JP7077095B2 - エアバック展開方法 - Google Patents

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本発明は、エアバック展開方法、詳しくは、2人の乗員が着座する車両に対して車幅方向の外側から衝突されたときのエアバック展開方法に関する。
車両事故として、車両に対して車幅方向の外側から衝突される車両事故(以下、側突事故とする。)が知られている。そのような側突事故では、車両に側突方向の衝撃が加わるために、乗員は、慣性によって側突側に向かうように移動し、車両の内側壁と接触する場合がある。
そこで、例えば、車両の左右のドアのそれぞれに設けられる1対のエアバックユニットと、衝撃検知センサとを備える自動車が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
そのような自動車では、衝撃検知センサが車両に対する側突を検知すると、まず、側突側のエアバックユニットを稼動させて、一方のドアに設けられるエアバックを展開させた後、側突側と反対側のエアバックユニットを稼動させて、他方のドアに設けられるエアバックを展開させる。
これによって、乗員は、側突側のエアバックに受け止められた後、車両内部を側突側と反対側に移動しても、側突側と反対側のエアバックに受け止められる。
特開平03-273959号公報
しかるに、車両には、2人の乗員が、車幅方向に互いに隣り合うように着座して乗車する場合がある。
この場合、特許文献1に記載の自動車では、左右のドアのそれぞれにエアバックユニットが設けられるが、2人の乗員の間にエアバックユニットが設けられていないので、側突事故が生じると、2人の乗員は、慣性によって側突側に向かうように移動し、2人の乗員のうち側突側の乗員は、展開された側突側のエアバックに受け止められて、車両の内側壁との接触が抑制される一方、側突側と反対側の乗員は、エアバックに受け止められた側突側の乗員と接触する。
そのため、側突事故において、2人の乗員が互いに接触することを抑制できず、乗員の安全性が低下してしまうという不具合がある。
そこで、2人の乗員の間にさらにエアバックユニットを設けて、側突側の乗員と車両の内側壁と間、および、2人の乗員の間のそれぞれにおいてエアバックを展開することが検討される。
しかし、側突事故では、通常、側突側の乗員が車両の内側壁に到達するタイミングが、側突側の乗員と、側突側と反対側の乗員とが接触するタイミングよりも早い。また、エアバックは、完全展開後に内部のガスが排気されて収縮するため、2つのエアバックの展開のタイミングを、側突側の乗員が車両の内側壁に到達するまでの時間に合わせると、2人の乗員間のエアバックは、側突側と反対側の乗員を受け止めるときに、完全展開状態よりも収縮してしまう。
そのため、2人の乗員間のエアバックが、側突側と反対側の乗員を安定して受け止めることができず、乗員の安全性を十分確保できないおそれがある。
本発明は、乗員の安全性の向上を図ることができるエアバック展開方法を提供する。
本発明[1]は、車両内部に2人の乗員が車幅方向に互いに隣り合うように着座する車両に対して、前記車幅方向の外側から衝突されたときのエアバック展開方法であって、前記車幅方向における衝突側の乗員と前記車両の内側壁との間において第1のエアバックを展開させた後、前記車幅方向における前記衝突側の乗員と前記衝突と反対側の乗員との間において第2のエアバックを展開させる、エアバック展開方法を含む。
本発明のエアバック展開方法によれば、まず、衝突側の乗員と車両の内側壁との間において第1のエアバックを展開させるので、第1のエアバックが衝突側の乗員を受け止めることができ、衝突側の乗員が内側壁と接触することを抑制できる。
その後、衝突側の乗員と衝突側と反対側の乗員との間において第2のエアバックを展開させるので、衝突側と反対側の乗員が衝突側に向かうように移動しても、第2のエアバックがその乗員を安定して受け止めることができ、2人の乗員が互いに接触することを抑制できる。
とりわけ、第1のエアバックを展開させた後に、第2のエアバックを展開させるので、側突側の乗員が車両の内側壁に到達するまでに、第1のエアバックを確実に展開することができるとともに、第2のエアバックの展開のタイミングを、衝突側と反対側の乗員を受け止める好適なタイミングに調整することができる。その結果、乗員の安全性の向上を図ることができる。
図1は、本発明のエアバック展開方法が実施される車両の一実施形態の正面図であって、外側エアバックが展開した状態を示す。 図2は、図1に続いて、内側エアバックが展開した状態を示す。 図3は、図1に示すシートの正面図を示す。
1.車両の構成
図1を参照して、本発明のエアバック展開方法が実施される車両の一実施形態としての車両1を説明する。
図1に示すように、車両1には、車両内部に少なくとも2人の乗員Pが、車幅方向に互いに隣り合うように着座して乗車可能である。
車両1は、2つのシート2と、内側壁の一例としての2つのドア4と、制御部(図示せず)と、衝撃検知センサ(図示せず)と、シートベルトリマインダ(図示せず)とを備える。
2つのシート2は、車両1の内部において、車両1の車幅方向に互いに間隔を空けて配置されている。2つのシート2のそれぞれには、車両1に乗車した乗員Pが一人ずつ着座する。以下において、2つのシート2を区別する場合、車幅方向一方側のシート2を第1シート2Aとし、車幅方向他方側のシート2を第2シート2Bとする。また、第1シート2Aに着座する乗員Pを第1乗員P1とし、第2シート2Bに着座する乗員Pを第2乗員P2とする。なお、シート2については後で詳述する。
2つのドア4は、2つのシート2を車幅方向に挟むように、車幅方向に互いに間隔を空けて位置している。また、2つのドア4のうち、車幅方向一方側のドア4を第1ドア4Aとし、車幅方向他方側のドア4を第2ドア4Bとする。第1ドア4Aは、第1シート2Aに対して車幅方向一方側に間隔を空けて位置し、第2ドア4Bは、第2シート2Bに対して車幅方向他方側に間隔を空けて位置する。
制御部(図示せず)は、車両(図示せず)の電気的な制御を実行するコントロールユニット(Electronic Control Unit、以下、ECUとする。)を備える。ECUは、CPU、ROMおよびRAMなどを備えるマイクロコンピュータから構成される。
衝撃検知センサ(図示せず)は、車両1に所定値を超える衝撃が加わったときに、衝撃が加わった車両1の部分を検知する。衝撃検知センサ(図示せず)は、ECU(図示せず)に電気的に接続されており、検知結果をECU(図示せず)に送信する。
シートベルトリマインダ(図示せず)は、各シート2に対する乗員Pの着座の有無、および、シートベルト(図示せず)の装着の有無を検知する。シートベルトリマインダ(図示せず)は、ECU(図示せず)に電気的に接続されており、検知結果をECU(図示せず)に送信する。
2.シートの構成
2つのシート2は、互いに同様の構成を有しており、図3に示すように、シート2は、シートクッション11と、シートバック12と、エアバックユニット5とを備える。
シートクッション11は、シート2の腰かけ部を構成し、乗員Pがシート2に着座した状態において、乗員Pの腰部を支持する。
シートバック12は、シート2の背もたれ部を構成し、乗員Pがシート2に着座した状態において、乗員Pの背部を支持する。
エアバックユニット5は、シートバック12に埋設されている。エアバックユニット5は、シート2に着座する乗員Pが隣接する同乗者(乗員P)や車両内部の部材(ドア4)に衝突することを防止するために、シートバック12における車幅方向の両側にエアバックを有する。そして、エアバックユニット5は、シートバック12における車幅方向の外側のエアバック(後述する外側エアバック6)が展開した後、シートバック12における車幅方向の内側のエアバック(後述する内側エアバック7)が展開するように構成されている。
詳しくは、エアバックユニット5は、第1のエアバックの一例としての外側エアバック6と、第2のエアバックの一例としての内側エアバック7と、インフレータ9と、連通管8と、仕切膜10とを備える。
図1および図3に示すように、外側エアバック6は、シート2に着座する乗員Pがドア4に衝突することを防止するために、シートバック12におけるドア4側に埋設されている。具体的には、外側エアバック6は、シートバック12における車幅方向の外側端部に埋設されており、第1シート2Aのシートバック12において車幅方向の一端部に埋設されており、第2シート2Bのシートバック12において車幅方向の他端部に埋設されている。
外側エアバック6は、シートバック12から前側に向かって展開可能であり、シート2に着座する乗員Pとドア4との間において展開するように配置される。また、外側エアバック6は、ベントホールを有しない。
図1および図2に示すように、内側エアバック7は、シート2に着座する乗員Pが隣接する同乗者(乗員P)に衝突することを防止するために、シートバック12における隣接するシート2側(外側エアバック6に対してドア4の反対側)に埋設されている。内側エアバック7は、シートバック12における車幅方向の内側端部に埋設されており、外側エアバック6に対して車幅方向の内側に間隔を空けて配置されている。具体的には、内側エアバック7は、第1シート2Aのシートバック12において車幅方向の他端部に埋設されており、第2シート2Bのシートバック12において車幅方向の一端部に埋設されている。内側エアバック7は、シートバック12から前側に向かって展開可能であり、車幅方向に互いに隣り合う乗員Pの間において展開するように配置される。また、内側エアバック7は、ベントホールを有している。
図3に示すように、インフレータ9は、外側エアバック6内にガスを供給する。インフレータ9は、シートバック12に埋設された状態の外側エアバック6内に配置されている。なお、本実施形態において、内側エアバック7内にはインフレータは設けられていない。
連通管8は、シートバック12における車幅方向の外側端部と内側端部との間の部分に埋設されている。連通管8は、外側エアバック6の内部空間と内側エアバック7の内部空間とを連通している。
仕切膜10は、連通管8の内部に設けられている。仕切膜10は、連通管8の内部空間を、外側エアバック6と連通する第1領域と、内側エアバック7と連通する第2領域とに仕切っている。仕切膜10は、第1領域内の圧力が所定値を超過すると破断して、第1領域と第2領域とを連通する。
2.エアバック展開方法
次に、図1および図2を参照して、本発明のエアバック展開方法について説明する。
このようなエアバック展開方法は、車両内部に2人の乗員Pが車幅方向に互いに隣り合うようにシート2に着座する車両1に対して、車幅方向の外側から衝突(側突)されたときに実行される。
ECU(図示せず)は、例えば、シートベルトリマインダ(図示せず)からの検知結果により、シート2に乗員Pが着座しているか否かを判断する。
そして、車両1に対して車幅方向の外側から衝突されると、衝撃検知センサ(図示せず)は、衝撃が加わった車両1の部分を検知して、検知結果をECU(図示せず)に送信する。なお、本実施形態では、便宜上、車両1に対して車幅方向の一方側から衝突された場合について説明する。
このとき、ECU(図示せず)は、衝撃検知センサ(図示せず)からの検知結果に応じて、衝突側のシート2である第1シート2Aに設けられるインフレータ9(図3参照)を稼動させ、インフレータ9(図3参照)から発生するガスにより、外側エアバック6を膨張展開させる。
すると、外側エアバック6は、シートバック12から前側に飛び出して、車幅方向における衝突側の乗員Pである第1乗員P1と、車両1の第1ドア4Aとの間において展開する。これによって、第1乗員P1が、展開された外側エアバック6(好ましくは、完全展開状態の外側エアバック6)により受け止められる。
このとき、展開された外側エアバック6は、第1乗員P1の受け止めにより押圧され、外側エアバック6の内部圧力が上昇する。すると、外側エアバック6の内部空間と連通する連通管8の第1領域の内部圧力が、所定値を超過するように上昇して、仕切膜10が破断する。
これによって、外側エアバック6内のガスが、連通管8を介して、内側エアバック7に流入する。そのため、外側エアバック6の収縮とともに、内側エアバック7が膨張展開する。
そして、内側エアバック7は、シートバック12から前側に飛び出して、車幅方向における第1乗員P1と、衝突側と反対側の乗員である第2乗員P2との間において展開する。これによって、第2乗員P2が、展開された内側エアバック7(好ましくは、完全展開状態の内側エアバック7)により受け止められる。
つまり、衝突側の第1乗員P1と車両1の第1ドア4Aとの間において外側エアバック6を展開させた後、第1乗員P1と第2乗員P2との間において内側エアバック7を展開させる。
以上によって、車両1に対して車幅方向の外側から衝突(側突)されたときに、外側エアバック6が衝突側の第1乗員P1を安定して受け止めることができながら、内側エアバック7が第1乗員P1と第2乗員P2との接触を安定して抑制することができる。
3.作用効果
上記したエアバック展開方法では、まず、衝突側の乗員P(第1乗員P1)と車両1のドア4(第1ドア4A)との間において外側エアバック6を展開させるので、外側エアバック6が衝突側の乗員Pを受け止めることができ、衝突側の乗員Pがドア4と接触することを抑制できる。
その後、衝突側の乗員P(第1乗員P1)と衝突側と反対側の乗員P(第2乗員P2)との間において内側エアバック7を展開させるので、衝突側と反対側の乗員Pが衝突側に向かうように移動しても、内側エアバック7がその乗員Pを安定して受け止めることができ、2人の乗員Pが互いに接触することを抑制できる。
とりわけ、外側エアバック6を展開させた後に、内側エアバック7を展開させるので、側突側の乗員Pがドア4に到達するまでに、外側エアバック6を確実に展開することができるとともに、内側エアバック7の展開のタイミングを、衝突側と反対側の乗員Pを受け止める好適なタイミングに調整することができる。その結果、乗員Pの安全性の向上を図ることができる。
また、このようなエアバック展開方法は、車両1により実施される。
車両1は、車幅方向に互いに隣り合うように配置される2つのシート2と、2つのシート2を車幅方向に挟むように、車幅方向に互いに間隔を空けて位置する2つのドア4(内側壁の一例)と、2つのシート2のそれぞれに設けられるエアバックユニット5と、を備える。エアバックユニット5は、シート2におけるドア4側に配置される外側エアバック6と、外側エアバック6に対してドア4の反対側に間隔を空けて配置される内側エアバック7と、を備える。そして、エアバックユニット5は、外側エアバック6が展開した後、内側エアバック7が展開するように構成されている。
そのため、車両1は、上記したエアバック展開方法を円滑に実施することができる。
また、図3に示すように、エアバックユニット5は、外側エアバック6内にガスを供給するインフレータ9と、外側エアバック6の内部空間と内側エアバック7の内部空間とを連通する連通管8と、連通管8の内部空間を、外側エアバック6と連通する第1領域と、内側エアバック7と連通する第2領域とに仕切り、第1領域内の圧力が所定値を超過すると、第1領域から第2領域へのガスの通過を許容する仕切膜10(仕切部材)とを備える。
そのため、展開された外側エアバック6が、第1乗員P1の受け止め、外側エアバック6の内部圧力が上昇すると、外側エアバック6と連通する連通管8の第1領域の内部圧力が、所定値を超過するように上昇して、仕切膜10が破断する。これによって、外側エアバック6内のガスが、連通管8を介して、内側エアバック7に流入し、内側エアバック7が膨張展開する。
その結果、2つのエアバック(外側エアバック6および内側エアバック7)を1つのインフレータ9により、所望されたタイミングで膨張展開させることができる。
つまり、簡易な構成でありながら、外側エアバック6を展開させた後に、内側エアバック7を円滑に展開させることができる。
4.変形例
上記の実施形態では、展開された外側エアバック6が、第1乗員P1を受け止めることにより、連通管8の第1領域の内部圧力が所定値を超過して仕切膜10が破断するが、仕切膜10の破断(ガス通過許容)のタイミングは、内側エアバック7の展開の所望されるタイミングに応じて適宜変更される。仕切膜10の破断(ガス通過許容)のタイミングは、例えば、外側エアバック6が第1乗員P1を受け止める前であってもよく、外側エアバック6の展開途中および完全展開後のいずれであってもよい。
また、上記の実施形態では、エアバックユニット5の機械的な構成により、外側エアバック6を展開させた後に、内側エアバック7を展開させるが、本発明はこれに限定されない。
例えば、ECU(図示せず)の制御により、外側エアバック6を展開させた後に、内側エアバック7を展開させてもよい。この場合、エアバックユニット5は、外側エアバック6にガスを供給する第1インフレータと、内側エアバック7にガスを供給する第2インフレータとを別々に備える。そして、ECU(図示せず)は、第1インフレータを稼動させた後、所定のタイミングで第2インフレータを稼動させる。一方、このような変形例は、2つのインフレータが必要であるので、構成の簡略化の観点から、上記の実施形態がより好ましい。
また、上記の実施形態では、2つのシート2のうち一方のシート2に設けられる外側エアバック6および内側エアバック7を展開するが、本発明は、これに限定されない。
例えば、ECU(図示せず)の制御により、衝突側のシート2に設けられる外側エアバック6を、衝突側の乗員Pとドア4との間において展開させた後、衝突側と反対側のシート2に設けられる内側エアバック7を、衝突側の乗員Pと衝突側と反対側の乗員Pとの間において展開させてもよい。
一方、このような変形例においても、エアバックユニット5は、外側エアバック6にガスを供給する第1インフレータと、内側エアバック7にガスを供給する第2インフレータとを別々に備える必要があり、構成の簡略化の観点から、上記の実施形態がより好ましい。
これら変形例によっても、上記した実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、本発明における車両に対して車幅方向の外側から衝突されたときとは、上記の実施形態のように、衝撃検知センサ(図示せず)が車両1に衝撃が加わったことを検知したときであってもよく、車両1が、衝撃検知センサ(図示せず)に代えてステレオカメラなどの画像認識センサを備え、画像認識センサが車両1に衝撃が加わることを予測したときであってもよい。
1 車両
2 シート
4 ドア
6 外側エアバック
7 内側エアバック

Claims (1)

  1. 車両内部に2人の乗員が車幅方向に互いに隣り合うように着座する車両に対して、前記車幅方向の外側から衝突されたときのエアバック展開方法であって、
    前記車両は、
    車幅方向における衝突側の乗員と前記車両の内側壁との間に配置される第1のエアバックと、
    車幅方向における前記衝突側の乗員と前記衝突側と反対側の乗員との間に配置される第2のエアバックと、
    前記第1のエアバックにガスを供給するインフレータと、
    前記第1のエアバックの内部空間、および、前記第2のエアバックの内部空間を連通させる連通管と、
    前記連通管の内部に設けられ、前記連通管の内部空間を、第1のエアバックに連通する第1領域、および、第2のエアバックに連通する第2領域に仕切る仕切膜と
    を備えており、
    前記第1のエアバックを展開させた後、第1のエアバックの展開が完了する前の展開途中において、前記仕切膜を破断させ、第1のエアバックのガスを、前記連通管を介して、第2のエアバックに流入させることにより、前記第2のエアバックを展開させる
    ことを特徴とする、エアバック展開方法。
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