JP2009179307A - 自動車用内装部品 - Google Patents

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Osamu Yamasue
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Abstract

【課題】衝撃吸収体を内装部品に取付けると同時に、当該内装部品の車体パネルへの取付けのためのクリップブラケットが内装部品に装着されるようになした。
【解決手段】内装部品の一であるドアトリム1の裏面に、衝撃吸収体2を取付けると共にドアトリム1を車体パネル側に装着するためのクリップブラケット3を設ける場合、衝撃吸収体2にクリップブラケット3を一体に形成した。すなわち、クリップブラケット3は、衝撃吸収体2の一の側面壁2aにおいて、衝撃吸収体2の開口面2cに対向する底面壁2eとの交差部に近接して、一体に形成されていて、衝撃吸収体2をドアトリム1側に装着した際に、衝撃吸収体2の押潰変形による衝撃吸収機能の妨げとならないように構成している。
【選択図】図2

Description

本発明は、ドアトリム、リアサイドトリム或いはラゲージサイドトリム等の内装部品の裏面に、衝撃吸収体を取付けると共に内装部品を車体パネル側に装着するためのクリップブラケットを設けてなる自動車用内装部品に関するものである。
この種の自動車用内装部品としては、例えば、図1に示すドアトリム1が代表例である。
図1によれば、ドアトリム1は、自動車用ドアを構成するドアパネル(いずれも不図示)の車室側に装着されて、ドアパネルを美装するために使用されている。
そして、ドアトリム1は、アームレスト1aが室内側に向けて膨出形成されており、その下方には備品を収容できるドアポケット1bが形成され、かつそのフロント側にはスピーカグリル1cが形成されている。
このように構成するドアトリム1は、従来、図4に示すように、自動車の側部衝突(側突)からの衝撃が加わった際、乗員の腰部や肩部がぶつかりやすい、いわゆるインパクトエリア1dの裏面側に衝撃吸収体2が装着されている(特許文献1および特許文献2参照)。
衝撃吸収体2は、インパクトエリア1d分に面する一面が開口する中空ボックス体を呈して構成しており、4つの側面壁2aが互いに交わる隅角部に抉り部2bを形成することによって、側突時に乗員の衝撃が加わった場合に押し潰されて、乗員の衝撃を吸収するように構成している。
一方、ドアトリム1は、その裏面には、複数のクリップブラケット3が形成され、クリップブラケット3にそれぞれクリップ4を装着し、クリップ4をドアパネルのクリップ孔(不図示)に挿着することによって、ドアパネルに装着されるようになっている。
上記のように、ドアトリム1をドアパネルに装着するために、ドアトリム1の裏面に複数個のクリップブラケット3が形成されているのであるが、ドアトリム1のドアパネルへの装着を確実にするためには、複数のクリップブラケット3のうちの中には、図4に示すように衝撃吸収体2に近接配置される場合が出てくる。
このような場合、衝撃吸収体2が押し潰されることによって側突による乗員の衝撃を吸収したとしても、クリップブラケット3が剛体構造では、衝撃吸収体2の衝撃吸収機能も半減してしまうことになる。
そこで、従来においては、図4に示すように、クリップブラケット3は、ドアトリム1に装着する取付け片部3aにクリップ座3bを立設しているのであるが、クリップ座3bは、例えば円錐台形の筒体形状とし、周壁部3b−1に切欠き3b−2を形成して、側突時に、衝撃吸収体2と共に押し潰されるように構成していた。
この結果、クリップブラケット3は、クリップ座3bの頂上面壁に形成した座面部3b−3にクリップ4を装着しドアパネル側の取付け孔に挿着するに際して、ドアトリム1を叩き込みながら行われるのであるが、この際、形状的に不安定となって、延いては破損するおそれもあると共に、ドアトリム1の裏面形状を複雑化する要因となり、しかも、ドアトリム1の裏面には、衝撃吸収体2を取付ける作業の他に、クリップブラケット3を取付けるための作業工数が入用としている。
この点、例えば、特許文献3および特許文献4に記載された自動車用内装部品によれば、衝撃吸収体の側面部に延長部を一体に形成し、この延長部を別にドアトリムに形成したクリップ取付け座におけるドアトリム側の台座部を断面コ字状に形成して空隙部を形成し、当該空隙部に前記延長部を挿着することによって、前記衝撃吸収体をドアトリムに装着するように構成しているのであるが、衝撃吸収体は箱型中空体に形成されていることから側突による衝撃を吸収する構造になっているも、延長部を挿着する台座部を含めクリップ取付け座全体構造は衝撃吸収体となっておらず、完全なる衝撃吸収構造とはいいえない。
このために、クリップ取付け座自体の構成を側突による衝撃により押し潰し可能に構成することが考えられるが、このために、ドアトリムをドアパネルに叩き込みながら装着する場合に、形状不安定となってしまい、延いては破損するおそれもあることになる。
特開平8−276807号公報。 特開2000−85355号公報。 特開平10−6875号公報。 特開2002−187496号公報。
そこで、本発明は、衝撃吸収体を内装部品に取付けると同時に、当該内装部品の車体パネルへの取付けのためのクリップブラケットが内装部品に装着されるようになした自動車用内装部品を提供することを目的としている。
本発明に係る自動車用内装部品は、ドアトリム等の内装部品の裏面に、衝撃吸収体を取付けると共に前記内装部品を車体パネル側に装着するためのクリップブラケットを設けた自動車用内装部品であって、前記衝撃吸収体に前記クリップブラケットを一体に形成したことを特徴とする。
上記のように構成する本発明によれば、衝撃吸収体にクリップブラケットを一体に形成したことから、クリップブラケット自体を衝撃吸収構造に構成しなくても、衝撃吸収体の押潰変形と共に衝撃方向に移動するように構成することができ、これにより衝撃吸収体の衝撃吸収機能の妨げとはならず、クリップブラケットに装着されたクリップを車体パネル側の取付け孔に挿着するための内装部品の車体パネル側への叩き込み作業に際して、クリップブラケットの形状的は安定させることができ、延いては破損不良等を起こすおそれがなく、内装部品の裏面形状を単純化でき、しかも、内装部品の裏面には、クリップブラケットを取付けるための作業を無くすことができる。
次に、本発明に係る実施の形態について、図1および図2を用いて説明する。
図1は一般に使用されている自動車用内装部品であるドアトリムの斜視図、図2は本発明に係る実施例を採用した場合の図1のドアトリムにおけるインパクトエリア付近を拡大して描画した部分的斜視図である。なお、従来の技術に対応する構成については、同一の符号を使用して説明することとする。
先ず、図1において、内装部品であるドアトリム1には、乗員が肘を掛けて休めるように構成したアームレスト1aが室内側に向けて膨出形成されており、その下方には備品を収容できるドアポケット1bが形成され、かつそのフロント側にはスピーカグリル1cが形成されており、ドアトリム1の車外側である裏面を車体パネルであるドアパネル側に対向させて装着することによって、車体パネルであるドアパネル(いずれも不図示)の車室側を美装している。
このように構成するドアトリム1は、図2に示すように、自動車の側部衝突(側突)からの衝撃が加わった際、乗員の腰部や肩部が衝撃を受けやすい、いわゆるインパクトエリア1dの裏面側にPPやABS等の熱可塑性樹脂により成形された衝撃吸収体2が装着されている。
衝撃吸収体2は、図2に示すように、インパクトエリア1dに面する一面が開口する中空ボックス体を呈して構成しており、4つの側面壁2aと底面壁2eとが互いに交わる隅角部に抉り部2bを形成することによって、側突時に乗員の衝撃が加わった場合に押し潰されて、乗員の衝撃を吸収するように構成している。
従って、衝撃吸収体2は、開口面2c側をドアトリム1の裏面に対向するようにしてドアトリム2に装着するために、4つの側面壁2aのたとえば図2における上下に互いに対向して存する両側面壁2aにおいて、開口面2c側に近接して、トリム取付け片2dが一体に形成されている。
又、衝撃吸収体2の4つの側面壁2aのうち、図2における右側に存する側面壁2aには、衝撃吸収体2の開口面2cに対向する底面壁2eとの交差部に近接して、PPやABS等の熱可塑性樹脂により成形されたクリップブラケット3が一体に形成されている。
クリップブラケット3は、矩形状の板状基体部3−1と板状基体部3−1の両長辺部3−1aにそれぞれ連結添設する三角形状の補強体部3−2を有して構成しており、補強体部3−2の底辺側において、板状基体部3−1および補強板部3−2が衝撃吸収体2の側面壁2aに一体に連結されている。
板状基体部3−1の先端部側には、クリップ4を装着するための端部が拡開開口するクリップ装着凹部3−1bが形成されている。
そして、クリップブラケット3は、これが底面壁2e側に寄った位置に形成されているために、衝撃吸収体2をドアトリム1側に装着した際に、ドアトリム1からの衝撃に対して衝撃吸収体2は開口面2c側から押潰変形可能であって衝撃吸収体2の押潰変形の妨げとはならない。
従って、衝撃吸収体2にクリップブラケット3を一体に形成したとしても、クリップブラケット3自体を衝撃吸収構造に構成しなくても、クリップブラケット3は、衝撃吸収体2の押潰変形により生ずる衝撃吸収機能を妨げるものではなく、クリップブラケット3に装着されたクリップ4を車体パネル側の取付け孔に挿着するためのドアトリム1の車体パネル(不図示)側への叩き込み作業に際して、クリップブラケット3の形状を安定させることができ、延いては破損不良等を起こすおそれがなく、ドアトリム1の裏面形状を単純化でき、しかも、ドアトリム1の裏面には、クリップブラケット3を取付けるための作業を無くすことができる。
図3は本発明に係る他の実施例を示すものであり、図3によれば、上記実施例におけるクリップブラケット3を変形しているものである。
すなわち、クリップブラケット3は、衝撃吸収体2の底面壁2eの一辺側2e−1に離間対向するように板状クリップ装着片3−3を配置し、板状クリップ装着片3−3の基端側に脚片部3−4が形成してあり、脚片部3−4が底面壁2eの一辺側2e−1に連結添設している。板状クリップ装着片3−3は、やはり端部が拡開開口するクリップ挿着凹部3−3aが形成されている。
又、本実施例においては、トリム取付け片2dは、衝撃吸収体2の開口面2c側における図中上下側の側面壁2aに一体に形成されている。
かかる構成において、クリップブラケット3は、衝撃吸収体3の底面壁2eに離間対向するように一体に形成したことにより、側突時に乗員による衝撃がドアトリム1側に及ぼされたとしても、衝撃吸収体3の押潰機能を妨げることはなく、従って、クリップブラケット3における板状クリップ装着片3−3に装着されたクリップ4を車体パネル側の取付け孔に挿着するためのドアトリム1の車体パネル側への叩き込み作業に際して、クリップブラケット3の形状的は安定させることができ、延いては破損不良等を起こすおそれがなく、ドアトリム1の裏面形状を単純化でき、しかも、ドアトリム1の裏面には、クリップブラケット3を取付けるための作業を無くすことができる。
以上説明したように、本発明は、衝撃吸収体にクリップブラケットを一体に形成したことから、クリップブラケット自体を衝撃吸収構造に構成しなくても、衝撃吸収体の押潰変形と共に衝撃方向に移動するように構成することができ、これにより衝撃吸収体の衝撃吸収機能の妨げとはならず、クリップブラケットに装着されたクリップを車体パネル側の取付け孔に挿着するための内装部品の車体パネル側への叩き込み作業に際して、クリップブラケットの形状的は安定させることができ、延いては破損不良等を起こすおそれがなく、内装部品の裏面形状を単純化でき、しかも、内装部品の裏面には、クリップブラケットを取付けるための作業を無くすことができるために、ドアトリム、リアサイドトリム或いはラゲージサイドトリム等の内装部品の裏面に、衝撃吸収体を取付けると共に内装部品を車体パネル側に装着するためのクリップブラケットを設けてなる自動車用内装部品等に好適であるといえる。
一般に使用されている自動車用内装部品であるドアトリムの斜視図である。 本発明に係る実施例を採用した場合の図1のドアトリムにおけるインパクトエリア付近を拡大して描画した部分的斜視図である。 本発明に係る他の実施例を採用した場合の図1のドアトリムにおけるインパクトエリア付近を拡大して描画した部分的斜視図である。 従来技術に係る図1のドアトリムにおけるインパクトエリア付近を拡大して描画した部分的斜視図である。
符号の説明
1 ドアトリム(内装部品)
2 衝撃吸収体
3 クリップブラケット

Claims (1)

  1. ドアトリム等の内装部品の裏面に、衝撃吸収体を取付けると共に前記内装部品を車体パネル側に装着するためのクリップブラケットを設けた自動車用内装部品であって、前記衝撃吸収体に前記クリップブラケットを一体に形成したことを特徴とする自動車用内装部品。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110733435A (zh) * 2018-07-20 2020-01-31 丰田自动车株式会社 冲击吸收体
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