JP2009179154A - エアバッグ作動抑制装置、ワイヤハーネス、およびエアバッグ作動抑制方法 - Google Patents

エアバッグ作動抑制装置、ワイヤハーネス、およびエアバッグ作動抑制方法 Download PDF

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修治 岩本
Naoki Yamakawa
直樹 山川
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Abstract

【課題】簡易な構成の検知手段を用いて人間が座っていないことを検知し、不必要なエアバッグを開かないように制御する。
【解決手段】エアバッグ作動抑制装置100が、シート400の背もたれ側部410と座面側部420とがなす角が、シート400に人間が座りうる角度のときには、電力を電源300からエアバッグモジュール320が導通し、なす角がシート400に人間が座り得ない角度のときには、ワイヤハーネスを短絡させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、エアバッグ作動抑制装置、ワイヤハーネス、およびエアバッグ作動抑制方法に関し、特にエアバッグを作動させるエアバッグモジュールと、エアバッグモジュールに電力を供給する電源とを結ぶワイヤハーネス、およびそのワイヤハーネスの一部に設けられたエアバッグ作動制御装置、そのワイヤハーネスを用いたエアバッグ作動制御方法に関する。
従来から、自動車が衝突した際に自動車に乗車している人間を保護するためにエアバッグが搭載されている。
しかし、衝突時にすべてのエアバッグが作動してしまい、人が乗っていない座席のエアバッグが開いてしまうことがある。たとえば、助手席に人が乗っていなくても、その自動車に衝撃が加わった際に助手席のエアバッグが開いてしまうことがある。
エアバッグは一回開くとユニットごと交換しなければならず、不必要なエアバッグが開いてしまうことは不必要であるばかりでなく、経済上好ましくない。
そこで、助手席など、人が乗っていない部分に対応するエアバッグを開かないよう制御することが考えられている。
たとえば、座席部に設けられたスイッチを背もたれ部が押すことによって助手席の背もたれが所定角以上に前倒しされていると検知し、その検知をしたときに助手席のエアバッグが開かないように制御する制御装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
また、助手席に人間が座っていないことを検知するために、シートの背もたれ内部に着座者の背がどこにあるかを検知するための静電容量検知手段と、座面側に重量を検知する重量検知手段を備え、その両手段によって助手席に人間が座っていないことを検知する着座検出装置も提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特開平9−86334号公報 特開2000−318568号公報
しかし、特許文献1記載の発明においては、前倒しされているときのみを検知することができるに過ぎず、前倒し状態とは別の態様で人間が着座していないと推定されるとき(たとえば、フラット状態のとき)にはエアバッグの動作が抑制されないという問題があった。
また、特許文献2記載の発明のように、人間が座っていないことを検出するために検知手段を複数用いると、検知部品を設置するスペースの確保、検知部品を設置したことによる重量増加、および検知部品を設置したことによるコストアップという面で問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、簡易な構成の検知手段を用いて人間が座っていないことを検知し、不必要なエアバッグを開かないように制御するエアバッグ作動抑制装置、方法、および当該機能を備えたワイヤハーネスを提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、エアバッグを作動させるエアバッグモジュールと、前記エアバッグモジュールに電力を供給する電源とを結ぶワイヤハーネスの一部に設けられたエアバッグ作動制御装置において、シートの座面側部に固定された第1のコネクタと、前記シートの背もたれ側部に固定された第2のコネクタとを備え、前記第1のコネクタと、前記第2のコネクタとが、前記座面側部と、前記背もたれ側部とがなす角に対応して回動可能に接続され、前記なす角が前記シートに人間が座りうる角度のときには、前記電力を前記電源から前記エアバッグモジュールに導通させ、前記なす角が前記シートに人間が座り得ない角度のときには、前記ワイヤハーネスを短絡させることを特徴とするエアバッグ作動抑制装置が提供される。
これにより、シートの背もたれ側部と座面側部とがなす角が、シートに人間が座りうる角度のときには、前記電力を前記電源から前記エアバッグモジュールが導通し、前記なす角が前記シートに人間が座り得ない角度のときには、前記ワイヤハーネスが短絡する。
また、本発明では、エアバッグを作動させるエアバッグモジュールと、前記エアバッグモジュールに電力を供給する電源とを結ぶワイヤハーネスにおいて、シートの座面側部に固定された第1のコネクタと、前記シートの背もたれ側部に固定された第2のコネクタとを備え、前記第1のコネクタと、前記第2のコネクタとが、前記座面側部と、前記背もたれ側部とがなす角に対応して回動可能に接続され、前記なす角が前記シートに人間が座りうる角度のときには、前記電力を前記電源から前記エアバッグモジュールに導通させ、前記なす角が前記シートに人間が座り得ない角度のときには、短絡させることを特徴とするワイヤハーネスが提供される。
これにより、シートの背もたれ側部と座面側部とがなす角が、シートに人間が座りうる角度のときには、前記電力を前記電源から前記エアバッグモジュールが導通し、前記なす角が前記シートに人間が座り得ない角度のときには短絡する。
また、本発明では、エアバッグを作動させるエアバッグモジュールと、前記エアバッグモジュールに電力を供給する電源とを結ぶワイヤハーネスを用いたエアバッグ作動制御方法において、シートの座面側部に固定された第1のコネクタと、前記シートの背もたれ側部に固定された第2のコネクタとを、前記座面側部と、前記背もたれ側部とがなす角に対応して回動可能に接続し、前記なす角が前記シートに人間が座りうる角度のときには、前記電力を前記電源から前記エアバッグモジュールに導通させ、前記なす角が前記シートに人間が座り得ない角度のときには、前記ワイヤハーネスを短絡させることを特徴とするエアバッグ作動抑制方法が提供される。
これにより、シートの背もたれ側部と座面側部とがなす角が、シートに人間が座りうる角度のときには、前記電力を前記電源から前記エアバッグモジュールが導通し、前記なす角が前記シートに人間が座り得ない角度のときには、前記ワイヤハーネスが短絡する。
本発明のエアバッグ作動抑制装置、方法、およびワイヤハーネスによれば、シートの背もたれ側部と座面側部とがなす角が、シートに人間が座りうる角度のときには、電力を電源からエアバッグモジュールが導通し、なす角がシートに人間が座り得ない角度のときには、ワイヤハーネスを短絡させるので、シートに人間が座っていないと推定されるときには、そのシートに対応したエアバッグモジュールには電源から電力が供給されず、エアバッグが作動しない。
つまり、人間が座っていないと推定されるときに、不要なエアバッグの動作を抑制することが可能となる。
また、人間が座っている可能性があるときには、電力が電源からエアバッグモジュールに導通されるので、そのシートに対応したエアバッグモジュールには電源から電力が供給され、エアバッグは作動する。
つまり、人間が座っている可能性があるときには、適切にエアバッグを作動させることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るエアバッグ作動抑制装置を示す図であり、図1(a)は、本実施の形態に係るエアバッグ作動抑制装置の全体斜視図であり、図1(b)は、本実施の形態に係るエアバッグ作動抑制装置の上面図である。
図1に示すように、エアバッグ作動抑制装置100は、ワイヤハーネス210aとワイヤハーネス210b、およびワイヤハーネス220aとワイヤハーネス220bの間に挿入されている。
ワイヤハーネス210a、210b、220a、220bは、エアバッグモジュールと、エアバッグモジュールに電力を供給する電源とを結ぶものである。
エアバッグ作動抑制装置100は、コネクタ110とコネクタ120とから構成されている。コネクタ110とコネクタ120が嵌合されており、コネクタ120に備えられた可動ハウジング130が回動可能になっている。
図2は、電源とエアバッグモジュールを結ぶ電気配線の概略図である。
図2に示すように、電源300は、エアバッグECU(Electronic Control Unit)310、およびエアバッグ作動抑制装置100を介して、エアバッグモジュール320とワイヤハーネス210、220によって電気的に接続されている。
電源300は、たとえば車載バッテリやオルタネータである。
エアバッグECU310は、車両の衝突などエアバッグを作動させることが必要である状況を検知し、電源300からエアバッグモジュール320に電力を供給するか否かの制御を行う。
エアバッグモジュール320は、電力が供給されるとエアバッグを展開する。
このとき、エアバッグ作動抑制装置100は、電源300から供給される電力を導通させるか、遮断するかによって、エアバッグECU310が衝突を検知したときであってもエアバッグモジュール320に電力が供給されるか否かの制御が行われる。
次に、どのように電源300から供給される電力を制御するかについて、エアバッグ作動抑制装置100のコネクタ110、120を断面図を用いて詳細に説明する。
図3は、コネクタ110の上方断面図である。
図3に示すように、コネクタ110は、接点111、112、リテーナ113、溝114を備えている。
接点111は、ワイヤハーネス210aと電気的に接続されており、接点112は、ワイヤハーネス220aと電気的に接続されている。
リテーナ113は、コネクタ110をコネクタ120に嵌合させるときに嵌合を安定させるための保持器である。
溝114は、コネクタ110をコネクタ120に嵌合させるときに、コネクタ120に設けられた爪を咬合させることによってコネクタ110とコネクタ120の嵌合を安定させるためのものである。
コネクタ110においてリテーナ113が設けられた凹部115は、円形断面をしている。凹部115、およびその側面に設けられた接点については後述する。
図4は、コネクタ120の上方断面図である。
図4に示すように、コネクタ120は、接点121、122、爪123、および可動ハウジング130が設けられている。
接点121は、ハーネス210bと電気的に接続されており、接点122は、ハーネス220bと電気的に接続されている。
爪123は、上述のとおり、コネクタ110をコネクタ120に嵌合させるときに、コネクタ110に設けられた溝114に咬合させることによってコネクタ110とコネクタ120の嵌合を安定させるためのものである。
可動ハウジング130は、リテーナ受け口131が設けられており、コネクタ110に設けられたリテーナ113を受ける受け口であり、コネクタ110をコネクタ120に嵌合させるときに、リテーナ113が挿入され、嵌合を安定させるためのものである。
また、可動ハウジング130は、円形断面をしており、コネクタ120に回動可能に取り付けられている。
また、可動ハウジング130は、コネクタ110の凹部115の円形断面と嵌合することによって、凹部115の内壁に設けられた接点111、112が、各々可動ハウジング130の外面に設けられた接点121、122と接続し、可動ハウジング130の角度によっては凹部115の内壁に設けられた別の接点(短絡用)と接続するようになっている。
次に、コネクタ110とコネクタ120が嵌合した状態を説明する。
図5は、コネクタ110とコネクタ120を嵌合させた状態のエアバッグ作動抑制装置の断面図である。
図5に示すように、コネクタ110とコネクタ120を嵌合させると、可動ハウジング130の回転角が一定のときには、回転軸方向に並んでコネクタ110に設けられている接点111と接点112、および回転軸方向に並んでコネクタ120に設けられている接点121と接点122がそれぞれ接触することにより、ワイヤハーネス210aとワイヤーハーネス210b、およびワイヤハーネス220aとワイヤーハーネス220bがそれぞれ導通する。
この状態で、エアバッグECU310が衝突を検知すると、電源300からエアバッグモジュール320に対して電力を供給する。
一方で、エアバッグECU310が衝突を検知しても、可動ハウジング130の回転角によっては、接点121と122が短絡されることにより、電源300からの電力がエアバッグ作動抑制装置100によって遮断されることにより、エアバッグモジュール320に対して供給されないことがある。
つまり、エアバッグモジュール320の作動が抑制されることがある。
次に、コネクタ110の凹部115の内壁に設けられた接点について、断面図を用いて詳細に説明する。
図6は、コネクタ110のA−A断面図である。
図6に示すように、凹部115の内壁には、接点111、不図示の接点112、リテーナ113、および接点116、117が設けられている。
凹部115に嵌合した可動ハウジング130の角度によって、可動ハウジング130の外側に設けられた接点121、122が各接点に接続するのは上述の通りである。
接点116、117は、他の部分と絶縁された導体であり、可動ハウジング130の角度によって接点121、122が接点116もしくは接点117の角度に来たときには、接点121と接点122が短絡するように構成されている。
つまり、接点121、122が接点116もしくは接点117の角度に来たときには、ワイヤハーネス210bと220bとが短絡される。
したがって、この角度に可動ハウジング130が来たときには、ワイヤハーネス210aとワイヤハーネス210b、およびワイヤハーネス220aとワイヤハーネス220b間の電力は遮断される。
次に、可動ハウジング130が回転することによって、電力が導通もしくは遮断することと、シートの背もたれ側部と座面側部とがなす角との連動について、エアバッグ作動抑制装置100の設置例を用いて詳細に説明する。
図7は、本実施の形態に係るエアバッグ作動抑制装置の設置例を示す図であり、図7(a)は、シートフレームを示す図であり、図7(b)は、エアバッグ作動抑制装置をシートフレームへ設置した状態を示す図である。
図7に示すように、シート400のフレームには、背もたれ側部410と座面側部420の角度を変更するために回転シャフト430とリクライニング機構440が設けられている。
エアバッグ作動抑制装置100は、回転シャフト430、およびリクライニング機構440付近に設置されることによって、背もたれ側部410と座面側部420の角度に応じて可動ハウジング130が回転し、接点121、122が接点111、112、もしくは接点116、117と接触することによってワイヤハーネスが電気的に接続され、もしくは電気的に短絡する。
より具体的には、エアバッグ作動抑制装置100は、シート400のフレームにはめ込み固定されるか、ワイヤハーネスをクリップで固定することにより背もたれ側部410と座面側部420の角度に応じて可動ハウジング130が回転することになる。
このようにすることにより、背もたれ側部410と座面側部420の角度に応じて可動ハウジング130が回転し、角度に応じた接点に接触させられるので、シート400にスイッチセンサなどを設置して乗員検知を行う必要がなくなるので、コストを低減することができ、取付作業工数をも低減することができる。
図8は、シートが乗車状態のエアバッグ作動抑制装置を示す図であり、図8(a)は、乗車状態のシートを示す図であり、図8(b)は、乗車状態のシートに対応するエアバッグ作動抑制装置のワイヤハーネスを示す図である。
図8に示すように、シート400が乗車状態のときとは、シート400を構成する背もたれ側部410と座面側部420のなす角が乗車者が座ることが想定される角度である時をいう。このときの角度はおおよそ90度前後になる。
このとき、可動ハウジング130の接点121、122は、凹部115の内壁の接点111、112と接触し、電源300からエアバッグモジュール320に対して電力が供給される。
つまり、エアバッグECU310が車両の衝突などを検知したときには、エアバッグが作動する。これは乗車者がシート400に座っている可能性があるときにはエアバッグが作動することを意味する。
なお、乗車者が座ることが想定される角度とは、おおよそ90度〜150度である。また、この設定角度は、凹部115の内壁に設けられた接点111、112、116、117を任意の場所に変更することにより変更可能であり、フェイルセーフの観点から乗車者が座ることが少しでも想定される以上エアバッグが作動するように設定することが望ましい。
図9は、シートが前倒し状態のエアバッグ作動抑制装置を示す図であり、図9(a)は、前倒し状態のシートを示す図であり、図9(b)は、前倒し状態のシートに対応するエアバッグ作動抑制装置のワイヤハーネスを示す図である。
図9に示すように、シート400が前倒し状態のときとは、シート400を構成する背もたれ側部410と座面側部420のなす角が0度前後のときである。
このとき、可動ハウジング130の接点121、122は、凹部115の内壁の接点116と接触し、短絡される。
つまり、エアバッグECU310が車両の衝突などを検知したときであっても、エアバッグは作動しない。これは乗車者がシート400に座っている可能性がないときにはエアバッグが作動するのを抑制されることを意味する。
図10は、シートが収納状態のエアバッグ作動抑制装置を示す図であり、図10(a)は、収納状態のシートを示す図であり、図10(b)は、収納状態のシートに対応するエアバッグ作動抑制装置のワイヤハーネスを示す図である。
図10に示すように、シート400が収納状態のときとは、シート400を構成する背もたれ側部410と座面側部420のなす角が0度前後のときであって、シート400を縦置き収納しているときである。
このとき、可動ハウジング130の接点121、122は、凹部115の内壁の接点116と接触し、短絡される。
つまり、エアバッグECU310が車両の衝突などを検知したときであっても、エアバッグは作動しない。これは乗車者がシート400に座っている可能性がないときにはエアバッグが作動するのが抑制されることを意味する。
図11は、シートがフラット状態のエアバッグ作動抑制装置を示す図であり、図8(a)は、フラット状態のシートを示す図であり、図8(b)は、フラット状態のシートに対応するエアバッグ作動抑制装置のワイヤハーネスを示す図である。
図11に示すように、シート400がフラット状態のときとは、シート400を構成する背もたれ側部410と座面側部420のなす角が180度前後のときである。
このとき、可動ハウジング130の接点121、122は、凹部115の内壁の接点116と接触し、短絡される。
つまり、エアバッグECU310が車両の衝突などを検知したときであっても、エアバッグは作動しない。これは乗車者がシート400に座っている可能性がないときにはエアバッグが作動するのが抑制されることを意味する。
以上に示した、エアバッグ作動抑制装置100によれば、シート400の背もたれ側部410と座面側部420とがなす角が、シート400に人間が座りうる角度のときには、電力を電源300からエアバッグモジュール320が導通し、なす角がシート400に人間が座り得ない角度のときには、ワイヤハーネスを短絡させるので、シート400に人間が座っていないと推定されるときには、そのシート400に対応したエアバッグモジュール320には電源300から電力が供給されず、エアバッグが作動しない。
つまり、人間が座っていないと推定されるときに、不要なエアバッグの動作を抑制することが可能となる。
また、人間が座っている可能性があるときには、電力が電源300からエアバッグモジュール320に導通されるので、そのシート400に対応したエアバッグモジュール320には電源300から電力が供給され、エアバッグは作動する。
つまり、人間が座っている可能性があるときには、適切にエアバッグを作動させることが可能となる。
本実施の形態に係るエアバッグ作動抑制装置を示す図である。 電源とエアバッグモジュールを結ぶ電気配線の概略図である。 コネクタ110の上方断面図である。 コネクタ120の上方断面図である。 コネクタ110とコネクタ120を嵌合させた状態のエアバッグ作動抑制装置の断面図である。 コネクタ110のA−A断面図である。 本実施の形態に係るエアバッグ作動抑制装置の設置例を示す図である。 シートが乗車状態のエアバッグ作動抑制装置を示す図である。 シートが前倒し状態のエアバッグ作動抑制装置を示す図である。 シートが収納状態のエアバッグ作動抑制装置を示す図である。 シートがフラット状態のエアバッグ作動抑制装置を示す図である。
符号の説明
100 エアバッグ作動抑制装置
110、120 コネクタ
111、112、116、117、121、122 接点
113 リテーナ
114 溝
115 凹部
123 爪
130 可動ハウジング
131 リテーナ受け口
210a、210b、220a、220b ワイヤハーネス
300 電源
310 エアバッグECU
320 エアバッグモジュール
400 シート
410 背もたれ側部
420 座面側部
430 回転シャフト
440 リクライニング機構

Claims (5)

  1. エアバッグを作動させるエアバッグモジュールと、前記エアバッグモジュールに電力を供給する電源とを結ぶワイヤハーネスの一部に設けられたエアバッグ作動制御装置において、
    シートの座面側部に固定された第1のコネクタと、
    前記シートの背もたれ側部に固定された第2のコネクタと、
    を備え、
    前記第1のコネクタと、前記第2のコネクタとが、前記座面側部と、前記背もたれ側部とがなす角に対応して回動可能に接続され、
    前記なす角が前記シートに人間が座りうる角度のときには、前記電力を前記電源から前記エアバッグモジュールに導通させ、前記なす角が前記シートに人間が座り得ない角度のときには、前記ワイヤハーネスを短絡させることを特徴とするエアバッグ作動抑制装置。
  2. 前記電源に接続されている前記コネクタには、導通接点と短絡接点とが設けられ、
    前記エアバッグモジュールに接続されている前記コネクタには、導通接点のみが設けられ、
    前記なす角が前記シートに人間が座りうる角度のときには、前記コネクタの前記導通接点同士が接触することにより前記電力を前記電源から前記エアバッグモジュールに導通させ、前記なす角が前記シートに人間が座り得ない角度のときには、前記コネクタの一方の前記導通接点と、前記コネクタのもう一方の前記短絡接点とが接触することにより前記ワイヤハーネスを短絡させることを特徴とする請求項1記載のエアバッグ作動抑制装置。
  3. 前記座りうる角度とは、90度〜150度であることを特徴とする請求項1記載のエアバッグ作動抑制装置。
  4. エアバッグを作動させるエアバッグモジュールと、前記エアバッグモジュールに電力を供給する電源とを結ぶワイヤハーネスにおいて、
    シートの座面側部に固定された第1のコネクタと、
    前記シートの背もたれ側部に固定された第2のコネクタと、
    を備え、
    前記第1のコネクタと、前記第2のコネクタとが、前記座面側部と、前記背もたれ側部とがなす角に対応して回動可能に接続され、
    前記なす角が前記シートに人間が座りうる角度のときには、前記電力を前記電源から前記エアバッグモジュールに導通させ、前記なす角が前記シートに人間が座り得ない角度のときには、短絡させることを特徴とするワイヤハーネス。
  5. エアバッグを作動させるエアバッグモジュールと、前記エアバッグモジュールに電力を供給する電源とを結ぶワイヤハーネスを用いたエアバッグ作動制御方法において、
    シートの座面側部に固定された第1のコネクタと、前記シートの背もたれ側部に固定された第2のコネクタとを、前記座面側部と、前記背もたれ側部とがなす角に対応して回動可能に接続し、
    前記なす角が前記シートに人間が座りうる角度のときには、前記電力を前記電源から前記エアバッグモジュールに導通させ、前記なす角が前記シートに人間が座り得ない角度のときには、前記ワイヤハーネスを短絡させることを特徴とするエアバッグ作動抑制方法。
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