前方側に押し込まれる。当接片602の前方側端部は、スライド部材5の当接部501に接触していることから、当接片602が押し込まれると、付勢ばねの付勢力に抗してスライド部材5が前方側に押し込まれる。スライド部材5が前方側に押し込まれると、係止部材508がガイド部505の第2ガイド溝505c上を後方側に移動し、凹み溝505dの係止部に入り込むことでカードBが装着された状態(ロック状態)とされる。なお、図22においては、係止部材508がガイド部505の凹み溝505dにおける係止部に係止され、カードBがコネクタ1にロックされた状態について示している。
図22に示すように、カードBがロック状態とされた場合、カードBの下面に設けられた接触パッドと、カードB用コンタクト213とが接触した状態とされ、カードBとの間で信号の送受信が可能となる。なお、このとき、スライド部材5は、カードAのロック状態と同様に、ケース2の奥壁部203から僅かに離間した位置に配置されている。また、カードBは、スライド部材5の当接部501に当接した当接片602の後端部に当接した位置に配置されている。
このように本実施の形態に係るコネクタ1においては、カードBが挿入された場合にカード挿入経路上に配置されるストッパ部材6に、スライド部材5の当接部501に当接する当接片602を設けたことから、カード装着空間における一定位置以上のカードBの進入を規制することができるので、長さ方向の寸法が小さいカードBをカード装着空間の所定位置に装着することが可能となる。
図22に示す状態から、カードBを抜き取る際には、図23に示すように、カードBが更に前方側に押し込まれる。このように押し込まれると、係止部材508の前端部がガイド部505の凹み溝505dの係止部から出る。そして、ユーザがカードBに対する押圧を解除すると、付勢ばねの付勢力に応じてスライド部材5が後方側に押し出され、図20に示す状態とされる。この状態からカードBの後端部近傍をユーザが把持してコネクタ1の後方側に引っ張ることで、カードBをコネクタ1から抜き取ることが可能となる。
このように本実施の形態に係るコネクタ1によれば、カード装着空間に挿入されたカードAの上面を付勢することでカードAのカード装着空間からの飛び出しを防止する弾性片302で寸法の小さいカードBの一端部をガイドすることから、特別な部材を設けることなくカードBをガイドすることができるので、簡単な構成で、長さ方向及び幅方向の寸法の異なるカードのうち、寸法の小さいカードBを装置内のカード装着空間の所定位置に適切に装着することが可能となる。
特に、本実施の形態に係るコネクタ1においては、弾性片302を、ハウジングを構成するカバー部材3の一部で形成している。従って、カバー部材3の一部を利用して寸法の小さいカードBの一端部をガイドすることができるので、より簡単な構成で、長さ方向及び幅方向の寸法の異なるカードのうち、寸法の小さいカードBを装置内のカード装着空間の所定位置に適切に装着することが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
本発明の一実施の形態に係るコネクタに装着されるカードAの上面図である。 上記実施の形態に係るコネクタに装着されるカードBの上面図である。 上記実施の形態に係るコネクタの外観を示す斜視図である。 上記実施の形態に係るコネクタの内部の構成を説明するための斜視図である。 上記実施の形態に係るコネクタの内部の構成を説明するための上面図である。 図4及び図5に示すコネクタを前方側から示す図である。 上記実施の形態に係るコネクタのケースに設けられるコンタクトの構成を説明するための上面図である。 上記実施の形態に係るコネクタが有するスライド部材及びその周辺の構成要素の構成を説明するための斜視図である。 上記実施の形態に係るコネクタが有するスライド部材及びその周辺の構成要素の構成を説明するための上面図である。 上記実施の形態に係るコネクタが有するスライド部材及びその周辺の構成要素の構成を説明するための下面図である。 上記実施の形態に係るコネクタが有するスライド部材の上面図である。 上記実施の形態に係るコネクタが有するスライド部材の下面図である。 上記実施の形態に係るコネクタが有するストッパ部材及びレバー部材の上面図及び下面図である。 上記実施の形態に係るコネクタが有するストッパ部材及びレバー部材の側面図である。 上記実施の形態に係るコネクタにカードAを装着する際の動作について説明するための図である。 上記実施の形態に係るコネクタにカードAを装着する際の動作について説明するための図である。 上記実施の形態に係るコネクタにカードAを装着する際の動作について説明するための図である。 上記実施の形態に係るコネクタにカードAを装着する際の動作について説明するための図である。 上記実施の形態に係るコネクタにカードAを装着する際の動作について説明するための図である。 上記実施の形態に係るコネクタにカードBを装着する際の動作について説明するための図である。 上記実施の形態に係るコネクタにカードBを装着する際の動作について説明するための図である。 上記実施の形態に係るコネクタにカードBを装着する際の動作について説明するための図である。 上記実施の形態に係るコネクタにカードBを装着する際の動作について説明するための図である。
符号の説明
1 カード用コネクタ装置(コネクタ)
2 ケース
201 ベース部
202 側壁部
203 奥壁部
204 係止穴
205 係合片
206 ガイド部
207 係止片
208、209 開口部
210 カードA用コンタクト
211 保護板
212 スリット
213 カードB用コンタクト
3 カバー部材
301 開口部
302、303 弾性片
304 開口部
304 係合片
4 カード挿入口
5 スライド部材
501 当接部
502 スライド構造部
503 板ばね保持部
504 収容部
504a 第1収容部
504b 第2収容部
504c スリット
504d 凸部
505 ガイド部
506 収容部
507 係止片
508 係止部材
6 ストッパ部材
601 本体部
601a 軸
601b 突出片
602 当接片
7 レバー部材
701 長孔
702 軸
703 凹部
704 係止溝
705 斜面部

Claims (6)

  1. 第1カード及びこの第1カードよりも長さ方向及び幅方向の寸法が小さい第2カードの何れか一方を選択的に装着可能なカード装着空間が形成されるハウジングと、前記カード装着空間への前記第2カードの挿入時に当該第2カードの幅方向の一端部をガイドする一方、前記第1カードの挿入時に当該第1カードにより押し上げられて当該第1カードの上面を付勢する弾性片とを具備することを特徴とするカード用コネクタ装置。
  2. 前記弾性片を、前記ハウジングの一部で形成したことを特徴とする請求項1記載のカード用コネクタ装置。
  3. 前記カード装着空間への前記第1カードの挿入時に当該第1カードの幅方向の両端部をガイドする一対のガイド部を前記ハウジングに設け、前記ガイド部の一方で前記第2カードの幅方向の他端部をガイドすることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のカード用コネクタ装置。
  4. 前記カード装着空間に挿入される前記第1、第2カードと共にスライド移動可能なスライド部材と、前記第1、第2カードの挿入方向と直交する方向にスライド移動可能に前記スライド部材に連結され、前記第1カードの装着時に前記カード装着空間内のカード挿入経路から退避する一方、前記第2カードの装着時に前記カード挿入経路上に位置して前記第2カードの前端部と当接するストッパ部材とを備え、前記ストッパ部材は、前記第1カードの前端部が当接する前記スライド部材の当接部に当接する当接片を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のカード用コネクタ装置。
  5. 前記ストッパ部材を前記スライド部材に対してスライド移動可能に連結するレバー部材を備え、前記レバー部材の前記カード挿入経路上への進入を規制する規制部を前記スライド部材に設けたことを特徴とする請求項4記載のカード用コネクタ装置。
  6. 前記スライド部材の規制部は、前記レバー部材側に向けて形成された凸部であり、前記レバー部材に形成された凹部と係合することを特徴とする請求項5記載のカード用コネクタ装置。
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