JP2009178439A - 演出表示装置及び遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】内部における光漏れの発生を防止し、各セグメントの視認性及び美観性に優れた演出表示装置(例えば、7セグメント表示器)及び遊技機とする。
【解決手段】複数の断片状の開口N1〜N7からなるレンズ挿入穴241dを有するレンズハウス241と、レンズハウス241の開口N1〜N7に挿入されてセグメントを構成するレンズ242と、レンズ242の背後にセグメントに対応して配置された発光ダイオードと、発光ダイオードが発した光を対応するセグメントに個別に導く反射面を有するリフレクタとを備え、レンズハウス241には、開口N1〜N7同士の間に、隣接するセグメントへの光漏れを防止するリブ241eが形成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、7個のセグメントを一組として、少なくとも0〜9の10種類の数字を表示可能な演出表示装置及び遊技機に係るものであり、詳しくは、演出表示装置の内部における光漏れを防止できるようにした技術に関するものである。
遊技機の1つであるスロットマシンは、遊技者がメダル投入口にメダルを投入するか、又はベットスイッチを操作することによって貯留メダルを投入し、スタートスイッチを操作して遊技を開始する。そして、スタートスイッチを操作すると、複数のリールがそれぞれ回転し、役の抽選が行われる。また、各リールに対応して設けられたストップスイッチを操作すれば、対応するリールの回転が停止し、停止した各リールの図柄の組合せが予め定められた何らかの当選役の図柄の組合せと一致したときにその役の入賞となり、それに応じてメダルの払出しが行われる。
ここで、遊技者に対しては、役の当選の可能性を告知等する演出が出力される。すなわち、告知演出を含む各種の演出時に、スロットマシンの上部ランプ、サイドランプ、及びバックランプが点灯又は点滅したり、スピーカからサウンドが出力されたりする。そして、その演出の内容によって役の抽選結果等が報知される。そのため、スロットマシンの演出は、遊技の進行における補助的役割を果たすものとして、極めて重要な要素となっている。なお、スロットマシンに限らず、弾球遊技機においても、遊技中の演出が重要な要素となっている点に変わりはない。
また、上部ランプ等やスピーカの他に、出力された演出を表示する演出表示装置として、液晶を用いて数字等を画像表示できるようにした液晶表示器や、7個のセグメントを8字形に配置してそれを横3列に並べ、0〜9の10種類の数字を3桁で表示できるようにした7セグメント表示器等が知られている。そして、例えば、演出表示装置に「777」が表示されると大当たりとなり、遊技者にとって有利な特別遊技に移行する。
このように、7セグメント表示器等の演出表示装置は、告知演出等の最も効果的な出力手段であり、スロットマシンや弾球遊技機といった遊技機に広く使用されている。そして、特に、7セグメント表示器は、液晶表示器等と比べて低コストであり、表示制御も複雑でないという利点を有している(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−113684号公報
上記の特許文献1に開示された技術は、7個のセグメントを8字形として中央に配置するとともに、中央の8字形の左側に5個のセグメントからなる3字形の鏡文字を配置し、中央の8字形の右側に5個のセグメントからなる正規の3字形を配置して、数字と英字とを表示できるようにしたものである。そのため、7セグメント表示器の表現力が豊かになる。
しかし、特許文献1の技術は、各セグメントの視認性及び美観性について、何ら考慮されていない。すなわち、従来の7セグメント表示器では、内部における光漏れによって視認性や美観性を損ねるという問題があったが、特許文献1の技術でも、光漏れの問題が残っている。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、内部における光漏れの発生を防止し、各セグメントの視認性及び美観性に優れた演出表示装置(例えば、7セグメント表示器)及び遊技機とすることである。
本発明は、以下の解決手段によって上述の課題を解決する。
請求項1の発明は、複数のセグメントを一組として、少なくとも0〜9の10種類の数字を表示可能な演出表示装置であって、複数の断片状の開口からなるレンズ挿入穴を有するレンズハウスと、前記レンズハウスの前記開口に挿入されて前記セグメントを構成するレンズと、前記レンズの背後に前記セグメントに対応して配置された発光部材と、前記発光部材が発した光を対応する前記セグメントに個別に導く反射面を有するリフレクタとを備え、前記レンズハウスには、前記開口同士の間に、隣接する前記セグメントへの光漏れを防止する光漏れ防止壁が形成されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の演出表示装置において、前記光漏れ防止壁は、前記開口同士の隣接領域の少なくとも全長にわたって形成されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、複数のセグメントを一組として、少なくとも0〜9の10種類の数字を表示可能な演出表示装置を備える遊技機であって、前記演出表示装置は、複数の断片状の開口からなるレンズ挿入穴を有するレンズハウスと、前記レンズハウスの前記開口に挿入されて前記セグメントを構成するレンズと、前記レンズの背後に前記セグメントに対応して配置された発光部材と、前記発光部材が発した光を対応する前記セグメントに個別に導く反射面を有するリフレクタとを備え、前記レンズハウスには、前記開口同士の間に、隣接する前記セグメントへの光漏れを防止する光漏れ防止壁が形成されていることを特徴とする。
(作用)
上記の発明においては、レンズハウスの開口同士の間に、隣接するセグメントへの光漏れを防止する光漏れ防止壁が形成されている。そのため、内部における光漏れが発生しなくなる。
本発明によれば、内部において光漏れが発生することがない。そのため、各セグメントの視認性及び美観性に優れたものとなる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
なお、以下の実施形態では、本発明の遊技機として、スロットマシン10を例に挙げて説明する。
図1は、本実施形態のスロットマシン10を示す前面側の正面図である。
また、図2は、図1中、スロットマシン10のフロントマスク部12を開放し、基体部11の内部が見えるように図示した正面図である。
図1及び図2に示すように、スロットマシン10の筐体は、基体部11と、基体部11の前面側に取り付けられたフロントマスク部12とから構成されている。
このフロントマスク部12は、基体部11の開口面を覆うようにして、基体部11に開閉自在に取り付けられたものである。そして、図1に示すように、フロントマスク部12の遊技者側の下方部には、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、3つのストップスイッチ42、メダル投入口43等が配置されている。
ここで、ベットスイッチ40は、メダル投入口43からのメダルの投入と同様に、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチである。また、スタートスイッチ41は、後述する図柄変動表示装置30の各リール31を始動させるときに遊技者が操作するスイッチである。さらにまた、各ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応する各リール31を個別に停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。なお、停止した各リール31の図柄は、フロントマスク部12の中央部に設けられた透明窓13から透視できるようになっている。
また、遊技中における各種の演出が実行できるように、フロントマスク部12の上方部には、上部ランプ21aと、2つのスピーカ22と、7セグメント表示器200(本発明における演出表示装置に相当するもの)とが配置されている。さらにまた、フロントマスク部12の左右両端部には、サイドランプ21bが配置されている。なお、7セグメント表示器200は、0〜9の10種類の数字を3桁で表示可能なものであり、3桁の各数字は、透明な保護パネル220を介して見ることができる。
一方、基体部11は、木材等を組み立てて、前面側が開口する中空箱形に構成したものである。そして、基体部11の内部であって、その下方部には、図2に示すように、電源ユニット101と、ホッパータンクに貯留されたメダルを払い出すメダル払出し装置102とが設けられている。
また、メダル払出し装置102の上方部には、リールベース103が固定されており、このリールベース103上に、リング状の3つのリール31を並設した図柄変動表示装置30が取り付けられている。そして、図柄変動表示装置30における各リール31の回転中心部には、ステッピングモータからなるリール31の駆動用のモータ32(図3参照)がそれぞれ連結されており、各モータ32の駆動制御によって各リール31が個別に回転するようになっている。なお、各リール31の内周内側には、それぞれ3つのバックランプ21cが取り付けられている。
さらにまた、各リール31の外周面には、複数の図柄(役を構成する図柄)を印刷したリールテープがそれぞれ貼り付けられており、このリールテープによって21個の図柄が表示される。そのため、フロントマスク部12側からは、透明窓13を通して、個々のリール31において上下に連続する3つの図柄が見えるようになる。すなわち、図1に示すように、透明窓13からは、各リール31の合計9個の図柄が透視でき、各リール31の停止時における図柄の組合せラインとなる有効ラインは、水平方向上段、中段、及び下段と、右下がり及び右上がりの斜め方向の各ライン(図1中、2点鎖線部)の合計5本となっている。
このような本実施形態のスロットマシン10において、役の抽選を含む遊技の進行等の全体は、メイン制御基板104(図2参照)によって統括制御される。すなわち、図2に示すように、図柄変動表示装置30の上方部に透明なメイン基板ケース105が配置され、このメイン基板ケース105内にメイン制御基板104が収容されている。そして、メイン制御基板104には、図示はしないが、演算等を行うCPU、遊技プログラムを記憶したROM、遊技用等のデータを一時的に記憶するRAM等が実装されている。なお、メイン制御基板104は、不正を防止するため、メイン基板ケース105内に収容された後にかしめされ、封印されている。
また、フロントマスク部12の後面側(裏面側)の上方部には、サブ制御基板248が配置されている。このサブ制御基板248は、メイン制御基板104の下位に属するものであり、遊技中における演出を制御する基板であって、図示はしないが、演算等を行うCPU、演出プログラム及び演出用のデータを記憶したROM、各種のデータを一時的に記憶するRAM等を備えている。そして、サブ制御基板248は、図示しないハーネス(電気配線の束)によってメイン制御基板104と電気的に接続され、メイン制御基板104からサブ制御基板248に対して演出実行指令等が送信されるようになっている。なお、サブ制御基板248は、サブ基板カバー249内に収容された後にかしめされている。
このように、本実施形態のスロットマシン10は、メイン制御基板104及びサブ制御基板248を備えており、メイン制御基板104上に実装されたCPU、ROM、及びRAM等によってメイン制御手段60a(図3参照)が構成され、役の抽選、各リール31の駆動制御、入賞時の払出し等といった遊技の進行が制御される。また、サブ制御基板248上に実装されたCPU、ROM、及びRAM等によってサブ制御手段60b(図3参照)が構成され、上部ランプ21a、サイドランプ21b、及びバックランプ21cの点灯又は点滅、スピーカ22からのサウンドの出力、7セグメント表示器200による数値表示等の演出が制御される。
図3は、本実施形態のスロットマシン10による制御の概略を示すブロック図である。
図3に示すように、スロットマシン10は、遊技制御手段60を備えており、遊技制御手段60は、メイン制御手段60a及びサブ制御手段60bによって構成されている。そして、メイン制御手段60aの入力側(図3中、左側)に、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及び3つのストップスイッチ42がそれぞれ接続され、メイン制御手段60aの出力側(図3中、右側)に、3つのリール31を回転駆動させるためのモータ32がそれぞれ個別に接続されている。また、サブ制御手段60bの出力側には、上部ランプ21a、サイドランプ21b、バックランプ21c、スピーカ22、及び7セグメント表示器200が接続されている。
このような本実施形態のスロットマシン10によって遊技を行うには、遊技者がメダル投入口43(図1参照)からメダルを投入するか、又はベットスイッチ40を操作することによって貯留メダルを投入する。すると、有効ラインが有効化される。そして、遊技者がスタートスイッチ41を操作すると、そのときに発生する信号がメイン制御手段60aに入力され、メイン制御手段60aは、この信号に基づいて各モータ32を駆動し、全てのリール31が回転するように制御する。そのため、透明窓13(図1参照)内において、各リール31の図柄が所定の速度で上下方向に移動表示されることとなる。また、メイン制御手段60aは、スタートスイッチ41が操作されたときは、役の抽選を行い、役の抽選結果の情報をサブ制御手段60bに送信する。
次に、ストップスイッチ42が操作されると、そのときに発生する信号がメイン制御手段60aに入力され、メイン制御手段60aは、モータ32を駆動して、操作されたストップスイッチ42に対応するリール31を停止させるように制御する。そして、全てのリール31の停止時に、各リール31における有効ライン上の図柄の組合せが予め定められた何らかの役の図柄の組合せと一致し、その役の入賞となったときは、入賞した役に応じて、メダル払出し装置102(図2参照)によるメダルの払出し等が行われる。また、メイン制御手段60aは、ストップスイッチ42が操作された旨の信号を受信すると、その情報をサブ制御手段60bに送信する。
このように、メイン制御手段60aは、各モータ32の駆動制御による各リール31の回転及び停止、役の抽選、入賞時の払出し等といった遊技の進行を制御するとともに、各種の情報をサブ制御手段60bに送信する。そのため、メイン制御手段60aは、役抽選手段61、役抽選テーブル62、リール制御手段63、停止位置決定テーブル64、停止図柄判別手段65、払出し手段66、特別遊技制御手段67、及び情報送信手段68を備えている。
ここで、役抽選手段61は、役の抽選を行うものであり、本実施形態のスロットマシン10における役の種類には、特別役(BB及びRB)、小役、リプレイ等が設けられている。なお、BB(ビックボーナス)は、特別役に相当する役の1つであって、特別遊技の1つに相当するBB遊技に移行させる役である。また、RB(レギュラーボーナス)もBBと同様に特別役に相当する役の1つであって、特別遊技の1つに相当するRB遊技に移行させる役である。さらにまた、小役とは、予め定められた数のメダルが払い出される役である。さらに、リプレイとは、再遊技役であって、メダルが自動投入され、次遊技(再遊技)が行える役である。
役抽選テーブル62は、抽選される役の種類と各役の当選確率とを定めたものである。そして、遊技状態(通常遊技の非内部中、通常遊技の内部中、特別遊技中)ごとに、特有の役抽選テーブル62が設けられており、各役抽選テーブル62は、それぞれ所定の範囲の抽選領域を有し、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられているとともに、抽選される役が予め設定された当選確率となるように所定の割合に設定されている。
リール制御手段63は、先ず、スタートスイッチ41が操作されたときに、各モータ32を駆動制御して、全て(3つ)のリール31の回転を開始するように制御するものである。また、リール制御手段63は、ストップスイッチ42が操作されたときのタイミングに基づいて、後述する停止位置決定テーブル64を参照し、そのストップスイッチ42に対応するリール31の停止位置を決定するとともに、モータ32を駆動制御して、その決定した位置にそのリール31を停止させるように制御するものである。
停止位置決定テーブル64は、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置とから、リール31の図柄の停止位置(リール31の停止時における有効ライン上の図柄)を定めたものである。そのため、リール制御手段63は、停止位置決定テーブル64を用いて、役に当選した遊技では、リール31の停止制御の範囲内において、当選役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するようにリール31を停止制御するとともに、当選役以外の役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないようにリール31を停止制御する。
停止図柄判別手段65は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判別するものである。この停止図柄判別手段65は、例えば、各モータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判別する。
払出し手段66は、停止図柄判別手段65により、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致すると判別され、その役の入賞となったときに、その入賞役に応じた所定枚数のメダルを遊技者に対して払い出すか、又はクレジットの加算等の処理を行うものである。なお、リプレイの入賞時は、メダルを払い出すことなく、当該遊技で投入されたメダル枚数を自動投入するように制御する。
特別遊技制御手段67は、特別遊技(BB遊技及びRB遊技)の開始(通常遊技から特別遊技への移行)、特別遊技中の遊技の進行、及び特別遊技の終了(特別遊技から通常遊技への移行)等を制御するものである。すなわち、特別遊技制御手段67は、BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、通常遊技からBB遊技に移行させ、RBに対応する特定の図柄の組合せが有効ラインに停止したときには、通常遊技からRB遊技に移行させる。
情報送信手段68は、毎遊技ごとに、ベットスイッチ40が操作された旨の情報(メダルの投入に係る情報)、スタートスイッチ41が操作された旨の情報、役抽選手段61による役の抽選結果の情報(当選役の情報)、ストップスイッチ42が操作された旨の情報、各リール31の停止位置の情報、及び払い出されたメダルの枚数の情報等をサブ制御手段60bに送信するものである。
次に、サブ制御手段60bは、メイン制御手段60aから送信された情報を受信し、受信した情報に基づいて、役の当選の可能性を告知等する演出の出力を制御する。そのため、サブ制御手段60bは、情報受信手段71、演出パターン記憶手段72、演出パターン選択手段73、及び演出制御手段74を備えている。
ここで、情報受信手段71は、メイン制御手段60aの情報送信手段68から送信されてくる情報を受信するものである。すなわち、メダル投入口43(図1参照)からメダルが投入された旨の信号、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42が操作された旨の信号を受信することで、サブ制御手段60b側でこれらが操作等されたことを知ることができる。また、役の抽選結果、各リール31の停止位置、及び払い出されたメダル枚数等もサブ制御手段60b側で知ることができる。
演出パターン記憶手段72は、複数種類の演出パターンを記憶しているものである。この演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(例えば、スタートスイッチ41の操作時、各ストップスイッチ42の操作時に)、何に基づいて(例えば、役の抽選結果に基づいて)、どのような演出を出力するか(例えば、上部ランプ21a、サイドランプ21b、及びバックランプ21cをどのように点灯、点滅、又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、7セグメント表示器200にどのような数字を表示するか、その数字の変動時間の長さや発光色等をどうするか等)を定めたものであり、当選役に応じて複数種類が設けられている。
演出パターン選択手段73は、遊技ごとに、メイン制御手段60aの役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、演出パターン記憶手段72に記憶されている複数種類の演出パターンの中からいずれか1つの演出パターンを選択する。また、演出制御手段74は、演出パターン選択手段73によって選択された演出パターンに従い、所定のタイミングで演出の出力を制御する。すなわち、演出制御手段74は、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、遊技中における演出の出力を制御する。
このように、サブ制御手段60bは、メイン制御手段60aによる役の抽選結果等に基づいて、演出の出力を制御する。そして、停止した各リール31の図柄の組合せによって遊技結果が決定するまで(少なくとも1つのリール31の回転中)や、遊技結果が決定した後(全てのリール31の停止後)に、7セグメント表示器200は、サブ制御手段60bの演出制御手段74によって出力された3桁の数値を表示し、当該遊技又は当該遊技前の役の当選可能性がどの程度であるか等を報知する。
例えば、役の抽選結果が非当選の場合には、7セグメント表示器200に表示される数値の最終停止形が「123」、「668」等のぞろ目以外となったり、リプレイ当選時や小役当選時には、「000」となったりする。また、7セグメント表示器200の百の位、十の位、一の位と順に停止させていき、百の位と十の位とが停止した時点で同一目となったときは、リーチ演出を行う。そして、ボーナス非当選時には、ぞろ目とならないで停止するが、ボーナス当選時(内部中)は、ぞろ目で停止する。さらにまた、ぞろ目以外でも、100(点)が出ると大当たりとなる。なお、ボーナス(BB又はRB)遊技中は、7セグメント表示器200に遊技回数、入賞回数、獲得枚数等が表示される。
図4は、本実施形態のスロットマシン10における7セグメント表示器200の構成を示す分解斜視図である。
また、図5は、本実施形態のスロットマシン10における7セグメント表示器200の構成を示す分解背面図である。
図4及び図5に示すように、7セグメント表示器200は、フロントマスク部12(図1参照)に取り付けられるセグメントマスク210、セグメントマスク210の後面側に取り付けられる透明な保護パネル220、エスカッション230、及び0〜9の10種類の数字を3桁で表示可能な7セグユニット240によって構成されている。
ここで、セグメントマスク210は、フロントマスク部12(図1参照)と一体となってスロットマシン10の外観を構成するもので、中央部には、7セグユニット240に表示される3桁の数字を遊技者が視認できるように、表示窓211が開口している。また、表示窓211の両側には、スピーカ22(図5参照)が発する演出音等を外部に伝達できるように、一対の小窓212が開口している。さらにまた、図5に示すように、セグメントマスク210の後面側であって、表示窓211の上部中央及び各小窓212の外側には、エスカッション230を固定するための3つのエスカッション取付けネジ穴213が形成されている。
保護パネル220は、7セグユニット240の前面側を保護するための透明板であり、透明樹脂(アクリル樹脂等)やガラス等から形成され、エスカッション230によって支持される。そして、エスカッション230に支持された保護パネル220は、エスカッション230がセグメントマスク210の後面側に取り付けられると、セグメントマスク210に開口する表示窓211を塞ぐようになる。そのため、7セグユニット240に表示される3桁の数字を遊技者が視認できるようにしつつ、7セグユニット240の前面側が保護パネル220によって保護されることとなる。
エスカッション230は、保護パネル220、7セグユニット240、スピーカ22(図5参照)をセグメントマスク210に取り付けるための部材であり、セグメントマスク210の表示窓211に相対する中央部には、保護パネル220に対応する大きさの保護パネル取付け穴231が開口している。
また、保護パネル取付け穴231の両側であって、セグメントマスク210の2つの小窓212に対応する位置には、2つのスピーカ22を取り付けるためのスピーカ取付け穴232がそれぞれ開口している。そして、エスカッション230に取り付けられた各スピーカ22は、エスカッション230がセグメントマスク210の後面側に取り付けられると、セグメントマスク210の各小窓212を塞ぐようになる。
さらにまた、エスカッション230の上部中央及び各スピーカ取付け穴232の外側には、セグメントマスク210の3つのエスカッション取付けネジ穴213(図5参照)に対応して、3つのエスカッション取付け片233が形成されている。
さらに、エスカッション230の上部左右には、エスカッション230に7セグユニット240を取り付ける際の位置決めとなり、7セグユニット240の取付け作業性を向上させるための2つの7セグユニット位置決め片234と、7セグメント表示器200をフロントマスク部12(図1参照)の前面側から挿入してフロントマスク部12に取り付けるための2つの表示器取付け片235とが設けられている。
また、図4に示すように、エスカッション230の前面側であって、保護パネル取付け穴231の周囲には、保護パネル220を支持するための段差部236が形成されている。一方、図5に示すように、エスカッション230の後面側であって、保護パネル取付け穴231の左右両側には、7セグユニット240を固定するための4つの7セグユニット取付けネジ穴237が形成され、各スピーカ取付け穴232の周囲には、スピーカ22を固定するための4つのスピーカ取付けネジ穴238が形成されている。
7セグユニット240は、7セグメント表示器200の中核となるもので、7個のセグメント240a(図4参照)を一組として0〜9の10種類の数字を表示可能としたものであり、それを横3列に並べることにより、3桁の数字を遊技者に報知できるようになっている。そして、この7セグユニット240は、エスカッション230の後面側に取り付けられるように、左右両側に4つの7セグユニット取付け片241aが形成されている。
また、7セグユニット240の上部左右には、7セグユニットガイド241b(図4参照)がそれぞれ設けられている。この7セグユニットガイド241bは、7セグユニット240をエスカッション230に取り付ける際に、エスカッション230の2つの7セグユニット位置決め片234にそれぞれ載置されて位置決めとなるものである。そのため、7セグユニット240の取付け作業性が向上する。
さらにまた、7セグユニット240の周囲には、通気口形成部241c(図4参照)が設けられており、7セグユニット240がエスカッション230に取り付けられた際に、エスカッション230との間に一定の隙間が形成され、この隙間が通気口260(図13参照)となる。そのため、保護パネル220の後面側やセグメント240aの部分に結露が発生することがあっても、その結露が通気口260から蒸発するようになるので、効果的な結露対策となる。なお、図5に示すように、7セグユニット240の後面側には、サブ制御手段60b(図3参照)を構成するサブ制御基板248がサブ基板カバー249内に収容された状態で取り付けられている。
図6は、このような7セグメント表示器200における7セグユニット240の構成を示す分解斜視図である。
図6に示すように、7セグユニット240は、レンズハウス241、レンズ242、拡散シート243、リフレクタ244、7セグ表示基板245、7セグ表示基板カバー246、サブ基板ベース247、サブ制御基板248、サブ基板カバー249、及びカシメピン250によって構成されている。
ここで、レンズハウス241は、7セグユニット240のベースとなるもので、上述したように、左右両側に形成された4つの7セグユニット取付け片241aによってエスカッション230(図4参照)に取り付けられる。すなわち、レンズハウス241の前面側にエスカッション230が取り付けられることとなり、取付けの際には、レンズハウス241の上部左右に設けられた2つの7セグユニットガイド241bが位置決めとなる。そして、取り付けられた状態では、エスカッション230と、レンズハウス241の周囲に設けられた通気口形成部241cとの間に隙間が形成され、この隙間がレンズハウス241の通気口260(図13参照)となる。
また、レンズハウス241の中央部には、3つのレンズ242を挿入するためのレンズ挿入穴241dが横3列で並べられている。そして、各レンズ挿入穴241dは、7個の断片状の開口N1〜N7(図7参照)が8字形に配置されたものとなっており、レンズ挿入穴241dにレンズ242を挿入することで、セグメント240a(図4参照)が構成される。なお、各レンズ242の後面側には、発光ダイオード245a(本発明における発光部材に相当するもの)の光を透過しつつ拡散させるフィルム状の拡散シート243がそれぞれ配置され、各拡散シート243を介した各レンズ242の後面側には、発光ダイオード245aが発する光を各レンズ242に向けて導くためのリフレクタ244が配置される。
このように、レンズハウス241の各レンズ挿入穴241dに挿入された各レンズ242により、0〜9の10種類の数字を3桁で表示するための各セグメント240a(図4参照)が構成される。そして、各数字は、7セグ表示基板245に配置された発光ダイオード245aによって表示される。すなわち、発光ダイオード245aは、7セグ表示基板245の前面側で8字形に組み合わされ、各8字形が3つ並ぶように配置されている。そのため、発光ダイオード245aを表示する数字に合わせて発光させることにより、遊技者がその数字を視認できるようになる。なお、発光ダイオード245aは、2つをペアにして8字形に配置(中央の8字形の例)しても、1つずつ8字形に配置(左右の8字形の例)しても良い。また、赤・緑・青の3色を一組として8字形に配置しても良い。
この7セグ表示基板245は、7セグ表示基板カバー246内に収容される。すなわち、7セグ表示基板カバー246には、7セグ表示基板245の後面側に合わせた形状の収容部246aが形成されている。そして、レンズ242をレンズハウス241のレンズ挿入穴241dに挿入し、拡散シート243及びリフレクタ244を間に挟み込んだ状態で7セグ表示基板245をレンズハウス241に取り付けるとともに、収容部246aに7セグ表示基板245を収容するようにして7セグ表示基板カバー246をレンズハウス241の後面側に取り付ける。
また、7セグユニット240によってどのような数字を表示するか(各発光ダイオード245aをどの組合せで発光させるか)は、演出制御手段74(図3参照)となるサブ制御基板248によって制御される。そして、サブ制御基板248は、サブ基板ベース247とサブ基板カバー249との間に収容され、サブ基板ベース247の下部左右に設けられた2つの基板ベース取付け片247aにより、7セグ表示基板カバー246の後面側に取り付けられる。なお、サブ基板カバー249は、4つのカシメピン250によってかしめされ、サブ制御基板248を収容した状態で封印される。
次に、このような7セグユニット240を構成するレンズハウス241、レンズ242、リフレクタ244、及び7セグ表示基板カバー246の詳細について説明する。
図7は、7セグユニット240を構成するレンズハウス241を示す背面図及び斜視図である。
図7に示すように、レンズハウス241の左右両側には、4つの7セグユニット取付け片241aが形成され、上部左右には、2つの7セグユニットガイド241bが設けられている。
また、レンズハウス241の中央部には、7個の断片状の開口N1〜N7が8字形に配置されたレンズ挿入穴241dが横3列に形成されている。そして、レンズ242が入り込むレンズ挿入穴241dの各開口N1〜N7の間には、各開口N1〜N7同士の隣接領域の全長(開口N1と開口N5、開口N3と開口N7との間では、隣接領域の全長以上)にわたって光漏れ防止壁であるリブ241eが形成されており、近隣(隣接するセグメント240a(図4参照))への光漏れを防止している。なお、図7では、中央列のレンズ挿入穴241dの開口N4にレンズ242の一部(中央レンズ242aのみ)を挿入し、向かって右列のレンズ挿入穴241dの開口N1〜N7にレンズ242を全部(中央レンズ242a及び周辺レンズ242b)を挿入した状態を示している。
さらにまた、レンズハウス241の後面側には、リフレクタ244(図6参照)を間に挟んで7セグ表示基板245(図6参照)を取りつけるための6つの7セグ表示基板取付けネジ穴241fが形成されている。なお、レンズ242は、リフレクタ244及び7セグ表示基板245を取り付ける前に、レンズ挿入穴241dに挿入しておく。
図8は、7セグユニット240を構成するレンズ242を示す正面図である。
図8(a)に示すように、レンズ242は、1つの中央レンズ242aと6つの周辺レンズ242bとによって構成されている。そして、中央レンズ242a及び周辺レンズ242bは、それぞれが図7に示すレンズ挿入穴241dの開口N1〜N7に挿入され、セグメント240a(図4参照)となる。なお、図8(b)では、セグメント240aの1つ1つをセグメントS1〜S7として示す。
ここで、中央レンズ242aの上下には、図7に示すレンズ挿入穴241dの開口N4に挿入した際に中央レンズ242aを支持するための2つの支持片242cが設けられている。また、6つの周辺レンズ242bは、支持板242dによって支持(一体成形)されており、各周辺レンズ242bを一度に、図7に示すレンズ挿入穴241dの開口N1〜N3、N5〜N7に挿入できるようになっている。そのため、中央レンズ242a及び周辺レンズ242bの2分割構成となり、各周辺レンズ242bが1つずつ分割されている場合(中央レンズ242aと6つの周辺レンズ242bとの7分割構成)に比べ、部品点数が大幅に削減されるので、生産性が向上する。なお、支持板242dの中央部は、中央レンズ242aを配置するための開口部242eとなっている。
このように、レンズ242は、中央レンズ242a及び周辺レンズ242bによって構成され、開口部242eに中央レンズ242aを配置することにより、図8(b)に示すように、8字形となって0〜9の10種類の数字が表示可能となる。すなわち、中央レンズ242a及び周辺レンズ242bが図7に示すレンズ挿入穴241dの開口N1〜N7に挿入されて7個のセグメントS1〜S7を構成する。
したがって、例えば、発光ダイオード245a(図6参照)によってセグメントS1(周辺レンズ242b)、セグメントS3(周辺レンズ242b)、セグメントS4(中央レンズ242a)、及びセグメントS7(周辺レンズ242b)を発光させれば「4」が表示され、セグメントS2(周辺レンズ242b)、セグメントS3(周辺レンズ242b)、セグメントS4(中央レンズ242a)、セグメントS5(周辺レンズ242b)、及びセグメントS6(周辺レンズ242b)を発光させれば「2」が表示される。
また、各セグメントS1〜S7同士の間には、それぞれスリット242fが形成されるようになっているので、セグメントS1〜S7の一部を発光させた際に、隣接する他のセグメントS1〜S7への光漏れが防止される。そして、スリット242fは、各セグメントS1〜S7同士の間で、隣接する他のセグメントS1〜S7への光漏れを確実に防止できるように、各セグメントS1〜S7同士の隣接領域の全長(セグメントS1とセグメントS5、セグメントS3とセグメントS7との間では、隣接領域の全長以上)にわたって形成されており、スリット242fとリブ241eとによって一層確実に近隣への光漏れが防止されることとなる。
したがって、スリット242fが形成されていない場合には、表示された数字の視認性や美観性が隣接する他のセグメントS1〜S7からの光漏れによって損なわれてしまうが、スリット242fの存在によって各セグメントS1〜S7の間が遮光性を有することとなり、発光させていないセグメントS1〜S7に対する光漏れがなくなるので、表示された数字の視認性及び美観性が向上する。
さらに、中央レンズ242a及び周辺レンズ242bの表面には、レンズカットが施されているので、キラキラ感が出る。なお、中央レンズ242a及び周辺レンズ242bの表面を凹凸形状にしたり、スモークを入れる(光透過率を100%未満にする)ことにより、スリット242fによる遮光性を相乗的に高めることもできる。
図9は、7セグユニット240を構成するリフレクタ244を示す正面図である。
リフレクタ244は、発光ダイオード245a(図6参照)が発した光を対応するセグメントS1〜S7(図8(b)参照)に個別に導くものであり、透明樹脂(アクリル樹脂等)やガラス等からなるものである。そして、リフレクタ244は、図9に示すように、セグメントS1〜S7に対応して8字形に配置された反射面244aを有しており、各反射面244aは、8字形が横3列に並ぶようにしてリフレクタ本体244bに支持されている。このようなリフレクタ244は、リフレクタ本体244bの周囲に形成された4つのリフレクタ取付け穴244cにより、横3列に並べられたレンズ242(図6参照)の後面側に取り付けられる。
ここで、各反射面244aは、中央に開口する導光口244dの周囲の傾斜部244eによって形成されたものである。そして、傾斜部244eには、稜線244fが存在するが、この稜線244fは、目立たないようになされている。すなわち、反射面244a(傾斜部244e)は、稜線244fが目立たない微細な凹凸形状(本実施形態では、シボ加工が施されたシボ244g)に形成されている。
したがって、導光口244dから入る発光ダイオード245a(図6参照)の光がシボ244gによって散乱するので、従来は、微細な線が入って外観上好ましくなかった稜線244fが目立たなくなり、表示が鮮明になる結果、装飾性に優れたものとなる。なお、シボ加工は、表面の滑らかさを意図的に粗くする処理であり、微細な凹凸を有する金型を用いて成形する他、滑らかな成形品にショット等の細粒を衝突させて微細な凹凸を形成しても良い。
このように、リフレクタ244の反射面244a(傾斜部244e)は、稜線244fが目立たないようにシボ244gが形成されている。しかも、シボ244gによって拡散された光は、散乱光となってリフレクタ244の前方へ投光され、均一に面状発光する。すなわち、発光ダイオード245a(図6参照)が発した光がリフレクタ244によって散乱光となり、拡散シート243(図6参照)を介してレンズ242(図6参照)に到達するようになるので、稜線244fが目立たないだけでなく、各セグメントS1〜S7(図8(b)参照)がそれぞれ均一に全体的に発光するように見える。なお、シボ244gではなく、反射面244a(傾斜部244e)を曇りガラス状に形成することにより、稜線244fを目立たないようにすることもできる。
図10は、7セグユニット240を構成する7セグ表示基板カバー246を示す背面図である。
図10に示すように、7セグ表示基板カバー246は、7セグ表示基板245を収容するものであり、隅角部に形成された4つの基板カバー取付け穴246bによってレンズハウス241(図7参照)の後面側に取り付けられる。
また、7セグ表示基板カバー246の上下には、複数のスリット穴246cが開口している。このスリット穴246cは、7セグ表示基板245の結露対策及び発熱対策のために設けられたものであり、7セグ表示基板245に結露した水滴がスリット穴246cを通して蒸発するようにするとともに、抵抗245bの熱がスリット穴246cから逃げるようにしている。すなわち、発光ダイオード245a(図6参照)の周りであって、7セグ表示基板245の周囲には、複数の抵抗245bが実装されているが、この抵抗245bの熱が発光ダイオード245aの発光に悪影響を及ぼさないように、発光ダイオード245aから離した場所に抵抗245bを配置し、その熱がスリット穴246cを通して放熱されるようにしている。
さらにまた、7セグ表示基板カバー246は、内容量を減らして7セグ表示基板245の結露対策を施している。すなわち、7セグ表示基板245の凹凸に合わせて、背面部246dに対して一段凹ませた段差部246eを設けている。そのため、7セグ表示基板カバー246内に余分な空間がなくなり、結露が生じにくくなる。
さらに、7セグ表示基板カバー246には、7セグ表示基板245に接続される配線を引っ掛けておくための4つのフック246fが設けられている。このフック246fは、指が入りやすく形成されており、配線を指で簡単に引っ掛けられるようにすることで、組立て作業性の向上を図っている。なお、背面部246dには、サブ基板ベース247(図6参照)を取り付けるための2つのサブ基板ベース取付け穴246gが設けられている。
このように、7セグユニット240は、レンズハウス241、レンズ242、リフレクタ244、7セグ表示基板245、7セグ表示基板カバー246等によって構成され、7個のセグメントS1〜S7を一組として0〜9の10種類の数字を3桁で表示できる。すなわち、レンズハウス241には、8字形に配置された7個の断片状の開口N1〜N7からなるレンズ挿入穴241dが横3列で並べられ、各開口N1〜N7にレンズ242が挿入されてセグメントS1〜S7となる。
また、レンズ242の背後には、セグメントS1〜S7に対応して発光ダイオード245aが配置され、発光ダイオード245aが発した光がリフレクタ244によって対応するセグメントS1〜S7に個別に導かれる。そのため、発光ダイオード245aの発光により、3桁の数字が表示されるようになる。なお、7セグユニット240は、エスカッション230(図4参照)等の後面側に取り付けられ、7セグメント表示器200(図4参照)となる。
図11は、本実施形態のスロットマシン10における7セグメント表示器200を示す後面側の斜視図である。
また、図12は、本実施形態のスロットマシン10における7セグメント表示器200を示す上面図である。
図11及び図12に示すように、7セグメント表示器200は、セグメントマスク210の後面側にエスカッション230が取り付けられ、エスカッション230に、レンズハウス241、7セグ表示基板カバー246、サブ基板ベース247、サブ基板カバー249等によって構成される7セグユニット240(図4参照)が取り付けられたものである。なお、エスカッション230には、スピーカ22も取り付けられている。
ここで、エスカッション230は、エスカッション取付け片233により、ネジ251によってセグメントマスク210に固定され、スピーカ22は、ネジ252によってエスカッション230に固定される。
また、7セグ表示基板カバー246は、ネジ254によってレンズハウス241に固定され、サブ基板ベース247は、基板ベース取付け片247aにより、ネジ255によって7セグ表示基板カバー246に固定され、サブ基板カバー249は、カシメピン250によってサブ基板ベース247に固定される。なお、7セグ表示基板カバー246には、結露対策及び発熱対策のためのスリット穴246cと、配線を引っ掛けておくためのフック246fが設けらている。
さらにまた、レンズハウス241、7セグ表示基板カバー246、サブ基板ベース247、サブ基板カバー249等によって構成される7セグユニット240(図4参照)は、レンズハウス241に設けられた7セグユニット取付け片241aにより、ネジ253によってエスカッション230に固定される。そして、7セグユニット240の取付けの際には、レンズハウス241の7セグユニットガイド241bがエスカッション230の7セグユニット位置決め片234に載置されて位置決めとなる。そのため、7セグユニット240の取付け作業性が向上する。
さらに、このような7セグメント表示器200は、エスカッション230の表示器取付け片235により、フロントマスク部12(図1参照)の前面側から挿入するだけで簡単にフロントマスク部12に取り付けることができる。
図13は、本実施形態のスロットマシン10における7セグメント表示器200を示す断面図である。
図13に示すように、7セグメント表示器200は、セグメントマスク210、セグメントマスク210の後面側に取り付けられる透明な保護パネル220、保護パネル220を支持するエスカッション230、及び0〜9の10種類の数字を3桁で表示可能な7セグユニット240によって構成されている。
また、7セグユニット240は、レンズハウス241、レンズ242、拡散シート243、シボ加工が施された反射面244aを備えるリフレクタ244、発光ダイオード245aが実装された7セグ表示基板245、7セグ表示基板カバー246、サブ基板ベース247、サブ制御基板248、及びサブ基板カバー249によって構成されている。
このような7セグメント表示器200において、サブ制御基板248の制御によって発光ダイオード245aが発光すると、その光が反射面244aによって散乱光となってリフレクタ244の前方へ投光される。そして、拡散シート243によって拡散されてレンズ242に到達する。そのため、レンズ242は、均一に光るようになる。
また、7セグユニット240がエスカッション230に取り付けられると、レンズハウス241の周囲に設けられた通気口形成部241cにより、通気口260が形成される。すなわち、エスカッション230に設けられた突起部239とレンズハウス241の通気口形成部241cとの間に一定の隙間が形成され、この隙間が通気口260となり、レンズ242の表面側がレンズハウス241の外部に連通する。そのため、保護パネル220の後面側や7セグユニット240の前面側に結露が発生することがあっても、その結露が通気口260から蒸発するようになるので、効果的な結露対策となる。
さらにまた、通気口260は、リフレクタ244によってレンズ242に導かれた発光ダイオード245aの光をレンズハウス241の外部に漏らさない形状となっている。すなわち、通気口260は、レンズハウス241の通気口形成部241cとエスカッション230の突起部239とから構成されており、突起部239は、通気口形成部241cの内側に突出している。そのため、通気口260に向かう光が突起部239や通気口形成部241cによって遮光されることとなり、レンズハウス241の外部に光が漏れなくなっている。
さらに、7セグ表示基板245の後面側に結露が発生した場合には、7セグ表示基板カバー246に設けられたスリット穴246c(図10参照)から蒸発する。また、7セグ表示基板245が発する熱も、スリット穴246cを通して放熱される。そのため、7セグメント表示器200は、内部の結露対策及び発熱対策が施されたものとなっている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、例えば、以下のような種々の変形が可能である。
(1)本実施形態では、遊技機の1つとして、スロットマシン10に適用した例を示したが、これに限ることなく、弾球遊技機等に適用することもできる。
(2)本実施形態では、演出表示装置として、7個のセグメントが一組となって0〜9の10種類の数字が表示可能であり、それを3桁とした7セグメント表示器200を例として示したが、これに限ることなく、セグメントの数や組合せ、レンズハウスの開口の配置等を変え、アルファベット等の文字を表示できるようにした演出表示装置であっても良い。
(3)本実施形態では、1つの中央レンズ242aと7つの周辺レンズ242bとが別々に構成された2分割のレンズ242としているが、中央レンズ242a及び周辺レンズ242bが一体成形されたレンズを使用しても良い。そして、一体成形の1つのレンズを用いる場合には、隣接する他のセグメントS1〜S7への光漏れを防止するために、各セグメントS1〜S7同士の間に、それぞれスリットを形成しておく。
本実施形態のスロットマシンを示す前面側の正面図である。 図1中、スロットマシンのフロントマスク部を開放し、基体部の内部が見えるように図示した正面図である。 本実施形態のスロットマシンによる制御の概略を示すブロック図である。 本実施形態のスロットマシンにおける7セグメント表示器の構成を示す分解斜視図である。 本実施形態のスロットマシンにおける7セグメント表示器の構成を示す分解背面図である。 7セグメント表示器における7セグユニットの構成を示す分解斜視図である。 7セグユニットを構成するレンズハウスを示す背面図及び斜視図である。 7セグユニットを構成するレンズを示す正面図である。 7セグユニットを構成するリフレクタを示す正面図である。 7セグユニットを構成する7セグ表示基板カバーを示す背面図である。 本実施形態のスロットマシンにおける7セグメント表示器を示す後面側の斜視図である。 本実施形態のスロットマシンにおける7セグメント表示器を示す上面図である。 本実施形態のスロットマシンにおける7セグメント表示器を示す断面図である。
符号の説明
10 スロットマシン(遊技機)
11 基体部
12 フロントマスク部
13 透明窓
21a 上部ランプ
21b サイドランプ
21c バックランプ
22 スピーカ
30 図柄変動表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 メダル投入口
60 遊技制御手段
60a メイン制御手段
60b サブ制御手段
61 役抽選手段
62 役抽選テーブル
63 リール制御手段
64 停止位置決定テーブル
65 停止図柄判別手段
66 払出し手段
67 特別遊技制御手段
68 情報送信手段
71 情報受信手段
72 演出パターン記憶手段
73 演出パターン選択手段
74 演出制御手段
101 電源ユニット
102 メダル払出し装置
103 リールベース
104 メイン制御基板
105 メイン基板ケース
200 7セグメント表示器(演出表示装置)
210 セグメントマスク
211 表示窓
212 小窓
213 エスカッション取付けネジ穴
220 保護パネル
230 エスカッション
231 保護パネル取付け穴
232 スピーカ取付け穴
233 エスカッション取付け片
234 7セグユニット位置決め片
235 表示器取付け片
236 段差部
237 7セグユニット取付けネジ穴
238 スピーカ取付けネジ穴
239 突起部
240 7セグユニット
240a セグメント
241 レンズハウス
241a 7セグユニット取付け片
241b 7セグユニットガイド
241c 通気口形成部
241d レンズ挿入穴
241e リブ(光漏れ防止壁)
242 レンズ
242a 中央レンズ
242b 周辺レンズ
242c 支持片
242d 支持板
242e 開口部
242f スリット
243 拡散シート
244 リフレクタ
244a 反射面
244b リフレクタ本体
244c リフレクタ取付け穴
244d 導光口
244e 傾斜部
244f 稜線
244g シボ
245 7セグ表示基板
245a 発光ダイオード(発光部材)
245b 抵抗
246 7セグ表示基板カバー
246a 収容部
246b 基板カバー取付け穴
246c スリット穴
246d 背面部
246e 段差部
246f フック
246g サブ基板ベース取付け穴
247 サブ基板ベース
247a 基板ベース取付け片
248 サブ制御基板
249 サブ基板カバー
250 カシメピン
251 ネジ
252 ネジ
253 ネジ
254 ネジ
255 ネジ
260 通気口
N1〜N7 開口
S1〜S7 セグメント

Claims (3)

  1. 複数のセグメントを一組として、少なくとも0〜9の10種類の数字を表示可能な演出表示装置であって、
    複数の断片状の開口からなるレンズ挿入穴を有するレンズハウスと、
    前記レンズハウスの前記開口に挿入されて前記セグメントを構成するレンズと、
    前記レンズの背後に前記セグメントに対応して配置された発光部材と、
    前記発光部材が発した光を対応する前記セグメントに個別に導く反射面を有するリフレクタと
    を備え、
    前記レンズハウスには、前記開口同士の間に、隣接する前記セグメントへの光漏れを防止する光漏れ防止壁が形成されている
    ことを特徴とする演出表示装置。
  2. 請求項1に記載の演出表示装置において、
    前記光漏れ防止壁は、前記開口同士の隣接領域の少なくとも全長にわたって形成されている
    ことを特徴とする演出表示装置。
  3. 複数のセグメントを一組として、少なくとも0〜9の10種類の数字を表示可能な演出表示装置を備える遊技機であって、
    前記演出表示装置は、
    複数の断片状の開口からなるレンズ挿入穴を有するレンズハウスと、
    前記レンズハウスの前記開口に挿入されて前記セグメントを構成するレンズと、
    前記レンズの背後に前記セグメントに対応して配置された発光部材と、
    前記発光部材が発した光を対応する前記セグメントに個別に導く反射面を有するリフレクタと
    を備え、
    前記レンズハウスには、前記開口同士の間に、隣接する前記セグメントへの光漏れを防止する光漏れ防止壁が形成されている
    ことを特徴とする遊技機。
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