JP2009178715A - プレス型のスクラップ排出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクラップシュート上を滑り落ちるスクラップの姿勢を積極的に制御することでスクラップシュートの幅の縮小化とともに下型に形成される開口部の縮小化を図る。
【解決手段】昇降可能な傾斜した可動式シュート10の送路10aに互いに逆向きに傾斜した勾配をもつ平行な丸棒状のスクラップ受けステー13を設ける。下型上に残されたスクラップSを可動式シュート10でリフトアップし、スクラップSがスクラップ受けステー13上を滑り落ちながら90度程度回転することで自律的に姿勢変更させる。それによりスクラップSの長手方向を送路10aの長手方向に指向させた上で双方のスクラップ受けステー13同士の間から送路10a上に落下させ、さらにその送路10aを自重落下させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、プレス型のスクラップ排出装置に関し、特にトリム加工あるいはピアス加工等を目的としたプレス型にて発生するスクラップを下型外に排出するようにしたスクラップ排出装置に関するものである。
この種のプレス型のスクラップ排出装置としては、例えば特許文献1に記載のように、トリム加工あるいはピアス加工によって発生したスクラップを製品としてのパネルとともに一旦次工程に搬送した上で回収する方式のもののほか、少なくとも一端が下型内に臨むスクラップシュートを配設しておき、トリム加工あるいはピアス加工によって発生したスクラップをスクラップシュート上にて自重にて滑らせて下型外に排出した上で回収するようにしたものがある。
特開平4−327329号公報(図6)
上記のようにスクラップシュートを利用してスクラップを排出する場合、スクラップシュート上を滑り落ちるスクラップが自由に回転できるため、スクラップシュートの送路上にてスクラップの詰まりが発生しやすい。
また、上記のようにスクラップが自由に回転できる結果、スクラップの形状が例えば略矩形状のものである場合には、スクラップシュートの送路幅はスクラップの対角長(対角線の長さ)以上の大きさが必要となり、しかもそのスクラップシュートを収容するための大きな開口部を下型に形成する必要があり、スクラップシュートの大型化とともに下型の強度低下を招く結果となって好ましくない。この傾向は、例えばスクラップの幅寸法に比べてその長さが数倍以上大きいいわゆるフラットバー状のスクラップの場合に一段と顕著となる。
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、スクラップシュートの送路上を滑り落ちるスクラップの姿勢を積極的に制御することでスクラップシュートの送路幅の縮小化とともに下型に形成される開口部の縮小化を図り、もってスクラップシュートの小型化と下型の強度確保を容易としたプレス型のスクラップ排出装置を提供しようとするものである。
本発明は、プレス型の下型内に配置されて、上下型の協働に基づくプレス加工をもってパネル状ワークのうち製品部領域から切り離されたフラットバー状のスクラップを下型外に排出する装置であることを前提としている。
その上で、スクラップシュートを下型上に位置決めされたパネル状ワークのうちスクラップとなるべき領域の直下から下型の外部に向かって下り勾配の傾斜をもって配置し、なお且つ平面視においてそのスクラップシュートの送路の長手方向がスクラップとなるべき領域の長手方向とほぼ直交するように配置してある。
そして、上記スクラップシュートの上端部であって且つパネル状ワークのうちスクラップとなるべき領域の直下位置に、少なくともスクラップの幅寸法を受容し得るだけの距離を隔てて二つ一組のスクラップ姿勢制御手段を配置し、一方のスクラップ姿勢制御手段には上記送路の長手方向と平行であって且つスクラップシュートと同方向に傾斜した稜線状のスクラップ接触部を、他方のスクラップ姿勢制御手段には上記送路の長手方向と平行であって且つスクラップシュートとは逆方向に傾斜した稜線状のスクラップ接触部をそれぞれ形成してある。
本発明によれば、双方のスクラップ接触部にまたがるようにスクラップが乗りさえすれば、スクラップは自重によりスクラップ接触部上を滑り落ちながらほぼ90度自律的に回転し、その長手方向がスクラップシュートの送路の長手方向を指向するようになるので、最終的にスクラップはその姿勢のままでスクラップシュートを滑り落ちて外部に排出される。したがって、スクラップシュートの送路幅を必要最小限の大きさにすることができるとともに、そのスクラップシュートの配置のために下型に形成される開口部の大きさも小さくすることができ、下型の強度を容易に確保することができる。
図1〜4は本発明のより具体的な実施の形態を示す図であり、ここではパネル状ワークとしての自動車のドアアウタパネル(以下、単に「パネル」と言う。)Wにトリム加工とフランジ曲げ加工を同時に行うプレス金型の例を示している。
図1に示すように、前工程までに絞り加工や周縁トリム加工あるいはピアス加工等を終えたパネルWが下型としてのポンチ1上に投入されて位置決めされる。パネルWのうちドアサッシュ部Dsの内側のドアガラス開口部Oには、当該パネルWの特殊性としてそのドアガラス開口部Oを縦断するスクラップ領域としてのブリッジ部Bが最後まで桟状に残されていることから、図2にも示すように下型1と上型2との組み合わせからなるプレス型をもって上記ブリッジ部Bをいわゆるフラットバー状のスクラップSとして切断し、同時にその切断部をほぼ直角に折り曲げてフランジ部Fとして仕上げることになる。なお、上記スクラップSはその幅寸法に比べて長さ寸が数倍大きい長矩形状のものである。
下型としてのポンチ1には、ドア開口部Oに相当する部分に比較的大きな矩形状の逃げ凹部3を形成してあり、その逃げ凹部3はポンチ1の側面にて開口部4をもって外部に開口しているとともに、逃げ凹部3の中に左右一対の下刃5を設けてある。また、逃げ凹部3には上面が開放された断面チャンネル状のスクラップシュート6を開口部4から外部に突出するように設けてある。このスクラップシュート6は逃げ凹部3側からポンチ1の外部に向かって下り勾配の傾斜を有しているとともに、ポンチ1の平面視においてスクラップシュート6自体の長手方向またはその送路6aの長手方向が上記スクラップSとなるべき領域であるところのブリッジ部Bの長手方向とほぼ直交するように配置してある。すなわち、スクラップシュート6のうち高位側の上端部はスクラップSとなるべきブリッジ部Bの直下に位置している。
ここで、本実施の形態では、後述するようにスクラップSを自律的に姿勢変更させて、その長手方向をスクラップシュート6の送路6aの長手方向に指向させるようにしていることから、スクラップシュート6の送路6aの幅寸法の設定にあたって従来のようにスクラップSの対角長を考慮する必要がなく、少なくともスクラップSの幅寸法よりもわずかに大きい程度で足りることになる。
また、ポンチ1に隣接して当該ポンチ1よりも低い位置にスクラップSの回収のためのスクラップホッパー7を設けてあり、スクラップシュート6の下端をそのスクラップホッパー7に臨ませてある。
他方、図2にも示すように、下型としてのポンチ1と対をなす上型2は、上ホルダ8に上刃として機能することになる一対のセクショナルダイ9を固定するとともに、その上ホルダ8に図示外の弾性体を介してパッド16を弾性支持させることで構成してある。セクショナルダイ9はトリム(カット)加工とフランジ曲げ加工とに共用化されていて、同図に示すように、ポンチ1に対して上型2が下降すると、下刃5とセクショナルダイ9との噛み合いに基づくせん断作用をもってブリッジ部Bが切断されてスクラップSと化し、それよりわずかに遅れてポンチ1のエッジ部1aとセクショナルダイ9との噛み合いをもって、先にスクラップSとして切断された部位がほぼ直角に曲折成形されてフランジ部Fとして仕上げられることになる。ここで、ブリッジ部Bが切断されたことによって形成されたスクラップSは、加工後に上型2が上昇してもなおも下刃5上に残されることになる。
上記スクラップシュート6は、図1のほか図2,3に示すように、ポンチ1上に位置決めされたパネルWのブリッジ部Bまたはポンチ1上に残されたスクラップSの直下位置まで及んでいる高位側の上端部が昇降動作可能な可動式シュート10として分割されていて、その可動式シュート10以外の部分が固定式シュート11となっている。
可動式シュート10は、図1,3に示すように、固定式シュート11と同等の幅寸法の送路10aを有しているとともに、三方が側壁にて囲まれた略ボックス状のもので、固定式シュート11よりも傾斜の度合いが緩いものの、固定式シュート11と同方向の所定の傾斜を有している。この可動式シュート10は、図1,2に示すように、一対の下刃5の対向間隙内に位置しているとともに、その下方に設けたリフトシリンダ12のピストンロッド12aに連結されていて、リフトシリンダ12の伸縮作動に応じて所定ストロークのもとでの昇降動作、すなわちリフトアップ動作とリフトダウン動作がそれぞれ可能となっている。
可動式シュート10の走路10a上には、図2,3に示すように、スクラップ姿勢制御手段として中実円筒状または丸棒状の一対のスクラップ受けステー13を設けてある。すなわち、可動式シュート10の送路10a上には少なくともスクラップSの幅寸法を受容し得るだけの対向間隙を隔てて同じく丸棒状のスタッド14を介して一対のスクラップ受けステー13を設けてあり、各スクラップ受けステー13の軸線は互いに平行またはほぼ平行であり、同時にポンチ1の平面視において各スクラップ受けステー13の軸線は送路10aの長手方向(スクラップシュート6によるスクラップSの滑り落ち方向)に一致またはほぼ一致させてある。
ここで、ポンチ1の平面視においては、双方のスクラップ受けステー13はポンチ1上に位置決めされることになるパネルWに付帯しているブリッジ部Bあるいは切断後に下刃5上に残されるスクラップSの直下位置、すなわち一対の下刃5同士の対向間隙内に位置している。
そして、一方の各スクラップ受けステー13はスクラップシュート6と同方向に傾斜した所定の勾配を、他方の各スクラップ受けステー13はスクラップシュート6とは逆方向に傾斜した所定の勾配をそれぞれ有していて、各スクラップ受けステー13の高位側の端部には丸棒状のストッパー15を上向きに突設してある。この結果、後述するように各スクラップ受けステー13の上面側の稜線がスクラップSに対し直接的に線接触または点接触してスクラップ接触部13aとして機能するように設定してある。
なお、図2に示すように可動式シュート10が最下降位置にあるときには、ポンチ1上に位置決めされることになるパネルWに付帯しているブリッジ部Bあるいは切断後に下刃5上に残されるスクラップSに各スクラップ受けステー13が干渉しないように設定してあるとともに、図4に示すように所定ストロークのもとで各スクラップ受けステー13を可動式シュート10とともにリフトアップさせたときには、下刃5上に残されるスクラップSをそのスクラップ受けステー13にてリフトアップして、下刃5から各スクラップ受けステー13側にスクラップSを移載するようになっている。
また、後述するようなスクラップSの自律的な姿勢変更時の挙動が安定して行われる場合には、ストッパー15は必ずしも必要としない。
したがって、このように構成されたスクラップ排出装置によれば、ポンチ1に対して上型2が下降するときには、可動式シュート10は図2に示す最下降位置にて待機している。上型2が下降すると、同図に示すようにパッド16が先行してパネルWの一部に当接してそのパネルWを加圧拘束するとともに、上型2側のセクショナルダイ9が下刃5やポンチ1のエッジ部1aと相互に噛み合い、パネルWに付帯していたブリッジ部BがスクラップSとして切断されるとともに、その切断部位にフランジF部が曲折成形される。なお、スクラップSは双方の下刃5上にそのまま残される。
これらの加工終了後、上型2が上昇動作するのを待って、図4に示すようにリフトシリンダ12の伸長動作に基づき可動式シュート10が各スクラップ受けステー13とともにリフトアップ動作する。各スクラップ受けステー13がリフトアップすると、スクラップ受けステー13が下刃5上に残されているスクラップSを所定量だけリフトアップし、その時点でスクラップSが双方のスクラップ受けステー13にまたがるようにして下刃5側から各スクラップ受けステー13上に移載される。
スクラップSがスクラップ受けステー13によってリフトアップされると、その瞬間には図3に示すようにスクラップSの長手方向と各スクラップ受けステー13の軸線とがほぼ直交関係にあるものの、スクラップSは双方のスクラップ受けステー13の上面側の稜線であるスクラップ接触部13aに対し直接的に線接触または点接触して、図4に示すようにそれぞれのスクラップ受けステー13の勾配に応じてスクラップ接触部13a上を自重にて滑り落ちながら90度程度回転することから、スクラップSは自律的にその姿勢を90度程度変更するかたちとなる。これは、当初はスクラップSの長手方向と各スクラップ受けステー13の軸線とがほぼ直交関係にあったものが、スクラップS自体の自律的な姿勢変更によって上記スクラップSの長手方向と各スクラップ受けステー13の軸線とが共にほぼ同じ方向、すなわちスクラップシュート6の送路6aの長手方向をほぼ指向するようになったことを意味する。
その結果、先にも述べたように一対のスクラップ受けステー13の対向間隙として少なくともスクラップSの幅寸法を受容し得るだけの大きさに予め設定してあるため、自律的に90度程度姿勢変更したスクラップSは一対のスクラップ受けステー13同士の対向間隙から可動式シュート10の送路10a上に自重落下する。
こうして、可動式シュート10に自重落下したスクラップSは姿勢変更後の姿勢を維持しながらさらにその下方の固定式シュート11に移載されるようにして乗り移り、その固定式シュート11を滑り落ちるようにしてポンチ1の外部に排出され、最終的には図1の固定式シュート11からスクラップホッパー7へと落下して回収される。そして、スクラップSがポンチ1の外部に排出されると、スクラップ受けステー13を含む可動式シュート10はリフトシリンダ12の収縮動作に基づいてリフトダウンして図2の初期状態に復帰して、次のプレスサイクルまで待つことになる。
このように本実施の形態によれば、下刃5上に残されたスクラップSを容易に、しかも安定して処理できることはもちろんのこと、スクラップSの長手方向がスクラップシュート6の長手方向を指向するように姿勢変更した上で自重落下させるようにしたため、スクラップシュート6の送路6aの幅寸法の設定にあたって従来のようにスクラップSの対角長を考慮する必要がなく、少なくともスクラップSの幅寸法よりもわずかに大きい程度で足りることから、スクラップシュート6の大幅な小型化が図れるようになるとともに、スクラップSの詰まりも未然に防止できるようになる。その結果、スクラップシュート6の配置のために下型としてのポンチ1に形成される開口部の大きさも縮小化することができ、それによってポンチ1の強度を容易に確保することが可能となる。
ここで、上記実施の形態では、パネルWの特殊性から切断(トリム)後のスクラップSが下刃5上に残されるために、その下方で待機していた昇降可能な一対のスクラップ受けステー13にてスクラップSをリフトアップするようにしているが、例えばスクラップSを切り落としたり、あるいは抜き落としたりする加工形態の場合には、必ずしも一対のスクラップ受けステー13を昇降動作させる必要はなく、下方で待機している固定式の一対のスクラップ受けステー13に対してスクラップSを自重落下させるようにすれば良い。
図5は発明の第2の実施の形態を示す図で、先の図3と共通する部分には同一符号を付してある。
この第2の実施の形態では、可動式シュート20そのものの一部を有効利用して、スクラップ姿勢制御手段およびスクラップ接触部としての機能を併せ持たせたものである。すなわち、図5に示すように、可動式シュート20のうち相互に対向する側壁部20aにスクラップ姿勢制御手段としての略三角形状のスクラップ受け片21を一体的に延長直立形成し、そのスクラップ受け片21の上端面を稜線状のスクラップ接触部21aとしたものである。なお、スクラップ接触部21aの傾斜勾配は先のスクラップ受けステー13のスクラップ接触部13aに準じて設定してある。
ここで、スクラップ受け片21の上端面をそのままスクラップ接触部21aとする場合には、スクラップ受け片21の板厚等によっては、スクラップSが線接触または点接触するようにスクラップ接触部21aを稜線状に、例えばナイフエッジ状に仕上げることが望ましい。あるいは、図6に示すように、スクラップ受け片21の上端部に長手方向に沿ってヘミング加工(同図(A)参照)あるいはカーリング加工(同図(B)参照)を施すことにより所定の曲率を持たせて、その稜線部をスクラップ接触部21aとすることが望ましい。
この第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態におけるスタッド14やスクラップ受けステー13等の別部品が不要となるため、部品点数の削減によりその構造を簡素化できるほか、第1の実施の形態のものと比べて可動式シュート20の送路20bからスクラップ接触部21aまでの距離を小さくできるため、姿勢変更後のスクラップSが送路21b上に落下する際のいわゆる踊り現象や飛散が防止され、スクラップSの詰まりを防止する上で一段と有利となる。
本発明に係るスクラップ排出装置のより具体的な第1の実施の形態を示す図で、加工対象となるパネルを含む下型の斜視図。 上型が下降したときの図1のA−A線に沿う拡大断面図。 図1,2に示した可動式シュートの拡大斜視図。 図2の上型上昇後に可動式シュートがリフトアップ動作したときの断面図。 本発明の第2の実施の形態として可動式シュートの別の例を示す拡大斜視図。 (A)および(B)共に図5のC部拡大断面図。
符号の説明
1…ポンチ(下型)
2…上型
5…下刃
6…スクラップシュート
6a…送路
8…上ホルダ
9…セクショナルダイ(上刃)
10…可動式シュート
10a…送路
11…固定式シュート
12…シリンダ
13…スクラップ受けステー(スクラップ姿勢制御手段)
13a…スクラップ接触部
16…パッド
20…可動式シュート
21…スクラップ受け片(スクラップ姿勢制御手段)
21a…スクラップ接触部
B…ブリッジ部
F…フランジ部
S…スクラップ
W…ドアアウタパネル(パネル状ワーク)

Claims (5)

  1. 下型内に配置されて、上下型の協働に基づくプレス加工をもってパネル状ワークから切り離されたフラットバー状のスクラップを下型外に排出する装置であって、
    下型上に位置決めされたパネル状ワークのうちスクラップとなるべき領域の直下から下型の外部に向かって下り勾配の傾斜をもって配置され、且つ平面視においてその送路の長手方向がスクラップとなるべき領域の長手方向とほぼ直交するように配置されたスクラップシュートと、
    上記スクラップシュートの上端部であって且つパネル状ワークのうちスクラップとなるべき領域の直下位置に、少なくともスクラップの幅寸法を受容し得るだけの距離を隔てて二つ一組として配置されたスクラップ姿勢制御手段と、
    を備えていて、
    一方のスクラップ姿勢制御手段には上記送路の長手方向と平行であって且つスクラップシュートと同方向に傾斜した稜線状のスクラップ接触部を、他方のスクラップ姿勢制御手段には上記送路の長手方向と平行であって且つスクラップシュートとは逆方向に傾斜した稜線状のスクラップ接触部をそれぞれ形成してあることを特徴とするプレス型のスクラップ排出装置。
  2. 双方のスクラップ接触部にスクラップが接触した時に、そのスクラップが自重にて双方のスクラップ接触部に沿って滑り落ちながら自律的に姿勢変更することで、当該スクラップの長手方向がスクラップシュートの送路の長手方向を指向するように、各スクラップ接触部の傾斜角を設定してあることを特徴とする請求項1に記載のプレス型のスクラップ排出装置。
  3. 上記各スクラップ姿勢制御手段は丸棒状のものであって、その上面側の稜線をスクラップ接触部としてあることを特徴とする請求項1または2に記載のプレス型のスクラップ排出装置。
  4. 上記スクラップシュートは上面が開放された断面チャンネル状のものであって、その両側の側壁の一部がスクラップ姿勢制御手段を兼ねていて、各側壁の一部の上端面に互いに逆向きに傾斜したスクラップ接触部を形成してあることを特徴とする請求項1または2に記載のプレス型のスクラップ排出装置。
  5. 上記スクラップシュートの上端部が昇降可能な可動式シュートとなっているのに対して、スクラップシュートの残りの部分が固定式シュートとなっていて、
    上記可動式シュートにスクラップ姿勢制御手段を設けてあるとともに、
    プレス加工後に下型上に残されたスクラップを可動式シュートの上昇動作をもってその可動式シュート側に移載するとともに、その可動式シュートから固定式シュート側にスクラップを自重にて移載するようになっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のプレス型のスクラップ排出装置。
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